JPH0632370B2 - 回路基板のコーティング装置 - Google Patents

回路基板のコーティング装置

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JPH0632370B2
JPH0632370B2 JP2013110A JP1311090A JPH0632370B2 JP H0632370 B2 JPH0632370 B2 JP H0632370B2 JP 2013110 A JP2013110 A JP 2013110A JP 1311090 A JP1311090 A JP 1311090A JP H0632370 B2 JPH0632370 B2 JP H0632370B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハイブリッドIC等の回路基板の表面にシリコ
ン等の樹脂被膜を形成する回路基板のコーティング装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のコーティングは、回路基板の端子以外の
箇所を樹脂槽の樹脂液に浸して基板表面に樹脂液を被着
させ、その後、この樹脂液をヒータにて乾燥させてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
コーティング作業を行う装置としては、次に示すような
構成のものが考えられる。つまり、回路基板を固定する
治具部材と、樹脂浸漬時に前記治具部材を保持する保持
手段と、樹脂液を溜めると共に前記保持手段の下方に配
設された樹脂槽と、前記保持手段に保持された前記治具
部材の回路基板を樹脂槽内の樹脂に浸漬すべく、同保持
手段と樹脂槽とを接近離間させる駆動手段と、前記保持
手段と搬送手段との間を進退すると共に、把持爪の開閉
動作によって同保持手段への前記治具部材の受渡しを行
う把持手段とを備えたコーティング装置である。
この装置によると、まず搬送手段によって治具部材が移
送されてくると、把持手段が前進し、かつ把持爪の閉動
作によって治具部材が把持される。次に、把持手段が後
退し、かつ把持爪の開動作によって治具部材が保持手段
に保持される。その後、駆動手段によって保持手段が下
降し、回路基板が樹脂槽内の樹脂に浸漬される。その結
果、同回路基板の表面に樹脂が被着されるようになって
いる。
しかし、開閉動作をする把持爪を備えた前記装置の構成
では、搬送手段上の治具部材を把持する際の正確さに問
題があり、保持手段に治具部材を保持するときの位置が
各治具部材ごとでばらつくことがあった。このため、被
着面の高さが変わってしまうという欠点があった。ゆえ
に、本装置を使用したとしても、良質な製品を製造しに
くいうえに、製品の品質にばらつきが生じるという問題
があった。
本発明の目的は、搬送手段上の回路基板を把持するとき
の正確さを確実に向上させることができ、もって高品
質、かつ均質なコーティング作業を行うことができる回
路基板のコーティング装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、回路基板を固定する治具部材と、樹脂浸漬時
に前記治具部材を保持する保持手段と、樹脂液を溜める
と共に前記保持手段の下方に配設された樹脂槽と、前記
保持手段に保持された前記治具部材の回路基板を樹脂槽
内の樹脂に浸漬すべく、同保持手段と樹脂槽とを接近離
間させる駆動手段と、前記保持手段と搬送手段との間を
進退すると共に、把持爪の開閉動作によって同保持手段
への前記治具部材の受渡しを行う把持手段とを備えた回
路基板のコーティング装置において、前記把持爪によっ
て把持される前記治具部材の一部を、同把持爪内に案内
するためのガイド部材を前記把持手段に設けたことを特
徴とする回路基板のコーティング装置をその要旨とする
ものである。
〔作 用〕
本発明においては、搬送手段によって治具部材が移送さ
れてくると、把持手段が前進すると共に、ガイド部材が
把持爪内に治具部材の一部を案内する。従って、把持爪
によってガイド部材が正確に把持される。次いで、把持
手段が後退し、把持爪の開動作によって治具部材が保持
手段の所定位置に確実に保持される。その後、駆動手段
によって保持手段が下降し、回路基板が樹脂槽内の樹脂
に浸漬される。その結果、同回路基板の表面に樹脂が一
定の高さに被着される。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図に示すように、本実施例のコーティング装置は回
路基板としてのハイブリッドIC55にシリコン樹脂を
被着するための被着装置1、被着された樹脂を乾燥する
ためのヒータ2、及び供給されたハイブリッドIC55
を前記被着装置1からヒータ2を経て作業者へと搬送す
るためのコンベア3から構成されている。
第2,3図に示すように、前記被着装置1の振動付与手
段としての基台4上には樹脂槽5が設置され、同樹脂槽
5内にはシリコン樹脂が貯留されている。基台4内には
バイブレータが内装され、前記樹脂層5を振動させ得る
ようになっている。
