JPH06311763A - 静電モータ - Google Patents

静電モータ

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Publication number
JPH06311763A
JPH06311763A JP8834593A JP8834593A JPH06311763A JP H06311763 A JPH06311763 A JP H06311763A JP 8834593 A JP8834593 A JP 8834593A JP 8834593 A JP8834593 A JP 8834593A JP H06311763 A JPH06311763 A JP H06311763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
electrodes
electret
electrostatic
rotor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8834593A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Kasano
文宏 笠野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8834593A priority Critical patent/JPH06311763A/ja
Publication of JPH06311763A publication Critical patent/JPH06311763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】静電吸引力に加えて反発力を利用してトルクを
大きくした静電モータを提供するにある。 【構成】回転子1の隣合うエレクトレット4…は逆極性
に帯電しており、回転方向側に隣合うエレクトレット4
に対向する二つの電極5の内、回転方向の手前側にある
電極5の極性を反転させると、エレクトレット4は現在
対向していて極性を変えた電極5に対しては反発力が生
じ、また回転方向側の隣合うエレクトレット4に対向し
ていて極性を変えた電極5に対しては静電吸引力が働く
ことになる。従って回転子1は固定子2の各電極5の極
性を順次切り換えることにより静電吸引力と反発力によ
り大きなトルクを得て回転することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電力で動作する静電
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の静電モータを示しており、
この図示する静電モータは45°間隔で略放射状に突出
させた可動子1の電極と、可動子1の電極1aに対面す
る形で30°間隔で配置した固定子2の電極2aの一部
との間に電圧を印加し、両電極1a、2a間で働く静電
吸引力を利用して動作するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来例では、静電力が非常に小さいためモータのトル
クが小さいとう問題があった。本発明は上記の問題点に
鑑みて為されたもので、請求項1の発明の目的とすると
ころは静電吸引力に加えて反発力を利用してトルクを大
きくした静電モータを提供するにある。
【0004】請求項2の発明の目的とするところは、請
求項1の発明の目的に加えて簡単な製造プロセスで製作
できる静電モータを提供するにある。請求項3の発明の
目的とするところは請求項1又は2の発明の目的に加え
て小型に製作することができる静電モータを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、偶数個のエレクトレットを等
間隔に形成し、隣接し合っているエレクトレットを互い
に逆極性となるように帯電させた可動子と、各エレクト
レットの個数の倍数の電極をエレクトレットと対面する
ように等間隔に配置して各エレクトレットに夫々二つの
電極を対応させた固定子と、固定子の電極の極性を順次
切り換えて可動子を駆動させる駆動回路とから成るもの
である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記可動子及び固定子を、単結晶シリコンウェハー
をエッチング加工することにより作成したものである。
請求項3の発明は、上記駆動回路を上記固定子上に集積
化して設けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、可動子のエレクトレ
ットと、固定子の電極との間に生じる静電吸引力と反発
力との働きにより可動子を回転させることができ、静電
吸引力だけでなく反発力も利用できるため、大きなトル
クが得られる。請求項2の発明によれば、可動子及び固
定子を、単結晶シリコンウェハーをエッチング加工する
ことにより作成したものであるから、簡単な製造プロセ
スで製作できる。
【0008】請求項3の発明によれば、駆動回路を固定
子上に集積化して設けるため、駆動回路と固定子の製作
が同時にでき、しかも駆動回路を固定子に一体化できる
ため駆動回路を別体に設ける場合に比べて小型に製作す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は回転モータを構成する本発明の一実施例の
分解斜視図を示しており、円板状の可動子、つまり回転
子1は下面外周部に等間隔で4つのエレクトレット4…
を円周方向に設けるとともに、中央部下面を下方に向け
て膨出してこの膨出部を固定子2の中央の凹平面2aに
回転自在に嵌める。
【0010】固定子2は上記凹平面2aの外周部にエレ
クトリック4…の倍数の電極5…を円周方向に等間隔に
形成し、これら電極5…をエレクトリック4…に対面さ
せるもので、図2に示すように一つのエレクトレット4
に対して二つの電極5が対応する。尚エレクトレットの
数は2n(nは整数)で、固定子2の電極5の数が4n
であれば上記実施例に限定されない。
【0011】図3は本実施例の製造プロセスを示してお
り、同図(a)示すように固定子2の基板となる単結晶
シリコンウェハ10上に二酸化シリコン、多結晶シリコ
ン等を用いて絶縁層11及び固定子の電極5を形成し、
更に同図(b)に示すように後にエッチング加工により
除去する犠牲層12を電極5で囲まれた絶縁層11及び
電極5上に形成し、同図(c)に示すように電極5上に
位置する犠牲層12上にエレクトレット4を形成し、同
図(d)に示すようにエレクトレット4及び犠牲層12
