JPH06321018A - 車載用音響機器の盗難防止装置 - Google Patents

車載用音響機器の盗難防止装置

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JPH06321018A
JPH06321018A JP5136647A JP13664793A JPH06321018A JP H06321018 A JPH06321018 A JP H06321018A JP 5136647 A JP5136647 A JP 5136647A JP 13664793 A JP13664793 A JP 13664793A JP H06321018 A JPH06321018 A JP H06321018A
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JP
Japan
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mode
identification code
vehicle
audio equipment
limiting
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JP5136647A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ozawa
憲一 尾沢
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用音響機器の盗難防止装置において、盗
まれた車載用音響機器のプロテクトの解除が極めて難し
い車載用音響機器の盗難防止装置の提供。 【構成】 メモリ2には音響装置の識別コードが登録さ
れており、キーボード1から暗証コードとの一致をとる
ために読み出される。表示部4は本発明の盗難防止装置
が作動し音響装置が正常動作以外の動作をした場合に、
音響装置の使用者に対し音響装置の故障ではなく“盗難
モード”下の作動であることを知らせる。デッキ部7は
カセットテープやCD等の録音媒体を収納/駆動し所望
の音楽を選択して音響信号を再生する機構であり、録音
媒体の排除機構も含んでいる。チューナ部8は音楽番組
の受信/再生装置として用いる場合に所望の受信信号を
復調する。PLL回路9はCPU3からのPLL電圧b
に基づき同調周波数制御信号をチューナ部8に与える。
ミュート回路10は“盗難モード”の場合にCPU3か
らの制御信号cによりチューナ部8またはデッキ部9か
らの信号を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は盗難防止装置に関し、特
に、車載用音響機器の盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ほとんどの車両、特に、乗用車には
音響機器が搭載されている。そして、高額な車載用音響
機器や高性能なものの普及に伴い車の所有者に無断で取
外して販売したり自分の車に組み込んで用いるという窃
盗行為が頻発した。そこで、これらの盗難防止策の一種
として、車載用音響機器が通常電源(バッテリー)から
一度切り離され、次に、通常電源(盗難の場合は他の車
或いは他の通常電源)に再び接続されると、装置のメモ
リに記憶されているコードとキーボード等からの入力コ
ードが一致しない限り車載用音響機器の動作になんらか
の規制を加えることにより盗まれた車載用音響機器を使
用不可能にし、結果的に盗難を予防しようとするものが
ある。
【0003】図6は、上述した車載用音響機器の盗難防
止装置の従来例であり、メモリ2は、例えば4桁のコー
ドが記憶されている。CPU3は電源64が切断(OF
F)されたか否かを常に監視しており、電源が切断され
再び供給(ON)された場合に、“盗難モード”(音響
機器をプロテクトするモード)に入る。“盗難モード”
下でCPU3はリレー65をOFFにし機器67側に電
源から電流が供給されないようにする(66はパワース
イッチ、68はスピーカ)。また、“盗難モード”はキ
ーボード1からメモリに記憶されているコードと同じコ
ードを入力しない限り解除することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では音響機
器のプロテクトがCPU3によりON/OFFされるリ
レー3による電流の導通/不導通に依拠しているため、
盗んだ車載用音響機器のリレー部分を(例えば、ワイヤ
等で)ショートさせて用いれば、車載用音響機器自体は
“盗難モード”であるにも拘らず機器が正常動作可能と
