JPH0630956Y2 - シールド掘進機のグラウト注入装置 - Google Patents
シールド掘進機のグラウト注入装置Info
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- JPH0630956Y2 JPH0630956Y2 JP1988157490U JP15749088U JPH0630956Y2 JP H0630956 Y2 JPH0630956 Y2 JP H0630956Y2 JP 1988157490 U JP1988157490 U JP 1988157490U JP 15749088 U JP15749088 U JP 15749088U JP H0630956 Y2 JPH0630956 Y2 JP H0630956Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、トンネルの施工に用いられるシールド掘進
機で、掘進機本体の後方のテールプレートにテールシー
ルを取り付けているとともに、テールプレートの後方の
テールボイド部に裏込材を注入するように構成されたシ
ールド掘進機のグラウト注入装置に関するものである。
機で、掘進機本体の後方のテールプレートにテールシー
ルを取り付けているとともに、テールプレートの後方の
テールボイド部に裏込材を注入するように構成されたシ
ールド掘進機のグラウト注入装置に関するものである。
[従来の技術] この種のシールド掘進機において、従来から、テールプ
レートの後方のテールボイド部にグラウトモルタルなど
の裏込材を自動的に、かつ連続的に供給する裏込材注入
装置を備えたものが知られている(たとえば、特公昭6
0−18799号公報、特開昭56−163399号公
報参照)。
レートの後方のテールボイド部にグラウトモルタルなど
の裏込材を自動的に、かつ連続的に供給する裏込材注入
装置を備えたものが知られている(たとえば、特公昭6
0−18799号公報、特開昭56−163399号公
報参照)。
上記のように、掘進と同時にテールボイド部に裏込材を
供給することにより、テールボイド部からセグメント内
の坑内やシールド掘進機本体内への泥水の流入を防止で
きるとともに、セグメントをトンネルに支持させること
ができる。
供給することにより、テールボイド部からセグメント内
の坑内やシールド掘進機本体内への泥水の流入を防止で
きるとともに、セグメントをトンネルに支持させること
ができる。
一方、テールプレートに取り付けられたテールシール
は、テールプレートとその内側のセグメントとの間の間
隙を止水するものである。このテールシールによる止水
効果を長期間にわたり維持するとともに、テールシール
自体の寿命を延ばすために、テールシール間の間隙にグ
リスを注入することも重要である。
は、テールプレートとその内側のセグメントとの間の間
隙を止水するものである。このテールシールによる止水
効果を長期間にわたり維持するとともに、テールシール
自体の寿命を延ばすために、テールシール間の間隙にグ
リスを注入することも重要である。
従来、このようなグリスの注入手段として、セグメント
に径方向に貫通する孔をあけておき、セグメントの内側
からその孔を通じてグリスを注入することも知られてい
た。
に径方向に貫通する孔をあけておき、セグメントの内側
からその孔を通じてグリスを注入することも知られてい
た。
[考案が解決しようとする課題] 上記先行技術の裏込材注入装置を備えたシールド掘進機
では、掘削速度の変化やトンネルの外周の地山に空間が
できたり、地山の崩れなどによるテールボイド部の空隙
体積が変化した場合、テールボイド部の圧力が変化す
る。これに対し、グリスはセグメントに形成した貫通孔
から注入されているので、その貫通孔がテールシールに
より閉塞されることがあり、そのため、注入がバツチ処
理となり、連続注入が難しい。したがつて、テールシー
ル間のグリス圧力が低くなることがある。その結果、テ
ールボイド部の圧力がテールシール間のグリス圧力より
も著しく大きくなつて、テールボイド部に最も近い最後
部のテールシールが大きな圧力差によつて反転したり、
破損する可能性がある。
では、掘削速度の変化やトンネルの外周の地山に空間が
できたり、地山の崩れなどによるテールボイド部の空隙
