JPH06322859A - 防炎化木片セメント板及びその製造方法 - Google Patents
防炎化木片セメント板及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06322859A JPH06322859A JP11458993A JP11458993A JPH06322859A JP H06322859 A JPH06322859 A JP H06322859A JP 11458993 A JP11458993 A JP 11458993A JP 11458993 A JP11458993 A JP 11458993A JP H06322859 A JPH06322859 A JP H06322859A
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- Japan
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- wood
- chips
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- wood chip
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- Pending
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の木片セメント板に比して燃えにくい防
炎化木片セメント板及びその製造方法を提供する。 【構成】 セメント組成物、細片化された木片及び水を
混合し、この混合物を加圧成型してなる木片セメント板
であって、上記木片が防炎剤で処理されていることを特
徴とする。
炎化木片セメント板及びその製造方法を提供する。 【構成】 セメント組成物、細片化された木片及び水を
混合し、この混合物を加圧成型してなる木片セメント板
であって、上記木片が防炎剤で処理されていることを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として外壁等の建
築材料に使用される防炎化木片セメント板及びその製造
方法に関する。
築材料に使用される防炎化木片セメント板及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】外壁等の建築材料としては、セメント組
成物、細片化された木片及び水を混合し、この混合物を
加圧成型してなる木片セメント板が知られている(特開
昭56−140059号公報等参照)。この木片セメン
ト板は、切断、釘打ち等の加工性及び耐久性に優れる
他、通常の木材に比して難燃性に優れ、またプレス成型
等により加圧成型されるので、表面に簡単に装飾加工を
施すことができる等の利点を有している。
成物、細片化された木片及び水を混合し、この混合物を
加圧成型してなる木片セメント板が知られている(特開
昭56−140059号公報等参照)。この木片セメン
ト板は、切断、釘打ち等の加工性及び耐久性に優れる
他、通常の木材に比して難燃性に優れ、またプレス成型
等により加圧成型されるので、表面に簡単に装飾加工を
施すことができる等の利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記木
片セメント板においては、難燃性であるとはいうもの
の、木片を含んでいるため、高温に長時間晒されると、
燃えてしまうという欠点があった。
片セメント板においては、難燃性であるとはいうもの
の、木片を含んでいるため、高温に長時間晒されると、
燃えてしまうという欠点があった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みなされてもの
で、通常の木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木
片セメント板及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。
で、通常の木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木
片セメント板及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明に係る防炎化木片セメント板は、セメ
ント組成物、細片化された木片及び水を混合し、この混
合物を加圧成型してなる木片セメント板であって、上記
木片が防炎剤で処理されていることを特徴としている。
に請求項1の発明に係る防炎化木片セメント板は、セメ
ント組成物、細片化された木片及び水を混合し、この混
合物を加圧成型してなる木片セメント板であって、上記
木片が防炎剤で処理されていることを特徴としている。
【0006】また、請求項2の発明に係る防炎化木片セ
