JPH09268658A - 柱頭柱脚接合構造及びユニット建物 - Google Patents

柱頭柱脚接合構造及びユニット建物

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JPH09268658A
JPH09268658A JP7872996A JP7872996A JPH09268658A JP H09268658 A JPH09268658 A JP H09268658A JP 7872996 A JP7872996 A JP 7872996A JP 7872996 A JP7872996 A JP 7872996A JP H09268658 A JPH09268658 A JP H09268658A
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JP
Japan
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stigma
floor
wooden
column
pedestal
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JP7872996A
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Inventor
Makoto Hoshi
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木質柱の強度を損なうことなく、室内結露の
発生を防止する。 【解決手段】 雄型柱頭金物7は、雄型ジョイントピー
スを螺着して保持する箱金物73を取付補強プレート7
4を用いて質柱頭61に取付固定する。この場合、取付
補強プレート74は、屋外側に面する木質柱頭61の立
側面には配設されず、しかも、各取付補強プレート74
の横幅が、木質柱6の横幅よりも狭幅に設定され、取付
補強プレート74の屋外側の側縁端は、取付補強プレー
ト74が当接する木質柱6の立側面の屋外側の側縁端よ
りも屋内側に配置され。下階木質柱脚に取り付け固定さ
れる雌型柱脚金物についても同様である。したがって、
屋外に熱が逃げる冷橋や放熱板が形成されない。それゆ
え、室内側の壁面に結露が生じない。なお、屋外側に面
さない木質柱6の相対向する二つの立側面には取付補強
プレート74は当接固定されるので、木質柱6の強度は
損なわれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建物の
上階側の柱と下階側の柱とを突合せの状態で接合するた
めの柱頭柱脚接合構造及び該柱頭柱脚接合構造を採り入
れたユニット建物に関し、特に、木質柱同士の接合、木
質系ユニット建物に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来から、建物の工業生産化率を高める
一方式として、ユニット建物が普及している。このユニ
ット建物は、一棟の建物を予めいくつかの運搬可能な大
きさのユニットに分けて工場で生産した後、これらのユ
ニットを建築現場に輸送し、予め準備した基礎の上で施
工・組立する方式の建物である。組立は、まず、下階と
なる建物ユニットを基礎の上に据え付けてから相互に連
結し、次に、据え付けられた下階建物ユニットの上に上
階となる建物ユニットを据え付けてから相互に連結し、
さらに、上階建物ユニット(上階部分がない場合には、
下階建物ユニット)の上に対応する屋根ユニットを据え
付け、これら屋根ユニットを相互に連結することで行わ
れる。
【0003】また、最近では、このようなユニット建物
の組立簡易性・施工迅速性・作業安全性の一層の向上を
図ることを目的として、上階建物ユニットと下階建物ユ
ニットとを、対応する柱同士を相互に突き合わせて重ね
るだけで、自動的に締結できる係合固定式の柱頭柱脚接
合構造が、例えば、この出願人の出願に係る特願平7−
154597号等によって提供されている。上記出願に
係る柱頭柱脚接合構造では、図11に示すように、予め
下階建物ユニットの四隅に配される柱(図では、木質柱
の例を示す)100の上端部(柱頭)101に、上面開
口の凹部102を設け、この凹部102に収納固着され
た裏ナット200に、輪帯状の凹段部301を有する円
錐型のねじ付きピン300を螺着しておく。一方、上階
建物ユニットの四隅に配される柱400(図では、木質
柱の例を示す)の下端部(柱脚)401に下面開口の凹
部402を設け、この凹部402に、可撓性を有する素
材によって形成された二股状の可撓性係止部材500を
吊り下げ状態で収納固着しておく。
【0004】このような構成において、下階建物ユニッ
トの上に上階建物ユニットを載置固定する際には、同図
に示すように、上階建物ユニットの四隅に配された柱4
00を下階建物ユニットの四隅に配された柱100の上
にゆっくり吊り下ろして行き、上階柱脚401と下階柱
頭101とを互いに突合せの状態にして行く。このと
