JPH063221B2 - 複合ばねクラツチ機構 - Google Patents
複合ばねクラツチ機構Info
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- JPH063221B2 JPH063221B2 JP58064425A JP6442583A JPH063221B2 JP H063221 B2 JPH063221 B2 JP H063221B2 JP 58064425 A JP58064425 A JP 58064425A JP 6442583 A JP6442583 A JP 6442583A JP H063221 B2 JPH063221 B2 JP H063221B2
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- rotation transmission
- rotation
- gear
- coil spring
- reverse rotation
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/02—Friction clutches disengaged by the contact of a part mounted on the clutch with a stationarily-mounted member
- F16D13/025—Friction clutches disengaged by the contact of a part mounted on the clutch with a stationarily-mounted member with a helical band or equivalent member with two or more turns embracing a drum or the like
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、複合ばねクラッチ機構、更に詳しくは、所定
方向に回転駆動される入力回転要素の回転を選択的に出
力回転要素に伝達して、この出力回転要素を所定方向又
は上記所定方向とは反対方向に選択的に回転させるため
の複合ばねクラッチ機構に関する。
方向に回転駆動される入力回転要素の回転を選択的に出
力回転要素に伝達して、この出力回転要素を所定方向又
は上記所定方向とは反対方向に選択的に回転させるため
の複合ばねクラッチ機構に関する。
従来から、例えば静電複写機においては、複写される原
稿を載置する原稿載置台又は複写される原稿を露光する
ための光学装置の一部を往復動させるための可逆伝動機
構として、複合クラッチ機構が用いられている。かかる
複合クラッチ機構は、一般に、2個の電磁クラッチを含
んでおり、片方の電磁クラッチが励磁されると入力回転
要素の回転が出力回転要素に伝達されて出力回転要素が
所定方向に回転され、他方の電磁クラッチが励磁される
と入力回転要素の回転が出力回転要素に伝達されて出力
回転要素が上記所定方向とは反対方向に回転される。
稿を載置する原稿載置台又は複写される原稿を露光する
ための光学装置の一部を往復動させるための可逆伝動機
構として、複合クラッチ機構が用いられている。かかる
複合クラッチ機構は、一般に、2個の電磁クラッチを含
んでおり、片方の電磁クラッチが励磁されると入力回転
要素の回転が出力回転要素に伝達されて出力回転要素が
所定方向に回転され、他方の電磁クラッチが励磁される
と入力回転要素の回転が出力回転要素に伝達されて出力
回転要素が上記所定方向とは反対方向に回転される。
ところが、上記公知の複合クラッチ機構においては、 (イ)上述した如く2個の高価な電磁クラッチを含んでい
る故に、複合クラッチ機構自体が高価となる、 (ロ)電磁クラッチの電磁手段によってアマチュアとロー
タを磁気的に吸着させて回転力を伝達する故に、上記電
磁手段によって発生される電磁力の大きさによって電動
力が制限され、大きな回転力を伝達しようとすれば電磁
クラッチ、従って複合クラッチ全体が大型化する、 という問題があった。
る故に、複合クラッチ機構自体が高価となる、 (ロ)電磁クラッチの電磁手段によってアマチュアとロー
タを磁気的に吸着させて回転力を伝達する故に、上記電
磁手段によって発生される電磁力の大きさによって電動
力が制限され、大きな回転力を伝達しようとすれば電磁
クラッチ、従って複合クラッチ全体が大型化する、 という問題があった。
そこで以上の問題を解決するための従来技術の一例とし
ては、特開昭57−29844号公報に開示されている
ように、正転系列及び逆転系列の中に各々一つのばねク
ラッチ手段を介在させ、各ばねクラッチ手段の連結に摩
擦板の摩擦作用を利用するよう構成された正逆転機構を
挙げることができる。この正逆転機構によれば、電磁ク
ラッチを用いる必要がなくなるので、構成が簡単で安価
となるメリットが得られる。しかしながら幾つかの別の
問題を有するので、以下、これを同公報に開示された具
体的な構成及び作用とともに説明する。
ては、特開昭57−29844号公報に開示されている
ように、正転系列及び逆転系列の中に各々一つのばねク
ラッチ手段を介在させ、各ばねクラッチ手段の連結に摩
擦板の摩擦作用を利用するよう構成された正逆転機構を
挙げることができる。この正逆転機構によれば、電磁ク
ラッチを用いる必要がなくなるので、構成が簡単で安価
となるメリットが得られる。しかしながら幾つかの別の
問題を有するので、以下、これを同公報に開示された具
体的な構成及び作用とともに説明する。
(1)往動用ギヤが固定された軸には、駆動用ギヤに噛
み合わされたギヤが回転自在に支持されている。このギ
ヤのボス部にはカップリングが嵌め込まれている。同軸
には、更にドラム及びバネクラッチ受けが配置されてい
る。ドラムの外径はカップリングの外径と同じであり、
カップリングに隣接して軸に固定されている。バネクラ
ッチ受けは軸に回転自在である。カップリングとドラム
の外径部にはバネクラッチが被嵌され、その一端はギヤ
に連結され、他端はバネクラッチ受けに連結されてい
る。バネクラッチ受けには摩擦板及び爪車が回転自在に
支持されている。爪車は押圧バネにより摩擦板側に押圧
され、摩擦板はバネクラッチ受けに押圧される。爪車の
外周部にはラチェット歯が形成されている。
み合わされたギヤが回転自在に支持されている。このギ
ヤのボス部にはカップリングが嵌め込まれている。同軸
には、更にドラム及びバネクラッチ受けが配置されてい
る。ドラムの外径はカップリングの外径と同じであり、
カップリングに隣接して軸に固定されている。バネクラ
ッチ受けは軸に回転自在である。カップリングとドラム
の外径部にはバネクラッチが被嵌され、その一端はギヤ
に連結され、他端はバネクラッチ受けに連結されてい
る。バネクラッチ受けには摩擦板及び爪車が回転自在に
支持されている。爪車は押圧バネにより摩擦板側に押圧
され、摩擦板はバネクラッチ受けに押圧される。爪車の
外周部にはラチェット歯が形成されている。
前記軸に平行に配置された他の軸にも同様な構成部品が
装着されているが、往動用ギヤの代わりに復動用ギヤが
固定されている。復動用ギヤは往動用ギヤに噛み合わさ
れ、往動用ギヤは原稿載置台駆動ギヤに噛み合わされて
いる。
装着されているが、往動用ギヤの代わりに復動用ギヤが
固定されている。復動用ギヤは往動用ギヤに噛み合わさ
れ、往動用ギヤは原稿載置台駆動ギヤに噛み合わされて
いる。
ストッパが回転自在に支持され、その一端はソレノイド
に連結され、他端はバネで引っ張られている。ソレノイ
ドが解除されているときはストッパの一つのクローが復
動用ギヤ側の爪車に噛み込んでその回転をロックし、復
動用ギヤに駆動力が伝達される。ソレノイドが作動され
たときはストッパの他のクローが往動用ギヤ側の爪車に
噛み込んでその回転をロックし、往動用ギヤに駆動力が
伝達される。
に連結され、他端はバネで引っ張られている。ソレノイ
ドが解除されているときはストッパの一つのクローが復
動用ギヤ側の爪車に噛み込んでその回転をロックし、復
動用ギヤに駆動力が伝達される。ソレノイドが作動され
たときはストッパの他のクローが往動用ギヤ側の爪車に
噛み込んでその回転をロックし、往動用ギヤに駆動力が
伝達される。
例えば往動用ギヤ側の爪車の回転がロックされると、摩
擦板が機能してバネクラッチ受けの回転に摩擦による負
荷がかかる。その結果、バネクラッチが絞られ、カップ
リングとドラムの外径を締め付けるので、駆動力がドラ
ム、軸及び往動用ギヤに伝達される。このバネクラッチ
には、迅速かつ確実に駆動力を伝達し、遮断する的確な
クラッチ機能が必要とされる。しかしながら前記の通
り、駆動力を伝達するために摩擦板の摩擦力を利用して
いるので、ドラムの外径寸法とバネクラッチの内径寸法
(すなわちドラムの外径とバネクラッチの内径との間の
隙間)と摩擦板の摩擦力とをバランス良く適正に設定す
ることがきわめて困難であり、所望のクラッチ機能を得
ることは難しい。
擦板が機能してバネクラッチ受けの回転に摩擦による負
荷がかかる。その結果、バネクラッチが絞られ、カップ
リングとドラムの外径を締め付けるので、駆動力がドラ
ム、軸及び往動用ギヤに伝達される。このバネクラッチ
には、迅速かつ確実に駆動力を伝達し、遮断する的確な
クラッチ機能が必要とされる。しかしながら前記の通
り、駆動力を伝達するために摩擦板の摩擦力を利用して
いるので、ドラムの外径寸法とバネクラッチの内径寸法
(すなわちドラムの外径とバネクラッチの内径との間の
隙間)と摩擦板の摩擦力とをバランス良く適正に設定す
ることがきわめて困難であり、所望のクラッチ機能を得
ることは難しい。
(2)バネクラッチ受けと摩擦部材とは、駆動力が伝達
されている間は常に擦られているので、摩擦部材の耐久
性に問題があり、前記クラッチ機能が早期に劣化するお
それがある。また駆動に余計な負荷がかかる。
されている間は常に擦られているので、摩擦部材の耐久
性に問題があり、前記クラッチ機能が早期に劣化するお
それがある。また駆動に余計な負荷がかかる。
(3)前記ストッパ及び原稿載置台に関連してレバーが
軸支されている。原稿載置台がホームポジションに戻っ
たとき、原稿載置台取付部材に設けられたカムがレバー
の一端に作用して押し下げ、レバーの他端によりストッ
パを所定量起動させるよう構成されている。これによ
り、ストッパは、いずれのクローも各爪車に噛まない中
立位置に位置付けられる。
軸支されている。原稿載置台がホームポジションに戻っ
たとき、原稿載置台取付部材に設けられたカムがレバー
の一端に作用して押し下げ、レバーの他端によりストッ
パを所定量起動させるよう構成されている。これによ
り、ストッパは、いずれのクローも各爪車に噛まない中
立位置に位置付けられる。
すなわち、原稿載置台がホームポジションに戻ったとき
にのみ駆動はフリーとなるので、同ホームポジションに
おいてのみ、原稿載置台の手動による移動が可能となる
が、それ以外の位置からの移動は不可能である。したが
って、メンテナンス等において、原稿載置台を手動によ
り動かしたい場合、前記レバーを何らかの手段で(例え
ば手で)中立の状態にする必要がある。その結果メンテ
ナンス性に劣る。
にのみ駆動はフリーとなるので、同ホームポジションに
おいてのみ、原稿載置台の手動による移動が可能となる
が、それ以外の位置からの移動は不可能である。したが
って、メンテナンス等において、原稿載置台を手動によ
り動かしたい場合、前記レバーを何らかの手段で(例え
ば手で)中立の状態にする必要がある。その結果メンテ
ナンス性に劣る。
(4)原稿載置台がホームポジションに戻ったとき、原
稿載置台取付部材に設けられたカムがレバーの一端に作
用して押し下げ、レバーの他端によりストッパを移動さ
せ、前記のように駆動はフリーとなる。厳密には、原稿
載置台がホームポジションに戻る直前に駆動はフリーと
なり、後は慣性により原稿載置台が最終ホームポジショ
ンまで戻る。原稿載置台は重量があるので慣性力は十分
であるが、光学系移動式においては、移動体の重量が比
較的軽いため、十分な慣性力が得られず、移動体が正確
なホームポジションまで戻ることができないおそれがあ
る。
稿載置台取付部材に設けられたカムがレバーの一端に作
用して押し下げ、レバーの他端によりストッパを移動さ
せ、前記のように駆動はフリーとなる。厳密には、原稿
載置台がホームポジションに戻る直前に駆動はフリーと
なり、後は慣性により原稿載置台が最終ホームポジショ
