JPH06321496A - 作業用車両 - Google Patents

作業用車両

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JPH06321496A
JPH06321496A JP11262193A JP11262193A JPH06321496A JP H06321496 A JPH06321496 A JP H06321496A JP 11262193 A JP11262193 A JP 11262193A JP 11262193 A JP11262193 A JP 11262193A JP H06321496 A JPH06321496 A JP H06321496A
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JP
Japan
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mast
slider
mounting
tractor
attached
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JP11262193A
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English (en)
Inventor
Kishio Imai
岸夫 今井
Takanori Fujii
孝憲 藤井
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Sanyo Kiki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kiki Co Ltd
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 凹凸の激しい不整地において農作業のみなら
ず、荷役作業等の各種の作業を行うことが可能で、か
つ、持上げ重量が大きく、しかも作業半径が小さくて小
回りのきく作業用車両を提供する。 【構成】 トラクタと、トラクタの前部に取外し可能に
起立して装着され、かつ、略垂直移動可能なスライダを
有するマストと、上記マストのスライダに脱着可能に装
着された作業機とから構成されているので、作業リーチ
が短かく、トラクタの重心が低くなって、積荷や堆肥等
の持上げ重量が大きくなり、しかも作業半径が小さくな
って小回りがきき、温室栽培等のビニールハウス内での
作業にも使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業用車両に関し、詳
しくは、農業用のトラクタの前部に取外し可能なリフト
装置を設けた作業用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】農作業で使用される作業車両は凹凸の激
しい不整地を走行することが多い。このため、従来、農
作業に使用される作業用車両は、凹凸の激しい不整地を
走行可能なトラクタの前部に、アタッチメントである所
望の作業機を装着したローダを取付けていた。すなわ
ち、従来の作業用車両は、例えば、図20に示すように、
前輪(1)と後輪(2)の4輪を有するトラクタ(3)
の前部所定部位にリフトシリンダ(4)により起伏動作
されるリフトアーム(5)を装着して前方に突出させる
と共に、リフトアーム(5)の先端に、ダンプシリンダ
(6)により上下に揺動するアタッチメントである作業
機、例えば、バケット(7)をリンク機構を介して脱着
可能に装着してある。
【0003】そうして、上記作業用車両によって、土
砂、堆肥等の所望の堆積物を掬い取って他所に移しかえ
たり、ダンプカーに積込んだりする場合は、リフトシリ
ンダ(4)を短縮させ、かつ、ダンプシリンダ(6)を
伸縮させて、上記バケット(7)の底面部(8)を地面
(a)に対して水平となるように接地させ、この状態で
トラクタ(3)を前進させる。トラクタ(3)の前進に
より、バケット(7)に土砂が掬い取られると、リフト
シリンダ(4)を伸長させ、リフトアーム(5)を起立
させて先端のバケット(7)を上昇させる。しかる後、
バケット(7)を他所の上方に保持したのち、ダンプシ
リンダ(6)を伸長させて、バケット(7)をダンプ動
作させて、バケット(7)内の土砂を排出する。
【0004】尚、リフト装置を備えた作業用車両とし
て、工場の構内等で荷役作業を行うためのフォークリフ
トがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の作業用車両によ
れば、先端にバケット(7)を取付けたリフトアーム
(5)がトラクタ(3)の前方に大きく突出して、作業
リーチが長く、しかも重量のある上記リフトアーム
(5)は上下に大きく起伏動作するので、トラクタ
(3)の重心が高くなり、このためバケット(7)によ
る土砂等の持上げ重量が少なくなって、作業効率が悪い
と共に、作業半径が大きくて小回りがきかず、温室栽培
等におけるビニールハウス内での作業には使用しにくい
という問題があった。
【0006】リフトアーム(5)の先端にパレットを運
搬するためのフォークを装着した場合も同様の問題があ
った。
【0007】また、工場の構内等で荷役作業を行うフォ
ークリフトは、重心を低くするため、最低地上高を低く
してあり、このため凹凸の激しい不整地で走行する農作
業に使用することができなかった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑み提案されたも
ので、凹凸の激しい不整地において荷役作業等の各種の
作業を行うことが可能で、かつ、持上げ重量が大きく、
しかも作業半径が小さくて小回りのきく作業用車両を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、トラクタと、トラクタの前部に取外し可
能に起立して装着され、かつ、略垂直移動可能なスライ
ダを有するマストと、上記マストのスライダに脱着可能
に装着された作業機とからなるものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、トラクタの前部に起立装着さ
れたマストに、略垂直移動可能なスライダを介してアタ
ッチメントである作業機を取付けたので、作業リーチが
短かくなり、持上げ重量が大きくなると共に、作業半径
が小さくなって小回りがきく。
【0011】
【実施例】以下本発明に係る作業用車両の実施例を図1
乃至図19を参照しながら説明すると次の通りである。
尚、図20に示したものと同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0012】[実施例1]
【0013】本実施例に係る作業用車両は、図1に示す
ように、トラクタ(3)と、トラクタ(3)の前部に取
外し可能に装着された取付ヒッチ(11)と、取付ヒッチ
(11)に脱着可能に起立して装着されたマスト(12)
と、マスト(12)に脱着可能に装着されたアタッチメン
トである作業機、例えば、フォーク(13)とから構成さ
れている。
【0014】上記トラクタ(3)の前輪(1)の前後の
両側対称位置に第1及び第2のヒッチ取付部(16)(1
7)を設けると共に、この第1及び第2のヒッチ取付部
(16)(17)に取付ヒッチ(11)を取外し可能に取り付
ける。
【0015】上記取付ヒッチ(11)は、トラクタ(3)
の両側の第1のヒッチ取付部(16)に夫々取付板(21)
を脱着可能に、かつ、前後方向に揺動可能に取付けると
共に、幅方向両側対称位置に配設された第1フレーム
(23)の基端部を上記取付板(21)にボルト等により連
結し、かつ、第2フレーム(24)の基端部を第2のヒッ
チ取付部(17)にボルト等により脱着可能に連結固定し
てある。また第1のヒッチ取付部(16)に固定された取
付板(21)間に、図2(a)(b)に示すような、略コ
字状の取付フレーム(25)を起立させて装着する。上記
取付板(21)の上端前部には、上記マスト(12)を取付
可能な取付孔(26)を設けてあると共に、取付フレーム
(25)の中央部には、後方に向かって下り傾斜の上端面
(27)に切欠孔(28)を形成した支持ブラケット(29)
を固設してある。両側対称位置に配設された取付板(2
1)を第1の連結軸(30)で連結し、また第1フレーム
(23)と第2フレーム(24)の先端部を重合させ、この
重合部(31)間を第2の連結軸(図示省略)で連結す
る。上記第2の連結軸の幅方向中央部に、上記マスト
(12)を前後に揺動させる揺動シリンダ(32)の基端部
を回動可能に取付け、かつ、ロッド(33)の先端部を取
付フレーム(25)の支持ブラケット(29)の背部に回動
可能に連結し、ロッド(33)の突出退入動作により、上
記マスト(12)を第1のヒッチ取付部(16)を中心に僅
かに前後方向に揺動させる。
【0016】上記マスト(12)は、図3乃至図13に示す
ように、アウタマスト(36)と、インナマスト(37)
と、スライダ(38)と、スライダ(38)を略垂直移動さ
せる駆動機構(39)から構成されている。
【0017】アウタマスト(36)は、図3乃至図7に示
すように、両側対称位置に起立して対設した断面コ字型
の固定ガイド(41)(41)を水平姿勢に設けた第1乃至
第3の上部連結フレーム(42a)(42b)(42c)と下部
連結フレーム(42d)で連結して矩形枠状に形成したも
ので、第1乃至第3の上部連結アーム(42a)(42b)