き、上階柱脚401に設けられた可撓性係止部材500
の二股先端部501が、下階柱頭101に螺着された円
錐型のピン300によって押圧され、ピン300が円錐
状に形成されているため、可撓性係止部材500の二股
先端部501が押し広げられながら摺動し、図12に示
すように、ピン300の円錐下端に来ると凹段部301
に嵌まって係止固定される。このようにして、下階建物
ユニットと上階建物ユニットとが自動的に締結固定され
るので、組立作業が簡易・迅速・安全となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
柱頭柱脚接合構造を木質柱に適用する場合には、柱頭1
01の上面や柱脚401の下面に、ピン300や可撓性
係止部材500や裏ナット200等を収納固着するため
の凹部(切欠)102,402を設けることから、木質
柱に大きな断面欠損が生じ、木質柱の強度が著しく低下
してしまうという問題が生じる。そこで、上記従来の柱
頭柱脚接合構造では、図11及び図12に示すように、
ピン300や可撓性係止部材500や裏ナット200の
取付金物として角型の筒金物600,700を用い、こ
れら角型の筒金物600,700を柱頭101や柱脚4
00に被せ、ボルト等の固定具800,800で固定す
ることにより、断面欠損による木質柱の強度低下を補強
するようにしている。
【0006】しかしながら、反面、図12に示すよう
に、これらの筒金物600,700が、屋外側の冷気を
室内側にもたらす冷橋となって、室内の壁面に結露90
0を発生させ、発生した結露900がしみとなって残っ
たり、黴を発生させて壁面を汚すという不愉快な問題が
生じた。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、木質柱の必要強度を損なうことなく、室内結露
の発生を防止できる柱頭柱脚接合構造及び該接合構造を
採り入れたユニット建物を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、上階側の角型木質柱の下端
部である上階木質柱脚と、下階側の木質柱の上端部であ
る下階木質柱頭とが、互いに突合せの状態で、かつ、自
動係合式の接合金物により接合されてなる柱頭柱脚接合
構造に係り、上記接合金物が、上記上階木質柱脚に取付
固定された柱脚金物と、上記下階木質柱頭に取付固定さ
れた柱頭金物とからなり、上記下階木質柱頭の上に上記
上階木質柱脚を突合せの状態で載置するときの垂直荷重
の働きにより、上記柱頭金物と柱脚金物とが自動的に係
合状態になって上記下階木質柱頭と上階木質柱脚とが互
いに接合され、上記柱頭金物が、雄型又は雌型の第1の
係止金具と、該第1の係止金具を支持固定するための第
1の支持部材と、上記下階木質柱頭の所定の立側面に固
定具で当接固定され、上記第1の支持部材を上記下階木
質柱頭に取付固定すると共に、該下階木質柱頭を補強す
るための第1の取付補強部材とを備えてなり、かつ、上
記柱脚金物が、上記垂直荷重の作用により上記第1の係
止金具と押し合うと該第1の係止金具と係合状態になる
雌型又は雄型の第2の係止金具と、該第2の係止金具を
支持固定するための第2の支持部材と、上記上階木質柱
脚の所定の立側面に固定具で当接固定され、上記第2の
支持部材を上記上階木質柱脚に取付固定すると共に、該
上階木質柱脚を補強するための第2の取付補強部材とを
備えてなると共に、上記第1及び第2の取付補強部材
が、いずれも、上記下階木質柱頭又は上階木質柱脚の複
数の立側面のうち、屋外に面する立側面を除く立側面の
みに当接配置されて固定具で固定されていることを特徴
としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の柱頭柱脚接合構造に係り、上記第1及び第2の取付
補強部材が、いずれも、互いに所定の間隙を開けて相対
向配置された一対の金属プレート部からなると共に、こ
れら一対の金属プレート部が、上記上階木質柱脚又は下
階木質柱頭の複数の立側面のうち、屋外側の立側面に直
交して相対向する二つの立側面を挟む状態に、これら二
つの立側面に当接配置されて固定具で固定されているこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の柱頭柱脚接合構造に係り、上階側の木質柱の下端部
である上階木質柱脚と、下階側の木質柱の上端部である
下階木質柱頭とが、互いに突合せの状態で、かつ、自動
係合式の接合金物により接合されてなる出隅部の柱頭柱
脚接合構造であって、上記第1及び第2の取付補強部材
が、いずれも、互いに直交する一対の金属プレート部か
らなると共に、これら一対の金属プレート部が、上記上
階木質柱脚又は下階木質柱頭の複数の立側面のうち、互
いに直交状態に相隣る屋外側の二つの立側面を除く、互
いに直交状態に相隣る残り二つの立側面に当接配置され
て固定具で固定されていることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項2又
は3記載の柱頭柱脚接合構造に係り、上記各金属プレー
ト部が、その横幅を、上記上階木質柱脚又は下階木質柱
頭の対応する立側面の横幅よりも小さく設定されてい
て、かつ、当該立側面であって、その屋外側の側縁端よ
りも内側の部位に当接配置されて固定具で固定されてい
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項1,
2,3又は4記載の柱頭柱脚接合構造に係り、上記雄型
の第1又は第2の係止金具が、先端部がテーパ状の係止
段部付きピン部材からなり、かつ、上記雌型の第2又は
第1の係止金具が、上記垂直荷重の作用により上記ピン
部材と押し合うと該ピン部材の係止段部と係合状態にな
る一対の係止片を先端部に有する二股状の可撓性部材か
らなると共に、上記ピン部材が、上記下階木質柱頭の上
面又は上階木質柱脚の下面を切り欠いて設けた凹部内に
収納配設された上記第1又は第2の支持部材に、上記下
階木質柱頭の上面又は上階木質柱脚の下面から上方又は
下方に突隆する状態に固着され、かつ、上記二股状の可
撓性部材が、上記上階木質柱脚の下面又は下階木質柱頭
の上面を切り欠いて設けた凹部内に収納配設され、該凹
部内に同じく収納配設された上記第2又は第1の支持部
材に、二股先端部を下向き又は上向きにした状態で固着
されていることを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、建物の上階
部分を構成する上階建物ユニットを、同建物の下階部分
を構成する下階建物ユニットの上部に載置組立してなる
ユニット建物に係り、任意の上階建物ユニットに組み込
まれた木質柱の下端部である上階木質柱脚と、対応する
下階建物ユニットに組み込まれた木質柱の上端部である
下階木質柱頭とが、互いに突合せの状態で、かつ、請求
項1,2,3,4又は5記載の柱頭柱脚梁接合構造によ
り接合されてなることを特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の構成では、木質柱の外側周面を構成
する複数の立側面のうち、屋外側に面する立側面には、
取付補強板(金属プレート部)は配設されていない。し
たがって、屋外に熱が逃げる冷橋や、熱を逃がす放熱部
ができないので、室内側壁面に結露が発生せず、居住快
適性が損なわれない。なお、木質柱の少なくとも一つの
立側面には取付補強板(金属プレート部)が当接固定さ
れるので、柱の必要強度は損なわれない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である自動係合式の柱頭
柱脚接合構造を採り入れたユニット建物の一部構成を分
解して示す分解斜視図、図2は、同実施例に用いられる
雄型柱頭金物の構成及び取付状態を示す図で、同図
(a)は、分解正面図、同図(b)は、正面図、図3
は、同じく雄型柱頭金物の構成及び取付状態を示す図
で、同図(a)は、図2(a)のA−A線に沿う分解垂
直断面図、同図(b)は、図2(b)のB−B線に沿う
垂直断面図、図4は、同実施例に用いられる雌型柱脚金
物の構成及び取付状態を示す図で、同図(a)は、正面
図、同図(b)は、同図(a)のC−C線に沿う垂直断
面図、図5は、同雄型柱頭金物を構成するジョイントピ
ンの正面図、図6は、同雌型柱脚金物を構成する二股状
の板ばね係止部材を示す図であり、同図(a)は正面
図、同図(b)は、同図(a)のD−D線に沿う水平断
面図、また、図7は、同ユニット建物の組立施工時に、
同雄型柱頭金物(ジョイントピン)と同雌型柱脚金物
(二股状の板ばね係止部材)とが自動的に嵌合係着され
て、柱頭柱脚接合構造が作られてゆく様子を示す図であ
る。
【0016】この例のユニット建物は、図1に示すよう
に、予め準備したコンクリート基礎1の上に、建物各階
の部屋部分を構成する建物ユニット2A,2B,2Cと
屋根部分を構成する屋根ユニット3とを水平方向及び垂
直方向(同図には垂直方向のみを示す)に組立連結して
なる木質三階建住宅に係り、各建物ユニット2A,2
B,2Cは、床パネル4の三つの側縁に沿って、壁パネ
ル5,5,…が壁勝ちに立設され、四隅には、構造耐力
を高めるために角形の木質柱6,6,…が配されてい
る。
【0017】床パネル4は、根太(短根太)41,4
1,…に直交してこれらの木口と突き付けの状態で、端
根太(長根太)42,42が釘打ちされて方形の床枠組
が構成され、この床枠組の上面に構造用合板やパーティ
クルボード等の図示せぬ床面材が取り付けられて床構面
として構成されている。各壁パネル5,5,…は、縦枠
51,51,…の上端と下端とのそれぞれにおいてこれ
らの木口と突き付けの状態で上枠52と下枠53がそれ
ぞれ釘打ちされて壁枠組とされ、この壁枠組の内面及び
外面の両側に石膏ボードや硬質木片セメント板等の壁面
材が取り付けられて耐力壁とされている。これらの壁面
材の外面は、それぞれ内装、外装の仕上げも施され、さ
らに、必要に応じて断熱材が充填されている。
【0018】また 木質柱6は、壁パネル5,5の最外
