JPH0632341Y2 - ブロー成形用金型 - Google Patents

ブロー成形用金型

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JPH0632341Y2
JPH0632341Y2 JP1990117577U JP11757790U JPH0632341Y2 JP H0632341 Y2 JPH0632341 Y2 JP H0632341Y2 JP 1990117577 U JP1990117577 U JP 1990117577U JP 11757790 U JP11757790 U JP 11757790U JP H0632341 Y2 JPH0632341 Y2 JP H0632341Y2
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JP
Japan
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mold
resin
die
notch
convex portion
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JP1990117577U
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JPH0473529U (ja
Inventor
勝利 島崎
Original Assignee
株式会社三恵
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブロー成形用金型に係り、特にパーティング付
近のVノッチを解消するのに好適なブロー成形用金型に
関する。
〔従来の技術〕
ブロー成形においては、例えば、ポリエチレン等の樹脂
を管状に成形し、これを相離間した二つ割れ金型内に挿
入し、金型を閉じて溶融樹脂の管を閉切った後、管内に
空気を吹き込んで樹脂を金型の内面に密着させ、冷却し
た後金型を開いて成形品を取り出す工程を有している。
このようなブロー成形用に使用される金型としては、従
来、第7図に示すように金型71及び金型72は食切部
位がパーティングラインに沿った同一構造となってお
り、このため、矢印Fで示す方向に金型を閉じる際、溶
融樹脂が図中、矢印ハで示す方向に移動する。この結
果、型を閉切って溶融樹脂を食切ると、第8図に示すよ
うに成形品73にVノッチ74が生じる。
〔考案が解決しようとする課題〕
成形品として、例えば、自動車の燃料容器に使用する場
合、燃料容器からガソリン等の燃料が漏れて大惨事を引
き起こす恐れがある。通常、このような事態はまれでは
あるが、燃料容器に外部力が加えられた場合、事故を起
こしかねない。特に燃料容器の割れは、パーティング付
近のVノッチ74から起こることが大多数である。
本考案の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、ブ
ロー成形品のVノッチを解消することができるブロー成
形用金型を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案は、一対のブロ
ー成形用金型の型締め時に樹脂を食切るための食切り部
において、一方の金型にパーティングラインに平行する
頂部を有する断面略台形状の第1の凸部とパーティング
ラインに平行する底部を有する断面略逆台形状第1の段
差部とを備え、前記第1の凸部の食切り部内部側側面が
第1の段差部の食切り部内部側側面を構成しており、他
方の金型に型締め時、前記第1の凸部に係合する第2の
段差部と、第1の段差部に係合する第2の凸部とを備
え、前記第2の凸部の食切り部内部側側面が第2の段差
部の食切り部内部側側面を構成していることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
一対の金型が離間した状態では、第1の凸部と第2の段
差部とによって形成される空間部(部屋)と、第2の凸
部と第1の段差部によって形成される空間部(部屋)が
形成され、これらの空間部(部屋)は第1の凸部の側面
部と第2の凸部の側面部とによって形成される傾斜空間
部を介して連通している。
両金型を型締めする際に、両金型に挟持された溶融樹脂
は、両金型によって囲まれるそれぞれの部屋に滞留し、
かつ、それぞれの部屋を連通する傾斜空間部にも滞留す
る。両金型の型締めが進行すると、それぞれの部屋を連
通する傾斜空間部を境にして樹脂が移動し、成形品側の
部屋の樹脂は成形品側に移動する。この結果、成形品の
Vノッチが生じる部分にほぼ成形品側の部屋の樹脂量に
相当する樹脂が増量され、Vノッチが解消される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案のブロー成形用金型における食切部の構
造を示す断面図である。このブロー成形用金型は、金型
1と金型2とからなり、金型1はパーティングラインに
平行するラインより他方の金型2側に突出し、パーティ
ングラインに平行する頂部を有する断面略台形状の凸部
3(第1の凸部)が形成されている。金型2には型締め
時にこの凸部3に係合する段差部4(第2の段差部)が
形成されている。
また、金型2には、パーティングラインに平行するライ
ンより他方の金型1側に突出し、パーティングラインに
平行する頂部を有する断面略台形状の凸部5(第2の凸
部)が形成されている。金型1には型締め時にこの凸部
5に係合する段差部6(第2の段差部)が形成されてい
る。凸部3の頂部及び凸部5の頂部は各々パーティング
ラインに平行している。
また、第1図から明らかなように凸部3の食切り部内部
側側面(図中、A〜B)は、段差部6の食切り部内
部側側面を構成している。同様に凸部5の食切り部内部
側側面(図中、A〜B)は段差部4の食切り部内部
側側面を構成している。
本実施例においては、金型2の段差部4の底部長さ(し
たがって、金型1の凸部3の頂部長さ)aは、金型2の
凸部5の頂部長さ(したがって、金型1の段差部の底部
の長さ)cとほぼ同等乃至それ以上となっている。ま
た、凸部5における図中、αで示す角度は少なくとも一
定の角度以上で90度以内であればよい。
次に上記のように構成されるブロー成形用金型の作用を
説明する。第2図は金型を閉めるときの状態を示す説明
図である。
金型1及び金型2をそれぞれ第2図に示すような矢印E
の方向に移動させると、第1図におけるA〜Aで囲
まれる断面積の部屋Aの樹脂はイの方向へ移動し、第1
図におけるB〜Bで囲まれる断面積の部屋Bの樹脂
はロの方向へそれぞれ移動する。
第1図におけるA〜Aで囲まれる部屋Aの断面積及
び第1図におけるB〜Bで囲まれる部屋Bの断面積
によって、イ方向及びロ方向を移動する樹脂の量が異な
る。
