JPH06312653A - 自動ブレーキ装置の制御方法 - Google Patents
自動ブレーキ装置の制御方法Info
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- JPH06312653A JPH06312653A JP10280693A JP10280693A JPH06312653A JP H06312653 A JPH06312653 A JP H06312653A JP 10280693 A JP10280693 A JP 10280693A JP 10280693 A JP10280693 A JP 10280693A JP H06312653 A JPH06312653 A JP H06312653A
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ON−OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソ
レノイド弁を用いた自動ブレーキ装置において、加圧制
御と減圧制御の際にホイールシリンダに発生する油撃を
有効に低減して乗り心地等を向上する。 【構成】 車両のブレーキ配管15に、ON−OFF式
減圧ソレノイド弁30、常に高圧を蓄圧するアキュムレ
ータ29、ON−OFF式加圧ソレノイド弁32等を有
する自動ブレーキ油圧ユニット21が設けられ、自動ブ
レーキ制御ユニット60により加圧ソレノイド弁32を
デューティ信号で開いて加圧制御され、減圧ソレノイド
弁30をデューティ信号で開いて減圧制御される。そし
て加圧ソレノイド弁32がパルス的に開く際に減圧ソレ
ノイド弁30を一瞬開いて、各ステップで急激に油圧が
立上る油撃を低減する。また減圧ソレノイド弁30がパ
ルス的に開く際に加圧ソレノイド弁32を一瞬開いて、
各ステップで急激に油圧が立下る油撃も低減する。
レノイド弁を用いた自動ブレーキ装置において、加圧制
御と減圧制御の際にホイールシリンダに発生する油撃を
有効に低減して乗り心地等を向上する。 【構成】 車両のブレーキ配管15に、ON−OFF式
減圧ソレノイド弁30、常に高圧を蓄圧するアキュムレ
ータ29、ON−OFF式加圧ソレノイド弁32等を有
する自動ブレーキ油圧ユニット21が設けられ、自動ブ
レーキ制御ユニット60により加圧ソレノイド弁32を
デューティ信号で開いて加圧制御され、減圧ソレノイド
弁30をデューティ信号で開いて減圧制御される。そし
て加圧ソレノイド弁32がパルス的に開く際に減圧ソレ
ノイド弁30を一瞬開いて、各ステップで急激に油圧が
立上る油撃を低減する。また減圧ソレノイド弁30がパ
ルス的に開く際に加圧ソレノイド弁32を一瞬開いて、
各ステップで急激に油圧が立下る油撃も低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の運転
支援システム(ADA)に使用されて自動的にブレーキ
作動する自動ブレーキ装置の制御方法に関し、詳しく
は、ブレーキ油圧制御系に発生する油撃の低減対策に関
する。
支援システム(ADA)に使用されて自動的にブレーキ
作動する自動ブレーキ装置の制御方法に関し、詳しく
は、ブレーキ油圧制御系に発生する油撃の低減対策に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の安全性を飛躍的に向上する
対策として、エアバック等の衝突被害軽減技術に対し
て、衝突しないための技術、即ち操作系を安全側に自動
的に制御して衝突を回避する総合的な運転支援システム
(ADA・Active Drive Assistsystem)が開発されて
いる。このADAシステムは、車両の前後に装着したカ
メラにより道路状況、他の車両、障害物等の外部環境を
三次元的に認識する制御ユニットと、ブレーキ、スロッ
トル及びステアリングの操作系を自動的に適正に操作す
る各種装置とを有して、自律走行可能に構成される。そ
してADAシステムが目指す機能として、不安全な運転
操作の場合の衝突防止機能、居眠り等の場合に安全車間
距離等を保つように運転操作を代行する自動走行機能が
考えられている。
対策として、エアバック等の衝突被害軽減技術に対し
て、衝突しないための技術、即ち操作系を安全側に自動
的に制御して衝突を回避する総合的な運転支援システム
(ADA・Active Drive Assistsystem)が開発されて
いる。このADAシステムは、車両の前後に装着したカ
メラにより道路状況、他の車両、障害物等の外部環境を
三次元的に認識する制御ユニットと、ブレーキ、スロッ
トル及びステアリングの操作系を自動的に適正に操作す
る各種装置とを有して、自律走行可能に構成される。そ
してADAシステムが目指す機能として、不安全な運転
操作の場合の衝突防止機能、居眠り等の場合に安全車間
距離等を保つように運転操作を代行する自動走行機能が
考えられている。
【0003】そこでADAシステムの自動ブレーキ装置
は、衝突等を回避するため車両を確実に減速又は停止す
る機能が要求される。ここで最大減速度の1Gを得るに
は、例えば100kg/cm2 のブレーキ圧を迅速に発生す
る必要がある。このためブレーキ油圧制御系は、加圧源
が圧力損失を考慮して例えば150〜180kg/cm2の
高圧を蓄圧するアキュムレータを有し、衝突の危険が予
測される場合に、アキュムレータ圧を直ちにホイールシ
リンダに導入して応答良く加圧制動することが可能に構
成される。またアキュムレータ圧を電気的に加圧制御し
たり、または高いブレーキ圧を電気的に減圧制御する手
