JPH0631821B2 - 中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物

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JPH0631821B2
JPH0631821B2 JP60077180A JP7718085A JPH0631821B2 JP H0631821 B2 JPH0631821 B2 JP H0631821B2 JP 60077180 A JP60077180 A JP 60077180A JP 7718085 A JP7718085 A JP 7718085A JP H0631821 B2 JPH0631821 B2 JP H0631821B2
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美代治 深山
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物
に関するものである。
[従来の技術] 原子炉、核燃料再処理工場、サイクロトン装置あるいは
放射性同位元素等からの中性子は、エネルギーが高く、
かつ他の物質と衝突するとγ線を発生した人体に重大な
障害を与えるため、この中性子を安全確実に遮蔽する材
料が要望されている。
中性子のうち高速中性子は、ほぼ同じ質量の水素原子と
弾性衝突することによって、拡散されるので水素原子密
度の高い物質が高速中性子の遮蔽に有効であることが知
られている。
従来、中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物とし
ては、オルガノポリシロキサン組成物に炭化ホウ素微粉
末を配合してなるものが知られている(特開昭53−7
3000号公報および特開昭54−1798号公報参
照)。
一方、縮合反応硬化型または過酸化物触媒硬化型オルガ
ノポリシロキサン組成物に水酸化アルミニウム微粉末を
配合してなる難燃性組成物も知られている(特公昭53
−35982号公報、特開昭54−90349号公報、
特開昭58−65751号公報および特開昭59−19
864号公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、炭化ホウ素配合オルガノポリシロキサン
組成物は、中性子遮蔽性能、特に高速中性子遮蔽性能が
充分でないという欠点があった。
また、縮合反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物に
水酸化アルミニウム微粉末を配合してなるものは、表面
から硬化するので、内部まで均一に硬化しにくく、有害
な副生物が発生するという欠点があり、また過酸化物触
媒硬化型オルガノポリシロキサン組成物に水酸化アルミ
ニウム微粉末を配合してなるものは、硬化するために高
温の加熱処理が必要であり、現場作業性に劣るという欠
点があった。しかもこれらのオルガノポリシロキサン組
成物は、いずれも中性子遮蔽用を目的とするものではな
かった。
本発明は上記した従来技術の欠点を解消することを目的
とし、中性子遮蔽性能に優れ、かつ現場作業性に優れた
中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 上記した目的は、 (イ) 一般式 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を有しない一価有機基、
R1はアルケニル基、aは0〜2の整数、bは1または
2、a+bは1〜3の整数である)で表わされる単位を
1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサ
ン 100重量部 (ロ) 一般式 (式中、Rは前記と同じ、cは0〜3の整数、dは1〜
3の整数、c+dは1〜3の整数である)で表わされる
単位を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン流体 けい素原子結合水素原子が(イ)成分中のアルケニル基
1当量当り0.5〜5.0当量になるような量 (ハ) 平均粒子径50μ以下の水酸化アルミニウム微
粉末 30〜300重量部、 (ニ) 増粘剤 0〜30重量部 および (ホ) 触媒量の白金系化合物 から成ることを特徴とする中性子遮蔽用オルガノポリシ
ロキサン組成物により達成することができる。
これを説明するに、本発明で用いられる(イ)成分は分
子中にアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンで
ある。前記した式中Rは脂肪族不飽和結合を有しない一
価有機基であり、これにはメチル基、エチル基、プロピ
ル基などのアルキル基、2−フェニルエチル基、2−フ
ェニルプロピル基、クロロメチル基、シアノエチル基、
3・3・3−トリフルオロプロピル基などの置換アルキ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基または置
