JPH06313347A - 立上り部用プレハブ式防水材とその施工法 - Google Patents

立上り部用プレハブ式防水材とその施工法

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JPH06313347A
JPH06313347A JP12817893A JP12817893A JPH06313347A JP H06313347 A JPH06313347 A JP H06313347A JP 12817893 A JP12817893 A JP 12817893A JP 12817893 A JP12817893 A JP 12817893A JP H06313347 A JPH06313347 A JP H06313347A
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Tsuneo Tajima
常雄 田島
Takayoshi Imai
隆良 今井
Toru Kojima
徹 小島
Kanesada Kuchiki
包定 朽木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、とくに垂直面の防水工事に
適した立上り部用プレハブ式防水材とその施工法を提供
する点にある。 【構成】 屋上立上り面と屋上水平面との両面にほゞ密
着する、断面ほゞL字型自己支持性耐水基板よりなるこ
とを特徴とする立上り部用プレハブ式防水材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、立上り部用プレハブ式防水材と
その施工法に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】防水材工法は、施工現場で固型
のアスファルトを釜で溶かして、それを接着材としてア
スファルトルーフィングを複数枚貼り重ねて防水層を形
成させるアスファルト防水熱工法、自着層つきアスファ
ルトルーフィングを複数枚貼り重ねて防水層を形成させ
るアスファルト防水冷工法、加硫ゴムシートを、シート
面・下地面の両方に接着材を塗り、シート一枚のみで仕
上げるシート防水工法、ウレタン塗膜材を2度塗り重ね
て仕上げるウレタン塗膜防水工法等がある。一般に防水
工事は屋上などの平面部と立上り部に分けられ、平面部
については作業者の行動を妨げる要因は殆どないため前
記各防水工法においてそれなりの効率的な作業ができ、
しかも高い作業精度が得られ、防水面からも又外観仕上
り面からも満足の行く防水工事が達成される。ところ
が、立上り部は、コーナー部分で防水シートを折り曲
げ、かつ比較的高さの低い垂直面に防水材を施工するた
め非常に作業しずらく、作業能率は1/5以下に低下し
てしまう。アスファルト熱工法の場合は、高温のアスフ
ァルトを流しながら垂直面にルーフィングを複数枚貼り
重ねていくのは相当の熟練技能を必要とするし、又仕上
げのアスファルトルーフィング表面をアスファルトで汚
染してしまい、仕上り面でも問題を呈する。自着層つき
アスファルトルーフィングも剥離紙をはがしながら垂直
面に貼っていくのはかなりの施工技術を要する。シート
防水も立上り面に起因する作業性の悪さからどうしても
充分な施工精度が得られず防水的に不完全な個所を生じ
やすく、しかも1層防水であるから立上り部での漏水事
故が頻発している。塗膜防水は、垂直面に塗る作業を2
回くり返すのはやはりかなりの熟練を要する。しかも平
面部であれば塗膜にセルフレベリング性があるため、平
滑な仕上りが得られるが、垂直面ではよほど刷毛使い技
術にすぐれていないと平滑な仕上り面は得にくい。自着
層つきルーフィングやシート防水は、下地が精度良く仕
上がっている場合は立上りの高さに合わせてシートをカ
ットしたものを横に長く貼れば施工性は向上しジョイン
トも減りその分防水信頼性は高まる。しかし、実際には
下地にはかなりの凹凸がある等のため、途中でシワが生
じてしまい、せいぜい2m長位の長尺貼りが限界となっ
ている。以上のように立上り部で、シート防水工法の場
合は1層防水に起因する漏水の懸念が大きく、また、塗
膜防水工法の場合は仕上り面で問題があり、アスファル
ト防水熱工法やアスファルト防水冷工法の場合は複数層
積層工法であるから防水的には平面部と変わらない信頼
性が得られるが、作業効率が著しく低下し、作業者の肉
体的疲労もいちじるしい。さらに、熟練防水技能員が減
少していることも大きな問題点であり、とりわけアスフ
ァルト防水熱工法の立上り面の工事の簡略化が切望され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、とく
に垂直面の防水工事に適した立上り部用プレハブ式防水
材とその施工法を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋上立上り面