なるという欠点があった。
【0005】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あり、暗証コードを用いた車載用音響機器の盗難防止装
置において、“盗難モード”となっている場合に、盗ま
れた車載用音響機器のプロテクトの解除が極めて難しい
車載用音響機器の盗難防止装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明による車載用音響機器の盗難防止装置
は、識別コードを記憶する記憶手段と、暗証コードを入
力する入力手段と、識別コードと暗証コードを比較する
比較手段を有し、音響機器が主たる電源と分離されたの
ちに再び主たる電源と接続されたとき入力手段により入
力された暗証コードと識別コードとが一致しない場合に
音響機器の動作を制限する動作制限手段を備えた車載用
音響機器の盗難防止装置において、動作制限手段が、音
響機器が主たる電源と分離されたのちに再び主たる電源
と接続された第1モードを検知する第1モード検知手段
と、第1モードの間、音響機器のデッキ部に挿入された
録音媒体を排出し、かつ音響機器のチューナ部の同調周
波数を固定する阻止手段と、を有することを特徴とす
る。
【0007】第2の発明は上記第1の発明の車載用音響
機器の盗難防止装置において、動作制限手段が、更に、
第1モードの間、チューナ部からの復調信号を遮断する
信号遮断手段を有することを特徴とする。
【0008】第3の発明は上記第1または第2の発明の
車載用音響機器の盗難防止装置において、更に、第1モ
ードの間、動作制限手段による音響機器の制限動作が該
制限動作手段の制限動作であることを示す制限動作表現
手段を有することを特徴とする。
【0009】第4の発明の車載用音響機器の盗難防止装
置は、識別コードを記憶する記憶手段と、暗証コードを
入力する入力手段と、識別コードと暗証コードを比較す
る比較手段を有し、音響機器が主たる電源と分離された
のちに再び主たる電源と接続されたとき入力手段により
入力された暗証コードと識別コードとが一致しない場合
に音響機器の動作を制限する動作制限手段を備えた車載
用音響機器の盗難防止装置において、動作制限手段が、
音響機器が主たる電源と分離されたのちに再び主たる電
源と接続された第1モードを検知する第1モード検知手
段と、第1モードの間、音響機器からの再生信号の順序
を変換して出力するスクランブル処理手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0010】第5の発明は上記第4の発明の車載用音響
機器の盗難防止装置において、更に、第1モードの間、
動作制限手段による音響機器の制限動作が該制限動作手
段の制限動作であることを示す制限動作表現手段を有す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の目的を達成するために第1の発明による
車載用音響機器の盗難防止装置は、動作制限手段が、第
1モード検知手段により音響機器が主たる電源と分離さ
れたのちに再び主たる電源と接続された第1モードを検
知し、第1モードの間、常に、録音媒体が挿入されても
エジェクトし、かつチューナ部の同調周波数を固定す
る。
【0012】第2の発明は上記第1の発明の車載用音響
機器の盗難防止装置において、動作制限手段が、更に、
信号遮断手段により第1モードの間、チューナ部からの
復調信号を遮断する。
【0013】第3の発明は上記第1または第2の発明の
車載用音響機器の盗難防止装置において、更に、第1モ
ードの間、制限動作表現手段により動作制限手段による
音響機器の制限動作が該制限動作手段の制限動作である
ことを示す。
【0014】第4の発明の車載用音響機器の盗難防止装
置は、動作制限手段が、第1モード検知手段により音響
機器が主たる電源と分離されたのちに再び主たる電源と
接続された第1モードを検知し、スクランブル処理手段
により第1モードの間、前記チューナ部からの再生信号
の順序を変換してスクランブルをかけて出力する。
【0015】第5の発明は上記第4の発明の車載用音響
機器の盗難防止装置において、更に、第1モードの間、
制限動作表現手段により動作制限手段による音響機器の
制限動作が該制限動作手段の制限動作であることを示
す。
【0016】
【実施例】
〈実施例1〉図1は本発明に基づく車載用音響機器の盗
難防止装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、
図2は後述する“盗難モード”における制御部としての
