JPH0630820Y2 - 無機質吸音体 - Google Patents
無機質吸音体Info
- Publication number
- JPH0630820Y2 JPH0630820Y2 JP3064188U JP3064188U JPH0630820Y2 JP H0630820 Y2 JPH0630820 Y2 JP H0630820Y2 JP 3064188 U JP3064188 U JP 3064188U JP 3064188 U JP3064188 U JP 3064188U JP H0630820 Y2 JPH0630820 Y2 JP H0630820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic
- aggregate
- sound absorber
- sound absorbing
- ash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、吸音材として用いられる無機質吸音体の改良
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来、無機質吸音体としては第3図で示すように微粒状
の珪砂や花こう岩等の単固粒1,1…を骨材とし、その
骨材を適宜なバインダー2で結合し、空隙3を残存させ
ることによりポーラスな板体として焼結形成したものが
知られている。
の珪砂や花こう岩等の単固粒1,1…を骨材とし、その
骨材を適宜なバインダー2で結合し、空隙3を残存させ
ることによりポーラスな板体として焼結形成したものが
知られている。
然し、この既存する無機質吸音体では高比重のものであ
るため、重量が重くしかも容易に切断できず、吸音材と
しては取扱いに不便なのが実情である。
るため、重量が重くしかも容易に切断できず、吸音材と
しては取扱いに不便なのが実情である。
考案が解決しようとする課題 本考案は、比較的低比重で所望の形状に容易に切断可能
な無機質吸音体を提供することを目的とする。
な無機質吸音体を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に係る無機質吸音体においては、石炭灰の微粉か
ら所望径に造粒した灰固粒を骨材とし、その骨材を無機
質バインダーで結合し、内部に連続した空隙を有する所
定厚みのポーラスな板体として焼結成形することにより
構成されている。
ら所望径に造粒した灰固粒を骨材とし、その骨材を無機
質バインダーで結合し、内部に連続した空隙を有する所
定厚みのポーラスな板体として焼結成形することにより
構成されている。
作用 この無機質吸音体では、骨材として石炭灰の微粉を所望
径に造粒した灰固粒が用いられているため、極めて比重
の軽いものになるばかりでなく、鋸等で容易に切断でき
て所望な形状の板材に簡単に成形することができる。ま
た、灰固粒を骨材とすることから粒度管理が容易で、吸
音体として重要な連続気孔を安定よく形成でき、流れ抵
抗を計測することにより吸音特性の管理も容易に行える
ものに形成することができる。
径に造粒した灰固粒が用いられているため、極めて比重
の軽いものになるばかりでなく、鋸等で容易に切断でき
て所望な形状の板材に簡単に成形することができる。ま
た、灰固粒を骨材とすることから粒度管理が容易で、吸
音体として重要な連続気孔を安定よく形成でき、流れ抵
抗を計測することにより吸音特性の管理も容易に行える
ものに形成することができる。
実施例 以下、第1,2図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
る。
この無機質吸音体は、第1図で示すように火力発電所等
からアッシュとして排出される石炭灰の微粉灰を原料と
し、その微粉灰に少量の水を添加して所望径の灰固粒に
造粒し、これを焼成して硬粒化した灰固粒を骨材10,
10…とすることにより板体として形成されている。
からアッシュとして排出される石炭灰の微粉灰を原料と
し、その微粉灰に少量の水を添加して所望径の灰固粒に
造粒し、これを焼成して硬粒化した灰固粒を骨材10,
10…とすることにより板体として形成されている。
その骨材10,10…は分級しまたは必要に応じて粉砕
分級し、これに珪酸ソーダ系の無機質バインダー11を
添加して混練した後所定量を型枠に充填し、例えば20
mm程度の所定厚みを有する板体として成形する。その板
体として成形後は1000℃程度で焼成焼結すると、珪
酸ソーダ系の無機質バインダー11が骨材10,10…
の周囲に付着して骨材10,10…を相互に結合すると
共に、内部に連続した空隙12,12…を残存させて硬
化することによりポーラスな所定厚みの無機質吸音体と
して形成できる。
分級し、これに珪酸ソーダ系の無機質バインダー11を
添加して混練した後所定量を型枠に充填し、例えば20
mm程度の所定厚みを有する板体として成形する。その板
体として成形後は1000℃程度で焼成焼結すると、珪
酸ソーダ系の無機質バインダー11が骨材10,10…
の周囲に付着して骨材10,10…を相互に結合すると
共に、内部に連続した空隙12,12…を残存させて硬
化することによりポーラスな所定厚みの無機質吸音体と
して形成できる。
この無機質吸音体では、骨材10,10…が石炭灰の固
粒状で無数の独立気泡を内部に保有するため、比重が
1:1程度と低いものになる。また、その骨材10,1
0…を珪酸ソーダ系の無機質バインダー11で結合し、
連続した空隙12,12…を内部に残存させるから軽く
て持運びや施工が手軽に行い得るものになり、鋸等で所
望形状に形成できることから加工し易いものになる。こ
れに加えて、各骨材10,10…が固粒状で隣接間に連
続した空隙12,12…を有するから良好な吸音特性を
発揮できる。また、全体が無機質材料で形成されている