体積が変化した場合、テールボイド部の圧力が変化す
る。これに対し、グリスはセグメントに形成した貫通孔
から注入されているので、その貫通孔がテールシールに
より閉塞されることがあり、そのため、注入がバツチ処
理となり、連続注入が難しい。したがつて、テールシー
ル間のグリス圧力が低くなることがある。その結果、テ
ールボイド部の圧力がテールシール間のグリス圧力より
も著しく大きくなつて、テールボイド部に最も近い最後
部のテールシールが大きな圧力差によつて反転したり、
破損する可能性がある。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、グリスを
連続的に注入するとともに、常に裏込材の圧力よりもテ
ールシール間の圧力を高くして、テールシールの反転や
破損を防止することができるシールド掘進機のグラウト
注入装置を提供することを目的とする。
連続的に注入するとともに、常に裏込材の圧力よりもテ
ールシール間の圧力を高くして、テールシールの反転や
破損を防止することができるシールド掘進機のグラウト
注入装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案に係るシールド掘
進機本体内から環状のテールプレートに沿って後方に延
び、テールプレートの後方のテールボイド部に裏込材を
注入する裏込材用通路と、上記シールド掘進機本体内か
ら上記テールプレートに沿って後方に延び、テールプレ
ートに取り付けられたテールシール間の間隙にグリスを
注入するグリス用通路と、上記両通路にそれぞれ裏込材
およびグリスを供給する裏込材用ポンプおよびグリス用
ポンプと、これら両ポンプによる吐出量を調節する調節
装置と、上記テールボイド部の圧力を検知する圧力検知
器と、上記グリス圧力を検知する圧力検知器と、これら
両圧力検知器による検知圧力をそれぞれ受けて、グリス
圧力がテールボイド部の圧力よりも常に設定値だけ高い
圧力に保持されるように上記調節装置を介して上記両ポ
ンプの吐出量を自動調節する制御装置とを備えているも
のである。
進機本体内から環状のテールプレートに沿って後方に延
び、テールプレートの後方のテールボイド部に裏込材を
注入する裏込材用通路と、上記シールド掘進機本体内か
ら上記テールプレートに沿って後方に延び、テールプレ
ートに取り付けられたテールシール間の間隙にグリスを
注入するグリス用通路と、上記両通路にそれぞれ裏込材
およびグリスを供給する裏込材用ポンプおよびグリス用
ポンプと、これら両ポンプによる吐出量を調節する調節
装置と、上記テールボイド部の圧力を検知する圧力検知
器と、上記グリス圧力を検知する圧力検知器と、これら
両圧力検知器による検知圧力をそれぞれ受けて、グリス
圧力がテールボイド部の圧力よりも常に設定値だけ高い
圧力に保持されるように上記調節装置を介して上記両ポ
ンプの吐出量を自動調節する制御装置とを備えているも
のである。
この考案によれば、環状のテールプレートに沿って後方
に延びる状態で裏込材通路およびグリス用通路を配設し
たので、裏込材およびグリスをともに連続的に注入する
ことが可能である。また、テールボイド部の圧力が地山
の崩れなどによって変化した場合は、そのテールボイド
部の圧力検知器からの検知信号が制御装置に入力され、
この制御装置の出力信号により調節装置を介して裏込材
用ポンプの吐出量が自動調節されてテールボイド部の圧
力が設定値に制御され、裏込材が過不足なくテールボイ
ド部に注入される。このとき、グリス圧力を検知する圧
力検知器からの検知信号も上記制御装置に入力されてお
り、テールボイド部における制御圧力よりも常に設定値
だけ高い圧力に保持されるように、上記調節装置を介し
てグリス用ポンプの吐出量も自動調節されることにな
る。したがって、テールボイド部の圧力よりもテールシ
ール間の圧力が常に設定値だけ高く保たれて、テールシ
ールの反転や破損を確実を防止することができる。
に延びる状態で裏込材通路およびグリス用通路を配設し
たので、裏込材およびグリスをともに連続的に注入する
ことが可能である。また、テールボイド部の圧力が地山
の崩れなどによって変化した場合は、そのテールボイド
部の圧力検知器からの検知信号が制御装置に入力され、
この制御装置の出力信号により調節装置を介して裏込材