縁の縦枠51とボルトで接合されている。ここで、床パ
ネル4の構成材である各根太41,42には、例えば、
JAS寸法形式206材(38×140mmの製材又は
集積材)が用いられる、また、壁パネル5の構成材であ
る縦枠51、上枠52、下枠53には、例えば、204
材(38×140mmの製材又は集積材)や206材が
用いられる。また、木質柱6には、例えば、404材
(89×89mmの製材又は集積材)が好適に用いられ
る。
【0019】上記構成のユニット建物は、自動係合式の
接合金物(柱頭柱脚接合金物)を用いて、下階の建物ユ
ニット2A(2B)と上階の建物ユニット2B(2C)
とが、四隅において、柱頭柱脚接合されることにより構
成され、必要に応じて、上階の壁パネル5の下枠53が
下階の壁パネル5の上枠52に釘打ち固定又はボルト締
めされている。すなわち、この実施例で用いられる自動
係合式の接合金物は、図2及び図3に示すように、各木
質柱6の上端部である木質柱頭61に取付固定された雄
型柱頭金物7と、図4に示すように、各木質柱6の下端
部である木質柱脚62に取付固定された雌型柱脚金物8
とから構成されている。
【0020】上記雄型柱頭金物7は、図5に示すよう
に、先端部にテーパ状の頭部71a、中間部に凹段部
(嵌合係着段部)71b、後端部に雄ねじ部71cをそ
れぞれ有するジョイントピン71と、図2及び図3に示
すように、このジョイントピン71を螺着して固定する
ためのM20の裏ナット72と、この裏ナット72を収
納保持するための6面体構成の箱金物73と、この箱金
物73を木質柱頭61に取付固定すると共に、木質柱頭
61を補強するための一対の取付補強プレート74,7
4と、必要に応じて、木質柱頭61の上端面と壁パネル
5の上枠52の上面との間の厚さ調整を行うための方形
鋼板製(例えば、厚さ4mm)のスペーサ75とから構
成されている。
【0021】これに対応して、木質柱頭61の上端面に
は、雄型柱頭金物7を装着するための凹部63が、木質
柱頭61の四つの立側面のうち、屋外側の立側面に直交
して相対向する二つの立側面間を切り通す状態に設けら
れている(図2(a))。さらに、これら二つの立側面
間を貫いて、上下二つの取付用のボルト挿通孔が設けら
れている。
【0022】箱金物73は、上蓋73aと下蓋73bと
断面長方形の角筒部73cとから6面体箱形に構成さ
れ、木質柱頭61の上端面の凹部63と嵌合可能な大き
さ形状に形成されている。箱金物73の上蓋73aには
ジョイントピン71の雄ねじ部71cを挿通させる貫通
孔が穿孔されていて、裏面には裏ナット72が貫通孔と
軸芯を共通にして溶接により固定されている。この裏ナ
ット72にジョイントピン71の雄ねじ部71cが螺合
されることで、ジョイントピン71が箱金物73の上蓋
73aに突隆状態に取付固定される。なお、スペーサ7
5にもジョイントピン71の雄ねじ部71cを挿通させ
る貫通孔が穿設されていて、厚さ調整が必要なときは
(図2(a)及び図3(a))、まず、箱金物73の上
蓋73aにスペーサ75を載せてから、ジョイントピン
71の雄ねじ部71cが、スペーサ75及び上蓋73a
の貫通孔を挿通して裏ナット72に螺着されて固定され
る。
【0023】また、取付補強プレート74,74は、横
幅(38mm)が、404材(89×89mm)の木質
柱6の横幅よりも狭幅で、かつ、比較的長尺の鋼板(例
えば、4.5×38×229mm)からなり、長手方向
を垂下する状態で、それぞれの上端部が箱金物73(角
筒部73c)の相対向する短辺側の両外側面に当接され
て、溶接により固着されている。これらの取付補強プレ
ート74,74には、木質柱頭61に予め設けられた上
下二つのボルト挿通孔に対応する位置に、二つの取付用
のボルト挿通孔が開けられている。
【0024】上記構成の雄型柱頭金物7を、屋外側に配
設される木質柱頭61の上端面に取付固定するには、木
質柱頭61の上端面の上方から、取付補強プレート7
4,74を、木質柱頭61の四つの立側面のうち、屋外
側の立側面に直交して相対向する二つの立側面を挟み込
む状態で、箱金物73を木質柱頭61上端面の凹部63
に嵌め込む。このとき、取付補強プレート74,74
は、横幅(38mm)が、木質柱6の横幅(89mm)
よりも狭幅に設定されているので、これらの屋外側の側
縁端は、図2に示すように、取付補強プレート74,7
4が当接する木質柱頭61の立側面の屋外側の側縁端よ
りも充分屋内側に配置されることとなる。そして、箱金
物73が木質柱頭61の凹部63に完全に嵌め込まれた
とき、図2及び図3に示すように、2枚の取付補強プレ
ート74,74に設けられた上下二つのボルト挿通孔
と、木質柱頭61に予め設けておいた上下二つのボルト
挿通孔とがそれぞれ重なる状態となるので、これらのボ
ルト挿通孔に例えばM12の長ボルト76,76を挿通
し、挿通した長ボルト76,76をナット77,77で
締結固定する。このようにして、雄型柱頭金物7が、木
質柱頭61の上端面に取付固定される。なお、これらの
取付補強プレート74,74は、上端面に凹部63が刻
