JPH06312596A - 水性インク用ボールペンチップおよびその製造方法 - Google Patents

水性インク用ボールペンチップおよびその製造方法

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JPH06312596A
JPH06312596A JP5102719A JP10271993A JPH06312596A JP H06312596 A JPH06312596 A JP H06312596A JP 5102719 A JP5102719 A JP 5102719A JP 10271993 A JP10271993 A JP 10271993A JP H06312596 A JPH06312596 A JP H06312596A
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JP
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ink
ball
tip
pipe
axial direction
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Application number
JP5102719A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Fujita
秀彦 藤田
Kimihito Suzuki
公仁 鈴木
Makoto Hayashi
誠 林
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Teibow Co Ltd
Original Assignee
Teibow Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクの途切れがなく、座屈強度、インクフ
ロー、筆感ともに優れているものとする。 【構成】 金属パイプ内部において軸心方向に向かって
突出している山形の突出部により、ボール抱持部とイン
ク誘導芯収容部とに仕切り、この突出部をボール抱持部
側の先側面部角度aとインク誘導芯収容部側の後側面部
角度bがa>bまたはb>aである縦断面非対称形状に
形成すると共に、各突出部が、横断面において、各頂部
を結ぶ内接円からなる中心インク通路と、頂部脇の側部
間に毛細管サイズの間隔を隔てたスリットを、それぞれ
残して互いに突出させ、インク誘導芯収容部に前記突出
部に当接するまで挿入したインク誘導芯先端部とボール
との間におけるインク溜り部の軸線方向の距離を最短に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性インク用ボールペン
チップおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水性インク用ボールペンチップに
は、実公平1-1101号公報に記載されているものと、実公
平2-2629号公報に記載されているものがある。
【0003】前者のものは、金属パイプの先端部近傍に
軸方向ほぼ同位置の外側面の3カ所以上より軸心方向に
押圧変形してボール受座となる凹部を形成し、前記パイ
プ先端部を曲げ加工してボールを抱持してなるボールペ
ンチップにおいて、前記凹部はパイプ内部において軸心
方向に向かって突出している縦断面対称の山形の突出部
となっており、前記突出部の山の頂部の各々は横断面に
おいて互いに毛細管サイズの間隔をあけて、軸心を中心
として正多角形状に軸心を取り囲んで中心孔を形成して
おり、前記突出部間には前記中心孔に連通して前記正多
角形の一辺にほぼ等しい幅の間隙が形成されており、前
記パイプのボールと反対側の端部から前記中心孔より大
径の端面を有する棒状のインク誘導芯が前記端面を前記
突出部の後面に当接してパイプ内に挿入されている構成
のものである。
【0004】ところで、ボールペンチップが金属パイプ
製のもので、押圧変形された突出部が縦断面対称の山形
であるため、ボールとインク誘導芯との間におけるイン
ク溜り部の軸線方向の距離が長くなり、インクの途切れ
が起こりやすく、復帰しにくいという問題がある。さら
に、金属パイプ製のもの特有の問題として座屈強度があ
り、この強度を高めるためにパイプの肉厚を増した場合
には、前記インク溜り部の軸線方向の距離が一層長くな
って、インクの途切れが激しくなるのを避けられず、結
果として、パイプ肉厚を薄くせざるを得ず、座屈強度が
弱いものになる等、後の表1中に比較例1として示す様
々な問題がある。
【0005】後者のものは、金属パイプの先端部を座ぐ
りして、ボール抱持部を形成し、このボール抱持部にボ
ールを抱持すると共に、パイプ後端側からインク誘導芯
をボールに接触するまで挿入して構成しているもので、
前者のもののようなインクの途切れや座屈強度の問題が
ない。
【0006】ところが、金属パイプ先端部を座ぐってボ
ール抱持部を形成しているため、ボール径に比べて、イ
ンク誘導芯が収容されるパイプ内径は小径となり、イン