(42c)の中央部の背部に、複数の上部連結孔(44a)を
縦方向に定ピッチに形成した断面コ字形状の上部取付ブ
ラケット(44)を固設し、又固定ガイド(41)(41)の
下部の背部に複数の下部連結孔(45a)を縦方向に定ピ
ッチに形成した下部取付ブラケット(45)を夫々固設す
る。
【0018】上記アウタマスト(36)の上部取付ブラケ
ット(44)の所望の上部連結孔(44a)に貫通固定した
連結杆(46)を、取付ヒッチ(11)の取付フレーム(2
5)に固設した支持ブラケット(29)の切欠孔(28)に
嵌脱可能に嵌入係止させると共に、下部取付ブラケット
(45)を三角ブラケット(47)を介して上記取付ヒッチ
(11)の各取付板(22)の上端前部の取付孔(26)に取
外し可能に螺着固定して、取付ヒッチ(11)にアウタマ
スト(36)を起立させて装着する。上記取付ヒッチ(2
1)に対するアウタマスト(36)の上下方向の取付位置
は、上下部の取付ブラケット(44)(45)の連結孔(44
a)(45a)に対する連結杆(46)及び三角ブラケット
(47)の取付位置を適宜変更することにより調整するこ
とができる。アウタマスト(36)の両側面下端部に、ス
タンド(48)の基端部を夫々回動可能に装着する。スタ
ンド(48)は、不使用時には、基端部(49)を中心に上
方に回動させてアウタマスト(36)の外側面にそって格
納し、使用時には、基端部(49)を中心にアウタマスト
(36)の後部下方に回動させて傾斜保持可能としてあ
る。
【0019】インナマスト(37)は、図3、図4、図8
乃至図10に示すように、両側対称位置に対設した断面H
型形状のスライドガイド(51)(51)の上端背面及び下
端前面を連結板(52)(53)で連結して矩形枠状に形成
したもので、スライドガイド(51)(51)の外側面の下
部には案内ローラ(54)(54)を回転可能に取付けてあ
る。またインナマスト(37)の連結板(52)(53)の前
面及び後面の幅方向両側対称部位に、夫々一対の取付ブ
ラケット(55)(55)及び(55')(55')を固設し、こ
の各取付ブラケット(55)(55)及び(55')(55')に
チェーンホイール(56)及び(56')を夫々回転可能に
取付けてある。そして、インナマスト(37)の案内ロー
ラ(54)(54)を上記固定ガイド(41)(41)の内面に
転動可能に当接させて、アウタマスト(36)内にインナ
マスト(37)を上下方向にスライド移動可能に配設す
る。
【0020】スライダ(38)は、上記フォーク(13)を
脱着可能に取付けるためのもので、図11乃至図13に示す
ように、両側対称位置に所定間隔をおいて配設した側板
(60)(60)に取付板(61)(61)を介して上部支持体
(62)と下部支持体(63)を上下2段に取付固定してあ
る。上部支持体(62)は上端縁部に突状の上部係止爪
(64)を有している。また、下部支持体(63)は、基板
(65)の前面に爪板(66)を上下にスライド可能に取付
けたものである。すなわち、基板(65)と爪板(66)に
矩形窓(67)(68)を対応させて形成し、基板(65)の
矩形窓(67)の上端面に上部突起(69)を固設すると共
に、爪板(66)の矩形窓(68)の下端面に下部突起(7
0)を固設し、上部突起(69)と下部突起(70)との間
に圧縮スプリング(71)を介在させ、この圧縮スプリン
グ(71)の弾性力で爪板(66)を常時下方に付勢し、爪
板(66)の下端縁の突状の下部係止爪(72)を基板(6
5)より下方に所定寸法突出させる。
【0021】上記の上部支持体(62)の下端縁中央部に
第1の取付片(73)を突設し、又下部支持体(63)の上
端縁の中央部に第2の取付片(74)を突設し、上記第1
の取付片(73)に略L字形状の操作レバー(75)の先端
近傍部を枢軸(76)を介して上下方向に回動可能に枢着
し、かつ、操作レバー(75)の先端を連結リンク(77)
を介して第2の取付片(74)に連結し、操作レバー(7
5)の握部(79)を握って上下に回動させることによ
り、スライダ(38)を構成する下部支持体(63)の爪板
(66)を上下移動させる。
【0022】また、上記スライダ(38)の側板(60)
(60)の上下端部に、案内ローラ(80a)(80b)を回転
可能に、かつ、インナマスト(37)のスライドガイド
(51)(51)の内面を転動可能なように取付けてある。
【0023】スライダ(38)を昇降動作させる駆動機構
(39)は、複動式のリフトシリンダ(81)と、昇降チェ
ーン(82)(82)とからなる。リフトシリンダ(81)
は、図5及び図8に示すように、その下部基端部(83)
を、アウタマスト(36)の下部連結フレーム(42d)の
中央部内面に水平に固設した取付ブラケット(84)に回
動可能に取付けて、アウタマスト(36)とインナマスト