段として、ON−OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソ
レノイド弁を使用して制御する方法が提案されている。
は、衝突等を回避するため車両を確実に減速又は停止す
る機能が要求される。ここで最大減速度の1Gを得るに
は、例えば100kg/cm2 のブレーキ圧を迅速に発生す
る必要がある。このためブレーキ油圧制御系は、加圧源
が圧力損失を考慮して例えば150〜180kg/cm2の
高圧を蓄圧するアキュムレータを有し、衝突の危険が予
測される場合に、アキュムレータ圧を直ちにホイールシ
リンダに導入して応答良く加圧制動することが可能に構
成される。またアキュムレータ圧を電気的に加圧制御し
たり、または高いブレーキ圧を電気的に減圧制御する手
段として、ON−OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソ
レノイド弁を使用して制御する方法が提案されている。
【0004】ここで加圧と減圧のソレノイド弁によるブ
レーキ圧制御を、図6により説明する。先ず、加圧ソレ
ノイド弁が(a)の符号Aのようにパルス的に開くよう
に制御され、これによりアキュムレータ圧でブレーキ圧
を零の状態からBのように階段状に加圧して自動的にブ
レーキ作動する。また減圧ソレノイド弁は(b)の符号
Cのようにパルス的に開くように制御され、これにより
逆に高いブレーキ圧をDのように階段状に減圧すること
でブレーキ解除するように制御される。
レーキ圧制御を、図6により説明する。先ず、加圧ソレ
ノイド弁が(a)の符号Aのようにパルス的に開くよう
に制御され、これによりアキュムレータ圧でブレーキ圧
を零の状態からBのように階段状に加圧して自動的にブ
レーキ作動する。また減圧ソレノイド弁は(b)の符号
Cのようにパルス的に開くように制御され、これにより
逆に高いブレーキ圧をDのように階段状に減圧すること
でブレーキ解除するように制御される。
【0005】ところで加圧制御では、高いアキュムレー
タ圧がON−OFF式の加圧ソレノイド弁によりパルス
制御されるため、加圧ソレノイド弁が閉じる毎にホイー
ルシリンダに図のように急激に油圧が立上る油撃bが発
生する。また減圧制御では、高いブレーキ圧が同様のO
N−OFF式の減圧ソレノイド弁によりパルス制御され
るため、減圧ソレノイド弁が同様に閉じる毎に、図のよ
うに急激に油圧が立下る油撃dが発生する。このため自
動ブレーキ作動時には、これらの油撃により車両に振動
や騒音を生じて乗り心地の悪化等を招き、この点を改善
することが要求される。
タ圧がON−OFF式の加圧ソレノイド弁によりパルス
制御されるため、加圧ソレノイド弁が閉じる毎にホイー
ルシリンダに図のように急激に油圧が立上る油撃bが発
生する。また減圧制御では、高いブレーキ圧が同様のO
N−OFF式の減圧ソレノイド弁によりパルス制御され
るため、減圧ソレノイド弁が同様に閉じる毎に、図のよ
うに急激に油圧が立下る油撃dが発生する。このため自
動ブレーキ作動時には、これらの油撃により車両に振動
や騒音を生じて乗り心地の悪化等を招き、この点を改善
することが要求される。
【0006】従来、上記ブレーキ圧力制御に関しては、
例えば特開平4−63755公報の先行技術がある。こ
の先行技術のアンチスキッド制御装置においては、油圧
発生源のポンプとホイールシリンダの間の配管に差圧制
御弁を設け、ホイールシリンダとリザーバの間の配管に
電磁切換弁を設け、ホイールシリンダの圧力を差圧制御
弁により増圧し、電磁切換弁により減圧することが示さ
れている。
例えば特開平4−63755公報の先行技術がある。こ
の先行技術のアンチスキッド制御装置においては、油圧
発生源のポンプとホイールシリンダの間の配管に差圧制
御弁を設け、ホイールシリンダとリザーバの間の配管に
電磁切換弁を設け、ホイールシリンダの圧力を差圧制御
弁により増圧し、電磁切換弁により減圧することが示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記先行技術
のものにあっては、特に電磁切換弁のON、OFFで高
いブレーキ圧力を減圧制御するので、このときホイール
シリンダに油撃を発生するおそれがある。
のものにあっては、特に電磁切換弁のON、OFFで高
いブレーキ圧力を減圧制御するので、このときホイール
シリンダに油撃を発生するおそれがある。
【0008】本発明は、このような点に鑑み、ON−O
FF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁を用いた
自動ブレーキ装置において、加圧制御と減圧制御の際に
ホイールシリンダに発生する油撃を有効に低減して乗り
心地等を向上することを目的とする。
FF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁を用いた
自動ブレーキ装置において、加圧制御と減圧制御の際に
ホイールシリンダに発生する油撃を有効に低減して乗り
心地等を向上することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、車両のブレーキ配管のマスターシリンダとホ
イールシリンダの間にON−OFF式減圧ソレノイド弁
が設けられ、常に高圧を蓄圧するアキュムレータがON
−OFF式加圧ソレノイド弁を介してホイールシリンダ
に連通され、自動ブレーキ制御ユニットが自動ブレーキ
モードの場合に衝突の危険を予測すると、減圧ソレノイ