CPUの動作を示すフローチャートである。
【0017】図1で、1は暗証番号を入力する入力手段
としてのキーボード、2は暗証番号を登録しているメモ
リ、3は装置全体の制御を司るCPU、4は表示部(デ
ィスプレイ)であり制限動作表示手段に相当し、5は通
常電源(第1の電源)としてのバッテリ、6は車載用音
響装置のパワースイッチ、7はカセットテープやCD等
の録音媒体を収納/駆動すると共に所望の音楽を選択し
て音響信号を再生するデッキ部、8は信号を受信して所
定の周波数に同調する信号を選択して復調するチューナ
部、9はPLL(Phase Locked Loop;フェイズロック
ループ)であり、同調周波数制御信号出力手段に相当
し、10は信号を一時的に遮断するミュート回路であり
信号遮断手段に相当し、11はアンプであり、+Bはバ
ックアップ電源(第2の電源)、SW1,SW2はスイ
ッチである。
【0018】図1で、車両用電源5はパワースイッチ6
を介してCPU3及びアンプ11に接続している。ま
た、バックアップ電源+BがCPU3及びスイッチSW
1を介してデッキ部7またはスイッチSW2を介してチ
ューナ部8と接続する。
【0019】CPU3はキーボード1、メモリ2、ディ
スプレイ(表示部)4、車両用電源5、バックアップ電
源+B、PLL回路9及びミュート回路10と接続し、
またSW1,SW2とは制御ラインで接続している。キ
ーボード1はこの車両用音響装置の識別コード(暗証コ
ード)を入力する場合に用いる。メモリ2にはこの車両
用音響装置の識別コードが登録されており、キーボード
1から暗証コードが入力された場合に一致をとるために
読み出される。
【0020】表示部4は本発明の盗難防止装置が作動し
音響装置が正常動作以外の動作をした場合に、音響装置
の使用者に対し音響装置の故障ではなく“盗難モード”
(後述)により作動していることを知らせるために用い
ている。従って、表示部4としてはディスプレイのよう
な視覚的な警告に限らず、音声による警告でもよい。
【0021】デッキ部7は音を固定したカセットテープ
やCD等の録音媒体を収納/駆動し所望の音楽を選択し
て音響信号を再生する機構であり、録音媒体の排除機構
も含んでいる。チューナ部8は音響装置を録音媒体の音
響再生装置としてではなく、音楽番組の受信/再生装置
として用いる場合に信号を受信して所望の周波数(PL
L回路9からの同調周波数制御信号)に同調する信号を
選択し復調する。
【0022】PLL回路9はCPU3からのPLL電圧
bに基づき同調周波数制御信号をチューナ部8に与え
る。ミュート回路10は“盗難モード”の場合にCPU
3からの制御信号cによりチューナ部8またはデッキ部
9からの信号を遮断する。
【0023】以下、図2に基づいて本発明に基づく車載
用音響機器の盗難防止装置の動作について説明する。通
常、車載用音響装置が車両から取り外された場合、車両
用バッテリ5と音響装置の間が物理的に切断(或いは分
離)され電源が音響装置側に供給されなくなる。
【0024】上述したように本発明ではCPU3が車両
用バッテリ5及びバックアップ電源+Bと接続されてい
る。そして、CPU3は車両用バッテリ5からの電力の
供給を常時監視しているので、上述のように車載用音響
装置が車両から取り外された場合(電源オフ(OF
F))を検知する(S1)。電源オフの場合、CPU3
の制御によりバックアップ電源+Bのスイッチをオン
(ON)とする(S2)。
【0025】バックアップ電源+Bのスイッチがオン
(ON)となった場合を“盗難モード”としそれ以外を
“通常モード”とする。
【0026】取り外された車両用音響装置はやがて使用
のために電源(第3の電源(通常は元の車の車両用バッ
テリとは異なるが元の車の車両用バッテリでもよい(修
理等で取り外された場合)))に接続されパワースイッ
チ6がオンとされるが、CPU3は前述したように入力
電源ラインと接続しているのでこのパワースイッチオン
の状態を検知する(S3)。
【0027】パワースイッチ6がオンの場合にキーボー
ド1から暗証コードが入力されたか否かを判定する(S
4)。暗証コードが入力されない場合はS7以下(図で
(イ)以下)を実行する。
【0028】暗証コードが入力された場合はメモリ2に
登録されている識別コードとの比較を行いコードが一致
しない場合は再度S4の暗証コードの入力判定ステップ
を実行する。コードが一致する場合は通常動作(盗難に
よる使用でなく正規の所有者による使用とみなし、本発
明の盗難防止装置を動作させない状態、即ち“通常モー
ド”)による音響装置の動作(録音再生処理、或いは受
信番組の復調再生処理)を行い処理を終了する。
【0029】パワースイッチ6がオンの場合でキーボー
ド1から暗証コードが入力されない場合は、制御信号c
によりミュート回路10をオンとし(S2)、SW1及
びSW2の接点を制御信号a,a’により制御してデッ
キ部7側とし(S8)、デッキ部4に録音媒体(実施例
ではカセットテープ)が収納されているか否かを判定す
る(S9)。デッキ部4に録音媒体が収納されていない
場合にはステップS12以下を実行する。
【0030】デッキ部4に録音媒体が収納されている場
合にはその録音媒体を排出して音響信号の再生を不能と
する(S10)と共に制御信号a,a’によりSW1及
びSW2を制御しデッキ部4をオフとしデッキ部4の駆
動を停止させる(S11)。
【0031】SW1及びSW2の接点を制御信号a,
a’により制御してチューナ部8側にする(S12)。
但し、この場合キーボード上の可変周波数スイッチ(図
示せず)を操作してもPLL電圧を一定に保つよう(可
変禁止)にする(S13)。そして、キーボード1から
暗証コードが入力されたか否かを判定する(S14)。
暗証コードが入力された場合は制御信号cによりミュー
ト回路10をオンとし(S15)、図で(ロ)以下(S
5以下)を実行する。
【0032】キーボード1から暗証コードが入力されな
かった場合は、録音媒体が挿入されたか否かを判定し
(S16)、録音媒体が挿入されていない場合にはS1
2以下を実行する。
【0033】録音媒体が挿入されている場合にはチュー
ナ部8をオフにし(S17)、デッキ部7をオンにする
(S18)。そして、一旦バックローディングするが
(S19)直ちに(ハ)を実行するのでS10により録
音媒体は排出され、S11によりデッキ部4はオフとさ
れ駆動が停止される。
【0034】上記動作により本実施例では“盗難モー
ド”中はデッキ部7での録音媒体は全て排出されるの
で、録音媒体からの音声信号の読み出し再生が行えな
い。また、チューナ部8からの復調信号はミュート回路
10で遮断されるので音声が再生されない。従って本実
施例によれば暗証コードを知らない者(盗んだ音響装置
の使用者)は、本発明の盗難防止装置を組み込んだ車載
用音響装置を使おうとしても実質的に使うことができな
い。また、表示部4に“盗難モード”中の使用不能状態
が“盗難モード”状態にあることを使用者に告知するよ
うにすることにより、音響装置の故障との区別を付けや
すく、正規の所有者にとっては暗証コードの入力により
簡単に“盗難モード”を解除して通常の音響装置として
用いることができる。しかも本発明の盗難防止装置はリ
レーを用いず、また、“盗難モード”におけるデッキ部
による録音媒体の排除動作やミュート回路による信号遮
断動作を解除することは“盗難モード”を解除する以外
には不可能である。
【0035】従って、正規の所有者にとっては暗証コー
ドの入力により簡単に“盗難モード”を解除して通常の
音響装置として用いることができるが、暗証コードを知
らない者にとっては“盗難モード”の解除は極めて難し
い(その理由として、メモリに登録されている識別コー
ドを読み取ることは通常の者にとってほとんど不可能で
あり、また、識別コードの組み合わせを全て入力すると
してもコードの桁数を長くしたり、或いはコード自体を
英数字の組み合わせとすれば短い桁数でも組み合わせは
膨大となりコードを一致させることは偶然を除いて極め
て困難である)。
【0036】〈実施例2〉図3は本発明に基づく車載用
音響機器の盗難防止装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図であり、図4はスクランブル処理の説明図であ
り、図5は“盗難モード”における制御部としてのCP
Uの動作を示すフローチャートである。
【0037】図3で、記号1から11までの構成部分は
実施例1(図1)と同様であり説明を省略する。また、
41はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ、42はRAM(Random Access Memory)、4
3はデジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコン
バータであり信号順序変換手段を構成する。
【0038】なお、実施例1との構成上の相違は、PL
L回路及びミュート回路を有しない点と、A/Dコンバ
ータ41、RAM42及びD/Aコンバータ43を有す
る点である。
【0039】図3で、車両用電源5はパワースイッチ6
を介してCPU3及びアンプ11に接続している。ま
た、バックアップ電源+BがCPU3及びスイッチSW