設されたために、強度が低下した木質柱頭61を補強す
る機能も有している。
【0025】次に、上記雌型柱脚金物8は、図6に示す
ように、上階積載時に加えられる垂直荷重の作用により
ジョイントピン71の凹段部71bに嵌合係着される一
対の係止片81a,81aを先端部に有し、後端部に取
付孔81bを有する二股状の板ばね係止部材(ばね鋼)
81と、図4に示すように、この板ばね係止部材81を
収納するための6面体構成の箱金物82と、板ばね係止
部材81を箱金物82に収納状態で支持固定するための
取付ボルト83と、接合解除用の雄ねじ部材84と、箱
金物82を木質柱脚62に取付固定すると共に、木質柱
脚62を補強するための一対の取付補強プレート85,
85とから構成されている。
【0026】これに対応して、木質柱脚62の下端面に
は、雌型柱脚金物8を装着するための凹部64が、木質
柱脚62の四つの立側面のうち、屋外側の立側面に直交
して相対向する二つの立側面間を切り通す状態に設けら
れている(図4(a))。さらに、これら二つの立側面
間を貫いて、上下二つの取付用のボルト挿通孔が設けら
れている。
【0027】箱金物82は、比較的厚肉の上蓋82aと
下蓋82bと断面長方形の角筒部82cとから6面体箱
形に構成され、木質柱脚62の下端面の凹部64と嵌合
可能な大きさ形状に形成されている。箱金物82の上蓋
82aには取付ボルト83と螺合可能な雌ねじ部が設け
られている。また、下蓋82bには、接合作業時、雄型
柱頭金物7のジョイントピン71を箱金物82の内部に
挿入させるための貫通孔が設けられている。二股状の板
ばね係止部材81は、図4(b)に示すように、係止片
81a,81a(以下、二股先端部ともいう)を下向き
にして、箱金物82内に収納され、取付孔81bを経由
して、取付ボルト83が上蓋82aの雌ねじ部に螺着す
ることで、箱金物82の上蓋82aに固着されている。
【0028】また、取付補強プレート85,85は、横
幅(38mm)が、404材(89×89mm)の木質
柱6の横幅よりも狭幅で、かつ、比較的長尺の鋼板(例
えば、4.5×38×248mm)からなり、長手方向
が起立する状態で、それぞれの下端部が箱金物82(角
筒部82c)の相対向する短辺側の両外側面に当接され
て、溶接により固着されている。これらの取付補強プレ
ート85,85には、木質柱脚62に予め設けられた上
下二つのボルト挿通孔に対応する位置に、二つの取付用
のボルト挿通孔が開けられている。
【0029】上記構成の雌型柱脚金物8を、屋外側に配
設される木質柱脚62の下端面に取付固定するには、木
質柱脚62の下端面の下方から、取付補強プレート8
5,85を、木質柱脚62の四つの立側面のうち、屋外
側の立側面に直交して相対向する二つの立側面を挟み込
む状態で、箱金物82を木質柱脚62下端面の凹部64
に嵌め込む。このとき、取付補強プレート85,85
は、横幅(38mm)が、木質柱6の横幅(89mm)
よりも狭幅に設定されているので、これらの屋外側の側
縁端は、図4(a)に示すように、取付補強プレート8
5,85が当接する木質柱脚62の立側面の屋外側の側
縁端よりも充分屋内側に配置されることとなる。そし
て、箱金物82が木質柱脚62の凹部64に完全に嵌め
込まれたとき、図4(a),(b)に示すように、2枚
の取付補強プレート85,85に設けられた上下二つの
ボルト挿通孔と、木質柱脚62に予め設けておいた上下
二つのボルト挿通孔とがそれぞれ重なる状態となるの
で、これらのボルト挿通孔に例えばM12の長ボルト7
6,76を挿通し、挿通した長ボルト76,76をナッ
ト77,77で締結固定する。このようにして、雌型柱
脚金物8が、木質柱脚62の下端面に取付固定される。
なお、これらの取付補強プレート85,85は、下端面
に凹部64が刻設されたことによる木質柱脚62の強度
低下分を補強する機能も有している。
【0030】次に、ユニット建物の組立施工時、この例
の柱頭柱脚接合構造により、上階の建物ユニット2B
(2C)と、下階の建物ユニット2A(2B)とを連結
するには、まず、上階の建物ユニット2B(2C)を、
既設の下階の建物ユニット2A(2B)の上部にまでク
レーンで運び、図7(a)に示すように、互いの四隅
(上階側の柱脚62と対応する下階側の柱頭61と)が
重なる位置で、上階の建物ユニット2B(2C)を、既
設の下階の建物ユニット2A(2B)の上部にゆっくり
と下ろしてゆく。このとき、下階木質柱頭61(雄型柱
頭金物7)のジョイントピン71が、所望の挿入荷重
(例えば、上階の建物ユニット2B(2C)の重量の1
/4の垂直荷重)で上階木質柱脚62(雌型柱脚金物
8)の箱金物82内に挿入され、箱金物82内の二股状
の板ばね係止部材81がジョイントピン71によって押
圧され、ジョイントピン71の頭部71aがテーパ状に
形成されているため、同図(b)に示すように、板ばね
係止部材81の二股先端部81a,81aが押し広げら
れながら摺動し、同図(c)に示すように、ジョイント
ピン71の頭部71aを過ぎると、凹段部71bに嵌ま
