JPH0631701A - 吸音板およびその製法 - Google Patents
吸音板およびその製法Info
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- JPH0631701A JPH0631701A JP4194307A JP19430792A JPH0631701A JP H0631701 A JPH0631701 A JP H0631701A JP 4194307 A JP4194307 A JP 4194307A JP 19430792 A JP19430792 A JP 19430792A JP H0631701 A JPH0631701 A JP H0631701A
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Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 木質繊維を固化して形成された吸音層2上
に、粉粒体を固化して形成された多孔質表面化粧層3を
積層してなる吸音板1。 【効果】 吸音層が本来有している優れた吸音特性を維
持しつつ、曲げ強度が向上され、かつ外観の優れた吸音
板となる。また一体成型により、容易に吸音板を作成す
ることができる。
に、粉粒体を固化して形成された多孔質表面化粧層3を
積層してなる吸音板1。 【効果】 吸音層が本来有している優れた吸音特性を維
持しつつ、曲げ強度が向上され、かつ外観の優れた吸音
板となる。また一体成型により、容易に吸音板を作成す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木質繊維を主原料とする
吸音板に関し、木質繊維からなる吸音層上に、粉粒体か
らなる多孔質表面化粧層を積層した構成にすることによ
り、吸音層の高吸音性を維持しつつ、吸音板の強度を向
上させたものである。
吸音板に関し、木質繊維からなる吸音層上に、粉粒体か
らなる多孔質表面化粧層を積層した構成にすることによ
り、吸音層の高吸音性を維持しつつ、吸音板の強度を向
上させたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、木質繊維を主原料とする板と
しては、JIS A−5905で規格された軟質繊維板
(インシュレーションボード)、およびJIS A−6
304で規格された吸音用軟質繊維板などが、製造およ
び販売されている。このうちJIS A−5905は、
植物繊維を主原料とし、主に建物の保温を目的として成
形した密度0.4g/cm3未満の板に関する規格である。
またJIS A−6304は、原則としてJIS A−
5905に定められたA級インシュレーションファイバ
ーボードの表面に、穴あき加工して吸音性を付与した板
に関する規格である。
しては、JIS A−5905で規格された軟質繊維板
(インシュレーションボード)、およびJIS A−6
304で規格された吸音用軟質繊維板などが、製造およ
び販売されている。このうちJIS A−5905は、
植物繊維を主原料とし、主に建物の保温を目的として成
形した密度0.4g/cm3未満の板に関する規格である。
またJIS A−6304は、原則としてJIS A−
5905に定められたA級インシュレーションファイバ
ーボードの表面に、穴あき加工して吸音性を付与した板
に関する規格である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のJIS A−5
905に準拠した2例の軟質繊維板の吸音特性を、図4
に示す。図4において、破線で示したは、密度0.3
0g/cm3、厚み12mm、曲げ強度30kg/cm2の軟質繊維
板の吸音特性であり、実線で示したは、密度0.30
g/cm3、厚み24mmの軟質繊維板の吸音特性である。図
4から明らかなように、JIS A−5905に準拠し
た軟質繊維板は、一般に吸音性が低い。その理由は、J
IS A−5905規格のうち、例えばA級インシュレ
ーションボードの場合、その曲げ強さについての規格は
20kg/cm2以上となっているので、木質繊維間の強固な
密着を要し、その結果繊維間空隙が少なくなるためであ
ると考えられる。
905に準拠した2例の軟質繊維板の吸音特性を、図4
に示す。図4において、破線で示したは、密度0.3
0g/cm3、厚み12mm、曲げ強度30kg/cm2の軟質繊維
板の吸音特性であり、実線で示したは、密度0.30
g/cm3、厚み24mmの軟質繊維板の吸音特性である。図
4から明らかなように、JIS A−5905に準拠し
た軟質繊維板は、一般に吸音性が低い。その理由は、J
IS A−5905規格のうち、例えばA級インシュレ
ーションボードの場合、その曲げ強さについての規格は
