JPH0694053A - 自動復帰機能付トルクリミッタ - Google Patents

自動復帰機能付トルクリミッタ

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Publication number
JPH0694053A
JPH0694053A JP25134792A JP25134792A JPH0694053A JP H0694053 A JPH0694053 A JP H0694053A JP 25134792 A JP25134792 A JP 25134792A JP 25134792 A JP25134792 A JP 25134792A JP H0694053 A JPH0694053 A JP H0694053A
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JP
Japan
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engaging
ring
retainer
cylindrical surface
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP25134792A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kurita
昌弘 栗田
Shoji Itomi
正二 糸見
Yuji Okamoto
裕二 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、長い時間間隔をおいて自動復帰す
るトルクリミッタを提供する。 【構成】 内輪1に円筒面5を、外輪2に角リング状板
ばね8によって多角形の係合面9を形成し、内外輪1、
2の間に設けた保持器11のポケットに、円筒面5と係
合面9の最小すきま部に係合するローラ13を設ける。
内輪1の偏心面15に取付けた軸受16により保持器1
1を径方向に偏心させ、保持器11の円環部20を外輪
2に設けた円環部19に接触させる。ローラ13が係合
した状態で負荷トルクが大きくなると、板ばね8が変形
し、ローラ13が係合位置を通過してクラッチが外れ
る。次に、保持器11が内輪1からの回転力によって外
輪2の円環部19に接触しながら回転をし、クリープを
生じさせてローラを低速で次の係合位置まで移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動復帰する機能を
備えたトルクリミッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、一般産業機械におい
ては、回転によって動力を伝達する方法としてベルトや
プーリ、歯車あるいは軸継手等の多くの手段があるが、
機械全体の信頼性向上や致命的事故の防止のために、重
要な部分に対して過負荷を防止するための安全装置を組
込む事例が多くなっている。
【0003】特に、小型船舶のプロペラ推進機や、冷凍
機コンプレッサの圧縮回路では、従動側の過負荷に対し
て原動機側の動力伝達を切離す安全装置を常備させる必
要がある。
【0004】このような安全装置として、従来、図20
に示すようなシェアーピンが一般的に使用されている。
このシェアーピン71は、駆動軸72と従動部品(図で
はプロペラ)73の間に挿入され、従動部品73に過負
荷が加わると、ピン71が破壊され、駆動軸72を空回
転させる。
【0005】しかし、上記のシェアーピンを用いた構造
では、従動側を修理する場合、新たに新品のシェアーピ
ンを補充する必要があり、作業性が悪い欠点がある。特
に、図20に示すような小型船舶のプロペラ推進軸で
は、海上でピンの交換をする必要があり、作業に困難と
危険を伴う問題がある。
【0006】これに対し、自動復帰して繰り返し使用で
きる安全装置として、図21に示すようなトルクリミッ
タが提案されている。このトルクリミッタは、従動側の
ハブ81に保持したボール82をバネ83で加圧し、駆
動フランジ84のポケット85に圧接して構成されてお
り、ハブ81に過負荷が加わると、ボール82がポケッ
ト85から乗り上り、過負荷をカットする。さらに、駆
動フランジ84が回転を続けると、ボール82が別のポ
ケット85に入り込み、自動復帰してハブ81を再起動
させる。
【0007】ところが、上記のトルクリミッタは、自動
復帰動作が、駆動側と従動側間の少なくとも1回転以下
の相対回転の間に行なわれるために、従動側が異常によ
って停止しても、原動側が高速度で回転している場合、
極めて短かい時間間隔で自動復帰が繰り返される欠点が
ある。例えば、駆動フランジ84が1800rpmで回