メント板の製造方法は、細片化された木片に防炎剤を含
浸させた後、この木片にセメント組成物及び水を加えて
混合し、この混合物を型枠に入れて加圧成型することを
特徴としている。
メント板の製造方法は、細片化された木片に防炎剤を含
浸させた後、この木片にセメント組成物及び水を加えて
混合し、この混合物を型枠に入れて加圧成型することを
特徴としている。
【0007】更に、請求項3の発明に係る防炎化木片セ
メント板の製造方法は、細片化された木片にセメント組
成物及び水を加えて混合し、この混合物を型枠に入れて
加圧成型した後、脱型して得られた木片セメント板に防
炎剤を含浸させることを特徴としている。
メント板の製造方法は、細片化された木片にセメント組
成物及び水を加えて混合し、この混合物を型枠に入れて
加圧成型した後、脱型して得られた木片セメント板に防
炎剤を含浸させることを特徴としている。
【0008】この様な技術的手段において、上記セメン
ト組成物としては、従来同様、ポルトランドセメント、
アルミナセメント、石膏等が適用できる。また、ポルト
ランドセメントとしては、普通ポルトランドセメント、
早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメン
ト、白色ポルトランドセメント等が適用できる。
ト組成物としては、従来同様、ポルトランドセメント、
アルミナセメント、石膏等が適用できる。また、ポルト
ランドセメントとしては、普通ポルトランドセメント、
早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメン
ト、白色ポルトランドセメント等が適用できる。
【0009】上記木片としては、ベイツガ、エゾマツ、
アカマツ等の針葉樹、アカラワン、ブナ等の広葉樹が適
用できる。防炎剤としては、ホウ砂[Na2B4O7・10
H2O]、リン酸アンモニウム[(NH4)2HPO4 ]
等が適用できる。
アカマツ等の針葉樹、アカラワン、ブナ等の広葉樹が適
用できる。防炎剤としては、ホウ砂[Na2B4O7・10
H2O]、リン酸アンモニウム[(NH4)2HPO4 ]
等が適用できる。
【0010】上記木片に防炎剤を含浸させる方法として
は、成型前の木片又は成型後の木片セメント板を防炎剤
の水溶液中に浸漬させるか、スプレーや刷毛等の塗布手
段で塗布することにより木片中に防炎剤を含浸させる方
法が適用できる。防炎剤の含浸を促進させるために、木
片を予め温めておいてもよい。また、混合物を型枠に入
れて加圧成型する場合、その成型速度を速めるために混
合物を加熱しながら加圧成型するようにしてもよい。
は、成型前の木片又は成型後の木片セメント板を防炎剤
の水溶液中に浸漬させるか、スプレーや刷毛等の塗布手
段で塗布することにより木片中に防炎剤を含浸させる方
法が適用できる。防炎剤の含浸を促進させるために、木
片を予め温めておいてもよい。また、混合物を型枠に入
れて加圧成型する場合、その成型速度を速めるために混
合物を加熱しながら加圧成型するようにしてもよい。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、木片セメント板にお
ける木片が防炎剤で処理されているため、通常の木片セ
メント板に比して燃えにくい防炎化木片セメント板が得
られる。
ける木片が防炎剤で処理されているため、通常の木片セ
メント板に比して燃えにくい防炎化木片セメント板が得
られる。
【0012】請求項2ないし3の発明によれば、通常の
木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木片セメント
板が簡単に得られ、特に請求項2の発明によれば、予め
木片に防炎剤を含浸させるため、木片に防炎剤を確実か
つ容易に含浸させることができる。
木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木片セメント
板が簡単に得られ、特に請求項2の発明によれば、予め
木片に防炎剤を含浸させるため、木片に防炎剤を確実か
つ容易に含浸させることができる。
【0013】
【実施例】以下に、この発明の実施例を詳述する。
【0014】[実施例1]木片として、ベイツガの細片
化されたものを使用し、防炎剤としてのホウ砂10%w
tの水溶液中に、105℃で10時間乾燥させた上記木
片を2時間浸漬させ、その後、上記水溶液中から引き上
げて105℃で10時間乾燥させた。
化されたものを使用し、防炎剤としてのホウ砂10%w
tの水溶液中に、105℃で10時間乾燥させた上記木
片を2時間浸漬させ、その後、上記水溶液中から引き上
げて105℃で10時間乾燥させた。
【0015】ポルトランドセメント50重量部、アルミ
ナセメント25重量部、半水石膏15重量部及び消石灰