ンまで戻る。原稿載置台は重量があるので慣性力は十分
であるが、光学系移動式においては、移動体の重量が比
較的軽いため、十分な慣性力が得られず、移動体が正確
なホームポジションまで戻ることができないおそれがあ
る。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであって、その
主目的は、簡単な構成でありながら必要とするクラッチ
機能が容易に得られかつ耐久性及びメンテナンス性に優
れた複合ばねクラッチ機構を提供することである。
主目的は、簡単な構成でありながら必要とするクラッチ
機能が容易に得られかつ耐久性及びメンテナンス性に優
れた複合ばねクラッチ機構を提供することである。
本発明によれば、回転駆動力が伝えられる入力回転要
素、正転伝動系列及び逆転伝動系列を備え、該正転伝動
系列は、(イ)該入力回転要素に駆動連結されて所定方向
に回転せしめられ、且つ出力ハブ部を有する第1の正転
伝動回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハブ部を有す
る第2の正転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ部を有する
第3の正転伝動回転要素と、(ニ)該第1の正転伝動回転
要素の出力ハブ部と該第2の正転伝動回転要素の入力ハ
ブ部とに跨がって被嵌され、且つ該第2の正転伝動回転
要素に対して該第1の正転伝動回転要素が相対的に該所
定方向に回転せしめられると収縮される方向に入力側端
から出力側端まで捲回されている第1の正転伝動コイル
ばねと、(ホ)該第2の正転伝動回転要素の出力ハブ部と
該第3の正転伝動回転要素の入力ハブ部とに跨がって被
嵌され、且つ該第3の正転伝動回転要素に対して該第2
の正転伝動回転要素が相対的に該所定方向に回転せしめ
られると収縮される方向に入力側端から出力側端まで捲
回されている第2の正転伝動コイルばねと、(ヘ)該第1
の正転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止する第1の
正転伝動制御手段と、(ト)該第2の正転伝動コイルばね
の収縮を選択的に阻止する第2の正転伝動制御手段とを
含み、 該逆転伝動系列は、(イ)該入力回転要素に駆動連結され
て所定方向に回転せしめられ、且つ出力ハブ部を有する
第1の逆転伝動回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハ
ブ部を有する第2の逆転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ
部を有する第3の逆転伝動回転要素と、(ニ)該第1の逆
転伝動回転要素の出力ハブ部と該第2の逆転伝動回転要
素の入力ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該第2の逆
転伝動回転要素に対して該第1の逆転伝動回転要素が相
対的に該所定方向に回転せしめられると収縮される方向
に入力側端から出力側端まで捲回されている第1の逆転
伝動コイルばねと、(ホ)該第2の逆転伝動回転要素の出
力ハブ部と該第3の逆転伝動回転要素の入力ハブ部とに
跨がって被嵌され、且つ該第3の逆転伝動回転要素に対
して該第2の逆転伝動回転要素が相対的に該所定方向に
回転せしめられると収縮される方向に入力側端から出力
側端まで捲回されている第2の逆転伝動コイルばねと、
(ヘ)該第1の逆転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止
する第1の逆転伝動制御手段と、(ト)該第2の逆転伝動
コイルばねの収縮を選択的に阻止する第2の逆転伝動制
御手段とを含み、 該正転伝動系列の該第3の正転伝動回転要素と該逆転伝
動系列の該第3の逆転伝動回転要素とは直接駆動連結さ
れていると共に、いずれか一方が出力回転要素に構成
し、 該第2の正転伝動制御手段は、該第2の正転伝動コイル
ばねに回転自在に被嵌された制御回転要素を有し、該第
2の正転伝動コイルばねの該出力側端が該制御回転要素
に連結されており、該第2の逆転伝動制御手段は、該第
2の逆転伝動コイルばねに回転自在に被嵌された制御回
転要素を有し、該第2の逆転伝動コイルばねの該出力側
端が該制御回転要素に連結されており、 該入力回転要素は出力ハブ部を有し、該入力回転要素に
関連せしめて、入力ハブ部を有する連動回転要素と、該
入力回転要素の該出力ハブ部と該連動回転要素の該入力
ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該連動回転要素に対
して該入力回転要素がそれに伝えられる該回転駆動力に
よって相対的に回転せしめられると収縮される方向に入
力側端から出力側端まで捲回されている連動コイルばね
とが設けられており、 該第2の正転伝動制御手段の該制御回転要素、該連動回
転要素及び該第2の逆転伝動制御手段の該制御回転要素
は、この順に直接駆動連結され、該第2の正転伝動制御
手段及び該第2の逆転伝動制御手段の各々における該制
御回転要素は、該連動回転要素よりも大径である、こと
を特徴とする複合ばねクラッチ機構が提供される。
素、正転伝動系列及び逆転伝動系列を備え、該正転伝動
系列は、(イ)該入力回転要素に駆動連結されて所定方向
に回転せしめられ、且つ出力ハブ部を有する第1の正転
伝動回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハブ部を有す
る第2の正転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ部を有する
第3の正転伝動回転要素と、(ニ)該第1の正転伝動回転
要素の出力ハブ部と該第2の正転伝動回転要素の入力ハ
ブ部とに跨がって被嵌され、且つ該第2の正転伝動回転
要素に対して該第1の正転伝動回転要素が相対的に該所
定方向に回転せしめられると収縮される方向に入力側端
から出力側端まで捲回されている第1の正転伝動コイル
ばねと、(ホ)該第2の正転伝動回転要素の出力ハブ部と
該第3の正転伝動回転要素の入力ハブ部とに跨がって被
嵌され、且つ該第3の正転伝動回転要素に対して該第2
の正転伝動回転要素が相対的に該所定方向に回転せしめ
られると収縮される方向に入力側端から出力側端まで捲
回されている第2の正転伝動コイルばねと、(ヘ)該第1
の正転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止する第1の
正転伝動制御手段と、(ト)該第2の正転伝動コイルばね
の収縮を選択的に阻止する第2の正転伝動制御手段とを
含み、 該逆転伝動系列は、(イ)該入力回転要素に駆動連結され
て所定方向に回転せしめられ、且つ出力ハブ部を有する
第1の逆転伝動回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハ
ブ部を有する第2の逆転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ
部を有する第3の逆転伝動回転要素と、(ニ)該第1の逆
転伝動回転要素の出力ハブ部と該第2の逆転伝動回転要
素の入力ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該第2の逆
転伝動回転要素に対して該第1の逆転伝動回転要素が相
対的に該所定方向に回転せしめられると収縮される方向
に入力側端から出力側端まで捲回されている第1の逆転
伝動コイルばねと、(ホ)該第2の逆転伝動回転要素の出
力ハブ部と該第3の逆転伝動回転要素の入力ハブ部とに
跨がって被嵌され、且つ該第3の逆転伝動回転要素に対
して該第2の逆転伝動回転要素が相対的に該所定方向に
回転せしめられると収縮される方向に入力側端から出力
側端まで捲回されている第2の逆転伝動コイルばねと、
(ヘ)該第1の逆転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止
する第1の逆転伝動制御手段と、(ト)該第2の逆転伝動
コイルばねの収縮を選択的に阻止する第2の逆転伝動制
御手段とを含み、 該正転伝動系列の該第3の正転伝動回転要素と該逆転伝
動系列の該第3の逆転伝動回転要素とは直接駆動連結さ
れていると共に、いずれか一方が出力回転要素に構成
し、 該第2の正転伝動制御手段は、該第2の正転伝動コイル
ばねに回転自在に被嵌された制御回転要素を有し、該第
2の正転伝動コイルばねの該出力側端が該制御回転要素
に連結されており、該第2の逆転伝動制御手段は、該第
2の逆転伝動コイルばねに回転自在に被嵌された制御回
転要素を有し、該第2の逆転伝動コイルばねの該出力側
端が該制御回転要素に連結されており、 該入力回転要素は出力ハブ部を有し、該入力回転要素に
関連せしめて、入力ハブ部を有する連動回転要素と、該
入力回転要素の該出力ハブ部と該連動回転要素の該入力
ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該連動回転要素に対
して該入力回転要素がそれに伝えられる該回転駆動力に
よって相対的に回転せしめられると収縮される方向に入
力側端から出力側端まで捲回されている連動コイルばね
とが設けられており、 該第2の正転伝動制御手段の該制御回転要素、該連動回
転要素及び該第2の逆転伝動制御手段の該制御回転要素
は、この順に直接駆動連結され、該第2の正転伝動制御
手段及び該第2の逆転伝動制御手段の各々における該制
御回転要素は、該連動回転要素よりも大径である、こと
を特徴とする複合ばねクラッチ機構が提供される。
以下、本発明に従って構成された複合ばねクラッチ機構
の好適具体例を、添付図面を参照して説明する。
の好適具体例を、添付図面を参照して説明する。
まず、主として第2図及び第4図を参照して説明する
と、全体を番号2で示す複合ばねクラッチ機構は、入力
回転要素を構成する歯車4、正転伝動系列6及び逆転伝
動系列8を具備している。装置の支持フレームの如き支
持板10には、ナット部材12、14及び16によっ
て、第1の支持軸18、第2の支持軸20及び第3の支
持軸22が固定されている。そして、第1の支持軸18
には上記歯車4が回転自在に装着され、第2の支持軸2
0には上記正転伝動系列6が装着され、また第3の支持
軸22は上記逆転伝動系列が装着されている。上記歯車
4は、図示していないが適宜の伝動系列を介して電動モ
ータの如き駆動源に駆動連結されており、上記駆動源に
よって所定方向(第4図に矢印で示す方向)に回転駆動
される。
と、全体を番号2で示す複合ばねクラッチ機構は、入力
回転要素を構成する歯車4、正転伝動系列6及び逆転伝
動系列8を具備している。装置の支持フレームの如き支
持板10には、ナット部材12、14及び16によっ
て、第1の支持軸18、第2の支持軸20及び第3の支
持軸22が固定されている。そして、第1の支持軸18
には上記歯車4が回転自在に装着され、第2の支持軸2
0には上記正転伝動系列6が装着され、また第3の支持
軸22は上記逆転伝動系列が装着されている。上記歯車
4は、図示していないが適宜の伝動系列を介して電動モ
ータの如き駆動源に駆動連結されており、上記駆動源に
よって所定方向(第4図に矢印で示す方向)に回転駆動
される。
正転伝動系列6は、第1の正転伝動回転要素を構成する
歯車24、第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材
26及び第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28を
含んでいる。これらの歯車24、回転部材26及び歯車
28は、第2の支持軸20の基部から先端部に向かって
(即ち、第2図において左方から右方、第4図において
左上方から右下方に向かって)順次に、第2の支持軸20
に回転自在に装着されている。歯車24は、入力回転要
素を構成する歯車4に噛合されており、第4図に矢印で
示す方向に回転される。この歯車24には円筒状の出力ハ
ブ部24aが形成されており、出力ハブ部24aは歯車
24の片側面から回転部材26に向かって延びている。
回転部材26には円筒状の入力ハブ部26a及び出力ハ
ブ部26bが形成されている。回転部材26の入力ハブ
部26aは上記歯車24に形成された出力ハブ部24aの
径と実質上同一の径を有しており、回転部材26の片側面
から歯車24の出力ハブ部24aに向かって延びてい
る。一方、回転部材26の出力ハブ部26bは、回転部
