JPH0631306B2 - シチジン―5′―ジリン酸コリン1水和物結晶の製造法 - Google Patents
シチジン―5′―ジリン酸コリン1水和物結晶の製造法Info
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- JPH0631306B2 JPH0631306B2 JP60154930A JP15493085A JPH0631306B2 JP H0631306 B2 JPH0631306 B2 JP H0631306B2 JP 60154930 A JP60154930 A JP 60154930A JP 15493085 A JP15493085 A JP 15493085A JP H0631306 B2 JPH0631306 B2 JP H0631306B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシチジン−5′−ジリン酸コリン(以下、CD
P−コリンと称する。)1は水和物結晶の製造法に関す
る。
P−コリンと称する。)1は水和物結晶の製造法に関す
る。
従来の技術 CDP−コリンは脳代謝賦活剤として用いられている物
質であって、その製造法としては微生物を用いる方法と
化学的に合成する方法とが知られている。
質であって、その製造法としては微生物を用いる方法と
化学的に合成する方法とが知られている。
化学的合成法によるCDP−コリンの製造法としては、
たとえばシチジン−5′−モノリン酸(以下、5′−C
MPと略称する。)とホスホリルコリンとを原料とし、
これらをジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下に反
応させる方法[ジャーナル オブ バイオロジカル ケ
ミストリー(J.Biol. Chem.)第222巻185頁(1956
年)]、5′−CMPのアミド類とホスホリルコリンとを
反応させる方法[特公昭42−1384号公報]、5′−
CMPとホスホリルコリンのアミド類とを反応させる方
法[特公昭45−4747号公報]などが提案されてい
る。しかし、これらいずれの方法においても反応は定量
的には進行しないで、反応生成物中には目的物であるC
DP−コリンのほかに、未反応の原料や副反応により生
成した副生成物が不純物として存在している。このよう
な不純物はその種類が多いうえに、CDP−コリン自体
の物理化学的性質に類似する物質も含まれており、この
ような不純物を含む粗製のCDP−コリンから不純物を
除去するには、未だ数多くの課題が残されている。
たとえばシチジン−5′−モノリン酸(以下、5′−C
MPと略称する。)とホスホリルコリンとを原料とし、
これらをジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下に反
応させる方法[ジャーナル オブ バイオロジカル ケ
ミストリー(J.Biol. Chem.)第222巻185頁(1956
年)]、5′−CMPのアミド類とホスホリルコリンとを
反応させる方法[特公昭42−1384号公報]、5′−
CMPとホスホリルコリンのアミド類とを反応させる方
法[特公昭45−4747号公報]などが提案されてい
る。しかし、これらいずれの方法においても反応は定量
的には進行しないで、反応生成物中には目的物であるC
DP−コリンのほかに、未反応の原料や副反応により生
成した副生成物が不純物として存在している。このよう
な不純物はその種類が多いうえに、CDP−コリン自体
の物理化学的性質に類似する物質も含まれており、この
ような不純物を含む粗製のCDP−コリンから不純物を
除去するには、未だ数多くの課題が残されている。
従来、化学的合成法により製造された粗製のCDP−コ
リンを精製する方法として、活性炭を用いる方法、強塩
