JPH06313442A - 自動復帰機能付トルクリミッタ - Google Patents
自動復帰機能付トルクリミッタInfo
- Publication number
- JPH06313442A JPH06313442A JP5102681A JP10268193A JPH06313442A JP H06313442 A JPH06313442 A JP H06313442A JP 5102681 A JP5102681 A JP 5102681A JP 10268193 A JP10268193 A JP 10268193A JP H06313442 A JPH06313442 A JP H06313442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- torque limiter
- engaging
- spring
- wedge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D7/00—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
- F16D7/04—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
- F16D7/06—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers
- F16D7/10—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving radially between engagement and disengagement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長い時間間隔をおいて自動復帰するトルクリ
ミッタにおいて、伝達遮断トルクの精度に対する部品寸
法精度の影響を小さくする。 【構成】 周面に割れ目13を設けた外輪2の内径面
に、内輪1の円周面8との間でくさび形空所12を形成
する複数の係合面11を設ける。くさび形空所12に、
係合子としてのローラ3と保持器4を設け、保持器4
に、内輪1の回転を減速して伝える減速手段を連結す
る。この構造では、外輪2全体が1つのばねとして作用
するため、ばねの撓み量を大きく、ばね定数を低く設定
でき、伝達遮断トルクに及ぼす部品の寸法精度の影響を
小さくできる。
ミッタにおいて、伝達遮断トルクの精度に対する部品寸
法精度の影響を小さくする。 【構成】 周面に割れ目13を設けた外輪2の内径面
に、内輪1の円周面8との間でくさび形空所12を形成
する複数の係合面11を設ける。くさび形空所12に、
係合子としてのローラ3と保持器4を設け、保持器4
に、内輪1の回転を減速して伝える減速手段を連結す
る。この構造では、外輪2全体が1つのばねとして作用
するため、ばねの撓み量を大きく、ばね定数を低く設定
でき、伝達遮断トルクに及ぼす部品の寸法精度の影響を
小さくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長い時間間隔をおい
て自動復帰を繰り返すトルクリミッタに関するものであ
る。
て自動復帰を繰り返すトルクリミッタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般産業機械においては、機械の致命的
事故の防止のために、従動側の過負荷に対して原動機側
の動力伝達を切離し、従動側が正常状態に回復した時
は、自動的に元の状態に復帰して動力伝達を繰り返すト
ルクリミッタを組込む場合がある。このトルクリミッタ
では、原動機側が高速度で回転している状態で極めて短
い時間間隔で自動復帰が繰り返されると、従動側に無理
を強いることになるため、所定の長い時間間隔をおいて
自動復帰する機能が求められる。
事故の防止のために、従動側の過負荷に対して原動機側
の動力伝達を切離し、従動側が正常状態に回復した時
は、自動的に元の状態に復帰して動力伝達を繰り返すト
ルクリミッタを組込む場合がある。このトルクリミッタ
では、原動機側が高速度で回転している状態で極めて短
い時間間隔で自動復帰が繰り返されると、従動側に無理
を強いることになるため、所定の長い時間間隔をおいて
自動復帰する機能が求められる。
【0003】上記のような長い時間間隔で自動復帰する
トルクリミッタとして、従来、図6及び図7に示すもの
が提案されている。
トルクリミッタとして、従来、図6及び図7に示すもの