10重量部からなるセメント組成物に、上記防炎剤で処
理した木片15重量部と、水50重量部とを加えて混合
し、この混合物を4×4×16cmの型枠に入れてプレ
ス成型機で厚さ4cmを2cmに圧縮した。この圧縮状
態のまま混合物を加熱室内に入れて加熱し、材料温度が
80℃に達してからその温度に10分間保った後、脱型
して木片セメント成型体(防炎化木片セメント板)を得
た。
ナセメント25重量部、半水石膏15重量部及び消石灰
10重量部からなるセメント組成物に、上記防炎剤で処
理した木片15重量部と、水50重量部とを加えて混合
し、この混合物を4×4×16cmの型枠に入れてプレ
ス成型機で厚さ4cmを2cmに圧縮した。この圧縮状
態のまま混合物を加熱室内に入れて加熱し、材料温度が
80℃に達してからその温度に10分間保った後、脱型
して木片セメント成型体(防炎化木片セメント板)を得
た。
【0016】上記成型体を1週間養生した後、JIS
A 1321に規定する「建築物の内装材料及び工法の
難燃性試験方法」における基材試験を行った。この試験
では、炉内温度が熱電対の示度で750±10℃に設定
された加熱炉内に試験体である上記成型体を装入し、装
入後20分経過後の炉内温度を熱電対で測定する方法が
とられた。その結果、防炎剤未処理の木片セメント板が
990℃であるのに対し、本実施例の防炎化木片セメン
ト板が850℃であり、防炎剤処理の効果が見られた。
A 1321に規定する「建築物の内装材料及び工法の
難燃性試験方法」における基材試験を行った。この試験
では、炉内温度が熱電対の示度で750±10℃に設定
された加熱炉内に試験体である上記成型体を装入し、装
入後20分経過後の炉内温度を熱電対で測定する方法が
とられた。その結果、防炎剤未処理の木片セメント板が
990℃であるのに対し、本実施例の防炎化木片セメン
ト板が850℃であり、防炎剤処理の効果が見られた。
【0017】上記実施例において、木片を防炎剤に浸漬
させる際に予め105℃に温めて乾燥しておいたので、
木片に防炎剤を容易に含浸させることができた。また、
混合物を型枠に入れて加圧成型する際に混合物を80℃
に加熱しながら加圧成型したので、成型速度を速めるこ
とができた。
させる際に予め105℃に温めて乾燥しておいたので、
木片に防炎剤を容易に含浸させることができた。また、
混合物を型枠に入れて加圧成型する際に混合物を80℃
に加熱しながら加圧成型したので、成型速度を速めるこ
とができた。
【0018】[実施例2]ベイツガの細片からなる木片
15重量部に、ポルトランドセメント50重量部、アル
ミナセメント25重量部、半水石膏15重量部及び消石
灰10重量部からなるセメント組成物と、水50重量部
とを加えて混合し、この混合物を4×4×16cmの型
枠に入れてプレス成型機で厚さ4cmを2cmに圧縮し
た。この圧縮状態のまま混合物を加熱室内に入れて加熱
し、材料温度が80℃に達してからその温度に10分間
保った後、脱型して木片セメント成型体(木片セメント
板)を得た。
15重量部に、ポルトランドセメント50重量部、アル
ミナセメント25重量部、半水石膏15重量部及び消石
灰10重量部からなるセメント組成物と、水50重量部
とを加えて混合し、この混合物を4×4×16cmの型
枠に入れてプレス成型機で厚さ4cmを2cmに圧縮し
た。この圧縮状態のまま混合物を加熱室内に入れて加熱
し、材料温度が80℃に達してからその温度に10分間
保った後、脱型して木片セメント成型体(木片セメント
板)を得た。
【0019】この木片セメント成型体を1週間養生した
後、105℃に加熱し、その後、ホウ砂10%wtの水
溶液中に浸漬させて4時間放置した後、自然乾燥させて
防炎化木片セメント成型体(防炎化木片セメント板)を
得た。
後、105℃に加熱し、その後、ホウ砂10%wtの水
溶液中に浸漬させて4時間放置した後、自然乾燥させて
防炎化木片セメント成型体(防炎化木片セメント板)を
得た。
【0020】そして、この防炎化木片セメント成型体と
防炎剤未処理の木片セメント成型体を用いて、JIS
A 1321に規定する「建築物の内装材料及び工法の
難燃性試験方法」における基材試験を行ったところ、防
炎剤未処理の木片セメント板が990℃であるのに対
し、本実施例の防炎化木片セメント板が870℃であ
り、防炎剤処理の効果が見られた。
防炎剤未処理の木片セメント成型体を用いて、JIS
A 1321に規定する「建築物の内装材料及び工法の
難燃性試験方法」における基材試験を行ったところ、防
炎剤未処理の木片セメント板が990℃であるのに対
し、本実施例の防炎化木片セメント板が870℃であ
り、防炎剤処理の効果が見られた。
【0021】上記実施例において、混合物を型枠に入れ
て加圧成型する際に、型枠を介して混合物を80℃に加
熱しながら加圧成型したので、成型速度を速めることが
