JPH06317269A - 密閉形スクロール圧縮機 - Google Patents

密閉形スクロール圧縮機

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JPH06317269A
JPH06317269A JP10782893A JP10782893A JPH06317269A JP H06317269 A JPH06317269 A JP H06317269A JP 10782893 A JP10782893 A JP 10782893A JP 10782893 A JP10782893 A JP 10782893A JP H06317269 A JPH06317269 A JP H06317269A
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JP
Japan
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scroll member
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orbiting
orbiting scroll
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JP10782893A
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English (en)
Inventor
Masao Shiibayashi
正夫 椎林
Kazutaka Suefuji
和孝 末藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】旋回スクロール部材6のラップ歯先面と固定ス
クロール部材5の歯底面との隙間δakをスクロールラッ
プ巻き角度に対して一様に設定し、旋回スクロール6の
鏡板外周部に対してスクロールラップ歯底面5n,6n
に微少な段差をスクロールラップ巻き角度に対して一様
に設け、段差寸法が旋回スクロール部材のラップ歯底面
5n,6nと固定スクロール部材5の歯先面との軸方向
隙間δasとし、隙間がδak=δas、もしくはδak>δas
の関係とした密閉形スクロール圧縮機。 【効果】固定スクロール部材の鏡板部の圧力などの変形
によるスクロール部材の接触を設定隙間の最適化により
緩和し、圧縮機の性能向上とともに性能のばらつき低減
に効果があり、スクロールの加工法が容易となり、製品
コストが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍空調用・冷蔵庫用等
の冷媒用圧縮機として用いられる密閉形スクロール圧縮
機に関する。
【0002】
【従来の技術】密閉形スクロール圧縮機は、特開昭58−
67902 号公報で開示されているように、スクロール圧縮
機構部で圧縮された冷媒ガスは、上部の吐出室から連通
路を介して電動機室に至る。次いで、冷媒ガスは電動機
の周囲を通って、圧縮機の吐出管から外部に流出する。
そして、この公知技術は、固定スクロール部材の鏡板部
の圧力などによる変形に起因するスクロール部材の接触
を緩和するため、スクロール部材の外周部より中央部の
隙間を大きくした構造を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知技術は、スク
ロール部材のラップ外周部の隙間よりラップ中央部の隙
間を大きく設定したテーパ状の隙間分布を形成している
ため、スクロールラップ先端面のテーパ状加工方法が困
難となる。このため、加工時間が多くその分加工コスト
が割高となり、スクロールラップの量産性に限界が生じ
る。また、スクロールラップの先端面のテーパの大きさ
にもばらつきが生じやすく、その結果、圧縮機の性能面
にもばらつきが生じ、圧縮機の品質保持に関しても問題
となる。