20kg/cm2以上となっているので、木質繊維間の強固な
密着を要し、その結果繊維間空隙が少なくなるためであ
ると考えられる。
【0004】これに対して、JIS A−6304に準
拠した吸音用軟質繊維板の例の吸音特性を、図5に示
す。図5において、破線で示したは、比較のために記
載したもので、密度0.3g/cm3、厚み12mmで、穴あ
き加工のない軟質繊維板の吸音特性であり、実線で示し
たは、密度0.30g/cm3、厚み12mmで、穴あき加
工された吸音用軟質繊維板の吸音特性である。図5から
明らかなように、JIS A−5905に準拠した吸音
用軟質繊維板は穴あき加工により、一般に吸音性が向上
している。しかしながら、表面に穴が露出しているの
で、外観上好ましくないという問題がある。本発明は前
記事情に鑑みてなされたもので、表面に穴が露出せず、
曲げ強さが高く、しかも吸音性も良好な吸音板を提供す
るものである。
拠した吸音用軟質繊維板の例の吸音特性を、図5に示
す。図5において、破線で示したは、比較のために記
載したもので、密度0.3g/cm3、厚み12mmで、穴あ
き加工のない軟質繊維板の吸音特性であり、実線で示し
たは、密度0.30g/cm3、厚み12mmで、穴あき加
工された吸音用軟質繊維板の吸音特性である。図5から
明らかなように、JIS A−5905に準拠した吸音
用軟質繊維板は穴あき加工により、一般に吸音性が向上
している。しかしながら、表面に穴が露出しているの
で、外観上好ましくないという問題がある。本発明は前
記事情に鑑みてなされたもので、表面に穴が露出せず、
曲げ強さが高く、しかも吸音性も良好な吸音板を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の吸音板は、木質
繊維を固化して形成された吸音層上に、粉粒体を固化し
て形成された多孔質表面化粧層を積層することを前記課
題の解決手段とした。
繊維を固化して形成された吸音層上に、粉粒体を固化し
て形成された多孔質表面化粧層を積層することを前記課
題の解決手段とした。
【0006】
【作用】本発明においては、吸音層上に、表面化粧層と
して粉粒体からなる多孔質表面化粧層を積層することに
より、吸音板の曲げ強度を向上させることができる。ま
た、この多孔質表面化粧層は、粉粒体を固着したもので
あるので空隙が生じ、音波を効率よく吸音層に侵入させ
ることができ、吸音層が本来有している優れた吸音特性
を維持することができる。
して粉粒体からなる多孔質表面化粧層を積層することに
より、吸音板の曲げ強度を向上させることができる。ま
た、この多孔質表面化粧層は、粉粒体を固着したもので
あるので空隙が生じ、音波を効率よく吸音層に侵入させ
ることができ、吸音層が本来有している優れた吸音特性
を維持することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。図1は本発
明の一実施例を示したもので、符号1は本発明の吸音板
である。この吸音板1は、木質繊維が固化されてなる吸
音層2と、粉粒体が固化されてなる多孔質表面化粧層3
から構成される。この吸音層1で用いられる木質繊維
は、製材廃材などを解繊に適する大きさの木材小片にし
たのち、この木材小片を解繊し、繊維状にしたものであ
る。
明の一実施例を示したもので、符号1は本発明の吸音板
である。この吸音板1は、木質繊維が固化されてなる吸
音層2と、粉粒体が固化されてなる多孔質表面化粧層3
から構成される。この吸音層1で用いられる木質繊維
は、製材廃材などを解繊に適する大きさの木材小片にし
たのち、この木材小片を解繊し、繊維状にしたものであ
る。
【0008】上記製材廃材は、スギ、ヒノキなどの針葉
樹、ブナなどの広葉樹の一樹種または数樹種が混合して
用いられるが、樹種によって繊維の質が異なるため、一
定の品質の木質板材を得るには、一樹種の製材廃材を用
いるのが好ましいが、経済的には多種を混合した方が好
ましい。上記木材小片の大きさは、木質板材の曲げ強度
に影響があり、大きさが小さくなると、強度が低下する
ため、目的とする木質板材の品質によってその大きさは
異なるが、その形状を直方体状とした場合、幅約1.0
〜30mm、長さ約3.0〜50mm、厚さ約0.1〜5.
0mm程度が好ましい。
樹、ブナなどの広葉樹の一樹種または数樹種が混合して
用いられるが、樹種によって繊維の質が異なるため、一
定の品質の木質板材を得るには、一樹種の製材廃材を用
いるのが好ましいが、経済的には多種を混合した方が好
ましい。上記木材小片の大きさは、木質板材の曲げ強度
に影響があり、大きさが小さくなると、強度が低下する
ため、目的とする木質板材の品質によってその大きさは
異なるが、その形状を直方体状とした場合、幅約1.0
〜30mm、長さ約3.0〜50mm、厚さ約0.1〜5.