が提案されている。
【0004】この提案のトルクリミッタは、内輪31と
外輪32の対向する面に、円筒面33と、多角形の板ば
ね35の各辺に形成される係合面34を設け、内外輪3
1、32の間に設けた保持器36のポケットに、円筒面
33と係合面34の最小すきま部に係合するローラ37
を組込んでいる。
外輪32の対向する面に、円筒面33と、多角形の板ば
ね35の各辺に形成される係合面34を設け、内外輪3
1、32の間に設けた保持器36のポケットに、円筒面
33と係合面34の最小すきま部に係合するローラ37
を組込んでいる。
【0005】また、保持器36と外輪32にそれぞれ共
回りするように設けた円環部38、39を、微小なすき
間をもって嵌合させ、内輪31と保持器36間に圧入し
た転動体40により保持器36側の円環部38を径方向
に変形させて、両円環部38、39を複数位置で接触さ
せている。
回りするように設けた円環部38、39を、微小なすき
間をもって嵌合させ、内輪31と保持器36間に圧入し
た転動体40により保持器36側の円環部38を径方向
に変形させて、両円環部38、39を複数位置で接触さ
せている。
【0006】上記の構造では、従動側の過負荷により係
合面34を形成する板ばね35が変形し、ローラ37が
係合位置を通過すると、保持器36が内輪31からの回
転荷重により外輪32側の円環部39を中心に内接転が
りしてクリープを起こし、ローラ37を低速度で次の係
合位置まで移動させる。これにより、長い時間間隔をお
いてトルク伝達が自動復帰し、それが繰り返される。
合面34を形成する板ばね35が変形し、ローラ37が
係合位置を通過すると、保持器36が内輪31からの回
転荷重により外輪32側の円環部39を中心に内接転が
りしてクリープを起こし、ローラ37を低速度で次の係
合位置まで移動させる。これにより、長い時間間隔をお
いてトルク伝達が自動復帰し、それが繰り返される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案の
トルクリミッタにおいては、板ばね35の各辺がローラ
37と係合する1つのばねとして機能しているが、この
方法では構造的にばね長さを大きくとれないため、材料
強度的に許容できるばねの撓み量も小さくなり、結果的
にばね定数が高くなる。
トルクリミッタにおいては、板ばね35の各辺がローラ
37と係合する1つのばねとして機能しているが、この
方法では構造的にばね長さを大きくとれないため、材料
強度的に許容できるばねの撓み量も小さくなり、結果的
にばね定数が高くなる。
【0008】このため、ローラ37が板ばね35の係合
位置を通過する際の伝達遮断トルクの精度を確保するた
めには、板ばね35や、それを嵌合させる外輪32、内
輪31及びローラ37などの各部品の寸法精度を厳しく
管理する必要があり、トルクリミッタを製造する上で改
善が望まれている。
位置を通過する際の伝達遮断トルクの精度を確保するた
めには、板ばね35や、それを嵌合させる外輪32、内
輪31及びローラ37などの各部品の寸法精度を厳しく
管理する必要があり、トルクリミッタを製造する上で改
善が望まれている。
【0009】そこで、この発明は、上記の問題を解決
し、伝達遮断トルクの精度に及ぼす部品寸法精度の影響
を小さくでき、簡単な構造で精度のよいトルクの伝達と
遮断が行なえる自動復帰機能付トルクリミッタを提供す
ることを目的としている。
し、伝達遮断トルクの精度に及ぼす部品寸法精度の影響
を小さくでき、簡単な構造で精度のよいトルクの伝達と
遮断が行なえる自動復帰機能付トルクリミッタを提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、一方が駆動側、他方が従動側となる2
つの軌道輪を内外に嵌合させ、その両軌道輪の対向する
面の一方に円筒面を、他方に係合面を形成し、この係合
面を備える軌道輪の周面の1ケ所を円周方向に分離して
その軌道輪に径方向に変形する弾性を与え、上記両軌道
輪の間に設けた保持器のポケットに、上記円筒面と係合
面に係合する係合子を組込み、この係合子が係合する位
置以外の両軌道輪間のすき間を係合子が抵抗なく移動で
きる大きさで形成し、上記保持器に、駆動側の軌道輪の
回転を減速して伝える減速手段を連結したものである。
め、この発明は、一方が駆動側、他方が従動側となる2
つの軌道輪を内外に嵌合させ、その両軌道輪の対向する
面の一方に円筒面を、他方に係合面を形成し、この係合
面を備える軌道輪の周面の1ケ所を円周方向に分離して
その軌道輪に径方向に変形する弾性を与え、上記両軌道