転していると、1秒間当り30回以上でボール82とポ
ケット85の係合離脱が繰り返され、トルク伝達を再開
しようとする。これは、接触する部品の摩耗を著しく進
行させると共に、異常状態にある従動側を即座に再起動
することになり、従動側に無理を強いる問題がある。
【0008】そこで、この発明は、従動側が異常状態に
なって停止した場合瞬時に再起動せずに、所定の長い時
間間隔をおいて起動動作を再開するトルクリミッタを提
供することを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の第1の手段は、一方が駆動側、他方が従
動側になる2つの軌道輪を内外に嵌合させ、その両軌道
輪の対向する面の一方に円筒面を、他方に係合面を形成
し、上記両軌道輪の間に組込んだ保持器のポケットに、
上記円筒面と係合面に係合する係合子を設け、上記円筒
面又は係合面の係合子との係合部分を弾性変形可能に形
成し、上記保持器に、駆動側の軌道輪の回転を減速して
伝える減速手段を連結したのである。
【0010】また、この発明の第2の手段は、上記係合
面を、円筒面に対して多角形状をなす面で形成したので
ある。
【0011】一方、この発明の第3の手段は、上記減速
手段を、従動側の軌道輪と保持器にそれぞれ共回りする
ように関連させて設けられ、互いにすき間をもって内外
に嵌合する円環部と、その各円環部の一方を偏心させて
両円環部を接触させる偏心付与機構とから構成したので
ある。
【0012】また、この発明の第4の手段は、上記減速
手段を、従動側の軌道輪と保持器にそれぞれ共回りする
ように関連させて設けられ、互いにすき間をもって内外
に嵌合する円環部と、保持器と駆動側の軌道輪との間に
圧入され、保持器に関連した円環部を変形させることに
より上記両円環部を接触させる転動体とから構成したの
である。
【0013】さらに、この発明の第5の手段は、上記円
筒面又は係合面の係合部分を板状の弾性材で形成し、そ
の弾性材の背面側に、弾性材の変形を許容するぬすみを
設けたのである。
【0014】また、この発明の第6の手段は、上記弾性
材の表面に、係合面又は円筒面に向かう突起を設けた構
造としたのである。
【0015】また、この発明の第7の手段は、上記の各
構造において、従動側の軌道輪に、歯車、ベルト溝、ス
プライン等の動力伝達手段を一体に形成した構造を採用
したのである。
【0016】
【作用】上記の第1の手段においては、両軌道輪が相対
回転すると、係合子が円筒面と係合面に係合してクラッ
チが成立し、両輪を一体で回転させる。
【0017】この状態で、従動側の軌道輪に過負荷が加
わると、円筒面又は係合面が弾性変形し、係合子が係合
位置を通過してクラッチが切れる。
【0018】通過した係合子は、保持器により次の係合
位置に向かって送られるが、保持器が、減速手段により
駆動側の軌道輪に対して減速されて回転駆動されるた
め、係合子は低速で移動し、長い時間間隔をかけて次の
係合位置へ移動する。この係合子が、次の円筒面と係合
面の位置まで達すると、再びクラッチが成立し、起動動
作を行なう。
【0019】上記第2の手段では、係合面を多角形をな
す形状とすると、円筒面に対して円周方向に多数の係合
面が形成できるため、多数の係合子を円筒面と係合面の
間に組込むことができ、トルクリミッタの伝達できるト
ルクを大きくすることができる。
【0020】また、上記第3及び第4の手段において
は、円筒面と係合面の間を通過した係合子を、保持器が
次の係合位置にむかって移動させる場合、保持器は、嵌
合した円環部に接触しながら回転方向に駆動される。こ
の場合、嵌合した円環部同士が接触して回転すると、ク
リープが生じ、両円環部は1回転で嵌合すき間δにπを
乗じた距離(πδ)だけ円周方向に相対移動することに
なる。したがって、嵌合すき間δを、両円環部の呼び径
寸法に対して充分に小さい値で設定することにより、係
合子が次の係合位置に到達するまでの時間を著しく長く
することができる。
【0021】なお、上記の手段において、各円環部は、
従動側の軌道輪と保持器に一体に形成するか、或いは、
従動側の軌道輪又は保持器に共回りするように取付けた
部材に形成することができる。
【0022】一方、第5及び第6の手段においては、円
筒面と係合面に係合子が接近すると、弾性材が背面のぬ
すみに向かって変形する。この場合、弾性材の表面に設
けた突起と係合子の係合により弾性材が大きく変形し
て、弾性材内部に大きな曲げ応力が発生し、弾性材から
係合子に対して大きな弾性反発力が生じる。このため、
弾性材において変形による最大の応力が生じる位置で、
最大の伝達トルクを発生させることができる。
【0023】また、第7の手段においては、従動側の軌
