JPH06319421A - 糸送り出し装置 - Google Patents
糸送り出し装置Info
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- JPH06319421A JPH06319421A JP11013993A JP11013993A JPH06319421A JP H06319421 A JPH06319421 A JP H06319421A JP 11013993 A JP11013993 A JP 11013993A JP 11013993 A JP11013993 A JP 11013993A JP H06319421 A JPH06319421 A JP H06319421A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 船釣り時にスプールに作用させる制動力を高
めずとも、バックラッシュを発生させず円滑に釣り糸を
繰り出す装置を構成する。 【構成】 釣り用リールRから釣り竿1を介して送り出
される釣り糸3に接触するプーリ、及び、このプーリを
糸送り出し方向に駆動する電動モータ夫々を備えて糸送
り出し装置Sを構成し、この装置Sを釣り用リールRに
備える。
めずとも、バックラッシュを発生させず円滑に釣り糸を
繰り出す装置を構成する。 【構成】 釣り用リールRから釣り竿1を介して送り出
される釣り糸3に接触するプーリ、及び、このプーリを
糸送り出し方向に駆動する電動モータ夫々を備えて糸送
り出し装置Sを構成し、この装置Sを釣り用リールRに
備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸送り出し装置に関
し、詳しくは、釣り用リールのスプールから繰り出され
る釣り糸のバックラッシュを防止し、かつ、仕掛を高速
で降下させる技術に関するものである。
し、詳しくは、釣り用リールのスプールから繰り出され
る釣り糸のバックラッシュを防止し、かつ、仕掛を高速
で降下させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船用リールを例に挙げると、この種のリ
ールでは従来、バックラッシュを防止するようスプール
の回転に制動力を作用させるキャストコントローラを備
えており、又、バックラッシュを防止し、しかも、仕掛
の降下速度を大きくする目的で仕掛に備えるオモリの重
量の増大を図ることも多い。尚、乗合の釣り船では、オ
マツリ防止の観点から使用するオモリの重量が統一さ
れ、単独でオモリの重量の増大を図ることは出来ない。
ールでは従来、バックラッシュを防止するようスプール
の回転に制動力を作用させるキャストコントローラを備
えており、又、バックラッシュを防止し、しかも、仕掛
の降下速度を大きくする目的で仕掛に備えるオモリの重
量の増大を図ることも多い。尚、乗合の釣り船では、オ
マツリ防止の観点から使用するオモリの重量が統一さ
れ、単独でオモリの重量の増大を図ることは出来ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、船釣り時の仕
掛の投入時の状況について考えるに、従来、仕掛の投入
を行った際には仕掛のオモリの重量に起因する釣り糸の
張力により釣り用リールのスプールを回転させて釣り糸
が繰り出されている。この釣り糸の繰出し時において、
ガイドを備えた釣り竿ではガイドと釣り糸との接触摩擦
によって仕掛の降下速度が減じられ、又、中通し竿では
竿内面と釣り糸との接触摩擦によって仕掛の降下速度が
減じられ、更に、仕掛が深い深度に達すると仕掛、及
び、釣り糸に作用する海水からの抵抗によって仕掛の降
下速度が減じられ、所望の棚に仕掛が達するまでに時間
が掛かるものとなり、釣りの能率を低下させるものとな
っている。更に、深い深度に仕掛を降下させる場合のよ
うに、仕掛の降下速度が低下した場合には、釣り用リー
ルのスプールとガイド等との間の釣り糸の張力が大きく
低下して、バックラッシュを発生させやすいものとな
る、従って従来は、このバックラッシュの発生を解消す
る目的で仕掛のオモリの重量の増大を図ることも考えれ
られるが、前述のように、乗合の釣り船では単独でのオ
モリの重量の増大が制限されているため、止むなくキャ
ストコントローラの調節により、スプールに制動力を作
用させているのが現状である。
掛の投入時の状況について考えるに、従来、仕掛の投入
を行った際には仕掛のオモリの重量に起因する釣り糸の
張力により釣り用リールのスプールを回転させて釣り糸
が繰り出されている。この釣り糸の繰出し時において、
ガイドを備えた釣り竿ではガイドと釣り糸との接触摩擦
によって仕掛の降下速度が減じられ、又、中通し竿では
竿内面と釣り糸との接触摩擦によって仕掛の降下速度が
減じられ、更に、仕掛が深い深度に達すると仕掛、及
び、釣り糸に作用する海水からの抵抗によって仕掛の降
下速度が減じられ、所望の棚に仕掛が達するまでに時間
が掛かるものとなり、釣りの能率を低下させるものとな
っている。更に、深い深度に仕掛を降下させる場合のよ
うに、仕掛の降下速度が低下した場合には、釣り用リー
ルのスプールとガイド等との間の釣り糸の張力が大きく
低下して、バックラッシュを発生させやすいものとな
る、従って従来は、このバックラッシュの発生を解消す
る目的で仕掛のオモリの重量の増大を図ることも考えれ
られるが、前述のように、乗合の釣り船では単独でのオ
モリの重量の増大が制限されているため、止むなくキャ
ストコントローラの調節により、スプールに制動力を作
用させているのが現状である。
【0004】しかし、キャストコントローラ等からスプ
ールに作用させる制動力を大きくするとバックラッシュ
の発生は抑制されるものの、制動力の増大に起因して仕
掛が水中に降下する速度が一層低下し、釣りの能率を大
きく低下させることに繋がり、又、オモリの重量化が許
される場合でも、オモリを重量化すると、シャクリ操作
を行い難くなるばかりで無く、高強度で大径の釣り糸を
必要とするのでスプールに巻回される釣り糸の長さが制
