JPH0632146A - 自動車のドアガラス支持装置におけるガラス接触部構造 - Google Patents
自動車のドアガラス支持装置におけるガラス接触部構造Info
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- JPH0632146A JPH0632146A JP21095392A JP21095392A JPH0632146A JP H0632146 A JPH0632146 A JP H0632146A JP 21095392 A JP21095392 A JP 21095392A JP 21095392 A JP21095392 A JP 21095392A JP H0632146 A JPH0632146 A JP H0632146A
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- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 自動車ドアの開閉されるドアガラスをドアベ
ルトライン部で車幅方向に支持する自動車のドアガラス
支持装置において、前記ドアガラスを車幅方向に支持す
る両ガラス支持体のうちの外側のガラス支持体のガラス
接触部が、太繊維と細繊維との太さの異なる複数のフッ
素樹脂繊維を混合したパイル糸の織布からなることを特
徴とする。 【効果】 太繊維がパイル糸全体の曲がりを防ぐため
に、砂、泥、ほこり等の異物がガラス接触部に蓄積した
場合でも、太繊維の間の細繊維の部分に柔らかく取り込
むため、これらをガラス表面に圧接せずガラスの傷つき
を防ぐ。
ルトライン部で車幅方向に支持する自動車のドアガラス
支持装置において、前記ドアガラスを車幅方向に支持す
る両ガラス支持体のうちの外側のガラス支持体のガラス
接触部が、太繊維と細繊維との太さの異なる複数のフッ
素樹脂繊維を混合したパイル糸の織布からなることを特
徴とする。 【効果】 太繊維がパイル糸全体の曲がりを防ぐため
に、砂、泥、ほこり等の異物がガラス接触部に蓄積した
場合でも、太繊維の間の細繊維の部分に柔らかく取り込
むため、これらをガラス表面に圧接せずガラスの傷つき
を防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のドアガラス
支持装置におけるガラス接触部の構造に関し、とくにド
アガラスの外面側に接触するガラス接触部の改良構造に
係わるものである。
支持装置におけるガラス接触部の構造に関し、とくにド
アガラスの外面側に接触するガラス接触部の改良構造に
係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、ドアに窓枠のないハー
ドトップ型自動車におけるドアガラスの車幅方向の支持
体は、ドアパネルの内側に収容されるドアガラスの昇降
の位置決めをするとともに、自動車の走行中およびドア
の開閉時に振動による異音が発生することのないよう
に、ドアガラスを支持体により挟む構造になっている。
そして、ドアガラスの支持体のガラス接触部は、ドアガ
ラスを確実に支持しながら滑らかに上下させるために、
摩擦係数が低く、多数の細繊維のパイル糸よりなるパイ
ル織布が使用されている。
ドトップ型自動車におけるドアガラスの車幅方向の支持
体は、ドアパネルの内側に収容されるドアガラスの昇降
の位置決めをするとともに、自動車の走行中およびドア
の開閉時に振動による異音が発生することのないよう
に、ドアガラスを支持体により挟む構造になっている。
そして、ドアガラスの支持体のガラス接触部は、ドアガ
ラスを確実に支持しながら滑らかに上下させるために、
摩擦係数が低く、多数の細繊維のパイル糸よりなるパイ
ル織布が使用されている。
【0003】しかしながら、このような構造は、ガラス
接触部が細繊維のみからなるため繊維の弾性が小さく、
また、加圧力によりパイル糸が押し曲げられるためドア
ガラスの外面に付着した砂、泥、ほこり等の異物(以
下、砂等異物という。)に対して十分な清掃効果が期待
できない。このため、砂等異物がドアガラスの上下動の
繰り返しによりガラス接触部のパイル糸の間に除々に蓄
積する。そして加圧力によりパイル糸が押し曲げられて
板状になったガラス接触部はドアガラスに対し蓄積した
砂等異物を圧接し、ドアガラスを傷付けることがある不
具合があった。
接触部が細繊維のみからなるため繊維の弾性が小さく、
また、加圧力によりパイル糸が押し曲げられるためドア
ガラスの外面に付着した砂、泥、ほこり等の異物(以
下、砂等異物という。)に対して十分な清掃効果が期待
できない。このため、砂等異物がドアガラスの上下動の
繰り返しによりガラス接触部のパイル糸の間に除々に蓄
積する。そして加圧力によりパイル糸が押し曲げられて
板状になったガラス接触部はドアガラスに対し蓄積した
砂等異物を圧接し、ドアガラスを傷付けることがある不
具合があった。
【0004】そこで、このような不具合を解消するため