0mm程度が好ましい。
【0009】木質繊維の繊維の長さは、約1〜100mm
程度で、目的とする吸音板の品質によって、さらに繊維
の長さを特定範囲に揃えたり、選別することが好まし
い。
程度で、目的とする吸音板の品質によって、さらに繊維
の長さを特定範囲に揃えたり、選別することが好まし
い。
【0010】また、吸音板1の強度増加のために、木質
繊維に補強用繊維材を混入することもできる。この補強
用繊維材は、アラミド繊維などの高弾性率高強度有機繊
維、カーボン繊維、無機質繊維などで、その繊維の長さ
は約1〜100mm程度が好ましく、混入量は木質繊維中
約3〜50重量%が好ましい。
繊維に補強用繊維材を混入することもできる。この補強
用繊維材は、アラミド繊維などの高弾性率高強度有機繊
維、カーボン繊維、無機質繊維などで、その繊維の長さ
は約1〜100mm程度が好ましく、混入量は木質繊維中
約3〜50重量%が好ましい。
【0011】上記吸音層2は、上記木質繊維に、熱硬化
型合成樹脂などからなる接着剤を混合し、層状に堆積さ
せた後、加圧加熱下で固化させたものである。ここで、
上記接着剤としては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェ
ーノル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂などの液状接着剤、あるいは、酢酸ビニル樹脂、フェ
ノール樹脂などの粉末状接着剤を用いることができる。
これらの接着剤の吸音層中の含有量は約3〜30重量%
の範囲であることが好ましい。この接着剤の量が多すぎ
ると、吸音層2が高比重化するとともに、多孔質性が失
われることになるので好ましくない。上記吸音層2は、
層厚約5〜30mm、密度約0.1〜0.4g/cm3程度が
好ましく、さらに目的とする吸音板1の用途によって、
木質繊維の堆積量を調整して、吸音層2の層厚を変えて
もよい。
型合成樹脂などからなる接着剤を混合し、層状に堆積さ
せた後、加圧加熱下で固化させたものである。ここで、
上記接着剤としては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェ
ーノル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂などの液状接着剤、あるいは、酢酸ビニル樹脂、フェ
ノール樹脂などの粉末状接着剤を用いることができる。
これらの接着剤の吸音層中の含有量は約3〜30重量%
の範囲であることが好ましい。この接着剤の量が多すぎ
ると、吸音層2が高比重化するとともに、多孔質性が失
われることになるので好ましくない。上記吸音層2は、
層厚約5〜30mm、密度約0.1〜0.4g/cm3程度が
好ましく、さらに目的とする吸音板1の用途によって、
木質繊維の堆積量を調整して、吸音層2の層厚を変えて
もよい。
【0012】上記吸音層2上には、多孔質表面化粧層3
が積層されている。多孔質表面化粧層3は、粉粒体が接
着剤で固化されてなるものである。この多孔質表面化粧
層3で用いられる粉粒体は、仕上がり強度を向上させる
ため、ある程度硬いものが好ましく、例えば天然石、セ
ラミックス、硬質プラスチック、および金属などからな
る、粒径が0.1〜10mm程度の粉粒体が好ましい。こ
の粉粒体の粒径は均一である必要はない。またこの粉粒
体の形状は球形でなくてもよく、不定形の粗砕片でもよ
い。
が積層されている。多孔質表面化粧層3は、粉粒体が接
着剤で固化されてなるものである。この多孔質表面化粧
層3で用いられる粉粒体は、仕上がり強度を向上させる
ため、ある程度硬いものが好ましく、例えば天然石、セ
ラミックス、硬質プラスチック、および金属などからな
る、粒径が0.1〜10mm程度の粉粒体が好ましい。こ
の粉粒体の粒径は均一である必要はない。またこの粉粒
体の形状は球形でなくてもよく、不定形の粗砕片でもよ
い。
【0013】上記多孔質表面化粧層3は、上記粉粒体
に、熱硬化型合成樹脂からなる接着剤を混合して、層状
に堆積させた後、加圧加熱下で固化させたものである。
ここで、上記接着剤としては、上述の吸音層2の形成に
おいて用いたものでよい。接着剤の多孔質表面化粧層3
中の含有量は、約3〜20重量%の範囲であることが好
ましい。ここで接着剤の量が多すぎると、多孔質表面化
粧層3が高比重化するとともに、多孔質性が失われるこ
とになるので好ましくない。上記多孔質表面化粧層3
は、層厚約2〜20mm、密度約0.5〜2.0g/cm3程
度が好ましく、さらに目的とする吸音板1の用途によっ
て、粉粒体の堆積量を調整して、多孔質表面化粧層3の
層厚を変えてもよい。
に、熱硬化型合成樹脂からなる接着剤を混合して、層状
に堆積させた後、加圧加熱下で固化させたものである。
ここで、上記接着剤としては、上述の吸音層2の形成に
