JPH0631411Y2 - X線回折装置の試料自動交換装置 - Google Patents

X線回折装置の試料自動交換装置

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JPH0631411Y2
JPH0631411Y2 JP1988016332U JP1633288U JPH0631411Y2 JP H0631411 Y2 JPH0631411 Y2 JP H0631411Y2 JP 1988016332 U JP1988016332 U JP 1988016332U JP 1633288 U JP1633288 U JP 1633288U JP H0631411 Y2 JPH0631411 Y2 JP H0631411Y2
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JP
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sample
plate
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holding plate
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JP1988016332U
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繁松 浅野
勝彦 清水
浩志 川崎
修 平嶋
繁 宗川
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理学電機株式会社
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、X線回折装置に取り付ける測定試料を自動的
に交換するための試料自動交換装置に関する。
[従来の技術] X線回折装置の測定試料は、通常は、試料板に充填(粉
末の場合)または固定(固形物の場合)されて、この試
料板が試料ホルダに取り付けられる。試料を交換する場
合は、試料板を試料ホルダから抜き取り、別の試料板を
取り付けることになる。
ところで、試料を自動的に交換しようとする試みは既に
なされており、スライド映写機のスライド交換装置のよ
うに、試料板を次々と所定の位置に送り出す方式が知ら
れている。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の試料自動交換装置では、単に試料を交換
するだけであり、より高度な要求を満足できなかった。
高度な要求としては次のものが挙げられる。
(a)試料を自動的に交換すると共に、試料をその面内で
回転させたい。試料を回転させながら測定すれば、配向
性のある試料を等方的に扱うことができる。また、試料
をいくつかの回転角度位置で静止させて回折ピークを測
定すれば試料の各方向での特性が得られる。
(b)測定位置に来た試料だけを面内回転させ、その他の
位置に待機している試料は静止させておきたい。試料面
が鉛直面内となるように試料板が取り付けられる場合
(すなわち横型ゴニオメータで使用される場合)には、
待機している試料までも回転させておくと、試料が試料
板から落下する恐れが増大するからである。
(c)試料板は試料面よりも突き出た部分が無いようにし
たい。試料面よりも突き出た部分があると、試料に低入
射角でX線を当てた場合、この突き出た部分が入射X線
の邪魔になるからである。
本考案は、このような要求を満足するようなX線回折装
置の試料自動交換装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案に係る試料自動交換装
置は、次の構成要素を有する。
(a)回転可能な試料台保持板。
(b)前記試料台保持板に対して回転可能に取り付けられ
た複数の試料台。
(c)装置本体に固定されて、前記試料台保持板を回転さ
せる、試料台保持板回転モータ。
(d)装置本体に固定された試料台回転モータ。
(e)前記試料台回転モータに固定された駆動歯車。
(f)前記試料台に固定された被動歯車。
(g)前記駆動歯車と前記被動歯車の両方に同時に噛み合
い可能な中間歯車。
(h)前記中間歯車を噛み合い位置に保持する中間歯車支
持機構。
(i)磁石を利用して前記試料台に着脱できるようにした
試料板。
(j)前記試料板に形成した円形凹所と前記試料台に形成
した円形突起とからなる試料板位置決め機構。
(k)前記試料板が前記試料台に取り付けられていること
を検出するための反射型光センサ。
[作用] 試料台保持板を回転することによって、複数の試料台を
順次測定位置に持ってくることができる。試料台は、測
定位置に来たときだけ試料台回転モータによって回転可
能である。すなわち、試料台に固定された被動歯車は、
試料台が測定位置に来たときだけ、中間歯車と噛み合う
ことができる。そして、中間歯車が駆動歯車とも噛み合
うことによって、試料台回転モータの回転が試料台に伝
達される。
さらに、試料板を強磁性体で作り、試料板に磁石を埋め
込むことにより、またはその逆の構成とすることによ
り、試料板を試料台に容易に着脱可能にできる。このよ
うにすると、試料板は、試料面から突き出ない構造にす
ることができる。
[実施例] 次に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例の正面図である。この実施例