ド弁に閉信号を出力すると共に加圧ソレノイド弁にデュ
ーティ信号を出力し、衝突の危険がなくなると、加圧ソ
レノイド弁に閉信号を出力すると共に減圧ソレノイド弁
にデューティ信号を出力する自動ブレーキ装置におい
て、加圧ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半の
時期に減圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力し、減圧ソ
レノイドのデューティ信号の開状態の後半の時期に加圧
ソレノイド弁に一瞬開信号を出力することを特徴とす
る。
本発明は、車両のブレーキ配管のマスターシリンダとホ
イールシリンダの間にON−OFF式減圧ソレノイド弁
が設けられ、常に高圧を蓄圧するアキュムレータがON
−OFF式加圧ソレノイド弁を介してホイールシリンダ
に連通され、自動ブレーキ制御ユニットが自動ブレーキ
モードの場合に衝突の危険を予測すると、減圧ソレノイ
ド弁に閉信号を出力すると共に加圧ソレノイド弁にデュ
ーティ信号を出力し、衝突の危険がなくなると、加圧ソ
レノイド弁に閉信号を出力すると共に減圧ソレノイド弁
にデューティ信号を出力する自動ブレーキ装置におい
て、加圧ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半の
時期に減圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力し、減圧ソ
レノイドのデューティ信号の開状態の後半の時期に加圧
ソレノイド弁に一瞬開信号を出力することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記方法による本発明では、車両走行時の自動
ブレーキモードの場合に、自動ブレーキ制御ユニットで
自車と先行車等との関係が電気的に判断される。そこで
衝突の危険が予測されると、ON−OFF式加圧ソレノ
イド弁がデューティ信号で開くことで、高いアキュムレ
ータ圧がホイールシリンダに導入してブレーキ圧を階段
状に上昇するように加圧制御され、車両が自動的に制動
して衝突回避される。また衝突の危険がなくなると、O
N−OFF式減圧ソレノイド弁がデューティ信号で開く
ことで、ホイールシリンダのブレーキ圧を階段状に低下
するように減圧制御してブレーキ解除される。
ブレーキモードの場合に、自動ブレーキ制御ユニットで
自車と先行車等との関係が電気的に判断される。そこで
衝突の危険が予測されると、ON−OFF式加圧ソレノ
イド弁がデューティ信号で開くことで、高いアキュムレ
ータ圧がホイールシリンダに導入してブレーキ圧を階段
状に上昇するように加圧制御され、車両が自動的に制動
して衝突回避される。また衝突の危険がなくなると、O
N−OFF式減圧ソレノイド弁がデューティ信号で開く
ことで、ホイールシリンダのブレーキ圧を階段状に低下
するように減圧制御してブレーキ解除される。
【0011】また加圧制御においては、更に加圧ソレノ
イド弁が閉じる直前毎に減圧ソレノイド弁が一瞬開くこ
とで、加圧ソレノイド弁が閉じる際の急激な油圧の立上
りの油撃が減圧により低減され、ブレーキ圧が滑らかに
上昇するように補正される。減圧制御においては、更に
減圧ソレノイド弁が閉じる直前毎に加圧ソレノイド弁が
一瞬開くことで、減圧ソレノイド弁が閉じる際の急激な
油圧の立下りの油撃が加圧により低減され、ブレーキ圧
が滑らかに低下するように補正される。こうしてON−
OFF式の加圧ソレノイド弁や減圧ソレノイド弁が作動
して高いアキュムレータ圧やブレーキ圧が制御される場
合に、油圧が滑らかに変化して振動や騒音を低減するこ
とが可能になる。
イド弁が閉じる直前毎に減圧ソレノイド弁が一瞬開くこ
とで、加圧ソレノイド弁が閉じる際の急激な油圧の立上
りの油撃が減圧により低減され、ブレーキ圧が滑らかに
上昇するように補正される。減圧制御においては、更に
減圧ソレノイド弁が閉じる直前毎に加圧ソレノイド弁が
一瞬開くことで、減圧ソレノイド弁が閉じる際の急激な
油圧の立下りの油撃が加圧により低減され、ブレーキ圧
が滑らかに低下するように補正される。こうしてON−
OFF式の加圧ソレノイド弁や減圧ソレノイド弁が作動
して高いアキュムレータ圧やブレーキ圧が制御される場
合に、油圧が滑らかに変化して振動や騒音を低減するこ
とが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3において、車両の駆動系とブレーキ油圧制御
系の概略について説明する。先ず、車両は左右の前輪1
L,1Rと後輪2L,2Rを有しており、駆動系として
エンジン3がクラッチ4、変速機5、プロペラ軸6、デ
ィファレンシャル装置7、車軸8を介して例えば左右の
後輪2L,2Rに伝動構成される。エンジン3のスロッ
トル弁10にはスロットル制御ユニット12を有するア
クチュエータ11が設けられ、トラクション制御、クル
ーズ制御、自動ブレーキ制御等の際にスロットル制御す
るようになっている。
する。図3において、車両の駆動系とブレーキ油圧制御
系の概略について説明する。先ず、車両は左右の前輪1
L,1Rと後輪2L,2Rを有しており、駆動系として
エンジン3がクラッチ4、変速機5、プロペラ軸6、デ
ィファレンシャル装置7、車軸8を介して例えば左右の
後輪2L,2Rに伝動構成される。エンジン3のスロッ
トル弁10にはスロットル制御ユニット12を有するア
クチュエータ11が設けられ、トラクション制御、クル
ーズ制御、自動ブレーキ制御等の際にスロットル制御す
るようになっている。