材26の他側面から歯車28に向かって延びている。ま
た、歯車28には円筒状の入力ハブ部28aが形成され
ている。歯車28の入力ハブ部28aは上記回転部材26
に形成された出力ハブ部26bの径と実質上同一の径を
有しており、歯車28の片側面から回転部材26の出力
ハブ部26bに向かって延びている。上記第1の正転伝
動回転要素を構成する歯車24の出力ハブ部24aと上
記第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材26の入
力ハブ部26aとには、これら両者に跨って第1の正転
伝動コイルばねを構成するコイルばね30が被嵌され、
このコイルばね30には、更に第1の正転伝動制御手段
の制御回転要素を構成する、その外周側面全周に間隔を
置いて複数個の爪32aが形成された爪車32が回転自
在に被嵌されている。コイルばね30はその入力側端3
0aから出力側端30bまで第4図において右下方から
見て右巻きに(従って、歯車24が矢印で示す方向に回
転すると収縮される方向に)捲回されており、その入力
側端30aは爪車32に形成された切欠き32bに挿入
されることによって爪車32に固定されている。また、
第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材26の出力
ハブ部26bと第3の正転伝動回転要素を構成する歯車
28の入力ハブ部28aとには、これら両者に跨って第
2の正転伝動コイルばねを構成するコイルばね34が被
嵌され、かかるコイルばね34には、更に第2の正転伝
動制御手段の制御回転要素を構成する歯車36が回転自
在に被嵌されている。コイルばね34はその入力側端3
4aから出力側端34bまで第4図において右下方から
見て右巻きに(従って、回転部材26が第4図に矢印で
示す方向に回転すると収縮される方向に)捲回されてお
り、その出力側端34bは歯車36に形成された切欠き
36aに挿入されることによって歯車36に固定されて
いる。
歯車24、第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材
26及び第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28を
含んでいる。これらの歯車24、回転部材26及び歯車
28は、第2の支持軸20の基部から先端部に向かって
(即ち、第2図において左方から右方、第4図において
左上方から右下方に向かって)順次に、第2の支持軸20
に回転自在に装着されている。歯車24は、入力回転要
素を構成する歯車4に噛合されており、第4図に矢印で
示す方向に回転される。この歯車24には円筒状の出力ハ
ブ部24aが形成されており、出力ハブ部24aは歯車
24の片側面から回転部材26に向かって延びている。
回転部材26には円筒状の入力ハブ部26a及び出力ハ
ブ部26bが形成されている。回転部材26の入力ハブ
部26aは上記歯車24に形成された出力ハブ部24aの
径と実質上同一の径を有しており、回転部材26の片側面
から歯車24の出力ハブ部24aに向かって延びてい
る。一方、回転部材26の出力ハブ部26bは、回転部
材26の他側面から歯車28に向かって延びている。ま
た、歯車28には円筒状の入力ハブ部28aが形成され
ている。歯車28の入力ハブ部28aは上記回転部材26
に形成された出力ハブ部26bの径と実質上同一の径を
有しており、歯車28の片側面から回転部材26の出力
ハブ部26bに向かって延びている。上記第1の正転伝
動回転要素を構成する歯車24の出力ハブ部24aと上
記第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材26の入
力ハブ部26aとには、これら両者に跨って第1の正転
伝動コイルばねを構成するコイルばね30が被嵌され、
このコイルばね30には、更に第1の正転伝動制御手段
の制御回転要素を構成する、その外周側面全周に間隔を
置いて複数個の爪32aが形成された爪車32が回転自
在に被嵌されている。コイルばね30はその入力側端3
0aから出力側端30bまで第4図において右下方から
見て右巻きに(従って、歯車24が矢印で示す方向に回
転すると収縮される方向に)捲回されており、その入力
側端30aは爪車32に形成された切欠き32bに挿入
されることによって爪車32に固定されている。また、
第2の正転伝動回転要素を構成する回転部材26の出力
ハブ部26bと第3の正転伝動回転要素を構成する歯車
28の入力ハブ部28aとには、これら両者に跨って第
2の正転伝動コイルばねを構成するコイルばね34が被
嵌され、かかるコイルばね34には、更に第2の正転伝
動制御手段の制御回転要素を構成する歯車36が回転自
在に被嵌されている。コイルばね34はその入力側端3
4aから出力側端34bまで第4図において右下方から
見て右巻きに(従って、回転部材26が第4図に矢印で
示す方向に回転すると収縮される方向に)捲回されてお
り、その出力側端34bは歯車36に形成された切欠き
36aに挿入されることによって歯車36に固定されて
いる。
上述した第1の正転伝動制御手段は、更に、上記爪車3
2の回転を選択的に阻止する回転制御手段を含んでい
る。図示の回転制御手段は、第3図に示す如く、支持板
10(第1図)に揺動自在に装着された係止部材38と
上記支持板10に固定された電磁ソレノイド40(作動
手段を構成する)を有している。係止部材38の一端に
は上記爪車32に形成された爪32aに係合可能な係止
片38aが設けられており、その他端部は電磁ソレノイド
40の出力軸42に旋回自在に連結されている。そし
て、係止部材38の他端部と電磁ソレノイド40のソレ
ノイド本体44との間には、圧縮コイルばね46が介在
されている。従って、電磁ソレノイド40が付勢される
と、圧縮コイルばね46の弾性偏倚作用に抗して係止部
材38が第3図において時計方向に旋回されて係止部材
38の係止片38aが上記爪車32の爪32aから離脱
する非作用位置に位置付けられ(従って、係止部材38が
かかる非作用位置に位置付けられると、爪車32は回転可
能となる)、電磁ソレノイド40が除勢されると、圧縮
コイルばね46の弾性偏倚作用によって係止部材38が
第3図において反時計方向に旋回されて係止部材38の
係止片38aが上記爪車32の爪32aのいずれかに係
止する作用位置(第3図に示す位置)に位置付けられる
(従って、係止部材38がかかる作用位置に位置付けら
れると、爪車32の回転は阻止される)。
2の回転を選択的に阻止する回転制御手段を含んでい
る。図示の回転制御手段は、第3図に示す如く、支持板
10(第1図)に揺動自在に装着された係止部材38と
上記支持板10に固定された電磁ソレノイド40(作動
手段を構成する)を有している。係止部材38の一端に
は上記爪車32に形成された爪32aに係合可能な係止
片38aが設けられており、その他端部は電磁ソレノイド
40の出力軸42に旋回自在に連結されている。そし
て、係止部材38の他端部と電磁ソレノイド40のソレ
ノイド本体44との間には、圧縮コイルばね46が介在
されている。従って、電磁ソレノイド40が付勢される
と、圧縮コイルばね46の弾性偏倚作用に抗して係止部
材38が第3図において時計方向に旋回されて係止部材
38の係止片38aが上記爪車32の爪32aから離脱
する非作用位置に位置付けられ(従って、係止部材38が
かかる非作用位置に位置付けられると、爪車32は回転可
能となる)、電磁ソレノイド40が除勢されると、圧縮
コイルばね46の弾性偏倚作用によって係止部材38が
第3図において反時計方向に旋回されて係止部材38の
係止片38aが上記爪車32の爪32aのいずれかに係
止する作用位置(第3図に示す位置)に位置付けられる
(従って、係止部材38がかかる作用位置に位置付けら
れると、爪車32の回転は阻止される)。
上述した通りの正転伝動系列6においては、第2図及び
第4図から理解される如く、第1の正転伝動制御手段の
電磁ソレノイド40(第3図)が付勢されると上述した
如く爪車32が回転可能となり、矢印で示す方向に回転
される歯車24の回転によってコイルばね30が収縮さ
れ、このコイルばね30を介して歯車24に形成された
出力ハブ部24aと回転部材26に形成された入力ハブ
部26aとが接続され、かくして歯車24の回転駆動力
がコイルばね30を介して回転部材26に伝達され、回
転部材26は矢印で示す方向に回転される(尚、このと
き、コイルばね30は歯車24及び回転部材26と一体に
回転される故に、コイルばね30に連結されいる爪車3
2もコイルばね30と共に第4図に矢印で示す方向に回
転される)。回転部材26が矢印で示す方向に回転され
ると、この回転部材26の回転によってコイルばね34
が収縮され、このコイルばね34を介して回転部材26
に形成された出力ハブ部26bと歯車28に形成された
入力ハブ部28aとが接続され、かくして回転部材26
の回転駆動力がコイルばね34を介して歯車28に伝達
され、歯車28は第4図に矢印48で示す方向に回転さ
れる(尚、このとき、コイルばね34は回転部材26及
び歯車28と一体に回転する故に、コイルばね34に連
結されている歯車36もコイルばね34と共に第4図に
矢印で示す方向に回転される)。
第4図から理解される如く、第1の正転伝動制御手段の
電磁ソレノイド40(第3図)が付勢されると上述した
如く爪車32が回転可能となり、矢印で示す方向に回転
される歯車24の回転によってコイルばね30が収縮さ
れ、このコイルばね30を介して歯車24に形成された
出力ハブ部24aと回転部材26に形成された入力ハブ
部26aとが接続され、かくして歯車24の回転駆動力
がコイルばね30を介して回転部材26に伝達され、回
転部材26は矢印で示す方向に回転される(尚、このと
き、コイルばね30は歯車24及び回転部材26と一体に
回転される故に、コイルばね30に連結されいる爪車3
2もコイルばね30と共に第4図に矢印で示す方向に回
転される)。回転部材26が矢印で示す方向に回転され
ると、この回転部材26の回転によってコイルばね34
が収縮され、このコイルばね34を介して回転部材26
に形成された出力ハブ部26bと歯車28に形成された
入力ハブ部28aとが接続され、かくして回転部材26
の回転駆動力がコイルばね34を介して歯車28に伝達
され、歯車28は第4図に矢印48で示す方向に回転さ
れる(尚、このとき、コイルばね34は回転部材26及
び歯車28と一体に回転する故に、コイルばね34に連
結されている歯車36もコイルばね34と共に第4図に
矢印で示す方向に回転される)。
他方、第1の正転伝動制御手段の電磁ソレノイド40が
除勢されると上述した如く爪車32の回転が阻止され、
コイルばね30の収縮が阻止され、このコイルばね30
が拡張される。かくの如く拡張されると、歯車24に形
成された出力ハブ部24aと回転部材26に形成された入
力ハブ部26aとのコイルばね30による接続が解除さ
れ、歯車24と回転部材26との連結状態が解除され、
かくして回転部材26並びにこの回転部材26によって
回転される歯車28、コイルばね34及び歯車36が歯
車24によって回転されることはない。
除勢されると上述した如く爪車32の回転が阻止され、
コイルばね30の収縮が阻止され、このコイルばね30
が拡張される。かくの如く拡張されると、歯車24に形
成された出力ハブ部24aと回転部材26に形成された入
力ハブ部26aとのコイルばね30による接続が解除さ
れ、歯車24と回転部材26との連結状態が解除され、
かくして回転部材26並びにこの回転部材26によって
回転される歯車28、コイルばね34及び歯車36が歯
車24によって回転されることはない。
また、上記逆転伝動系列8は、第1の逆転伝動回転要素
を構成する歯車50、第2の逆転伝動回転要素を構成す
る回転部材52及び第3の逆転伝動回転要素を構成する
歯車54を含んでいる。これらの歯車50、回転部材5
2及び歯車54は、第3の支持軸22の基部から先端部
に向かって(即ち、第2図において左右から右方、第4
図において左上方から右下方に向かって)順次に、第3
の支持軸22に回転自在に装着されている。歯車50
は、入力回転要素を構成する歯車4に噛合されており、
第4図に矢印で示す方向に回転される。この歯車50に
は円筒状の出力ハブ部50aが形成されており、出力ハ
ブ部50aは歯車50の片側面から回転部材52に向か
って延びている。回転部材52には円筒状の入力ハブ部