に、ガラス支持体の上部に清掃部を設けた構造が提案さ
れている(特開昭56−131419号公報参照)。上
記公報の技術は、図5に示すように、ガラス支持体(公
報においてはドアガラス支持部)21のガラス接触部2
2を、基布23にV織、W織などにパイル織したパイル
糸からなるものとし、ガラス支持体21の上方位置には
ドアガラス2の砂等異物をガラス昇降時に清掃するため
にパイル糸24をパイル織した清掃部25を設けてい
る。なお、図5において26は弾性体を示す。
に、ガラス支持体の上部に清掃部を設けた構造が提案さ
れている(特開昭56−131419号公報参照)。上
記公報の技術は、図5に示すように、ガラス支持体(公
報においてはドアガラス支持部)21のガラス接触部2
2を、基布23にV織、W織などにパイル織したパイル
糸からなるものとし、ガラス支持体21の上方位置には
ドアガラス2の砂等異物をガラス昇降時に清掃するため
にパイル糸24をパイル織した清掃部25を設けてい
る。なお、図5において26は弾性体を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の技術のように、清掃部25をガラス支持体21と別
に設けることは構造を複雑にする問題があった。また、
清掃部25がガラス接触部22から独立しているため、
十分に加圧力が与えられず、清掃効果が十分に得られな
い。このため、排除できなかった砂等異物は清掃部25
にとどまらず、徐々にガラス接触部22に蓄積されて経
時によりドアガラス2を傷つける心配があった。
報の技術のように、清掃部25をガラス支持体21と別
に設けることは構造を複雑にする問題があった。また、
清掃部25がガラス接触部22から独立しているため、
十分に加圧力が与えられず、清掃効果が十分に得られな
い。このため、排除できなかった砂等異物は清掃部25
にとどまらず、徐々にガラス接触部22に蓄積されて経
時によりドアガラス2を傷つける心配があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、清掃部を設置し
た前記ドアガラス支持装置の問題点及び心配な点の解決
を図ろうとしたもので、構造が簡単であって、かつ滑ら
かなガラスの昇降を確保しながら、砂等異物がガラス接
触部のパイル糸の間に蓄積しにくく、蓄積した場合でも
ガラスを傷つけないようにした、自動車のドアガラス支
持装置におけるガラス接触部構造を提供することにあ
る。
た前記ドアガラス支持装置の問題点及び心配な点の解決
を図ろうとしたもので、構造が簡単であって、かつ滑ら
かなガラスの昇降を確保しながら、砂等異物がガラス接
触部のパイル糸の間に蓄積しにくく、蓄積した場合でも
ガラスを傷つけないようにした、自動車のドアガラス支
持装置におけるガラス接触部構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本発明は自動車ドアの開閉されるドアガラスを
ドアベルトライン部で車幅方向に支持する自動車のドア
ガラス支持装置において、前記ドアガラスを車幅方向に
支持する両ガラス支持体のうちの外側のガラス支持体の
ガラス接触部が、太繊維と細繊維との太さの異なる複数
のフッ素樹脂繊維を混合したパイル糸の織布からなるこ
とを特徴とする。
ために、本発明は自動車ドアの開閉されるドアガラスを
ドアベルトライン部で車幅方向に支持する自動車のドア
ガラス支持装置において、前記ドアガラスを車幅方向に
支持する両ガラス支持体のうちの外側のガラス支持体の
ガラス接触部が、太繊維と細繊維との太さの異なる複数
のフッ素樹脂繊維を混合したパイル糸の織布からなるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】外側のガラス接触部は太繊維と細繊維との太さ
の異なる複数のパイル糸の織布からなる。細繊維は主と
してドアガラスを位置決めしながら滑らかに上下動させ
る機能を受け持つ。太繊維は圧着に対しパイル糸の潰れ
を防ぐ機能を持つ。太繊維はパイル糸の潰れを防ぎ、砂
等異物の除去性を良くする。ガラス接触部に蓄積される
場合の砂等異物は、太繊維の間の細繊維中に柔らかく取
り込まれてガラス面に圧接されにくい。また、太繊維と
細繊維とよりなるパイル糸自体の弾性により、ドアガラ
スが保持される。
の異なる複数のパイル糸の織布からなる。細繊維は主と
してドアガラスを位置決めしながら滑らかに上下動させ
る機能を受け持つ。太繊維は圧着に対しパイル糸の潰れ
を防ぐ機能を持つ。太繊維はパイル糸の潰れを防ぎ、砂
等異物の除去性を良くする。ガラス接触部に蓄積される
場合の砂等異物は、太繊維の間の細繊維中に柔らかく取
り込まれてガラス面に圧接されにくい。また、太繊維と
細繊維とよりなるパイル糸自体の弾性により、ドアガラ
スが保持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4について
説明する。図4に示すように、本例のハードトップ型の