上に回転子1を構成する多結晶シリコンの層13を形成
する。この際中央部には下層の犠牲層12を露出させ
る。この露出部の中心部を除いた犠牲層12及び回転子
1を形成する層上に犠牲層14を同図(e)に示すよう
に形成し、形成し、この後同図(f)に示すように上記
犠牲層12の中心部をエッチングにより除去して中心に
露出した絶縁層11から最上層の犠牲層14にかけて多
結晶シリコンによる軸受け15の層を中心部に形成す
る。この後エッチング加工により犠牲層12、14を同
図(g)に示すように除去すれば、中心に軸受け15を
立設した固定子2と、軸受け14を中心に凹平面2a内
回転自在に配置された回転子1とからなる静電モータが
得られるのである。
【0012】尚固定子2の単結晶シリコンウエハ10上
には駆動回路3を同時に一体に形成することにより、駆
動回路3を別部品とする必要を無くしている。而して本
発明静電モータは、隣合うエレクトレット4…の極性を
図1(a)に示すように逆極性に帯電し、図1(a)に
示すように一つのエレクトレット4…に対向する二つの
電極5の極性を同じ極性としている状態ではエレクトレ
ット4と、このエレクトレット4に対向する二つの電極
5との間には静電吸引力が働いているが、回転方向側に
隣合うエレクトレット4に対向する二つの電極5の内回
転方向の手前側にある電極5の極性を図示するように駆
動回路3により反転させると、エレクトレット4は現在
対向していて極性を変えた電極5に対しては反発力が生
じ、また回転方向側の隣合うエレクトレット4に対向し
ていて極性を変えた電極5に対しては静電吸引力が働
き、そのため回転子1は回転して、図1(b)の状態に
なる。以後駆動回路3により固定子2の各電極5の極性
を順次切り換えることにより、回転子1を矢印方向イに
回転させることができることになる。
【0013】このように静電吸引力に加えて反発力を利
用した本発明静電モータのトルクは静電吸引力と反発力
により大きなものとなる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、偶数個のエレクトレ
ットを等間隔に形成し、隣接し合っているエレクトレッ
トを互いに逆極性となるように帯電させた可動子と、各
エレクトレットの個数の倍数の電極をエレクトレットと
対面するように等間隔に配置して各エレクトレットに夫
々二つの電極を対応させた固定子と、固定子の電極の極
性を順次切り換えて可動子を駆動させる駆動回路とから
成るので、可動子のエレクトレットと、固定子の電極と
の間に生じる静電吸引力と反発力とで可動子を回転させ
ることができ、静電吸引力だけでなく反発力も利用でき
るため、大きなトルクが得られるという効果がある。
【0015】請求項2の発明は、可動子及び固定子を、
単結晶シリコンウェハーをエッチング加工することによ
り作成したものであるから、簡単な製造プロセスで製作
できるという効果がある。請求項3の発明は、固定子の
電極の極性を切り換える駆動回路を固定子上に集積化し
て設けるため、駆動回路と固定子の製作が同時にでき、
しかも駆動回路を固定子に一体化できるため駆動回路を
別体にする場合に比べ小型に製作することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の動作説明図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の製造プロセスの説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 回転子 2 固定子 4 エレクトレット 5 電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偶数個のエレクトレットを等間隔に形成
    し、隣接し合っているエレクトレットを互いに逆極性と
    なるように帯電させた可動子と、各エレクトレットの個
    数の倍数の電極をエレクトレットと対面するように等間
    隔に配置して各エレクトレットに夫々二つの電極を対応
    させた固定子と、固定子の電極の極性を順次切り換えて
    可動子を駆動させる駆動回路とから成ることを特徴とす
    る静電モータ。
  2. 【請求項2】上記可動子及び固定子を、単結晶シリコン
    ウェハーをエッチング加工することにより作成して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の静電モータ。
  3. 【請求項3】上記駆動回路を上記固定子上に集積化して
    設けて成ることを特徴とする請求項1又は2記載の静電
    モータ。
JP8834593A 1993-04-15 1993-04-15 静電モータ Withdrawn JPH06311763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8834593A JPH06311763A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 静電モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8834593A JPH06311763A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 静電モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06311763A true JPH06311763A (ja) 1994-11-04

Family

ID=13940262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8834593A Withdrawn JPH06311763A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 静電モータ

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JP (1) JPH06311763A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6353276B1 (en) * 1999-09-15 2002-03-05 Daniel Gendron High efficiency alternating and direct current electrostatic motor

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704