基性イオン交換樹脂を用いる方法、あるいはこれらを併
用する方法が提案されている。
リンを精製する方法として、活性炭を用いる方法、強塩
基性イオン交換樹脂を用いる方法、あるいはこれらを併
用する方法が提案されている。
しかしながら、これら精製法は、いずれもCDP−コリ
ン、さらには数種の不純物を、まず活性炭やイオン交換
樹脂に吸着させ、続いて吸着されたCDP−コリンと不
純物とを各種溶離剤を用いて分別溶出させる方法であ
り、このような方法では(i)大量の活性炭あるいはイオ
ン交換樹脂を必要とする、(ii)溶離剤として水のほかに
蟻酸,アンモニア,アルコールなどの各種酸、アルカ
リ、溶剤を必要とする、(iii)溶出液中のCDP−コリ
ン濃度が低く、濃縮などによるCDP−コリンの採取に
多量のエネルギーを必要とする、(iv)溶出に用いた酸,
アルカリ,溶剤などの回収に煩雑な操作を必要とするな
どの欠点があるため工業的精製法としては必ずしも有利
な方法とはいえない。
ン、さらには数種の不純物を、まず活性炭やイオン交換
樹脂に吸着させ、続いて吸着されたCDP−コリンと不
純物とを各種溶離剤を用いて分別溶出させる方法であ
り、このような方法では(i)大量の活性炭あるいはイオ
ン交換樹脂を必要とする、(ii)溶離剤として水のほかに
蟻酸,アンモニア,アルコールなどの各種酸、アルカ
リ、溶剤を必要とする、(iii)溶出液中のCDP−コリ
ン濃度が低く、濃縮などによるCDP−コリンの採取に
多量のエネルギーを必要とする、(iv)溶出に用いた酸,
アルカリ,溶剤などの回収に煩雑な操作を必要とするな
どの欠点があるため工業的精製法としては必ずしも有利
な方法とはいえない。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、従来技術が有するこのような欠点を克服
すべく鋭意検討の結果、特定の2種のイオン交換樹脂を
使用することにより粗製のCDP−コリン水溶液から不
純物のみを特異的に吸着除去できることを見い出し、こ
の方法により得られた水溶液から、容易に効率よくCD
P−コリン1水和物が結晶として製造できることを見い
出した。
すべく鋭意検討の結果、特定の2種のイオン交換樹脂を
使用することにより粗製のCDP−コリン水溶液から不
純物のみを特異的に吸着除去できることを見い出し、こ
の方法により得られた水溶液から、容易に効率よくCD
P−コリン1水和物が結晶として製造できることを見い
出した。
すなわち、本発明は化学的合成法により製造された粗製
のシチジン−5′−ジリン酸コリンの水溶液を調製し、
該水溶液を強酸性イオン交換樹脂と次いで弱塩基性イオ
ン交換樹脂と接触させ、得られた水溶液を濃縮した後、
アルコールを加えて晶出させることを特徴とするシチジ
ン−5′−ジリン酸コリン1水和物の製造法である。
のシチジン−5′−ジリン酸コリンの水溶液を調製し、
該水溶液を強酸性イオン交換樹脂と次いで弱塩基性イオ
ン交換樹脂と接触させ、得られた水溶液を濃縮した後、
アルコールを加えて晶出させることを特徴とするシチジ
ン−5′−ジリン酸コリン1水和物の製造法である。
本発明における、化学的合成法によって製造された粗製
のシチジン−5′−ジリン酸コリン(以下、単に粗製の
CDP−コリンと略称する。)としては、たとえば5′
−CMPまたはその反応性誘導体とホスホリルコリンま
たはこれらの塩、あるいは5′−CMPとホスホリルコ
リンの反応性誘導体またはこれらの塩を反応させること
により製造されたものを挙げることができる。このよう
な原料化合物を用いるCDP−コリンの製造法は、すで
に公知であり、5′−CMPの反応性誘導体としては、
たとえば5′−CMPのアミド類(たとえば遊離のアミ
ド,モノメチルアミド,ジエチルアミド,モルホリドな
ど)、またホスホリルコリンの反応性誘導体としては、