ク誘導芯も細くなって、インクの追従性が悪く、フロー
も低いという問題がある。しかも、ボールがインク誘導
芯に接触して回転を阻害されるため、筆感が悪い等、後
の表1中に比較例2として示す様々な問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、インクの途切れと座屈強度の問題、または、インク
フローと筆感の問題があって、これらの全てを解消でき
ない点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ため、本発明の水性用ボールペンチップでは、金属パイ
プの先端部近傍に軸方向ほぼ同位置の外側面の3カ所以
上より軸心方向に押圧変形してボール受座となる凹部を
形成し、前記パイプ先端部を曲げ加工してボールを抱持
してなるボールペンチップにおいて、前記凹部はパイプ
内部において軸心方向に向かって突出してボール抱持部
とインク誘導芯収容部とに仕切る山形の突出部となって
いて、この突出部はボール抱持部側の先側面部角度aと
インク誘導芯収容部側の後側面部角度bがa>bまたは
b>aである縦断面非対称形状にしてあると共に、各突
出部が、横断面において、各頂部を結ぶ内接円からなる
中心インク通路と、頂部脇の側部間に毛細管サイズの間
隔を隔てたスリットを、それぞれ残して互いに突出して
おり、インク誘導芯収容部に前記突出部に当接するまで
挿入したインク誘導芯先端部とボールとの間におけるイ
ンク溜り部の軸線方向の距離を最短にしたことを特徴と
する。ボール受座角は110 〜130 度である。
【0009】そして、前記の水性インク用ボールペンチ
ップを、金属パイプの先端部近傍を軸方向ほぼ同位置の
外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧して、パイプ内
部において軸心方向に向かって突出してボール抱持部と
インク誘導芯収容部とに仕切っている各突出部を、横断
面において、各頂部を結ぶ内接円からなる中心インク通
路と、頂部脇の側部間にスリットを、それぞれ残して対
向している態様に突出形成する第1工程、パイプ先端部
からボール抱持部にドリルを入れて、各突出部からなる
ボール受座をドリル刃先角度に切削仕上げて、各突出部
を、ボール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導芯収
容部側の後側面部角度bがb>aである縦断面非対称形
状に形成する第2工程、ボール抱持部にボールを挿入し
て、パイプ先端部を曲げ加工してボールを抱持する第3
工程、インク誘導芯収容部にインク誘導芯を、同誘導芯
先端が前記突出部に当接するまで挿入する第4工程、を
経て製造するようにしたことを特徴とする。
【0010】また、金属パイプの先端部近傍を軸方向ほ
ぼ同位置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧し
て、パイプ内部において軸心方向に向かって突出してボ
ール抱持部とインク誘導芯収容部とに仕切っている各突
出部を、ボール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導
芯収容部側の後側面部角度bがa>bである縦断面非対
称形状で、横断面において、各頂部を結ぶ内接円からな
る中心インク通路と、頂部脇の側部間にスリットを、そ
れぞれ残して対向している態様に突出形成する第1工
程、パイプ先端部からボール抱持部にドリルを入れて、
各突出部からなるボール受座をドリル刃先角度に切削仕
上げる第2工程、ボール抱持部にボールを挿入して、パ
イプ先端部を曲げ加工してボールを抱持する第3工程、
インク誘導芯収容部にインク誘導芯を、同誘導芯先端が
前記突出部に当接するまで挿入する第4工程、を経て製
造するようにしたことを特徴とする。
【0011】前記、各製造方法において、ドリルによる
各突出部の切削仕上げ時に、ボール抱持部内径を同時に
切削仕上げるようにしても良い。また、前記ドリルによ
る切削仕上げ工程の後に、パイプ先端部から中心インク
通路およびスリットにブローチを入れて、各スリットを
一定の間隔に仕上げる工程を実施するようにしても良
い。
【0012】
【作用】金属パイプ内部において軸心方向に向かって突
出している山形の突出部により、ボール抱持部とインク
誘導芯収容部とに仕切り、この突出部をボール抱持部側
の先側面部角度aとインク誘導芯収容部側の後側面部角
度bがa>bまたはb>aである縦断面非対称形状に形
成すると共に、各突出部が、横断面において、各頂部を
結ぶ内接円からなる中心インク通路と、頂部脇の側部間
に毛細管サイズの間隔を隔てたスリットを、それぞれ残
して互いに突出させ、インク誘導芯収容部に前記突出部
に当接するまで挿入したインク誘導芯先端部とボールと
の間におけるインク溜り部の軸線方向の距離を最短にし
てあるため、インクが途切れるといった問題が起こら
ず、インクの復帰性良好で、筆跡がカスレたり途切れた
りするようなことがない。
【0013】しかも、突出部でボール抱持部とインク誘
導芯収容部に仕切って、インク誘導芯によるボールの押