限される等の別の不都合に繋がるものとなる。尚、この
バックラッシュはスプールが動慣性によって回転する際
に釣り糸に作用する張力が低下する場合に発生し、スプ
ールとレベルワインド機構との間ばかりで無く、釣り竿
のガイドとリールの間においても発生し、又、船の動揺
に起因しても多く発生する。本発明の目的は、スプール
に制動力を作用させることで、バックラッシュを防止し
ても、仕掛の高速での降下を現出して円滑に釣り糸を繰
り出し、能率の良い釣りを可能にする装置を合理的に構
成する点にある。
ールに作用させる制動力を大きくするとバックラッシュ
の発生は抑制されるものの、制動力の増大に起因して仕
掛が水中に降下する速度が一層低下し、釣りの能率を大
きく低下させることに繋がり、又、オモリの重量化が許
される場合でも、オモリを重量化すると、シャクリ操作
を行い難くなるばかりで無く、高強度で大径の釣り糸を
必要とするのでスプールに巻回される釣り糸の長さが制
限される等の別の不都合に繋がるものとなる。尚、この
バックラッシュはスプールが動慣性によって回転する際
に釣り糸に作用する張力が低下する場合に発生し、スプ
ールとレベルワインド機構との間ばかりで無く、釣り竿
のガイドとリールの間においても発生し、又、船の動揺
に起因しても多く発生する。本発明の目的は、スプール
に制動力を作用させることで、バックラッシュを防止し
ても、仕掛の高速での降下を現出して円滑に釣り糸を繰
り出し、能率の良い釣りを可能にする装置を合理的に構
成する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、釣り用
リールのスプールから釣り竿を介して釣り竿外に送り出
される釣り糸に接触する糸送り部、及び、この糸送り部
を糸送り出し方向に駆動するアクチュエータ夫々を備え
て糸送り出し装置を構成してある点にあり、その作用、
及び、効果は次の通りである。
リールのスプールから釣り竿を介して釣り竿外に送り出
される釣り糸に接触する糸送り部、及び、この糸送り部
を糸送り出し方向に駆動するアクチュエータ夫々を備え
て糸送り出し装置を構成してある点にあり、その作用、
及び、効果は次の通りである。
【0006】
【作用】上記特徴を例えば、図1乃至図6に示すように
構成すると、仕掛を水中に降下させる場合には、該装置
Sの糸送り部4に釣り糸3を接触させると共に、この糸
送り部4をアクチュエータ35で駆動することにより、
竿先から引き出された釣り糸3に対して送り力が作用し
て、この装置とリールRとの間の釣り糸3に対して常に
張力を作用させながら釣り糸3を引き出すものとなる。
つまり、この装置Sでは釣り竿1の竿先から引き出され
た釣り糸3に送り力を作用させるので、キャストコント
ローラ22等によってスプール16に対して制動力を作
用させていても、竿先から強制的に釣り糸3を引き出す
結果、この装置Sとスプール16との間の釣り糸3には
張力が作用した状態になり、バックラッシュを防止しな
がら、高速での釣り糸3の繰出しが可能となる。尚、こ
の構成では、仕掛が深海に達して降下速度が低下した場
合にも、この降下速度の低下に拘わらず、この降下速度
より大きい速度で釣り糸3が送り出されるものの、この
ように送り出された釣り糸3は海面に漂う状態となり、
バックラッシュ等に影響が無いものとなる。
構成すると、仕掛を水中に降下させる場合には、該装置
Sの糸送り部4に釣り糸3を接触させると共に、この糸
送り部4をアクチュエータ35で駆動することにより、
竿先から引き出された釣り糸3に対して送り力が作用し
て、この装置とリールRとの間の釣り糸3に対して常に
張力を作用させながら釣り糸3を引き出すものとなる。
つまり、この装置Sでは釣り竿1の竿先から引き出され
た釣り糸3に送り力を作用させるので、キャストコント
ローラ22等によってスプール16に対して制動力を作
用させていても、竿先から強制的に釣り糸3を引き出す
結果、この装置Sとスプール16との間の釣り糸3には
張力が作用した状態になり、バックラッシュを防止しな
がら、高速での釣り糸3の繰出しが可能となる。尚、こ
の構成では、仕掛が深海に達して降下速度が低下した場
合にも、この降下速度の低下に拘わらず、この降下速度
より大きい速度で釣り糸3が送り出されるものの、この
ように送り出された釣り糸3は海面に漂う状態となり、
バックラッシュ等に影響が無いものとなる。
【0007】請求項2のように、分離手段D、制御系を
備えたものでは、仕掛が所望の深度の達すると、糸送り
部4による釣り糸3の引き出しが停止すると同時に、糸
送り部4から釣り糸3が分離されるので、釣り糸3は竿
先(トップガイド)から直接水中に垂れる状態となり、
この停止直後に釣り竿1を介してアタリを感ずることが
可能となり、しかも、釣り竿1による煽り操作が可能と
なる。
備えたものでは、仕掛が所望の深度の達すると、糸送り
部4による釣り糸3の引き出しが停止すると同時に、糸
送り部4から釣り糸3が分離されるので、釣り糸3は竿
先(トップガイド)から直接水中に垂れる状態となり、
この停止直後に釣り竿1を介してアタリを感ずることが
可能となり、しかも、釣り竿1による煽り操作が可能と
なる。
【0008】請求項3のように、糸送り部4をプーリで
構成し、この駆動系に一方向クラッチ機構37を介装し
たものでは、プーリの回転という単純な動作で糸送り出
しが可能となるので、駆動系が簡素化すると共に、船の
動揺等の原因でプーリの駆動速度より高速で釣り糸3が
引き出される場合にも、このプーリに妨げられずに釣り
糸3が繰り出されるので、釣り糸3の繰出しを一層促進
するものとなる。
構成し、この駆動系に一方向クラッチ機構37を介装し
たものでは、プーリの回転という単純な動作で糸送り出
しが可能となるので、駆動系が簡素化すると共に、船の
動揺等の原因でプーリの駆動速度より高速で釣り糸3が
引き出される場合にも、このプーリに妨げられずに釣り
糸3が繰り出されるので、釣り糸3の繰出しを一層促進
するものとなる。
【0009】請求項4のように(図7、図8のよう
に)、該装置Sを釣り竿1に対して着脱自在に構成した