【0013】またブレーキ油圧制御系について説明する
と、ブレーキペダル13を有するマスターシリンダ14
から対角2系統のブレーキ配管15として、P系ブレー
キ管路16により右前輪1Rと左後輪2Lのホイールシ
リンダ17に連通され、S系ブレーキ管路18により左
前輪1Lと右後輪2Rのホイールシリンダ17に連通さ
れる。そこでこのP系とS系のブレーキ管路16,18
の途中に、自動ブレーキ装置20の自動ブレーキ油圧ユ
ニット21が設けられ、自動ブレーキ制御ユニット60
の信号により自動ブレーキ作動するように制御される。
尚、ABS装置が装着される場合は、ABS油圧ユニッ
トが自動ブレーキ油圧ユニットの下流側に直列的に連通
され、自動ブレーキ作動時の車輪ロックも防止すること
が可能になっている。
と、ブレーキペダル13を有するマスターシリンダ14
から対角2系統のブレーキ配管15として、P系ブレー
キ管路16により右前輪1Rと左後輪2Lのホイールシ
リンダ17に連通され、S系ブレーキ管路18により左
前輪1Lと右後輪2Rのホイールシリンダ17に連通さ
れる。そこでこのP系とS系のブレーキ管路16,18
の途中に、自動ブレーキ装置20の自動ブレーキ油圧ユ
ニット21が設けられ、自動ブレーキ制御ユニット60
の信号により自動ブレーキ作動するように制御される。
尚、ABS装置が装着される場合は、ABS油圧ユニッ
トが自動ブレーキ油圧ユニットの下流側に直列的に連通
され、自動ブレーキ作動時の車輪ロックも防止すること
が可能になっている。
【0014】図2において、自動ブレーキ油圧ユニット
21について説明する。対角2系統のブレーキ配管15
のP系ブレーキ管路16について説明すると、このP系
ブレーキ管路16に減圧ソレノイド弁30とリリーフ弁
31が設けられる。また加圧源34として、マスターシ
リンダ14のオイルリザーバ22からの管路23がオイ
ルポンプ24に、モータ25の駆動で油圧を生じるよう
に連通する。このオイルポンプ24の吐出側管路26
は、チェック弁27を介してリリーフ弁28に連通し、
アキュムレータ29に蓄圧可能に連通し、更に加圧ソレ
ノイド弁32を介してP系ブレーキ管路16に連通す
る。S系ブレーキ管路18にも同様に減圧ソレノイド弁
40とリリーフ弁41が設けられ、管路26から分岐す
る管路44が加圧ソレノイド弁42を有してS系ブレー
キ管路18に連通する。
21について説明する。対角2系統のブレーキ配管15
のP系ブレーキ管路16について説明すると、このP系
ブレーキ管路16に減圧ソレノイド弁30とリリーフ弁
31が設けられる。また加圧源34として、マスターシ
リンダ14のオイルリザーバ22からの管路23がオイ
ルポンプ24に、モータ25の駆動で油圧を生じるよう
に連通する。このオイルポンプ24の吐出側管路26
は、チェック弁27を介してリリーフ弁28に連通し、
アキュムレータ29に蓄圧可能に連通し、更に加圧ソレ
ノイド弁32を介してP系ブレーキ管路16に連通す
る。S系ブレーキ管路18にも同様に減圧ソレノイド弁
40とリリーフ弁41が設けられ、管路26から分岐す
る管路44が加圧ソレノイド弁42を有してS系ブレー
キ管路18に連通する。
【0015】管路26にはアキュムレータ圧Paを検出
する油圧センサ37が設けられ、下限圧でモータ25を
駆動し、上限圧でモータ25を停止するように制御され
る。このモータ制御によりオイルポンプ24を作動して
アキュムレータ29に常に上限圧と下限圧の範囲の高圧
を蓄圧し、このアキュムレータ圧Paによりブレーキ圧
Pbを応答良く加圧することが可能になっている。また
管路16にはペダル圧を検出する油圧センサ36とP系
ブレーキ圧を検出する油圧センサ33が、管路18には
S系ブレーキ圧を検出する油圧センサ43が設けられて
いる。
する油圧センサ37が設けられ、下限圧でモータ25を
駆動し、上限圧でモータ25を停止するように制御され
る。このモータ制御によりオイルポンプ24を作動して
アキュムレータ29に常に上限圧と下限圧の範囲の高圧
を蓄圧し、このアキュムレータ圧Paによりブレーキ圧
Pbを応答良く加圧することが可能になっている。また
管路16にはペダル圧を検出する油圧センサ36とP系
ブレーキ圧を検出する油圧センサ33が、管路18には
S系ブレーキ圧を検出する油圧センサ43が設けられて
いる。
【0016】減圧ソレノイド弁30,40はノーマルオ
ープンであり、デューティ信号のOFFで開いて通常の
ブレーキ作用を可能にすると共に、自動ブレーキ作動時
に減圧して、ONにより閉じる。加圧ソレノイド弁3
2,42はノーマルクローズであり、デューティ信号の
OFFで閉じ、ONにより開いて自動ブレーキ作動時に
加圧するものである。
ープンであり、デューティ信号のOFFで開いて通常の
ブレーキ作用を可能にすると共に、自動ブレーキ作動時
に減圧して、ONにより閉じる。加圧ソレノイド弁3
2,42はノーマルクローズであり、デューティ信号の
OFFで閉じ、ONにより開いて自動ブレーキ作動時に
加圧するものである。
【0017】図1において、自動ブレーキ制御ユニット
60について説明する。先ず、車両の前後に配置されて
道路状況、障害物を認識し、更に距離画像を得るCCD
カメラ50、車速を検出する車速センサ51、自動ブレ
ーキ選択スイッチ52、ブレーキ操作の状態を検出する
ブレーキスイッチ53を有する。これらセンサとスイッ
チの信号、及び油圧センサ33,43の実際のブレーキ
圧Pbの信号は自動ブレーキ制御ユニット60に入力し
て、電気的に処理される。
60について説明する。先ず、車両の前後に配置されて