換アリール基が例示される。R1はアルケニル基であり、
これにはビニル基、アリル基、プロペニル基が例示さ
れ、ビニル基が好ましい。該オルガノポリシロキサン
は、一般式 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を有しない一価有機基、
R1はアルケニル基、aは0〜2の整数、bは1または
2、a+bは1〜3の整数である)で表わされる単位を
1分子中に少なくとも2個有することが必要であり、他
のオルガノポリシロキサン単位を含んでいてもよい。他
のオルガノポリシロキサン単位としては、一般式 (式中、Rは前記と同じ、eは1〜3の整数である)で
表わされる単位が例示される。本成分のオルガノポリシ
ロキサンは、合成の容易さ、硬化後に必要な機械的性質
と組成物の適度な粘性のバランスから全Rの70%以上
がメチル基であることが好ましく、また少量の水酸基、
またはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、メトキ
シエトキシ基のようなアルコキシ基を含んでいてもよ
い。分子構造としては、直鎖状、分枝鎖状、環状あるい
は網状のいずれでもよいが、直鎖状、分枝鎖状、環状が
好ましい。また一般式 (式中、R、R1、a、bは前記と同じ)で表わされる単
位の位置は、分子末端であっても分子途中であってもよ
く、またはこれら両方であってもよい。粘度は特に限定
されず、25℃において50センチポイズからシリコー
ン生ゴムと称されるものまで使用できるが、好ましく
は、100〜1000000センチポイズであり、現場
作業性を重視するときは、150〜100000センチ
ポイズがより好ましい。また、後述する(ニ)成分を添
加しない場合には、1000センチポイズ以上であるこ
とが(ハ)成分の水酸化アルミニウムの分離防止の点か
ら好ましい。
本成分の具体例としては、ジメチルビニルシリル基末端
封鎖ジメチルポリシロキサン、ジメチルアリルシリル基
末端封鎖ジメチルポリシロキサン、ジメチルプロペニル
シリル基末端封鎖ジメチルポリシロキサン、フェニルメ
チルビニルシリル基末端封鎖ジフェニルシロキサン・ジ
メチルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシリル基末
端封鎖メチルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン共
重合体、ジメチルシラノール基末端封鎖メチルビニルシ
ロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、ビニルポリシ
ルセスキオキサン、ジメチルビニルシロキサン単位とSi
O2単位からなる共重合体が例示され、これらの1種また
は2種以上を用いてもよい。
本発明で用いられる(ロ)成分は、一般式 (式中、Rは前記と同じ、cは0〜3の整数、dは1〜
3の整数、c+dは1〜3の整数である)で表わされる
単位を分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン流体である。本成分のオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン流体は他のオルガノシロキ
サン単位を含んでいてもよく、他のオルガノシロキサン
単位としては、一般式 (式中、R、eは前記と同じ)で表わされる単位が例示
される。本成分のオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン流体は、少量の水酸基、またはメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、メトキシエトキシ基のようなアルコ
キシ基を含んでいてもよい。分子構造としては、直鎖
状、分枝鎖状、環状あるいは網状のいずれでもよい。ま
た一般式 (式中、R、c、dは前記と同じ)で表わされる単位は、分
子末端であっても分子途中であってもよく、またこれら
両方であってもよい。また粘度は常温で液状となるよう
であれば、特に限定されないが、25℃において3〜1
0000センチポイズであることが好ましい。
本成分の具体例としては、ジメチルハイドロジェンシリ
ル基末端封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェ
ンシロキサン共重合体流体、トリメチルシリル基末端封
鎖ジ・メシルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキ
サン共重合体流体、ジメチルフェニルシリル基末端封鎖
ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン
共重合体流体、トリメチルシリル基末端封鎖メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン流体、環状メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン流体、ジメチルハイドロジェンシロ