上げ等のボールの回転阻害となる要因を除いているた
め、ボールの回転が滑らかで筆感が良い。
【0014】山形の突出部をボール抱持部側の先側面部
角度aとインク誘導芯収容部側の後側面部角度bがa>
bまたはb>aである縦断面非対称形状に形成してある
ので、金属パイプの肉厚を厚くしても、インク溜り部の
軸線方向の距離を最短にできることにより、厚肉のパイ
プを使用して座屈強度が高いものとすることができる。
【0015】ボール抱持部とインク誘導芯収容部の内径
を同径可能にしてあるため、ボール径に対してインク誘
導芯を太くでき、インクの追従性が良く、フローも良好
である。
【0016】金属パイプの先端部近傍を軸方向ほぼ同位
置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧して、パイ
プ内部において軸心方向に向かって突出してボール抱持
部とインク誘導芯収容部とに仕切っている各突出部を、
横断面において、各頂部を結ぶ内接円からなる中心イン
ク通路と、頂部脇の側部間にスリットを、それぞれ残し
て対向している態様に突出形成する第1工程、パイプ先
端部からボール抱持部にドリルを入れて、各突出部から
なるボール受座をドリル刃先角度に切削仕上げて、各突
出部を、ボール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導
芯収容部側の後側面部角度bがb>aである縦断面非対
称形状に形成する第2工程、ボール抱持部にボールを挿
入して、パイプ先端部を曲げ加工してボールを抱持する
第3工程、インク誘導芯収容部にインク誘導芯を、同誘
導芯先端が前記突出部に当接するまで挿入する第4工
程、を経て製造するようにしてあるため、特に、第2工
程により、各突出部を縦断面非対称形状に形成して、イ
ンク誘導芯先端部とボールとの間におけるインク溜り部
の軸線方向の距離を最短に仕上げることと、押圧成形さ
れる突出部の変形バラツキによるボール受座の矯正仕上
げを、ドリル切削工程によって一挙に行うことができ
る。
【0017】金属パイプの先端部近傍を軸方向ほぼ同位
置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧して、パイ
プ内部において軸心方向に向かって突出してボール抱持
部とインク誘導芯収容部とに仕切っている各突出部を、
ボール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導芯収容部
側の後側面部角度bがa>bである縦断面非対称形状
で、横断面において、各頂部を結ぶ内接円からなる中心
インク通路と、頂部脇の側部間にスリットを、それぞれ
残して対向している態様に突出形成する第1工程、パイ
プ先端部からボール抱持部にドリルを入れて、各突出部
からなるボール受座をドリル刃先角度に切削仕上げる第
2工程、ボール抱持部にボールを挿入して、パイプ先端
部を曲げ加工してボールを抱持する第3工程、インク誘
導芯収容部にインク誘導芯を、同誘導芯先端が前記突出
部に当接するまで挿入する第4工程、を経て製造するよ
うにしてあるため、特に、第1工程により、各突出部を
縦断面非対称形状に押圧成形して、インク誘導芯先端部
とボールとの間におけるインク溜り部の軸線方向の距離
を最短に仕上げ、そして、第2工程により、インク溜り
部の軸線方向の距離をさらに短く最短に仕上げること
と、押圧成形される突出部の変形バラツキによるボール
受座の矯正仕上げを、同時に行うことができる。
【0018】
【実施例】図1には本発明の水性インク用ボールペンチ
ップの第1実施例を例示しており、金属パイプ1は厚肉
のもので、パイプ先端部近傍に軸方向ほぼ同位置の外側
面の3カ所より軸心方向に押圧成形された凹部2は、パ
イプ内部において軸心方向に向かって突出してボール抱
持部3とインク誘導芯収容部4とに仕切る山形の突出部
5となっている。
【0019】山形の各突出部5は、先側面部5aをドリル
刃先角度に仕上げてボール受座3aとしており、且つ、ボ
ール抱持部3側の先側面部5aの角度aとインク誘導芯収
容部4側の後側面部5bの角度bがb>aである縦断面非
対称形状にしてある。また、各突出部5は、横断面にお
いて、各頂部5cを結ぶ内接円からなる弱毛細管状中心イ
ンク通路6と、頂部5c脇の側部5d間に毛細管サイズの間
隔を隔てた強毛細管状スリット7を、それぞれ残して互
いに対向状に突出している。スリット7の間隔はブロー
チ加工して形成してある。
【0020】インク誘導芯収容部4にはインク誘導芯8
を突出部5の後側面部5bに当接するまで挿入してあり、
このインク誘導芯8先端部とボール10との間におけるイ
ンク溜り部9の軸線方向の距離L1を最短に形成してあ
る。
【0021】これにより、インクが途切れるといった問
題が起こらず、また、万一、インクの途切れが生じた場
合でも、インクの復帰性良好で、筆跡がカスレたり途切
れたりするようなことがない。しかも、突出部5でボー
ル抱持部3とインク誘導芯収容部4に仕切って、インク
誘導芯8によるボール10の押上げ等のボールの回転阻害