道路状況、障害物を認識し、更に距離画像を得るCCD
カメラ50、車速を検出する車速センサ51、自動ブレ
ーキ選択スイッチ52、ブレーキ操作の状態を検出する
ブレーキスイッチ53を有する。これらセンサとスイッ
チの信号、及び油圧センサ33,43の実際のブレーキ
圧Pbの信号は自動ブレーキ制御ユニット60に入力し
て、電気的に処理される。
【0018】自動ブレーキ制御ユニット60は、CCD
カメラ50、自動ブレーキ選択スイッチ52、車速セン
サ51の信号が入力する追突予測部61を有する。そし
て選択スイッチ52がONする自動ブレーキモードでの
車両走行の場合に、CCDカメラ50の情報と車速Vに
基づき、例えば自車と先行車との車間距離と相対速度を
演算して、追突の危険の有無を予測する。そして追突の
危険を予測すると、アラーム55に接近警報信号を出力
する。またスロットル開度センサ54と追突予測の信号
は、スロットル閉判定部62に入力して、追突予測時に
スロットル開度が設定値以上の場合は、スロットル制御
ユニット12にスロットル閉信号を出力する。
カメラ50、自動ブレーキ選択スイッチ52、車速セン
サ51の信号が入力する追突予測部61を有する。そし
て選択スイッチ52がONする自動ブレーキモードでの
車両走行の場合に、CCDカメラ50の情報と車速Vに
基づき、例えば自車と先行車との車間距離と相対速度を
演算して、追突の危険の有無を予測する。そして追突の
危険を予測すると、アラーム55に接近警報信号を出力
する。またスロットル開度センサ54と追突予測の信号
は、スロットル閉判定部62に入力して、追突予測時に
スロットル開度が設定値以上の場合は、スロットル制御
ユニット12にスロットル閉信号を出力する。
【0019】追突予測の信号は必要減速度算出部63に
入力して、車間距離や相対速度から安全車間距離に保っ
て追突回避するための必要減速度Gを算出する。この必
要減速度Gとブレーキスイッチ53の信号は目標ブレー
キ圧設定部64に入力して、ブレーキスイッチOFFの
場合に必要減速度Gに応じた目標ブレーキ圧Ptを設定
する。目標ブレーキ圧Ptと油圧センサ33,43の実
際のブレーキ圧Pbは偏差算出部65に入力して、両者
の偏差±ΔPを求める。この偏差±ΔPは不感帯判定部
66に入力して不感帯±αと比較し、偏差±ΔPが不感
帯±α内の場合はON/OFF出力部67により加圧ソ
レノイド弁32,42にOFF信号を、減圧ソレノイド
弁30,40にON信号を出力して所定のブレーキ圧に
保持制御する。
入力して、車間距離や相対速度から安全車間距離に保っ
て追突回避するための必要減速度Gを算出する。この必
要減速度Gとブレーキスイッチ53の信号は目標ブレー
キ圧設定部64に入力して、ブレーキスイッチOFFの
場合に必要減速度Gに応じた目標ブレーキ圧Ptを設定
する。目標ブレーキ圧Ptと油圧センサ33,43の実
際のブレーキ圧Pbは偏差算出部65に入力して、両者
の偏差±ΔPを求める。この偏差±ΔPは不感帯判定部
66に入力して不感帯±αと比較し、偏差±ΔPが不感
帯±α内の場合はON/OFF出力部67により加圧ソ
レノイド弁32,42にOFF信号を、減圧ソレノイド
弁30,40にON信号を出力して所定のブレーキ圧に
保持制御する。
【0020】また偏差±ΔPが不感帯±α外の場合は、
その偏差±ΔPが制御量演算部68に入力して、正負の
符号により加圧または減圧を判断し、且つ例えばPD制
御により偏差±ΔPに応じた制御量Cを定める。加圧の
場合は、ON/OFF出力部67により減圧ソレノイド
弁30,40にON信号を出力する。そして制御量C
は、デューティ比決定部69に入力して所定の加圧デュ
ーティ比Duに変換し、このデューティ信号を出力部7
0により所定の時間間隔で加圧ソレノイド弁32,42
に出力する。減圧の場合は、ON/OFF出力部67に
より加圧ソレノイド弁32,42にOFF信号を出力す
る。そして制御量Cは、デューティ比決定部71に入力
して所定の減圧デューティ比Ddに変換し、このデュー
ティ信号を出力部72により所定の時間間隔で減圧ソレ
ノイド弁30,40に出力してブレーキ圧制御するよう
に構成される。
その偏差±ΔPが制御量演算部68に入力して、正負の
符号により加圧または減圧を判断し、且つ例えばPD制
御により偏差±ΔPに応じた制御量Cを定める。加圧の
場合は、ON/OFF出力部67により減圧ソレノイド
弁30,40にON信号を出力する。そして制御量C
は、デューティ比決定部69に入力して所定の加圧デュ
ーティ比Duに変換し、このデューティ信号を出力部7
0により所定の時間間隔で加圧ソレノイド弁32,42
に出力する。減圧の場合は、ON/OFF出力部67に
より加圧ソレノイド弁32,42にOFF信号を出力す
る。そして制御量Cは、デューティ比決定部71に入力
して所定の減圧デューティ比Ddに変換し、このデュー
ティ信号を出力部72により所定の時間間隔で減圧ソレ
ノイド弁30,40に出力してブレーキ圧制御するよう
に構成される。
【0021】更に、油撃低減の対策について説明する。
先ず、図6の油撃の発生状態について考察すると、加圧
ソレノイド弁32,42が閉じる際に油圧が急激に立上
る油撃bを発生し、減圧ソレノイド弁30,40が閉じ
る際には油圧が急激に立下る油撃dを発生し、これらの
油撃b,dは逆位相の関係になる。このため加圧ソレノ
イド弁32,42または減圧ソレノイド弁30,40が
閉じる際には、減圧ソレノイド弁30,40または加圧
ソレノイド弁32,42による逆位相の油撃をそれぞれ