用ポンプの吐出量が自動調節されてテールボイド部の圧
力が設定値に制御され、裏込材が過不足なくテールボイ
ド部に注入される。このとき、グリス圧力を検知する圧
力検知器からの検知信号も上記制御装置に入力されてお
り、テールボイド部における制御圧力よりも常に設定値
だけ高い圧力に保持されるように、上記調節装置を介し
てグリス用ポンプの吐出量も自動調節されることにな
る。したがって、テールボイド部の圧力よりもテールシ
ール間の圧力が常に設定値だけ高く保たれて、テールシ
ールの反転や破損を確実を防止することができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係るシールド掘進機の概略縦断面図
を示し、同図において、1はシールドフレーム、2はカ
ツタ、3はカツタ室で、これらによりシールド掘進機本
体4が構成されている。このシールド掘進機本体4は、
カツタ2によりトンネルを掘削し、その掘削土砂をカツ
タ室3内に取り込んだのち、スクリユウコンベヤ5で後
方へ搬送しつつ、前方Fへ進むものである。
を示し、同図において、1はシールドフレーム、2はカ
ツタ、3はカツタ室で、これらによりシールド掘進機本
体4が構成されている。このシールド掘進機本体4は、
カツタ2によりトンネルを掘削し、その掘削土砂をカツ
タ室3内に取り込んだのち、スクリユウコンベヤ5で後
方へ搬送しつつ、前方Fへ進むものである。
6は環状のテールプレートで、上記シールド掘進機本体
4のシールドフレーム1の後部に連設されている。7は
セグメント、8はテールボイド部で、上記テールプレー
ト6の後方Rで、上記セグメント7と地山9との間に生
じるものである。10a,10b,10c,10dは環
状のテールシールで、上記テールプレート6の内周にお
ける前後に適当間隔を隔てた4個所に取付けられ、その
後端部が上記セグメント7の外周面に弾接している。
4のシールドフレーム1の後部に連設されている。7は
セグメント、8はテールボイド部で、上記テールプレー
ト6の後方Rで、上記セグメント7と地山9との間に生
じるものである。10a,10b,10c,10dは環
状のテールシールで、上記テールプレート6の内周にお
ける前後に適当間隔を隔てた4個所に取付けられ、その
後端部が上記セグメント7の外周面に弾接している。
第2図はテールボイド部8および4個のテールシール1
0a,10b,10c,10dの前後間の間隙10A,
10B,10Cにそれぞれグウトモルタルなどの裏込材
およびびグリスを注入する装置を示す要部の拡大縦断面
図で、同図において、11は裏込材注入用パイプ(裏込
材用通路)で、円周方向にほぼ等角度ピツチで複数本配
置されている。これら複数本の裏込材注入用パイプ11
は、第1図のように、上記シールド掘進機本体4内から
上記テールプレート6に沿ってテールプレート6の後端
まで延び、その先端11aから上記テールボイド部8に
裏込材(グラウトモルタル)を注入する。
0a,10b,10c,10dの前後間の間隙10A,
10B,10Cにそれぞれグウトモルタルなどの裏込材
およびびグリスを注入する装置を示す要部の拡大縦断面
図で、同図において、11は裏込材注入用パイプ(裏込
材用通路)で、円周方向にほぼ等角度ピツチで複数本配
置されている。これら複数本の裏込材注入用パイプ11
は、第1図のように、上記シールド掘進機本体4内から
上記テールプレート6に沿ってテールプレート6の後端
まで延び、その先端11aから上記テールボイド部8に
裏込材(グラウトモルタル)を注入する。
12A,12B,12Cはグリス注入用パイプ(グリス
用通路)で、円周方向にほぼ等角度ピツチで、かつ上記
裏込材注入用パイプ11に対して円周方向に交互に配置
されている。これらグリス注入用パイプ12A,12
B,12Cは、第3図で概略的に示すように、長さが3
段階で各々同数本毎に区別され、かつこれら長さの異な
るパイプ12A,12B,12Cが上記裏込材注入用パ
イプ11を挟んで円周方向に交互に配置されている。ま
た、上記各グリス注入用パイプ12A,12B,12C
は上記裏込材注入用パイプ11と同様に、第1図および
第2図のように、シールド掘進機本体4内から上記テー
ルプレート6に沿って後方に延びている。そして、最も