輪の間に設けた保持器のポケットに、上記円筒面と係合
面に係合する係合子を組込み、この係合子が係合する位
置以外の両軌道輪間のすき間を係合子が抵抗なく移動で
きる大きさで形成し、上記保持器に、駆動側の軌道輪の
回転を減速して伝える減速手段を連結したものである。
【0011】
【作用】上記の構造においては、両軌道輪が相対回転す
ると、係合子が円筒面と係合面に係合し、両軌道輪を一
体で回転させる。この状態から、従動側の軌道輪に過負
荷が加わると、周面が分離した軌道輪が弾性変形し、さ
らにその軌道輪に作用するトルクが増大した時点で係合
子が円筒面と係合面間の係合位置を通過し、トルク伝達
が遮断される。
ると、係合子が円筒面と係合面に係合し、両軌道輪を一
体で回転させる。この状態から、従動側の軌道輪に過負
荷が加わると、周面が分離した軌道輪が弾性変形し、さ
らにその軌道輪に作用するトルクが増大した時点で係合
子が円筒面と係合面間の係合位置を通過し、トルク伝達
が遮断される。
【0012】このように係合子が係合位置を通過する
と、保持器が、減速手段によって駆動側の軌道輪に対し
て減速されて回転駆動され、係合子は低い速度で移動
し、長い時間隔をおいて次の係合位置へ送られる。
と、保持器が、減速手段によって駆動側の軌道輪に対し
て減速されて回転駆動され、係合子は低い速度で移動
し、長い時間隔をおいて次の係合位置へ送られる。
【0013】上記の構造では、分離された軌道輪全体が
1つのばねとして作用するため、ばねの撓み量を大きく
設定できる。したがって、ばね定数を低くすることが可
能となり、伝達遮断トルクの精度に対する部品寸法精度
の影響を小さくすることができる。
1つのばねとして作用するため、ばねの撓み量を大きく
設定できる。したがって、ばね定数を低くすることが可
能となり、伝達遮断トルクの精度に対する部品寸法精度
の影響を小さくすることができる。
【0014】
【実施例】図1乃至図5は、実施例の自動復帰機能付ト
ルクリミッタを示している。このトルクリミッタは、図
1及び図2に示すように、内輪1と、外輪2、係合子と
してのローラ3、保持器4、ケーシング5、蓋部材6、
及び減速手段7とから構成される。
ルクリミッタを示している。このトルクリミッタは、図
1及び図2に示すように、内輪1と、外輪2、係合子と
してのローラ3、保持器4、ケーシング5、蓋部材6、
及び減速手段7とから構成される。
【0015】内輪1は、外径面が円筒面8で形成され、
内側に、入力軸を挿入するキー溝付きの孔9が設けられ
ている。
内側に、入力軸を挿入するキー溝付きの孔9が設けられ
ている。
【0016】外輪2は、内径面に等間隔で8個の凹所1
0が形成され、その7個の凹所10の底面に円周方向に
傾斜する係合面11が形成されている。この各係合面1
1は、内輪1の円筒面8との間でくさび形空所12を形
成する。
0が形成され、その7個の凹所10の底面に円周方向に
傾斜する係合面11が形成されている。この各係合面1
1は、内輪1の円筒面8との間でくさび形空所12を形
成する。
【0017】また、残りの凹所10には、外輪2の内径
面から外径面にわたる割れ目13が形成されており、こ
のように周面の1ケ所を分離することにより、外輪2に
は径方向に変形可能な弾性が付与されている。
面から外径面にわたる割れ目13が形成されており、こ
のように周面の1ケ所を分離することにより、外輪2に
は径方向に変形可能な弾性が付与されている。
【0018】上記内輪1と外輪2の間に設けられる環状
の保持器4の周面には、外輪2の各凹所10に対応して
等間隔で8個のポケット14が形成され、その各ポケッ
ト14に、それぞれローラ3が組込まれている。
の保持器4の周面には、外輪2の各凹所10に対応して
等間隔で8個のポケット14が形成され、その各ポケッ
ト14に、それぞれローラ3が組込まれている。
【0019】このローラ3の直径寸法dは、図5に示す
ように、円筒面8と係合面11で形成するくさび形空所
12の幅広部12aよりも小さく、幅狭部12bよりも
大きく形成され、幅狭部12bの近傍でのみローラ3が
円筒面8と係合面11に係合するように設定されてい
る。
ように、円筒面8と係合面11で形成するくさび形空所
12の幅広部12aよりも小さく、幅狭部12bよりも
大きく形成され、幅狭部12bの近傍でのみローラ3が
円筒面8と係合面11に係合するように設定されてい
る。
【0020】また、上記幅狭部12bの近傍以外の内輪
1と外輪2間の間隙の寸法は、ローラ3の直径寸法dよ
り大きく形成され、ローラ3が抵抗なく移動できるよう
