JPH0631162Y2 - 小型エンジン - Google Patents

小型エンジン

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JPH0631162Y2
JPH0631162Y2 JP1990037931U JP3793190U JPH0631162Y2 JP H0631162 Y2 JPH0631162 Y2 JP H0631162Y2 JP 1990037931 U JP1990037931 U JP 1990037931U JP 3793190 U JP3793190 U JP 3793190U JP H0631162 Y2 JPH0631162 Y2 JP H0631162Y2
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JP
Japan
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heat
cylinder
starting fuel
guide plate
insulator
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JP1990037931U
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JPH03129756U (ja
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忠雄 八代醍
勝己 木下
正志 福内
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は始動用燃料を始動用燃料室からキャブレタに
供給することにより始動を容易にした小型エンジンに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、刈払機やチェーンソーなどに用いられる小型
エンジンでは、オートチョークを備えたものが知られて
いる(たとえば、特開昭64-66455号公報参照)。つま
り、この種の小型エンジンは、プライミングポンプの手
動操作で始動用燃料を始動用燃料室に予め蓄え、この始
動用燃料を始動時にキャブレタの吸気通路に供給するこ
とにより、過濃な混合気をシリンダに導入して、始動を
容易にしている。一方、エンジンの暖機時(30℃〜40℃
以上)に、始動用燃料を供給すると、点火プラグのかぶ
り現象を招き、始動性が低下する。そこで、上記先行技
術では、温度スイッチによりエンジンカバーの温度を感
知して、このエンジンカバーが設定温度以上になったと
きに、始動用燃料の供給を停止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記先行技術では、シリンダよりも温度上昇が
遥かに遅いエンジンカバーの温度を、温度スイッチが検
知している。そのため、シリンダ内の温度が上昇してい
るにも拘わらず、過濃な混合気がシリンダに供給される
ので、点火プラグのかぶり現象を今一つ防止できない。
そこで、感熱アクチュエータ(サーモ弁)を、直接シリ
ンダに取り付け、シリンダの昇温を検知してアクチュエ
ータの弁体によりキャブレタの始動用燃料通路を閉止す
る技術が提案されているが(実開昭60−72954
号)、この技術は、シリンダからキャブレタにまで延び
るアクチュエータを必要とするので、アクチュエータが
大型化する問題がある。
他方、キャブレタ側に感熱アクチュエータを取り付け、
このアクチュエータとシリンダの間をヒートパイプで連
結した技術も知られているが(実開昭56−10964
2号)、この技術では、ヒートパイプの両端をシリンダ
とアクチュエータとに取り付ける取付手段が別途必要に
なり、構造が複雑となる。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもので、始
動用燃料をキャブレタに供給する小型エンジンにおい
て、軽量かつ簡単な構造で、エンジンの暖機時に始動用
燃料の供給を迅速に停止させることができる小型エンジ
ンを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、まず、シリン
ダにおける吸気通路の近傍に導熱板が取り付けられ、こ
の導熱板に感熱部が接触している。この感熱部が設定温
度以上になったとき、アクチュエータが弁体を動作させ
て始動用燃料出口通路を閉止する。
上記導熱板は、シリンダの吸気フランジとインシュレー
タとの間に介挿されている。
〔作用〕
この考案によれば、シリンダに導熱板を取り付け、この
導熱板に感熱部が接触しているので、シリンダ内の温度
が上昇した際に、上記導熱板および感熱部が素早く昇温
する。また、シリンダにおける吸気通路の近傍に導熱板
を取り付けているので、導熱板がキャブレタの近傍に配
置されるから、弁体を閉止動作させるアクチュエータが
小型になるとともに、その構造が簡単になる。
特に、導熱板を吸気フランジとインシュレータとの間に
介挿したから、インシュレータを吸気フランジに締結す
る大きな締付力により、導熱板が吸気フランジに圧接さ
れるとともに、大きな面積を有する吸気フランジに合わ
せて導熱板を大きくすることができる。そのため、シリ
ンダから導熱板への熱伝導が迅速になる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図ないし第4図は第1の実施例を示す。
第1図において、エンジン下部の燃料タンク10の上方に
はリコイルスタータ11およびシュラウド12が設けられて