おいて用いたものでよい。接着剤の多孔質表面化粧層3
中の含有量は、約3〜20重量%の範囲であることが好
ましい。ここで接着剤の量が多すぎると、多孔質表面化
粧層3が高比重化するとともに、多孔質性が失われるこ
とになるので好ましくない。上記多孔質表面化粧層3
は、層厚約2〜20mm、密度約0.5〜2.0g/cm3程
度が好ましく、さらに目的とする吸音板1の用途によっ
て、粉粒体の堆積量を調整して、多孔質表面化粧層3の
層厚を変えてもよい。
【0014】このような構成の吸音板1は、JIS A
−5905のA級インシュレーションボードの規格であ
る曲げ強さ約20kg/cm2以上を実現し、かつ吸音性が
良好で、外観の優れたものである。
−5905のA級インシュレーションボードの規格であ
る曲げ強さ約20kg/cm2以上を実現し、かつ吸音性が
良好で、外観の優れたものである。
【0015】次に、上述のように構成された本発明の吸
音板の製法について説明する。図2は本発明の吸音板の
製法の一例の概略を示したものである。まず粉粒体に上
記液状接着剤を含浸、あるいは上記粉末状接着剤を散布
することにより、粉粒体に接着剤を塗布する。そして、
この接着剤を塗布した粉粒体4を一体成型用の型5に充
填し、粉粒体堆積層4とする。
音板の製法について説明する。図2は本発明の吸音板の
製法の一例の概略を示したものである。まず粉粒体に上
記液状接着剤を含浸、あるいは上記粉末状接着剤を散布
することにより、粉粒体に接着剤を塗布する。そして、
この接着剤を塗布した粉粒体4を一体成型用の型5に充
填し、粉粒体堆積層4とする。
【0016】ついで上記木質繊維に上記液状接着剤を含
浸、あるいは上記粉末状接着剤を散布することにより、
木質繊維に接着剤を塗布する。そして上述の型5中の粉
粒体堆積層4の上に、この接着剤を塗布した木質繊維を
充填して、木質繊維堆積層6とする。この後、型5内の
両堆積層4、6に対して、プレス機7を用いて、5〜1
0kg/cm2程度に加圧し、さらに温度を100〜150℃
程度まで上げる。そしてこの加熱加圧状態を、15〜3
0分程度保持して上記接着剤を硬化させ、型5から外し
て吸音板を得る。
浸、あるいは上記粉末状接着剤を散布することにより、
木質繊維に接着剤を塗布する。そして上述の型5中の粉
粒体堆積層4の上に、この接着剤を塗布した木質繊維を
充填して、木質繊維堆積層6とする。この後、型5内の
両堆積層4、6に対して、プレス機7を用いて、5〜1
0kg/cm2程度に加圧し、さらに温度を100〜150℃
程度まで上げる。そしてこの加熱加圧状態を、15〜3
0分程度保持して上記接着剤を硬化させ、型5から外し
て吸音板を得る。
【0017】(実施例)表1に示した組成により、吸音
層厚み20mm、表面化粧層厚み5mmの5種類の本発明の
吸音板(実施例1ないし実施例5)を作成した。接着剤
としては、ウレタン樹脂系接着剤(住友バイエルウレタ
ン社製P0497および0418を混合したもの)を用
いた。得られた吸音板の曲げ強度および垂直入射吸音率
を測定した。これらの曲げ強度の測定結果を併せて表1
に示す。また実施例1、実施例3、実施例4の垂直入射
吸音率の測定結果を図3に示す。
層厚み20mm、表面化粧層厚み5mmの5種類の本発明の
吸音板(実施例1ないし実施例5)を作成した。接着剤
としては、ウレタン樹脂系接着剤(住友バイエルウレタ
ン社製P0497および0418を混合したもの)を用
いた。得られた吸音板の曲げ強度および垂直入射吸音率
を測定した。これらの曲げ強度の測定結果を併せて表1
に示す。また実施例1、実施例3、実施例4の垂直入射
吸音率の測定結果を図3に示す。
【0018】(比較例)表1に示した組成により、密度
0.2g/cm3、厚み25mmの吸音層のみ有する吸音板を
作成し、上記実施例と同様に、曲げ強度および垂直入射
吸音率を測定した。その結果を併せて表1および図3に
示す。
0.2g/cm3、厚み25mmの吸音層のみ有する吸音板を
作成し、上記実施例と同様に、曲げ強度および垂直入射
吸音率を測定した。その結果を併せて表1および図3に
示す。
【0019】
【表1】
【0020】図3の結果より、実施例1,実施例3,実
施例4および比較例で得られた吸音板は、いずれも20
00Hz付近でほぼ100%の吸音率を示しており、吸
音特性が良好であることが確認できた。一方、表1の結
果より、比較例1で得られた吸音板に比べて、実施例1
〜実施例5で得られた吸音板は、曲げ強度が大幅に向上
していることが示された。
施例4および比較例で得られた吸音板は、いずれも20
00Hz付近でほぼ100%の吸音率を示しており、吸
音特性が良好であることが確認できた。一方、表1の結
果より、比較例1で得られた吸音板に比べて、実施例1
〜実施例5で得られた吸音板は、曲げ強度が大幅に向上