の試料自動交換装置は、その全体が横型ゴニオメータ
(X線の光軸が水平面内にあるもの)の試料ホルダに載
せられることになる。X線10は、第1図の左方向から
試料面に対してある角度を成して入射し、試料面で回折
して右方向に出ていくことになる。
試料台保持板12は装置本体14に回転可能に取り付け
られている。試料台保持板12には、5個の試料台16
が回転可能に取り付けられている。第1図では、そのう
ち一番下の試料台は想像線で示されている。第2図はこ
の装置の側面図であるが、この図において、試料台16
は軸受18によって試料台保持板12に回転可能に取り
付けられていることがよく分かる。試料台16には被動
歯車20が固定されている。試料台保持板12は試料台
保持板回転モータ22で回転駆動される。
試料台16には第1図に示すように、4個の磁石17が
埋め込まれている。試料台16の中央には円形突起24
が突き出ている。第2図の上側に示されている試料台1
6は、試料板26が取り付けられていない状態である
(なお、第1図でも、試料台16には試料板26は取り
付けられていない)。試料板26は強磁性体で作られて
段付き円板の形状をしており、その中央には貫通孔28
が形成されている。貫通孔28には粉末試料30が充填
される。試料板26の裏側には円形の凹所32が形成さ
れている。この凹所32を試料台16の円形突起24に
合わせることによって、試料板26を試料台16上に位
置決めできる。試料板26は、磁石17によって試料台
16に着脱可能である。
第2図の下側の試料台16では試料板26を取り付けた
状態が示されている。
第1図に戻って、試料台保持板12の中央部の開口34
からは、装置本体に固定されたヘッド36が突き出てい
て、ヘッド36の下面には反射型光センサ38が固定さ
れている。光センサ38は、一番下側に位置する試料台
16(すなわち測定位置にある試料台)に、試料板26
が取り付けられているか否かを検出する。
次に、測定位置にある試料台16だけをその場所で自転
させる機構を説明する。第1図において、装置本体14
には試料台回転モータ40が固定され、このモータ40
には駆動歯車42が固定されている。試料台16に固定
された被動歯車20と、上述の駆動歯車42は、中間歯
車44と噛み合うことができる。中間歯車44は中間歯
車支持機構46により噛み合い位置に保持される。
第3図は、この中間歯車支持機構46を拡大した斜視図
である。矢印50が正面から見た方向である。中間歯車
44はシャフト52に対して回転可能に取り付けられ、
シャフト52は回動プレート54に固定されている。回
動プレート54はシャフト56に固定され、シャフト5
6はスライドブロック58に回転可能に取り付けられて
いる。シャフト52の中心は、シャフト56の中心から
ずれている。したがって、回動プレート54が回動する
ことによって、中間歯車44の中心も、シャフト56を
中心に回動することになる。回動プレート54にはロッ
ド60が固定され、ロッド60の先端は板ばね62によ
って矢印64の方向に押されている。板ばね62の一端
はスライドブロック58に固定されている。また、スラ
イドブロック58にはピン61が固定され、このピン6
1は、回動プレート54の円弧状の溝63と噛み合って
いる。スライドブロック58には案内棒66が挿入され
ており、この案内棒66に沿ってスライドブロック58
が移動可能となっている。案内棒66の外周には圧縮コ
イルばね68が設けられ、スライドブロック58は常に
矢印69の方向に押し付けられている。
次に、この実施例の動作を説明する。第1図と第2図に
おいて、まず、5個の試料板26にそれぞれ異なる粉末
試料を充填して、これらを各試料台16に、磁石17を
利用して取り付ける。そして、試料台保持板回転モータ
22により試料台保持板12を回転させ、所望の試料台
16を一番下の位置に静止させる。試料台保持板12を
所望の位置で停止させるには、モータ22をパルスモー
タとしてパルス数制御をしても良いし、試料台保持板1
2の位置を検出するセンサを利用しても良い。
次に、中間歯車44の動作を説明する。第4図は、中間
歯車44の働きを示す説明図で、正面から見たところで
ある。この図において、スライドブロック58は単に骨
組で示されている。
被動歯車20が存在しないときは、中間歯車44の中心
Aは、コイルばね68(第3図参照)によって矢印70
の方向に押され、かつ、板ばね62(第3図参照)によ
って、シャフト56の中心Bの回りに矢印72の方向に
回転力を受ける。スライドブロック58に固定されたピ
ン61は、回動プレート54の溝63の一端に接触する
ことになり、これによって、中間歯車44の中心Aは回
転を止められる。以上の作用により、中間歯車44は駆
動歯車42と噛み合っている。
この状態において、第1図の試料台保持板12が時計方
向に回転すると、試料台16に固定された被動歯車20
が、矢印74の方向から移動してきて、中間歯車44に
当たる。すると、スライドブロック58が矢印76の方
向に後退すると共に、中間歯車44の中心Aがシャフト
56の中心Bの回りに矢印78の方向に回転する。すな
わち、中間歯車44の中心Aは、自由度2で移動でき
る。その結果、中間歯車44は、駆動歯車44および被
動歯車20の両方と確実に噛み合う。したがって、被動
歯車20の停止位置がわずかにずれても、中間歯車44
