JPH06315221A - 自動調整機能を有するデジタル形保護継電器 - Google Patents

自動調整機能を有するデジタル形保護継電器

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JPH06315221A
JPH06315221A JP5099394A JP9939493A JPH06315221A JP H06315221 A JPH06315221 A JP H06315221A JP 5099394 A JP5099394 A JP 5099394A JP 9939493 A JP9939493 A JP 9939493A JP H06315221 A JPH06315221 A JP H06315221A
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Toyoki Ueda
豊樹 上田
Shigeto Oda
重遠 尾田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整を簡単に行いヒューマンエラーを減ら
し、調整時間を短くする。 【構成】 予め決めた信号を入力トランスに供給したと
きそれと設計値との相違量に基づいて補正値計算回路5
7によって補正値が記憶され、系統から入力された信号
が補正回路56によって補正値に基づいて補正される。
したがって調整者は予め決められた入力を供給してCP
Uに対して補正の演算をするように指令を出すだけで、
調整を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統を保護するデ
ジタル形保護継電器におけるアナログ入力信号の大きさ
および位相の調整を自動的に行う自動調整機能を有する
デジタル形保護継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は電気共同研究(電気共同研究会発
行)第41巻第4号に記載されている演算形デジタルリ
レーの基本構成である。図において、1は系統電圧や電
流を絶縁し、大きさを変換して取り込む補助トランス、
2’は入力の高周波成分を取り除くフィルタ回路、3は
複数の入力信号の同じ時刻の電圧を保持するためのサン
プルホールド回路(S/H)、4は複数の入力信号を切
り換えて1つを選ぶマルチプレクサ(MPX)、5はマ
ルチプレクサ4から出力されたアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/D変換器(A/D)である。
【0003】6はA/D変換したデータを記憶しておく
バッファ、7は後述するCPUとは別にサンプルホール
ド回路3・マルチプレクサ4・A/D変換器5・バッフ
ァ6を制御して決められた電気角毎に入力信号をA/D
変換する制御回路、8はクロック信号を発生するクロッ
ク信号発生回路(CLK)である。
【0004】9’はデジタル処理を行うCPU、10’
はプログラムや固定データを格納しているROM、11
は可変データを格納するRAM、12は外部からの整定
を行うための整定回路、13はリレー要素の判定結果を
出力するためのインターフェイス回路、14は出力用の
補助リレーである。
【0005】次に動作について説明する。系統の電圧や
電流は補助トランス1、フィルタ回路2’を経て、サン
プルホールド回路3で一定の電気角の周期でサンプルホ
ールドされる。複数入力される入力信号の一つがマルチ
プレクサ4で選択され、A/D変換器5でデジタル信号
に変換されてバッファ6に格納される。
【0006】図10はCPUの処理内容を示すブロック
図であり、バッファ6に格納されたデータをデータ入力
回路50で読み込み、デジタルフィルタ51でフィルタ
処理の後、実効値などリレー処理に必要な計算を実行値
計算回路53で行い、それを整定値計算回路54で計算
された整定値とを比較するなどしてリレー要素判定回路
55で判定処理を行い、過電流が流れたか否かについて
判定する。
【0007】ここで、補助トランス1やフィルタ2’で
は現実には部品の特性に誤差があるため、各回路毎にA
/D変換器5に供給される信号の入力信号の大きさや位
相が変わってくる。CPU9’は予め各回路毎の誤差が
いくらであるか分からないので、とりあえず誤差はない
ものとして処理し、それを補正する。
【0008】この補正を行うため図11に示すように、
通常はフィルタ回路2’をコンデンサC1およびC2、
固定抵抗を可変抵抗VR1およびVR2、差動増幅器U
で構成しておき、可変抵抗VR1およびVR2によって
信号の大きさや位相を本来の値に調整するようにしてい
る。調整とは、予め決めてある入力を供給し、それに対
応するフィルタの出力電圧値および位相が設計値になる
ように可変抵抗の値を調整することである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法は、製品の試験の前には必ず調整が必要で
あり、しかもそれは入力側の大きさと出力側の大きさの