(37)との間に起立固定し、かつ、ロッド(85)の上端
部を、インナマスト(37)の頂板(86)に取付ブラケッ
ト(87)を介して回動可能に取付けると共に、シリンダ
本体(81a)の上端部を、図7に示すように、U字状の
取付アーム(88)を介してアウタマスト(36)の第2上
部連結フレーム(42b)に取付けてある。また、上記イ
ンナマスト(37)の上下の連結板(52)(53)に上下に
対向させて設けたチェーンホイール(56)(56')に昇
降チェーン(82)(82)を夫々纏掛け、インナマスト
(37)の背面側に位置する昇降チェーン(82)(82)の
端部を、アウタマスト(36)の第2上部連結フレーム
(42b)の上下面に連結固定し、かつ、インナマストの
前面側に位置する昇降チェーン(82)(82)を、スライ
ダ(38)の側板(60)(60)の各内側面の所定部位に夫
々取付固定してある。
【0024】そして、上記リフトシリンダ(81)のロッ
ド(85)が上方に突出すると、インナマスト(37)がア
ウタマスト(36)の固定ガイド(41)(41)にそって上
方へ押上げられと同時に、昇降チェーン(82)(82)の
一端をアウタマスト(36)の第2上部連結フレーム(42
b)に連結固定してあるので、インナマスト(37)の上
昇に伴なって、スライダ(38)が昇降チェーン(82)
(82)により上方へ牽引され、上昇するインナマスト
(37)のスライドガイド(51)(51)にそって上方へ移
動し、また、リフトシリンダ(81)のロッド(85)が退
入すると、インナマスト(37)がアウタマスト(36)の
固定ガイド(41)(41)にそって下降し、かつ、インナ
マスト(37)の下降に伴なってスライダ(38)が昇降チ
ェーン(82)(82)により下方に牽引され、下降するイ
ンナマスト(37)のスライドガイド(51)(51)にそっ
て下方へ移動するように構成されている。
【0025】上記フォーク(13)は、例えば、所定間隔
をおいて配設された略L字形状の2個のフォーク部材
(91)から構成されており、各フォーク部材(91)は、
図14に示すように、下部に略L字形状の取付ブラケット
(92)を取付固定した垂直杆(93)と先細り状の水平杆
(94)とからなり、上記取付ブラケット(92)の下端に
水平杆(94)を回動可能に前方に突出させて取付けてあ
る。各垂直杆(93)の背面には、上記スライダ(38)の
上部係止爪(64)及び下部係止爪(72)に係脱可能に嵌
合係止する断面L字形状の上部係止突起(95)及び下部
係止突起(96)を夫々突設してある。
【0026】上記フォーク部材(91)の垂直杆(93)の
背面上部で、かつ、上部係止突起(95)の上部位置に、
ロック機構(97)を設ける。このロック機構(97)は、
図15に示すように、ケース(98)と、ロック杆(99)
と、圧縮スプリング(100)とから構成されている。ケ
ース(98)は、垂直杆(93)の上部背面及び上部突起
(95)の上面に固設され、下面が開口し、かつ、頂壁部
(101)の中心に貫通孔(102)を形成してある。ロック
杆(99)は、軸部(103)の上端に摘み(104)を設け、
下端に後述の実施例2で説明するフィンガーバーの上端
縁の係止凹部に嵌入係止する大径な係止杆部(105)を
設けてある。上記ロック杆(99)の軸部(103)に圧縮
スプリング(100)を巻装して、ケース(98)の頂壁部
(101)とロック杆(99)の係止杆部(105)との間に介
在させ、上記圧縮スプリング(100)のバネ力によりロ
ック杆(99)を常時下方に付勢して上部係止突起(95)
を貫通して下方に突出可能としてある。
【0027】次に本発明に係る作業車両の動作要領並び
にトラクタへのアタッチメントの取付要領ついて説明す
ると次の通りである。
【0028】先ず、トラクタ(3)の第1及び第2のヒ
ッチ取付部(16)(17)に取付ヒッチ(11)をピン結合
により取外し可能に取付けた後、マスト(12)を構成す
るアウタマスト(36)の上部取付ブラケット(44)の所
定の連結孔(44a)に連結杆(46)を貫通固定し、この
連結杆(46)を取付ヒッチ(11)を構成する支持ブラケ
ット(29)の切欠孔(28)に嵌脱可能に嵌合させると共
に、アウタマスト(36)の下部取付ブラケット(45)を
三角ブラケット(47)を介して取付ヒッチ(11)の取付
板(22)(22)に脱着可能にボルト締めにより取付け
る。しかる後、フォーク(13)の垂直杆(93)の背面に
設けられた上部係止突起(95)を、スライダ(38)の上
部係止爪(64)に引掛けると共に、マスト(12)のスラ
イダ(38)の操作レバー(75)を下方に押圧し、下部支
持体(63)の爪板(66)を上方に引き上げる。そして、
フォーク(13)の下部係止突起(96)をスライダ(38)
