JPH0632124Y2 - 非常用脱出ハッチの囲枠 - Google Patents

非常用脱出ハッチの囲枠

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JPH0632124Y2
JPH0632124Y2 JP10187288U JP10187288U JPH0632124Y2 JP H0632124 Y2 JPH0632124 Y2 JP H0632124Y2 JP 10187288 U JP10187288 U JP 10187288U JP 10187288 U JP10187288 U JP 10187288U JP H0632124 Y2 JPH0632124 Y2 JP H0632124Y2
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満 田中
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有限会社田中製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建築物の床面に設置し非常時に階下等の安全
な場所への脱出するための避難装置の脱出ハッチの囲枠
に関する考案である。
〔従来の技術〕
従来から用いられている脱出ハッチの囲枠は囲部材を溶
接や鋲螺等で接合したものが用いられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の脱出ハッチの囲枠は、上記したように製造工場に
おいてあらかじめ注文通りに組立てられたものであるか
ら嵩が高く保管上や輸送上での取扱いの面倒なものであ
る。
この考案は上記した従来品に鑑み、嵩を低くして保管上
や輸送上での取扱いを容易にした囲枠を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の課題を解決するため次の考案をした。
脱出ハッチの囲枠を構成するべく囲の各角部に角部材
(1)を定位させるとともに各角部材(1)と(1)との間に囲
部材(2)を夫々定位させておいて角部材(1)に定着し、上
下方向に開口する脱出口(3)を有せしめたものである。
そしてこの囲枠は製造工場において角部材(1)と囲部材
(2)とを夫々別個に製造し囲枠としての組立てをするこ
となく組立キットとしてそのまゝ建築現場に持ち込みこ
こで組立てるようにするもので、囲部材(2)は長尺のも
のをあらかじめ所定の長さに裁断しておいて、作業現場
で組立てだけをするようにしたものでもよく、長尺のま
ゝの囲部材を現場に持ち込み、こゝで所定の長さに裁断
して角部材(1)とともに囲枠を構成してもよい。
〔作用〕
この考案において、角部材(1)は囲部材(2)とで囲枠を構
成するため略形断面の基体(11)の左右両側部の左支受
部(111)と右支受部(112)とで囲部材(2)を支受し囲枠が
形成される。
基体(11)の内面側の角部分(12)を面取りしておくと、基
体の内面側の角部と外面側の角部との対角長さが長くな
って角部分の強度を増大することができるとともに、こ
の左、右両支受部(111)と(112)に囲部材(2)を係合した
際、各囲部材(2)の端面が面取りのされた角部分(12)に
遮られて互いに接触せずに離れた状態で定位するので各
囲部材(2)の対向端面が突き合うことがなく角部材(1)に
囲部材を正確且確実に定位することができる。
もし角部分(12)に面取りがなされていないと左側の囲部
材と右側の囲部材の端面が互に寄り合って突き合い囲部
材間でこじ合って囲枠の構成が不完全となる虞がある。
しかしながらこの考案のように基体(11)の内面側の角部
分(12)を面取りしたものでは上記したような不正係合を
させない。即ち囲部材(2)と囲部材(2)とが上下方向に偏
移することなく正確且確実に囲枠を構成するものであ
る。
また角部材(1)の開き角を直角以外の角度とすると四角
形以外の多角形の囲枠を構成することができる。
次に囲部材(2)は板材の上方部分と下方部分の両方を折
り返し屈曲したことで囲部材(2)の曲げモーメントに対
する強度を大となすとともに、左右の両端部分を角部材
(1)の左支受部(111)と右支受部(112)とに係合させる係
合部(21)、(22)とすることができる。
また本考案の囲枠は、分解と組立を容易とする。そして
組立てられた囲枠は、従来のものと同等乃至それ以上の
強度を持ち脱出ハッチの囲枠として非常時にその機能を
充分に発揮し避難者を安全迅速に通過させることができ
る。
なおこの囲枠は、通常は上下両端を蓋によって閉止して
おると用心がよく、またこの内に階下に避難できる綱や
折り畳み梯子等の避難用具を収容しておくとよいこと勿
論である。
〔実施例〕
この考案の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
(1)は囲枠を形成すべく囲部材(2)を支受する角部材でア
ルミニューム合金を鋳造したもの、そして角部材(1)は
直角に屈曲して断面が略形の基体(11)の左側部分と右
側部分に囲枠を支受すべく左支受部(111)と右支受部(1
12)を設けたもので、この左右両支受部(111)と(112)は
これに係合する囲部材(2)との対面部分が囲部材(2)の板
厚分小さくなり段を形成している。
これによって囲部材(2)は角部材(1)と面一で係合するこ
とができる。
(12)は角部材(1)の基体(11)の内面側の面取りをされた
角部分で基体(11)を補強するものであり、さらに(13)と
(14)は基体(11)の外面側の外角部で、その上方部分と下
方部分とに夫々設けた上部補強体と下部補強体である。
上記した実施例は鋳造品であるが、このほか型鍜造品や
プレス加工品であってもよく、要は丈夫な囲枠構成ので
きるものであれば実施例に限るものではなく、上、下各
補強体(13)と(14)も角部材(1)が丈夫でしかも囲部材(2)
が正確且確実に支持できるものであればあえて必要とす
るものではない。
(2)はアルミニューム合金からなる板材の上方部分と下
方部分とを折り曲げて補強部(23)を兼る角部材(1)への
係合部(21)、(22)を有しめたもので、係合部(21)と(22)
は実施例では基体(11)の左右両支受部(111)と(112)のほ
か上、下両補強体(13)と(14)にも係合し強力な係合を維