ものでは、仕掛の投入時にのみ該装置Sを装着する形態
での使用が可能になる結果、アタリを待つ場合、竿を煽
る際に該装置Sを取外すことで、従来と同様の感覚で釣
り糸3の出し入れが可能となると共に、従来通りの竿先
の調子でアタリの感触が得られ、又、竿先を重くするこ
と無く竿を操作でき、しかも、該装置Sの分離により、
竿の格納、竿の水洗い等も容易に行えるものとなる。
に)、該装置Sを釣り竿1に対して着脱自在に構成した
ものでは、仕掛の投入時にのみ該装置Sを装着する形態
での使用が可能になる結果、アタリを待つ場合、竿を煽
る際に該装置Sを取外すことで、従来と同様の感覚で釣
り糸3の出し入れが可能となると共に、従来通りの竿先
の調子でアタリの感触が得られ、又、竿先を重くするこ
と無く竿を操作でき、しかも、該装置Sの分離により、
竿の格納、竿の水洗い等も容易に行えるものとなる。
【0010】請求項5のように、アクチュエータ5の起
動を、釣り用リールRのクラッチ機構Cと連動して行
う、又は、クラッチ機構Cの切り状態で、かつ、スプー
ル16の釣り糸繰出し方向への回転の検出と連係して行
うものでは、人為的にスイッチ類の操作を行わずとも、
糸送り部4を自動的に起動して釣り糸3の繰出しが可能
となる。
動を、釣り用リールRのクラッチ機構Cと連動して行
う、又は、クラッチ機構Cの切り状態で、かつ、スプー
ル16の釣り糸繰出し方向への回転の検出と連係して行
うものでは、人為的にスイッチ類の操作を行わずとも、
糸送り部4を自動的に起動して釣り糸3の繰出しが可能
となる。
【0011】請求項6のように、該装置Sを釣り用リー
ルRに備えたものでは、竿先からの釣り糸3を、釣り人
に近接する位置の釣り用リールRの部位まで引き寄せて
糸送り部4に接触させることで釣り糸3の送り出しが可
能となり、釣り糸3の繰出しの終了時には糸送り部4か
らの釣り糸3の分離を人為的に容易に行え、又、該装置
Sの駆動を釣り用リールRの装置類と連係させることも
容易で、釣り竿1の竿先に対して該装置Sを備えるもの
と比較して、この該装置Sの重量を釣り竿1に作用させ
ることも無い。
ルRに備えたものでは、竿先からの釣り糸3を、釣り人
に近接する位置の釣り用リールRの部位まで引き寄せて
糸送り部4に接触させることで釣り糸3の送り出しが可
能となり、釣り糸3の繰出しの終了時には糸送り部4か
らの釣り糸3の分離を人為的に容易に行え、又、該装置
Sの駆動を釣り用リールRの装置類と連係させることも
容易で、釣り竿1の竿先に対して該装置Sを備えるもの
と比較して、この該装置Sの重量を釣り竿1に作用させ
ることも無い。
【0012】請求項7のように、該装置Sを竿受け14
に備えたものでは、竿先からの釣り糸3を、釣り人に近
接する位置まで引き寄せて糸送り部4に接触させること
で釣り糸3の送り出しが可能となり、又、釣り糸3の繰
出しの終了時には糸送り部4からの釣り糸3の分離を人
為的に容易に行え、又、該装置Sが竿受け14に備えら
れるので、安定した位置から釣り糸3の繰出しが可能
で、釣り竿1の竿先に対して該装置Sを備えるものと比
較して、この該装置Sの重量を釣り竿1作用させること
も無い。
に備えたものでは、竿先からの釣り糸3を、釣り人に近
接する位置まで引き寄せて糸送り部4に接触させること
で釣り糸3の送り出しが可能となり、又、釣り糸3の繰
出しの終了時には糸送り部4からの釣り糸3の分離を人
為的に容易に行え、又、該装置Sが竿受け14に備えら
れるので、安定した位置から釣り糸3の繰出しが可能
で、釣り竿1の竿先に対して該装置Sを備えるものと比
較して、この該装置Sの重量を釣り竿1作用させること
も無い。
【0013】
【発明の効果】従って、スプールに制動力を作用させる
ことで、バックラッシュを防止して、仕掛の高速での降
下速度を現出して円滑に釣り糸を繰り出し、手がえしの
良い釣りを行える装置が合理的に構成されたのである。
特に、分離手段、制御系を備えたものでは、釣り糸の繰
出し終了時に人為的に糸送り部から釣り糸の取外しを行
わずとも装置からの糸の分離が迅速に行われ、す早く竿
の煽り操作が可能となるという効果を奏し、又、プーリ
と一方向クラッチとを備えたものでは、単純な構造で迅
速な釣り糸の繰出しが可能となり、釣り竿に対して着脱
自在に構成したものでは、仕掛の投入後には従来と同様
に軽く釣り竿を扱えるという効果を奏し、アクチュエー
タの起動を自動的に行う制御系を備えたものでは、手間
を掛けずに釣り糸の送り出しを行えるという効果を奏
し、該装置を釣り用リールに備えたものでは、該装置を
着脱する等の手間を掛けずとも、手元の位置で、しか
も、釣り用リールと連係させた状態での釣り糸の送り出
しも可能になるという効果を奏し、該装置を竿受けに備
えたものでは、該装置を着脱する等の手間を掛けずと
も、手元の位置で、釣り糸に重量を作用させない状態で
の釣り糸の送り出しが可能となるという効果を奏する。
ことで、バックラッシュを防止して、仕掛の高速での降
下速度を現出して円滑に釣り糸を繰り出し、手がえしの
良い釣りを行える装置が合理的に構成されたのである。
特に、分離手段、制御系を備えたものでは、釣り糸の繰
出し終了時に人為的に糸送り部から釣り糸の取外しを行
わずとも装置からの糸の分離が迅速に行われ、す早く竿
の煽り操作が可能となるという効果を奏し、又、プーリ
と一方向クラッチとを備えたものでは、単純な構造で迅
速な釣り糸の繰出しが可能となり、釣り竿に対して着脱
自在に構成したものでは、仕掛の投入後には従来と同様
に軽く釣り竿を扱えるという効果を奏し、アクチュエー
タの起動を自動的に行う制御系を備えたものでは、手間
を掛けずに釣り糸の送り出しを行えるという効果を奏
し、該装置を釣り用リールに備えたものでは、該装置を
着脱する等の手間を掛けずとも、手元の位置で、しか
も、釣り用リールと連係させた状態での釣り糸の送り出
しも可能になるという効果を奏し、該装置を竿受けに備
えたものでは、該装置を着脱する等の手間を掛けずと
も、手元の位置で、釣り糸に重量を作用させない状態で
の釣り糸の送り出しが可能となるという効果を奏する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〔第1実施例〕図1には、船縁13に固定した竿受け1
4に対して釣り竿1を支持し、この釣り竿1のリールシ
ート12に装着した釣り用リールRから釣り糸3を送り
出す状態を表しており、この釣り用リールRには、スプ
ール16から釣り竿1を介して釣り竿外に送り出される
釣り糸3に接触して、この釣り糸3を強制的に引き出す
糸送り出し装置Sを備えている。図2に示すように、釣
り用リールRは左右のケース15,15にスプール16
を回転自在に支承すると共に、このスプール16に釣り
糸3を案内するレベルワインダー17を備え、又、この
スプール16を巻取り方向に駆動する電動モータ23を
スプール16に内蔵状態で備え、左右のケース15,1
5の上面部に制御ケース18を備え、右側のケース15
にハンドル19、ドラグ操作具20、クラッチレバー2
1、キャストコントローラ22夫々を外装し、又、クラ
ッチ機構Cを内装して電動型に構成され、更に、左側の
ケース15の前部に前記糸送り出し装置Sを備えてい
る。前記制御ケース18にはスプール16の回転量に基
づいてスプール16からの釣り糸3の繰出し量を求める
制御装置(図示せず)、及び、この繰出し量を数値で出
力する液晶ディスプレイ28夫々を備え、制御装置は棚
の深度の値を保持できるよう構成されている。
する。 〔第1実施例〕図1には、船縁13に固定した竿受け1
4に対して釣り竿1を支持し、この釣り竿1のリールシ
ート12に装着した釣り用リールRから釣り糸3を送り
出す状態を表しており、この釣り用リールRには、スプ
ール16から釣り竿1を介して釣り竿外に送り出される
釣り糸3に接触して、この釣り糸3を強制的に引き出す
糸送り出し装置Sを備えている。図2に示すように、釣
り用リールRは左右のケース15,15にスプール16
を回転自在に支承すると共に、このスプール16に釣り
糸3を案内するレベルワインダー17を備え、又、この
スプール16を巻取り方向に駆動する電動モータ23を
スプール16に内蔵状態で備え、左右のケース15,1
5の上面部に制御ケース18を備え、右側のケース15
にハンドル19、ドラグ操作具20、クラッチレバー2
1、キャストコントローラ22夫々を外装し、又、クラ
ッチ機構Cを内装して電動型に構成され、更に、左側の
ケース15の前部に前記糸送り出し装置Sを備えてい
る。前記制御ケース18にはスプール16の回転量に基
づいてスプール16からの釣り糸3の繰出し量を求める
制御装置(図示せず)、及び、この繰出し量を数値で出
力する液晶ディスプレイ28夫々を備え、制御装置は棚
の深度の値を保持できるよう構成されている。
【0015】この釣り用リールでは、制御ケース18の
上面に形成したスイッチを操作することにより電動モー
タ23の駆動力でスプール16を回転させて釣り糸3の
巻取りを行え、又、クラッチレバー21でクラッチ機構
Cを切り操作することにより、スプール16を自由回転
可能にして仕掛の重量でスプール16からの釣り糸3の
繰出しを行えるよう構成してあり、糸送り出し装置Sは
図3乃至図6に示すように、アクチュエータとしての第
1電動モータ35からの駆動力が第1減速装置36、及
び、一方向クラッチ機構37を介して伝えられるプーリ
38(糸送り部の一例)と、案内用のガイドローラ39
と、プーリ38から釣り糸3を取外す分離手段Dとで構
成され、この分離手段Dは、第2電動モータ40からの
駆動力が第2減速装置41を介して伝えられる分離アー
ム42を備えている。
上面に形成したスイッチを操作することにより電動モー
タ23の駆動力でスプール16を回転させて釣り糸3の
巻取りを行え、又、クラッチレバー21でクラッチ機構
Cを切り操作することにより、スプール16を自由回転
可能にして仕掛の重量でスプール16からの釣り糸3の
繰出しを行えるよう構成してあり、糸送り出し装置Sは
図3乃至図6に示すように、アクチュエータとしての第
1電動モータ35からの駆動力が第1減速装置36、及
び、一方向クラッチ機構37を介して伝えられるプーリ
38(糸送り部の一例)と、案内用のガイドローラ39
と、プーリ38から釣り糸3を取外す分離手段Dとで構
成され、この分離手段Dは、第2電動モータ40からの
駆動力が第2減速装置41を介して伝えられる分離アー
ム42を備えている。
【0016】そして、実釣時に仕掛の投入を行う場合に
は、釣り竿1の竿先が上方に向かう縦姿勢にして釣り糸
3を手元に寄せ、竿先からの釣り糸3をプーリ38に接
触させた後、釣り竿1を図1に示す姿勢で竿受け14に
支持し、クラッチ機構Cを切り操作して仕掛の投入を行
う。この投入時において、クラッチレバー21の切り操
作等の所定の操作と連係する、あるいは、スプール16
の釣り糸繰出し方向への回転を検出したタイミングで第
1電動モータ35の駆動が開始されるよう制御系が形成
され、又、この第1電動モータ35で駆動されるプーリ
38によって釣り糸3が強制的にスプール16から繰り
出される結果、キャストコントローラ22からスプール
16に作用する抵抗、釣り竿1のガイド2から釣り糸3
に作用する接触抵抗に拘わらず、高速で釣り糸3の繰出
しが可能となり、仕掛を所望の深度まで降下させ得るも
のとなる。尚、この釣り糸3の繰出し時に船の動揺等に
より、プーリ38の駆動速度より高速で釣り糸3が引き
出される現象も発生し、このような場合には、プーリ3
8に内蔵した一方向クラッチ機構37が、この方向への
回転を許容して第1電動モータ35に妨げられず、高速
での釣り糸3の繰出しが可能となる。又、この糸送り出
し装置Sを使用して仕掛の降下速度より高速で釣り糸3
が繰り出されても、釣り糸3が海面に漂うだけで、バッ
クラッシュ等の不都合に繋がることは無い。
は、釣り竿1の竿先が上方に向かう縦姿勢にして釣り糸
3を手元に寄せ、竿先からの釣り糸3をプーリ38に接
触させた後、釣り竿1を図1に示す姿勢で竿受け14に
支持し、クラッチ機構Cを切り操作して仕掛の投入を行
う。この投入時において、クラッチレバー21の切り操
作等の所定の操作と連係する、あるいは、スプール16