できた。また、脱型して得られた木片セメント成型体に
防炎剤を含浸させる際に、その成型体を105℃に温め
ておいたので、木片セメント成型体に防炎剤を容易に含
浸させることができた。
て加圧成型する際に、型枠を介して混合物を80℃に加
熱しながら加圧成型したので、成型速度を速めることが
できた。また、脱型して得られた木片セメント成型体に
防炎剤を含浸させる際に、その成型体を105℃に温め
ておいたので、木片セメント成型体に防炎剤を容易に含
浸させることができた。
【0022】なお、上記両実施例では共に防炎剤として
ホウ砂を使用したが、リン酸アンモニウムを使用するよ
うにしてもよい。また、木片としてベイツガを使用した
が、エゾマツ、アカマツ、アカラワン、ブナ等を使用し
てもよく、或いはこれらを混合して使用してもよい。
ホウ砂を使用したが、リン酸アンモニウムを使用するよ
うにしてもよい。また、木片としてベイツガを使用した
が、エゾマツ、アカマツ、アカラワン、ブナ等を使用し
てもよく、或いはこれらを混合して使用してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
【0024】1)請求項1の発明によれば、セメント組
成物、細片化された木片及び水を混合し、この混合物を
加圧成型してなる木片セメント板における上記木片が防
炎剤で処理されているので、通常の木片セメント板に比
して燃えにくい防炎化木片セメント板が得られる。
成物、細片化された木片及び水を混合し、この混合物を
加圧成型してなる木片セメント板における上記木片が防
炎剤で処理されているので、通常の木片セメント板に比
して燃えにくい防炎化木片セメント板が得られる。
【0025】2)請求項2ないし3の発明によれば、通
常の木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木片セメ
ント板が簡単に得られ、特に請求項2の発明によれば、
予め木片に防炎剤を含浸させるため、木片に防炎剤を確
実かつ容易に含浸させることができる。
常の木片セメント板に比して燃えにくい防炎化木片セメ
ント板が簡単に得られ、特に請求項2の発明によれば、
予め木片に防炎剤を含浸させるため、木片に防炎剤を確
実かつ容易に含浸させることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】セメント組成物、細片化された木片及び水
を混合し、この混合物を加圧成型してなる木片セメント
板であって、上記木片が防炎剤で処理されていることを
特徴とする防炎化木片セメント板。 - 【請求項2】細片化された木片に防炎剤を含浸させた
後、この木片にセメント組成物及び水を加えて混合し、
この混合物を型枠に入れて加圧成型することを特徴とす
る防炎化木片セメント板の製造方法。 - 【請求項3】細片化された木片にセメント組成物及び水
を加えて混合し、この混合物を型枠に入れて加圧成型し
た後、脱型して得られた木片セメント板に防炎剤を含浸
させることを特徴とする防炎化木片セメント板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11458993A JPH06322859A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 防炎化木片セメント板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11458993A JPH06322859A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 防炎化木片セメント板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06322859A true JPH06322859A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14641645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11458993A Pending JPH06322859A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 防炎化木片セメント板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06322859A (ja) |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11458993A patent/JPH06322859A/ja active Pending
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