【0004】本発明の目的は上記した課題を解決するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1から図4と図9に示
すように、本発明では、密閉容器内に、スクロール圧縮
機と電動機をフレームに支承した回転軸を介して連設し
て収納し、密閉容器室を上,下室に区画し、スクロール
圧縮機は、円板状鏡板に渦巻状のラップを直立する固定
スクロール部材及び旋回スクロール部材を、ラップを内
側にしてかみ合せ、固定側と旋回側の円板状鏡板の厚さ
が同程度の厚さ寸法にあって、旋回スクロール部材を回
転軸に連設する偏心軸部に係合し、旋回スクロール部材
を自転することなく固定スクロール部材に対して旋回運
動をさせ、固定スクロール部材には中心部に開口する吐
出口と外周部に開口する吸入口を設け、吸入口よりガス
を吸入し、両スクロール部材で形成される圧縮空間を中
心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口より
圧縮ガスを上部容器室に吐出し、通路を介して下部容器
室に導びき、吐出管を介して器外に吐出する密閉形スク
ロール圧縮機において、旋回スクロール部材6のラップ
歯先面6pと固定スクロール部材5の歯底面5nとの隙
間δakをスクロールラップ巻き角度(インボリュート伸
開角度,λ)に対して一様に設定し、スラスト摺動部と
なる固定側5mと旋回側6mのスクロール鏡板外周部に
対して旋回スクロールラップ6bの歯底面6nに微少な
段差をスクロールラップ巻き角度に対して一様に設け、
段差寸法が旋回スクロール部材6のラップ歯底面6nと
固定スクロール部材5の歯先面5pとの軸方向隙間δas
としたとき、δak>δasの関係、あるいはδak=δas
同等に設定することを特徴とする。また、図3に示すよ
うに、旋回スクロール部材6のラップ外終端部6yから
半周内側のラップ部6zまでの外側ラップ曲線6fを形
成する側壁面6gと係り合う旋回スクロール部材6のラ
ップ歯底面6sを、スラスト摺動部となる環状の旋回ス
クロールの鏡板外周部6mと同等の高さ、均一な面とす
る。あるいは、旋回スクロールラップの基準高さHso
対する旋回スクロール部材のラップ歯底面に設けた段差
寸法δasとの比である無次元隙間δas/Hsoを(1.2〜
3.5)/1000の範囲に設定したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の作用を図1から図4、及び図9に基づ
いて説明する。図9に示すように、運転状態では、固定
側と旋回側の円板状鏡板の厚さが同程度では、固定スク
ロールの鏡板部(天井板部)は圧力差による荷重や温度
による影響のため、軸方向に十数μm前後旋回スクロー
ル側に撓む傾向がある。この変形量に見合った初期隙間
を両スクロールラップ間に設定しているため、この固定
スクロール側の変形により生じるラップ先端と相手とな
る旋回歯底面との接触を緩和することが可能となる。図
1は、ラップ歯底面に段差を設けた旋回スクロール部材
6の斜視図を示す。その段差部を斜線で示す。図2は、
固定スクロール5と旋回スクロール6を噛み合わせた状
態を示す縦断面図である。図2に示すように、隙間がδ
ak>δasの関係としているので、スクロール鏡板外周部
の固定側5mと旋回側6mの鏡板面は、スラスト摺動部
としての機能を確実に果たすことができる。旋回スクロ
ール歯先面と固定スクロール歯底面との軸方向隙間(以
後「旋回歯先隙間」δakと呼ぶ)は、数μmから十数μ
m前後の一様な隙間としている。従来技術では、この隙
間が不明確であったためスラスト摺動部としての機能が
十分でなかった。その段差寸法と性能との関係を図6に
示す。旋回スクロールラップの基準高さHsoに対する旋
回スクロール部材のラップ歯底面に設けた段差寸法δas
との比である無次元隙間δas/Hsoを適正に設定するこ
とにより圧縮機の性能をより改善することができる。こ
の範囲は、実験的には、無次元隙間δas/Hso=(1.2