の釣り糸繰出し方向への回転を検出したタイミングで第
1電動モータ35の駆動が開始されるよう制御系が形成
され、又、この第1電動モータ35で駆動されるプーリ
38によって釣り糸3が強制的にスプール16から繰り
出される結果、キャストコントローラ22からスプール
16に作用する抵抗、釣り竿1のガイド2から釣り糸3
に作用する接触抵抗に拘わらず、高速で釣り糸3の繰出
しが可能となり、仕掛を所望の深度まで降下させ得るも
のとなる。尚、この釣り糸3の繰出し時に船の動揺等に
より、プーリ38の駆動速度より高速で釣り糸3が引き
出される現象も発生し、このような場合には、プーリ3
8に内蔵した一方向クラッチ機構37が、この方向への
回転を許容して第1電動モータ35に妨げられず、高速
での釣り糸3の繰出しが可能となる。又、この糸送り出
し装置Sを使用して仕掛の降下速度より高速で釣り糸3
が繰り出されても、釣り糸3が海面に漂うだけで、バッ
クラッシュ等の不都合に繋がることは無い。
【0017】次に、このリールでは仕掛が所望の深度に
達する直前、即ち、図1に示す如く、竿先とプーリ38
との間の距離Lだけ浅い深度に達すると(この状態では
液晶ディスプレイ28に表示される釣り糸3の繰出し量
は目標とする棚の深度の値に一致する)、クラッチ機構
Cを入り操作する装置(図示せず)の作動でクラッチ機
構Cを入り操作すると共に、第1電動モータ35の駆動
を停止し、第2電動モータ40を駆動して図6に示す如
く、分離アーム42の先端に釣り糸3を係止してプーリ
38から釣り糸3を強制的に取外すよう制御系と連係し
ており、この連係により、釣り糸3の繰出し停止時に
は、これと連動して迅速に竿先(トップガイド)から釣
り糸3が垂れ下がる状態に達し、釣り竿1で直接アタリ
を感ずることが可能になると同時に、釣り竿1でシャク
リ等の煽り操作を行えるものとなる。尚、この分離アー
ム42は、釣り糸3の取外し操作の動作を完了すると一
回転して、図5に示す姿勢に復帰するよう動作が設定さ
れ、又、この釣り用リールでは、プーリ38が手元近く
に配置されるので人為的に釣り糸3を人為的にプーリ3
8から取外すことも可能となっている。
達する直前、即ち、図1に示す如く、竿先とプーリ38
との間の距離Lだけ浅い深度に達すると(この状態では
液晶ディスプレイ28に表示される釣り糸3の繰出し量
は目標とする棚の深度の値に一致する)、クラッチ機構
Cを入り操作する装置(図示せず)の作動でクラッチ機
構Cを入り操作すると共に、第1電動モータ35の駆動
を停止し、第2電動モータ40を駆動して図6に示す如
く、分離アーム42の先端に釣り糸3を係止してプーリ
38から釣り糸3を強制的に取外すよう制御系と連係し
ており、この連係により、釣り糸3の繰出し停止時に
は、これと連動して迅速に竿先(トップガイド)から釣
り糸3が垂れ下がる状態に達し、釣り竿1で直接アタリ
を感ずることが可能になると同時に、釣り竿1でシャク
リ等の煽り操作を行えるものとなる。尚、この分離アー
ム42は、釣り糸3の取外し操作の動作を完了すると一
回転して、図5に示す姿勢に復帰するよう動作が設定さ
れ、又、この釣り用リールでは、プーリ38が手元近く
に配置されるので人為的に釣り糸3を人為的にプーリ3
8から取外すことも可能となっている。
【0018】〔第2実施例〕図7乃至図10に示すよう
に、釣り用リールRから釣り竿1の複数のガイド2を介
して竿外に送り出される釣り糸3に接触する糸送り部と
してのプーリ4、及び、このプーリ4を糸送り方向に駆
動するアクチュエータとしての電動モータ5を備えて糸
送り出し装置Sを構成する。この装置Sは、前記電動モ
ータ5からの駆動力をギヤ式の減速機構6、電磁クラッ
チ7、スリップ伝動機構8夫々を順次介して前記プーリ
4に伝えるよう伝動系が構成されると共に、電動モータ
5、電磁クラッチ7夫々に電力を供給するケーブル9が
備えられ、索体10、クッションバネ11を介し釣り竿
1に対して吊り下げ状態に支持して用いるよう構成され
ている。又、この装置Sではプーリ4に接触して回転す
る従動ローラ4Aを備え、この従動ローラ4Aは、その
支軸35がバネ36によってプーリ4の側に付勢され、
このバネ36の付勢力に抗してプーリ4から離間する方
向へ変位自在に備えられ、この変位構造で釣り糸3の着
脱を許す機構が構成されている。図1には船釣り時の使
用状態を表してあり、釣り用リールRは釣り竿1のリー
ルシート12に装着され、釣り竿1は船縁13に対して
固定された竿受け14に支持される。
に、釣り用リールRから釣り竿1の複数のガイド2を介
して竿外に送り出される釣り糸3に接触する糸送り部と
してのプーリ4、及び、このプーリ4を糸送り方向に駆
動するアクチュエータとしての電動モータ5を備えて糸
送り出し装置Sを構成する。この装置Sは、前記電動モ
ータ5からの駆動力をギヤ式の減速機構6、電磁クラッ
チ7、スリップ伝動機構8夫々を順次介して前記プーリ
4に伝えるよう伝動系が構成されると共に、電動モータ
5、電磁クラッチ7夫々に電力を供給するケーブル9が
備えられ、索体10、クッションバネ11を介し釣り竿
1に対して吊り下げ状態に支持して用いるよう構成され
ている。又、この装置Sではプーリ4に接触して回転す
る従動ローラ4Aを備え、この従動ローラ4Aは、その
支軸35がバネ36によってプーリ4の側に付勢され、
このバネ36の付勢力に抗してプーリ4から離間する方
向へ変位自在に備えられ、この変位構造で釣り糸3の着
脱を許す機構が構成されている。図1には船釣り時の使
用状態を表してあり、釣り用リールRは釣り竿1のリー
ルシート12に装着され、釣り竿1は船縁13に対して
固定された竿受け14に支持される。
【0019】前記釣り用リールRは図10及び図11に
示す如く、電動型に構成され、前記糸送り出し装置S
は、この釣り用リールRからの電力が前記ケーブル9を
介して供給される。即ち、釣り用リールRは左右のケー
ス15,15の間にスプール16、レベルワインダー1
7夫々を配置し、左右のケース15,15夫々の上面に
亘って制御ケース18を備え、右側のケース15にハン