な大きさに形成されている。
1と外輪2間の間隙の寸法は、ローラ3の直径寸法dよ
り大きく形成され、ローラ3が抵抗なく移動できるよう
な大きさに形成されている。
【0021】上記ケーシング5は、外輪2の外側に嵌合
し、その端面にボルト15を用いて蓋部材6が一体に連
結されている。このケーシング5と蓋部材6は、内輪1
の両端部に配置した軸受16、16により回転自在に支
持されている。
し、その端面にボルト15を用いて蓋部材6が一体に連
結されている。このケーシング5と蓋部材6は、内輪1
の両端部に配置した軸受16、16により回転自在に支
持されている。
【0022】また、ケーシング5の内側側面にはトルク
伝達用凹所17が形成され、その凹所17に組合される
トルク伝達用突起18が外輪2の側面に形成されてお
り、蓋部材6の外側側面には、出力軸を取付けるための
ボルト孔19が形成されている。
伝達用凹所17が形成され、その凹所17に組合される
トルク伝達用突起18が外輪2の側面に形成されてお
り、蓋部材6の外側側面には、出力軸を取付けるための
ボルト孔19が形成されている。
【0023】一方、減速手段7は、保持器4の端部内径
面に設けた円環部20を、ケーシング5の内側側面に設
けた円環部21に微小なすき間δをもって嵌合し、その
円環部20と内輪1の円筒面8との間に、鋼球から成る
複数の転動体22と、その各転動体22を所定の間隔で
保持する保持器23を組込んで形成されている。
面に設けた円環部20を、ケーシング5の内側側面に設
けた円環部21に微小なすき間δをもって嵌合し、その
円環部20と内輪1の円筒面8との間に、鋼球から成る
複数の転動体22と、その各転動体22を所定の間隔で
保持する保持器23を組込んで形成されている。
【0024】上記転動体22の直径は、図3に示すよう
に、保持器4と内輪1の間に転動体22が圧入状態で組
込まれる大きさに設定され、この転動体22の圧入によ
って保持器4の円環部20が各転動体22を頂点として
変形し、その変形部分で円環部20と円環部21が接触
するようになっている。
に、保持器4と内輪1の間に転動体22が圧入状態で組
込まれる大きさに設定され、この転動体22の圧入によ
って保持器4の円環部20が各転動体22を頂点として
変形し、その変形部分で円環部20と円環部21が接触
するようになっている。
【0025】実施例のトルクリミッタは上記のような構
造であり、内輪1の孔9に入力軸を挿入し、蓋部材6の
ボルト孔19に取付けたボルトを介して出力軸を取付
け、入力軸により内輪1を回転させる。
造であり、内輪1の孔9に入力軸を挿入し、蓋部材6の
ボルト孔19に取付けたボルトを介して出力軸を取付
け、入力軸により内輪1を回転させる。
【0026】いま、内輪1が図2において矢印方向に回
転すると、ローラ3がくさび形空所12の幅狭部12b
に喰い込んでロック状態となり、内輪1と共に外輪2が
一体に回転する。この場合、外輪2とケーシング5がト
ルク伝達用突起18と凹所17を介して係合され、ケー
シング5と蓋部材6がボルト15により連結されている
ため、入力軸から出力軸にトルクが伝達される。
転すると、ローラ3がくさび形空所12の幅狭部12b
に喰い込んでロック状態となり、内輪1と共に外輪2が
一体に回転する。この場合、外輪2とケーシング5がト
ルク伝達用突起18と凹所17を介して係合され、ケー
シング5と蓋部材6がボルト15により連結されている
ため、入力軸から出力軸にトルクが伝達される。
【0027】この状態から、出力側(外輪2側)に作用
する負荷が増大すると、外輪2の周面が割れ目13によ
り分離されているため、外輪2が拡径し、ローラ3の喰
い込み量が増大する。
する負荷が増大すると、外輪2の周面が割れ目13によ
り分離されているため、外輪2が拡径し、ローラ3の喰
い込み量が増大する。
【0028】さらに、出力軸に加わる負荷が増大し、く
さび形空所12の幅狭部12bをローラ3が通過する
と、ローラ3がトルクを伝達することができなくなって
内輪1が空転し、入力軸から出力軸にトルクが伝達され
ない。
さび形空所12の幅狭部12bをローラ3が通過する
と、ローラ3がトルクを伝達することができなくなって
内輪1が空転し、入力軸から出力軸にトルクが伝達され
ない。
【0029】この場合、ローラ3がくさび形空所12の
幅狭部12bを通過するときの伝達トルクである伝達遮
断トルクは、外輪2全体が1つのばねとして作用するた
め、外輪2の係合面11と円筒面8の接線とがなすくさ
び角2αや、拡径時における外輪2の弾性変形のばね定