となる要因を除いているため、ボール10の回転が滑らか
で筆感が良い。
【0022】山形の突出部5をボール抱持部3側の先側
面部5aの角度aとインク誘導芯収容部4側の後側面部5b
の角度bがb>aである縦断面非対称形状に形成してあ
るので、金属パイプ1の肉厚を厚くしても、インク溜り
部9の軸線方向の距離を最短にできることにより、厚肉
のパイプを使用して座屈強度が高いものとすることがで
きる。
【0023】ボール抱持部3とインク誘導芯収容部4の
内径を同径可能にしてあるため、ボール10径に対してイ
ンク誘導芯8を太くでき、インクの追従性が良く、フロ
ーも良好である。さらに、中心インク通路6と連通状の
スリット7を、毛細管サイズの間隔に仕上げてあるの
で、インクのフローが良好である。しかも、弱毛細管状
の中心インク通路6と、この中心インク通路6の外側に
位置して連通している強毛細管状のスリット7とで、毛
細管路を強弱に機能分担しているため、追従性が高い。
【0024】図2には本発明の水性インク用ボールペン
チップの第2実施例を例示しており、構成は前記第1実
施例のものと基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0025】各突出部5における側部5b間のスリット7
は、押圧成形したままの態様にしてある。
【0026】これにより、前記第1実施例のものと、ス
リット7によるインクフロー能力が若干劣る点を除い
て、同様の効果がある。
【0027】図3には本発明の水性インク用ボールペン
チップの第3実施例を例示しており、構成は前記第1実
施例のものと基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0028】各突出部5は、軸心方向に向けて、ボール
抱持部3側の先側面部5aの角度aとインク誘導芯収容部
4側の後側面部5bの角度bがa>bである縦断面非対称
形状に突出している。また、各突出部5の先側面部5a
は、ドリル刃先角度に仕上げておらず、ボール受座3aは
押圧成形したままの態様にしてある。
【0029】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果を有し、さらに、インク誘導芯8先端部とボール
10との間におけるインク溜り部9の軸線方向の距離L2
を、第1実施例のものよりも短いL1>L2の最短に形成し
てあるため、一層優れている。
【0030】図4には本発明の水性インク用ボールペン
チップの第4実施例を例示しており、構成は前記第3実
施例のものと基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0031】各突出部5は、先側面部5aをドリル刃先角
度に仕上げてボール受座3aとしている。
【0032】これにより、前記第2実施例のものと同様
の効果を有し、さらに、インク誘導芯8先端部とボール
10との間におけるインク溜り部9の軸線方向の距離L3
を、第3実施例のものよりも短いL2>L3の最短に形成し
てあるため、さらに優れている。
【0033】図5には本発明の水性インク用ボールペン
チップの第5実施例を例示しており、構成は前記第4実
施例のものと基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0034】各突出部5における側部5b間のスリット7
は、押圧成形したままの態様にしてある。
【0035】これにより、前記第4実施例のものと、ス
リット7によるインクフロー能力が若干劣る点を除い
て、同様の効果がある。
【0036】図6には本発明の水性インク用ボールペン
チップの第6実施例を例示しており、構成は前記第4実
施例のものと基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0037】各突出部5は、頂部5cを、横断面におい
て、1/3 円状に凹設してあり、中心インク通路6径を拡
大形成してある。
【0038】これにより、前記第4実施例のものと同様
の効果を有し、さらに、中心インク通路6におけるイン
ク通過量を増やすことができる。
【0039】図8には、前記比較例1と、本発明の第
1、第3、第4実施例のボールペンチップにおけるボー
ル10とインク誘導芯8先端部との間の距離、すなわちイ
ンク溜り部9の軸線方向の距離L,L1,L2,L3 の違いを示
しており、この距離はL>L1>L2>L3である。また、距
離は、ボール受座3aを形成している先側面部5aの角度a
を小さくすることによって、さらに短くすることが可能
である。
【0040】前記各実施例は、本発明の水性インク用ボ
ールペンチップの一例を示しているに過ぎず、たとえ
ば、第3実施例のボールペンチップにおける側部5b間の
スリット7を、第2実施例のもののように、押圧成形し
たままの態様にしても良いし、第1〜5実施例のボール
ペンチップにおける頂部5cを、第6実施例のもののよう
に、横断面において、1/3 円状に凹設してあり、中心イ
ンク通路6の径を拡大形成しても良い。
【0041】図9には本発明の水性インク用ボールペン