前記基台4の後方にはフレーム6が設置され、その上部
には駆動手段としてのシリンダ7が設けられ、そのロッ
ド7aが下方に向けられている。前記シリンダ7のロッ
ド7aにはヘッドスライダ9が固着され、同ヘッドスラ
イダ9は一対のガイドレール8に沿って上下方向に案内
されるようになっている。同ヘッドスライダ9の下面に
はモータ13を支持する支持板10が固着されている。
また、前記ヘッドスライダ9に設けられた一対の振動板
軸11には振動板12が上下動可能に支持され、同振動
板12には前記モータ13の出力軸にて回転駆動される
偏心軸14が回動可能に軸支されている。そして、前記
振動板12は偏心軸14の回転に伴い振動板軸11に案
内されつつ上下方向に振動するようになっている。
前記振動板12の下側には保持手段としてのオフセット
プレート15が固着され、同プレート15の前面左右両
側には、ハイブリッドIC55を固定した治具プレート
16を位置決めするためのノックピン15aがそれぞれ
設けられている。前記オフセットプレート15の前面に
は固定レバー17が軸18にて回動可能に軸支されると
ともに、同レバー17の上端に回動可能に連結された操
作ロッド19が一対のガイド部材20によって左右へ摺
動可能に支持されている。前記操作ロッド19に形成さ
れた鍔部19aと一方のガイド部材20との間には圧縮
ばね21が介装され、同ばね21は操作ロッド19を常
に特定方向(第2図においては右方)へ付勢することに
より、前記固定レバー17を直立姿勢にするとともに、
その下端をストッパ22に当接させている。
そして、前記固定レバー17の下端によってオフセット
プレート15に固定された治具プレート16のハイブリ
ッドIC55は、前記シリンダ7のロッド7aが投入状
態のときには第5図に示すように前記樹脂槽5の上方に
位置し、シリンダ7のロッド7aが突出状態のときには
第2図に示すように樹脂槽5内のシリコン樹脂に所定箇
所まで浸されるようになっている。さらに、ハイブリッ
ドIC55が上方位置のときには前記操作ロッド19の
一端が、図示しない支持部材に支持されたシリンダ23
のロッド23aと対向するようになっている。そして、
シリンダ23のロッド23aが突出すると、操作ロッド
19が圧縮ばね21の付勢力に抗して左方へ移動して前
記固定レバー17を傾動させ、治具プレート16の前方
への離脱を許容するようになっている。
第3,4図に示すように、前記樹脂槽5の後方には左右
に延びる一対のガイドレール24が前記フレーム6によ
って支持されるとともに、同ガイドレール24にはスキ
ージスライダ25が左右方向へ移動し得るように設けら
れている。前記スキージスライダ25は一対のスプロケ
ット26にて左右に移動するチェーン27に連結され、
反復回転を行うモータ28にて左右方向に往復動するよ
うになっている。
また、前記樹脂槽5には、図示しない樹脂液自動供給装
置からの可撓性連通管5aが接続されている。そして、
前記自動供給装置内に設けられたタイマ手段により所定
時間毎(本実施例では、一つの治具プレート16の浸せ
き処理が終了する毎)に樹脂液が前記連通管5aを通し
て自動的に供給されるようになっている。
前記スキージスライダ25に回動可能に軸支されたスキ
ージシャフト29の前端にはスキージ30が固着される
とともに、後端には反転プレート31が固着され、同プ
レート31の掛止部31aと前記スキージスライダ25
の掛止部25aとの間にはスプリング32が連結されて
いる。このため、反転プレート31は前記スプリング3
2によって左右両方向にそれぞれ回動付勢されて、スキ
ージスライダ25の図示しないストッパによって左右に
所定角度傾斜した姿勢をとるようになっている。
そして、平常時においては、前記スキージスライダ25
とともにスキージ30が第4図に仮想線で示す左方側に
位置するとともに、フレーム6の側に設けられたストッ
パ6bに反転プレート31の下部が当接するため、スキ
ージ30が左方へ傾動している。この状態から前記スキ
ージスライダ25が右方側に移動すると、フレーム6の
右側に設けられたストッパ6aに反転プレート31の下
部が当接してスキージ30を右方へ傾動させる。さら
に、スキージ30が左方側に移動すると、同スキージ3
0は前述した左側のストッパ6bに当接して再び左方へ
傾動する。
第4,5図に示すように、前記フレーム6の後方にはシ
リンダ33が設置され、その上方へ向くロッド33a
は、フレーム6の支持座34に回動可能に支持されたシ
ャフト35のレバー36に連結されるとともに、同シャ
フト35の両端に固着された一対のレバー37には、フ
レーム6に設けられたガイド部38によって前後方向に
摺動し得る一対のロッド39の後端がそれぞれ連結され
ている。両ロッド39は前記振動板12の両側に位置す
るとともに、その前端にはそれぞれ把持ブロック40が
固着されている。両ブロック40には前方へ向けてそれ
ぞれ一対の把持爪41が突設されるとともに、先端に凹
部が形成されたガイド板42が突設されている。
そして、第5図に示すように、投入状態にある前記シリ
ンダ33のロッド33aが突出すると、矢印のように両