〜3.5)/1000の範囲であることが知られた。
【0007】図6に示すように、旋回スクロール歯底面
の段差寸法(凹部寸法)δasを0から大きくすることに
よって、体積効率ηvと全断熱効率ηadoがともに改善さ
れ、旋回スクロールの鏡板変位Wkが減少している。従
来の組立時における初期の軸方向隙間となるδasが小さ
いと、変形によって両スクロールのラップ先端面で当り
やすくなって、その結果、旋回スクロールに作用する転
覆モーメントを支持する半径がより小さくなって、旋回
スクロールの鏡板変位Wk が増加したことによる影響と
考えられる。旋回スクロールが、軸方向に踊り易くなっ
てその鏡板変位がふえると、内部漏れや背圧室から吸入
室への油の漏れによる加熱量が増加する結果、性能が低
下すると判断することができる。旋回スクロールの鏡板
変位が小さくなることが、性能面でよい結果をもたらす
ことが分かった。このように、固定スクロール部材の鏡
板部の圧力などによる変形によるスクロール部材の接触
を設定隙間の最適化により緩和し、設定隙間をスクロー
ルラップ巻き角度に対して一様に設けているため、スク
ロールの加工法が容易となり、歯形精度のばらつきも小
さくなる。従って、圧縮機の性能向上とともに性能のば
らつきの低減にも効果があり、スクロールの加工法が容
易となるため、製品コストがより安価となる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1から図9にわたって示
す。図1は、旋回スクロール6のラップ歯底面6nに段
差を設けた旋回スクロール部材6の斜視図を示す。図2
は、固定スクロール5と旋回スクロール6を噛み合わせ
た状態を示す縦断面図である。ラップの大きさと隙間の
大きさは説明を分かりやすくするため、誇張して示して
いる。図3と図5は、旋回スクロール6の平面図であ
る。また、図4は、図3のA−Om−Aでの縦断面図で
ある。図3と図5はともに、旋回スクロール6のラップ
歯底面6nに段差を設けた領域を斜線で示している。図
中のDc は、歯溝寸法で、この値は(旋回半径×2)+ラ
ップ厚さtで表わされる。図3に示すように、旋回スク
ロール部材6のラップ外終端部6yから半周内側のラッ
プ部6zの外側ラップ部P点よりDc 寸法分だけ円弧状
に外方向に延長して段差領域を設定している。一方、6
fを形成する側壁面6gと係り合う旋回スクロール部材
6のラップ歯底面6sは、スラスト摺動部となる環状の
旋回スクロールの鏡板外周部6mと同等の高さ、すなわ
ち、均一な面とし、その部分には微少な段差はない。図
5は、図3に示した段差領域に対してさらに、図に示す
ような線分OmTを半径R1とする円弧状に半周分段差
領域を増やした実施例である。このため、ラップ外終端
部6yの所では部分的に円弧状に段差部を形成してい
る。
【0009】図6は、本発明の作用効果の説明図であ
る。図7は、旋回スクロール部材のラップ歯底面と固定
スクロール部材の歯先面との隙間δasとスクロールラッ
プ巻き角度λとの関係を示す説明図である。
【0010】図中のλL はラップ外終端部6yでのスク
ロールラップ巻き角度であり、スクロールラップ巻き終
わり角度である。また、λ1 はラップ中央部6kのラッ
プ巻き始め部におけるスクロールラップ巻き角度であ
り、スクロールラップ巻き始め角度である。旋回スクロ
ール部材のラップ歯底面に設けた段差寸法δasは、スク
ロールラップ巻き角度λに対して、3〜8μmの範囲
に、もしくは10μm前後の一様な値に設定している。
図8は、旋回スクロール部材のラップ歯底先と固定スク
ロール部材の歯底面との隙間δakとスクロールラップ巻
き角度λとの関係を示す説明図である。隙間δakは、ス
クロールラップ巻き角度λに対して、数μmから十数μ
m前後の一様な値に設定し、両者の隙間がδak>δas
関係としている。もしくは、δak=δasの関係としてい
る。この範囲は、前述したように、実用的には、無次元
隙間として表示すると、概ねδas/Hso=(1.2〜3.