1を介してデッキ部7と、スイッチSW2を介してチュ
ーナ部8と接続している。
【0040】CPU3はキーボード1、メモリ2、ディ
スプレイ(表示部)4、車両用電源5、バックアップ電
源+B及びRAM42と接続し、またSW1,SW2と
は制御ラインa,a’で接続している。CPU3は“盗
難モード”の場合にはRAM42に送出する読み出しア
ドレスを見掛け上ランダムな順序で送出する。キーボー
ド1はこの車両用音響装置の識別コード(暗証コード)
を入力する場合に用いる。
【0041】メモリ2にはこの車両用音響装置の識別コ
ードが登録されており、キーボード1から暗証コードが
入力された場合に一致をとるために読み出される。表示
部4は本発明の盗難防止装置が作動し音響装置が正常動
作以外の動作をした場合に、音響装置の使用者に対し音
響装置の故障ではなく“盗難モード”(後述)により作
動していることを知らせるために用いる。
【0042】デッキ部7は音を固定したカセットテープ
やCD等の録音媒体を収納/駆動し所望の音楽を選択し
て音響信号を再生する機構であり、録音媒体の排除機構
も含んでいる。チューナ部8は音響装置を録音媒体の音
響再生装置としてではなく、音楽番組の受信/再生装置
として用いる場合の信号を受信して所定の周波数に同調
する信号を選択し復調する。
【0043】D/Aコンバータ41ではチューナ部8ま
たはデッキ部9からの信号をデジタル信号に変換してR
AM42の所定のアドレスに書き込む。RAM42では
“通常動作モード”の場合は書き込みと同じ順序で再び
読み出すが、“盗難モード”の場合は後述するスクラン
ブル処理により(見掛け上)ランダムな順序で読み出さ
れる。この読み出しモードの変更はCPU3からの制御
による。
【0044】A/Dコンバータ43ではRAM42から
読み出したデジタル信号をアナログ信号に変換する。従
って、A/Dコンバータ41、RAM42及びD/Aコ
ンバータ43を経た信号は“盗難モード”の場合に音楽
的に無価値な出鱈目な音響信号として出力される。
【0045】以下、図5に基づいて本発明に基づく車載
用音響機器の盗難防止装置の動作について説明するが、
“盗難モード”及びS1からS6までの動作は実施例1
の図2の場合と同様であり、説明を省略する。パワース
イッチ6がオンの場合でキーボード1から暗証コードが
入力されない場合は、SW1及びSW2の接点を制御信
号a,a’により制御してデッキ部7側とし(S7)、
デッキ部4に録音媒体(実施例ではカセットテープ)が
収納されているか否かを判定する(S8)。デッキ部4
に録音媒体が収納されていない場合にはS15以下を実
行する。
【0046】デッキ部4に録音媒体が収納されている場
合にはその録音媒体から音響信号を再生して(S9)、
再生信号をA/Dコンバータ41を介してRAM42で
スクランブル処理し信号変換してD/Aコンバータを介
して出力する(S10)。この場合の出力信号は音楽的
に価値のない出鱈目な音として再生される。
【0047】次に、音響装置のモードをチューナモード
(チューナ部8による放送番組の受信による音響装置の
使用態様をいう)に切換える場合はS14以下を実行す
る(S11)。切換えない場合はキーボード1から暗証
コードが入力されたか否かを判定する(S12)。暗証
コードが入力されない場合は再度S11のチューナモー
ドの切換え判定のステップを実行する(S12)。
【0048】暗証コードが入力された場合は、メモリ2
に登録されている識別コードとの比較を行いコードが一
致しない場合は再度S11のチューナモードの切換え判
定のステップを実行する(S13)。コードが一致する
場合は(ロ)以下の通常動作による音響装置の動作(S
6)を行い処理を終了する。
【0049】デッキ部7をオフにする(S14)。チュ
ーナ部8をオンにし(S15)、所望の放送番組の受信
を行い受信信号を復調する(S16)。復調された信号
をA/Dコンバータ41を介してRAM42を経てスク
ランブル処理し信号変換してD/Aコンバータ43を介
して出力する(S17)。この場合の出力信号はS10
と同様に音楽的に無意味な出鱈目な音として再生され
る。
【0050】次に、音響装置のモードをデッキモード
(デッキ部7による録音媒体の再生による音響装置の使
用態様をいう)に切換える場合は(イ)以下のステップ
を実行する(S18)。デッキモードへの切換えを行わ
ない場合はキーボード1から暗証コードが入力されたか
否かを判定する(S19)。暗証コードが入力されない
場合は再度S15のチューナ部8のオン以下のステップ
を繰り返す(S20)。暗証コードが入力された場合
は、メモリ2に登録されている識別コードとの比較を行
いコードが一致しない場合は再度S15のチューナ部8
のオン以下のステップを繰り返し(S21)、コードが
一致する場合は(ロ)以下の通常動作による音響装置の
動作(S6)を行い処理を終了する。
【0051】〈スクランブル処理〉図4はスクランブル
処理の説明図である。チューナ部8またはデッキ部9か
らの信号はA/Dコンバータ41でデジタル信号に変換
されるが、“盗難モード”の場合にはCPUからの読み
出し信号の順序が“通常モード”の場合と異なる。
【0052】図4(a)をチューナ部8またはデッキ部
9からの再生信号(A/Dコンバータ41でデジタル信
号化されたもの)データは、書き込み時には“通常モー
ド”、“盗難モード”の場合とも図4(b)に示すよう
にアドレスの昇順(或いは降順でもよい)に書き込まれ
る。
【0053】また、読み出し時にはCPU3は“通常モ
ード”の場合には書き込まれたアドレスの順序で読み出
しアドレスを送出するので図4(c)に示すように書き
込みデータと読み出しデータの順序は一致する。従っ
て、再生音は正常な状態で再生される。
【0054】一方、CPU3は“盗難モード”の場合に
は書き込まれたアドレスの順序とは異なり、ランダム関
数に基づく乱数によりデータの収納アドレスの読み出し
順序を決定し見掛け上ランダムな順序で読み出しアドレ
スを送出するので図4(d)に示すように書き込みデー
タと読み出しデータの順序は一致しない。従って、再生
音は出鱈目な音として再生される。
【0055】上記動作により本実施例では“盗難モー
ド”中はデッキ部7及びチューナ部8からの再生信号は
スクランブル処理により信号変換され音声信号は音楽的
価値のない音として再生される。
【0056】従って本実施例によれば暗証コードを知ら
ない者(盗んだ音響装置の使用者)は、本発明の盗難防
止装置を組み込んだ車載用音響装置を使おうとしても実
質的に使うことができない。また、表示部4に“盗難モ
ード”中の使用不能状態が“盗難モード”状態であるこ
とを使用者に告知するようにすることにより、音響装置
の故障との区別を付けやすく、正規の所有者にとっては
暗証コードの入力により簡単に“盗難モード”を解除し
て通常の音響装置として用いることができる。一方、暗
証コードを知らない者にとっては“盗難モード”の解除
は極めて難しい(理由は実施例1で述べた通りであり省
略する)。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、“盗難モード”中はデッキ部での録音媒体は全て排
出されるので、録音媒体からの音声信号の読み出し再生
が行えない。更に、第2の発明によればチューナ部から
の復調信号は遮断されるので音声が再生されない。第4
の発明によれば、“盗難モード”中はデッキ部及びチュ
ーナ部からの再生信号はスクランブル処理により信号変
換され音声信号は音楽的価値のない音として再生され
る。
【0058】従って、本発明(第1乃至第5の発明)に
よれば、暗証コードを知らない者(盗んだ音響装置の使
用者)は、本発明の盗難防止装置を組み込んだ車載用音
響装置を使おうとしても実質的に使うことができない。
【0059】更に、第3及び第5の発明によれば表示部
に“盗難モード”中の使用不能状態が“盗難モード”状
態であることを使用者に告知するようにすることによ
り、音響装置の故障との区別を付けやすく、正規の所有
者にとっては暗証コードの入力により簡単に“盗難モー
ド”を解除して通常の音響装置として用いることができ
る。
【0060】更にまた、暗証コードを知らない者にとっ
ては“盗難モード”の解除は極めて難しく、言い替えれ
ば本発明の盗難防止装置を組み込んだ車載用音響装置を
盗んでも当該車載用音響機器のプロテクトの解除が極め
て難しいので、盗難防止の予防効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく車載用音響機器の盗難防止装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】盗難モードにおける制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明に基づく車載用音響機器の盗難防止装置
の他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】スクランブル処理の説明図である。
【図5】盗難モードにおける制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】車載用音響機器の盗難防止装置の従来例であ