2つの値を計測器で読み取るということと、調整者が可
変抵抗を1つずつ回して合わせるということで、ヒュー
マンエラーの可能性が高く、また時間がかかるという問
題があった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、調整を簡単に行い、ヒューマンエラーを減ら
し、調整時間を短くするようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために第1の発明は、設計時点における入力信号の実
効値演算結果に対して予め決めた値の入力信号を供給し
たときに得られる実効値演算結果の比である補正値を求
める補正値計算回路と、系統より得られた入力信号を実
効値演算した結果に補正値を乗算する補正回路とを備え
たものである。
【0012】第2の発明は、設計時点における入力信号
の実効値演算結果に対して予め決めた値の入力信号を供
給したとき得られる実効値演算結果の比である補正値を
求める補正値計算回路と、整定値に対して補正値を乗算
する補正回路を備えたものである。
【0013】第3の発明は、設計時点における入力信号
のサンプルホールド結果に対して予め決めた値の入力信
号を供給したときに得られるサンプルホールド結果の比
である補正値を求める補正値計算回路と、補正値に基づ
いてサンプルホールド回路のサンプルホールドタイミン
グを制御するサンプルホールドハードウェア制御回路を
備えたものである。
【0014】第4の発明は、設計時点における2つの入
力信号を取り込み一方を基準側としたときそれに対する
他方の信号の位相ズレを補正値として求める補正値計算
回路と、補正値に基づいて系統から得られる2つの信号
を補正値に基づいて補正する補正回路とを備えたもので
ある。
【0015】第5の発明は、設計時点における2つの入
力信号を取り込み一方を基準側としたときそれに対する
他方の信号の位相ズレを補正値として求める補正値計算
回路と、補正値に基づいて整定値を補正する補正回路と
を備えたものである。
【0016】
【作用】予め決めた信号を入力トランスに供給したとき
それと設計値との相違量に基づいて補正値計算回路によ
って補正値が記憶され、系統から入力された信号が補正
回路によって補正値に基づいて補正される。したがって
調整者は予め決められた入力を供給してCPUに対して
補正の演算をするように指令を出すだけで、調整を行う
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明するが、従
来装置と同一部分は同記号を用いている。図1は本発明
の実施例1を示すブロック図であり、そのうちフィルタ
回路2は図2に示したように可変抵抗を使用せず、固定
抵抗R1およびR2を使用している。図3はCPUの処
理を示すブロック図であり、56は補正回路、57は補
正値計算回路である。
【0018】次に図3に基づいて動作について説明す
る。先ず、保護継電器として運用する前の調整の段階に
おいて補正値の演算を行う。制御回路7においてCPU
9による調整を行うことを知らせる設定をし、予め決め
てある入力、即ち設計時点で決めた値の分かっている入
力を図1の補助トランス1に入力する。これにより図3
のスイッチS1がオンとなり、補正値の演算が始まる。
【0019】入力信号はデータ入力回路50に取り込ま
れ、デジタルフィルタ51でフィルタ処理されて実効値
に変換され、この値を実効値演算結果徒と定義する。こ
の信号の値は設計時に計算することが可能であり、この
設計値を理論値と定義する。
【0020】この理論値に対して、予め決めてある入力
を供給したとき得られる値は相違するので、論理値を実
効値演算結果で除算した値を求め、この値を補正値とす
る。つまり、この値は入力回路全体すなわち、補助トラ
ンス1、フィルタ2、サンプルホールド回路3、マルチ
プレクサ4、A/D変換器5を含んだ回路の誤差であ
る。この補正値を予め決めた操作により記憶させ、この
操作を全ての入力回路について行う。
【0021】この後、制御回路7を操作してCPU9に
よる調整の設定を止めることによって、図3のスイッチ
S1がオフとなるので、保護継電器として運用されるよ
うになる。このため、実効値演算回路53で実際の負荷
回路に対応した値が演算される。
【0022】この実効値計算回路53で演算された演算
値に対し、補正値計算回路57で先に求めた補正値を乗
算する補正処理を補正回路56で行い、リレー要素判定
回路55において整定値計算回路54から供給されてい
る整定値と補正回路56からの出力を比較してリレー要
素としての処理を行い、過電流が流れたかどうかを判定
する。
【0023】補正の処理では記憶していた補正値を入力
の実効値演算結果に乗算することによって入力回路毎に
発生する誤差を補正し、理論値に変換することになる。
つまり、比較をする入力値と整定値とを同じ理論値に合
わせたことで調整ができたことになる。
【0024】以上の実施例では補正値を入力の実効値演
算結果に乗算したが、実施例2としてこれを整定値に乗
算することによっても同等のことが可能である。入力の