キサン単位とSiO2単位からなる共重合体流体が例示さ
れ、これらの1種または2種以上を用いてもよい。
(ロ)成分の添加量としては、(ロ)成分中のけい素原
子結合水素原子が(イ)成分中のアルケニル基1当量当
り0.5〜5.0当量になるような量が必要である。こ
れはこの範囲よりも少ないと、充分に硬化することがで
きず、またこの範囲よりも多いと発泡するからである。
本発明で用いられる(ハ)成分は、水酸化アルミニウム
微粉末であり、平均粒子径は50μ以下に限定される。
これは、平均粒子径が50μより大きくなると、本組成
物中での分散性が悪くなって分離しやすくなるためであ
る。
本成分の添加量としては(イ)成分100重量部に対し
て30〜300重量部とされ、より好ましくは50〜2
0.0重量部とされる。
本発明で用いられる(ニ)成分は、増粘剤であり、必要
に応じて添加される成分である。本成分の増粘剤として
はシリカ微粉末、カーボン微粉末、アルケニル基を有し
ないオルガノポリシロキサン生ゴムが例示される。
シリカ微粉末としては、乾式シリカ、湿式シリカまたは
これらをハロゲノシラン類、アルコキシシラン類、シラ
ザン類、低重合度オルガノポリシロキサン類により表面
処理したものが例示され、その比表面積はBET法で5
0m2/g以上のものが好ましく使用される。
カーボン微粉末としてはチャンネルブラック、ファーネ
スブラック、サーマルブラック、アセチレンブラック、
ランプブラックのようなカーボンブラック微粉末、グラ
ファイト微粉末、カーボンファイバー微粉末が例示さ
れ、その比表面積はBET法で30m2/g以上のものが好
ましく使用される。
アルケニル基を有しないオルガノポリシロキサン生ゴム
としては、実質的に一般式 (式中、R、eは前記と同じ)で表わされる単位からな
る、常温で生ゴム状のオルガノポリシロキサンが例示さ
れ、その分子量としては30万以上が好ましく、さらに
好ましくは50万以上である。本オルガノポリシロキサ
ン生ゴムには少量の水酸基、またはメトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、メトキシエトキシ基のようなアル
コキシ基を含んでいてもよい。また分子構造としては、
直鎖状、分枝鎖状、環状あるいは網状のいずれでもよ
い。
本成分の添加量としては、(イ)成分100重量部に対
して0〜30重量部とされるが、(イ)成分、(ロ)成
分および(ハ)成分よりなる混合物のチクソトロピー性
が不充分なときは、本成分の添加量は(イ)成分100
重量部に対して0.1〜30重量部であることが好まし
い。
本発明で用いられる(ホ)成分は白金系触媒であり、こ
れには、微粒子状白金、炭素粉末担体上に吸着させた微
粒子状白金、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、
塩化白金酸のオレフィン錯体、塩化白金酸とビニルシロ
キサンの配位化合物、白金黒、パラジウム、ロジウム触
媒などが例示される。
本成分の添加量としては、その触媒の種類により異な
り、特に限定されないが、通常、オルガノポリシロキサ
ン全量に対し、白金系金属自体で1〜2000ppmとさ
れる。
本発明の組成物にはその他必要に応じて、けいそう土、
石英粉、アルミナ、酸化鉄、酸化亜鉛のような無機質充
填剤、鉛、鉛化合物のようなγ線遮蔽剤、炭化ホウ素、
フッ化リチウムのような熱中性子遮蔽剤、耐熱剤、難燃
剤、顔料、ガラス繊維、接着付与剤、硬化遅延剤などを
添加してもよい。
硬化遅延剤としては、3−メチル−1−ブチン−3−オ
ール、3・5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、
3−メチル−1−ペンテン−3−オール、フェニルブチ
ノールのようなアルキニルアルコール、3−メチル−3
−ペンテン−1−イン、3・5−ジメチル−3−ヘキセ
ン−1−イン、テトラビニルシロキサン環状体が例示さ
れる。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、上記した
(イ)、(ロ)、(ハ)、(ホ)および必要に応じて
(ニ)成分のそれぞれ所定量を、ロール、ニーダーミキ
サー、バンバリーミキサーなどの、従来公知の混合手段
によって均一に混合することにより得られる。なお、こ
の組成物の保存にあたってはこれを二包装としておくこ
とが好ましく、例えば(ロ)成分を第一包装とし、その
他の成分を第二包装としたり、あるいは(ロ)成分全量
と(イ)成分、(ハ)成分および(ニ)成分の一部から
なる混合物を第一包装とし、その他残りの成分を第二包
装として保存し、使用時にこれら二包装を混合するとい
う方法をとってもよい。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、上記のよう
にして混合された組成物は、単に室温下に放置すること
により硬化することができるが、必要により30〜15
0℃に加熱して硬化させてもよい。
[作 用] (イ)成分のオルガノポリシロキサンは本組成物の主剤