チップの製造方法の第1実施例を、図2に例示したボー
ルペンチップの場合で説明する。
【0042】第1工程(図9のA、B) 金属パイプ1の先端部近傍を軸方向ほぼ同位置の外側面
の3カ所以上より押し型11で軸心方向に押圧して、パイ
プ1内部において軸心方向に向かって突出してボール抱
持部3とインク誘導芯収容部4とに仕切っている各突出
部5を、横断面において、各頂部5cを結ぶ内接円からな
る中心インク通路6と、頂部5c脇の側部5d間にスリット
7を、それぞれ残して対向している態様に突出形成す
る。この工程段階では、各突出部5におけるボール抱持
部3側の先側面部5aの角度aとインク誘導芯収容部4側
の後側面部5bの角度bはb=aである縦断面対称形状に
なっている。
【0043】第2工程(図9のC、D) 金属パイプ1の先端部外側面を先端に至るにしたがい肉
薄状に仕上げた後、パイプ1先端部からボール抱持部3
にドリル12を入れて、各突出部5からなるボール受座3a
をドリル刃先角度に切削仕上げて、各突出部5を、ボー
ル抱持部3側の先側面部5aの角度aとインク誘導芯収容
部4側の後側面部5bの角度bがb>aである縦断面非対
称形状に形成する。
【0044】第3工程(図9のE) ボール抱持部3にボール10を挿入して、パイプ先端部を
曲げ加工してボールを抱持する。
【0045】第4工程(図9のF、G) インク誘導芯収容部4にインク誘導芯8を、同誘導芯8
先端が前記突出部5の後側面部5bに当接するまで挿入し
て製造する。
【0046】これにより、各突出部5を縦断面非対称形
状に形成して、インク誘導芯8先端部とボール10との間
におけるインク溜り部9の軸線方向の距離L1を最短に仕
上げることと、押圧成形される突出部5の変形バラツキ
によるボール受座3aの矯正仕上げを、ドリル切削工程に
よって一挙に行うことができる。
【0047】図10には本発明の水性インク用ボールペン
チップの製造方法の第2実施例を、図5に例示したボー
ルペンチップの場合で説明する。
【0048】第1工程(図10のA、B) 金属パイプ1の先端部近傍を軸方向ほぼ同位置の外側面
の3カ所以上より後で説明する押し型13で軸心方向に押
圧して、パイプ1内部において軸心方向に向かって突出
してボール抱持部3とインク誘導芯収容部4とに仕切っ
ている各突出部5を、ボール抱持部3側の先側面部5aの
角度aとインク誘導芯収容部4側の後側面部5bの角度b
がa>bである縦断面非対称形状で、横断面において、
各頂部5cを結ぶ内接円からなる中心インク通路6と、頂
部5c脇の側部5d間にスリット7を、それぞれ残して対向
している態様に突出形成する。押し型13は、図面上で、
上側の型面部13a の角度cが、押し型の長手方向の軸線
に対して、ほぼ−5°≦c≦5°であり、下側の型面部
13b の角度dがほぼ10°≦d≦60°であり、dは30°程
度が好ましい。
【0049】第2工程(図10のC、D) 金属パイプ1の先端部外側面を先端に至るにしたがい肉
薄状に仕上げた後、パイプ1先端部からボール抱持部3
にドリル12を入れて、各突出部5からなるボール受座3a
をドリル刃先角度に切削仕上げる。
【0050】第3工程(図10のE) ボール抱持部3にボール10を挿入して、パイプ1先端部
を曲げ加工してボール10を抱持する。
【0051】第4工程(図10のF、G) インク誘導芯収容部4にインク誘導芯8を、同誘導芯8
先端が前記突出部の後側面部5bに当接するまで挿入して
製造する。
【0052】これにより、第1工程で、各突出部5を押
し型13で縦断面非対称形状に押圧成形して、インク誘導
芯8先端部とボール10との間におけるインク溜り部9の
軸線方向の距離を最短に仕上げることができ、そして、
第2工程により、インク溜り部9の軸線方向の距離L2を
さらに短く最短に仕上げることと、押圧成形される突出
部5の変形バラツキによるボール受座3aの矯正仕上げ
を、同時に行うことができる。
【0053】図11には本発明の水性インク用ボールペン
チップの製造方法の第3実施例を、図4に例示したボー
ルペンチップの場合で説明する。
【0054】第1工程(図11のA、B) 金属パイプ1の先端部近傍を軸方向ほぼ同位置の外側面
の3カ所以上より押し型13で軸心方向に押圧して、パイ
プ1内部において軸心方向に向かって突出してボール抱
持部3とインク誘導芯収容部4とに仕切っている各突出
部5を、ボール抱持部3側の先側面部5aの角度aとイン
ク誘導芯収容部4側の後側面部5bの角度bがa>bであ
る縦断面非対称形状で、横断面において、各頂部5cを結
ぶ内接円からなる中心インク通路6と、頂部5c脇の側部
5d間にスリット7を、それぞれ残して対向している態様
に突出形成する。押し型13は、前記第2実施例の製造方
法における押し型13と同型である。
【0055】第2工程(図11のC、D) 金属パイプ1の先端部外側面を先端に至るにしたがい肉
薄状に仕上げた後、パイプ1先端部からボール抱持部3
にドリル12を入れて、各突出部5からなるボール受座3a
をドリル刃先角度に切削仕上げる。
【0056】第3工程(図11のE、F) パイプ1先端部から中心インク通路6およびスリット7