52a及び出力ハブ部52bが形成されている。回転部
材52の入力ハブ部52aは上記歯車50に形成された出
力ハブ部50aの径と実質上同一の径を有しており、回
転部材52の片側面から歯車50の出力ハブ部50aに
向かって延びている。一方、回転部材52の出力ハブ部
52bは、回転部材52の他側面から歯車54に向かっ
て延びている。また、歯車54には円筒状の入力ハブ部
54aが形成されている。歯車54の入力ハブ部54a
は上記回転部材52に形成された出力ハブ部52bの径
と実質上同一の径を有しており、歯車54の片側面から
回転部材52の出力ハブ部52bに向かって延びてい
る。この入力ハブ部54aを有する歯車54は、第1図
に示す如く、上記正転伝動系列6の歯車28に噛合され
ている。上記第1の逆転伝動回転要素を構成する歯車5
0の出力ハブ部50aと上記第2の逆転伝動回転要素を
構成する回転部材52の入力ハブ部52aとには、これ
ら両者に跨って第1の逆転伝動コイルばねを構成するコ
イルばね56が被嵌され、このコイルばね56には、更
に第1の逆転伝動制御手段の制御回転要素を構成する、
その外周側面全周に間隔を置いて複数個の爪58aが形
成された爪車58が回転自在に被嵌されている。コイル
ばね56はその入力側端56aから出力側端56bまで
第4図において右下方から見て右巻きに(従って、歯車
50が矢印で示す方向に回転すると収縮される方向に)
捲回されており、その入力側端56aは爪車58に形成
された切欠き58bに挿入されることによって爪車58
に固定されている。また、第2の逆転伝動回転要素を構
成する回転部材52の出力ハブ部52bと第3の逆転伝
動回転要素を構成する歯車54の入力ハブ部54aとに
は、これら両者に跨って第2の逆転伝動コイルばねを構
成するコイルばね60が被嵌され、かかるコイルばね6
0には、更に第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素を
構成する歯車62が回転自在に被嵌されている。コイル
ばね60はその入力側端60aから出力側端60bまで
第4図において右下方から見て右巻きに(従って、回転
部材52が第4図に矢印で示す方向に回転すると収縮さ
れる方向に)捲回されており、その出力側端60bは歯
車62に形成された切欠き62aに挿入されることによ
って歯車62に固定されている。
を構成する歯車50、第2の逆転伝動回転要素を構成す
る回転部材52及び第3の逆転伝動回転要素を構成する
歯車54を含んでいる。これらの歯車50、回転部材5
2及び歯車54は、第3の支持軸22の基部から先端部
に向かって(即ち、第2図において左右から右方、第4
図において左上方から右下方に向かって)順次に、第3
の支持軸22に回転自在に装着されている。歯車50
は、入力回転要素を構成する歯車4に噛合されており、
第4図に矢印で示す方向に回転される。この歯車50に
は円筒状の出力ハブ部50aが形成されており、出力ハ
ブ部50aは歯車50の片側面から回転部材52に向か
って延びている。回転部材52には円筒状の入力ハブ部
52a及び出力ハブ部52bが形成されている。回転部
材52の入力ハブ部52aは上記歯車50に形成された出
力ハブ部50aの径と実質上同一の径を有しており、回
転部材52の片側面から歯車50の出力ハブ部50aに
向かって延びている。一方、回転部材52の出力ハブ部
52bは、回転部材52の他側面から歯車54に向かっ
て延びている。また、歯車54には円筒状の入力ハブ部
54aが形成されている。歯車54の入力ハブ部54a
は上記回転部材52に形成された出力ハブ部52bの径
と実質上同一の径を有しており、歯車54の片側面から
回転部材52の出力ハブ部52bに向かって延びてい
る。この入力ハブ部54aを有する歯車54は、第1図
に示す如く、上記正転伝動系列6の歯車28に噛合され
ている。上記第1の逆転伝動回転要素を構成する歯車5
0の出力ハブ部50aと上記第2の逆転伝動回転要素を
構成する回転部材52の入力ハブ部52aとには、これ
ら両者に跨って第1の逆転伝動コイルばねを構成するコ
イルばね56が被嵌され、このコイルばね56には、更
に第1の逆転伝動制御手段の制御回転要素を構成する、
その外周側面全周に間隔を置いて複数個の爪58aが形
成された爪車58が回転自在に被嵌されている。コイル
ばね56はその入力側端56aから出力側端56bまで
第4図において右下方から見て右巻きに(従って、歯車
50が矢印で示す方向に回転すると収縮される方向に)
捲回されており、その入力側端56aは爪車58に形成
された切欠き58bに挿入されることによって爪車58
に固定されている。また、第2の逆転伝動回転要素を構
成する回転部材52の出力ハブ部52bと第3の逆転伝
動回転要素を構成する歯車54の入力ハブ部54aとに
は、これら両者に跨って第2の逆転伝動コイルばねを構
成するコイルばね60が被嵌され、かかるコイルばね6
0には、更に第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素を
構成する歯車62が回転自在に被嵌されている。コイル
ばね60はその入力側端60aから出力側端60bまで
第4図において右下方から見て右巻きに(従って、回転
部材52が第4図に矢印で示す方向に回転すると収縮さ
れる方向に)捲回されており、その出力側端60bは歯
車62に形成された切欠き62aに挿入されることによ
って歯車62に固定されている。
上述した第1の逆転伝動制御手段は、更に、上記爪車5
8の回転を選択的に阻止する回転制御手段を含んでい
る。図示の回転制御手段は、第3図に示す如く、支持板
10(第1図)に揺動自在に装着された係止部材64と
上記支持板10に固定された電磁ソレノイド66(作動
手段を構成する)を有している。係止部材64の一端に
は上記爪車58に形成された爪58aに係合可能な係止
片64aが設けられており、その他端部は電磁ソレノイド
66の出力軸68に旋回自在に連結されている。そし
て、係止部材64の他端部と電磁ソレノイド66のソレ
ノイド本体70との間には圧縮コイルばね72が介在さ
れている。従って、電磁ソレノイド66が付勢される
と、圧縮コイルばね72の弾性偏倚作用に抗して係止部
材64が第3図において時計方向に旋回されて係止部材
64の係止片64aが上記爪車58の58aから離脱す
る非作用位置に位置付けられ(従って、係止部材64が
かかる非作用位置に位置付けられると、爪車58は回転
可能となる)、電磁ソレノイド66が除勢されると、圧
縮コイルばね72の弾性偏倚作用によって係止部材64
が第3図において反時計方向に旋回されて係止部材64
の係止片64aが上記爪車58の爪58aのいずれかに
係止する作用位置(第3図に示す位置)に位置付けられ
る(従って、係止部材64がかかる作用位置に位置付け
られると、爪車58の回転は阻止される)。
8の回転を選択的に阻止する回転制御手段を含んでい
る。図示の回転制御手段は、第3図に示す如く、支持板
10(第1図)に揺動自在に装着された係止部材64と
上記支持板10に固定された電磁ソレノイド66(作動
手段を構成する)を有している。係止部材64の一端に
は上記爪車58に形成された爪58aに係合可能な係止
片64aが設けられており、その他端部は電磁ソレノイド
66の出力軸68に旋回自在に連結されている。そし
て、係止部材64の他端部と電磁ソレノイド66のソレ
ノイド本体70との間には圧縮コイルばね72が介在さ
れている。従って、電磁ソレノイド66が付勢される
と、圧縮コイルばね72の弾性偏倚作用に抗して係止部
材64が第3図において時計方向に旋回されて係止部材
64の係止片64aが上記爪車58の58aから離脱す
る非作用位置に位置付けられ(従って、係止部材64が
かかる非作用位置に位置付けられると、爪車58は回転
可能となる)、電磁ソレノイド66が除勢されると、圧
縮コイルばね72の弾性偏倚作用によって係止部材64
が第3図において反時計方向に旋回されて係止部材64
の係止片64aが上記爪車58の爪58aのいずれかに
係止する作用位置(第3図に示す位置)に位置付けられ
る(従って、係止部材64がかかる作用位置に位置付け
られると、爪車58の回転は阻止される)。
上述した通りの逆転伝動系列8においては、第2図及び
第4図から理解される如く、第1の逆転伝動制御手段の
電磁ソレノイド66(第3図)が付勢されると上述した
如く爪車58が回転可能となり、矢印で示す方向に回転
される歯車50の回転によってコイルばね56が収縮さ
れ、このコイルばね56を介して歯車50に形成された
出力ハブ部50aと回転部材52に形成された入力ハブ
部52aとが接続され、かくして歯車50の回転駆動力
がコイルばね56を介して回転部材52に伝達され、回
転部材52は矢印で示す方向に回転される(尚、このと
き、コイルばね56は歯車50及び回転部材52と一体
に回転される故に、コイルばね56に連結されている爪
車58もコイルばね56と共に第4図に矢印で示す方向
に回転される)。回転部材52が矢印で示す方向に回転
されると、この回転部材52の回転によってコイルばね
60が収縮され、このコイルばね60を介して回転部材
52に形成された出力ハブ部52bと歯車54に形成さ
れた入力ハブ部54aとが接続され、かくして回転部材
52の回転駆動力がコイルばね60を介して歯車54に
伝達され、歯車54は第4図に矢印74で示す方向に回
転される(尚、このとき、コイルばね60は回転部材5
2及び歯車54と一体に回転する故に、コイルばね60
に連結されている歯車62もコイルばね60と共に第4
図に矢印で示す方向に回転される)。
第4図から理解される如く、第1の逆転伝動制御手段の
電磁ソレノイド66(第3図)が付勢されると上述した
如く爪車58が回転可能となり、矢印で示す方向に回転
される歯車50の回転によってコイルばね56が収縮さ
れ、このコイルばね56を介して歯車50に形成された
出力ハブ部50aと回転部材52に形成された入力ハブ
部52aとが接続され、かくして歯車50の回転駆動力
がコイルばね56を介して回転部材52に伝達され、回
転部材52は矢印で示す方向に回転される(尚、このと
き、コイルばね56は歯車50及び回転部材52と一体
に回転される故に、コイルばね56に連結されている爪
車58もコイルばね56と共に第4図に矢印で示す方向
に回転される)。回転部材52が矢印で示す方向に回転
されると、この回転部材52の回転によってコイルばね
60が収縮され、このコイルばね60を介して回転部材
52に形成された出力ハブ部52bと歯車54に形成さ
れた入力ハブ部54aとが接続され、かくして回転部材
52の回転駆動力がコイルばね60を介して歯車54に
伝達され、歯車54は第4図に矢印74で示す方向に回
転される(尚、このとき、コイルばね60は回転部材5
2及び歯車54と一体に回転する故に、コイルばね60
に連結されている歯車62もコイルばね60と共に第4
図に矢印で示す方向に回転される)。
他方、第1の逆転伝動制御手段の電磁ソレノイド66が
除勢されると上述した如く爪車68の回転が阻止され、
コイルばね56の収縮が阻止され、このコイルばね56
が拡張される。かくの如く拡張されると、歯車50に形
成された出力ハブ部50aと回転部材52に形成された入
力ハブ部52aとのコイルばね56による接続が解除さ
れ、歯車50と回転部材52との連結状態が解除され、
かくして回転部材52並びにこの回転部材52によって
回転される歯車54、コイルばね60及び歯車62が歯
車50によって回転されることはない。
除勢されると上述した如く爪車68の回転が阻止され、
コイルばね56の収縮が阻止され、このコイルばね56
が拡張される。かくの如く拡張されると、歯車50に形
成された出力ハブ部50aと回転部材52に形成された入
力ハブ部52aとのコイルばね56による接続が解除さ
れ、歯車50と回転部材52との連結状態が解除され、
かくして回転部材52並びにこの回転部材52によって
回転される歯車54、コイルばね60及び歯車62が歯
車50によって回転されることはない。
入力回転要素を構成する歯車4が回転自在に装着されて
いる第1の支持軸18の先端部には、さらに連動回転要
素を構成する歯車76が回転自在に装着されている。こ
の歯車76は、第2の正転伝動制御手段の制御回転要素
を構成する歯車36及び第2の逆転伝動制御手段の制御
回転要素を構成する歯車62の歯数よりも少ない歯数
(言い換えると、歯車36及び62の径よりも小さい