していることが示された。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の吸音板は、
木質繊維を固化して形成された吸音層上に、粉粒体を固
化して形成された多孔質表面化粧層を積層してなるもの
である。したがって、吸音層が本来有している優れた吸
音特性を維持しつつ、曲げ強度が向上され、かつ外観の
優れた吸音板となる。
木質繊維を固化して形成された吸音層上に、粉粒体を固
化して形成された多孔質表面化粧層を積層してなるもの
である。したがって、吸音層が本来有している優れた吸
音特性を維持しつつ、曲げ強度が向上され、かつ外観の
優れた吸音板となる。
【0022】また本発明の製法は、型内に、接着剤を塗
布した粉粒体を充填した後、接着剤を塗布した木質繊維
を充填し、加熱および加圧して、一体成型することを特
徴とするものである。したがって上記吸音板を容易に製
造することができる。
布した粉粒体を充填した後、接着剤を塗布した木質繊維
を充填し、加熱および加圧して、一体成型することを特
徴とするものである。したがって上記吸音板を容易に製
造することができる。
【図1】 本発明の吸音板の一実施例を示した断面図で
ある。
ある。
【図2】 本発明の吸音板の製法の一実施例を示した概
略断面図である。
略断面図である。
【図3】 本発明の吸音板の実施例及び比較例の垂直入
射吸音特性を示したグラフである。
射吸音特性を示したグラフである。
【図4】 従来の軟質繊維板の垂直入射吸音特性を示し
たグラフである。
たグラフである。
【図5】 従来の吸音用軟質繊維板の垂直入射吸音特性
を示したグラフである。
を示したグラフである。
1…吸音板、2…吸音層、3…多孔質表面化粧層、4…
粉粒体堆積層、5…型6…木質繊維堆積層、7…プレス
機
粉粒体堆積層、5…型6…木質繊維堆積層、7…プレス
機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16 D 7406−5H (72)発明者 水野 保明 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 木質繊維を固化して形成された吸音層上
に、粉粒体を固化して形成された多孔質表面化粧層を積
層してなることを特徴とする吸音板。 - 【請求項2】 型内に、接着剤を塗布した粉粒体を充填
して粉粒体堆積層を形成した後、この上に接着剤を塗布
した木質繊維を充填して木質繊維堆積層を形成し、これ
を加熱および加圧して、一体成型することを特徴とする
吸音板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4194307A JPH0631701A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 吸音板およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4194307A JPH0631701A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 吸音板およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631701A true JPH0631701A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16322431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4194307A Withdrawn JPH0631701A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 吸音板およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636903B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2006-10-19 | (주)석광테크 | 매트 및 그의 제조방법 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4194307A patent/JPH0631701A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636903B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2006-10-19 | (주)석광테크 | 매트 및 그의 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |