JPH06319768A - 患部貼付材及び薬液投与方法 - Google Patents

患部貼付材及び薬液投与方法

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JPH06319768A
JPH06319768A JP17847593A JP17847593A JPH06319768A JP H06319768 A JPH06319768 A JP H06319768A JP 17847593 A JP17847593 A JP 17847593A JP 17847593 A JP17847593 A JP 17847593A JP H06319768 A JPH06319768 A JP H06319768A
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JP
Japan
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pad
hole
adhesive layer
affected area
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP17847593A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Takemura
司 竹村
Toshio Ito
俊男 伊藤
Tsugio Saito
次雄 斎藤
Terumi Hiyakawa
輝美 冷川
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Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液状の薬剤を皮膚表面の患部に確実、容易に
投与できるようにする。 【構成】 シート状の基材の一面に粘着剤層を形成し、
この粘着剤層の上にパッドを定着する。このパッドには
貫通孔があり、上記基材にはこの貫通孔に連通する孔等
の投与部がある。上記パッドの貫通孔を患部に位置させ
て、皮膚に貼付ける。薬液を上記投与部から貫通孔を介
して患部に投与する。これによって、薬液を患部に的確
に投与できる。上記パッドは患部の周りを囲んでこれを
外的刺激から保護し、治癒を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウオノメ、タコなどの
皮膚の角質部その他の患部を保護したり、液状の薬剤を
投与する際に使用する貼付材及び薬液の投与方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ウオノメ、タコなどの角質化した
皮膚の治療を行う場合、サリチル酸などの角質軟化剤を
パッドに保持させ、これを患部に貼付けて行っている
が、角質部を直接覆っているので、患部に馴染み難いと
きもある。そこで、液状の薬を使うことも行われるよう
になって来た。この場合、どんな部位にでも薬液を塗る
ことができるので便利であるけれども、不必要な部分に
まで塗られたり、液垂れが生じることがある。又、角質
部が直接他のものに触れて痛みを感ずることもあり、未
だ充分に満足の行くものではない。
【0003】また、各種の液状の薬剤を患部に投与しよ
うとするとき、上記と同様に薬液は必要以上に広い範囲
に塗られたり、液垂れを生じ、必要な患部に適量の薬液
を集中的に投与することが難かしく、効果的な治療が充
分に行われないことも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、患部を保護
し、液状の薬剤を患部に集中的に、必要量を確実に投与
し、かつその投与方法も容易にして、効果的な治療を行
えるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材の一面に
設けた粘着剤層の上にパッドを定置し、このパッドは患
部に応当するように、貫通する孔を持っており、このパ
ッドを患部に固定する上記基材にはパッドの貫通孔に通
ずる孔を形成しており、この孔は薬液を患部に供給する
ことができる投与部を形成している。上記パッドの貫通
孔を患部に当て、皮膚に貼付けて固定すると患部を確実
に保護でき、外方から上記投与部とパッドの貫通孔を介
して患部に薬液を投与することによって、的確に薬液を
供給し、確実な治療を行おうとするものである。
【0006】
【実施例】以下実施例について述べれば、基材1の一面
に粘着剤層2を設け、この粘着剤層のほぼ中央部分にパ
ッド3を定置する。上記基材1はプラスチックシ−ト,
布,不織布その他の適当な可撓性を有するシートが使用
できるが、更に、通気性及び適度の伸縮性を持ったもの
が一層好ましい。この基材は、後述する皮膚に貼付けた
際に目立たないように肌色にすることが多いが、その他
の色であってもよい。 上記粘着剤層2は、ゴム系、ア
クリル系、シリコン系などの粘着剤を塗布して形成する
が、一般にアクリル系粘着剤を用いると皮膚に対する刺
激が少なくて好ましい。
【0007】上記パッド3は、通例その中央部に貫通孔
4を形成しており、この貫通孔の内にウオノメ、タコな
どの皮膚の角質部その他の患部を位置させることができ
るようになっている。図示するものは、ウオノメやタコ
などの角質部を軟化させるためのもので、全体を円盤形
とし、外径を約15〜25mm程度、貫通孔の直径(内
径)を約5〜15mm程度とし、その厚味を約2〜4mm程
度に形成し、ウオノメなどの周囲を取り囲んで外的刺激
からこれを保護するようにしている。また、患部の状態
及び投与する薬液に応じてその外形や貫通孔の形状を角
形状、多角形状にしたり、それらの隅丸形状、楕円形状
などにし、これらを適宜組合せた多様な形状にすること
ができる。さらにその厚味も投与する薬液量とか、外部
からの必要な保護の程度とかの患部の状況に応じて更に
薄くしたり、厚くしたりする。
【0008】このパッド3は薬液を含浸しないもの、含
浸するもの、適度に含浸するものなどが、患部の種類と
投与薬液によって適宜に選択されるが、図示の角質部軟
化用のものでは、薬液を含浸しない独立気泡を有するプ
ラスチック発泡体で形成しており、例えば、ポリエチレ
ンを約8〜12倍程度発泡させて独立気泡を形成した発
泡体などがある。
【0009】このパッドは、基材の縁部からパッドの厚
味以上の間隔5を置いて定着すると、後記するように基
材がパッドの側面全体を覆うように貼付けることができ
るが、パッドの側面が一部露出するようなものでもよい
場合がある。
【0010】このパッドは、基材の粘着剤層2の粘着剤
によって定置状態にすることができるが、図示のもので
は、パッド3と粘着剤層2の間に接着作用の更に強い両
面粘着テ−プ6又は粘着剤を介在させて定置している。
また、図示のパッドでは、皮膚に接する表面側にも両面
粘着テ−プ7を貼付けたり、粘着剤を塗布して、皮膚に
よく密着し、薬液が一層漏れ難くしているが、これは省
略することもできる。
【0011】上記パッドの位置する部分の基材には、パ
ッド内に位置する患部に外方から薬液を供給する投与部
9が設けてある。図示のものでは、パッドの貫通孔と同
じ大きさの孔に形成しているが、上記貫通孔に通じるよ
うに、小孔を多数形成してもよいし、ネット状にして多
数の孔を設けることもでき、上記貫通孔よりもやゝ小さ
目の孔にすることなど、上記貫通孔に連通するような適
宜の孔形態にすることができる。
【0012】こうした貼付材10は、上記基材の粘着剤
層とパッドの表面を、1枚とか2枚以上の複数枚の剥離
紙11で覆い、更に2枚の包装紙をコ−シ−ル剤等によ
って弱接着した包装袋に封入するとよい(図示略)。こ
の場合、包装袋の片面にポリエチレンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルム、ポリスチレンフイルムその他の透明
性のものを使用すると封入されているものの品質等をチ
ェックすることができて便利なことがある。また、図示
のものでは、パッドの表面に孔付の剥離紙12が貼付け
られているが、この剥離紙は場合によって省略すること
ができる。
【0013】この貼付材は、剥離紙11及びパッド表面
の剥離紙12を剥して、ウオノメ、タコその他の皮膚の
角質化した部分13が上記パッド3の貫通孔4の中に入
るようにして周りから取り囲み、パッド表面の両面粘着
テ−プ7及び基材の粘着剤層2によって貼付け、患部の
皮膚14に固定する。上記角質部はパッドによって取り
囲まれて、パッドの上には基材もあるから、例えば靴を
履くときにもパッドのひっかかりを防止し、履いた後で
も患部が痛くはないし、何かに当っても患部が直接当る
ようなことはなく、充分に保護されてる。また、貼付け
られている貼付材の孔から通気が良好に行われて治癒を
促進することができるし、患部の治療状態を随時見るこ
とができる。
【0014】こうした貼付材の基材側の投与部9の孔か
らサリチル酸等を主成分とする角質軟化薬液を滴下すれ
ば、薬液は貫通孔を通して角質部に確実に与えられると
共に、周りを取り囲んでいるパッドによって薬液が外に
垂れ流れたりすることもない。投与された薬液の溶媒は
投与孔から容易に揮散し、薬液が患部に集中的に作用し
て角質部を次第に軟化するようになる。そして、治療の
進み具合、治癒の状態に応じて、更に上記投与部から薬
液を滴下すればよい。また、必要に応じて、この貼付材
を貼り替えるようにする。こうして、角質部が軟化し、
治療が済んだことを確認したら、これを剥し取る。
【0015】上記した角質部を軟化する場合の他、水虫
の治療、かゆみ止め、その他の治療にも、同様にしてこ
の貼付材を患部に貼付し、そのパッドの貫通孔に外方よ
り薬液を投与し、経皮的な薬液投与方法により、効果的
な治療を行うことができる。こうした経皮薬液を与える
場合、貫通孔の容積を調整すれば、この貫通孔内に薬液
を入れることによって投与する薬液量を自然に調整、規
制することができるので、一層使用し易くできる。
【0016】図5に示すものは、パッドの基材側に位置
する貫通孔を小さく16、患部に接する側を大きく17
した錐体状にしたもので、広い範囲の患部に薬液を投与
することができる。
【0017】
【試作例】次に試作品の一例を挙げ、その試作品の有す
る物性等を測定したのでこれを示す。 基材: ポリウレタン不織布 幅28mm×長さ72mmとし、両端部を半径20mmの弧状