短かいパイプ12Aがテールシール10a,10b間の
間隙10Aに、中間の長さのパイプ12Bがテールシー
ル10b,10c間の間隙10Bに、また最も長いパイ
プ12Cがテールシール10c,10d間の間隙10C
に開口し、それぞれグリスを注入する。
用通路)で、円周方向にほぼ等角度ピツチで、かつ上記
裏込材注入用パイプ11に対して円周方向に交互に配置
されている。これらグリス注入用パイプ12A,12
B,12Cは、第3図で概略的に示すように、長さが3
段階で各々同数本毎に区別され、かつこれら長さの異な
るパイプ12A,12B,12Cが上記裏込材注入用パ
イプ11を挟んで円周方向に交互に配置されている。ま
た、上記各グリス注入用パイプ12A,12B,12C
は上記裏込材注入用パイプ11と同様に、第1図および
第2図のように、シールド掘進機本体4内から上記テー
ルプレート6に沿って後方に延びている。そして、最も
短かいパイプ12Aがテールシール10a,10b間の
間隙10Aに、中間の長さのパイプ12Bがテールシー
ル10b,10c間の間隙10Bに、また最も長いパイ
プ12Cがテールシール10c,10d間の間隙10C
に開口し、それぞれグリスを注入する。
13は裏込材用ポンプで、供給管14および分岐ヘツダ
15を介して上記複数本の裏込材注入用パイプ11に接
続されている。16はグリス用ポンプで、供給管17お
よび分岐ヘツダ18を介して上記グリス注入用パイプ1
2A,12B,12Cに接続されている。
15を介して上記複数本の裏込材注入用パイプ11に接
続されている。16はグリス用ポンプで、供給管17お
よび分岐ヘツダ18を介して上記グリス注入用パイプ1
2A,12B,12Cに接続されている。
19および20はそれぞれ圧力検知器で、上記裏込材用
供給管14およびグリス用供給管17の途中に介装され
て、上記テールボイド部8およびグリス圧力を検知し、
それらの圧力信号P10およびP20を制御装置21に
送信する。
供給管14およびグリス用供給管17の途中に介装され
て、上記テールボイド部8およびグリス圧力を検知し、
それらの圧力信号P10およびP20を制御装置21に
送信する。
第4図は上記制御装置21を含む圧力自動調節装置の概
略ブロツク図であり、同図において、22および23は
圧力設定器で、裏込材注入用パイプ11内およびグリス
注入用パイプ12A,12B,12C(第2図)内の圧
力をそれぞれP1およびP2に設定するもので、P1<
P2の関係に設定される。24および25は比較器で、
一方の比較器24は裏込材側の設定圧力P1と圧力検知
器19による検知圧力P10とを比較し、他方の比較器
25はグリス側の設定圧力P2と圧力検知器20による
検知圧力P20とを比較する。以上の圧力設定器22,
23および比較器24,25により上記制御装置21が
構成されている。
略ブロツク図であり、同図において、22および23は
圧力設定器で、裏込材注入用パイプ11内およびグリス
注入用パイプ12A,12B,12C(第2図)内の圧
力をそれぞれP1およびP2に設定するもので、P1<
P2の関係に設定される。24および25は比較器で、
一方の比較器24は裏込材側の設定圧力P1と圧力検知
器19による検知圧力P10とを比較し、他方の比較器
25はグリス側の設定圧力P2と圧力検知器20による
検知圧力P20とを比較する。以上の圧力設定器22,
23および比較器24,25により上記制御装置21が
構成されている。
26および27は上記ポンプ13および16を駆動する
可変速モータ、28および29は調整装置で、上記モー
タ26および27の回転速度を調節する、たとえば可変
抵抗器などが組込まれている。これら調節装置28およ
び29は、上記制御装置21における比較器24および
25からの出力信号にもとづいて、上記裏込材注入用パ
イプ11(第2図)内の圧力およびグリス注入用パイプ
12A,12B,12C(第2図)内の圧力が上記設定
圧力P1およびP2に維持されるように、モータ26お
よび27の回転速度を自動制御する。これにより、ポン
プ13および16の吐出量が上記したP1<P2の関係
を保つように調節される。
可変速モータ、28および29は調整装置で、上記モー
タ26および27の回転速度を調節する、たとえば可変
抵抗器などが組込まれている。これら調節装置28およ