と屋上水平面との両面にほゞ密着する、断面ほゞL字型
自己支持性耐水基板よりなることを特徴とする立上り部
用プレハブ式防水材に関する。前記断面ほゞL字型自己
支持性耐水基板のコーナー部は面をとった形状(例えば
図1の2の個所)とすることが好ましい。通常建物の立
上り面と水平面の交叉する個所は正確ではなく、また、
コンクリートなどが一部突出していることなどがあるた
め、このような突出部があっても何等支障なく施工でき
るようにするためには、前記コーナー部が面をとった形
状になっていることが好ましい。前記自己支持性耐水基
板は、金属、コンクリート、セラミックス、合成樹脂お
よび強化プラスチックスよりなる群から選択された材料
で構成することができ、コンクリートで構成した基板の
場合はPCコンクリート板であることが好ましい。ま
た、強化プラスチックスの場合は、その表面に耐候性合
成樹脂、たとえばフッ素樹脂の層を設けておくことが好
ましい。
【0005】前記建物と接するプレハブ式防水材の全面
または一部には接着材層を設けておくことが施工を迅速
化するうえで、好ましい。とくに剥離シートが多く発生
することを避けるため接着材層は全面でなく、部分的に
設けられていることが好ましい。また、接着材が存在し
ない個所を連通させておくと、建物から発生する水蒸気
を外部に逃す通路となり、防水材のフクレを避けること
ができるので好適である。
【0006】使用する粘着材には、とくに制限はなく、
合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、再生ゴム、アスファル
ト等を主原料として調合された汎用の粘着材のうちで前
記防水材とコンクリート等下地材との接着性が良く耐ア
ルカリ水性に富んでいれば採用できる。粘着材の具体例
を示すと、つぎのような組成にすることができる。 SBS(スチレン・ブタジエン・スチレン・ ブロック共重合体) 20重量部 石油樹脂(粘着付与剤) 10重量部 アスファルト 40重量部 プロセスオイル 30重量部 粘着材の塗覆厚は、絶縁層に選択された材料との兼ね合
いがあり、粘着材非塗覆部分と下地の間に形成される空
隙を広くとるように配慮して設定される。0.3〜1.
0mmであれば良い。
【0007】接着材層として面ファスナーを用いる場合
は、本発明の自己支持性耐水基板側にとりつけるファス
ナー面は、ループ状係合素子を有する面が好ましいが、
フック状係合素子を有する面であってもよい。本発明の
立上り部用プレハブ式防水材を立上り部に接着するにあ
たり、立上り部表面側には多数のフック状又はループ状
係合素子を有する面ファスナーを全面または部分的に貼
着し、他方、立上り部用積層防水シートの自己支持性板
の裏面側には多数のループ状又はフック状係合素子を有
する面ファスナーを全面または部分的に貼着するととも
に、前記二つの面ファスナーが係合するように立上り部
用プレハブ式防水材を立上り部に適用する。この防水工
法においては、部分的に面ファスナー接着をする場合に
は、自己支持性板の裏面側の面ファスナーの存在する個
所の面積とそれに対応する面ファスナーが存在しない個
所の面積の比は1以下、好ましくは1/3以下、とくに
好ましくは1/4〜1/5である。
【0008】ベース面に多数のフック状係合素子を有す
る面ファスナーとしては、ポリエステル・ポリアミド・
ポリオレフィン系エラストマー・ポリ塩化ビニル・ポリ
ウレタン、その他の可撓性熱可塑性樹脂などから選ばれ
た合成樹脂を成形して得られた成形面ファスナー、或は
ポリエステル・ポリアミド・ポリオレフィン・ポリ塩化
ビニル・アクリル系樹脂・ポリウレタン・再生セルロー
スなどから選ばれた合成繊維・再生繊維を主体とした繊
維を製編織して得た編織面ファスナーである。該フック
状係合素子はキノコ状・やじり状・傘状・鈎状等の形状
でありループ状係合素子と係合しやすい形状であれば良
い。これらフック状係合素子の高さは、通常0.5〜6
mm、好ましくは1.2〜2.5mmが適当である。フ
ック状係合素子を有する面ファスナー(イ)の1cm2
あたりの係合素子の数は10〜50本、好ましくは20
〜30本であり、ループ状係合素子を有する面ファスナ
ー(ロ)の1cm2あたりの係合素子の数は500〜1
0000本、好ましくは1500〜7000本である。
立上り部などのコンクリート下地上に貼着されたフック
状係合素子を有する面ファスナー(イ)と係合するルー
プ状係合素子を有する面ファスナー(ロ)は前記フック
状係合素子と係合するものであればどのようなものでも
用いることができ、ポリエステル・ポリアミド・アクリ
ル系樹脂・ポリウレタン・再生セルロース等から選ばれ
た合成繊維・再生繊維を主体とした繊維を製編織して得
られる面ファスナーか、不織布とした面ファスナーであ
る。該ループ状係合素子の強度・密度は、フック状係合