ドル19、ドラグ操作具20、クラッチレバー21、キ
ャストコントローラ22夫々を備え、又、前記スプール
16には該スプール16を釣り糸巻取り方向に駆動する
電動モータ23を内蔵している。
示す如く、電動型に構成され、前記糸送り出し装置S
は、この釣り用リールRからの電力が前記ケーブル9を
介して供給される。即ち、釣り用リールRは左右のケー
ス15,15の間にスプール16、レベルワインダー1
7夫々を配置し、左右のケース15,15夫々の上面に
亘って制御ケース18を備え、右側のケース15にハン
ドル19、ドラグ操作具20、クラッチレバー21、キ
ャストコントローラ22夫々を備え、又、前記スプール
16には該スプール16を釣り糸巻取り方向に駆動する
電動モータ23を内蔵している。
【0020】制御ケース18にはスプール内の電動モー
タ23の駆動速度を選択する速度選択スイッチ24、こ
の電動モータ23の起動と停止とを行うスタートスイッ
チ25、複数の制御スイッチ26夫々を備えると共に、
スプール16の回転量を計測する計測手段としての感磁
センサ27、及び、スプール16からの釣り糸3の繰出
し量を表示する液晶ディスプレイ28、マイクロプロセ
ッサを備えた制御装置29、昇圧回路30夫々を備え、
又、前記ケーブル9はコネクタ9Aを介して制御ケース
18と接続する。尚、前記感磁センサ27はスプール1
6と伴に回転する系に備えたマグネット(図示せず)の
磁気の作用をカウントしてスプール16の回転量を計測
するものであり、制御装置29はカウント結果と予めメ
モリに保持したデータとに基づきスプール16からの釣
り糸3の繰出し量を把握するよう動作する。
タ23の駆動速度を選択する速度選択スイッチ24、こ
の電動モータ23の起動と停止とを行うスタートスイッ
チ25、複数の制御スイッチ26夫々を備えると共に、
スプール16の回転量を計測する計測手段としての感磁
センサ27、及び、スプール16からの釣り糸3の繰出
し量を表示する液晶ディスプレイ28、マイクロプロセ
ッサを備えた制御装置29、昇圧回路30夫々を備え、
又、前記ケーブル9はコネクタ9Aを介して制御ケース
18と接続する。尚、前記感磁センサ27はスプール1
6と伴に回転する系に備えたマグネット(図示せず)の
磁気の作用をカウントしてスプール16の回転量を計測
するものであり、制御装置29はカウント結果と予めメ
モリに保持したデータとに基づきスプール16からの釣
り糸3の繰出し量を把握するよう動作する。
【0021】又、右側のケース15には切り操作によっ
てスプール16を自由回転可能な状態に切換えるクラッ
チ機構C、このクラッチ機構Cの状態を検出するクラッ
チセンサ31、及び、切り状態のクラッチ機構Cを入り
操作する電磁ソレノイド32を内蔵している。尚、クラ
ッチ機構Cは前記クラッチレバー21で切換え操作され
るよう連係され、電磁ソレノイド32は電力の供給でク
ラッチ機構Cを入り状態に復帰操作するよう構成されて
いる(夫々とも連動系は詳述せず)。又、該リールRに
対してはリール外の電源33からの電力が供給され、こ
の電力が糸送り出し装置Sに供給され、又、実釣時に
は、釣り竿1先端からの釣り糸3を装置Sのプーリ4に
巻回し、クラッチ機構Cを切り操作することで、図12
に示す如く、制御装置29はクラッチセンサ31からの
信号で切り操作を検出して電磁クラッチ7に電力を供給
して伝動可能な状態に設定すると共に、前記電動モータ
5に電力を供給して釣り竿1の先端からの釣り糸3を継
続的に引き出す(#101ステップ〜#104ステッ
プ)。
てスプール16を自由回転可能な状態に切換えるクラッ
チ機構C、このクラッチ機構Cの状態を検出するクラッ
チセンサ31、及び、切り状態のクラッチ機構Cを入り
操作する電磁ソレノイド32を内蔵している。尚、クラ
ッチ機構Cは前記クラッチレバー21で切換え操作され
るよう連係され、電磁ソレノイド32は電力の供給でク
ラッチ機構Cを入り状態に復帰操作するよう構成されて
いる(夫々とも連動系は詳述せず)。又、該リールRに
対してはリール外の電源33からの電力が供給され、こ
の電力が糸送り出し装置Sに供給され、又、実釣時に
は、釣り竿1先端からの釣り糸3を装置Sのプーリ4に
巻回し、クラッチ機構Cを切り操作することで、図12
に示す如く、制御装置29はクラッチセンサ31からの
信号で切り操作を検出して電磁クラッチ7に電力を供給
して伝動可能な状態に設定すると共に、前記電動モータ
5に電力を供給して釣り竿1の先端からの釣り糸3を継
続的に引き出す(#101ステップ〜#104ステッ
プ)。
【0022】尚、クラッチ機構Cの切り操作後、スプー
ル16の釣り糸繰出し方向への回転、あるいは、プーリ
4の釣り糸繰出し方向への回転を検出するセンサ等を設
け、この回転を計測した際に、電動モータ5の駆動を開
始するよう制御系を構成して、仕掛の投入に伴う釣り糸
3の引き出し状態を検出してから該装置Sで釣り糸3の
引き出しを行うよう構成しても良い。更に、この引き出
し時においてはスプール16に対してキャストコントロ
ーラ22からの制動力を僅かに作用させることで、釣り
糸3に対して若干の張力が作用するよう用い、スプール
16を人為的にサミングした場合等、釣り糸3の繰出し
が阻止された場合にはスリップ伝動機構8の滑りによっ
てプーリ4の回転速度を低下させて、この装置Sと釣り
用リールRとの間の釣り糸3の張力が過大に増大しない
ようになっている。
ル16の釣り糸繰出し方向への回転、あるいは、プーリ
4の釣り糸繰出し方向への回転を検出するセンサ等を設
け、この回転を計測した際に、電動モータ5の駆動を開
始するよう制御系を構成して、仕掛の投入に伴う釣り糸
3の引き出し状態を検出してから該装置Sで釣り糸3の
引き出しを行うよう構成しても良い。更に、この引き出
し時においてはスプール16に対してキャストコントロ
ーラ22からの制動力を僅かに作用させることで、釣り
糸3に対して若干の張力が作用するよう用い、スプール
16を人為的にサミングした場合等、釣り糸3の繰出し
が阻止された場合にはスリップ伝動機構8の滑りによっ