いる。シュラウド12は、図示しないシリンダを覆ってい
る。シュラウド12の左側には、つまり、シリンダの左側
には、エアクリーナ13およびキャブレタ14が配置されて
おり、一方、シュラウド12の右側にはマフラカバー15が
配置されている。
第2図は第1図のII−II線断面図である。第2図に示す
ように、キャブレタ14の前方には、アクチュエータホル
ダ16およびプライミングポンプPが固定されている。こ
のプライミングポンプPは、ゴム製でキャップ状に形成
されている。上記アクチュエータホルダ16には始動用燃
料室17が設けられている。
第3図に示すように、燃料タンク10には、吸気通路19の
脈動で燃料を吸い上げるダイヤフラム室18に連通してい
る。ダイヤフラム室18は、主燃料通路Fmを介してキャブ
レタ14のベンチュリ部19aに連通しているとともに、始
動用燃料通路Fsを介して上記始動用燃料室17に連通して
いる。
上記始動用燃料室17は、始動用燃料出口通路Feを介して
上記吸気通路19に連通しているとともに、燃料吸引通路
Fbを介して上記プライミングポンプP内に連通してい
る。上記始動用燃料室17には、エアを導入するエア通路
A1が開口している。上記プライミングポンプPは、リタ
ーン通路Frを介して燃料タンク10に連通している。
上記始動用燃料通路Fs、始動用燃料出口通路Fe、燃料吸
引通路Fb、リターン通路Frおよびエア通路A1には、それ
ぞれ、燃料FまたはエアA(第2図)が矢印方向にのみ
流れるのを許容する逆止弁Vが設けられている。上記始
動用燃料室17には、第2図に明示するように、始動用燃
料出口通路Feを開閉する弁体21が臨んでいる。
上記アクチュエータホルダ16には、上記弁体21を開閉動
作させるアクチュエータ20が装着されている。このアク
チュエータ20は、銅製の容器からなる感熱部22内に、そ
の開口部23から上記弁体21が挿入されているとともに、
上記感熱部22内にワックス(図示せず)が封入されてな
る。上記アクチュエータ20は、富士トムソン(株)のワ
ックスペレット(商品名)を用いたものの他、バイメタ
ルや形状記憶合金などを用いることができる。上記感熱
部22は、アクチュエータホルダ16から突出しており、導
熱板30に接触している。
上記導熱板30は、シリンダの吸気管40の吸気フランジ41
とインシュレータ42との間に挾持された取付部31と、こ
の取付部31から突出して露出する露出部32とからなる。
この露出部32は折り曲げられて、ばね性を若干有してお
り、上記感熱部22に当接している。上記導熱板30は、た
とえば銅やアルミなどの熱伝導率の高い金属の薄板(た
とえば0,3mm〜1,0mm)からなり、吸気フランジ41とイン
シュレータ42との間をシールしている。
上記インシュレータ42は、上記吸気フランジ41と上記キ
ャブレタ14のボディ43との間に設けられている。上記導
熱板30は、インシュレータ42と共に吸気フランジ41にボ
ルト44により共締めされている。上記インシュレータ42
には、第4図のボルト50により、第2図のキャブレタ14
のボディ43が締結されている。
なお、上記インシュレータ42には、吸気管40の吸気通路
45に連通する吸気通路46が設けられている。インシュレ
ータ42は、たとえば熱硬化性樹脂からなる。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
まず、プライミングポンプPを押すと、ポンプP内の負
圧により、第3図のダイヤフラム室18内の始動用燃料F
(第2図)が始動用燃料室17に導入される。始動用燃料
室17からオーバーフローした燃料は、プライミングポン
プPを経由して燃料タンク10に戻される。ついで、リコ
イルロープの引張操作により、エンジンを回転させる
と、ダイヤフラム室18および始動用燃料室17から、それ
ぞれ、主燃料通路Fmおよび始動用燃料出口通路Feを経由
して、主燃料および始動用燃料F(第2図)がキャブレ
タ14の吸気通路19に供給される。これにより、シリンダ
の温度が低い始動時には、過濃に混合気Mがシリンダに
導入されて始動が容易になる。
一方、エンジンが始動すると、第2図のシリンダの吸気
管40が昇温し、これに伴い、導熱板31および感熱部22も
昇温する。この感熱部22の温度が設定温度(たとえば30
℃〜40℃)以上になると、感熱部22内のワックスが膨張
して、アクチュエータ20の弁体21が始動用燃料室17内に
突出し、始動用燃料出口通路Feが閉止される。これによ
り、エンジンの暖機時には、始動用燃料Fが供給されな
いようになっている。
上記構成において、この考案は、エンジンの始動ととも
に素早く昇温するシリンダにおける吸気通路45の近傍に
導熱板30を取り付け、この導熱板30に感熱部22が接触し
ている。したがって、シリンダの温度に対する感熱部22
の感度が良いので、エンジンの暖機に伴い始動用燃料F
の供給を迅速に停止させることができる。
特に、導熱板30の取付部31が吸気フランジ41とインシュ
レータ42との間に介挿されている。そのため、インシュ
レータ42を吸気フランジ41に締結するボルト44の大きな
締結力によって、導熱板30が吸気フランジ41に圧接する
とともに、大きな面積を有する吸気フランジ41に合わせ
て導熱板30の取付部31の面積を大きくすることができ、
さらに、導熱板30における吸気フランジ41と反対側の側
面がインシュレータ42によって、断熱されている。した
がって、シリンダの昇温に伴う導熱板30の伝熱効果が向
上するので、暖機時に、始動用燃料Fの供給をより一層
迅速に停止させることができる。
また、この考案は、シリンダにおける吸気通路45の近傍