径)を有している。歯車76には円筒状の入力ハブ部76
aが形成されており、かかる入力ハブ部76aは歯車7
6の片側面から歯車4に分かって延びている。また上記
歯車4にも円筒形状の出力ハブ部4aが形成されてい
る。かかる出力ハブ部4aは歯車76に形成された出力
ハブ部76aの径と実質上同一の径を有しており、歯車
4の片側面から歯車76の入力ハブ部76aに向かって
延びている。そして、この歯車4の出力ハブ部4aと歯
車76の入力ハブ部76aとには、これら両者に跨って
連動コイルばねを構成するコイルばね78が被嵌されて
いる。コイルばね78はその入力側端78aから出力側
端78bまで第4図において右下方から見て左巻きに
(従って、歯車4が矢印で示す方向に回転すると収縮さ
れる方向)に捲回されている。
いる第1の支持軸18の先端部には、さらに連動回転要
素を構成する歯車76が回転自在に装着されている。こ
の歯車76は、第2の正転伝動制御手段の制御回転要素
を構成する歯車36及び第2の逆転伝動制御手段の制御
回転要素を構成する歯車62の歯数よりも少ない歯数
(言い換えると、歯車36及び62の径よりも小さい
径)を有している。歯車76には円筒状の入力ハブ部76
aが形成されており、かかる入力ハブ部76aは歯車7
6の片側面から歯車4に分かって延びている。また上記
歯車4にも円筒形状の出力ハブ部4aが形成されてい
る。かかる出力ハブ部4aは歯車76に形成された出力
ハブ部76aの径と実質上同一の径を有しており、歯車
4の片側面から歯車76の入力ハブ部76aに向かって
延びている。そして、この歯車4の出力ハブ部4aと歯
車76の入力ハブ部76aとには、これら両者に跨って
連動コイルばねを構成するコイルばね78が被嵌されて
いる。コイルばね78はその入力側端78aから出力側
端78bまで第4図において右下方から見て左巻きに
(従って、歯車4が矢印で示す方向に回転すると収縮さ
れる方向)に捲回されている。
従って、駆動源(図示せず)によって歯車4が回動され
ると、矢印で示す方向に回転する歯車4の回転によって
コイルばね78が収縮され、このコイルばね78を介し
て歯車4に形成された出力ハブ部4aと歯車76に形成
された入力ハブ部76aとが接続され、かくして歯車4の
回転駆動力がコイルばね78を介して歯車76に伝達さ
れ、歯車76は第4図に矢印で示す方向に回転される。
ると、矢印で示す方向に回転する歯車4の回転によって
コイルばね78が収縮され、このコイルばね78を介し
て歯車4に形成された出力ハブ部4aと歯車76に形成
された入力ハブ部76aとが接続され、かくして歯車4の
回転駆動力がコイルばね78を介して歯車76に伝達さ
れ、歯車76は第4図に矢印で示す方向に回転される。
上述した如くして回転される連動回転要素を構成する歯
車76は、正転伝動系列6における第2の正転伝動制御
手段の制御回転要素を構成する歯車36と逆転伝動系列
8における第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素を構
成する歯車62とに噛合されている。また、図示の具体
例では、第1図及び第2図に示す如く、正転伝動系列6
の第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28に、上記
複合ばねクラッチ機構2からの出力を取り出す歯車80
が噛合されている(従って、この場合、上記歯車28は
出力回転要素を構成している。)尚、正転伝動系列6の
第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28に代えて、
出力を取り出す上記歯車80を逆転伝動系列8の第3の
逆転伝動回転要素を構成する歯車54に噛合させること
も可能である(従って、この場合、上記歯54は出力回
転要素を構成する)。
車76は、正転伝動系列6における第2の正転伝動制御
手段の制御回転要素を構成する歯車36と逆転伝動系列
8における第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素を構
成する歯車62とに噛合されている。また、図示の具体
例では、第1図及び第2図に示す如く、正転伝動系列6
の第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28に、上記
複合ばねクラッチ機構2からの出力を取り出す歯車80
が噛合されている(従って、この場合、上記歯車28は
出力回転要素を構成している。)尚、正転伝動系列6の
第3の正転伝動回転要素を構成する歯車28に代えて、
出力を取り出す上記歯車80を逆転伝動系列8の第3の
逆転伝動回転要素を構成する歯車54に噛合させること
も可能である(従って、この場合、上記歯54は出力回
転要素を構成する)。
上述した構成を有する複合ばねクラッチ機構2において
は、歯車24(第1の正転伝動回転要素)、歯車28
(第3の正転伝動回転要素)、歯車50(第1の逆転伝
動回転要素)及び歯車54(第3の逆転伝動回転要素)
の各々の歯数を適宜に選択することによって出力回転要
素を構成している歯車28の正転時の回転速度及び逆転
時の回転速度を任意に設定することができる。
は、歯車24(第1の正転伝動回転要素)、歯車28
(第3の正転伝動回転要素)、歯車50(第1の逆転伝
動回転要素)及び歯車54(第3の逆転伝動回転要素)
の各々の歯数を適宜に選択することによって出力回転要
素を構成している歯車28の正転時の回転速度及び逆転
時の回転速度を任意に設定することができる。
次に、主として第2図及び第4図を参照して、上述した
通りの複合ばねクラッチ機構2の作用効果について説明
する。
通りの複合ばねクラッチ機構2の作用効果について説明
する。
(1)中立(入力回転要素の回転力が出力回転要素に伝達
されない状態) 中立時には、第1の正転伝動制御手段の回転制御手段に
おける電磁ソレノイド40(第3図)及び第1の逆転伝
動制御手段の回転制御手段における電磁ソレノイド66
(第3図)が除勢され、上述した如くして、正転伝動系
列6において係止部材38の係止片38aが爪車32に
3成された複数個の爪32aのうちのいずれかに係止さ
れて爪車32の回転が阻止され、また逆転伝動系列8に
おいて係止部材64の係止片64aが爪車58に形成され
た複数個の爪58aのうちのいずれかに係止されて爪車
58の回転が阻止されている。従って、駆動源(図示せ
ず)によって矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)の回動力は正転伝動系列6の歯車24
に伝達されて歯車24は矢印で示す方向に回転される
が、爪車32の回転が阻止されている故にコイルばね3
0(第1の正転伝動コイルばね)が収縮されず、上述し
た如く歯車24の出力ハブ部24aと回転部材26の入
力ハブ部26aとがこのコイルばね30を介して接続さ
れることはない。また、矢印で示す方向に回転駆動され
る歯車4(回転入力要素)の回動力は逆転伝動系列8の
歯車50に伝達されて歯車50は矢印で示す方向に回転
されるが、爪車58の回転が阻止されている故にコイル
ばね50(第1の逆転伝動コイルばね)が収縮されず、
上述した如く歯車50の出力ハブ部50aと回転部材5
2の入力ハブ部52aとが接続されることはない。かく
して、正転伝動系列6において歯車24と回転部材26
が連結解除状態となると共に逆転伝動系列8において歯
車50と回転部材52とが連結解除状態となり、歯車2
8(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素を構成
する)が回転されることはない。尚、このとき、矢印で
示す方向に回転される歯車4(入力回転要素)の回転に
よってコイルばね78(連動コイルばね)が収縮されて上
述した如くして歯車76(連動回転要素)が矢印で示す
方向に回転され、歯車76の回転に伴って歯車36(第
2の正転伝動制御手段の制御回転要素)及び歯車62
(第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素)が夫々矢印
で示す方向に回転される。歯車36が回転されると、コ
イルばね34(第2の正転伝動コイルばね)はその出力
側端34bが歯車36に連結されている故に歯車36と
一体に回転されるが、この歯車36の回転によってコイ
ルばね34が拡張されるために、歯車4及び歯車76を
介して歯車36に伝達される歯車36の回動力が回転部
材26及び歯車28に伝達されることはない。また、歯
車62が回転されると、コイルばね60(第2の逆転伝
動コイルばね)はその出力側端60bが歯車62に連結
されている故に歯車62と一体に回転されるが、この歯
車62の回転によってコイルばね60が拡張されるため
に、歯車4及び歯車76を介して歯車62に伝達される歯
車62の回動力が回転部材52及び歯車54に伝達され
ることはない。
されない状態) 中立時には、第1の正転伝動制御手段の回転制御手段に
おける電磁ソレノイド40(第3図)及び第1の逆転伝
動制御手段の回転制御手段における電磁ソレノイド66
(第3図)が除勢され、上述した如くして、正転伝動系
列6において係止部材38の係止片38aが爪車32に
3成された複数個の爪32aのうちのいずれかに係止さ
れて爪車32の回転が阻止され、また逆転伝動系列8に
おいて係止部材64の係止片64aが爪車58に形成され
た複数個の爪58aのうちのいずれかに係止されて爪車
58の回転が阻止されている。従って、駆動源(図示せ
ず)によって矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)の回動力は正転伝動系列6の歯車24
に伝達されて歯車24は矢印で示す方向に回転される
が、爪車32の回転が阻止されている故にコイルばね3
0(第1の正転伝動コイルばね)が収縮されず、上述し
た如く歯車24の出力ハブ部24aと回転部材26の入
力ハブ部26aとがこのコイルばね30を介して接続さ
れることはない。また、矢印で示す方向に回転駆動され
る歯車4(回転入力要素)の回動力は逆転伝動系列8の
歯車50に伝達されて歯車50は矢印で示す方向に回転
されるが、爪車58の回転が阻止されている故にコイル
ばね50(第1の逆転伝動コイルばね)が収縮されず、
上述した如く歯車50の出力ハブ部50aと回転部材5
2の入力ハブ部52aとが接続されることはない。かく
して、正転伝動系列6において歯車24と回転部材26
が連結解除状態となると共に逆転伝動系列8において歯
車50と回転部材52とが連結解除状態となり、歯車2
8(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素を構成
する)が回転されることはない。尚、このとき、矢印で
示す方向に回転される歯車4(入力回転要素)の回転に
よってコイルばね78(連動コイルばね)が収縮されて上
述した如くして歯車76(連動回転要素)が矢印で示す
方向に回転され、歯車76の回転に伴って歯車36(第
2の正転伝動制御手段の制御回転要素)及び歯車62
(第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素)が夫々矢印
で示す方向に回転される。歯車36が回転されると、コ
イルばね34(第2の正転伝動コイルばね)はその出力
側端34bが歯車36に連結されている故に歯車36と
一体に回転されるが、この歯車36の回転によってコイ
ルばね34が拡張されるために、歯車4及び歯車76を
介して歯車36に伝達される歯車36の回動力が回転部
材26及び歯車28に伝達されることはない。また、歯
車62が回転されると、コイルばね60(第2の逆転伝
動コイルばね)はその出力側端60bが歯車62に連結
されている故に歯車62と一体に回転されるが、この歯
車62の回転によってコイルばね60が拡張されるため
に、歯車4及び歯車76を介して歯車62に伝達される歯
車62の回動力が回転部材52及び歯車54に伝達され
ることはない。
(2)中立から正転 中立から正転に切換えるには、第1の正転伝動制御手段
の回転制御手段の電磁ソレノイド40(第3図)を付勢さ
せる。電時ソレノイド40が付勢されると、駆動源(図
示せず)により矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)を介して矢印で示す方向に回転される
歯車24(第1の正転伝動回転要素)の回転によってコ
イルばね30(第1の正転伝動コイルばね)が収縮さ