数、係合面11における幅狭部12bの位置を変化させ
ることにより調整することができる。また、ローラ3の
直径や内輪1の外径寸法を変更することによっても調整
することができる。
幅狭部12bを通過するときの伝達トルクである伝達遮
断トルクは、外輪2全体が1つのばねとして作用するた
め、外輪2の係合面11と円筒面8の接線とがなすくさ
び角2αや、拡径時における外輪2の弾性変形のばね定
数、係合面11における幅狭部12bの位置を変化させ
ることにより調整することができる。また、ローラ3の
直径や内輪1の外径寸法を変更することによっても調整
することができる。
【0030】一方、くさび形空所12の幅狭部12bを
通過したローラ3は、保持器4により次のくさび形空所
12に向かって移動されるが、保持器4は、転動体22
の圧入による変形によって円環部20の複数箇所がケー
シング5の円環部21に接触しているため、クリープが
生じ、両円環部20、21は1回転で微小な嵌合すき間
δに円周率を乗じた距離だけ円周方向に相対移動する。
このため、保持器4は低い速度で回転運動し、ローラ3
は長い時間をかけて次の係合位置に移動する。
通過したローラ3は、保持器4により次のくさび形空所
12に向かって移動されるが、保持器4は、転動体22
の圧入による変形によって円環部20の複数箇所がケー
シング5の円環部21に接触しているため、クリープが
生じ、両円環部20、21は1回転で微小な嵌合すき間
δに円周率を乗じた距離だけ円周方向に相対移動する。
このため、保持器4は低い速度で回転運動し、ローラ3
は長い時間をかけて次の係合位置に移動する。
【0031】なお、上記の実施例では、減速手段7とし
て円環部20、21によるクリープを利用した機構を示
したが、駆動側の回転を減速して保持器4に伝達できる
機能があれば、他の任意の機構を採用することができ
る。
て円環部20、21によるクリープを利用した機構を示
したが、駆動側の回転を減速して保持器4に伝達できる
機能があれば、他の任意の機構を採用することができ
る。
【0032】また、内輪1を駆動側とし、外輪2を従動
側とした例を示したが、逆に内輪側に負荷トルクをか
け、外輪側から回転させるようにしても同様の作用を得
ることができる。
側とした例を示したが、逆に内輪側に負荷トルクをか
け、外輪側から回転させるようにしても同様の作用を得
ることができる。
【0033】
【効果】以上のように、この発明は、軌道輪全体を1つ
のばねとして使用するので、ばねの撓み量を大きく設定
することができ、ばね定数を小さくすることができる。
したがって、トルクリミッタの伝達遮断トルクの精度に
及ぼす部品寸法精度の影響を小さくでき、また使用時の
摩擦や熱変形による寸法変化の影響も小さくできるた
め、低コストで伝達遮断トルクの精度の良いトルクリミ
ッタを構成できる効果がある。
のばねとして使用するので、ばねの撓み量を大きく設定
することができ、ばね定数を小さくすることができる。
したがって、トルクリミッタの伝達遮断トルクの精度に
及ぼす部品寸法精度の影響を小さくでき、また使用時の
摩擦や熱変形による寸法変化の影響も小さくできるた
め、低コストで伝達遮断トルクの精度の良いトルクリミ
ッタを構成できる効果がある。
【図1】実施例のトルクリミッタを示す縦断正面図
【図2】図1のII−II線の断面図
【図3】図1のIII −III 線の断面図
【図4】図1の要部を拡大して示す断面図
【図5】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図6】従来例を示す縦断正面図
【図7】図6のVII −VII 線の断面図
1 内輪 2 外輪 3 ローラ 4 保持器 7 減速手段 8 円筒面 11 係合面 12 くさび形空所 13 割れ目 20、21 円環部 22 転動体
Claims (2)
- 【請求項1】 一方が駆動側、他方が従動側となる2つ
の軌道輪を内外に嵌合させ、その両軌道輪の対向する面
の一方に円筒面を、他方に係合面を形成し、この係合面
を備える軌道輪の周面の1ケ所を円周方向に分離してそ
の軌道輪に径方向に変形する弾性を与え、上記両軌道輪
の間に設けた保持器のポケットに、上記円筒面と係合面
に係合する係合子を組込み、この係合子が係合する位置
以外の両軌道輪間のすき間を係合子が抵抗なく移動でき
る大きさで形成し、上記保持器に、駆動側の軌道輪の回
転を減速して伝える減速手段を連結した自動復帰機能付
トルクリミッタ。 - 【請求項2】 上記係合面を、円筒面に対して円周方向
に傾斜する傾斜面で形成し、その係合面と円筒面との間