てプーリ4の回転速度を低下させて、この装置Sと釣り
用リールRとの間の釣り糸3の張力が過大に増大しない
ようになっている。
【0023】次に、スプール16からの釣り糸3の繰出
し量が、予め設定された棚の深度に達すると、電磁ソレ
ノイド32の駆動でクラッチ機構Cを入り状態に操作し
てスプール16の回転を停止すると同時に、電磁クラッ
チ7、電動モータ5夫々への電力供給を停止して釣り糸
3の繰出しを停止し、かつ、プーリ4を自由回転可能な
状態に切換えて駆動系に釣り糸3の張力が作用しない状
態に設定する(#105ステップ〜#109ステッ
プ)。そして、このように仕掛が棚の深度に達すると、
従動ローラ4Aをプーリ4から離間する方向に人為操作
して(自動的に釣り糸3を放出するよう構成しても良
い)プーリ4から釣り糸3を分離して、釣り糸3が釣り
竿1の先端から(トップガイドから)直接海中に送り込
まれる形態に切換えることにより、この装置Sに妨げら
れずに釣り糸3の出し入れを可能にし、又、アタリを直
接竿で感じとる形態での釣りを可能にする。
し量が、予め設定された棚の深度に達すると、電磁ソレ
ノイド32の駆動でクラッチ機構Cを入り状態に操作し
てスプール16の回転を停止すると同時に、電磁クラッ
チ7、電動モータ5夫々への電力供給を停止して釣り糸
3の繰出しを停止し、かつ、プーリ4を自由回転可能な
状態に切換えて駆動系に釣り糸3の張力が作用しない状
態に設定する(#105ステップ〜#109ステッ
プ)。そして、このように仕掛が棚の深度に達すると、
従動ローラ4Aをプーリ4から離間する方向に人為操作
して(自動的に釣り糸3を放出するよう構成しても良
い)プーリ4から釣り糸3を分離して、釣り糸3が釣り
竿1の先端から(トップガイドから)直接海中に送り込
まれる形態に切換えることにより、この装置Sに妨げら
れずに釣り糸3の出し入れを可能にし、又、アタリを直
接竿で感じとる形態での釣りを可能にする。
【0024】因みに、この釣り用リールRでは仕掛の餌
の取換え、撒き餌の補充等魚が掛かっていない状態では
速度選択スイッチ24で最高速度を選択することで電源
33からの電力が昇圧回路30によって電源電圧より昇
圧された状態でスプール16内の電動モータ23に供給
され高速で釣り糸3の巻取りを行うように構成され、こ
の高速駆動時には図13に示す如く、スプール16の回
転速度をサンプリングし(#201ステップ〜#205
ステップ)、スプール16の回転速度が低下していると
電動モータ23を保護する目的から昇圧を中止しするよ
う制御動作が設定されている(#206ステップ、#2
07ステップ)。
の取換え、撒き餌の補充等魚が掛かっていない状態では
速度選択スイッチ24で最高速度を選択することで電源
33からの電力が昇圧回路30によって電源電圧より昇
圧された状態でスプール16内の電動モータ23に供給
され高速で釣り糸3の巻取りを行うように構成され、こ
の高速駆動時には図13に示す如く、スプール16の回
転速度をサンプリングし(#201ステップ〜#205
ステップ)、スプール16の回転速度が低下していると
電動モータ23を保護する目的から昇圧を中止しするよ
う制御動作が設定されている(#206ステップ、#2
07ステップ)。
【0025】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
以下のようにも実施可能である。 (イ) 図14に示すように、竿受け14の前部位置の
側面に露出する状態でプーリ4を備え、このプーリ4を
駆動する電動モータ5を竿受け14内部に備えて糸送り
出し装置Sを構成する。つまり、この構成では、竿受け
14の前部位置にプーリ4を配置するので船縁13から
比較的離間した位置から釣り糸3の送り出しが可能にな
ると共に、装置Sが釣り人の手元に配置されるので、実
釣時にはプーリ4に対する釣り糸3の巻回、取外しを容
易に行えるものとなる。
以下のようにも実施可能である。 (イ) 図14に示すように、竿受け14の前部位置の
側面に露出する状態でプーリ4を備え、このプーリ4を
駆動する電動モータ5を竿受け14内部に備えて糸送り
出し装置Sを構成する。つまり、この構成では、竿受け
14の前部位置にプーリ4を配置するので船縁13から
比較的離間した位置から釣り糸3の送り出しが可能にな
ると共に、装置Sが釣り人の手元に配置されるので、実
釣時にはプーリ4に対する釣り糸3の巻回、取外しを容
易に行えるものとなる。
【0026】(ロ) 図15に示すように、釣り竿とし
ての中通し竿1の先端に対して、電動モータ5、減速装
置6、プーリ4、従動ローラ4A夫々を有する糸送り出
し装置Sを、鉤状の係止部材34を介して備え、更に、
プーリ4の釣り糸繰出し方向への回転を許容するよう一
方向クラッチ機構37を備えることにより、電動モータ
5の駆動によって釣り糸3を竿先から引き出す形態での
使用を可能とし、かつ、船の動揺で吊り糸3に高い張力
が作用した場合に、電動モータ5の駆動速度より高速で
のプーリ4の回転を可能にしてその装置Sが抵抗になる
ことを防止し、更に、釣り糸3の繰出しが完了した状態
では、非駆動状態の電動モータ5の逆転により該装置S
を竿先に取り付けた状態のままで、釣り糸3の巻取りを
行えるように構成する。 (ハ) 糸送り部を、ベルト状に構成する。 (ニ) アクチュエータを、プランジャが往復作動する
電磁ソレノイドで構成する。 (ホ) スプールの逆転駆動でスプールからの釣り糸を
強制的に送り出すよう構成された釣り用リールと組み合
わせて用いる。
ての中通し竿1の先端に対して、電動モータ5、減速装
置6、プーリ4、従動ローラ4A夫々を有する糸送り出
し装置Sを、鉤状の係止部材34を介して備え、更に、
プーリ4の釣り糸繰出し方向への回転を許容するよう一
方向クラッチ機構37を備えることにより、電動モータ
5の駆動によって釣り糸3を竿先から引き出す形態での
使用を可能とし、かつ、船の動揺で吊り糸3に高い張力
が作用した場合に、電動モータ5の駆動速度より高速で
のプーリ4の回転を可能にしてその装置Sが抵抗になる
ことを防止し、更に、釣り糸3の繰出しが完了した状態