となるものである。(ロ)成分はオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン流体は、(ホ)成分の白金系触媒の存
在下に(イ)成分と架橋硬化する作用を示す。(イ)成
分および(ロ)成分のオルガノポリシロキサン成分は分
子中の水素原子により中性子を遮蔽する作用がある。
(ハ)成分の水酸化アルミニウム微粉末は中性子遮蔽性
能、ゴム強度、耐熱性、難燃性を付与する作用を示す。
(ニ)成分の増粘剤は、必要に応じて添加される成分で
あるが、本組成物の未硬化時の粘度を上昇させ、チクソ
トロピー性を付与し、また(ハ)成分の水酸化アルミニ
ウム微粉末の分離沈降を防止して、均質な硬化組成物に
する作用を示す。
(ハ)成分の水酸化アルミニウム微粉末が均一に分散さ
れたオルガノポリシロキサンゴム状硬化物となること
で、オルガノポリシロキサンの有する中性子遮蔽性能と
水酸化アルミニウム微粉末の有する中性子遮蔽性能が合
わさって、より優れた中性子遮蔽性能を示す作用があ
る。
[実施例] 次に実施例により本発明を説明する。実施例中、部とあ
るのは重量部を意味し、粘度は25℃において測定した
値である。
実施例1 粘度2000センチポイズの両末端ジメチルビニルシリ
ル基封鎖のジメチルポリシロキサン(ビニル基含有量
0.24重量%)100部、平均粒子径15μの水酸化
アルミニウム微粉末100部、ヘキサメチルジシラザン
で表面処理されBET法による比表面積が200m2/gの
乾式シリカ5部および塩化白金酸の2−エチルヘキサノ
ール溶液(白金含有量0.05重量%)0.5部を添加
して均一に混合して1A液を調製した。
また粘度20センチポイズのMe3SiO 1/2単位20モル
%、Me2SiO単位50モル%、MeHSiO単位30モル%から
なるオルガノハイドロジェンポリシロキサン共重合体6
部と硬化遅延剤としてテトラメチル・テトラビニル・シ
クロテトラシロキサン1部を均一に混合して1B液を調
製した。
次に1A液100部に対し、1B液2部を添加し均一に
混合して、50cm×50cm×5cmのブロック状硬化物を
作成した(室温3日間放置させて硬化)。この硬化物を
252Cfを中性子源として中性子遮蔽性能を測定した。そ
の結果、1/10価層(減衰率が1/10となる試験体
の厚さ)は12.6cmであった。
また1A液および1B液を同様に混合して、厚さ3mmの
シート状硬化物を室温3日間放置させて作成し、ゴム物
性をJIS K6301に準じて測定したところ、硬さ
43、引張り強さ9kg/cm2、伸び100%であった。ま
た、元素分析により、水素原子含有量を測定したとこ
ろ、6.0重量%であった。なお1A液を室温で1箇月
間保存した結果、水酸化アルミニウム微粉末の分離沈降
は認められなかった。
実施例2 粘度400センチポイズの両末端ジメチルビニルシリル
基封鎖のジメチルポリシロキサン(ビニル基含有量0.
51重量%)100部、平均粒子径1μの水酸化アルミ
ニウム微粉末50部、表面無処理のBET法による比表
面積が200m2/gの乾式シリカ5部および塩化白金酸の
2−エチルヘキサノール溶液(白金含有量0.05重量
%)0.5部を添加して均一に混合して2A液を調製し
た。
次にこの2A液100部に対して実施例1の1B液3部
を添加し均一に混合して、厚さ3mmのシート状硬化物を
室温3日間放置させて作成し、ゴム物性をJIS K6
301に準じて測定したところ、硬さ43、引張り強さ
11kg/cm2、伸び180%であった。また、元素分析に
より、水素原子含有量を測定したところ、6.7重量%
であった。なお2A液を室温で1箇月間保存した結果、
水酸化アルミニウム微粉末の分離沈降は認められなかっ
た。
実施例3 粘度2000センチポイズの両末端ジメチルビニルシリ
ル基封鎖のジメチルポリシロキサン(ビニル基含有量
0.24重量%)100部、平均粒子径17μの水酸化
アルミニウム微粉末100部、表面無処理のBET法に
よる比表面積が60m2/gのアセチレンブラック2部およ
び塩化白金酸の2−エチルヘキサノール溶液(白金含有
量0.05重量%)0.5部を添加して均一に混合して
3A液を調製した。
また粘度20センチポイズのMe3SiO 1/2単位20モル
%、Me2SiO単位50モル%、MeHSiO単位30モル%から
なるオルガノハイドロジェンポリシロキサン共重合体6
部と硬化遅延剤としてフェニルブチノール0.015部
を均一に混合して3B液を調製した。
次に3A液100部に対し、3B液2部を添加し均一に
混合して、厚さ3mmのシート状硬化物を室温3日間放置
させて作成し、ゴム物性をJIS K6301に準じて
測定したところ、硬さ43、引張り強さ8Kg/cm2、伸び
150%であった。また、元素分析により、水素原子含
有量を測定したところ、6.0重量%であった。なお3
A液を室温で1箇月間保存した結果、水酸化アルミニウ
ム微粉末の分離沈降は認められなかった。
実施例4 粘度400センチポイズの両末端ジメチルビニルシリル
基封鎖のジメチルポリシロキサン(ビニル基含有量0.