にブローチ14を入れて、各スリット7を一定の毛細管サ
イズの間隔に仕上げる。
【0057】第4工程(図11のG) ボール抱持部3にボール10を挿入して、パイプ1先端部
を曲げ加工してボール10を抱持する。
【0058】第5工程(図11のH、I) インク誘導芯収容部4にインク誘導芯8を、同誘導芯8
先端が前記突出部の後側面部5bに当接するまで挿入して
製造する。
【0059】これにより、前記第2実施例の製造方法と
同様の効果があり、さらに、インク溜り部9の軸線方向
の距離L3をさらに短く最短に仕上げることができ、ま
た、押圧成形される突出部5の側部5d間におけるスリッ
ト7をブローチ仕上げして、一定の毛細管サイズの間隔
に成形してあるため、変形バラツキや表面粗さによる間
隔のバラツキがなくなり、スリット間隔を一定に仕上げ
ることができる。
【0060】また、図示していないが、図1の水性イン
ク用ボールペンチップは、図9に例示した製造工程の途
中にブローチ仕上げを施して製造できるし、図6の水性
インク用ボールペンチップは、図11に例示した製造工程
中のブローチ仕上げ工程で、中心インク通路6とスリッ
ト7を同時に成形して製造できる。
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】
A.請求項1により、金属パイプ内部において軸心方向
に向かって突出している山形の突出部により、ボール抱
持部とインク誘導芯収容部とに仕切り、この突出部をボ
ール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導芯収容部側
の後側面部角度bがa>bまたはb>aである縦断面非
対称形状に形成すると共に、各突出部が、横断面におい
て、各頂部を結ぶ内接円からなる中心インク通路と、頂
部脇の側部間に毛細管サイズの間隔を隔てたスリット
を、それぞれ残して互いに突出させ、インク誘導芯収容
部に前記突出部に当接するまで挿入したインク誘導芯先
端部とボールとの間におけるインク溜り部の軸線方向の
距離を最短にしてあるため、インクが途切れるといった
問題が起こらず、インクの復帰性良好で、筆跡がカスレ
たり途切れたりするようなことがない。
【0063】B.同項により、突出部でボール抱持部と
インク誘導芯収容部に仕切って、インク誘導芯によるボ
ールの押上げ等のボールの回転阻害となる要因を除いて
いるため、ボールの回転が滑らかで筆感が良い。
【0064】C.同項により、山形の突出部をボール抱
持部側の先側面部角度aとインク誘導芯収容部側の後側
面部角度bがa>bまたはb>aである縦断面非対称形
状に形成してあるので、金属パイプの肉厚を厚くして
も、インク溜り部の軸線方向の距離を最短にできること
により、厚肉のパイプを使用して座屈強度が高いものと
することができる。
【0065】D.同項により、ボール抱持部とインク誘
導芯収容部の内径を同径可能にしてあるため、ボール径
に対してインク誘導芯を太くでき、インクの追従性が良
く、フローも良好である。
【0066】E.請求項2により、金属パイプの先端部
近傍を軸方向ほぼ同位置の外側面の3カ所以上より軸心
方向に押圧して、パイプ内部において軸心方向に向かっ
て突出してボール抱持部とインク誘導芯収容部とに仕切
っている各突出部を、横断面において、各頂部を結ぶ内
接円からなる中心インク通路と、頂部脇の側部間にスリ
ットを、それぞれ残して対向している態様に突出形成す
る第1工程、パイプ先端部からボール抱持部にドリルを
入れて、各突出部からなるボール受座をドリル刃先角度
に切削仕上げて、各突出部を、ボール抱持部側の先側面
部角度aとインク誘導芯収容部側の後側面部角度bがb
>aである縦断面非対称形状に形成する第2工程、ボー
ル抱持部にボールを挿入して、パイプ先端部を曲げ加工
してボールを抱持する第3工程、インク誘導芯収容部に
インク誘導芯を、同誘導芯先端が前記突出部に当接する
まで挿入する第4工程、を経て製造するようにしてある
ため、特に、第2工程により、各突出部を縦断面非対称
形状に形成して、インク誘導芯先端部とボールとの間に
おけるインク溜り部の軸線方向の距離を最短に仕上げる
ことと、押圧成形される突出部の変形バラツキによるボ
ール受座の矯正仕上げを、ドリル切削工程によって一挙
に行うことができる。
【0067】F.請求項3により、金属パイプの先端部
近傍を軸方向ほぼ同位置の外側面の3カ所以上より軸心
方向に押圧して、パイプ内部において軸心方向に向かっ
て突出してボール抱持部とインク誘導芯収容部とに仕切
っている各突出部を、ボール抱持部側の先側面部角度a
とインク誘導芯収容部側の後側面部角度bがa>bであ
る縦断面非対称形状で、横断面において、各頂部を結ぶ
内接円からなる中心インク通路と、頂部脇の側部間にス
リットを、それぞれ残して対向している態様に突出形成
する第1工程、パイプ先端部からボール抱持部にドリル
を入れて、各突出部からなるボール受座をドリル刃先角
度に切削仕上げる第2工程、ボール抱持部にボールを挿
入して、パイプ先端部を曲げ加工してボールを抱持する