実効値演算はリレーの演算実行周期(電気角30度のよ
うに予め決められている)毎に毎回実行しなければなら
ないが、整定値は毎回変わるものではないので、毎回実
行しなくてもよい。
【0025】整定値に対して処理をする事により、処理
の回数が減るので、CPUの処理時間上有利となる。回
路の構成は図1と同様であるが、CPU動作を示す処理
回路は図4のようになる。
【0026】次に図4に基づいて実施例2の動作につい
て説明する。先ず、保護継電器として運用する前の調整
の段階において、補正値の計算を行う。この内容は実施
例1と同様である。そして、図1のバッファ6に格納さ
れたデータを図4のデータ入力回路50において読み込
み、デジタルフィルタ51によってフィルタ処理の後
に、実効値計算回路53において実効値などリレー処理
に必要な計算を行う。
【0027】次に、補正値計算回路57において事前に
求めていた補正値で整定値計算回路54の整定値を除算
するという補正処理を補正回路56で行い、この整定値
と入力の実効値の計算結果をリレー要素判定回路55で
比較して、リレー要素としての処理を行い、過電流が流
れたかどうかを判定する。
【0028】補正の処理では記憶した補正値で理論値で
ある整定値を除算することにより入力回路毎に発生する
誤差に合わせて理論値を変換するわけである。つまり、
比較をする入力値と各入力の誤差を含んだ値に合わせる
ということで調整ができたことになる。
【0029】実施例1、2は入力の大きさの調整につい
て説明したが、系統の電圧と電流など、2つの入力を扱
うリレー要素では、その2つの位相関係が重要となるた
め、位相の調整も必要となる。この方法によれば大きさ
だけでなく、位相についても調整することができるとい
うメリットがある。
【0030】図6において、15はCPU9から制御で
きるA/D変換制御回路、サンプルホールド回路3aは
1入力毎に制御ができるようにしたものである。
【0031】次に図6の装置のCPU動作を説明するた
めの図5にもとづいて動作について説明する。図5にお
いて、58はサンプルホールドタイミングハードウェア
制御回路、60は電力計算回路、61はリレー演算回路
である。
【0032】先ず保護継電器として運用する前の調整段
階において、補正値の演算を行う。前述のようにCPU
9による調整を行うことを知らせる設定をし、予め決め
てある2つの入力信号を予め決めてある位相で印加す
る。これにより図5のスイッチS1がオンし、補正値の
演算を始める。
【0033】ここで言う補正値とは予め決めてある2つ
の入力を電力演算のような2つの位相関係が分かる演算
式で計算し、一方を基準として他方の位相が進んでいる
か遅れているかを判定し、それによりサンプルホールド
のタイミングを制御する時間のことである。つまり、位
相が進んでいればサンプルホールド処理を遅らせ、位相
が遅れていればサンプルホールド処理を早めて、2つの
位相関係が同じになるようにすることになる。
【0034】このときずらしたサンプルホールドの時間
を予め決めた操作により記憶させ、これを全ての入力に
ついて行う。この後、CPU9による調整の設定を止
め、図5のスイッチS1をオフとし、保護継電器として
運用する。
【0035】そして、従来と同様にバッファ6に格納さ
れたデータをデータ入力回路50で読み込み、デジタル
フィルタ51でフィルタ処理の後、リレー演算回路61
で実効値などリレー処理に必要な計算を行い、リレー要
素判定回路55でこれと整定値とを比較するなどしてリ
レー要素としての処理を行い、過電流が流れたかどうか
判定する。この方法では、サンプルホールドの時点で位
相を合わせるので、差動リレーのように瞬時値で計算を
行う様なものでも問題なく使用できる。
【0036】実施例3では位相の調整は図6のようなA
/D変換制御回路15を使用して行うことを説明した
が、実施例4としてA/D変換制御回路を使用しない方
法を説明する。つまり特別の回路が必要ではなく、回路
の制御も不要になるというメリットがある。したがっ
て、回路構成は図1に示すもので、フィルタ回路2は図
2に示すように可変抵抗を使用していないものとする。
【0037】この場合のCPUの動作説明図は図7に示
すようになっており、先ず保護継電器として運用する前
の調整の段階において、補正値の演算を行う。CPU9
による調整を行うことを知らせる設定をし、予め決めて
ある2つの入力を予め決めてある位相で印加する。
【0038】これにより、図7のスイッチS1がオンし
て、補正値の計算を始める。ここで補正とは予め決めて
ある2つの入力を電力演算のような2つの位相関係が分
かる演算式で計算し、一方を基準として他方の位相が進
んでいるか、遅れているかを判定し、それにより移相計
算する角度を計算することである。
【0039】つまり、位相が進んでいれば移相する角度
を遅らせ、位相が遅れていれば移相する角度を進めて、
2つの移相関係が同じになるようにするわけである。こ
のとき移相する角度を予め決めた操作により記憶させ、
これを全ての入力について行う。この後、CPU9によ