道輪に形成した伝達手段から、外部機器に対して直接動
力の伝達を行なうことができるので、動力の伝達機構を
コンパクトに形成でき、加えて、伝達に必要な部品点数
を減少させることができるため、トルクリミッタを機械
装置等に適用する際の総合的なコストを低くすることが
できる。
【0024】
【実施例】図1乃至図5は第1の実施例のトルクリミッ
タを示す。図1及び図2に示すように、内輪1と外輪2
は、両端部に配置した軸受3と4により回転自在に支持
され、その両軸受3、4の案内により同軸上に保持され
ている。
【0025】内輪1の中央部の外径面は、円筒面5で形
成され、その円筒面5に対向する外輪2の内径面は、ほ
ぼ正八角形の多角面6で形成されている。この多角面6
の各辺の長さ方向中央部には、所定長さのぬすみ7が形
成され、外輪2の内側に、多角面6の内径形状と同形状
の角リング状板ばね8が嵌め込まれている。
【0026】この角リング状板ばね8は、多角面6に対
してわずかのすきまで又は締まり嵌め状態で組込まれて
おり、その各辺の両端が多角面6の各辺の両端に密着
し、中央部がぬすみ7に向かって変形する両端支持の撓
みばりを形成している。
【0027】上記板ばね8の各辺の内径面は、内輪1の
円筒面5との間でくさび形空間を形成する係合面9とな
っており、その各係合面9と円筒面5間の最小すきま部
10の寸法aは、後述するローラ13の外径寸法dより
もわずかに小さく設定されている。
【0028】また、上記板ばね8の係合面9と円筒面5
の間には、環状の保持器11が設けられ、その保持器1
1の周面に、係合面9と対応して等間隔で多数のポケッ
ト12が設けられ、その各ポケット12に、係合子とし
てのローラ13が組込まれている。
【0029】このローラ13は、外径寸法dが、係合面
9と円筒面5間の最小すきま部10以外の間隙に対して
小さく形成され、図1に示すように、最小すきま部10
の近傍でのみ係合面9と円筒面5に係合するようになっ
ており、この係合位置によりストラット角θのクラッチ
を構成している。
【0030】また、ローラ13は、板ばね8を撓ませて
板ばね8と円筒面5の間にできる間隙を通過するように
なっているが、この変形の際、板ばね8は、両端支持の
撓みばりとして作用する。このため、板ばね8の板厚と
その撓み量によって正確に伝達できるトルクが設定で
き、そのトルク以上の負荷を受けると、ローラ13の通
過を許し、負荷を開放する。
【0031】上記内輪1の外径面には、図1に示すよう
に、円筒面5に対して偏心量εで偏心する偏心面15が
形成され、その偏心面15に軸受16が取付けられてお
り、この軸受16の外径面は、偏心面15の偏心により
内輪1の軸線に対してεだけ偏心している。
【0032】また、軸受16の外径面は、Oリング17
を介して保持器11の内径面に接触し、内輪1に対して
保持器11に径方向の力を付与して保持器11をわずか
に偏心させている。上記の構造では、偏心面15と軸受
16とが、保持器11に対する偏心付与機構14を構成
している。なお、上記軸受16を内輪が偏心した偏心軸
受とし、これを円筒面5と同芯に形成した面15に嵌合
して偏心付与機構を構成してもよい。
【0033】また、Oリング17は、その弾性により軸
受16の外径および保持器11内径の形状誤差を補正
し、軸受16の保持器11に対する接圧を調整する。ま
た、外輪2と内輪1の間に組込まれた軸受3は、上記軸
受16による偏心荷重の反力を受け、保持器11と外輪
2の間で後述するクリープをスムーズに発生させる作用
をする。
【0034】一方、外輪2の端部は、内側に向かってL
形に屈曲し、その屈曲部18の外径面に、保持器11の
先端部の円環部20の内側に入り込む円環部19が形成
されている。この円環部19の外径面は、外輪2と同軸
の円筒面で形成され、図3及び図4に示すようにその外
径面の一部が、径方向に偏心する保持器11の円環部2
0の内径面に接触している。
【0035】上記の円環部19の外径寸法DL と、保持
器11の円環部20の内径寸法DCとのすきまδは、上
記DL 及びDC の呼び径Dに対して1/300〜1/2
000の範囲になるように設定される。この場合、保持
器11は、偏心面15によって径方向に偏心させられて
いるが、その量は、円環部19の外径寸法DL と円環部
20の内径寸法DC によって規制されることになる。す
なわち、保持器11の偏心量は、上記すきまδの1/2
となり、保持器11の円環部20は1ケ所でのみ外輪2
の円環部19に接触する。
【0036】なお、図において、21と22、23は、
それぞれ軸受4と軸受16が他の部品と接触することを
防ぐワッシャであり、24は潤滑剤の密封作用を行なう