第3工程、インク誘導芯収容部にインク誘導芯を、同誘
導芯先端が前記突出部に当接するまで挿入する第4工
程、を経て製造するようにしてあるため、特に、第1工
程により、各突出部を縦断面非対称形状に押圧成形し
て、インク誘導芯先端部とボールとの間におけるインク
溜り部の軸線方向の距離を最短に仕上げ、そして、第2
工程により、インク溜り部の軸線方向の距離をさらに短
く最短に仕上げることと、押圧成形される突出部の変形
バラツキによるボール受座の矯正仕上げを、同時に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
1実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図2】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
2実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図3】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
3実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図4】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
4実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図5】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
5実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図6】 本発明の水性インク用ボールペンチップの第
6実施例を示し、(A)は部分縦断面図。(B)は横断
面図。
【図7】 押し型と突出部の部分拡大縦断面図。
【図8】 従来の比較例1と、本発明の第1、第3、第
4実施例のボールペンチップにおけるインク溜り部の軸
線方向の距離の違いを示す概略図で、(A)は比較例
1、(B)は第1実施例のボールペンチップ、(C)は
第3実施例のボールペンチップ、(D)は第4実施例の
ボールペンチップ。
【図9】 本発明の水性インク用ボールペンチップの製
造方法の第1実施例を例示しており、(A)は第1工程
の部分縦断面図で、(B)は同横断面図。(C)、
(D)は第2工程の部分縦断面図。(E)は第3工程の
部分縦断面図。(F)は第4工程の部分縦断面図で、
(G)は同横断面図。
【図10】 本発明の水性インク用ボールペンチップの製
造方法の第2実施例を例示しており、(A)は第1工程
の部分縦断面図で、(B)は同横断面図。(C)、
(D)は第2工程の部分縦断面図。(E)は第3工程の
部分縦断面図。(F)は第4工程の部分縦断面図で、
(G)は同横断面図。
【図11】 本発明の水性インク用ボールペンチップの製
造方法の第3実施例を例示しており、(A)は第1工程
の部分縦断面図で、(B)は同横断面図。(C)、
(D)は第2工程の部分縦断面図。(E)は第3工程の
部分縦断面図で、(F)は同横断面図。(G)は第4工
程の部分縦断面図。(H)は第5工程の部分縦断面図
で、(I)は同横断面図。
【符号の説明】
1 金属パイプ 2 凹部 3 ボール抱持部 3a ボール受座 4 インク誘導芯収容部 5 突出部 5a 突出部の先側面部 5b 突出部の後側面部 5c 突出部の頂部 5d 突出部の側部 6 中心インク通路 7 スリット 8 インク誘導芯 9 インク溜り部 L1,L2,L3 インク溜り部の軸線方向の距離 10 ボール 11,13 押し型 12 ドリル 13a,13b 押し型の型面部 14 ブローチ
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ため、本発明の水性インク用ボールペンチップでは、金
属パイプの先端部近傍に軸方向ほぼ同位置の外側面の3
カ所以上より軸心方向に押圧変形してボール受座となる
凹部を形成し、前記パイプ先端部を曲げ加工してボール
を抱持してなるボールペンチップにおいて、前記凹部は
パイプ内部において軸心方向に向かって突出してボール
抱持部とインク誘導芯収容部とに仕切る山形の突出部と
なっていて、この突出部はボール抱持部側の先側面部角
度aとインク誘導芯収容部側の後側面部角度bがa>b
またはb>aである縦断面非対称形状にしてあると共
に、各突出部が、横断面において、各頂部を結ぶ内接円
からなる中心インク通路と、頂部脇の側部間に毛細管サ
イズの間隔を隔てたスリットを、それぞれ残して互いに
突出しており、インク誘導芯収容部に前記突出部に当接
するまで挿入したインク誘導芯先端部とボールとの間に
おけるインク溜り部の軸線方向の距離を最短にしたこと
を特徴とする。ボール受座角は110 〜130 度である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ボール抱持部3とインク誘導芯収容部4の
内径を同径可能にしてあるため、ボール10径に対してイ