び29は、上記制御装置21における比較器24および
25からの出力信号にもとづいて、上記裏込材注入用パ
イプ11(第2図)内の圧力およびグリス注入用パイプ
12A,12B,12C(第2図)内の圧力が上記設定
圧力P1およびP2に維持されるように、モータ26お
よび27の回転速度を自動制御する。これにより、ポン
プ13および16の吐出量が上記したP1<P2の関係
を保つように調節される。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
第1図のシールド掘進機本体4の掘進にともない、その
後方Rに形成されたトンネルの内側に沿ってセグメント
7が順次組立てられる。このようにして組立られたセグ
メント7の外周面には、4つのテールシール10a,1
0b,10c,10dが弾接しており、セグメント7の
外周面とテールプレート6との間に形成される間隙が止
水されている。
後方Rに形成されたトンネルの内側に沿ってセグメント
7が順次組立てられる。このようにして組立られたセグ
メント7の外周面には、4つのテールシール10a,1
0b,10c,10dが弾接しており、セグメント7の
外周面とテールプレート6との間に形成される間隙が止
水されている。
以上の状態での掘進作業時において、テールプレート6
の後方Rのテールボイド部8には、第2図のポンプ1
3、供給管14、分岐ヘツダ15および複数本の裏込材
注入用パイプ11を経てグラウトモルタルなどの裏込材
が連続的に注入される。同時に、4つのテールシール1
0a,10b,10c,10dの間の間隙10A,10
B,10Cには、ポンプ16、供給間17、ヘツダ18
および長さの異なるグリス注入用パイプ12A,12
B,12Cを経て、グリスがそれぞれ連続的に注入され
る。
の後方Rのテールボイド部8には、第2図のポンプ1
3、供給管14、分岐ヘツダ15および複数本の裏込材
注入用パイプ11を経てグラウトモルタルなどの裏込材
が連続的に注入される。同時に、4つのテールシール1
0a,10b,10c,10dの間の間隙10A,10
B,10Cには、ポンプ16、供給間17、ヘツダ18
および長さの異なるグリス注入用パイプ12A,12
B,12Cを経て、グリスがそれぞれ連続的に注入され
る。
ここで、推進速度の変化や地山の崩れなどによるテール
ボイド部8の空隙体積の減少により、テールボイド部8
の圧力が急激に上昇する場合がある。この場合、裏込材
用供給管14内の圧力も次第に上昇するが、圧力検知器
19により上記裏込材用供給管14内の圧力P10が検
知され、その検知圧力P10が制御装置21における第
4図の比較器24に入力される。ついで、比較器24に
おいて、設定器22から入力される設定圧力P1と上記
検知圧力P10とが比較される。そして、この比較器2
4からの出力信号(差信号)が調節装置28に入力され
てモータ26の回転速度、つまりはポンプ13の吐出量
が調節され、裏込材注入用パイプ11内の圧力およびテ
ールボイド部8の圧力が設定圧力P1に自動制御され
る。
ボイド部8の空隙体積の減少により、テールボイド部8
の圧力が急激に上昇する場合がある。この場合、裏込材
用供給管14内の圧力も次第に上昇するが、圧力検知器
19により上記裏込材用供給管14内の圧力P10が検
知され、その検知圧力P10が制御装置21における第
4図の比較器24に入力される。ついで、比較器24に
おいて、設定器22から入力される設定圧力P1と上記
検知圧力P10とが比較される。そして、この比較器2
4からの出力信号(差信号)が調節装置28に入力され
てモータ26の回転速度、つまりはポンプ13の吐出量
が調節され、裏込材注入用パイプ11内の圧力およびテ
ールボイド部8の圧力が設定圧力P1に自動制御され
る。
一方、グリス注入用パイプ12A,12B,12C内の
圧力は、圧力検知器20による検知圧力P20と設定器
23による設定圧力P2とを比較器25で比較するとと
もに、その出力信号により調節装置29を介してポンプ
16の吐出量を調節することで、設定圧力P2に自動制
御されている。
圧力は、圧力検知器20による検知圧力P20と設定器
23による設定圧力P2とを比較器25で比較するとと
もに、その出力信号により調節装置29を介してポンプ
16の吐出量を調節することで、設定圧力P2に自動制