に導熱板30を取り付けたので、導熱板30がキャブレタ14
の近傍に配置される。そのため、始動用燃料Fの供給を
停止させるアクチュエータ20が小型で簡単な構造にな
る。したがって、小型エンジンが軽量かつ簡単な構造に
なる。
特に、導熱板30の取付部31がインシュレータ42と吸気フ
ランジ41との間に介挿されているから、導熱板30をイン
シュレータ42と共に、吸気フランジ41に共締めすること
ができる。そのため、別途、導熱板30の締付具を必要と
しないので、部品点数が少なくなる。
さらに、上記導熱板30が吸気フランジ41とインシュレー
タ42との間をシールするガスケットを兼ねているので、
より一層、部品点数が少なくなる。
なお、インシュレータ42と導熱板30との間に、別途、ガ
スケットを設けてもよい。
つぎに、上記実施例の変形例について説明する。第5図
の変形例は、導熱板30の露出部32に、大きな曲率で折り
曲げられた折曲部33が形成されて、導熱板30が大きなば
ね性を有している。一方、第6図の変形例は、導熱板30
の露出部32がN字状に折り曲げられて、導熱板30が大き
なばね性を有している。上記第5図または第6図の変形
例では、導熱板30が大きなばね性を有しているので、各
部品の寸法に誤差があっても、導熱板30を感熱部22に容
易に接触させることができる。また、導熱板30がばね性
を有しているので、導熱板30が感熱部22に圧接するか
ら、感熱部22への伝熱効果が向上する。
第7図の変形例では、インシュレータ42およびシュラウ
ド12に、それぞれ、導熱板30の露出部32の側面に当接す
る当接凸部42a,12aを設け、導熱板30の露出部32の位置
を規制して、導熱板30と感熱部22とが接触した状態を保
持している。
〔考案の効果〕
以上説明したように、請求項(1)の考案によれば、設定
温度以上になったときに始動用燃料の供給を停止させる
アクチュエータの感熱部が、シリンダにおける吸気通路
の近傍に取り付けた導熱板に接触しているので、感熱部
がシリンダの昇温を素早く感熱して、エンジンの暖機時
に始動用燃料の供給を迅速に停止させることができると
ともに、小型エンジンが軽量かつ小型になる。
さらに導熱板が吸気フランジとインシュレータとの間に
介挿されているので、シリンダから導熱板への熱伝導が
迅速になり、そのため、エンジンの暖機時に始動用燃料
の供給をより一層迅速に停止させることができる。ま
た、導熱板をインシュレータと共に吸気フランジに共締
めすることができるので、部品点数が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す小型エンジンの
正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は燃
料の供給系統を示す概略構成図、第4図は第2図のIV−
IV線断面図、第5図、第6図および第7図は各々第1の
実施例の変形例を示す要部の平面図である。 14……キャブレタ、17……始動用燃料室、19……吸気通
路、20……アクチュエータ、21……弁体、22……感熱
部、30……導熱板、41……吸気フランジ、42……インシ
ュレータ、45……吸気通路、F……始動用燃料、Fe……
始動用燃料出口通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−72954(JP,U) 実開 昭56−109642(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動用燃料を始動用燃料室から始動用燃料
    出口通路を経由してキャブレタの吸気通路に供給する小
    型エンジンであって、 シリンダにおける吸気通路の近傍に取り付けられた導熱
    板と、この導熱板に接触する感熱部を有し、この感熱部
    が設定温度以上になったときに弁体を動作させて上記始
    動用燃料出口通路を閉止するアクチュエータとを備え、 上記シリンダの吸気フランジとキャブレタとの間にイン
    シュレータが介挿され、このインシュレータと上記吸気
    フランジとの間に上記導熱板が介挿されている小型エン
    ジン。
JP1990037931U 1990-04-09 1990-04-09 小型エンジン Expired - Lifetime JPH0631162Y2 (ja)

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JP1990037931U JPH0631162Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 小型エンジン

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JP1990037931U JPH0631162Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 小型エンジン

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JPH03129756U JPH03129756U (ja) 1991-12-26
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JPS6072954U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 スズキ株式会社 冷機時における気化器の燃料調節装置

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