5)/1000の範囲であることが、実験により確認さ
れた。
【0011】図9は、本発明の旋回スクロールを組み込
んだ密閉形スクロール圧縮機の縦断面図である。
【0012】図9に示すように、密閉容器1内の上方に
圧縮機部100が、下方に電動機部3が収納されてい
る。そして、密閉容器1内は上部室1a(吐出室)と電
動機室1b,1cとに区画されている。
【0013】圧縮機部100は固定スクロール部材5と
旋回スクロール部材6を互いに噛合せて圧縮室(密閉空
間)7を形成している。固定スクロール部材5は、円板
状の鏡板固定スクロ−ル鏡板部5aと、これに直立しイ
ンボリュート曲線あるいはこれに近似の曲線に形成され
たラップ5bとからなり、その中心部に吐出口10,外
周部に吸入口16を備えている。旋回スクロール部材6
は円板状の鏡板旋回スクロ−ル鏡板部6aと、これに直
立し、固定スクロールのラップと同一形状に形成された
ラップ6bと、鏡板の反ラップ面に形成されたボス6c
からなっている。固定側と旋回側の円板状鏡板の厚さが
同程度の厚さ寸法にある。例えば、圧縮機の定格出力が
3.75kW の場合、固定側と旋回側の円板状鏡板の厚
さがそれぞれ13mm,11mm前後の寸法にある。また、
固定スクロールと旋回スクロールの材質は、ともに鋳鉄
材(FC25)を想定している。フレーム11は中央部
に軸受部を形成し、この軸受部に回転軸14が支承さ
れ、回転軸先端の偏心軸14aは、ボス6cに旋回運動
が可能なように挿入されている。またフレーム11には
固定スクロール部材5が複数本のボルトによって固定さ
れ、旋回スクロール部材6はオルダムリングおよびオル
ダムキーよりなるオルダム機構12によってフレーム1
1に支承され、旋回スクロール部材6は固定スクロール
部材5に対して、自転しないで旋回運動をするように形
成されている。回転軸14には下部に、ロータ3bに固
定された電動機軸14bを一体に連設し、電動機部3を
直結している。固定スクロール部材5の吸入口16には
密閉容器1を貫通して垂直方向の吸入管17が接続さ
れ、吐出口10が開口している上部室1aは通路18
a,18bを介して上部電動機室1bと連通している。
上部電動室1bは電動機ステータ3aと密閉容器1側壁
との間の通路19を介して下部電動機室1cに連通して
いる。また上部電動機室1bは密閉容器1を貫通する吐
出管20に連通している。
【0014】なお、22は密閉容器底部の油溜りを示
す。尚、図中実線矢印は冷媒ガスの流れ方向、破線矢印
は油の流れ方向を示す。なお、8と29は、旋回スクロ
ール6の旋回運動に伴う遠心力を相殺するための第一と
第二のバランスウエイトである。
【0015】次に図9を用いて潤滑油の流れについて説
明する。
【0016】潤滑油22aは、密閉容器1の下部の油溜
り22に溜められる。回転軸14の下端は偏心軸部(ク
ランクピン)14aを備え、偏心軸部14aが旋回スク
ロール6の鏡板6aのボス部6c内の旋回軸受32を介
して,スクロール圧縮要素部である旋回スクロール6と
係合している。回転軸14には、各軸受部への給油を行
うための中心縦孔13が回転軸14の下端から上端面ま
で形成される。13aは、回転軸14の下端と底部油溜
り22を連ねる揚油管である。偏心軸部14aの下部に
は、旋回スクロール6のボス部6cの先端面と対向する
主軸受40の上部にバランスウエイト8が回転軸14と
結合して一体化して形成されている。潤滑油22aの油
溜り22内に浸漬された揚油管13aの下端は高圧の吐
出圧力Pdを受けており、一方、下流となる旋回軸受3
2及び主軸受40のまわりは、旋回鏡板6aに設けた細
孔6d,6e(図3と図5参照)により圧縮途中の圧力
である中間圧力Pmを受けているため、(Pd−Pm)
の圧力差によって、容器底部の油溜り22中の潤滑油2
2aは、中心縦孔13内を上昇する。
【0017】このように、各軸受部への給油を、中心縦
孔給油による差圧給油法によって行う。
【0018】中心縦孔13内を上昇した潤滑油22a
は、下軸受部9ひいては主軸受40及び旋回軸受32へ
給油される。旋回軸受32へ給油された油は、背圧室4
1に流入し、背圧室41に流入した油は冷媒ガスと混合
し、フレーム室11mに流動する。旋回スクロールが、
軸方向に踊らなくなって、旋回スクロールの鏡板変位が