御されている。
したがって、裏込材の注入圧力の設定値を高くして、注
入量の過不足を防止でき、また、テールボイド部に急激
な圧力上昇が生じても、上記したP1<P2の関係が保
たれるので、第2図のテールシール10dの反転、破損
を防止することができる。
入量の過不足を防止でき、また、テールボイド部に急激
な圧力上昇が生じても、上記したP1<P2の関係が保
たれるので、第2図のテールシール10dの反転、破損
を防止することができる。
なお、最も前方のテールシール10aが反転することは
ない。それは、各テールシール10a,10bの前後間
の間隙10Aの圧力が、上記のように、いつもほぼ所定
値に保たれており、設定圧力よりも大きくなることがな
いからである。また、上記前部のテールシール10aが
たとえ反転、破損しても、これらは掘進作業中でも交換
することができる。
ない。それは、各テールシール10a,10bの前後間
の間隙10Aの圧力が、上記のように、いつもほぼ所定
値に保たれており、設定圧力よりも大きくなることがな
いからである。また、上記前部のテールシール10aが
たとえ反転、破損しても、これらは掘進作業中でも交換
することができる。
第5図はこの考案の別の実施例による自動調節装置の概
略ブロツク図を示し、同図において、30は差動検出器
で、上記両圧力検知器19,20による検知圧力P1
0,P20をそれぞれ入力して実際の差圧ΔP30を演
算する。このとき、ポンプ13(第2図)による裏込材
の吐出量は一定にしている。31は差圧設定器で、裏込
材注入用パイプ11(第2図)内の圧力P1とグリス注
入用パイプ12A,12B,12C(第2図)内の圧力
P2との差圧ΔP3を設定する。32は比較器で、上記
差動検出器30で演算された実際の差圧ΔP30と上記
差圧設定器31による設定差圧ΔP3とを比較する。以
上の差動検出器30、差圧設定器31および比較器32
により制御装置21が構成されている。
略ブロツク図を示し、同図において、30は差動検出器
で、上記両圧力検知器19,20による検知圧力P1
0,P20をそれぞれ入力して実際の差圧ΔP30を演
算する。このとき、ポンプ13(第2図)による裏込材
の吐出量は一定にしている。31は差圧設定器で、裏込
材注入用パイプ11(第2図)内の圧力P1とグリス注
入用パイプ12A,12B,12C(第2図)内の圧力
P2との差圧ΔP3を設定する。32は比較器で、上記
差動検出器30で演算された実際の差圧ΔP30と上記
差圧設定器31による設定差圧ΔP3とを比較する。以
上の差動検出器30、差圧設定器31および比較器32
により制御装置21が構成されている。
この制御装置21における比較器32からの出力信号は
グリス用ポンプ16を駆動させる可変速モータ27の調
節装置29に入力されるようになつている。
グリス用ポンプ16を駆動させる可変速モータ27の調
節装置29に入力されるようになつている。
以上の第5図で示す構成の自動調節装置は、掘削速度の
変化などによりテールボイド部8(第2図)の圧力が変
化した場合、上記差動検出器30により演算される実際
の差圧ΔP30が変化し、この差圧ΔP30と設定差圧
ΔP3とを比較する比較器32からの出力信号にもとづ
いて、モータ27の回転速度を調節して、ポンプ16の
吐出量を調節する。これにより、差圧が設定値に保たれ
るので、テールシール10d(第2図)の反転、破損を
防止することができる。
変化などによりテールボイド部8(第2図)の圧力が変
化した場合、上記差動検出器30により演算される実際
の差圧ΔP30が変化し、この差圧ΔP30と設定差圧
ΔP3とを比較する比較器32からの出力信号にもとづ
いて、モータ27の回転速度を調節して、ポンプ16の
吐出量を調節する。これにより、差圧が設定値に保たれ
るので、テールシール10d(第2図)の反転、破損を
防止することができる。
なお、上記第5図の実施例は裏込材用ポンプ13(第2
図)の吐出量を一定にし、グリス用ポンプ16の吐出量
を調節することで、テールシール10d(第2図)の反
転、破損を防止するようにしたが、これとは反対にして
もよい。つまり、グリス用ポンプ16の吐出量を一定に
し、第6図のように、裏込材用ポンプ13の吐出量を調
節することで、テールシール10d(第2図)の反転、