る調整の設定を止め、図7のスイッチS1をオフとして
保護継電器として運用する。
【0040】そして、従来と同様にバッファに格納され
たデータを読み込み、デジタルフィルタ処理の後、実効
値などリレー処理に必要な計算を行い、これと整定値と
を比較するなどしてリレー要素としての処理を行い、過
電流が流れたかどうか判定する。
【0041】補正の処理では記憶した補正値で入力の移
相計算を行うことにより、入力回路毎に発生する誤差を
補正し、理論値に変換するわけである。つまり、比較を
する入力値と整定値とを同じ理論値に合わせたというこ
とで調整できたことになる。この方法でも瞬時値の時点
で位相を合わせるので、差動リレーのように瞬時値出計
算を行うようなものでも問題なく使用できる。
【0042】実施例3、4では位相の調整を入力に対し
て行うことを説明したが、実施例5として整定値に対し
て行う方法を説明する。入力に対して行うとリレーの演
算実行周期(電気角30度のように予め決められてい
る)毎に毎回実行しなければならないが、整定値は毎回
変わるものではないので、毎回実行しなくてもよい。整
定値に対して処理をする事により、処理の回数が減るの
で、CPUの処理時間上有利となる。
【0043】次に図8に基づいて動作について説明す
る。先ず、保護継電器として運用する前の調整の段階に
おいて、補正値の演算を行う。この内容は実施例4と同
様である。そして、従来と同様にバッファに格納された
データを読み込み、デジタルフィルタ処理の後、実行値
などリレー処理に必要な計算を行う。
【0044】次に事前に求めていた補正値を加えて整定
値を計算するという補正処理を行いこの整定値と入力の
計算結果とを比較するなどしてリレー要素としての処理
を行い、過電流が流れたかどうかを判定する。補正の処
理では記憶した補正値を加えて整定値計算をする事によ
り、入力回路毎に発生する誤差に合わせた理論値を変換
するわけである。つまり、比較をする入力値と整定値を
各入力の誤差を含んだ値に合わせるということで調整が
できたことになる。この方法は方向判定をするようなリ
レー要素でのみ使用できる。
【0045】
【発明の効果】このように本発明によれば、調整そのも
のはCPUが自動的に行うのでヒューマンエラーが起こ
り難く、短時間で調整することができる。また、補助ト
ランスとフィルタ回路だけでなく、入力回路全ての誤差
を補正できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のフィルタ回路の内部構成を示す図であ
る。
【図3】第1の発明におけるCPUの動作を説明するた
めのブロック図である。
【図4】第2の発明におけるCPUの動作を説明するた
めのブロック図である。
【図5】第3の発明におけるCPUの動作を説明するた
めのブロック図である。
【図6】第4の発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図7】第4発明におけるCPUの動作を説明するため
のブロック図である。
【図8】第5発明におけるCPUの動作を説明するため
のブロック図である。
【図9】従来の一例の構成を示すブロック図である。
【図10】図9におけるCPUの動作を説明するための
ブロック図である。
【図11】図9に用いているフィルタの内部構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力トランス 2 フィルタ 3 サンプルホールド回路 4 マルチプレクサ 5 A/D変換回路 6 バッファ 7 制御回路 9 CPU 53 実効値計算回路 54 整定値計算回路 55 リレー要素判定回路 56 補正回路 57 補正値計算回路 58 サンプルホールドタイミングハードウェア制御回
路 60 電力計算回路 61 リレー演算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この補正を行うため図11に示すように、
通常はフィルタ回路2’をコンデンサC1およびC2、
固定抵抗を可変抵抗VR1およびVR2、差動増幅器U
で構成しておき、可変抵抗VR1およびVR2によって
信号の大きさや位相を本来の値に調整するようにしてい
る。調整とは、予め決めてある入力を供給し、それに対
応するフィルタの出力電圧値および位相が設計値になる
ように可変抵抗の値を変更することである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】入力信号はデータ入力回路50に取り込ま
れ、デジタルフィルタ51でフィルタ処理されて実効値
に変換され、この値を実効値演算結果と定義する。この
信号の値は設計時に計算することが可能であり、この設
計値を理論値と定義する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】補正の処理では記憶した補正値で理論値で
ある整定値を除算することにより入力回路毎に発生する
誤差に合わせて理論値を変換するわけである。つまり、