る。
【符号の説明】
1 キーボード(入力手段) 2 メモリ(記憶手段) 3 CPU 4 ディスプレイ(制限動作表現手段) 5 電源(主たる電源)としてのバッテリ 7 再生するデッキ部 8 チューナ部 9 PLL回路 10 ミュート回路(信号遮断手段) 41 A/Dコンバータ 42 RAM 43 D/Aコンバータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 31/00 519 A 8322−5D H04B 1/06 E 2116−5K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コードを記憶する記憶手段と、暗証
    コードを入力する入力手段と、前記識別コードと暗証コ
    ードを比較する比較手段を有し、音響機器が主たる電源
    と分離されたのちに再び主たる電源と接続されたとき前
    記入力手段により入力された暗証コードと前記識別コー
    ドとが一致しない場合に前記音響機器の動作を制限する
    動作制限手段を備えた車載用音響機器の盗難防止装置に
    おいて、 前記動作制限手段が、 音響機器が主たる電源と分離されたのちに再び主たる電
    源と接続された第1モードを検知する第1モード検知手
    段と、 前記第1モードの間、前記音響機器のデッキ部に挿入さ
    れた録音媒体を排出し、かつ前記音響機器のチューナ部
    の同調周波数を固定する阻止手段と、 を有することを特徴とする車載用音響機器の盗難防止装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載用音響機器の盗難防
    止装置において、 動作制限手段が、更に、第1モードの間、前記チューナ
    部からの復調信号を遮断する信号遮断手段を有すること
    を特徴とする車載用音響機器の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2項記載の車載用音響機
    器の盗難防止装置において、更に、第1モードの間、動
    作制限手段による音響機器の制限動作が該制限動作手段
    の制限動作であることを示す制限動作表現手段を有する
    ことを特徴とする車載用音響機器の盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 識別コードを記憶する記憶手段と、暗証
    コードを入力する入力手段と、前記識別コードと暗証コ
    ードを比較する比較手段を有し、音響機器が主たる電源
    と分離されたのちに再び主たる電源と接続されたとき前
    記入力手段により入力された暗証コードと前記識別コー
    ドとが一致しない場合に前記音響機器の動作を制限する
    動作制限手段を備えた車載用音響機器の盗難防止装置に
    おいて、 前記動作制限手段が、 音響機器が主たる電源と分離されたのちに再び主たる電
    源と接続された第1モードを検知する第1モード検知手
    段と、 前記第1モードの間、前記音響機器からの再生信号の順
    序を変換して出力するスクランブル処理手段と、 を有することを特徴とする車載用音響機器の盗難防止装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車載用音響機器の盗難防
    止装置において、更に、第1モードの間、動作制限手段
    による音響機器の制限動作が該制限動作手段の制限動作
    であることを示す制限動作表現手段を有することを特徴
    とする車載用音響機器の盗難防止装置。
JP5136647A 1993-05-14 1993-05-14 車載用音響機器の盗難防止装置 Pending JPH06321018A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997004453A1 (en) * 1995-07-14 1997-02-06 Fujitsu Ten Limited Security device for audio apparatus
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JP4819037B2 (ja) * 2004-05-04 2011-11-16 オーツー マイクロ, インコーポレーテッド 工具識別回路を備えるコードレス電動工具

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