破損を防止するようにしても、上記と同様の効果を奏す
る。
図)の吐出量を一定にし、グリス用ポンプ16の吐出量
を調節することで、テールシール10d(第2図)の反
転、破損を防止するようにしたが、これとは反対にして
もよい。つまり、グリス用ポンプ16の吐出量を一定に
し、第6図のように、裏込材用ポンプ13の吐出量を調
節することで、テールシール10d(第2図)の反転、
破損を防止するようにしても、上記と同様の効果を奏す
る。
また、第2図の供給管14および16の途中またはいず
れか1方の供給管14,16の途中に流量調整弁や圧力
調節弁を介装し、これを第4図の制御装置21の比較器
24および25または第5図の比較器32からの出力信
号により調節するようにしても、上記各実施例と同様の
効果を奏する。
れか1方の供給管14,16の途中に流量調整弁や圧力
調節弁を介装し、これを第4図の制御装置21の比較器
24および25または第5図の比較器32からの出力信
号により調節するようにしても、上記各実施例と同様の
効果を奏する。
また、圧力検知器19,20により、第2図のテールボ
イド部8およびテールシール間の間隙10Cの圧力を直
接に検知してもよい。
イド部8およびテールシール間の間隙10Cの圧力を直
接に検知してもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、環状のテールプレー
トに沿って後方に延びる状態で裏込材通路およびグリス
用通路を配設したので、裏込材およびグリスをともに連
続的に注入することができる。しかも、テールボイド部
の圧力が地山の崩れなどによって変化したとき、これに
対応して裏込材用ポンプの吐出量の自動調節によりテー
ルボイド部の圧力を設定値に制御して、裏込材を過不足
なくテールボイド部に注入することができ、かつ、この
とき、グリス用ポンプの吐出量も自動調節されてテール
ボイド部における制御圧力よりもテールシール間の圧力
を常に設定値だけ高い圧力に保持させることができるの
で、テールボイド部の圧力がテールシール間の圧力より
高くなって、テールシールが反転されたり、破損される
といった不良事態の発生を確実に防止することができる
という効果を奏する。
トに沿って後方に延びる状態で裏込材通路およびグリス
用通路を配設したので、裏込材およびグリスをともに連
続的に注入することができる。しかも、テールボイド部
の圧力が地山の崩れなどによって変化したとき、これに
対応して裏込材用ポンプの吐出量の自動調節によりテー
ルボイド部の圧力を設定値に制御して、裏込材を過不足
なくテールボイド部に注入することができ、かつ、この
とき、グリス用ポンプの吐出量も自動調節されてテール
ボイド部における制御圧力よりもテールシール間の圧力
を常に設定値だけ高い圧力に保持させることができるの
で、テールボイド部の圧力がテールシール間の圧力より
高くなって、テールシールが反転されたり、破損される
といった不良事態の発生を確実に防止することができる
という効果を奏する。
第1図はこの考案に係るシールド掘進機の概略縦断面
図、第2図は第1図の要部の拡大縦断面図、第3図は第
1図のIII−III線に沿つた概略断面図、第4図は自動調
節装置の概略ブロツク図、第5図はこの考案の他の実施
例を示す自動調節装置の概略ブロツク図、第6図はさら
に他の実施例を示す同ブロツク図である。 4……シールド掘進機本体、6……テールプレート、8
……テールボイド部、10a,10b,10c,10d
……テールシール、11……裏込材注入用パイプ(裏込
材用通路)、12A,12B,12C……グリス注入用
パイプ(グリス用通路)、13……裏込材用ポンプ、1
6……グリス用ポンプ、19,20……圧力検知器、2
1……制御装置、28,29……調節装置。
図、第2図は第1図の要部の拡大縦断面図、第3図は第
1図のIII−III線に沿つた概略断面図、第4図は自動調
節装置の概略ブロツク図、第5図はこの考案の他の実施
例を示す自動調節装置の概略ブロツク図、第6図はさら
に他の実施例を示す同ブロツク図である。 4……シールド掘進機本体、6……テールプレート、8
……テールボイド部、10a,10b,10c,10d
……テールシール、11……裏込材注入用パイプ(裏込
材用通路)、12A,12B,12C……グリス注入用