素子との係合強力が十分大きくなるように密度と長さが
調整される。ループ状係合素子の長さはフック状係合素
子の長さと同一か、それ以上が望ましい。通常フック状
係合素子の長さの1〜2倍が適当である。厚さとしては
1〜10mm、通常2〜8mmで、幅は30〜900m
mの不織布あるいは編織成された生地が使用される。ま
た、面ファスナー(イ)又は(ロ)を、下地あるいはア
スファルト系防水シートに貼着するための両面粘着テー
プの基材としては、布、不織布及び合成樹脂などのシー
トやフィルム等を挙げることができる。面ファスナーの
下地あるいはアスファルト系防水シートへの貼着は連続
的ストライプ状、断続的ストライプ状、あるいは格子状
など任意であるが、下地に接着されたアスファルト系防
水シートのラッチ方向接着力が2kg/cm2以上にな
るよう面ファスナーの種類や面ファスナーの貼着面積等
を調整する。
【0009】また、両面粘着テープあるいは両面粘着シ
ートを、あらかじめ立上り部用プレハブ式防水材や後述
の防水シートを適用する予定の建物側に接着しておき、
接着材層をもたない立上り部用プレハブ式防水材を、前
記両面粘着テープまたはシートにより接着することもで
きる。前記両面粘着テープの基材としては、布、不織布
および合成樹脂などのシートやフィルム等を挙げること
ができるが、とりわけ躯体の凹凸を吸収するに充分なク
ッション性を有するものを使用することが好ましく、そ
の例としては発泡シートや厚手の不織布などが挙げられ
る。
【0010】本発明の立上り部用プレハブ式防水材を施
工するには、プレハブ式防水材の高さが建物の立上り面
の高さと同等またはそれより高い場合と、建物の立上り
面より低い場合とで、二通りの方法に分かれる。その第
一の方法は、図2に示すように防水材1の高さが建物の
立上り面3の高さと同等またはそれより高い場合であ
り、この場合は、立上り部用プレハブ式防水材1の立上
り部を建物の立上り面3の高さに合わせた後、接着材ま
たは機械的手段で固着する。立上り部用プレハブ式防水
材同士の接続はジョイント用シールテープ5でシールし
た。プレハブ式防水材の高さが、建物の立上り面の高さ
より高い場合には、建物の立上り面の高さに合わせてプ
レハブ式防水材を切断する。
【0011】第二の方法は、図3に示すようにプレハブ
式防水材1の高さが建物の立上り面の高さより低い場合
である。この場合は、立上り部用プレハブ式防水材1の
立上り部を建物の立上り面3に接着材または機械的手段
で固着後、立上り部用プレハブ式防水材同士の接続をジ
ョイント用シールテープ5でシールした。ついで、立上
り部用プレハブ式防水材の高さがおよばない部分に防水
シート4を接着する。このとき、防水シート4は、立上
り部用プレハブ式防水材1の上まで覆い、両者の接着層
部分は完全に水密化、すなわち防水シールすることが必
要である。
【0012】前述のようにプレハブ式防水材の建物への
固着には接着材(面ファスナーや両面テープも含む)を
用いることもできるが、釘打ち、ネジなどの機械的手段
を採用することもできる。たゞし、この場合には、その
固着手段を施した個所を任意のジョイント用シールテー
プやシーリング材で覆うことが好ましい。ジョイント用
シールテープとしては、ポリ弗化ビニル/発泡体/粘着
材よりなる積層構造のものが好ましく、またシーリング
材としては、ポリサルファイド系、ゴムアス系のものが
好ましいが、これに限るものではなく、目的を達成でき
るものであれば格別の制限はない。
【0013】プレハブ式防水材同士の接続は、つぎ目を
ジョイント用シールテープを用いて連結させる。ジョイ
ント用シールテープとしては、フッ素樹脂フイルム/発
泡体/粘着材からなる積層構造のものが好ましいが、こ
れに限るものではなく、目的を達成できるものであれば
格別の制限はない。
【0014】本発明のプレハブ式防水材の上端部に適用
する防水シートに特別の制限はないが、下記に述べる仕
上防水シートの使用が好ましい。仕上防水シートの積層
構造例を外側から示すと、 (1) 合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材
/改質アスファルト層/粘着層 (2) 合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材
/アスファルト層/粘着層 (3) 合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材
/粘着層 などが挙げられる。外側の合成樹脂フィルムは、好まし
くはフッ素樹脂フイルム、アクリルシリコーン樹脂フイ
ルム、アクリル系樹脂フイルム等である。前記アスファ
ルトとしては、ストレートアスファルト、ブローンアス
ファルトあるいは改質アスファルトを用いるが耐久性の