密封板である。
【0037】この実施例のトルクリミッタは、上記のよ
うな構造で成り、次にその作用を説明する。いま、内輪
1を駆動機側に、外輪2を従動側にそれぞれ連結し、図
1及び図2に示すように、内輪1の円筒面5と角リング
状板ばね8の係合面9にローラ13が当接した状態で、
内輪1を矢印の方向に回転すると、ローラ13が円筒面
5と係合面9に噛み込んでストラット角θのクラッチが
成立し、外輪2が内輪1と一体で回転する。
【0038】この状態から、外輪2に負荷するトルクが
大きくなると、図5に示すように、クラッチを構成して
いる板ばね8の係合面9がぬすみ7側に撓み、ストラッ
ト角の減少と共に負荷できるトルクが小さくなる。そし
て、過負荷が継続すると、ローラ13が最小すきま部1
0を通過し、クラッチとして作用していた係合面9の反
対側に放出されて、クラッチ機能を失なう。これによ
り、実施例のトルクリミッタは、設定以上のトルクに対
しては、トルクの開放機能を発揮し、過負荷を防止する
安全装置として機能する。
【0039】放出されたローラ13は、保持器11によ
って周方向の動きが規制され、また、保持器11は円環
部20と外輪2の円環部19同士で接触しているため、
ローラ13と保持器11の回転は抑制される。
【0040】上記の状態から、駆動側が回転を続け、内
輪1と外輪2が相対回転すると、保持器11は、偏心付
与機構14の作用によって、図4に示すように外輪1の
円環部19の外径にて接触状態で回転運動をし、クリー
プを生じる。すなわち、保持器の円環部20が、外輪1
の円環部19を1回転する間に、円周方向にその部分の
嵌合すき間δにπを乗じた量(πδ)だけ相対移動す
る。
【0041】このクリープの回転方向は、内輪1の回転
方向と同じであり、クリープの回転数、すなわち保持器
11の回転数Ncは、内輪1の回転数Nに対して、Nc
=(δ/φD)×Nで表わされる。この場合、嵌合すき
間δの値が上述したような範囲で設定してあるので、保
持器11は内輪1の回転数の1/300〜1/2000
の回転数で回転することになる。例えば、内輪1の回転
数Nが1800rpmのとき、クラッチが解放されて後
再度クラッチ機構が働くまでの時間Tは、弾性角リング
8の角数が8であるため、 T=1/{(1800/60)×(1/300〜1/2
000)×8}=1.25〜8.33秒となる。
【0042】このように実施例のトルクリミッタでは、
設定トルク以上になるとクラッチ機能がなくなってトル
クの伝達を遮断し、数秒後に自動的にクラッチの再連結
を行ない、これを繰り返す。したがって、従動側が異常
状態で停止した後、十分な時間的余裕を得ることがで
き、従動側の異常状態が比較的短時間で回復するような
使用例、例えば、小型船舶のプロペラ推進機や、冷凍機
コンプレッサの圧縮回避等の安全装置として極めて有効
な機能を発揮する。
【0043】一方、内輪1が、図1の状態から矢印とは
反対の方向に回転すると、上述したクラッチが空転する
時間はトルクの伝達が行なわれず、その後、自動的にク
ラッチが働いてトルクの伝達が行なわれ、以後上記と同
じ動作を行なう。
【0044】上記のトルク伝達の遮断から再連結を行な
うまでの時間の設定は、外輪の円環部19の外径と保持
器の円環部20の内径との嵌合すき間δを調整すること
により行なえるが、角リング状板ばね8の角数を変更す
ることでも可能である。
【0045】図6乃至図8は第2の実施例を示してい
る。この例においては、外輪2の一端に前蓋31が、他
端に後蓋32がそれぞれ圧入固定され、その前蓋31及
び後蓋32と内輪1の間に設けた軸受33、34によ
り、外輪2が回転自在に支持されている。
【0046】また、上記前蓋31の内面には、保持器1
1に向かって屈曲する屈曲部31aが設けられ、その屈
曲部31aの外径面に、保持器11先端に設けた円環部
20の内側に嵌合する円環部19が形成されており、こ
の円環部19と円環部20の間に、嵌合すき間δが設け
られている。
【0047】一方、円環部20の内径面には、円周をめ
ぐる溝35が形成され、一方、内輪1の外径面には、上
記溝35に対応して円周をめぐる溝36が形成されてお
り、その両溝35、36の間に、鋼球から成る3個の転
動体37が圧入されている。この各転動体37は、ボー
ル保持器38により円周方向に等間隔(120度間隔)
で配置され、溝35、36間の転がりによって保持器1
1を内輪1に対して円周方向に案内する。
【0048】また、上記転動体37の直径寸法DW は、
保持器11に設けられた溝35と内輪1に設けられた溝
36との間の間隙より大きく、各転動体37が保持器1
1と内輪1の間で圧入状態で組込まれるように設定され
ており、その転動体37の圧入により、図8に示すよう