自動車のドア1においてはドアガラス2を車幅方向に支
持するガラス支持装置3が、ドアベルト部分(ドア本体
部分の上辺近傍)において車長方向に2カ所組み込まれ
ている。各ガラス支持装置3は同構造よりなる。図2は
一つのドアガラス支持装置3部分の車外側を主とした断
面構造を示す。図2において、ドア1の本体部分の外面
はドアアウタパネル4よりなり、ドアアウタパネル4の
内側には取付け板5が配設され、取付け板5の上部には
モール支持片6が設けられている。モール支持片6には
ベルトモール(ベルトラインモールアウタ)7が装着さ
れ、そのリップ先端7Aはドアガラス2側に付勢されド
アガラス2の外面に当接可能にされている。
説明する。図4に示すように、本例のハードトップ型の
自動車のドア1においてはドアガラス2を車幅方向に支
持するガラス支持装置3が、ドアベルト部分(ドア本体
部分の上辺近傍)において車長方向に2カ所組み込まれ
ている。各ガラス支持装置3は同構造よりなる。図2は
一つのドアガラス支持装置3部分の車外側を主とした断
面構造を示す。図2において、ドア1の本体部分の外面
はドアアウタパネル4よりなり、ドアアウタパネル4の
内側には取付け板5が配設され、取付け板5の上部には
モール支持片6が設けられている。モール支持片6には
ベルトモール(ベルトラインモールアウタ)7が装着さ
れ、そのリップ先端7Aはドアガラス2側に付勢されド
アガラス2の外面に当接可能にされている。
【0010】ドアガラス支持装置3はガラス支持体8を
主体としドアガラス2の両側に配置されている。両側の
ドアガラス支持体8は本例では同構造にされている。ド
アガラス2の下部は図示しない昇降手段に取付けられて
いて、必要時にはドアガラス2が昇降可能にされてい
る。ガラス支持体8は図3に示すように、柔軟性のゴム
あるいはフェルト等の所定形の層体よりなる弾性体9を
基布10で被着してなる。図3に示すように前記基布1
0のガラス2面側はパイル織よりなるガラス接触部11
とされている。図2に示すように、ドアガラス2の外面
に接触するドアガラス支持体8は、止め具12によりベ
ルトモール7を介して取付け板5に固定され、ドアガラ
ス2の内面に接触するドアガラス支持体8は止め具12
により、ドア1本体部分の内側の取付け板13の取付け
片14に固定されている。
主体としドアガラス2の両側に配置されている。両側の
ドアガラス支持体8は本例では同構造にされている。ド
アガラス2の下部は図示しない昇降手段に取付けられて
いて、必要時にはドアガラス2が昇降可能にされてい
る。ガラス支持体8は図3に示すように、柔軟性のゴム
あるいはフェルト等の所定形の層体よりなる弾性体9を
基布10で被着してなる。図3に示すように前記基布1
0のガラス2面側はパイル織よりなるガラス接触部11
とされている。図2に示すように、ドアガラス2の外面
に接触するドアガラス支持体8は、止め具12によりベ
ルトモール7を介して取付け板5に固定され、ドアガラ
ス2の内面に接触するドアガラス支持体8は止め具12
により、ドア1本体部分の内側の取付け板13の取付け
片14に固定されている。
【0011】両ガラス支持体8における基布10は図1
の拡大図に示すように、繊維の緯糸10Aと経糸10B
よりなる織地よりなり、織地のガラス2面側には、パイ
ル糸15がパイル織されてガラス接触部11が設けられ
ている。パイル糸15は多数の細繊維15Aと少数の太
繊維15Bを混合したフッ素樹脂繊維よりなる。
の拡大図に示すように、繊維の緯糸10Aと経糸10B
よりなる織地よりなり、織地のガラス2面側には、パイ
ル糸15がパイル織されてガラス接触部11が設けられ
ている。パイル糸15は多数の細繊維15Aと少数の太
繊維15Bを混合したフッ素樹脂繊維よりなる。
【0012】前記フッ素樹脂繊維は摩擦係数が低いので
好ましく、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン
−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(E
TFE)等を用いることができる。
好ましく、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン
−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(E
TFE)等を用いることができる。
【0013】細繊維15Aの繊度は5〜30デニール、
太繊維15Bの繊度は100〜300デニール程度が望
ましく、太繊維15Bの全体に対する混合比は、デニー
ル換算で15〜50%とする場合に2種類の繊維の機能
が有効に働くことが確認されている。混合方法は引き揃
え、もしくは撚りのどちらでもよい。実験によれば、細
繊維15Aは摩擦係数が低く摩耗性にすぐれるPTFE
を使用することでもっとも良好な結果を得た。太繊維1
5Bは、要求される繊度に合わせて上記フッ素樹脂繊維
の中から選定すればよい。なお、パイル糸15の密度は