点でSBS,アタクテイックポリプロピレン、SBRな
どの改質剤でアスファルトを改質した、改質アスファル
トの方が好ましい。
【0015】アスファルト系仕上防水層の最外層をフッ
素樹脂層とする場合には、防水層の厚さを薄くし、全体
を軽量化することができる。とくに使用アスファルトを
改質アスファルトとした場合には、アスファルト系仕上
防水層は、改質アスファルト層、基材、改質アスファル
ト層、フッ素樹脂層という積層構成すなわち、改質アス
ファルトルーフィング、フッ素樹脂層という層構成で充
分である。フッ素樹脂は、いわゆる含フッ素樹脂を意味
するが、代表的なものとしては、ビニルフルオライド樹
脂PVF(−CH2−CHF−)、ビニリデンフルオラ
イド樹脂PVDF(−CH2−CF2−)、エチレン−四
フッ化エチレン樹脂、クロロトリフルオロエチレン樹脂
PCTFE(−CF2−CFCl−)、エチレン−クロ
ロトリフルオロエチレン樹脂ECTFE、パーフルオロ
アルコキシ樹脂PFA(CF2CF2とROCFCF2
の共重合体、Rはパーフルオロアルキル)、パーフルオ
ロエチレンプロピレン樹脂(CF2CF2とCF3CFC
2との共重合体)、四フッ化エチレン樹脂などを挙げ
ることができるが、PVF、PVDF、CTFEが好ま
しく、とくにPVFが好ましい。また、フッ素樹脂フィ
ルムの接着面は、接着性改質処理を施したものであるこ
とが好ましい。
【0016】アスファルト層とフッ素樹脂層の接着を完
全にするためにはアスファルトとフッ素樹脂の両方に親
和性を有するプラスチック層を介在させることができ
る。前記プラスチック層を構成する樹脂としてはアクリ
ル樹脂を主成分とするものであることが好ましい。前記
アクリル樹脂としては、メチルメタクリレートのホモポ
リマーのほか、メチルメタクリレートを主成分(例えば
90wt%以上)とするコポリマーをあげることができ
る。共重合成分としては、アルキルメタクリレート(ア
ルキルはC数1〜4)、アルキルアクリレート(アルキ
ルは前と同じアルキル)、メタクリル酸、アクリル酸、
メタクリロニトリル、アクリロニトリル、スチレン、α
−メチルスチレンなどがある。また、アクリル樹脂のほ
か、ウレタン系各種合成樹脂も好ましい材料である。プ
ラスチック層と接触するアスファルト層は、アスファル
ト自体でもよいが、SBS、アタクティックポリプロピ
レン、SBRなどの改質剤で改質した改質アスファルト
が好ましい。とくにプラスチック層を構成する樹脂、た
とえばアクリル樹脂との親和性を高めるためアクリル樹
脂をさらに混合した改質アスファルトを用いることが好
ましい。
【0017】フッ素樹脂は耐候性にはすぐれているが、
紫外線を通すため、アスファルト層が劣化を生じ、アス
ファルトとの界面から剥離がおきやすい。そこで、アス
ファルト層より外側の層に紫外線吸収剤や濃色着色料を
配合することが好ましい。紫外線吸収剤のみではやゝ不
充分であるから濃色着色料の使用が好ましい。濃色着色
料としては、格別の制限はないがカーボンブラックがも
っとも紫外線防止効果があり好ましい。紫外線防止剤や
濃色着色料は、アスファルト層より外側の層に使用する
が、防水シートの外観は明色が好まれるので、濃色着色
料の添加はフッ素樹脂層よりプラスチック層に添加する
ことが好ましい。紫外線を遮断するためプラスチック層
に濃色着色料を添加するかわりに、プラスチック層とフ
ッ素樹脂層の間または、プラスチック層とアスファルト
層の間に黒色インク層を設けることもできる。前者の場
合はとくに黒色インク層にプラスチック層を同様の性質
をもたせることが求められる。プラスチック層はフッ素
樹脂層とアスファルト層の接着のために設けられている
が、その接着を一層確実なものとするためには、プラス
チックス層とアスファルト層の間に繊維層を介在させる
ことが好ましい。この場合は繊維層にプラスチック成分
とアスファルト成分の両方が含浸された状態となり、接
着強度は一層向上する。
【0018】仕上防水シートを立上り面に施工するに
は、別途接着材を用いることもできるが、あらかじめ仕
上防水シートの裏面に接着層を形成しておくこともでき
る。その1つは、自己粘着層と剥離シート層を設けてお
くことである。自己粘着層は、それ自体で他物に接着で
きる性能をもつ層であれば、その使用材料に格別の制限
はないが、好ましくはアスファルト系のもの、とくに好
ましくはゴム変性アスファルトである。代表例としては
プレハブ式防水材の粘着材として例示した組成物を挙げ
ることができる。剥離シートは、剥離紙が最も一般的で
あるが、紙に限ることなく粘着面に不活性の層をもつ合
成樹脂シートや金属シートであることができる。
【0019】また、仕上防水シートの立上り面への接着
には、プレハブ式防水材の場合と同様に、面ファスナー
や両面接着テープを使用することができる。また、接着
は全面接着でも部分接着でもよいが、部分接着のときの