って係止固定される。そして、このような自動係合式の
柱頭柱脚接合が、ユニット四隅で行われることにより、
上階の建物ユニット2B(2C)が下階の建物ユニット
2A(2B)に確実に固定される。
【0031】この第1実施例の構成によれば、屋外側に
面する木質柱の立側面には、取付補強プレート74,8
5が配設されないので、屋外に熱を逃がす放熱部が形成
されない。しかも、取付補強プレート74,85の横幅
が、木質柱6の横幅よりも狭幅に設定され、取付補強プ
レート74,85の屋外側の側縁端は、これらの取付補
強プレート74,85が当接する木質柱頭61又は木質
柱脚62の立側面の屋外側の側縁端よりも充分屋内側に
配置されているので、屋外に熱が逃げる冷橋も形成され
ない。それゆえ、室内側壁面に結露が発生せず、居住快
適性が損なわれない。なお、屋外側に面さない木質柱の
相対向する二つの立側面には取付補強プレート74,8
5が当接固定されるので、柱の必要強度は損なわれな
い。
【0032】◇第2実施例 図8は、この発明の第2実施例である2柱頭2柱脚接合
構造の一部(2柱頭側)を示す分解斜視図である。上述
の第1実施例では、この発明の基本構造ともいうべき1
柱頭1柱脚接合構造について説明したが、この第2実施
例では、2柱頭2柱脚接合構造について簡単に述べる。
2柱頭2柱脚が集結するのは、図8に示すように、2つ
の下階建物ユニットが、互いに妻方向又は桁方向に隣接
して配置されると共に各下階建物ユニットの上部に上階
建物ユニットが載置される場合に生じるが、このような
場合には、1柱頭用のスペーサ75(図3)を2枚用い
る代わりに、2柱頭に跨る長方形の2穴スペーサ(水平
接合プレート)75aを用いるようにすれば、柱頭柱脚
間の接合に留まらず、柱頭柱頭間及び柱脚柱脚間を接合
することもできる。つまり、この第2実施例の2穴スペ
ーサ75aは、水平接合プレートとして機能するので、
この第2実施例の柱頭柱脚接合構造によれば、上下の建
物ユニット同士の連結に留まらず、水平方向に隣接する
建物ユニット間の連結を行うこともできる。
【0033】◇第3実施例 図9は、この発明の第3実施例である柱頭柱脚接合構造
の一部(2柱頭側)を示す分解斜視図である。この第3
実施例は、出隅部に適用される柱頭柱脚接合構造に係
り、この例の柱頭金物7aが、第1実施例のそれと異な
るところは、第1実施例では、一対の取付補強プレート
が74,74を、箱金物73(角筒部73c)の相対向
する短辺側の両外側面に取付固定したのに対して、この
第3実施例では、互いに直交して連設する二つの平板部
741,741を持つ山形の取付補強プレート74a
を、箱金物73(角筒部73c)の互いに直交状態に相
隣る二つの外側面に取付固定するようにした点である。
そして、この例の柱頭金物を下階木質柱頭61に取り付
ける際には、取付補強プレート74aの互いに直交する
二つの平板部741,741を、木質柱頭61の四つの
立側面のうち、屋外側に面する二つの立側面を除く残り
二つの立側面に当接配置して釘やビス等の固定具で固定
する。なお、この例の取付補強プレート74aの各平板
部741の横幅も、各平板部741が当接する下階木質
柱頭61の立側面の横幅よりも狭幅に設定されている。
また、この例の柱脚金物についても同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0034】この第3実施例の構成によれば、出隅部に
おいても、屋外側に面する木質柱6の二つの立側面に
は、取付補強プレートが配設されないので、屋外に熱を
逃がす放熱部が形成されない。しかも、取付補強プレー
トの互いに直交する二平面のそれぞれの横幅が、木質柱
6の横幅よりも狭幅に設定され、各平板部の屋外側の側
縁端は、各平板部が当接する木質柱6の立側面の屋外側
の側縁端よりも充分屋内側に配置されているので、屋外
に熱が逃げる冷橋も形成されない。それゆえ、室内側壁
面に結露が発生せず、居住快適性が損なわれない。な
お、屋外側に面さない木質柱6の相対向する二つの立側
面には取付補強プレートが当接固定されるので、柱の必
要強度は損なわれない。
【0035】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、雄型ジョ
イント部材(ジョイントピン)や雌型ジョイント部材
(二股状の板ばね係止部材)は、図示例のものに限定さ
れない。また、取付補強プレートは、木質柱6の屋外に
面する立側面に当接配置されなければ、屋外に熱を逃が
す放熱板も形成されないので、比較的暖かい地域では、
室内結露の防止に充分効果的である。それゆえ、木質柱
6の屋外に面する一つの立側面を除く残り三つの立側面
に当接配置される例えば断面コの字型の取付補強プレー
トを用いても良い。比較的暖かい地域では、同様の理由
から、取付補強プレート(又は平板部)の横幅が、木質
柱6の横幅と略同寸法でも良く、取付補強プレート(又
は平板部)の屋外側の側縁端が、取付補強プレート(又
は平板部)が当接する木質柱6の立側面の屋外側の側縁