10万〜30万本/inch程度が望ましい。本例のパイル
糸15はPTFEの細繊維15AとPFAの太繊維15
Bを用いている。
太繊維15Bの繊度は100〜300デニール程度が望
ましく、太繊維15Bの全体に対する混合比は、デニー
ル換算で15〜50%とする場合に2種類の繊維の機能
が有効に働くことが確認されている。混合方法は引き揃
え、もしくは撚りのどちらでもよい。実験によれば、細
繊維15Aは摩擦係数が低く摩耗性にすぐれるPTFE
を使用することでもっとも良好な結果を得た。太繊維1
5Bは、要求される繊度に合わせて上記フッ素樹脂繊維
の中から選定すればよい。なお、パイル糸15の密度は
10万〜30万本/inch程度が望ましい。本例のパイル
糸15はPTFEの細繊維15AとPFAの太繊維15
Bを用いている。
【0014】本例のパイル糸15のドアガラス2面に対
する傷つき性を試験した結果は表1に示す通りであっ
た。表1には比較対照としてPTFEの細繊維のみより
なるパイル糸、及びPFAの太繊維のみよりなるパイル
糸の場合も合せて示した。試験条件は各パイル糸に荷重
10kgを負荷してガラス2面を繰り返し摺った。100
0サイクルごとに摺動面(ガラス面)に泥を塗布した。
する傷つき性を試験した結果は表1に示す通りであっ
た。表1には比較対照としてPTFEの細繊維のみより
なるパイル糸、及びPFAの太繊維のみよりなるパイル
糸の場合も合せて示した。試験条件は各パイル糸に荷重
10kgを負荷してガラス2面を繰り返し摺った。100
0サイクルごとに摺動面(ガラス面)に泥を塗布した。
【0015】
【表1】
【0016】表1より明らかなように、本例のパイル糸
15はガラス2面を傷つきにくいことが認められた。こ
のため、本例のドアガラス支持装置3においては、ドア
ガラス2の上下動に際し、ドアガラス2の外面に付着し
た砂等の異物がガラス接触部11に蓄積された場合にも
ガラス2面を傷つけない。すなわち、ガラス接触部11
が弾性体9の弾性により、ドアガラス2の外面に押しつ
けられる際、太さの異なる繊維を混合したパイル糸15
によりドアガラス2を車幅方向に浮動させることなく支
持しながら上下動を滑らかに行わせ、さらに、パイル糸
15の太繊維15Bが細繊維15Aの曲がりを防ぎ、砂
等異物を排除し、砂等異物が浸入した場合でも太繊維1
5Bの間の細繊維15Aの部分に柔らかく取り込んでガ
ラス2面に圧接することがないので傷つきを防止するこ
とができる。また、太繊維15Aも摩擦係数の低い繊維
からなるのでドアガラス2の上下動を滑らかに行わせ、
異音を発生させなかった。
15はガラス2面を傷つきにくいことが認められた。こ
のため、本例のドアガラス支持装置3においては、ドア
ガラス2の上下動に際し、ドアガラス2の外面に付着し
た砂等の異物がガラス接触部11に蓄積された場合にも
ガラス2面を傷つけない。すなわち、ガラス接触部11
が弾性体9の弾性により、ドアガラス2の外面に押しつ
けられる際、太さの異なる繊維を混合したパイル糸15
によりドアガラス2を車幅方向に浮動させることなく支
持しながら上下動を滑らかに行わせ、さらに、パイル糸
15の太繊維15Bが細繊維15Aの曲がりを防ぎ、砂
等異物を排除し、砂等異物が浸入した場合でも太繊維1
5Bの間の細繊維15Aの部分に柔らかく取り込んでガ
ラス2面に圧接することがないので傷つきを防止するこ
とができる。また、太繊維15Aも摩擦係数の低い繊維
からなるのでドアガラス2の上下動を滑らかに行わせ、
異音を発生させなかった。
【0017】なお、本例においては、前記ドアガラス2
の内側のガラス支持体8もドアガラス2外側のガラス支
持体8と同構造のものを使用したが、内側のガラス支持
体8は砂等異物の付着がほとんどないため、そのガラス
接触部11は、従来と同様に、フッ素樹脂繊維の単糸よ
りなる構造としても差し支えない。
の内側のガラス支持体8もドアガラス2外側のガラス支
持体8と同構造のものを使用したが、内側のガラス支持
体8は砂等異物の付着がほとんどないため、そのガラス
接触部11は、従来と同様に、フッ素樹脂繊維の単糸よ
りなる構造としても差し支えない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、ドアガラスを車幅方向に支持
する両ガラス支持体のうちの車外側のガラス支持体のガ
ラス接触部が、低摩擦係数でかつ太さの異なる複数のフ
ッ素樹脂繊維を混合したパイル糸を有するパイル織布か
らなる構造としたので、次の各効果を得ることがででき
る。すなわち、本発明によれば、(イ)ガラス接触部に
使用したパイル糸において2種類の太さの繊維のうち、
細繊維がドアガラスの上下動を滑らかに行わせ、太繊維
がパイル糸全体の曲がりを防ぎ、砂等異物の排除に都合
がよい。砂等異物が蓄積した場合は該砂等異物を太繊維
のつくる隙間から細繊維の部分に柔らかく取り込み、ガ
ラス面の傷つきを防止できること、(ロ)パイル糸自体
に弾性を持たせることができるために、弾性体との共同