パイプ(グリス用通路)、13……裏込材用ポンプ、1
6……グリス用ポンプ、19,20……圧力検知器、2
1……制御装置、28,29……調節装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 保徳 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (56)参考文献 特開 昭63−176596(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】シールド掘進機本体内から環状のテールプ
レートに沿って後方に延び、テールプレートの後方のテ
ールボイド部に裏込材を注入する裏込材用通路と、上記
シールド掘進機本体内から上記テールプレートに沿って
後方に延び、テールプレートに取り付けられたテールシ
ール間の間隙にグリスを注入するグリス用通路と、上記
両通路にそれぞれ裏込材およびグリスを供給する裏込材
用ポンプおよびグリス用ポンプと、これら両ポンプによ
る吐出量を調節する調節装置と、上記テールボイド部の
圧力を検知する圧力検知器と、上記グリス圧力を検知す
る圧力検知器と、これら両圧力検知器による検知圧力を
それぞれ受けて、グリス圧力がテールボイド部の圧力よ
りも常に設定値だけ高い圧力に保持されるように上記調
節装置を介して上記両ポンプの吐出量を自動調節する制
御装置とを備えているシールド掘進機のグラウト注入装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988157490U JPH0630956Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | シールド掘進機のグラウト注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988157490U JPH0630956Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | シールド掘進機のグラウト注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0278694U JPH0278694U (ja) | 1990-06-18 |
| JPH0630956Y2 true JPH0630956Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31436980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988157490U Expired - Lifetime JPH0630956Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | シールド掘進機のグラウト注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630956Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118239A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Okumura Corp | シールド掘進機のテールシール方法およびシールド掘進機 |
| JP6628586B2 (ja) * | 2015-12-03 | 2020-01-08 | 大成建設株式会社 | 裏込め材浸入防止構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0141515Y2 (ja) * | 1988-04-25 | 1989-12-07 |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP1988157490U patent/JPH0630956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0278694U (ja) | 1990-06-18 |
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