では、非駆動状態の電動モータ5の逆転により該装置S
を竿先に取り付けた状態のままで、釣り糸3の巻取りを
行えるように構成する。 (ハ) 糸送り部を、ベルト状に構成する。 (ニ) アクチュエータを、プランジャが往復作動する
電磁ソレノイドで構成する。 (ホ) スプールの逆転駆動でスプールからの釣り糸を
強制的に送り出すよう構成された釣り用リールと組み合
わせて用いる。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】釣り用リールを釣り竿に装着した状態の側面図
【図2】釣り用リールの平面図
【図3】糸送り出し装置の側面図
【図4】糸送り出し装置の一部切欠き平面図
【図5】糸送り出し装置の縦断正面図
【図6】分離アームの作動形態を示す正面図
【図7】糸送り出し装置を釣り竿に装着した状態の側面
図
図
【図8】糸送り出し装置の側面図
【図9】糸送り出し装置の断面図
【図10】釣り用リールの平面図
【図11】制御系のブロック回路図
【図12】糸送り出し装置の制御のフローチャート
【図13】リールの電動モータの制御のフローチャート
【図14】別実施例(イ)の側面図
【図15】別実施例(ロ)の側面図
1 釣り竿 3 釣り糸 4 糸送り部 14 竿受け 16 スプール C クラッチ機構 D 分離手段 R 釣り用リール
Claims (7)
- 【請求項1】 釣り用リール(R)のスプール(16)
から釣り竿(1)を介して釣り竿外に送り出される釣り
糸(3)に接触する糸送り部(4)、及び、この糸送り
部(4)を糸送り出し方向に駆動するアクチュエータ夫
々を備えて成る糸送り出し装置。 - 【請求項2】 前記糸送り部(4)に対して前記釣り糸
(3)を着脱自在に構成し、この糸送り部(4)から釣
り糸(3)を強制的に分離する分離手段(D)を備え、
前記釣り用リール(R)のスプール(16)からの釣り
糸(3)の繰出し量が予め設定された値に達すると前記
アクチュエータの駆動を停止し、かつ、前記分離手段
(D)によって前記接触部(4)から釣り糸(3)の分
離を図る制御系を備えて成る請求項1記載の糸送り出し
装置。 - 【請求項3】 前記アクチュエータを電動モータで構成
し、前記糸送り部(4)を、この電動モータの駆動力で
回転するプーリで構成し、この電動モータとプーリとの
間の伝動系にプーリの釣り糸繰出し方向への自由回転を
許容する一方向クラッチ機構(37)を介装して成る請
求項1記載の糸送り出し装置。 - 【請求項4】 前記アクチュエータと前記糸送り部
(4)とを単一のケースに備えると共に、このケースを
前記釣り竿(1)に対して着脱自在に構成して成る請求
項1記載の糸送り出し装置。 - 【請求項5】 前記アクチュエータの起動を前記釣り用
リール(R)のクラッチ機構(C)の切り操作と連係し
て、又は、このクラッチ機構(C)の切り状態で前記釣
り用リール(R)のスプール(16)の釣り糸繰出し方
向への回転の検出と連係して行う制御系を備えて成る請
求項1記載の糸送り出し装置。 - 【請求項6】 前記糸送り部(4)、及び、前記アクチ
ュエータを前記釣り用リール(R)に備えて成る請求項
1記載の糸送り出し装置。 - 【請求項7】 前記糸送り部(4)、及び、前記アクチ
ュエータを竿受け(14)に備えて成る請求項1記載の
糸送り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013993A JPH06319421A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 糸送り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013993A JPH06319421A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 糸送り出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06319421A true JPH06319421A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14528025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11013993A Pending JPH06319421A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 糸送り出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06319421A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220162219A (ko) * | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 주식회사 싸파에프앤씨 | 낚싯대 보조용 조상기 |
| KR20220169220A (ko) * | 2021-06-18 | 2022-12-27 | 이재일 | 양방향으로 릴 시트를 구비한 조상기용 낚싯대 |
| KR20230026674A (ko) * | 2021-08-18 | 2023-02-27 | 유현옥 | 원줄 길이조절용 조절기가 설치되는 낚시대 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP11013993A patent/JPH06319421A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220162219A (ko) * | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 주식회사 싸파에프앤씨 | 낚싯대 보조용 조상기 |
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