の働きによりドアガラスを良好に保持して、車幅方向の
ガタツキを効果的に防止できること、(ハ)前記した従
来のドアガラス支持装置とは異なり、清掃部を別構成と
して取りつける必要がないので、製造し易く、実施化が
容易であること、の諸効果が達成される。
する両ガラス支持体のうちの車外側のガラス支持体のガ
ラス接触部が、低摩擦係数でかつ太さの異なる複数のフ
ッ素樹脂繊維を混合したパイル糸を有するパイル織布か
らなる構造としたので、次の各効果を得ることがででき
る。すなわち、本発明によれば、(イ)ガラス接触部に
使用したパイル糸において2種類の太さの繊維のうち、
細繊維がドアガラスの上下動を滑らかに行わせ、太繊維
がパイル糸全体の曲がりを防ぎ、砂等異物の排除に都合
がよい。砂等異物が蓄積した場合は該砂等異物を太繊維
のつくる隙間から細繊維の部分に柔らかく取り込み、ガ
ラス面の傷つきを防止できること、(ロ)パイル糸自体
に弾性を持たせることができるために、弾性体との共同
の働きによりドアガラスを良好に保持して、車幅方向の
ガタツキを効果的に防止できること、(ハ)前記した従
来のドアガラス支持装置とは異なり、清掃部を別構成と
して取りつける必要がないので、製造し易く、実施化が
容易であること、の諸効果が達成される。
【図1】本発明実施例のドアガラス支持装置における基
布及びパイル糸の拡大図。
布及びパイル糸の拡大図。
【図2】ドアガラス支持装置を主体とした断面図。
【図3】ドアガラス支持体の構造図。
【図4】ドアガラス支持体の配置図。
【図5】ドアガラス支持体の従来図。
1 ドア 2 ドアガラス 3 ドアガラス支持装置 8 ガラス支持体 9 弾性体 10 基布 11 ガラス接触部 15 パイル糸 15A 細繊維 15B 太繊維
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車ドアの開閉されるドアガラスをド
アベルトライン部で車幅方向に支持する自動車のドアガ
ラス支持装置において、前記ドアガラスを車幅方向に支
持する両ガラス支持体のうちの外側のガラス支持体のガ
ラス接触部が、太繊維と細繊維との太さの異なる複数の
フッ素樹脂繊維を混合したパイル糸の織布からなること
を特徴としたガラス接触部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21095392A JPH0632146A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 自動車のドアガラス支持装置におけるガラス接触部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21095392A JPH0632146A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 自動車のドアガラス支持装置におけるガラス接触部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632146A true JPH0632146A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16597845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21095392A Pending JPH0632146A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 自動車のドアガラス支持装置におけるガラス接触部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632146A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10035826A1 (de) * | 2000-07-22 | 2002-02-07 | Groz Beckert Kg | Zungennadel mit abgesetztem Zungenschlitz |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP21095392A patent/JPH0632146A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10035826A1 (de) * | 2000-07-22 | 2002-02-07 | Groz Beckert Kg | Zungennadel mit abgesetztem Zungenschlitz |
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| A02 | Decision of refusal |
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