たとえばホスホリルコリンのアミド類(たとえば遊離の
アミド,モノメチルアミド,ジエチルアミド,モルホリ
ドなど)などがある。本反応は、通常非水系の有機溶媒
(たとえばo−クロロフエノール,トリクレゾール,ア
セトニトリル,ピリジンなど)中で行なわれる。このよ
うな反応により得られた粗製のCDP−コリンには未反
応原料あるいはこれに起因する不純物のほかに、副反応
により生成した不純物(たとえばジシチジンピロリン酸
エステル,シチジン−5′−ジリン酸など)が含まれて
いる。
のシチジン−5′−ジリン酸コリン(以下、単に粗製の
CDP−コリンと略称する。)としては、たとえば5′
−CMPまたはその反応性誘導体とホスホリルコリンま
たはこれらの塩、あるいは5′−CMPとホスホリルコ
リンの反応性誘導体またはこれらの塩を反応させること
により製造されたものを挙げることができる。このよう
な原料化合物を用いるCDP−コリンの製造法は、すで
に公知であり、5′−CMPの反応性誘導体としては、
たとえば5′−CMPのアミド類(たとえば遊離のアミ
ド,モノメチルアミド,ジエチルアミド,モルホリドな
ど)、またホスホリルコリンの反応性誘導体としては、
たとえばホスホリルコリンのアミド類(たとえば遊離の
アミド,モノメチルアミド,ジエチルアミド,モルホリ
ドなど)などがある。本反応は、通常非水系の有機溶媒
(たとえばo−クロロフエノール,トリクレゾール,ア
セトニトリル,ピリジンなど)中で行なわれる。このよ
うな反応により得られた粗製のCDP−コリンには未反
応原料あるいはこれに起因する不純物のほかに、副反応
により生成した不純物(たとえばジシチジンピロリン酸
エステル,シチジン−5′−ジリン酸など)が含まれて
いる。
このような粗製のCDP−コリンから、その水溶液を調
製するには反応生成物に水を加えればよい。通常CDP
−コリンの濃度がほぼ1〜30重量%(好ましくは、ほ
ぼ3〜10重量%)になるように水を加える。反応は通
常有機溶媒中で行なわれるが、このような場合には反応
液から有機溶媒を留去して濃縮したのち水を加えて水溶
液とするか、あるいは反応液にエーテルなどを加えたの
ち、水で抽出することにより粗製のCDP−コリンの水
溶液を得ることができる。
製するには反応生成物に水を加えればよい。通常CDP
−コリンの濃度がほぼ1〜30重量%(好ましくは、ほ
ぼ3〜10重量%)になるように水を加える。反応は通
常有機溶媒中で行なわれるが、このような場合には反応
液から有機溶媒を留去して濃縮したのち水を加えて水溶
液とするか、あるいは反応液にエーテルなどを加えたの
ち、水で抽出することにより粗製のCDP−コリンの水
溶液を得ることができる。
本発明では、このようにして得られた水溶液を強酸性イ
オン交換樹脂と弱塩基性イオン交換樹脂との両樹脂に接
触させる。
オン交換樹脂と弱塩基性イオン交換樹脂との両樹脂に接
触させる。
本発明で用いることのできる強酸性イオン交換樹脂とし
ては、−SO3Hを活性基とする強酸型のイオン交換樹
脂を挙げることができ、通常架橋ポリスチレンをスルホ
ン化した樹脂が用いられる。このような強酸性イオン交
換樹脂として、たとえばアンバーライト IR−12
4,200,252(オルガノ(株)製)、ダイヤイオン
PK−208,216,228,ダイヤイオン SK−
110,ダイヤイオン HPK−25,30,55(三菱
化成工業(株)製)、ダウエックス 50WX8,MS
C−1(ダウケミカル社(株)製)などを挙げることが
できる。このような強酸性イオン交換樹脂は、H型を用
いる。この樹脂の使用量は、不純物の種類あるいはその
量によっても左右されるが、通常処理されるべき粗製の
CDP−コリン100g当たりほぼ500〜3000ml
である。
ては、−SO3Hを活性基とする強酸型のイオン交換樹