比較をする入力値と整定値とを各入力の誤差を含んだ値
に合わせるということで調整ができたことになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】補正の処理では記憶した補正値で入力の移
相計算を行うことにより、入力回路毎に発生する誤差を
補正し、理論値に変換するわけである。つまり、比較を
する入力値と整定値とを同じ理論値に合わせたというこ
とで調整できたことになる。この方法でも瞬時値の時点
で位相を合わせるので、差動リレーのように瞬時値で計
算を行うようなものでも問題なく使用できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】次に事前に求めていた補正値を加えて整定
値を計算するという補正処理を行いこの整定値と入力の
計算結果とを比較するなどしてリレー要素としての処理
を行い、過電流が流れたかどうかを判定する。補正の処
理では記憶した補正値を加えて整定値計算をする事によ
り、入力回路毎に発生する誤差に合わせた理論値を変換
するわけである。つまり、比較をする入力値と整定値と
を各入力の誤差を含んだ値に合わせるということで調整
ができたことになる。この方法は方向判定をするような
リレー要素でのみ使用できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 系統より得られたアナログ信号を一定の
    電気角でサンプリングしてA/D変換後にデジタル演算
    を行ない整定値と比較判断した結果に基づいて系統の保
    護を行うデジタル形保護継電器の自動調整を行う自動調
    整機能を有するデジタル形保護継電器において、 設計時点における入力信号の実効値演算結果に対して予
    め決めた値の入力信号を供給したとき得られる実効値演
    算結果の比である補正値を求める補正値計算回路と、 系統より得られた入力信号を実効値演算した結果に前記
    補正値を乗算する補正回路とを備えたことを特徴とする
    自動調整機能を有するデジタル形保護継電器。
  2. 【請求項2】 系統より得られたアナログ信号を一定の
    電気角でサンプリングしてA/D変換後にデジタル演算
    を行ない整定値と比較判断した結果に基づいて系統の保
    護を行うデジタル形保護継電器の自動調整を行う自動調
    整機能を有するデジタル形保護継電器において、 設計時点における入力信号の実効値演算結果に対して予
    め決めた値の入力信号を供給したとき得られる実効値演
    算結果の比である補正値を求める補正値計算回路と、 整定値に対して前記補正値を乗算する補正回路を備えた
    ことを特徴とする自動調整機能を有するデジタル形保護
    継電器。
  3. 【請求項3】 系統より得られたアナログ信号を一定の
    電気角でサンプリングしてA/D変換後にデジタル演算
    を行ない整定値と比較判断した結果に基づいて系統の保
    護を行うデジタル形保護継電器の自動調整を行う自動調
    整機能を有するデジタル形保護継電器において、 設計時点における入力信号のサンプルホールド結果に対
    して予め決めた値の入力信号を供給したとき得られるサ
    ンプルホールド結果の比である補正値を求める補正値計
    算回路と、 前記補正値に基づいてサンプルホールド回路のサンプル
    ホールドタイミングを制御するサンプルホールドハード
    ウェア制御回路を備えたことを特徴とする自動調整機能
    を有するデジタル形保護継電器。
  4. 【請求項4】 系統より得られたアナログ信号を一定の
    電気角でサンプリングしてA/D変換後にデジタル演算
    を行ない整定値と比較判断した結果に基づいて系統の保
    護を行うデジタル形保護継電器の自動調整を行う自動調
    整機能を有するデジタル形保護継電器において、 設計時点における2つの入力信号を取り込み一方を基準
    側としたときそれに対する他方の信号の位相ズレを補正
    値として求める補正値計算回路と、 前記補正値に基づいて系統から得られる2つの信号を前
    記補正値に基づいて補正する補正回路とを備えたことを
    特徴とする自動調整機能を有するデジタル形保護継電
    器。
  5. 【請求項5】 系統より得られたアナログ信号を一定の
    電気角でサンプリングしてA/D変換後にデジタル演算
    を行ない整定値と比較判断した結果に基づいて系統の保
    護を行うデジタル形保護継電器の自動調整を行う自動調
    整機能を有するデジタル形保護継電器において、 設計時点における2つの入力信号を取り込み一方を基準
    側としたときそれに対する他方の信号の位相ズレを補正
    値として求める補正値計算回路と、 前記補正値に基づいて整定値を補正する補正回路とを備
    えたことを特徴とする自動調整機能を有するデジタル形
    保護継電器。
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