発生することで、油撃を相殺して低減できる。
先ず、図6の油撃の発生状態について考察すると、加圧
ソレノイド弁32,42が閉じる際に油圧が急激に立上
る油撃bを発生し、減圧ソレノイド弁30,40が閉じ
る際には油圧が急激に立下る油撃dを発生し、これらの
油撃b,dは逆位相の関係になる。このため加圧ソレノ
イド弁32,42または減圧ソレノイド弁30,40が
閉じる際には、減圧ソレノイド弁30,40または加圧
ソレノイド弁32,42による逆位相の油撃をそれぞれ
発生することで、油撃を相殺して低減できる。
【0022】そこで加減圧の信号が入力する油撃低減部
73を有し、加圧時に油撃の発生状態に応じた減圧補正
量Rを定め、加圧デューティ信号のON状態の後半に減
圧補正量Rをデューティ比決定部71に入力し、所定の
小さい減圧補正デューティ比Rdに変換してこのデュー
ティ信号を出力する。また減圧時には油撃の発生状態に
応じた加圧補正量Rを定め、減圧デューティ信号のOF
F状態の後半に加圧補正量Rをデューティ比決定部69
に入力する。そしてこの場合も所定の小さい加圧補正デ
ューティ比Ruに変換して、このデューティ信号を出力
するように構成される。
73を有し、加圧時に油撃の発生状態に応じた減圧補正
量Rを定め、加圧デューティ信号のON状態の後半に減
圧補正量Rをデューティ比決定部71に入力し、所定の
小さい減圧補正デューティ比Rdに変換してこのデュー
ティ信号を出力する。また減圧時には油撃の発生状態に
応じた加圧補正量Rを定め、減圧デューティ信号のOF
F状態の後半に加圧補正量Rをデューティ比決定部69
に入力する。そしてこの場合も所定の小さい加圧補正デ
ューティ比Ruに変換して、このデューティ信号を出力
するように構成される。
【0023】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、エンジン運転時に、ブレーキ制御系では減圧
ソレノイド弁30,40がOFFで開き、マスターシリ
ンダ14が前後輪1L,2L,・・のホイールシリンダ
17に連通する。このため車両の停止または走行時に、
通常にブレーキペダル13を操作することで、ホイール
シリンダ17にブレーキ圧Pbを発生して制動すること
が可能になる。また加圧ソレノイド弁32,42はOF
Fで閉じて、加圧源34がホイールシリンダ17から遮
断される。この加圧源34では油圧センサ37によるモ
ータ制御でポンプ24を作動して、アキュムレータ29
に常に高いアキュムレータ圧Paが蓄圧されている。
る。先ず、エンジン運転時に、ブレーキ制御系では減圧
ソレノイド弁30,40がOFFで開き、マスターシリ
ンダ14が前後輪1L,2L,・・のホイールシリンダ
17に連通する。このため車両の停止または走行時に、
通常にブレーキペダル13を操作することで、ホイール
シリンダ17にブレーキ圧Pbを発生して制動すること
が可能になる。また加圧ソレノイド弁32,42はOF
Fで閉じて、加圧源34がホイールシリンダ17から遮
断される。この加圧源34では油圧センサ37によるモ
ータ制御でポンプ24を作動して、アキュムレータ29
に常に高いアキュムレータ圧Paが蓄圧されている。
【0024】車両走行時にドライバが自動ブレーキ選択
スイッチ52をONすると、自動ブレーキモードにな
る。そこで自動ブレーキ制御ユニット60では、CCD
カメラ50の情報と車速により自車と先行車や障害物と
の車間距離と相対速度が検出され、これらが設定値以下
になって追突の危険を予測すると、アラーム55により
接近警報される。このときドライバにより正常にブレー
キ操作されてブレーキスイッチ53がONすると、自動
ブレーキモードが解除される。
スイッチ52をONすると、自動ブレーキモードにな
る。そこで自動ブレーキ制御ユニット60では、CCD
カメラ50の情報と車速により自車と先行車や障害物と
の車間距離と相対速度が検出され、これらが設定値以下
になって追突の危険を予測すると、アラーム55により
接近警報される。このときドライバにより正常にブレー
キ操作されてブレーキスイッチ53がONすると、自動
ブレーキモードが解除される。
【0025】一方、ブレーキ操作されない場合は、先行
車との車間距離や相対速度に基づく必要減速度Gに応じ
て目標ブレーキ圧Ptが高く設定され、この目標ブレー
キ圧Ptと実際のブレーキ系のブレーキ圧Pbとの偏差
ΔPが算出され、且つ加圧判断される。そこで減圧ソレ
ノイド弁30,40が図4(c)のように直ちにONに
より閉じ、ホイールシリンダ17がマスターシリンダ1
4から遮断される。このとき偏差ΔPに応じた制御量C
で加圧デューティ比Duが設定され、このデューティ信
号が加圧ソレノイド弁32,42に出力して、同図
(b)のようにパルス的にONして開く。そこで加圧源
34のアキュムレータ圧Paがホイールシリンダ17に
導入して迅速に加圧され、このためブレーキ圧Pbは目
標ブレーキ圧Ptに対して応答良く追従して階段状の特
性で上昇するようにフィードバック制御される。
車との車間距離や相対速度に基づく必要減速度Gに応じ
て目標ブレーキ圧Ptが高く設定され、この目標ブレー
キ圧Ptと実際のブレーキ系のブレーキ圧Pbとの偏差
ΔPが算出され、且つ加圧判断される。そこで減圧ソレ
ノイド弁30,40が図4(c)のように直ちにONに
より閉じ、ホイールシリンダ17がマスターシリンダ1
4から遮断される。このとき偏差ΔPに応じた制御量C
で加圧デューティ比Duが設定され、このデューティ信
号が加圧ソレノイド弁32,42に出力して、同図