にする。 粘着剤層: アクリル系粘着剤を使用。 パッド: ポリエチレン発泡体(独立気泡の10倍発泡
体)、厚さ3mm 製法: パッドの外径20mmの円形とし、その両面にア
クリル系粘着剤を使用した同径の両面粘着テープを貼付
して、上記基材の中央部の粘着剤層の上に定着し、該パ
ッドの上に表面をシリコン処理した小さな剥離紙を置
き、上記パッドの中央部の全体を貫通する直径9mmの孔
を形成して貼付材を得る。
【0018】上記貼付材について、下記事項について測
定した、 (1)パッド部の硬さ、応力緩和率 測定機器: サンレオメーターCRー200D((株)
サン科学社製) 試験方法: 貼付材のパッド部を円柱状接触子(プロー
ブ:直径20mm)で60mm/min の速度で初期荷重が1
kgとなるまで圧縮し、60sec 間その歪み量(変位
量)を保つ。硬さと応力緩和率は下記式により求め、試
料10個の平均値をとった。 硬さ=G(荷重)×l(試料高さ)/〔L(変位量)×
a(試料断面積)〕 応力緩和率=〔(P0 −P1 )/P0 〕×100 (P0 :一定歪み量下での初期応力) (P1 :一定歪み量下での60sec 後の応力)
【0019】(2)耐薬品性 使用薬品: サリチル酸コロジオン溶液 サリチル酸 15% コロジオン液 85% 試験方法: 上記パッドを使用薬品中に浸漬し、パッド
に膨張、変色などの変化があるか視認する。
【0020】
【結果】
硬さ: 1.9kgf /cm2 1Kgの荷重をかけた時の変位量: 0.8mm 応力緩和率: 31% 耐薬品性: パッドに膨張や変色が見られず変化がな
い。
【考察】パッド部の硬さが1.9kgf /cm2 と通常の
ものと比較して硬く、同じ荷重(1Kg)をかけた時の変
位量(歪み量)が通常のものと比較して少なく、応用緩
和率も低いので、うおの目などの患部を確実に保護する
ことができ、耐薬品性も良いので薬品の投与を的確に行
うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記したように、先づ患部にこ
の貼付材を貼り付けた状態にしておいて、外方から薬液
を投与するので、その投与は容易であるし、確実であ
り、また投与部から患部を観察して治癒状態を容易に知
ることもできる。又、患部を外部刺激から保護すること
ができ、痛みを伴うことなく早期の治療が可能である。
更に、各種の患部に対する薬液投与法による治療に広く
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1のものを剥離紙で覆った状態の断面図であ
る。
【図4】使用状態を示す説明図である。
【図5】変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 粘着剤層 3 パッド 6,7 両面粘着テ−プ 9 投与部 10 貼付材 11 剥離紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冷川 輝美 東京都千代田区九段南二丁目2番4号 ニ チバン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の基材を有し、該基材の一面に
    粘着剤層を形成し、該粘着剤層の上に貫通孔を有し患部
    を周りから囲むパッドを定置し、該貫通孔に応当する基
    材部分に上記貫通孔に通ずる孔を形成した患部貼付材。
  2. 【請求項2】 シート状の基材を有し、該基材の一面に
    粘着剤層を形成し、該粘着剤層の上に貫通孔を有するパ
    ッドを定置し、該貫通孔に応当する基材部分に外方から
    貫通孔内に薬液を供給できる投与部を形成した薬液投与
    用の患部貼付材。
  3. 【請求項3】 上記パッドは、独立気泡を有するプラス
    チック発泡体で形成し、皮膚に当接するパッド面に粘着
    剤層を設けた請求項1または2記載の患部貼付材。
  4. 【請求項4】 上記定着されたパッドの周りに存する粘
    着剤層を有する基材は、パッド全体を覆うことができる
    ように少くともパッドの厚さ以上の幅を備える請求項1
    〜3のいずれかに記載の薬液投与用貼付材。
  5. 【請求項5】 ウオノメ、タコなどの皮膚の角質部その
    他の患部に孔を有するパッドを当て、上記パッドの孔を
    塞がないような粘着テープで皮膚に固定し、上記パッド
    の孔を通じて外方から患部に薬液を投与する薬液投与方
    法。
  6. 【請求項6】 ウオノメ、タコなどの皮膚の角質部その
    他の患部に、粘着テープの粘着剤層の上にパッドを定着
    し該パッドと粘着テープの双方を貫通する孔を設けた貼
    付材の上記パッドの孔を当てて貼付し、該孔を通じて外
    方から患部に薬液を投与する薬液投与方法。
JP17847593A 1993-03-16 1993-06-28 患部貼付材及び薬液投与方法 Pending JPH06319768A (ja)

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JP5-80260 1993-03-16
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