でくさび形空所を形成するようにした請求項1に記載の
自動復帰機能付トルクリミッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102681A JPH06313442A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102681A JPH06313442A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313442A true JPH06313442A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14333983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5102681A Pending JPH06313442A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06313442A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016056911A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP5102681A patent/JPH06313442A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016056911A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0559918B1 (en) | Torque limiter having automatic reset functions | |
| US8448764B2 (en) | Rotation transmission device | |
| US4770279A (en) | One-way clutch | |
| JPH0650358A (ja) | 自動復帰機能付トルクリミッタ | |
| EP2180210B1 (en) | Reduction gear | |
| EP2828543B1 (en) | Pin and pawl style bi-directional overrunning clutch | |
| US3270844A (en) | Overload clutch or torque limiting device | |
| US5234089A (en) | Torque limiter | |
| KR100476574B1 (ko) | 일방향 래칫 클러치 조립체 | |
| EP1138969B1 (en) | Rotation transmitting device incorporating one-way clutch therein | |
| KR20010112650A (ko) | 평면 래칫 단방향 클러치 | |
| US6513633B2 (en) | Rotation transmitting device incorporating one-way clutch therein | |
| EP1574754B1 (en) | Coupling assembly | |
| JP4287983B2 (ja) | プーリユニット | |
| EP1574736B1 (en) | One-way clutch | |
| KR100631294B1 (ko) | 2 방향 차동 클러치 | |
| JPH06313441A (ja) | 自動復帰機能付トルクリミッタ | |
| JP4322162B2 (ja) | 2方向ローラクラッチ | |
| CA2640240A1 (en) | Automatically releasable bidirectional overrunning clutch | |
| US4887703A (en) | Overriding clutch | |
| FI63999B (fi) | Anordning vid spaerrkopplingar | |
| JPH0694053A (ja) | 自動復帰機能付トルクリミッタ | |
| JPH0735170A (ja) | 減速機及び減速機能を備えた自動復帰型トルクリミッタ | |
| JP2553112B2 (ja) | トルクリミッタ | |
| JPH0754875A (ja) | 減速機及び減速機能を備えた自動復帰型トルクリミッタ |