51重量%)100部、分子量70万の両末端ジメチル
シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサン生ゴム4部、
チタネートで表面処理された平均粒子径3.6μの水酸
化アルミニウム微粉末200部および塩化白金酸の2−
エチルヘキサノール溶液(白金含有量0.05重量%)
0.5部を添加して均一に混合して4A液を調製した。
次に4A液100部に対し、実施例3の3B液2部を添
加し均一に混合して、50cm×50cm×5cmのブロック
状硬化物を作成した(室温3日間放置させて硬化)。こ
の硬化物を252Cfを中性子源として中性子遮蔽性能を測
定した。その結果、1/10価層は10.9cmであっ
た。
また4A液および3B液を同様に混合して、厚さ3mmの
シート状硬化物を室温3日間放置させて作成し、ゴム物
性をJIS K6301に準じて測定したところ、硬さ
47、引張り強さ10kg/cm2、伸び100%であった。
また、元素分析により、水素原子含有量を測定したとこ
ろ、5.3重量%であった。なお4A液を室温で1箇月
間保存した結果、水酸化アルミニウム微粉末の分離沈降
は認められなかった。
比較例1 粘度400センチポイズで両末端ジメチルビニルシリル
基封鎖のジメチルポリシロキサン(ビニル基含有量0.
51重量%)100部、平均粒子径5μの結晶性シリカ
微粉末100部および塩化白金酸の2−エチルヘキサノ
ール溶液(白金含有量0.05重量%)0.5部を添加
して均一に混合して5A液を調製した。
また粘度30センチポイズのMe3SiO1/2単位20モル
%、Me2SiO単位50モル%、MeHSiO単位30モル%から
なるオルガノハイドロジェンポリシロキサン共重合体5
部を均一に混合して5B液を調製した。
次に5A液100部に対し、5B液3部を添加し均一に
混合して、50cm×50cm×5cmのブロック状硬化物を
作成した(室温3日間放置させて硬化)。この硬化物を
252Cfを中性子源として中性子遮蔽性能を測定した。そ
の結果、1/10価層は15.3cmであった。
比較例2 実施例1において、水酸化アルミニウム微粉末の代わり
に平均粒子径70μの炭化ホウ素微粉末100部を添加
した以外は、全く同様に1A液および1B液を調製しブ
ロック状硬化物を作成した。
この硬化物を252Cfを中性子源として中性子遮蔽性能を
測定したところ、1/10価層は14.3cmであった。
[発明の効果] 本発明によれば、水酸化アルミニウム微粉末を含有して
なる白金系触媒使用の付加反応硬化型オルガノポリシロ
キサン組成物のため、従来の炭化ホウ素を添加してなる
中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物よりも中性
子遮蔽性能、特に高速中性子遮蔽性能に優れており、ゴ
ム強度、耐熱性、難燃性にも優れ、かつ安価であるとい
う効果を有している。また、室温もしくはわずかな加熱
により内部まで均一に硬化し、硬化時に有害な副生成物
を発生しないため、現場作業性に優れているという効果
を有する。また(ニ)成分を添加した場合には、保存
時、硬化時に水酸化アルミニウム微粉末が分離沈降せ
ず、より均質な硬化組成物が得られるので、硬化物の部
位の違いによる中性子遮蔽性能の差がほとんどないとい
う効果を有する。
従って、原子力発電所内の中性子遮蔽体(特に貫通部の
ペネトレーションシール)あるいは使用済み核燃料輸送
容器の中性子遮蔽体として好適に使用することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 一般式 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を有しない一価有機基、
    R1はアルケニル基、aは0〜2の整数、bは1または
    2、a+bは1〜3の整数である)で表わされる単位を
    1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサ
    ン100重量部 (ロ) 一般式 (式中、Rは前記と同じ、cは0〜3の整数、dは1〜
    3の整数、c+dは1〜3の整数である)で表わされる
    単位を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイド
    ロジェンポリシロキサン流体 けい素原子結合水素原子が(イ)成分中のアルケニル基
    1当量当り0.5〜5.0当量になるような量 (ハ) 平均粒子径50μ以下の水酸化アルミニウム微
    粉末 30〜300重量部、 (ニ) 増粘剤 0〜30重量部 および (ホ) 触媒量の白金系化合物 から成ることを特徴とする中性子遮蔽用オルガノポリシ
    ロキサン組成物。
JP60077180A 1985-04-11 1985-04-11 中性子遮蔽用オルガノポリシロキサン組成物 Expired - Lifetime JPH0631821B2 (ja)

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