端と一致していても良い。
【0036】また、第1実施例において、各取付補強プ
レート74,85の機械強度が充分であるならば、一対
の取付補強プレート74,85のうち、片方を省略する
こともできる。また、この発明の柱頭柱脚接合構造の適
用対象となる建物は、ユニット建物に限定されない。ま
た、上述の実施例では、木質柱頭側に雄型金物を、木質
柱脚側に雌型金物を用いたが、これを逆にして用いるこ
とも可能である。また、この発明は、柱が木質柱である
場合に特に効果的であるが、木質柱に限定されるもので
はなく、例えば、コンクリート柱、合成木材柱、強化プ
ラスチック(FRP)柱や、コンクリート、合成木材、
強化プラスチック(FRP)、鉄筋等を素材成分とする
複合材柱にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、木質柱の外側周面を構成する複数の立側面のう
ち、屋外側に面する立側面には、取付補強板(金属プレ
ート部)は配設されていない。したがって、屋外に熱が
逃げる冷橋や、熱を逃がす放熱部ができないので、室内
側壁面に結露が発生せず、居住快適性が損なわれない。
なお、木質柱の少なくとも一つの立側面には取付補強板
(金属プレート部)が当接固定されるので、柱の必要強
度は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である自動係合式の柱頭
柱脚接合構造を採り入れたユニット建物の一部構成を分
解して示す分解斜視図である。
【図2】同実施例に用いられる雄型柱頭金物の構成及び
取付状態を示す図で、同図(a)は、分解正面図、同図
(b)は、正面図である。
【図3】同じく雄型柱頭金物の構成及び取付状態を示す
図で、同図(a)は、図2(a)のA−A線に沿う分解
垂直断面図、同図(b)は、図2(b)のB−B線に沿
う垂直断面図である。
【図4】同実施例に用いられる雌型柱脚金物の構成及び
取付状態を示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)
は、同図(a)のC−C線に沿う垂直断面図である。
【図5】同雄型柱頭金物を構成するジョイントピンの正
面図である。
【図6】同雌型柱脚金物を構成する二股状の板ばね係止
部材を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)
は、同図(a)のD−D線に沿う水平断面図である。
【図7】同ユニット建物の組立施工時に、同雄型柱頭金
物(ジョイントピン)と同雌型柱脚金物(二股状の板ば
ね係止部材)とが自動的に嵌合係着されて、柱頭柱脚接
合構造が作られてゆく様子を示す図である。
【図8】この発明の第2実施例である2柱頭2柱脚接合
構造の一部(2柱頭側)を示す分解斜視図である。
【図9】この発明の第3実施例である柱頭柱脚接合構造
の一部(2柱頭側)を示す分解斜視図である。
【図10】従来における柱頭柱脚接合金物の構成を示す
部分断面図である。
【図11】同柱頭柱脚接合金物を用いた柱頭柱脚接合構
造を示す部分断面図である。
【符号の説明】 2A,2B 建物ユニット(下階建物ユニット) 2C,2B 建物ユニット(上階建物ユニット) 6 木質柱(柱) 61 木質柱頭(下階木質柱頭) 62 木質柱脚(上階木質柱脚) 63 木質柱頭の上端面の凹部 64 木質柱脚の下端面の凹部 7,7a 雄型柱頭金物(柱頭金物) 71 ジョイントピン(雄型の第1又は第2の係止
金具、係止段部付きピン部材) 71b 凹段部(嵌合係着段部、係止段部) 72 裏ナット(第1の支持部材) 73 箱金物(第1の支持部材) 74,74a 取付補強プレート(第1の取付補強
部材、金属プレート部) 76 長ボルト(固定具) 77 ナット(固定具) 8 雌型柱脚金物(柱脚金物) 81 板ばね係止部材(雌型の第1又は第2の係止
金具、二股状の可撓性部材) 81a 係止片 82 箱金物(第2の支持部材) 83 取付ボルト(第2の支持部材) 85 取付補強プレート(第2の取付補強部材、金
属プレート部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階側の柱の下端部である上階柱脚と、
    下階側の柱の上端部である下階柱頭とが、互いに突合せ
    の状態で、かつ、自動係合式の接合金物により接合され
    てなる柱頭柱脚接合構造であって、 前記接合金物は、前記上階柱脚に取付固定された柱脚金
    物と、前記下階柱頭に取付固定された柱頭金物とからな
    り、前記下階柱頭の上に前記上階柱脚を突合せの状態で
    載置するときの垂直荷重の働きにより、前記柱頭金物と
    柱脚金物とが自動的に係合状態になって前記下階柱頭と
    上階柱脚とが互いに接合され、 前記柱頭金物は、雄型又は雌型の第1の係止金具と、該
    第1の係止金具を支持固定するための第1の支持部材
    と、前記下階柱頭の所定の立側面に固定具で当接固定さ
    れ、前記第1の支持部材を前記下階柱頭に取付固定する