脂を挙げることができ、通常架橋ポリスチレンをスルホ
ン化した樹脂が用いられる。このような強酸性イオン交
換樹脂として、たとえばアンバーライト IR−12
4,200,252(オルガノ(株)製)、ダイヤイオン
PK−208,216,228,ダイヤイオン SK−
110,ダイヤイオン HPK−25,30,55(三菱
化成工業(株)製)、ダウエックス 50WX8,MS
C−1(ダウケミカル社(株)製)などを挙げることが
できる。このような強酸性イオン交換樹脂は、H型を用
いる。この樹脂の使用量は、不純物の種類あるいはその
量によっても左右されるが、通常処理されるべき粗製の
CDP−コリン100g当たりほぼ500〜3000ml
である。
また、本発明で用いることのできる弱塩基性イオン交換
樹脂としては、第3級アミン,ポリアミンなどを活性基
とする有効pH範囲0〜9のイオン交換樹脂を挙げること
ができる。このような弱塩基性イオン交換樹脂として
は、たとえばアンバーライト IRA−68,93,9
4,IR−45(オルガノ(株)製)、ダイアイオン W
A−10,20,30)三菱化成工業(株)製)、ダウエッ
クス MWA−1,WGR(ダウケミカル社(株)製)な
どである。このような弱塩基性イオン交換樹脂はOH型
を用いる。この樹脂の使用量は、不純物の種類あるいは
その量によっても左右されるが、通常処理されるべき粗
製のCDP−コリンの100g当たりほぼ200〜50
0mlである。これら両樹脂に粗製のCDP−コリンの水
溶液を接媒させる方式としては、バッチ式と塔式とを挙
げることができる。一般に効率の面からみて塔を用いる
のが好ましい。水溶液との接触は両樹脂のうちのいずれ
を先に行ってもよい。一般には強酸性イオン交換樹脂を
先に接触させる。これら両樹脂は混床式で用いてもよ
い。不純物として無機塩が含まれている場合には、ま
ず、強酸性イオン交換樹脂で処理し、次いで弱塩基性イ
オン交換樹脂で処理するのがよい。塔方式の場合にはS
Vがほぼ0.1〜5の速度で通液する。接触温度は強酸
性イオン交換樹脂の場合にはCDP−コリンの加水分解
を防止するため約10℃以下が好ましく、弱塩基性イオ
ン交換樹脂の場合には室温で行なわれる。
樹脂としては、第3級アミン,ポリアミンなどを活性基
とする有効pH範囲0〜9のイオン交換樹脂を挙げること
ができる。このような弱塩基性イオン交換樹脂として
は、たとえばアンバーライト IRA−68,93,9
4,IR−45(オルガノ(株)製)、ダイアイオン W
A−10,20,30)三菱化成工業(株)製)、ダウエッ
クス MWA−1,WGR(ダウケミカル社(株)製)な
どである。このような弱塩基性イオン交換樹脂はOH型
を用いる。この樹脂の使用量は、不純物の種類あるいは
その量によっても左右されるが、通常処理されるべき粗
製のCDP−コリンの100g当たりほぼ200〜50
0mlである。これら両樹脂に粗製のCDP−コリンの水
溶液を接媒させる方式としては、バッチ式と塔式とを挙
げることができる。一般に効率の面からみて塔を用いる
のが好ましい。水溶液との接触は両樹脂のうちのいずれ
を先に行ってもよい。一般には強酸性イオン交換樹脂を
先に接触させる。これら両樹脂は混床式で用いてもよ
い。不純物として無機塩が含まれている場合には、ま
ず、強酸性イオン交換樹脂で処理し、次いで弱塩基性イ
オン交換樹脂で処理するのがよい。塔方式の場合にはS
Vがほぼ0.1〜5の速度で通液する。接触温度は強酸
性イオン交換樹脂の場合にはCDP−コリンの加水分解
を防止するため約10℃以下が好ましく、弱塩基性イオ
ン交換樹脂の場合には室温で行なわれる。
接触処理後の樹脂は、常法により再生することができ
る。すなわち強酸性イオン交換樹脂については、たとえ
ば塩酸などの鉱酸の水溶液を用いてH型に再生すること