の下部係止爪(72)と対応する位置に保持した後、操作
レバー(75)から手を離す。するとスライダ(38)の下
部支持体(63)の爪板(66)が圧縮スプリング(71)の
弾性力により下方に突出し、爪板(66)の下部係止爪
(72)がフォーク(13)の下部係止突起(96)に嵌入し
て、スライダ(38)にフォーク(13)の各フォーク部材
(91)が脱着可能に装着される。
【0029】そして、上記フォーク(13)により、例え
ば、荷役作業を行う場合は、リフトシリンダ(81)のロ
ッド(85)を退入させ、インナマスト(37)の下端部を
アウタマスト(36)より下方に突出させ、図1に示すよ
うに、スライダ(38)を下降端に保持してフォーク(1
3)の水平杆(94)を地面に略接地させる。しかる後、
トラクタ(3)を前進させて、フォーク(13)の水平杆
(94)を積荷等を積載したパレット(図示省略)内に挿
入する。しかる後、リフトシリンダ(81)のロッド(8
5)を突出させると、インナマスト(37)がアウタマス
ト(36)の固定ガイド(41)(41)にそって上昇すると
同時に、インナマスト(37)の上昇に伴なって、スライ
ダ(38)が昇降チェーン(82)(82)で牽引されて上昇
し、スライダ(38)に取付けられたフォーク(13)が所
定高さの位置に持上げられる。この状態でトラクタ
(3)を所望位置に移動させ、リフトシリンダ(81)の
ロッド(85)を退入させて、インナマスト(37)及びス
ライダ(38)を下降させ、パレットを下ろす。パレット
をおろすと、トラクタ(3)を後退させ、次の作業を行
う。
【0030】そして、上記フォーク(13)のかわりに他
の作業機を使用する場合は、上記操作レバー(75)を操
作して、スライダ(38)の下部係止爪(72)を圧縮スプ
リング(71)のバネ力に抗して上方へ持上げ、フォーク
(13)をスライダ(38)から取外した後、適所に保管す
ると共に、所望の作業機をスライダ(38)の上下部係止
爪(64)(72)を利用して取付ける。
【0031】また、上記フォーク(13)を装着したマス
ト(12)をトラクタ(3)から取外して保管する場合
は、まず三角ブラケット(47)の連結孔(47a)に挿嵌
されて、取付ヒッチ(11)に固着された連結ピン(47
b)を取外し、スタンド(48)を基端部(49)を支点に
後部下方へ回動させ、先端部(50)の高さをフォーク
(13)の高さに合致させる。しかる後、駆動機構(39)
のリフトシリンダ(81)のロッド(85)を退入させて、
フォーク(13)の水平杆(94)を地面(a)に接地させ
た後、さらにリフトシリンダ(81)のロッド(85)を退
入させると、上記フォーク(13)が地面(a)に接地し
ているので、その反力によりマスト(12)のアウタマス
ト(36)がインナマスト(37)に対して上方に移動し、
アウタマスト(36)の上部取付ブラケット(44)の連結
杆(46)が取付ヒッチ(11)の支持ブラケット(29)の
切欠孔(28)から外れる。その後、トラクタ(3)を後
退させると、図16に示すように、マスト(12)の前部側
に位置するフォーク(13)と後部側に位置するスタンド
(48)とで、マスト(12)は直立姿勢に保持される。
【0032】さらに、上記トラクタ(3)に従来のロー
ダ等を装着するため、取付ヒッチ(11)も外したい場合
は、上記マスト(12)をフォーク(13)とスタンド(4
8)とで直立保持した後、トラクタ(3)の第1及び第
2のヒッチ取付部(16)(17)から、取付ヒッチ(11)
の第1フレーム(23)の基端部及び取付板(21)を外
し、しかる後、例えば、図17に示すように、第2フレー
ム(24)を上方に跳ね上げておく。
【0033】[実施例2]
【0034】本実施例は、フィンガーバー(111)を介
してマスト(12)のスライダ(38)に、アタッチメント
である作業機、例えば、上記フォーク(13)を脱着可能
に装着したものである。上記フィンガーバー(111)
は、所定間隔をおいて垂直に配設した取付板(112)(1
12)に、スライダ(38)の上下の支持体(62)(63)よ
り長尺な上部支持板(113)及び下部支持板(114)を、
上記支持体(62)(63)に対応させて上下2段に取付固
定したもので、取付板(112)(112)の背面には上記上
記スライダ(38)の上部係止爪(64)及び下部係止爪
(72)に係脱可能に嵌合係止する断面L字形状の上部係
止突起(115)及び下部係止突起(116)を夫々上下に対
向させて突設してある。上部支持板(113)及び下部支
持板(114)の上端縁面及び下端縁面の前部側を夫々上
方及び下方に突出させ、スライダ(38)の上部係止爪
(64)及び下部係止爪(72)と同一形状の突状の上部係
止爪(117)及び下部係止爪(118)を設けると共に、上