に保持器11の円環部20が各転動体37を頂点として
変形し、その変形部分39で円環部20が外輪2の円環
部19と接触するようになっている。
【0049】なお、他の構造については、上述した第1
の実施例と同じであるため、同一部品には同一の符号を
付して説明を省略する。
【0050】上記の第2の実施例においては、内輪1と
外輪2が相対回転すると、ローラ13が円筒面と係合面
9の最小すきま部に係合してクラッチが成立し、両輪を
一体で回転させる。この状態で、外輪2に過負荷が加わ
ると、係合面9の表面の板ばね8が変形し、ローラ13
が最小すきま部を通過してクラッチが切れる。
【0051】通過したローラ13は、保持器11により
次の最小すきま部に向かって移動されるが、保持器11
は、転動体37の圧入による変形によって円環部20の
複数個所が外輪の円環部19に接触しているため、クリ
ープが生じ、両円環部19、20は1回転で嵌合すき間
に円周率を乗じた距離だけ円周方向に相対移動する。
【0052】上記の構造では、保持器11の円環部20
と外輪2の円環部19の接触が3ケ所で行なわれ、各円
環部19、20に対する接触荷重が分散されて小さくな
るため、各円環部19、20表面の摩耗が抑制され、長
寿命が得られる。
【0053】図9は第3の実施例を示す。この例では、
保持器11と内輪1の間に、ほぼ120度の間隔で2個
を1セットとして6個の転動体37を組込んでいる。こ
の各転動体37は、保持器38により所定位置で保持さ
れるが、上記6個の転動体37を配置する場所は、各転
動体の公転速度が同じになる位置に設定する。
【0054】一方、図10に示す第4の実施例は、保持
器と内輪の間に2個の転動体37を組込み、両円環部1
9、20を2ケ所で接触させるようにしたものである。
また、図6の例において、両円環部間に2個をセットと
して4個の転動体を180度間隔で組込むようにしても
よい。
【0055】なお、保持器と外輪の円環部の接触状態
は、上述した例のように3ケ所又は2ケ所接触に限定さ
れず、所要の数の転動体を組込んで4ケ所以上の接触状
態を得るようにしてもよい。
【0056】ところで、上述の各実施例においては、図
2に示すように係合面9を形成する角リング状板ばね8
の各辺の形状を、ローラ13が平滑に摺接するような平
坦な板形状で形成し、その板ばね8の中央部分の背面に
板ばね8が変形するぬすみ7を設けた構造としている
が、このように板ばね8を両端支持した構造では、板ば
ね8の中央部分の弾性強度が小さく、両端部分の弾性強
度が大きくなる。このために、ローラ13が係合面9の
最小すきま部に接近した場合、板ばね8に生じる曲げ応
力は、図11に示すように板ばね8の中央部分、すなわ
ちローラ13の接触角度θがゼロになるときに最大にな
るのに対して、伝達できるトルクの大きさは、角度θが
大きいほど大きく、板ばね8の弾性反発力が小さい角度
θがゼロの時はゼロとなる。
【0057】すなわち、実際に伝達できるトルクの大き
さは、板ばね8の変形による反力とローラ13の接触角
度θとの関係となるが、上記の構造では、伝達トルクを
大きくしようとした場合、板ばね8の最大応力の生ずる
位置で最大の伝達トルクを発生させることができないた
め、トルクの伝達効率が低くなる問題がある。
【0058】これに対し、図12に示す第5の実施例
は、上記のような問題に対処するために、板バネの形状
を改良した実施例を示すものである。この例では、係合
面9の最小すきま部を形成する板バネ8の中央部分に、
円筒面5に向かう突起41を設けている。
【0059】この突起41は、接触角度θがゼロになる
板バネ8の中央部分に、内向きに対称に傾斜する2つの
傾斜部42、43を設けて形成されており、その傾斜部
42、43の表面と接触角度θがゼロにおける円筒面5
の接線とのなす角度βを、ローラ13が傾斜部42、4
3に喰い込んだときに傾斜部42、43と円筒面5の間
でローラ13を挾み込んでクラッチとして作用するよう
な角度(通常5〜15度の範囲が望ましい)で設定して
いる。
【0060】上記の構造においては、ローラ13が係合
面9の最小すきま部に接近すると、板バネ8は背面のぬ
すみ7に向かって変形するが、ローラ13が突起41の
内側に入り込んだ時点で傾斜部42、43と円筒面5が
ローラ13に対してクラッチとして作用する。このクラ
ッチの楔作用によって、板バネ8が外向きに大きく変形
すると、板バネ8の内部には大きな曲げ応力が発生し、
板ばね8からローラ13に対して大きな反発力が生じ
る。
【0061】このため、図13に示すように板バネ8の
変形による曲げ応力は接触角度θがゼロに近ずくに従っ
て増大するのに比例して、伝達トルクの大きさも増大す