持しようとするものである。
また囲部材(2)は、実施例では板をプレス加工したもの
であるが、このほか金型による引抜き加工をしたもので
もよく、要は丈夫な囲部材(2)であれば実施例に限るも
のではない。
さらに囲枠の形成において、角部材(1)に囲部材(2)を係
合するについて実施例では嵌合い方式と螺子止の併用で
あるが、このほか嵌合いを強制嵌合のみであってもよ
く、また囲部材(2)が丈夫なものであれば板状であって
もよく、従って角部材(1)との係合は左、右両支受部(1
11)、(112)に重ね合はせて螺子止めするだけであっても
よく、要は丈夫で囲枠が構成できるものであれば実施例
に限定されるものではない。
なお囲枠の別の実施例として上記した四角形以外の囲枠
例えば六角形や円形のものを構成する場合には、基体(1
1)の開き角を変更すればよく上記六角形では開き角を1
20度とし、円形では凹弧状とすればよく、要は所望の
囲枠が構成できるよう基体(11)の開き角が設定できるも
のであるから囲枠の形状は実施例に限定されるものでは
ない。
〔考案の効果〕 この考案は上記したように、角部材(1)と囲部材(2)とを
夫々別途に形成したものを製造工場等で最初から組立て
ることなく建設現場で組立てて囲枠を製するため、組立
てをなすまでは小さな容器に納まるから嵩が低く輸送や
倉庫内に格納する際に取扱いが容易であるとともに、密
度の高い輸送や倉庫への格納ができるものである。また
組立てにおいても特別の工具を必要とせず簡単に組み上
げることができる。
さらに、建物の脱出口は全て同じ大さではなく規格では
大小多種類がある。
そのため従来では規格に該当する囲枠を多種類準備し、
注文があると注文に該当する囲枠を提供していたから、
上記したような嵩高なものとなって取扱が面倒で製造す
る側では大きな問題点であった。
ところが本考案では角部材(1)と、これに係合するべき
囲部材(2)の長尺材を夫々に別途に準備しておくと、注
文を受けた際、長尺の囲部材を所定の寸法に切断するだ
けで何の面倒もなく一刻に多種類の囲枠を受注しても即
座に納品することができるもので、その価格も提供し作
業現場で組立てるため従来より安価に提供できるもので
ある。
このほか上記した角部材と長尺の囲部材を作業現場に持
ち込むと、現場において設計通りの囲枠の形成が可能と
なり、現場、現場に対応し得る囲枠が簡単且容易に形成
できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので 第1図は斜視図、 第2図は角部材の支受部に囲部材の係合部を係合した部
分の断面図、 第3図乃至第6図は角部材を示す図で、 第3図は角部材の正面図 第4図は角部材の左側面図 第5図は囲部材の側面図 第6図は角部材の平面図 第7図は角部材の底面図である。 1:角部材、(11):基体、1:角部分、 (13):上部補強体、(14):下部補強体、 (111):左支受部、(112):右支受部 2:囲部材、(21),(22):係合部 (23):補強部、3:脱出口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱出ハッチの囲枠を構成すべく、囲の各角
    部に角部材(1)を定位するとともに、各角部材(1)と(1)
    の間に囲部材(2)を夫々定位し角部材に定着して囲の上
    下方向に開口する脱出口(3)を有せしめてなることを特
    徴とする非常用脱出ハッチの囲枠。
  2. 【請求項2】角部材(1)は断面が略形の基体(11)の左
    側部と右側部に夫々左支受部(111)と右支受部(112)を有
    し、しかも上記基体(11)の内面側の角部分(12)が面取り
    されてなることを特徴とする請求項第1記載の非常用脱
    出ハッチの囲枠。
  3. 【請求項3】囲部材(2)は板材で、その上方部分と下方
    部分が折り返されて屈曲し角部材(1)の左支受部(111)と
    右支受部(112)に係合するべく係合部(21)と(22)を夫々
    設けた異形材からなるものであることを特徴とする請求
    項第1記載の非常用脱出ハッチの囲枠。
JP10187288U 1988-07-29 1988-07-29 非常用脱出ハッチの囲枠 Expired - Lifetime JPH0632124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10187288U JPH0632124Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 非常用脱出ハッチの囲枠

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JP10187288U JPH0632124Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 非常用脱出ハッチの囲枠

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Publication Number Publication Date
JPH0223561U JPH0223561U (ja) 1990-02-16
JPH0632124Y2 true JPH0632124Y2 (ja) 1994-08-24

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JP10187288U Expired - Lifetime JPH0632124Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 非常用脱出ハッチの囲枠

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JP6738709B2 (ja) * 2016-10-06 2020-08-12 大成建設株式会社 避難ハッチ用外枠

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JPH0223561U (ja) 1990-02-16

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