部支持板(113)の上端縁面(119)に係止凹部(120)
を定ピッチに形成する。
【0035】そうして、パレットの幅が広いため、フォ
ーク(13)のフォーク部材(91)の各フォーク部材(9
1)間の幅をもっと広くしたい場合は、上記フィンガー
バー(111)を使用する。このフィンガーバー(111)の
スライダ(38)に対する取付けは、フォーク(13)を取
付ける場合と同じ要領で、スライダ(38)の上下の係止
爪(64)(72)をフィンガーバー(111)の上部係止突
起(115)及び下部係止突起(116)に嵌入させて、スラ
イダ(38)にフィンガーバー(111)を脱着可能に装着
する。スライダ(38)にフィンガーバー(111)を装着
すると、フィンガーバー(111)の上部支持板(113)及
び下部支持板(114)は、スライダ(38)の支持体(6
2)(63)より長尺であるため、上部支持板(113)及び
下部支持板(114)の両側部分が上部支持体(62)及び
下部支持体(63)より外側方に突出する。そして、フィ
ンガーバー(111)の上部係止爪(117)及び下部係止爪
(118)に幅方向外側から上記フォーク(13)の各フォ
ーク部材(91)の上部係止突起(95)及び下部係止突起
(96)をスライドさせて嵌め込み、各フォーク部材(9
1)のロック機構(97)をフィンガーバー(111)の所望
の係止凹部(120)に対応させる。するとロック機構(9
7)のロック杆(99)が圧縮スプリング(100)のバネ力
により下方に突出し、係止杆部(105)が上記フィンガ
ーバー(111)の係止凹部(120)に嵌入係止して、フィ
ンガーバー(111)に各フォーク部材(91)が脱着可能
に装着される。
【0036】尚、上記実施例ではアタッチメントである
作業機としてフォークを使用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、作業に応
じてフォークのかわりに、別途に設けた油圧シリンダに
よりスクイ動作及びダンプ動作が可能なバケットやその
他の作業機をマストに取付けることがことができるのは
勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、凹凸の激しい不整地に
おいて、通常の農作業のみならず、作業機を交換するこ
とにより荷役作業等を行うことができる。しかも、作業
リーチが短かくなり、作業機は略垂直移動するので、ト
ラクタの重心が低くなって、作業機による積荷や堆肥等
の持上げ重量が大きくなり、作業効率が大幅に向上する
と共に、作業半径が小さくなって小回りがきき、温室栽
培等におけるビニールハウス内でも作業することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業用車両の実施例1を示す概略
側面図。
【図2】(a)は取付ヒッチを構成する取付フレームの
正面図、(b)は側面図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】アウタマストに対するインナマストの組付状態
を示す平断面図。
【図5】アウタマストの正面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図5のA−A線断面図
【図8】インナマストの正面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】図8の平面図。
【図11】スライダの概略正面図。
【図12】図11の部分断面側面図。
【図13】スライダの一部省略部分断面説明図。
【図14】フォークの側面図。
【図15】フォークに付設したロック機構の断面説明図。
【図16】トラクタ側の取付ヒッチから取外したマストの
起立状態を示す側面図。
【図17】トラクタから取付ヒッチも一緒に取外したマス
トの起立状態を示す側面図。
【図18】作業用車両の実施例2を示す要部拡大側断面
図。
【図19】図18に示したフィンガーバーの正面図。
【図20】従来の作業用車両の側面説明図。
【符号の説明】
3 トラクタ 12 マスト 13 作業機 38 スライダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタと、トラクタの前部に取外し可
    能に起立して装着され、かつ、略垂直移動可能なスライ
    ダを有するマストと、上記マストのスライダに脱着可能
    に装着された作業機とからなる作業用車両。
JP11262193A 1993-05-14 1993-05-14 作業用車両 Withdrawn JPH06321496A (ja)

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