JPH0630819Y2 - 役物タイル形成用の接合治具 - Google Patents

役物タイル形成用の接合治具

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JPH0630819Y2
JPH0630819Y2 JP1989087193U JP8719389U JPH0630819Y2 JP H0630819 Y2 JPH0630819 Y2 JP H0630819Y2 JP 1989087193 U JP1989087193 U JP 1989087193U JP 8719389 U JP8719389 U JP 8719389U JP H0630819 Y2 JPH0630819 Y2 JP H0630819Y2
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tile
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pressure body
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篤志 乾
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、役物タイルを形成する場合に用いる接合治具
に関するものである。
(従来の接合治具) 第4図は、従来の接合治具2を示す斜視図である。該接
合治具2は、平板状をした2枚のタイル1,1(二点鎖
線で示す)をへ字状に折曲した状態で接合して役物タイ
ルを形成する場合に、該タイル1,1各個の保持具とし
て用いるものであった。すなわち、該接合治具2の構造
は、基台3上に、長さの異なる計8本の丸棒4,4,…が立
設されたものであった。そして、該丸棒4の突端面は、
基台3の中央線部へ向かって下り勾配を有するように形
成されていた。このように、タイル1を支持するにあた
り複数本の丸棒4,4,…を用いていた理由は、タイル1に
は、殆どの場合、その製造に起因した平面方向の反りが
発生していたからであった。なお、従来の接合治具2に
は、上記の如き丸棒4が立設されたものの他に、傾斜し
た板面に複数個の弾性突起が配設されたようなもの(図
示省略)もあった。
このようにして成る接合治具2を用いて役物タイルを形
成するには、まず、各タイル1,1につき、その接合す
るようになる一辺部1a,1aを鋭角に仕上げ、この鋭角辺
部1a,1aを突き合わせるようにタイル1,1を丸棒4,4,
…上に載置する。そして、この突合せ部分へエポキシ樹
脂系などの接着剤を塗布して、その硬化を待つようにす
るものであった。
(考案が解決しようとする課題) 従来の接合治具2は、一辺が200mm程度又はそれ以下の
タイル1,1相互を接合するのには大変便利なものであ
った。ところが、この寸法を超えるようなタイル(例え
ば、一辺が300mm以上の大型のタイル)では、タイル1
が、その重量によって載置状態に滑りを生じるようにな
り、接着剤が硬化するまでの間に、突合せ状態にある鋭
角辺部1a,1a相互がピッタリと整合しなくなることがあ
った。そのため、得られた役物タイルは、その外隅面側
に、一方の鋭角辺部1aの突出した如き不格好なものとな
り、商品として市場へ流通させることはできないもので
あった。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、一辺が300mmに満たないようなタイルはもとより、3
00mmを超える大型のタイルに対しても、該タイル相互を
うまく接合して役物タイルを形成させることができるよ
うにした、新規な接合治具(以下、本案治具という)を
提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案治具の要旨とするところは、垂直状態に起立させた
平板状タイルの端面どうしを互いに交差角を持たせた状
態で突き合わせて接着保持することにより役物タイルを
形成するようにした接合治具において、各平板状タイル
を起立姿勢で受載する基台と、該基台上に立設される背
圧体及び押圧体とから成り、これら背圧体及び押圧体は
両者間にタイル挟持空間をおいて対向するように配置さ
れていると共に、平板状タイルのそれぞれの起立位置に
対して各平板状タイル両端側の縦辺部に対応して位置付
けられており、前記押圧体には前記背圧体へ向いて進退
可能なクランプ端が背圧体との間で各タイルの両端側を
それぞれ挟持すべく設けられている点にある。
(作用) タイルは、基台上にあって起立姿勢で載置されるように
なっている。そのため、タイルの荷重は、タイル相互を
突き合わせた接合対象部分へ集中するようなことはな
く、基台上で滑りを起こすようなことは決してない。ま
た、タイル各個は、押圧体により、対向関係におかれた