る。したがって、板バネ8が最大の曲げ応力を生じる位
置で最大の伝達トルクを発生させることができることに
なり、大きなトルクを効率よく伝達することができる。
【0062】一方、図14乃至図19は、第6の実施例
を示している。この例においては、図14に示すよう
に、外輪2の外径面に複数のベルト溝51、52を形成
し、外輪2自体を動力伝達用のプーリとして使用できる
ようにしている。また、駆動側となる内輪1の内径面に
は、図14及び図15に示すように、原動機の駆動軸が
挿通する貫通孔53と、キー溝54が形成され、内輪1
が原動機により直接回転駆動されるようになっている。
【0063】また、内輪1の中央部の外径面には、上述
の実施例と同様に円筒面5が形成されるが、この円筒面
5に対向する外輪2の内径面6には、円周方向に16ケ
所のバネ座55が形成されており、この各バネ座55
に、8個のバネ板8a、8b、……8hが組込まれてい
る。
【0064】上記バネ板8a〜8hは、図15のように
外輪2に組込んだ状態で、各ピッチ(ローラ13と係合
する位置の間隔)がそれぞれ異なるように配置されてお
り、内輪1の円筒面5との間で各バネ板8a〜8hの内
面が、円筒面5に対してくさび形空間をなす係合面9を
形成している。
【0065】上記バネ板8a〜8hは、外輪2の各バネ
座55の間でわずかに締まり嵌めの状態で組込まれ、各
バネ板8a〜8hと外輪2の内径面6との間に、バネ板
の変形を許容するぬすみ7が設けられている。また、各
バネ板8a〜8hの中央部には、内輪1の円筒面5に向
かう突起41が形成され、その突起41の近傍部分の係
合面9とローラ13とが当接して各バネ板8a〜8hが
変形するようになっている。
【0066】上記各バネ板と内輪1の円筒面5の間に
は、環状の保持器56が設けられ、この保持器56の周
面に、上記各バネ板8a〜8hのピッチと同一のピッチ
で8個のポケット57が形成されており、この各ポケッ
ト57に、係合子としてのローラ13が組込まれてい
る。このローラ13の外径寸法dは、図19に示すよう
にバネ板8a〜8hがぬすみ7側に撓んで、各バネ板8
a〜8hと円筒面5間にできる間隔をローラ13が通過
できるように設定されている。
【0067】また、上記各バネ板8a〜8hは、図17
及び図18に示すように、外輪2の後端に圧入される後
蓋58まで挿入され、その後蓋58に、バネ板を弾性変
形させるフランジ59が設けられている。このフランジ
59は、外径面が各バネ板8a〜8dの内面の突起41
に当接する大きさで形成され、その接触により、突起4
1と外輪2のバネ座55、55との3点の間で各バネ板
を弾性変形させ、予圧を加えた状態にしている。この予
圧状態による組込みにより、各バネ板8a〜8hは、外
輪2からの抜出しや、組立て後振動等によりばらばらに
なることが防止される。
【0068】一方、上記保持器56の先端部は軸受33
側に突出し、その突出部分に、内外輪と同軸の円環部材
60が連結され、この円環部材60の内径面に円環部6
1が形成されている。この円環部材60は、その内径面
と保持器56の端部に設けた凹凸部67を嵌合させて保
持器12に締まり嵌めされており、その嵌合によって円
環部材60と保持器56は、軸方向には移動不可である
が、回転方向には所定のトルクで相対回転できるように
連結されている。
【0069】また、外輪2の先端部には、断面L字形の
前蓋62が圧入され、この前蓋62の内面に、上記円環
部材60の内側に嵌まり込む円環部63が形成されてお
り、この円環部63と、円環部材60の円環部61との
間に嵌合すき間δが設けられている。
【0070】また、上記円環部材60と内輪1の円筒面
5との間には、図16及び図17に示すように円筒ころ
軸受64が組込まれている。この円筒ころ軸受64は、
環状のころ保持器65と、そのころ保持器65により円
周方向に120度間隔で配置される3個の円筒ころ66
とから成り、この円筒ころ66の転がりにより保持器5
6を内輪1に対して回転案内する。
【0071】上記円筒ころ66の直径寸法は、円環部材
60と内輪1との間の半径方向間隔より大きく、各円筒
ころ66が円環部材60と内輪1の間で圧入状態で組込
まれるように設定されており、その円筒ころの圧入によ
り、図8と同様に円環部材60が円筒ころ66を頂点と
して変形し、その変形部分で円環部61と円環部63と
が接触するようになっている。
【0072】上記のような構造の実施例においては、内
輪1の貫通孔53に、原動機の駆動軸を嵌入し、外輪2
のベルト溝51、52に、直接伝動ベルトを介して従動
側の外部機器を連結する。そして、図15に示すよう
に、内輪1の円筒面5と全てのバネ板8a〜8hにロー