ンク誘導芯8を太くでき、インクの追従性が良く、フロ
ーも良好である。さらに、中心インク通路6と連通状の
スリット7を、毛細管サイズの間隔に仕上げてあるの
で、インクのフローが良好である。しかも、弱毛細管状
の中心インク通路6と、この中心インク通路6の外側に
位置して連通している強毛細管状のスリット7とで、毛
細管路を強弱に機能分担しているため、追従性が高く、
書き始めにおけるカスレがなくて初筆性良好であり、ま
た、ドレインバッグが生じない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】
【表1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パイプの先端部近傍に軸方向ほぼ同
    位置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧変形して
    ボール受座となる凹部を形成し、前記パイプ先端部を曲
    げ加工してボールを抱持してなるボールペンチップにお
    いて、前記凹部はパイプ内部において軸心方向に向かっ
    て突出してボール抱持部とインク誘導芯収容部とに仕切
    る山形の突出部となっていて、この突出部はボール抱持
    部側の先側面部角度aとインク誘導芯収容部側の後側面
    部角度bがa>bまたはb>aである縦断面非対称形状
    にしてあると共に、各突出部が、横断面において、各頂
    部を結ぶ内接円からなる中心インク通路と、頂部脇の側
    部間に毛細管サイズの間隔を隔てたスリットを、それぞ
    れ残して互いに突出しており、インク誘導芯収容部に前
    記突出部に当接するまで挿入したインク誘導芯先端部と
    ボールとの間におけるインク溜り部の軸線方向の距離を
    最短にしたことを特徴とする水性インク用ボールペンチ
    ップ。
  2. 【請求項2】 金属パイプの先端部近傍を軸方向ほぼ同
    位置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧して、パ
    イプ内部において軸心方向に向かって突出してボール抱
    持部とインク誘導芯収容部とに仕切っている各突出部
    を、横断面において、各頂部を結ぶ内接円からなる中心
    インク通路と、頂部脇の側部間にスリットを、それぞれ
    残して対向している態様に突出形成する第1工程、パイ
    プ先端部からボール抱持部にドリルを入れて、各突出部
    からなるボール受座をドリル刃先角度に切削仕上げて、
    各突出部を、ボール抱持部側の先側面部角度aとインク
    誘導芯収容部側の後側面部角度bがb>aである縦断面
    非対称形状に形成する第2工程、ボール抱持部にボール
    を挿入して、パイプ先端部を曲げ加工してボールを抱持
    する第3工程、インク誘導芯収容部にインク誘導芯を、
    同誘導芯先端が前記突出部に当接するまで挿入する第4
    工程、を経て製造するようにしたことを特徴とする水性
    インク用ボールペンチップの製造方法。
  3. 【請求項3】 金属パイプの先端部近傍を軸方向ほぼ同
    位置の外側面の3カ所以上より軸心方向に押圧して、パ
    イプ内部において軸心方向に向かって突出してボール抱
    持部とインク誘導芯収容部とに仕切っている各突出部
    を、ボール抱持部側の先側面部角度aとインク誘導芯収
    容部側の後側面部角度bがa>bである縦断面非対称形
    状で、横断面において、各頂部を結ぶ内接円からなる中
    心インク通路と、頂部脇の側部間にスリットを、それぞ
    れ残して対向している態様に突出形成する第1工程、パ
    イプ先端部からボール抱持部にドリルを入れて、各突出
    部からなるボール受座をドリル刃先角度に切削仕上げる
    第2工程、ボール抱持部にボールを挿入して、パイプ先
    端部を曲げ加工してボールを抱持する第3工程、インク
    誘導芯収容部にインク誘導芯を、同誘導芯先端が前記突
    出部に当接するまで挿入する第4工程、を経て製造する
    ようにしたことを特徴とする水性インク用ボールペンチ
    ップの製造方法。
JP5102719A 1993-04-28 1993-04-28 水性インク用ボールペンチップおよびその製造方法 Pending JPH06312596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264580A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Mitsubishi Pencil Co Ltd 水性ボールペン
JP2016069065A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 エム・エフ・ヴィ株式会社 ロールオン容器

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