れ、上述した如くして歯車24の出力ハブ部24aと回
転部材26の入力ハブ部26aとがこのコイルばね30
を介して接続され、回転部材26は矢印で示す方向に回
転される(尚、このとき、コイルばね30及び爪車32
も上述した如く回転される)。回転部材26がかく回転さ
れると、その回転によってコイルばね34(第2の正転
伝動コイルばね)が収縮され、上述した如くして回転部
材26の出力ハブ部26bと歯車28の入力ハブ部28
aとが接続され、コイルばね34及びこのコイルばね3
4に連結された歯車36(第2の正転伝動制御手段の制
御回転要素)は矢印で示す方向に回転部材26からの回
動力によって回転される。他方、このとき歯車4(入力
回転要素)の回動力によってコイルばね78(連動コイ
ルばね)が収縮され、上述した如くして歯車76(連動
回転要素)が矢印で示す方向に回転され、この歯車76
の回動力によって上記歯車36及びコイルばね34は矢
印で示す方向に回転される。従って、上述した結果、歯
車36の歯数が歯車76の歯数よりも大きく設定されて
回転部材26からの回動力によって回転される歯車36の
回転速度が歯車76からの回動力によって回転される歯
車36の回転速度よりも大きくなり、(具体例では、更
に歯車4及び24の歯数が同一に設定されている)、そ
れ故に回転部材26からの回動力によってコイルばね3
4及び歯車36が回転され、この歯車36の回転によっ
て歯車76が矢印で示す方向に回動され、(上記記載よ
り理解される如く、歯車76は、歯車4からの回動力に
よって回転される回転速度よりも速い歯車36からの回
動力によって回転される回転速度で回転される)、この
歯車76の回転によってコイルばね78が拡張されて歯
車4の出力ハブ部4aと歯車76の入力ハブ部76aと
の連結状態が解除される。かくして、電磁ソレノイド4
0が付勢されると、矢印で示す方向に回転される歯車4
の回動力は正転伝動系列6における歯車24、コイルば
ね30、回転部材26及びコイルばね34を介して歯車2
8(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素を構成
する)に伝達され、歯車28は矢印48で示す方向に回
転される。歯車28がかく回転されると、歯車28に噛
合された歯車80は歯車4の矢印で示す回転方向と同一
の方向に回転され、かくして正転される。尚、このと
き、正転伝動系列6の歯車28の矢印48で示す方向の
回転に伴って逆転伝動系列8の歯車54は矢印82で示
す方向に回転されるが、歯車76(連動回転要素)の矢
印で示す方向の回転(詳しくは、正転伝動系列6の歯車
36からの回動力による回転)に伴って歯車62(第2
の逆転伝動制御手段の制御回転要素)が矢印で示す方向
に回転されてコイルばね60(第2の逆転伝動コイルば
ね)が拡張される故に、かかる歯車54の回動力及び歯
車62の回動力が回転部材52に伝達されることはない
(このとき、第1の逆転伝動制御手段の回転制御手段の
電磁ソレノイド66は除勢されているために、上述した
如く、逆転伝動系列8の歯車50と回転部材52との連
結状態が解除されており、それ故に歯車50の矢印で示
す方向に回動力も回転部材52に伝達されることはな
い)。
の回転制御手段の電磁ソレノイド40(第3図)を付勢さ
せる。電時ソレノイド40が付勢されると、駆動源(図
示せず)により矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)を介して矢印で示す方向に回転される
歯車24(第1の正転伝動回転要素)の回転によってコ
イルばね30(第1の正転伝動コイルばね)が収縮さ
れ、上述した如くして歯車24の出力ハブ部24aと回
転部材26の入力ハブ部26aとがこのコイルばね30
を介して接続され、回転部材26は矢印で示す方向に回
転される(尚、このとき、コイルばね30及び爪車32
も上述した如く回転される)。回転部材26がかく回転さ
れると、その回転によってコイルばね34(第2の正転
伝動コイルばね)が収縮され、上述した如くして回転部
材26の出力ハブ部26bと歯車28の入力ハブ部28
aとが接続され、コイルばね34及びこのコイルばね3
4に連結された歯車36(第2の正転伝動制御手段の制
御回転要素)は矢印で示す方向に回転部材26からの回
動力によって回転される。他方、このとき歯車4(入力
回転要素)の回動力によってコイルばね78(連動コイ
ルばね)が収縮され、上述した如くして歯車76(連動
回転要素)が矢印で示す方向に回転され、この歯車76
の回動力によって上記歯車36及びコイルばね34は矢
印で示す方向に回転される。従って、上述した結果、歯
車36の歯数が歯車76の歯数よりも大きく設定されて
回転部材26からの回動力によって回転される歯車36の
回転速度が歯車76からの回動力によって回転される歯
車36の回転速度よりも大きくなり、(具体例では、更
に歯車4及び24の歯数が同一に設定されている)、そ
れ故に回転部材26からの回動力によってコイルばね3
4及び歯車36が回転され、この歯車36の回転によっ
て歯車76が矢印で示す方向に回動され、(上記記載よ
り理解される如く、歯車76は、歯車4からの回動力に
よって回転される回転速度よりも速い歯車36からの回
動力によって回転される回転速度で回転される)、この
歯車76の回転によってコイルばね78が拡張されて歯
車4の出力ハブ部4aと歯車76の入力ハブ部76aと
の連結状態が解除される。かくして、電磁ソレノイド4
0が付勢されると、矢印で示す方向に回転される歯車4
の回動力は正転伝動系列6における歯車24、コイルば
ね30、回転部材26及びコイルばね34を介して歯車2
8(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素を構成
する)に伝達され、歯車28は矢印48で示す方向に回
転される。歯車28がかく回転されると、歯車28に噛
合された歯車80は歯車4の矢印で示す回転方向と同一
の方向に回転され、かくして正転される。尚、このと
き、正転伝動系列6の歯車28の矢印48で示す方向の
回転に伴って逆転伝動系列8の歯車54は矢印82で示
す方向に回転されるが、歯車76(連動回転要素)の矢
印で示す方向の回転(詳しくは、正転伝動系列6の歯車
36からの回動力による回転)に伴って歯車62(第2
の逆転伝動制御手段の制御回転要素)が矢印で示す方向
に回転されてコイルばね60(第2の逆転伝動コイルば
ね)が拡張される故に、かかる歯車54の回動力及び歯
車62の回動力が回転部材52に伝達されることはない
(このとき、第1の逆転伝動制御手段の回転制御手段の
電磁ソレノイド66は除勢されているために、上述した
如く、逆転伝動系列8の歯車50と回転部材52との連
結状態が解除されており、それ故に歯車50の矢印で示
す方向に回動力も回転部材52に伝達されることはな
い)。
(3)中立から逆転 中立から逆転に切換えるには、第1の逆転伝動制御手段
の回転制御手段の電磁ソレノイド66(第3図)を付勢さ
せる。電磁ソレノイド66が付勢されると、駆動源(図
示せず)により矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)を介して矢印で示す方向に回転される
歯車50(第1の逆転伝動回転要素)の回転によってコ
イルばね56(第1の逆転伝動コイルばね)が収縮さ
れ、上述した如くして歯車50の出力ハブ部50aと回
転部材52の入力ハブ部52aとがこのコイルばね56
を介して接続され、回転部材52は矢印で示す方向に回
転される(なお、このとき、コイルばね56及び爪車5
8も上述した如く回転される)。回転部材52がかく回
転されると、その回転によってコイルばね60(第2の
逆転伝動コイルばね)が収縮され、上述した如くして回
転部材52の出力ハブ部52bと歯車54の入力ハブ部
54aとが接続され、コイルばね60及びこのコイルば
ね60に連結された歯車62(第2の逆転伝動制御手段
の制御回転要素)は矢印で示す方向に回転部材52から
の回動力によって回転される。他方、このとき歯車4
(入力回転要素)の回動力によってコイルばね78(連
動コイルばね)が収縮され、上述した如くして歯車76
(連動回転要素)が矢印で示す方向に回転され、この歯
車76の回動力によって上記歯車62及びコイルばね6
0は矢印で示す方向に回転される。従って、上述した結
果、歯車62の歯数が歯車76の歯数よりも大きく設定
されて回転部材52からの回動力によって回転される歯車
62の回転速度が歯車76からの回動力によって回転さ
れる歯車62の回転速度よりも大きくなり、(具体例で
は、更に歯車4及び24の歯数が同一に設定されてい
る)、それ故に回転部材52からの回動力によってコイ
ルばね60及び62が回転され、この歯車62の回転に
よって歯車76が矢印で示す方向に回転され、(上記記
載より理解される如く、歯車76は、歯車4からの回動
力によって回転される回転速度よりも速い歯車62から
の回動力によって回転される回転速度で回転される)、
この歯車76の回転によってコイルばね78が拡張され
て歯車4の出力ハブ部4aと歯車76の入力ハブ部76
aとの連結状態が解除される。かくして、電磁ソレノイ
ド66が付勢されると、矢印で示す方向に回転される歯
車4の回動力は逆転伝動系列8における歯車50、コイ
ルばね56、回転部材52及びコイルばね60を介して
歯車54(第3の逆転伝動回転要素)に伝達され、歯車
54は矢印74で示す方向に回転される。歯車54がかく
回転されると、かかる回動力によって正転伝動系列6の
歯車28(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素
を構成する)が第4図に矢印84で示す方向に回転さ
れ、歯車28に噛合された歯車80は歯車4の矢印で示
す回転方向とは反対方向に回転され、かくして逆転され
る。尚、このとき、上述した如くして正転伝動系列6の
歯車28は矢印84で示す方向に回転されるが、歯車7
6(連動回転要素)の矢印で示す方向に回転(詳しく
は、逆転伝動系列8の歯車62からの回動力による回
転)に伴って歯車36(第2の正転伝動制御手段の制御
回転要素)が矢印で示す方向に回転されてコイルばね3
4(第2の正転伝動コイルばね)が拡張される故に、か
かる歯車28の回動力及び歯車36の回動力が回転部材
26に伝達されることはない(このとき、第1の正転伝
動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノイド40は除勢
されているために、上述した如く、正転伝動系列6の歯
車24と回転部材26との連結状態が解除されており、
それ故に歯車24の矢印で示す方向の回動力も回転部材
26に伝達されることはない)。
の回転制御手段の電磁ソレノイド66(第3図)を付勢さ
せる。電磁ソレノイド66が付勢されると、駆動源(図
示せず)により矢印で示す方向に回転駆動される歯車4
(入力回転要素)を介して矢印で示す方向に回転される
歯車50(第1の逆転伝動回転要素)の回転によってコ
イルばね56(第1の逆転伝動コイルばね)が収縮さ
れ、上述した如くして歯車50の出力ハブ部50aと回
転部材52の入力ハブ部52aとがこのコイルばね56
を介して接続され、回転部材52は矢印で示す方向に回
転される(なお、このとき、コイルばね56及び爪車5
8も上述した如く回転される)。回転部材52がかく回
転されると、その回転によってコイルばね60(第2の
逆転伝動コイルばね)が収縮され、上述した如くして回
転部材52の出力ハブ部52bと歯車54の入力ハブ部
54aとが接続され、コイルばね60及びこのコイルば
ね60に連結された歯車62(第2の逆転伝動制御手段
の制御回転要素)は矢印で示す方向に回転部材52から
の回動力によって回転される。他方、このとき歯車4
(入力回転要素)の回動力によってコイルばね78(連
動コイルばね)が収縮され、上述した如くして歯車76
(連動回転要素)が矢印で示す方向に回転され、この歯
車76の回動力によって上記歯車62及びコイルばね6
0は矢印で示す方向に回転される。従って、上述した結
果、歯車62の歯数が歯車76の歯数よりも大きく設定
されて回転部材52からの回動力によって回転される歯車
62の回転速度が歯車76からの回動力によって回転さ
れる歯車62の回転速度よりも大きくなり、(具体例で
は、更に歯車4及び24の歯数が同一に設定されてい
る)、それ故に回転部材52からの回動力によってコイ