ラ13が当接した状態で、内輪1が矢印の方向に回転す
ると、ローラ13が円筒面5と係合面9に噛み込んでク
ラッチが成立する。このため、外輪2が内輪1と一体で
回転し、外輪2から直接外部機器へ駆動力が伝達され
る。
【0073】この状態から、外輪2に負荷するトルクが
大きくなると、図19に鎖線で示すように、クラッチを
構成しているバネ板8a〜8hがぬすみ7側に撓み、過
負荷が継続すると、ローラ13が最小すきま部を通過す
る。この場合、8個のバネ板8a〜8hが同時に撓んで
作用するときの伝達トルクをリミッタトルクTに設定す
る。
【0074】上記のトルク伝達が解放された状態で原動
機が回転を続け、内輪1と外輪2が相対回転すると、円
環部材60が円環部61と円環部63の接触によって、
円環部63の外径を中心に回転運動をしながらクリープ
を生じる。このため、各ローラ13は低い速度で次の係
合位置まで移動する。
【0075】この移動において、図15に示すように先
ず最初に、バネ板8dに次のローラ13が再係合すると
すると、この時の係合は、バネ板8dだけが係合し、不
等ピッチで配置される他のバネ板8a〜8c、8e〜8
hは係合しないため、その伝達トルクは上記リミッタト
ルクTよりも小さく、初期に設定したトルクが従動側の
外輪2に伝達されない。
【0076】同じ様に、他のバネ板8a〜8c、8e〜
8hにもそれぞれ順次ローラ13が係合するが、その各
場合も8個のバネ板が同時に係合しないため、伝達トル
クは小さい。
【0077】このため、設定トルクでのローラ13の係
合間隔は、図2のように板ばね8の各辺を等ピッチにし
たものに比べて8倍になり、トルクリミッタが自動復帰
する時間間隔は8倍に延長されることになる。
【0078】一方、上記の構造において、ローラ13が
次の円筒面5とバネ板8a〜8hの係合位置まで移動
し、係合状態に入る場合、保持器56は、回転構造が転
がり軸受と同じであるため、内輪の回転のほぼ1/2の
速度で回転しようとするが、クリープを発生する円環部
材60は、それより著しく低い速度で回転しようとする
ため、両者の間で回転数の差が生じる。その場合、両者
の回転の差によって生じるトルクが、保持器56と円環
部材60間の締まり嵌め部分の接触圧力によって決定さ
れる円周方向の固定力を上回ると、保持器56と円環部
材60が相対回転し、両者間の回転の差を吸収する。こ
のため、クリープを発生する円環部材60と円環部63
の接触部分や、ローラ13と内輪1の間に大きなすべり
が生じず、それらの表面の摩耗が抑制される。
【0079】なお、上記第6の実施例では、バネ板8a
〜8hの各ピッチがそれぞれ異なるように配置している
場合を述べたが、他の実施例のように等ピッチで配置す
ることもできる。
【0080】また、上述した各実施例では、内輪を駆動
側に、外輪を従動側にしたが、逆に内輪を固定し、外輪
を駆動側にして回転させるようにしても、上述と同じ作
用が得られる。
【0081】また、係合面9を板状のバネで形成し、ク
ラッチの開放をその板状バネの変形により行なうように
したが、係合面9又は円筒面5における最小すきま部近
傍の表面だけをゴム等の弾性材で形成し、その弾性変形
によりローラ13の通過を行なえるようにしてもよい。
【0082】
【効果】以上のように、この発明は、2つの軌道輪の間
に、円筒面と係合面によりクラッチの係合子が係合する
複数の係合位置を設け、その係合子を保持する保持器を
駆動側の軌道輪に対して減速させて回転させるようにし
たので、1つの係合位置から次の係合位置へ移動する係
合子を低速で回転させることができる。このため、クラ
ッチによるトルク伝達の遮断から再連結までの時間を長
くでき、異常状態からの回復や機械停止のための充分な
時間余裕を備えたトルクリミッタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のトルクリミッタを示す断面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】実施例のクリープの現象を説明する図
【図5】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図6】第2の実施例を示す断面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【図8】図6のVIII−VIII線に沿った断面図
【図9】第3の実施例を示す断面図
【図10】第4の実施例を示す断面図
【図11】板ばねの曲げ応力と伝達トルクの関係を示す
グラフ
【図12】第5の実施例を示す断面図
【図13】板ばねの曲げ応力と伝達トルクの関係を示す
グラフ
【図14】第6の実施例を示す断面図