(b)のようにパルス的にONして開く。そこで加圧源
34のアキュムレータ圧Paがホイールシリンダ17に
導入して迅速に加圧され、このためブレーキ圧Pbは目
標ブレーキ圧Ptに対して応答良く追従して階段状の特
性で上昇するようにフィードバック制御される。
【0026】この加圧制御では、更に減圧補正量Rで減
圧補正デューティ比Rdを設定して同図(c)のように
加圧ソレノイド弁32,42が閉じる直前の時期に、減
圧ソレノイド弁30,40が一瞬OFFして開き、ホイ
ールシリンダ17がオイルリザーバ22側に連通するよ
うに制御される。このため加圧ソレノイド弁32,42
が閉じる際にホイールシリンダ17で急激に立上る油圧
は減圧ソレノイド弁30,40で減圧され、これにより
油撃の発生が低減される。このためブレーキ圧Pbは同
図(a)のように油撃の無い状態で滑らかに上昇する特
性になる。
圧補正デューティ比Rdを設定して同図(c)のように
加圧ソレノイド弁32,42が閉じる直前の時期に、減
圧ソレノイド弁30,40が一瞬OFFして開き、ホイ
ールシリンダ17がオイルリザーバ22側に連通するよ
うに制御される。このため加圧ソレノイド弁32,42
が閉じる際にホイールシリンダ17で急激に立上る油圧
は減圧ソレノイド弁30,40で減圧され、これにより
油撃の発生が低減される。このためブレーキ圧Pbは同
図(a)のように油撃の無い状態で滑らかに上昇する特
性になる。
【0027】そして目標ブレーキ圧Ptとブレーキ圧P
bが略等しくなって両者の偏差ΔPが不感帯±αに入る
と、加圧ソレノイド弁32,42がOFFで閉じ、減圧
ソレノイド弁30,40がONで同様に閉じる。このた
めホイールシリンダ17のブレーキ圧Pbは封じ込めに
より一定に保持され、且つ多少ブレーキ圧Pbが変動し
ても不感帯±αによりブレーキ圧フィードバック制御を
制限して乗り心地が良好に保持される。以上の加圧制御
と保持制御により前後輪1L,2L,・・は自動ブレー
キ作動され、これにより車両は必要減速度Gと等しく減
速または停止して、先行車に対する追突が未然に回避さ
れる。
bが略等しくなって両者の偏差ΔPが不感帯±αに入る
と、加圧ソレノイド弁32,42がOFFで閉じ、減圧
ソレノイド弁30,40がONで同様に閉じる。このた
めホイールシリンダ17のブレーキ圧Pbは封じ込めに
より一定に保持され、且つ多少ブレーキ圧Pbが変動し
ても不感帯±αによりブレーキ圧フィードバック制御を
制限して乗り心地が良好に保持される。以上の加圧制御
と保持制御により前後輪1L,2L,・・は自動ブレー
キ作動され、これにより車両は必要減速度Gと等しく減
速または停止して、先行車に対する追突が未然に回避さ
れる。
【0028】また自動ブレーキ制御により先行車に対す
る相対距離や相対速度が増して追突の危険がなくなる
と、目標ブレーキ圧Ptが低く設定される。そこでこの
場合は減圧を判断して、図5(b)のように加圧ソレノ
イド弁32,42が直ちにOFFして閉じる。このとき
目標ブレーキ圧Ptと実際のブレーキ圧Pbとの偏差−
ΔPに応じた制御量Cで減圧デューティ比Ddが設定さ
れ、このデューティ信号が減圧ソレノイド弁30,40
に出力して同図(c)のようにパルス的にOFFして開
く。そこでホイールシリンダ17のブレーキ圧Pbは徐
々にオイルリザーバ22に抜け、階段状の特性で減圧し
てブレーキ解除される。
る相対距離や相対速度が増して追突の危険がなくなる
と、目標ブレーキ圧Ptが低く設定される。そこでこの
場合は減圧を判断して、図5(b)のように加圧ソレノ
イド弁32,42が直ちにOFFして閉じる。このとき
目標ブレーキ圧Ptと実際のブレーキ圧Pbとの偏差−
ΔPに応じた制御量Cで減圧デューティ比Ddが設定さ
れ、このデューティ信号が減圧ソレノイド弁30,40
に出力して同図(c)のようにパルス的にOFFして開
く。そこでホイールシリンダ17のブレーキ圧Pbは徐
々にオイルリザーバ22に抜け、階段状の特性で減圧し
てブレーキ解除される。
【0029】この減圧制御では、更に加圧補正量Rで加
圧補正デューティ比Ruを設定して5図(b)のように
減圧ソレノイド弁30,40が閉じる直前の時期に、加
圧ソレノイド弁32,42が一瞬ONして開き、加圧源
34がホイールシリンダ17に連通するように制御され
る。そこで上述の加圧制御の場合と逆に、減圧ソレノイ
ド弁30,40が閉じる際のホイールシリンダ17の急
激な油圧の立下りが加圧ソレノイド弁32,42の加圧
により補充され、同様に油撃の発生が低減される。この
ためブレーキ圧Pbは同図(a)のように油撃の無い状
態で滑らかに低下する特性になる。
圧補正デューティ比Ruを設定して5図(b)のように
減圧ソレノイド弁30,40が閉じる直前の時期に、加
圧ソレノイド弁32,42が一瞬ONして開き、加圧源
34がホイールシリンダ17に連通するように制御され
る。そこで上述の加圧制御の場合と逆に、減圧ソレノイ
ド弁30,40が閉じる際のホイールシリンダ17の急
激な油圧の立下りが加圧ソレノイド弁32,42の加圧
により補充され、同様に油撃の発生が低減される。この
ためブレーキ圧Pbは同図(a)のように油撃の無い状
態で滑らかに低下する特性になる。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。
が、これのみに限定されない。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によると、
ON−OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁
を用いた自動ブレーキ装置において、階段状の加圧制御
の都度一瞬減圧し、階段状の減圧制御の都度一瞬加圧す
るように制御するので、ソレノイド弁が閉じる際の油撃
を有効に低減することができる。このため車両の振動、
騒音が小さくなって乗り心地が向上し、ブレーキ油圧制
御系の耐久性も向上する。加圧と減圧の制御を併用する
構成であるから、油圧系の構造の変更がなく、制御も容
易である。また加圧と減圧の度合い調整することで加圧
量や減圧量も変化することができるので、加圧と減圧を
一層細かく滑らかに細かく制御できる。
ON−OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁
を用いた自動ブレーキ装置において、階段状の加圧制御
の都度一瞬減圧し、階段状の減圧制御の都度一瞬加圧す
るように制御するので、ソレノイド弁が閉じる際の油撃
を有効に低減することができる。このため車両の振動、
騒音が小さくなって乗り心地が向上し、ブレーキ油圧制
御系の耐久性も向上する。加圧と減圧の制御を併用する
構成であるから、油圧系の構造の変更がなく、制御も容
易である。また加圧と減圧の度合い調整することで加圧
量や減圧量も変化することができるので、加圧と減圧を
一層細かく滑らかに細かく制御できる。
【図1】本発明に係る自動ブレーキ装置の制御方法に適
した電気制御系の実施例を示すブロック図である。
した電気制御系の実施例を示すブロック図である。
【図2】自動ブレーキ装置の油圧ユニットを示す油圧回
路図である。
路図である。
【図3】車両の駆動系とブレーキ油圧制御系の概略を示
す図である。
す図である。
【図4】加圧制御のデューティ信号とブレーキ圧特性を
示す図である。
示す図である。
【図5】減圧制御のデューティ信号とブレーキ圧特性を
示す図である。
示す図である。
【図6】従来の加減圧制御の油撃の発生状態を示す図で
ある。
ある。
14 マスターシリンダ 15 ブレーキ配管 17 ホイールシリンダ 20 自動ブレーキ装置 21 自動ブレーキ油圧ユニット 29 アキュムレータ 30,40 減圧ソレノイド弁 32,42 加圧ソレノイド弁 60 自動ブレーキ制御ユニット、 65 偏差算出部 68 制御量演算部 69,71 デューティ比決定部 73 油撃低減部
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のブレーキ配管のマスターシリンダ
とホイールシリンダの間にON−OFF式減圧ソレノイ
ド弁が設けられ、常に高圧を蓄圧するアキュムレータが
ON−OFF式加圧ソレノイド弁を介してホイールシリ
ンダに連通され、自動ブレーキ制御ユニットが自動ブレ
ーキモードの場合に衝突の危険を予測すると、減圧ソレ
ノイド弁に閉信号を出力すると共に加圧ソレノイド弁に
デューティ信号を出力し、衝突の危険がなくなると、加
圧ソレノイド弁に閉信号を出力すると共に減圧ソレノイ
ド弁にデューティ信号を出力する自動ブレーキ装置にお
いて、加圧ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半
の時期に減圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力し、減圧
ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半の時期に加
圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力することを特徴とす
る自動ブレーキ装置の制御方法。 - 【請求項2】 減圧ソレノイド弁と加圧ソレノイド弁に
出力する開信号は、それぞれ油撃の発生を低減するもの
であることを特徴とする請求項1記載の自動ブレーキ装
置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280693A JPH06312653A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動ブレーキ装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280693A JPH06312653A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動ブレーキ装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312653A true JPH06312653A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14337306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10280693A Pending JPH06312653A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動ブレーキ装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06312653A (ja) |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10280693A patent/JPH06312653A/ja active Pending
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