すなわち、部屋Aの断面積=部屋Bの断面積の場合、樹
脂の移動量はイ方向=ロ方向である。また、部屋Aの断
面積≦部屋Bの断面積の場合、樹脂の移動量はイ方向≦
ロ方向である。さらに部屋Aの断面積≧部屋Bの断面積
の場合、樹脂の移動量はイ方向≧ロ方向となる。
樹脂の移動量を計算する上で圧力差がないものと計算す
ると、A=Bが望ましいが、Vノッチを解消するための
Vノッチ部位の樹脂の増量を考慮として任意に選定する
ことができる。なお、第1図中におけるD+D=D
とした場合、D寸法は、射出パリソン厚の1.7〜1.
8倍とすることが望ましい。
D寸法が射出パリソン厚の1.7倍よりも小さいと、型
締圧が大きくなり、一方、D寸法が射出パリソン厚の
1.8倍よりも大きいと、外側バリ(第3図の11)が
冷却しなくなる。
第3図は金型1及び金型2により樹脂を食切ったときの
状態を示す説明図であり、図から明らかなように、一方
の金型1の凸部は他方の金型2の段差部に係合してお
り、一方の金型1の段差部は他方の金型2の凸部に係合
した状態となる。
この場合、部屋Aの樹脂がイ方向を移動し、この移動量
に対応して成形品7のパーティングに相当する部位に樹
脂の増量部8が形成され、Vノッチが解消される。
なお、第4図に示すように成形品7の肉厚を5mmとし、
この成形品7のVノッチ9の部位を増量する場合、例え
ば、Vノッチ9の表面長さを10mmとすると、Vノッチ
9の断面積は、略下記で表される。
したがって、部屋Aの断面積が前記Vノッチ9の断面積
と同等乃至それ以上の場合、Vノッチ9は解消される。
ただし、安全を見込んで第5図のようにVノッチ9の部
位の樹脂を増量した場合、例えば、ロス率を10%と
し、樹脂の増量分を20%とすることが望ましい。した
がって、Vノッチ解消のための樹脂の増量分10は、断
面積で25×1.3=32.5(mm2)となる。この場
合、第1図中のaを10mmとした場合、32.5(m
m2)=a(10mm)×bであるから、bは4.25mmと
なる。
このような状態で金型を閉め切った場合には、金型を閉
じたときにパーティングが締まり切らない場合が多くな
り、型締圧によりパーティングライン上に1mmのバリが
形成されると、b+1=32.5mmとなる。
ただし、上記の計算はパーティングラインが平面部の場
合であり、第1図中、αで示す角度が45度の場合には
部屋Aに対してA、A、B、Bで囲まれる部屋
の断面積の50%を足した断面積が第5図のVノッチ解
消のための樹脂の増量分10とする必要がある。また、
第1図中、αで示す角度が90度に近づくと部屋Aの断
面積が第5図のVノッチ解消のための樹脂の断面積増量
分10とする必要がある。
したがって、本考案において、第6図中、αで示す角度
は、少なくとも一定の角度を有し、90度近傍までを採
用することができるが、角度αが小さすぎると、金型1
及び金型2の型締圧力が必要以上に大きくなり、一方、
角度αが90度に近づきすぎると、金型1及び金型2の
型締の際に、例えば、金型1のA及び金型2のB
部位でかじりが生じやすくなり好ましくない。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、ブロー成形品におけるV
ノッチが解消されるために、Vノッチに起因する燃料容
器等のブロー成形品の割れが防止され、燃料漏れ等によ
る惨事を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブロー成形用金型の一実施例を示す要
部断面図、第2図は第1図の金型における型締時の樹脂
の挙動を示す説明図、第3図は第1図の金型における型
締完了後の状態を示す説明図、第4図はブロー成形品の
Vノッチ部を示す断面図、第5図は第4図のVノッチを
解消するための樹脂増量の状態を示す説明図、第6図は
ブロー成形用金型の食切部における傾斜部を示す説明
図、第7図は従来のブロー成形用金型による型締時の樹
脂の挙動を示す断面図、第8図は従来のブロー成形用金
型による型締完了時の状態を示す説明図である。 1……金型、2……金型、3……凸部、4……段差部、
5……凸部、6……段差部、7……成形品、8……樹脂
増量部、9……Vノッチ、10……樹脂増量分、11…
…バリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のブロー成形用金型の型締め時に樹脂
    を食切るための食切り部において、一方の金型にパーテ
    ィングラインに平行する頂部を有する断面略台形状の第
    1の凸部とパーティングラインに平行する底部を有する
    断面略逆台形状の第1の段差部とを備え、前記第1の凸
    部の食切り部内部側側面が第1の段差部の食切り部内部
    側側面を構成しており、他方の金型に型締め時、前記第
    1の凸部に係合する第2の段差部と、第1の段差部に係
    合する第2の凸部とを備え、前記第2の凸部の食切り部
    内部側側面が第2の段差部の食切り部内部側側面を構成
    していることを特徴とするブロー成形用金型。
JP1990117577U 1990-11-08 1990-11-08 ブロー成形用金型 Expired - Lifetime JPH0632341Y2 (ja)

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JP1990117577U JPH0632341Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 ブロー成形用金型

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JP1990117577U JPH0632341Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 ブロー成形用金型

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Publication Number Publication Date
JPH0473529U JPH0473529U (ja) 1992-06-29
JPH0632341Y2 true JPH0632341Y2 (ja) 1994-08-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS534227Y2 (ja) * 1971-03-30 1978-02-02

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JPH0473529U (ja) 1992-06-29

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