ができる。また弱塩基性イオン交換樹脂については、た
とえば水酸化ナトリウムなどのアルカリの水溶液を用い
てOH型に再生することができる。
る。すなわち強酸性イオン交換樹脂については、たとえ
ば塩酸などの鉱酸の水溶液を用いてH型に再生すること
ができる。また弱塩基性イオン交換樹脂については、た
とえば水酸化ナトリウムなどのアルカリの水溶液を用い
てOH型に再生することができる。
粗製のCDP−コリンの水溶液を両樹脂に接触処理させ
たあとの水溶液は、そのまま濃縮し、濃縮液を常法によ
りアルコールで晶出することにより純品のCDP−コリ
ン1水和物の結晶を得ることができる。
たあとの水溶液は、そのまま濃縮し、濃縮液を常法によ
りアルコールで晶出することにより純品のCDP−コリ
ン1水和物の結晶を得ることができる。
なお、粗製の、あるいは精製されたCDP−コリンの水
溶液中に含まれる不純物は高速液体クロマトグラフィー
(UV検出またはRI検出)を用いて分析することができ
る。
溶液中に含まれる不純物は高速液体クロマトグラフィー
(UV検出またはRI検出)を用いて分析することができ
る。
本発明の作用効果 本発明の製造法によれば、粗製のCDP−コリンに含ま
れる不純物成分のみが選択的に吸着除去されるため、従
来の吸着炭,吸着樹脂による精製法と比べて樹脂の使用
量が大幅に減少し、また水以外の特殊な溶離剤を必要と
しない。このため、極めて高濃度のCDP−コリンを含
有する精製液を得ることができる。また本精製法では精
製収率が約97%以上であり、ほぼ定量的である。また
本発明の製造法によれば、各種溶離剤などの回収操作が
不要となるなどの利点を有している。
れる不純物成分のみが選択的に吸着除去されるため、従
来の吸着炭,吸着樹脂による精製法と比べて樹脂の使用
量が大幅に減少し、また水以外の特殊な溶離剤を必要と
しない。このため、極めて高濃度のCDP−コリンを含
有する精製液を得ることができる。また本精製法では精
製収率が約97%以上であり、ほぼ定量的である。また
本発明の製造法によれば、各種溶離剤などの回収操作が
不要となるなどの利点を有している。
このように本発明は工業上極めて有用なシチジン−5′
−ジリン酸コリン1水和物の製造法である。
−ジリン酸コリン1水和物の製造法である。
以下実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1 30gのCDP−コリン,7gのホスホリルコリンおよ
び1.5gの5′−CMPを含有する粗製のCDP−コ
リンの水溶液500mlを強酸性イオン交換樹脂充填塔
[塔内径1.5cmの二重管式クロマト塔にダイヤイオン
HPK−25,42〜60メッシュ,H型400mlを充
填(樹脂層の高さ225cm)したもの、外筒には5℃の冷
水を通じておく]にSVが0.5の速度で通液し、通液
後700mlの水を用いて水洗(SV=0.5)した。この
間CDP−コリンを含有する合計950mlの溶出液を採
液した。高速液体クロマトグラフィー(RI検出)による
分析の結果、この溶出液中のホスホリルコリンの量は
0.1g(除去率98.5%)、5′−CMPの量は1.
5gであることを確認した。
び1.5gの5′−CMPを含有する粗製のCDP−コ
リンの水溶液500mlを強酸性イオン交換樹脂充填塔
[塔内径1.5cmの二重管式クロマト塔にダイヤイオン
HPK−25,42〜60メッシュ,H型400mlを充
填(樹脂層の高さ225cm)したもの、外筒には5℃の冷
水を通じておく]にSVが0.5の速度で通液し、通液
後700mlの水を用いて水洗(SV=0.5)した。この
間CDP−コリンを含有する合計950mlの溶出液を採
液した。高速液体クロマトグラフィー(RI検出)による
分析の結果、この溶出液中のホスホリルコリンの量は
0.1g(除去率98.5%)、5′−CMPの量は1.