【図15】図14のXV−XV線に沿った断面図
【図16】図14のXVI −XVI 線に沿った断面図
【図17】同上のクリープ発生部分を拡大して示す断面
【図18】図14のXVIII−XVIII線に沿った断面図
【図19】同上のクラッチの作用を示す断面図
【図20】従来例を示す図
【図21】他の従来例を示す図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 5 円筒面 8 角リング状板ばね 9 係合面 10 最小すきま部 11 保持器 12 ポケット 13 ローラ 14 偏心付与機構 15 偏心面 16 軸受 19、20 円環部 37 転動体 38 保持器 41 突起 51、52 ベルト溝 56 保持器 60 円環部材 61 円環部 63 円環部 66 円筒ころ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−203775 (32)優先日 平4(1992)7月30日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が駆動側、他方が従動側になる2つ
    の軌道輪を内外に嵌合させ、その両軌道輪の対向する面
    の一方に円筒面を、他方に係合面を形成し、上記両軌道
    輪の間に組込んだ保持器のポケットに、上記円筒面と係
    合面に係合する係合子を設け、上記円筒面又は係合面の
    係合子との係合部分を弾性変形可能に形成し、上記保持
    器に、駆動側の軌道輪の回転を減速して伝える減速手段
    を連結した自動復帰機能付トルクリミッタ。
  2. 【請求項2】 上記係合面を、円筒面に対して多角形状
    をなす面で形成した請求項1に記載の自動復帰機能付ト
    ルクリミッタ。
  3. 【請求項3】 上記減速手段を、従動側の軌道輪と保持
    器にそれぞれ共回りするように関連させて設けられ、互
    いにすき間をもって内外に嵌合する円環部と、その各円
    環部の一方を偏心させて両円環部を接触させる偏心付与
    機構と、から構成した請求項1又は2に記載の自動復帰
    機能付トルクリミッタ。
  4. 【請求項4】 上記減速手段を、従動側の軌道輪と保持
    器にそれぞれ共回りするように関連させて設けられ、互
    いにすき間をもって内外に嵌合する円環部と、保持器と
    駆動側の軌道輪との間に圧入され、保持器に関連した円
    環部を変形させることにより上記両円環部を接触させる
    転動体と、から構成した請求項1又は2に記載の自動復
    帰機能付トルクリミッタ。
  5. 【請求項5】 上記円筒面又は係合面の係合部分を板状
    の弾性材で形成し、その弾性材の背面側に、弾性材の変
    形を許容するぬすみを設けた請求項1乃至4のいずれか
    に記載の自動復帰機能付トルクリミッタ。
  6. 【請求項6】 上記弾性材の表面に、係合面又は円筒面
    に向かう突起を設けた請求項5に記載の自動復帰機能付
    トルクリミッタ。
  7. 【請求項7】 上記従動側の軌道輪に、歯車、ベルト
    溝、スプライン等の動力伝達手段を一体に形成した請求
    項1乃至6のいずれかに記載の自動復帰機能付トルクリ
    ミッタ。
JP25134792A 1991-09-30 1992-09-21 自動復帰機能付トルクリミッタ Pending JPH0694053A (ja)

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JP1618792 1992-01-31
JP11128192 1992-04-30
JP3-251597 1992-07-30
JP20377592 1992-07-30
JP4-111281 1992-07-30
JP4-203775 1992-07-30
JP4-16187 1992-07-30
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056676A (ja) * 2002-06-25 2003-02-26 Koyo Seiko Co Ltd プーリユニット
JP2010100147A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Asahi Denso Co Ltd イグニッションスイッチ装置
CN114165534A (zh) * 2021-12-09 2022-03-11 海安县恒益滑动轴承有限公司 一种具有高摩擦制动效果的刹车轴承及其使用方法

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