ことから不燃性,耐火乃至は耐熱性も保有する。
粒状で無数の独立気泡を内部に保有するため、比重が
1:1程度と低いものになる。また、その骨材10,1
0…を珪酸ソーダ系の無機質バインダー11で結合し、
連続した空隙12,12…を内部に残存させるから軽く
て持運びや施工が手軽に行い得るものになり、鋸等で所
望形状に形成できることから加工し易いものになる。こ
れに加えて、各骨材10,10…が固粒状で隣接間に連
続した空隙12,12…を有するから良好な吸音特性を
発揮できる。また、全体が無機質材料で形成されている
ことから不燃性,耐火乃至は耐熱性も保有する。
因みに、粒度0.3mm〜1.5mm径の骨材を重量比で80%,
ガラスフリットを重量比で20%混合し、それに珪酸ソ
ーダ系の無機質バインダーを重量比で20%加えて混練
し、これを容積2×106mm3の型枠に2400gr重量
充填して20mm厚みに成形し、1000℃で2時間焼成
処理することにより厚み20mmのポーラスな無機質吸音
体を得た。
ガラスフリットを重量比で20%混合し、それに珪酸ソ
ーダ系の無機質バインダーを重量比で20%加えて混練
し、これを容積2×106mm3の型枠に2400gr重量
充填して20mm厚みに成形し、1000℃で2時間焼成
処理することにより厚み20mmのポーラスな無機質吸音
体を得た。
この無機質吸音体は、気孔率45,嵩み比重1.1,見掛
比重2.1,曲げ強度35kg/cm2を有し、第2図で示す吸
音特性を発揮するところから吸音材として用いるに極め
て好適なものであった。なお、第2図のグラフ中、白点
曲線は流れ抵抗3.3×104NS/m4の吸音特性を示し、黒
点曲線は流れ抵抗5.5×104NS/m4の吸音特性を示す。
比重2.1,曲げ強度35kg/cm2を有し、第2図で示す吸
音特性を発揮するところから吸音材として用いるに極め
て好適なものであった。なお、第2図のグラフ中、白点
曲線は流れ抵抗3.3×104NS/m4の吸音特性を示し、黒
点曲線は流れ抵抗5.5×104NS/m4の吸音特性を示す。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る無機質吸音体に依れば、極め
て軽量で切断可能に形成できると共に、吸音特性の更な
る向上も可能にするものである。
て軽量で切断可能に形成できると共に、吸音特性の更な
る向上も可能にするものである。
第1図は本考案に係る無機質吸音体の拡大部分断面図、
第2図は同吸音体の吸音特性を示すグラフ、第3図は従
来例に係る無機質吸音体の拡大部分断面図である。 10,10…:骨材、11:無機質バインダー、12,
12…:連続した空隙。
第2図は同吸音体の吸音特性を示すグラフ、第3図は従
来例に係る無機質吸音体の拡大部分断面図である。 10,10…:骨材、11:無機質バインダー、12,
12…:連続した空隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂井 親義 東京都千代田区内幸町1丁目3番6号 日 窒工業株式会社内 (72)考案者 渡辺 政喜 東京都千代田区内幸町1丁目3番6号 日 窒工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−69262(JP,A) 特開 昭57−135762(JP,A) 特開 昭62−17084(JP,A) 特開 昭62−21771(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】石炭灰の微粉から所望径に造粒した灰固粒
を骨材(10,10…)とし、その骨材(10,10
…)を無機質バインダー(11)で結合し、内部に連続
した空隙(12,12…)を有する所定厚みのポーラス
な板体として焼結成形してなることを特徴とする無機質
吸音体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064188U JPH0630820Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 無機質吸音体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064188U JPH0630820Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 無機質吸音体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01136144U JPH01136144U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0630820Y2 true JPH0630820Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31255880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3064188U Expired - Lifetime JPH0630820Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 無機質吸音体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630820Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP3064188U patent/JPH0630820Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01136144U (ja) | 1989-09-18 |
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