ルばね60及び62が回転され、この歯車62の回転に
よって歯車76が矢印で示す方向に回転され、(上記記
載より理解される如く、歯車76は、歯車4からの回動
力によって回転される回転速度よりも速い歯車62から
の回動力によって回転される回転速度で回転される)、
この歯車76の回転によってコイルばね78が拡張され
て歯車4の出力ハブ部4aと歯車76の入力ハブ部76
aとの連結状態が解除される。かくして、電磁ソレノイ
ド66が付勢されると、矢印で示す方向に回転される歯
車4の回動力は逆転伝動系列8における歯車50、コイ
ルばね56、回転部材52及びコイルばね60を介して
歯車54(第3の逆転伝動回転要素)に伝達され、歯車
54は矢印74で示す方向に回転される。歯車54がかく
回転されると、かかる回動力によって正転伝動系列6の
歯車28(第3の正転伝動回転要素と共に出力回転要素
を構成する)が第4図に矢印84で示す方向に回転さ
れ、歯車28に噛合された歯車80は歯車4の矢印で示
す回転方向とは反対方向に回転され、かくして逆転され
る。尚、このとき、上述した如くして正転伝動系列6の
歯車28は矢印84で示す方向に回転されるが、歯車7
6(連動回転要素)の矢印で示す方向に回転(詳しく
は、逆転伝動系列8の歯車62からの回動力による回
転)に伴って歯車36(第2の正転伝動制御手段の制御
回転要素)が矢印で示す方向に回転されてコイルばね3
4(第2の正転伝動コイルばね)が拡張される故に、か
かる歯車28の回動力及び歯車36の回動力が回転部材
26に伝達されることはない(このとき、第1の正転伝
動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノイド40は除勢
されているために、上述した如く、正転伝動系列6の歯
車24と回転部材26との連結状態が解除されており、
それ故に歯車24の矢印で示す方向の回動力も回転部材
26に伝達されることはない)。
(4)正転から逆転(又は逆転から正転) 正転(又は逆転)から逆転(又は正転)に切換えるに
は、正転時(又は逆転時)に付勢(又は除勢)されてい
る第1の正転伝動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノ
イド40(第3図)を除勢(又は付勢)させると共に、
正転時(又は逆転時)に除勢(又は付勢)されている第
1の逆転伝動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノイド
66(第3図)を付勢(又は除勢)させる。かくする
と、上述した記載から理解される如く、正転伝動系列6
(又は逆転伝動系列8)が連結解除状態となると共に、
逆転伝動系列8(又は正転伝動系列6)が連続状態とな
り、かくして歯車80は正転(又は逆転)される。尚、
上記切換時における作用については、上記(2)「中立か
ら正転」及び(3)「中立から逆転」の記載に基づいて容
易に理解される故に、その説明は省略する。
は、正転時(又は逆転時)に付勢(又は除勢)されてい
る第1の正転伝動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノ
イド40(第3図)を除勢(又は付勢)させると共に、
正転時(又は逆転時)に除勢(又は付勢)されている第
1の逆転伝動制御手段の回転制御手段の電磁ソレノイド
66(第3図)を付勢(又は除勢)させる。かくする
と、上述した記載から理解される如く、正転伝動系列6
(又は逆転伝動系列8)が連結解除状態となると共に、
逆転伝動系列8(又は正転伝動系列6)が連続状態とな
り、かくして歯車80は正転(又は逆転)される。尚、
上記切換時における作用については、上記(2)「中立か
ら正転」及び(3)「中立から逆転」の記載に基づいて容
易に理解される故に、その説明は省略する。
上述した構成を有する複合ばねクラッチ機構は、例えば
静電複写機における原稿載置台又は光学装置の一部を往
復動させるための可逆伝動機構として好適に用いること
ができる。
静電複写機における原稿載置台又は光学装置の一部を往
復動させるための可逆伝動機構として好適に用いること
ができる。
以上、本発明に従って構成された複合ばねクラッチ機構
について説明したが、本発明はかかる具体例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。
について説明したが、本発明はかかる具体例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。
例えば、具体例においては伝動回転要素としていずれも
歯車を用いているけれども、この歯車に代えて例えばス
プロケットを用い、このスプロケットとチェーンの組合
せによって回動力を伝達すること可能である。
歯車を用いているけれども、この歯車に代えて例えばス
プロケットを用い、このスプロケットとチェーンの組合
せによって回動力を伝達すること可能である。
また、具体例においては第2の正転伝動制御手段の制御
回転要素及び第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素と
していずれも歯車を用いているが、この歯車に代えて爪
が形成された爪車を用いることも可能である。かかる場
合には、上記爪車の回転を、例えば電磁ソレノイドと上
記爪車の爪に係止される係止片を有する係止部材とを含
む制御手段によって制御すればよく、連動コイルばね及
び連動回転要素を省略することができる。
回転要素及び第2の逆転伝動制御手段の制御回転要素と
していずれも歯車を用いているが、この歯車に代えて爪
が形成された爪車を用いることも可能である。かかる場
合には、上記爪車の回転を、例えば電磁ソレノイドと上
記爪車の爪に係止される係止片を有する係止部材とを含
む制御手段によって制御すればよく、連動コイルばね及
び連動回転要素を省略することができる。
本発明に従って改良された複合ばねクラッチ機構は、正
転伝動系列6及び逆転伝動系列8を備え、各系列にはそ
れぞれ2組の伝動コイルばねが設けられている。すなわ
ち、正転伝動系列6に第1の正転伝動コイルばね30及
び第2の正転伝動コイルばね34が、また逆転伝動系列
8には、第1の逆転伝動コイルばね56及び第2の逆転
伝動コイルばね60が、それぞれ設けられている。そし
て各コイルばねに関連して、その収縮を選択的に阻止す
る制御手段がそれぞれ設けられている。
転伝動系列6及び逆転伝動系列8を備え、各系列にはそ
れぞれ2組の伝動コイルばねが設けられている。すなわ
ち、正転伝動系列6に第1の正転伝動コイルばね30及
び第2の正転伝動コイルばね34が、また逆転伝動系列
8には、第1の逆転伝動コイルばね56及び第2の逆転
伝動コイルばね60が、それぞれ設けられている。そし
て各コイルばねに関連して、その収縮を選択的に阻止す
る制御手段がそれぞれ設けられている。
正転伝動系列6に駆動力を伝達する場合には、第1の正
転伝動コイルばね30及び正転伝動コイルばね34が、
それらの制御手段により収縮される。このとき逆転伝動
系列8の第2の逆転伝動コイルばね60は、その制御手
段により収縮が阻止されるので、逆転伝動系列8に伝達
される駆動力は、第2の逆転伝動コイルばね60により
遮断される。
転伝動コイルばね30及び正転伝動コイルばね34が、
それらの制御手段により収縮される。このとき逆転伝動
系列8の第2の逆転伝動コイルばね60は、その制御手
段により収縮が阻止されるので、逆転伝動系列8に伝達
される駆動力は、第2の逆転伝動コイルばね60により
遮断される。
一方逆転伝動系列8に駆動力を伝達する場合には、第1
の逆転伝動コイルばね56及び第2の逆転伝動コイルば
ね60が、それらの制御手段により収縮される。このと
き正転伝動系列6の第2の正転伝動コイルばね34は、
その制御手段により収縮が阻止されるので、正転伝動系
列6に伝達される駆動力は、第2の正転伝動コイルばね
34により遮断される。
の逆転伝動コイルばね56及び第2の逆転伝動コイルば
ね60が、それらの制御手段により収縮される。このと
き正転伝動系列6の第2の正転伝動コイルばね34は、
その制御手段により収縮が阻止されるので、正転伝動系
列6に伝達される駆動力は、第2の正転伝動コイルばね
34により遮断される。
以上の説明で明らかなように、正転伝動系列6及び逆転
伝動系列8にそれぞれ設けられた2つ目の伝動コイルば
ねである第2の正転伝動コイルばね34及び第2の逆転
伝動コイルばね60は、それぞれ一方の伝動系列が駆動
状態にあるときには、他方の伝動系列の駆動を遮断し、
他方の伝動系列が駆動状態にあるときには、一方の伝動
系列の駆動を遮断する機能を有するものである。なお中
立時には、各伝動コイルばね34及び60は制御手段に
よりその収縮が阻止され、駆動が遮断される。
伝動系列8にそれぞれ設けられた2つ目の伝動コイルば
ねである第2の正転伝動コイルばね34及び第2の逆転
伝動コイルばね60は、それぞれ一方の伝動系列が駆動
状態にあるときには、他方の伝動系列の駆動を遮断し、
他方の伝動系列が駆動状態にあるときには、一方の伝動
系列の駆動を遮断する機能を有するものである。なお中
立時には、各伝動コイルばね34及び60は制御手段に
よりその収縮が阻止され、駆動が遮断される。
具体例においては、第2の正転伝動コイルばね34及び
第2の逆転伝動コイルばね60の制御手段として、歯車
36、62及び76(歯車76に関連して連動コイルば
ね78)を用いている。これらの構成による機能は、前
記と同様に、駆動状態でない他方の伝動系列の第2の伝
動コイルばねの収縮を阻止して(具体的には拡張し
て)、駆動を遮断することである。中立時には、歯車7
6により歯車36及び62が回転されるので、各伝動コ
イルばね34及び60は拡張され、駆動は遮断される。
なお先にも述べた通り、歯車36及び62を爪車により構
成し、第3図に示すようにソレノイドによりその回転を
制御するようにすれば、歯車76及び連動コイルばね7
8(機構全体として5つ目のコイルばね)は不要とな
る。したがって、本発明においては、全体として少なく
とも4つの伝動コイルばねを用いることにより、正逆転
機構が得られるものである。
第2の逆転伝動コイルばね60の制御手段として、歯車
36、62及び76(歯車76に関連して連動コイルば
ね78)を用いている。これらの構成による機能は、前
記と同様に、駆動状態でない他方の伝動系列の第2の伝
動コイルばねの収縮を阻止して(具体的には拡張し
て)、駆動を遮断することである。中立時には、歯車7
6により歯車36及び62が回転されるので、各伝動コ
イルばね34及び60は拡張され、駆動は遮断される。
なお先にも述べた通り、歯車36及び62を爪車により構
成し、第3図に示すようにソレノイドによりその回転を
制御するようにすれば、歯車76及び連動コイルばね7
8(機構全体として5つ目のコイルばね)は不要とな
る。したがって、本発明においては、全体として少なく
とも4つの伝動コイルばねを用いることにより、正逆転
機構が得られるものである。
本発明による複合ばねクラッチ機構によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(1)簡単な構成でありながら必要とするクラッチ機能
が容易に得られる。すなわち、全体として少なくとも4
つの伝動コイルばねを用いることにより正逆転機構が得
られ、従来のような摩擦板を用いる必要がなくなる。そ
の結果、摩擦力を考慮することなく、伝動コイルばねを
ハブ部に締め付けることにより駆動を伝達することがで
きるので、ハブ部の外径寸法と伝動コイルばねの内径寸
法は比較的ラフに設定しても、迅速かつ確実なクラッチ
機能は十分保証される。したがって従来の摩擦板を用い
た正逆転機構に較べて設計が容易でありながら、必要と
するクラッチ機能が得られる。また、4つの伝動コイル
ばねを用いることに関連して、部品の共通化を図ること
ができ、構成が単純化され、安価となる。
が容易に得られる。すなわち、全体として少なくとも4
つの伝動コイルばねを用いることにより正逆転機構が得
られ、従来のような摩擦板を用いる必要がなくなる。そ
の結果、摩擦力を考慮することなく、伝動コイルばねを
ハブ部に締め付けることにより駆動を伝達することがで
きるので、ハブ部の外径寸法と伝動コイルばねの内径寸
法は比較的ラフに設定しても、迅速かつ確実なクラッチ
機能は十分保証される。したがって従来の摩擦板を用い
た正逆転機構に較べて設計が容易でありながら、必要と