小さくなると、内部漏れや背圧室ひいてはフレーム室1
1mから吸入室への油の漏れによる加熱量が低減される
結果となり、体積効率などの性能が向上することにな
る。次に背圧室41に流入した油は背圧孔などを介して
圧縮室7に流出する。圧縮室7に至った油は、冷媒ガス
とともに加圧され、固定スクロール5上方の吐出室1a
さらに電動機室1bへと移動する。この電動機室1bと
下方の空間1cで冷媒ガスと油は分離され、油は密閉容
器1の下部の油溜り22に落下し、再び各摺動部に供給
される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)圧縮機の性能向上とともに性能のばらつきが低減
される。
【0020】(2)スクロールの加工法が容易となり、
製品コストがより安価となる。また、スクロールラップ
を製作する量産性が向上する。
【0021】(3)旋回スクロールの鏡板変位が小さく
なって、旋回スクロールの傾きが小さくなるため、スラ
スト摺動面での片当たりの度合いが低下して、摺動部で
の潤滑性能も改善され、摺動部の摩耗を抑え、焼き付き
を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回スクロールのラップ歯底面に段差を設けた
旋回スクロール部材の斜視図。
【図2】固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせ
た状態を示す縦断面図。
【図3】旋回スクロールの平面図。
【図4】図3のA−Om−Aでの縦断面図。
【図5】旋回スクロールの平面図。
【図6】本発明の作用効果の説明図。
【図7】旋回スクロール部材のラップ歯底面と固定スク
ロール部材の歯先面との隙間δasとスクロールラップ巻
き角度λとの関係を示す説明図。
【図8】旋回スクロール部材のラップ歯底先と固定スク
ロール部材の歯底面との隙間δakとスクロールラップ巻
き角度λとの関係を示す説明図。
【図9】本発明の全体構成を示す密閉形スクロール圧縮
機の縦断面図。
【符号の説明】
1…密閉容器、5…固定スクロール、5a…固定スクロ
ール鏡板部、5a,6a…スクロール鏡板部、5n,6
n…スクロールラップ歯底面、7…圧縮室、11…フレ
ーム、22…油溜り、32…旋回軸受、40…主軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機
    をフレームに支承した回転軸を介して連設して収納し、
    密閉容器室を上下室に区画し、前記スクロール圧縮機
    は、固定スクロール部材及び旋回スクロール部材をかみ
    合せ、固定側と旋回側の円板状鏡板の厚さが同程度の厚
    さ寸法にあって、前記旋回スクロール部材を回転軸に連
    設する偏心軸部に係合し、前記旋回スクロール部材を自
    転することなく前記固定スクロール部材に対し旋回運動
    させ、前記固定スクロール部材には中心部に開口する吐
    出口と外周部に開口する吸入口を設け、前記吸入口より
    ガスを吸入し、前記両スクロール部材で形成される圧縮
    空間を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐
    出口より圧縮ガスを上部容器室に吐出し、通路を介し下
    部容器室に導びき、吐出管を介し器外に吐出する密閉形
    スクロール圧縮機において、前記旋回スクロール部材の
    ラップ歯先面と前記固定スクロール部材の歯底面との隙
    間δakをスクロールラップ巻き角度に対して一様に設定
    し、スラスト摺動部となる旋回スクロールの鏡板外周部
    に対してスクロールラップ歯底面に微少な段差をスクロ
    ールラップ巻き角度に対して一様に設け、前記段差寸法
    が前記旋回スクロール部材のラップ歯底面と前記固定ス
    クロール部材の歯先面との軸方向隙間δasとしたとき、
    δak>δasの関係としたことを特徴とする密閉形スクロ
    ール圧縮機。
JP10782893A 1993-05-10 1993-05-10 密閉形スクロール圧縮機 Pending JPH06317269A (ja)

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