5gであることを確認した。
次いでこの溶出液を弱塩基性イオン交換樹脂充填塔[塔
内径1.0cmのクロマト塔にダイヤイオン WA−3
0,OH型100mlを充填したもの(樹脂層の高さ127
cm)にSVが2.0の速度で通液し、通液後400mlの
水を用いて水洗(SV=2.0)した。この間CDP−コ
リンを含有する合計1300mlの溶出液を採液した。こ
の溶出液を高速液体クロマトグラフィー(UV検出)によ
って分析したところ、CDP−コリン量は29.4gで
あり、5′−CMP、その他不純物ピークは検出されな
かった(CDP−コリンの回収率98.0%)。
内径1.0cmのクロマト塔にダイヤイオン WA−3
0,OH型100mlを充填したもの(樹脂層の高さ127
cm)にSVが2.0の速度で通液し、通液後400mlの
水を用いて水洗(SV=2.0)した。この間CDP−コ
リンを含有する合計1300mlの溶出液を採液した。こ
の溶出液を高速液体クロマトグラフィー(UV検出)によ
って分析したところ、CDP−コリン量は29.4gで
あり、5′−CMP、その他不純物ピークは検出されな
かった(CDP−コリンの回収率98.0%)。
実施例 2 6.5W/V%のCDP−コリン,1.4W/V%のホ
スホリルコリン,0.2W/V%の5′−CMP,1.0
W/V%の5′−CMPモルホリデート,モルホリン,ジ
シチジンピロリン酸エステル,4−モルホリン−N,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド,遊離リン酸,その他
の不純物を含有する粗製のCDP−コリンの水溶液400m
lを強酸性イオン交換樹脂充填塔[塔内径1.5cmの二重
管式クロマト塔へダイヤイオン HPK−30,42
〜60メッシュ,H型400mlを充填(樹脂層の高さ22
5cm)したもの、外筒には5℃の冷水を通じておく]にS
Vが0.5の速度で通液し、通液後600mlの水を用い
て水洗(SV=0.5)した。この間CDP−コリンを含
有する合計720mlの溶出液を採液した。
スホリルコリン,0.2W/V%の5′−CMP,1.0
W/V%の5′−CMPモルホリデート,モルホリン,ジ
シチジンピロリン酸エステル,4−モルホリン−N,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド,遊離リン酸,その他
の不純物を含有する粗製のCDP−コリンの水溶液400m
lを強酸性イオン交換樹脂充填塔[塔内径1.5cmの二重
管式クロマト塔へダイヤイオン HPK−30,42
〜60メッシュ,H型400mlを充填(樹脂層の高さ22
5cm)したもの、外筒には5℃の冷水を通じておく]にS
Vが0.5の速度で通液し、通液後600mlの水を用い
て水洗(SV=0.5)した。この間CDP−コリンを含
有する合計720mlの溶出液を採液した。
次いでこの溶出液を弱塩基性イオン交換樹脂充填塔[塔
内径1.0cmのクロマト塔にアンバーライトIRA−9
4S,OH型60mlを充填(樹脂層の高さ75cm)したも
の]にSVが2.0の速度で通液し、通液後420mlの
水を用いて水洗(SV=2.0)した。この間CDP−コリン
を含有する合計1100mlの溶出液を採液した。
内径1.0cmのクロマト塔にアンバーライトIRA−9
4S,OH型60mlを充填(樹脂層の高さ75cm)したも
の]にSVが2.0の速度で通液し、通液後420mlの
水を用いて水洗(SV=2.0)した。この間CDP−コリン
を含有する合計1100mlの溶出液を採液した。
この溶出液を高速液体クロマトグラフィー(UV検出)に
よって分析したところ25.5gのCDP−コリンが確
認され、不純物ピークは認められなかった。
よって分析したところ25.5gのCDP−コリンが確
認され、不純物ピークは認められなかった。
このCDP−コリン含有の水溶液を濃縮し、濃縮液をア
ルコールで晶出することにより純品のCDP−コリン1
水和物の結晶が得られた。この結晶の元素分析値は次の
通りであった。
ルコールで晶出することにより純品のCDP−コリン1
水和物の結晶が得られた。この結晶の元素分析値は次の
通りであった。
実施例 3 遊離のホスホリルコリン12gとシチジン−5′−リン
酸アミドのジシクロヘキシルグアニジウム塩28gとを
オルトクロロフェノール500mlに溶解させ100℃で
16時間反応させた。反応終了後オルトクロロフェノー
ルを減圧で殆んど濃縮留去した。この濃縮液にエーテル
500mlを加えこれを水250mlで2回抽出した。両抽
出液を合しエーテル100mlで洗い水層に含まれるエー
テルを減圧留去し液量を400mlとした。このようにし
て得られた粗製のCDP−コリンの水溶液を実施例2で
用いたのと同じ2種のイオン交換樹脂充填塔を用いて同
じ条件下で処理し、得られたCDP−コリン水溶液を高
速液体クロマトグラフィーによって分析したところ不純
物のピークは全く認められなかった。
酸アミドのジシクロヘキシルグアニジウム塩28gとを
オルトクロロフェノール500mlに溶解させ100℃で
16時間反応させた。反応終了後オルトクロロフェノー
ルを減圧で殆んど濃縮留去した。この濃縮液にエーテル
500mlを加えこれを水250mlで2回抽出した。両抽
出液を合しエーテル100mlで洗い水層に含まれるエー
テルを減圧留去し液量を400mlとした。このようにし
て得られた粗製のCDP−コリンの水溶液を実施例2で
用いたのと同じ2種のイオン交換樹脂充填塔を用いて同
じ条件下で処理し、得られたCDP−コリン水溶液を高
速液体クロマトグラフィーによって分析したところ不純
物のピークは全く認められなかった。