背圧体へ押し付けられることで固定されるものであるか
ら、タイルに対して滑り以外の外力が加わったとして
も、接着剤が硬化するまでの間に上記の如き突合せ部分
が位置ズレを起こすことはない。
(実施例) 以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次の通りである。
第1図は、本案治具を示す斜視図である。本案治具は、
基台5上に、背圧体6及び押圧体7が立設されて成る。
背圧体6と押圧体7とは、互いに対向関係におかれて一
対を成すように配置されたものであって、両者の対向相
互間には、タイルの肉厚寸法を収容でき得る挟持空間が
形成されるようになっている。そして、前記基台5上に
は、この対を成す背圧体6及び押圧体7が、全部で三対
配置されている。
前記背圧体6は、タイル1(二点鎖線で示す)を起立さ
せたときの高さ寸法に略々匹敵する高さを有したもので
ある。3本の背圧体6,6,6のうち、中央に配置されたも
のは、その上,下部に、タイル1用の支え板8,8が取
り付けられている。該支え板8は、2枚のタイル1,1
相互を折曲させる角度に開かれており、その正面に、ゴ
ムなどより成る凭れ掛片6a,6a,…が取着されている。一
方、この中央の背圧体6を除き、両側の2本の背圧体
6,6は、その正面がフラットであり、縦長の長方形状
に形成されている。そして、その長方形正面の上,下端
側に、やはりゴムなどより成る凭れ掛片6a,6a,…が取着
されている。これら3本の各背圧体6は、基台5の上面
に対して据え付けられるようになる座面部6bに、垂下片
6cが設けられている。該垂下片6cは、前記基台5の上面
に凹設されたスライド溝5aに対してぴったりと嵌入され
るようになっており、背圧体6が立設される場合の指向
性を拘束する。なお、基台5上に凹設されたスライド溝
5aは、タイル1,1が折曲状態に突き合わせられる場合
の折曲角度に対応するように凹設されている。
前記押圧体7は、タイル1を起立させたときの高さ寸法
に対して、その約半分程度の高さに相当した高さを有し
ている。従って、前記背圧体6と比べても約半分程度の
高さしか有しない。該押圧体7は、断面L字状をしたア
ングル材などを素材とした架台7aの頂上部に、クランプ
端12が進退可能に設けられて成るものである。第2図
は、押圧体7における架台7aの頂上部を示す側断面図で
あって、クランプ端12の進退状況を理解し易いように描
いてある。該クランプ端12は、ゴムなどによって形成さ
れた円錐台部の突端面に形成されている。該円錐台部
は、進退片9などを介してシャフト10に連結されてお
り、該シャフト10は、クランプケース13に嵌着された案
内ブシュ11によってその前後方向への摺動が保持される
ようになっている。また、前記シャフト10は、その後端
部がリンク14を介してクランプレバー15に接続されてお
り、該クランプレバー15は、前記クランプケース13に対
して支点15aを中心に回動する如く取り付けられてい
る。従って、該クランプレバー15を二点鎖線で示す如く
持上方向へ回動操作すると、リンク14によってシャフト
10が前方へ押し出され、クランプ端12は、タイル1を背
圧体(第1図参照)へ押圧するようになっている。前記
第1図に示した如く、このようにして成る押圧体7は、
基台5上に立設された背圧体6,6,6に対向するように、
全部で3本が立設されている。なお、中央配置になる押
圧体7は、2枚のタイル1,1相互を折曲させる角度に
対応するように三角形状をした進退片9を備えており、
該進退片9におけるそれぞれの斜面に、クランプ端12,1
2が取り付けられている。
ところで、第2図によって明らかな如く、前記クランプ
レバー15を押し下げ操作してクランプ端12を後退させた
場合であっても、該クランプ端12とタイル1との間に
は、限られた範囲での狭い隙間が生じるだけである。そ
のため、タイル1を基台5上へセットしたり又は降ろし
たりするのが多少困難になるおそれがある。そこで本実
施例では、第3図に示す如く、クランプケース13が、押
圧体7の架台7aに対して反転できるように取り付けてあ
る。すなわち、クランプケース13と架台7aとは、ヒンジ
部16(第1図も併せて参照のこと)によって接続するよ
うにした。このようにすることにより、押圧体7と背圧
体6との間には広い空間を形成させることができるよう
になり、タイル1の出し入れ時に、タイル1や押圧体7
又は背圧体6を破損することがない。
3本の押圧体7,7,7において、基台5に対する固定は、
ボルト締めなどの適宜構造(図示省略)によって行われ
る。なお、前記背圧体6,6,6の場合と同様に、基台5の
上面に、押圧体7,7,7用のスライド溝をも凹設するよう
にしておいてもよい。その場合、一辺長さが200mm以下
の小さなタイルから300mm以上の大きなタイルまで、そ
の縦辺部を狙った任意の位置付けが簡単に調節できるこ
ととなる。
本案治具を用いてタイル1,1を接合するには、まず、
各タイル1,1につき、その接合するようになる一辺部
1a,1aを鋭角に仕上げておき、作業台などの平面板上
で、この鋭角辺部1a,1a相互が上向きとなって突き合わ
されるように、両タイル1,1を平面置きする。そし
て、突合せ状態にある鋭角辺部1a,1a相互に跨るように
紙テープなどを貼着する。続いて、両タイル1,1を表
裏反転させ、鋭角辺部1a,1a相互間に形成された三角溝
部へ樹脂系接着剤を塗布する。次に、この双方のタイル
1,1を本案治具の基台5上へ起立姿勢で載置し、各背
圧体6,6,6へ当てがう。この状態で、各タイル1,1は
所定の交差角度に折曲されるようになる。そして、各押
圧体7,7,7において、その各クランプケース13,13,13を
セット状態にした後、それぞれのクランプレバー15,15,
15を操作してクランプ端12をタイル1,1へ押し付ける
ようにし、そのまま、接着剤の硬化を待つ。なお、この
とき、タイル1,1の保持状態にある本案治具を乾燥炉
などへ搬入して強制乾燥を行うと、接着剤の垂れなども
防止されて奇麗な仕上がりを期待することができる。乾
燥条件としては、約80℃中に40分間程度置くことで充分
であった。
(別態様の検討) 上記実施例では、押圧体7の高さを背圧体6の約半分程
度のものとしたが、これは、タイル1をその肉厚方向に
挟持するにあたり、表裏3点での支持で充分であると判
断したからである。しかし、押圧体7の高さを背圧体6
と同じ高さにし、タイル1をその表裏4点又はそれ以上
で支持するようにしてもよい。また、押圧体7における
クランプ端12の進退構造は、上記実施例のものに限ら
ず、円板カムを利用したものや、単純な梃構造を利用し
たもの(いずれも図示省略)などに置換することができ
る。更に、タイル1,1相互を接合する場合に、両者間
へ設ける折曲角度は、鋭角的なものから鈍角的なものま
で任意に変更可能なものであり、三枚のタイルを用いて
コ字状に接合させるような場合にも本案治具を適応させ
ることができる。このように、本案治具の構成及び形状
は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る役物タイル
形成用の接合治具によれば、一辺長さが300mmを超える
ような大型のタイル相互を接合する場合にも、該タイル
相互を保持することができるようになった。勿論、この
大型のタイルであっても、その接合対象の辺部がズレを
起こすようなことはなく、ピッタリと整合するものであ
る。すなわち、本案治具を用いれば、商品として市場へ
流通させられないようなものが製出されることはないの
で、接合ズレを要因とした歩留り率の低下は、皆無とな
るものである等、幾多の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案治具を示す斜視図、第2図はクランプ端の
進退状況を説明する押圧体の側断面図、第3図はタイル
の出し入れ状況を説明する押圧体の側断面図、第4図は
従来の接合治具を示す斜視図である。 5……基台、6……背圧体 6a……凭れ掛片、7……押圧体 12……クランプ端、15……クランプレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直状態に起立させた平板状タイルの端面
    どうしを互いに交差角を持たせた状態で突き合わせて接
    着保持することにより役物タイルを形成するようにした
    接合治具において、各平板状タイルを起立姿勢で受載す
    る基台と、該基台上に立設される背圧体及び押圧体とか
    ら成り、これら背圧体及び押圧体は両者間にタイル挟持
    空間をおいて対向するように配置されていると共に、平
    板状タイルのそれぞれの起立位置に対して各平板状タイ
    ル両端側の縦辺部に対応して位置付けられており、前記
    押圧体には前記背圧体へ向いて進退可能なクランプ端が
    背圧体との間で各タイルの両端側をそれぞれ挟持すべく
    設けられていることを特徴とする役物タイル形成用の接
    合治具。
JP1989087193U 1989-07-25 1989-07-25 役物タイル形成用の接合治具 Expired - Lifetime JPH0630819Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4507539B2 (ja) * 2003-09-09 2010-07-21 パナソニック株式会社 穿刺針廃棄器具
JP4831227B2 (ja) * 2009-10-30 2011-12-07 パナソニック株式会社 穿刺針廃棄器具

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