メリットはプレハブ式防水材のケースと同一である。し
かし、仕上防水シートとプレハブ式防水材との接合部
は、完全に全面防水シールをする必要があるので、施工
の能率を考えると、これに用いる仕上防水シートは、裏
面全体に防水シール性の粘着層をもつものを用いるのが
好ましい。
【0020】
【効果】
(1)従来から、屋上の水平面と立上り面とのコーナー
部分を施工するのは大変手間とひまのかかる仕事であっ
たが、この部分の作業をプレハブ式防水材を用いること
により、極めて簡潔なものとすることができた。 (2)プレハブ式防水材の高さと屋上立上り部との高さ
の違いにも拘らず、いかようにも対応できる施工法を開
発でき、迅速、簡便に作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立上り部用プレハブ式防水材の斜視図
である。
【図2】本発明の立上り部用プレハブ式防水材を用いた
施工法の1例を示す概略図である。
【図3】本発明の立上り部用プレハブ式防水材を用いた
施工法の他の1例を示す概略図である。
【図4】本発明の立上り部用プレハブ式防水材を施工し
た立上り部の断面概略図を示す。
【符号の説明】
1 防水材 2 コーナー部の面をとった形状 3 建物の立上り面 4 防水シート 5 ジョイント用シールテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朽木 包定 東京都足立区小台1丁目3番1号 田島ル ーフィング株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋上立上り面と屋上水平面との両面にほ
    ゞ密着する、断面ほゞL字型自己支持性耐水基板よりな
    ることを特徴とする立上り部用プレハブ式防水材。
  2. 【請求項2】 前記断面ほゞL字型自己支持性耐水基板
    のコーナー部は面をとった形状となっている請求項1記
    載の立上り部用プレハブ式防水材。
  3. 【請求項3】 前記自己支持性耐水基板は、金属、コン
    クリート、セラミックス、合成樹脂および強化プラスチ
    ックスよりなる群から選択された材料で構成されている
    請求項1または2記載の立上り部用プレハブ式防水材。
  4. 【請求項4】 前記自己支持性耐水基板が、表面にフッ
    素樹脂層を有する強化プラスチックスである請求項3記
    載の立上り部用プレハブ式防水材。
  5. 【請求項5】 屋上立上り面と接する前記防水材の全面
    または一部分に接着材層を設けた請求項1、2、3また
    は4記載の立上り部用プレハブ式防水材。
  6. 【請求項6】 前記接着材層が両面テープまたは面ファ
    スナーである請求項5記載の立上り部用プレハブ式防水
    材。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の立上り部用プレハブ式防水材の立上り部を建物の立上
    り面の高さに合わせた後、接着材または機械的手段で固
    着することを特徴とする立上り部用プレハブ式防水施工
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の立上り部用プレハブ式防水材の立上り部を建物の立上
    り面の高さに合わせた後、接着材または機械的手段で固
    着した後、立上り部の上端部を防水シールすることを特
    徴とする立上り部用プレハブ防水施工法。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の立上り部用プレハブ式防水材の立上り部を建物の立上
    り面に接着材または機械的手段で固着後、立上り部用プ
    レハブ式防水材の高さがおよばない建物の立上り部分に
    防水シートを接着することを特徴とする立上り部用プレ
    ハブ式防水施工法。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5または6記
    載の立上り部用プレハブ式防水材の立上り部を建物の立
    上り面に接着材または機械的手段で固着後、立上り部用
    プレハブ式防水材の高さがおよばない建物の立上り部分
    に防水シートを接着した後、立上り部の上端部を防水シ
    ールすることを特徴とする立上り部用プレハブ式防水施
    工法。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5または6記
    載の立上り部用プレハブ式防水材同士のつぎ目を、ジョ
    イント用シールテープで接着する請求項7、8、9また
    は10記載の立上り部用プレハブ式防水施工法。
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