の中心Aが以上のように運動することにより、三つの歯
車の噛み合いが保障される。なお、実際は、中間歯車4
4の中心Aの移動量は非常にわずかなものである。
その後、第1図において、試料台回転モータ40を回転
させると、駆動歯車42、中間歯車44、被動歯車20
を経て、一番下の試料台16が自転する。すなわち、こ
の試料台16の試料は面内回転をする。試料台回転モー
タ40の速度制御をすれば、試料台16の回転速度を制
御でき、試料台回転モータ40の停止位置を制御すれ
ば、試料台16の回転停止位置を制御できる。このよう
な制御のためには、試料台回転モータ40としてパルス
モータを利用することができる。試料台16は、測定条
件に適した回転(例えば120rpm)をさせて、これ
により、粒度の多少大きな粉末試料でも平均的な回折ピ
ークが得られる。もちろん、回折測定の際に、一番下の
試料台16を回転させるか否かは自由に選択できる。別
の位置にある4個の試料台16は、当然、回転すること
無く停止している。したがって、これら試料台16に取
り付けられた試料板26から、試料が落下する危険は低
減される。
以上のようにして測定可能な状態になると、一番下の試
料台16上の試料板にX線を当てて、必要な回折測定を
行う。なお、試料台16上に試料板26が取り付けられ
ていないと、光センサ38から出力信号が検出されな
い。そのときは、X線の照射ができないようにX線回折
装置のインターロックが取られている。
なお、上述の実施例は横型ゴニオメータに取り付けるよ
うに構成されているが、本考案の試料自動交換装置は縦
型ゴニオメータ(X線の光軸が鉛直面内にあるもの)に
も取り付けることが可能である。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成されているので、次の効果が
ある。
(a)試料台保持板に複数の試料台を取り付けてあるの
で、試料台保持板を回転することにより、測定位置にあ
る試料台を別の試料台と交換することができる。
(b)試料台は試料台保持板に回転可能に取り付けられて
いて、測定位置にある試料台は、中間歯車を介して回転
させることができるので、測定位置にある試料台だけを
自転させることができる。したがって、残りの試料台は
静止させておくことができ、試料が試料板から落下する
危険を低減できる。
(c)請求項2に記載のように、磁石の作用によって試料
板を試料台に着脱できるようにすれば、試料板は試料面
から突き出ないような形状にすることができ、低入射角
のX線に対しても有効な回折測定が実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、 第2図はその側面図、 第3図は中間歯車支持機構の拡大斜視図、 第4図は中間歯車の働きを示す説明図である。 12……試料台保持板 14……装置本体 16……試料台 20……被動歯車 22……試料台保持板回転モータ 26……試料板 40……試料台回転モータ 42……駆動歯車 44……中間歯車 46……中間歯車支持機構
フロントページの続き (72)考案者 平嶋 修 東京都昭島市松原町3―9―12 理学電機 株式会社拝島工場内 (72)考案者 宗川 繁 東京都昭島市松原町3―9―12 理学電機 株式会社拝島工場内 (56)参考文献 特開 昭59−153153(JP,A) 実開 昭49−20583(JP,U) 実公 昭52−29672(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の構成要素を有するX線回折装置の試料
    自動交換装置。 (a)回転可能な試料台保持板。 (b)前記試料台保持板に対して回転可能に取り付けられ
    た複数の試料台。 (c)装置本体に固定されて、前記試料台保持板を回転さ
    せる、試料台保持板回転モータ。 (d)装置本体に固定された試料台回転モータ。 (e)前記試料台回転モータに固定された駆動歯車。 (f)前記試料台に固定された被動歯車。 (g)前記駆動歯車と前記被動歯車の両方に同時に噛み合
    い可能な中間歯車。 (h)前記中間歯車を噛み合い位置に保持する中間歯車支
    持機構。 (i)磁石を利用して前記試料台に着脱できるようにした
    試料板。 (j)前記試料板に形成した円形凹所と前記試料台に形成
    した円形突起とからなる試料板位置決め機構。 (k)前記試料板が前記試料台に取り付けられていること
    を検出するための反射型光センサ。
JP1988016332U 1988-02-12 1988-02-12 X線回折装置の試料自動交換装置 Expired - Lifetime JPH0631411Y2 (ja)

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JPH01121839U JPH01121839U (ja) 1989-08-18
JPH0631411Y2 true JPH0631411Y2 (ja) 1994-08-22

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JP6319147B2 (ja) * 2014-05-12 2018-05-09 住友金属鉱山株式会社 X線分析用システムおよびプログラム
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