この水溶液を濃縮し、濃縮液をアルコールで晶出するこ
とにより純品のCDP−コリン1水和物の結晶13.9
gを得た。
とにより純品のCDP−コリン1水和物の結晶13.9
gを得た。
第1図は実施例2で用いた粗製のCDP−コリンの水溶
液の高速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析
チャートを示す。第2図は、強酸性イオン交換樹脂と接
触させて得られたCDP−コリンを含有する溶出液の高
速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析チャー
トを示す。 第3図は、さらに弱塩基性イオン交換樹脂と接触させる
ことにより得られたCDP−コリンを含有する精製液の
高速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析チャ
ートを示す。P0はCDP−コリンのピークを示し、P1
〜P9はいずれも不純物のピークを示す。
液の高速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析
チャートを示す。第2図は、強酸性イオン交換樹脂と接
触させて得られたCDP−コリンを含有する溶出液の高
速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析チャー
トを示す。 第3図は、さらに弱塩基性イオン交換樹脂と接触させる
ことにより得られたCDP−コリンを含有する精製液の
高速液体クロマトグラフィー(UV検出)による分析チャ
ートを示す。P0はCDP−コリンのピークを示し、P1
〜P9はいずれも不純物のピークを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】化学的合成法により製造された粗製のシチ
ジン−5′−ジリン酸コリンの水溶液を調製し、該水溶
液を強酸性イオン交換樹脂と次いで弱塩基性イオン交換
樹脂と接触させ、得られた水溶液を濃縮した後、アルコ
ールを加えて晶出させることを特徴とするシチジン−
5′−ジリン酸コリン1水和物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154930A JPH0631306B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | シチジン―5′―ジリン酸コリン1水和物結晶の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154930A JPH0631306B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | シチジン―5′―ジリン酸コリン1水和物結晶の製造法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS6216497A JPS6216497A (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0631306B2 true JPH0631306B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=15595050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60154930A Expired - Fee Related JPH0631306B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | シチジン―5′―ジリン酸コリン1水和物結晶の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631306B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| WO2007018259A1 (ja) | 2005-08-10 | 2007-02-15 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | シチジンジリン酸コリンの精製方法 |
| WO2023027178A1 (ja) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | 協和発酵バイオ株式会社 | シチジン-5'-ジリン酸化合物の製造方法 |
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| CN1551778A (zh) | 2001-09-05 | 2004-12-01 | ɽ����ʽ���� | 用于糖尿病神经病变的药物组合物 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-07-12 JP JP60154930A patent/JPH0631306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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| WO2023027178A1 (ja) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | 協和発酵バイオ株式会社 | シチジン-5'-ジリン酸化合物の製造方法 |
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