    と共に、該下階柱頭を補強するための第1の取付補強部
    材とを備えてなり、 かつ、前記柱脚金物は、前記垂直荷重の作用により前記
    第1の係止金具と押し合うと該第1の係止金具と係合状
    態になる雌型又は雄型の第2の係止金具と、該第2の係
    止金具を支持固定するための第2の支持部材と、前記上
    階柱脚の所定の立側面に固定具で当接固定され、前記第
    2の支持部材を前記上階柱脚に取付固定すると共に、該
    上階柱脚を補強するための第2の取付補強部材とを備え
    てなると共に、 前記第1及び第2の取付補強部材は、いずれも、前記下
    階柱頭又は上階柱脚の複数の立側面のうち、屋外に面す
    る立側面を除く立側面のみに当接配置されて固定具で固
    定されていることを特徴とする柱頭柱脚接合構造。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の取付補強部材は、い
    ずれも、互いに所定の間隙を開けて相対向配置された一
    対の金属プレート部からなると共に、これら一対の金属
    プレート部は、前記上階柱脚又は下階柱頭の複数の立側
    面のうち、屋外側の立側面に直交して相対向する二つの
    立側面を挟む状態に、これら二つの立側面に当接配置さ
    れて固定具で固定されていることを特徴とする請求項1
    記載の柱頭柱脚接合構造。
  3. 【請求項3】 上階側の柱の下端部である上階柱脚と、
    下階側の柱の上端部である下階柱頭とが、互いに突合せ
    の状態で、かつ、自動係合式の接合金物により接合され
    てなる出隅部の柱頭柱脚接合構造であって、 前記第1及び第2の取付補強部材は、いずれも、互いに
    直交する一対の金属プレート部からなると共に、これら
    一対の金属プレート部は、前記上階柱脚又は下階柱頭の
    複数の立側面のうち、互いに直交状態に相隣る屋外側の
    二つの立側面を除く、互いに直交状態に相隣る残り二つ
    の立側面に当接配置されて固定具で固定されていること
    を特徴とする請求項1記載の柱頭柱脚接合構造。
  4. 【請求項4】 前記各金属プレート部は、その横幅を、
    前記上階柱脚又は下階柱頭の対応する立側面の横幅より
    も小さく設定されていて、 かつ、当該立側面であって、その屋外側の側縁端よりも
    内側の部位に当接配置されて固定具で固定されているこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の柱頭柱脚接合構
    造。
  5. 【請求項5】 前記雄型の第1又は第2の係止金具は、
    先端部がテーパ状の係止段部付きピン部材からなり、か
    つ、前記雌型の第2又は第1の係止金具は、前記垂直荷
    重の作用により前記ピン部材と押し合うと、該ピン部材
    の前記係止段部と係合状態になる一対の係止片を先端部
    に有する二股状の可撓性部材からなると共に、 前記ピン部材は、前記下階柱頭の上面又は上階柱脚の下
    面を切り欠いて設けた凹部内に収納配設された前記第1
    又は第2の支持部材に、前記下階柱頭の上面又は上階柱
    脚の下面から上方又は下方に突隆する状態に固着され、
    かつ、前記二股状の可撓性部材は、前記上階柱脚の下面
    又は下階柱頭の上面を切り欠いて設けた凹部内に収納配
    設され、該凹部内に同じく収納配設された前記第2又は
    第1の支持部材に、二股先端部を下向き又は上向きにし
    た状態で固着されていることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載の柱頭柱脚梁接合構造。
  6. 【請求項6】 建物の上階部分を構成する上階建物ユニ
    ットを、同建物の下階部分を構成する下階建物ユニット
    の上部に載置組立してなるユニット建物であって、任意
    の上階建物ユニットに組み込まれた柱の下端部である上
    階柱脚と、対応する下階建物ユニットに組み込まれた柱
    の上端部である下階柱頭とが、互いに突合せの状態で、
    かつ、請求項1,2,3,4又は5記載の柱頭柱脚梁接
    合構造により接合されてなることを特徴とするユニット
    建物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100329714B1 (ko) * 1999-02-03 2002-03-21 유인균 조립식 주택용 박스형 유닛
GB2583459A (en) * 2019-04-05 2020-11-04 Berkeley Modular Ltd Post connector
KR20220135810A (ko) * 2021-03-31 2022-10-07 디엘이앤씨 주식회사 끼움 결합형 모듈러 구조물

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