するクラッチ機能が得られる。また、4つの伝動コイル
ばねを用いることに関連して、部品の共通化を図ること
ができ、構成が単純化され、安価となる。
(2)従来のような摩擦板が不要である。その結果、摩
擦板を用いた正逆転機構に較べて耐久正に優れ、長期に
わたって必要なクラッチ機能が保証される。また駆動に
余計な負荷もかからない。
擦板を用いた正逆転機構に較べて耐久正に優れ、長期に
わたって必要なクラッチ機能が保証される。また駆動に
余計な負荷もかからない。
(3)駆動フリーの中立状態は、原稿載置台の位置にか
かわりなく得られる。すなわち第1及び第2の正転伝動
制御手段と、第1及び第2の逆転伝動制御手段とを、各
コイルばねの収縮を阻止するよう作動させればよい。そ
の結果、原稿載置台のホームポジション位置に限られる
従来の正逆転機構に較べて、メンテナンス性が著しく向
上する。
かわりなく得られる。すなわち第1及び第2の正転伝動
制御手段と、第1及び第2の逆転伝動制御手段とを、各
コイルばねの収縮を阻止するよう作動させればよい。そ
の結果、原稿載置台のホームポジション位置に限られる
従来の正逆転機構に較べて、メンテナンス性が著しく向
上する。
(4)駆動フリーの中立状態は、従来の正逆転機構にお
けるように原稿載置台のような移動体の位置に機械的に
関連付けることなく得られる。その結果、原稿載置台移
動式あるいは光学系移動式にかかわりなく、移動体を最
終位置すなわち正確なホームポジションまで確実に戻す
ことができる。
けるように原稿載置台のような移動体の位置に機械的に
関連付けることなく得られる。その結果、原稿載置台移
動式あるいは光学系移動式にかかわりなく、移動体を最
終位置すなわち正確なホームポジションまで確実に戻す
ことができる。
第1図は、本発明に従って構成された複合ばねクラッチ
機構における伝動回転要素の連結状態を説明するための
図。 第2図は、第1図におけるII−II線による断面図。 第3図は、第1図の複合ばねクラッチ機構における第1
の正転伝動制御手段及び第2の逆転伝動制御手段を示す
図。 第4図は、第1図の複合ばねクラッチ機構の分解した状
態を示す分解斜視図。 2・・複合ばねクラッチ機構 4・・歯車(入力回転要素) 6・・正転伝動系列 8・・逆転伝動系列 24・・歯車(第1の正転伝動回転要素) 26・・回転部材(第2の正転伝動回転要素) 28・・歯車(第3の正転伝動回転要素) 30・・コイルばね(第1の正転伝動コイルばね) 34・・コイルばね(第2の正転伝動コイルばね) 50・・歯車(第1の逆転伝動回転要素) 52・・回転部材(第2の逆転伝動回転要素) 54・・歯車(第3の逆転伝動回転要素) 56・・コイルばね(第1の逆転伝動コイルばね) 60・・コイルばね(第2の逆転伝動コイルばね) 76・・歯車(連動歯車) 78・・コイルばね(連動コイルばね)
機構における伝動回転要素の連結状態を説明するための
図。 第2図は、第1図におけるII−II線による断面図。 第3図は、第1図の複合ばねクラッチ機構における第1
の正転伝動制御手段及び第2の逆転伝動制御手段を示す
図。 第4図は、第1図の複合ばねクラッチ機構の分解した状
態を示す分解斜視図。 2・・複合ばねクラッチ機構 4・・歯車(入力回転要素) 6・・正転伝動系列 8・・逆転伝動系列 24・・歯車(第1の正転伝動回転要素) 26・・回転部材(第2の正転伝動回転要素) 28・・歯車(第3の正転伝動回転要素) 30・・コイルばね(第1の正転伝動コイルばね) 34・・コイルばね(第2の正転伝動コイルばね) 50・・歯車(第1の逆転伝動回転要素) 52・・回転部材(第2の逆転伝動回転要素) 54・・歯車(第3の逆転伝動回転要素) 56・・コイルばね(第1の逆転伝動コイルばね) 60・・コイルばね(第2の逆転伝動コイルばね) 76・・歯車(連動歯車) 78・・コイルばね(連動コイルばね)
Claims (5)
- 【請求項1】回転駆動力が伝えられる入力回転要素、正
転伝動系列及び逆転伝動系列を備え、該正転伝動系列
は、(イ)該入力回転要素に駆動連結されて所定方向に回
転せしめられ、且つ出力バブ部を有する第1の正転伝動
回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハブ部を有する第
2の正転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ部を有する第3
の正転伝動回転要素と、(ニ)該第1の正転伝動回転要素
の出力ハブ部と該第2の正転伝動回転要素の入力ハブ部
とに跨がって被嵌され、且つ該第2の正転伝動回転要素
に対して該第1の正転伝動回転要素が相対的に該所定方
向に回転せしめられると収縮される方向に入力側端から
出力側端まで捲回されている第1の正転伝動コイルばね
と、(ホ)該第2の正転伝動回転要素の出力ハブ部と該第
3の正転伝動回転要素の入力ハブ部とに跨がって被嵌さ
れ、且つ該第3の正転伝動回転要素に対して該第2の正
転伝動回転要素が相対的に該所定方向に回転せしめられ
ると収縮される方向に入力側端から出力側端まで捲回さ
れている第2の正転伝動コイルばねと、(ヘ)該第1の正
転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止する第1の正転
伝動制御手段と、(ト)該第2の正転伝動コイルばねの収
縮を選択的に阻止する第2の正転伝動制御手段とを含
み、 該逆転伝動系列は、(イ)該入力回転要素に駆動連結され
て所定方向に回転せしめられ、且つ出力ハブ部を有する
第1の逆転伝動回転要素と、(ロ)入力ハブ部及び出力ハ
ブ部を有する第2の逆転伝動回転要素と、(ハ)入力ハブ
部を有する第3の逆転伝動回転要素と、(ニ)該第1の逆
転伝動回転要素の出力ハブ部と該第2の逆転伝動回転要
素の入力ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該第2の逆
転伝動回転要素に対して該第1の逆転伝動回転要素が相
対的に該所定方向に回転せしめられると収縮される方向
に入力側端から出力側端まで捲回されている第1の逆転
伝動コイルばねと、(ホ)該第2の逆転伝動回転要素の出
力ハブ部と該第3の逆転伝動回転要素の入力ハブ部とに
跨がって被嵌され、且つ該第3の逆転伝動回転要素に対
して該第2の逆転伝動回転要素が相対的に該所定方向に
回転せしめられると収縮される方向に入力側端から出力
側端まで捲回されている第2の逆転伝動コイルばねと、
(ヘ)該第1の逆転伝動コイルばねの収縮を選択的に阻止
する第1の逆転伝動制御手段と、(ト)該第2の逆転伝動
コイルばねの収縮を選択的に阻止する第2の逆転伝動制
御手段とを含み、 該正転伝動系列の該第3の正転伝動回転要素と該逆転伝
動系列の該第3の逆転伝動回転要素とは直接駆動連結さ
れていると共に、いずれか一方が出力回転要素を構成
し、 該第2の正転伝動制御手段は、該第2の正転伝動コイル
ばねに回転自在に被嵌された制御回転要素を有し、該第
2の正転伝動コイルばねの該出力側端が該制御回転要素
に連結されており、該第2の逆転伝動制御手段は、該第
2の逆転伝動コイルばねに回転自在に被嵌された制御回
転要素を有し、該第2の逆転伝動コイルばねの該出力側
端が該制御回転要素に連結されており、 該入力回転要素は出力ハブ部を有し、該入力回転要素に
関連せしめて、入力ハブ部を有する連動回転要素と、該
入力回転要素の該出力ハブ部と該連動回転要素の該入力
ハブ部とに跨がって被嵌され、且つ該連動回転要素に対
して該入力回転要素がそれに伝えられる該回転駆動力に
よって相対的に回転せしめられると収縮される方向に入
力側端から出力側端まで捲回されている連動コイルばね
とが設けられており、 該第2の正転伝動制御手段の該制御回転要素、該連動回
転要素及び該第2の逆転伝動制御手段の該制御回転要素
は、この順に直接駆動連結され、該第2の正転伝動制御
手段及び該第2の逆転伝動制御手段の各々における該制
御回転要素は、該連動回転要素よりも大径である、こと
を特徴とする複合ばねクラッチ機構。 - 【請求項2】該入力回転要素と、該正転伝動系列におけ
る該第1の正転伝動回転要素、該第3の正転伝動回転要
素及び該第2の正転伝動制御手段の該制御回転要素と、
該逆転伝動系列における該第1の逆転伝動回転要素、該
第3の逆転伝動回転要素及び該第2の逆転伝動制御手段
の該制御回転要素と、該連動回転要素とは、それぞれ歯
車から構成されている、ことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の複合ばねクラッチ機構。 - 【請求項3】該第1の正転伝動制御手段は、該第1の正
転伝動コイルばねに回転自在に被嵌された制御回転要素
と、該制御回転要素の回転を選択的に阻止する回転制御
手段とを有し、該第1の正転伝動コイルばねの該入力側
端が該制御回転要素に連結されており、該第1の逆転伝
動制御手段は、該第1の逆転伝動コイルばねに回転自在
に被嵌された制御回転要素と、該制御回転要素の回転を
選択的に阻止する回転制御手段とを有し、該第1の逆転
伝動コイルばねの該入力側端が該制御回転要素に連結さ
れている、ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の複合ばねクラッチ機構。 - 【請求項4】該第1の正転伝動制御手段及び該第1の逆
転伝動制御手段の各々における該制御回転要素は、周側
面に複数個の爪が形成されている爪車から構成され、該
第1の正転伝動制御手段及び該第1の逆転伝動制御手段
の各々における該回転制御手段は、該爪車の爪に係止す
る作用位置と該爪車の爪から離脱する非作用位置との間
を移動自在な係止部材と、該係止部材を該作用位置と該
非作用位置とに選択的に位置付ける作動手段とから構成
されている、ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
載の複合ばねクラッチ機構。 - 【請求項5】該作動手段は電磁ソレノイドから構成され
ている、ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
複合ばねクラッチ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58064425A JPH063221B2 (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 複合ばねクラツチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58064425A JPH063221B2 (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 複合ばねクラツチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190516A JPS59190516A (ja) | 1984-10-29 |
| JPH063221B2 true JPH063221B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=13257909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58064425A Expired - Lifetime JPH063221B2 (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 複合ばねクラツチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063221B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5729844A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-17 | Canon Inc | Reversible mechanism |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP58064425A patent/JPH063221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59190516A (ja) | 1984-10-29 |
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