レバー36,37が回動し、前記両ロッド39を前方へ
押して把持ブロック40を前方位置にし、一方、シリン
ダ33のロッド33aが再び投入すると、両把持ブロッ
ク40が後方へ移動して後方位置となる。
また、前記把持爪41は把持ブロック40内のシリンダ
によって開状態と閉状態との間を切り換え動作すること
により、前記治具プレート16の両端をそれぞれ把持し
得るようになっている。
なお、前記把持ブロック40は通常後方位置に待機して
おり、その把持爪41は開状態となっている。
一方、第1,5図に示すように、前記コンベア3は第一
及び第二コンベア43,44から構成され、第一コンベ
ア43は前記被着装置1の前方に設置されている。同コ
ンベア43は平行に配設された一対のチェーン43aを
備え、両チェーン43aは多数のスプロケット45によ
ってコーティング装置内を環状に案内されている。ま
た、チェーン43aの前記被着装置1の前方にあたる箇
所は上側から下側へと垂直に走行するようになってお
り、同箇所を受渡し部46としている。前記チェーン4
3aには所定間隔をおいて凹状の保持金具47が装着さ
れ、同金具47の凹部は両チェーン43a間に掛け渡す
ように配設された治具プレート16の両端を掛止め得る
ようになっている。なお、コーティング装置の第一コン
ベア43の上側にあたる箇所は開放されており、同箇所
をワーク供給部48としている。
前記第一コンベア43の両チェーン43aの下側には、
それぞれ棒状のガイドレール49が設置され、同レール
49の受渡し部46側はチェーン43aの流れに沿った
弧状をなしている。
第1,8図に示すように、前記第二コンベア44は第一
コンベア43の前方下側に配置され、同第二コンベア4
4の後端は前記ガイドレール49の前端の下側に位置し
ている。この第二コンベア44も前記第一コンベア43
と同様に平行に配設された一対のチェーン44aを備
え、その全てのリンクには先端が凹状に形成された保持
金具50がそれぞれ装着されている。前記第二コンベア
44の前端は処理された治具プレート16を回収するた
めのワーク回収部51となっており、同第二コンベア4
4の前側には何らかの手違いで回収されなかった治具プ
レートを一時収容するための収容部52となっている。
前記ワーク回収部51と収容部52にはそれぞれセンサ
53が設けられるとともに、両センサ53は第二コンベ
ア44にて治具プレート16が搬送されてそれぞれの位
置に到達するのを検知するようになっている。そして、
ワーク回収部51のセンサ53においては、治具プレー
ト16がこの位置に到達するのを検知すると、ライト5
4を点滅させ、収容部52のセンサ53においては、図
示しないブザーを作動させる。
前記ヒータ2は第二コンベア44の両チェーン44a間
に設置され、同コンベア44にて搬送されるハイブリッ
ドIC55のシリコン樹脂を乾燥硬化させるようになっ
ている。
次に、上記のように構成されたコーティング装置にてハ
イブリッドIC55のコーティングを行う場合について
説明する。
第5図に示すように、前記治具プレート16の下縁には
予め未処理の多数のハイブリッドIC55が端子を上に
して取着され、作業者は同治具プレート16を前記ワー
ク供給部51を通して第一コンベア43の保持金具50
上に載せる。第一コンベア43は保持金具43の間隔を
1ストロークとして寸動するため、作業者は同コンベア
43が寸動するたびに新たな治具プレート16をコンベ
ア43に供給する。最初の治具プレート16が前記受渡
し部46に至り、第一コンベア43が寸動の停止状態に
入ると、第7図(a)に示すように、後方位置に待機し
ていた両把持ブロック40がシリンダ33にて前方位置
へと切り換え動作されるとともに、それぞれの把持爪4
1が閉状態となり治具プレート16の両端を把持する。
このとき、前記ガイド板42は把持爪41が正確に治具
プレート16を把持できるように同把持爪41内に治具
プレート16の両端を案内する役割を果たす。
一方、これとともに前記スキージ30は左方側から右方
側へと移動するとともに、反転して左方側へと移動し原
位置に復帰する。前記スキージ30が右方側へ移動する
際には、その先端がシリコン樹脂の液面のみだれによる
凸部のみに接触し、左方側へ移動する際には、スキージ
30の先端及び曲面部がシリコン樹脂の液面を摺接して
同液面を平滑する。
さらに、第7図(b)に示すように、把持ブロック40
は前記シリンダ33によって後退しつつ、把持した治具
プレート16を前記オフセットプレート15に対しノッ
クピン15aにて位置決めして重合させる。そして、第
7図(c)に示すように、把持ブロック40は把持爪4
1を開状態にするとともに、さらに後退して第5図に示
す後方位置に復帰する。
一方、治具プレート16は前記固定レバー17にてオフ
セットプレート15に固定され、これとともに、前記偏
心軸14がモータ13にて回転し同オフセットプレート
15を振動させる。オフセットプレート15は振動しな
がらシリンダ7によって下降し、ハイブリッドIC55
を前記樹脂槽5内のシリコン樹脂に浸す。前記樹脂浴槽
5はコーティング装置の作動中常に基台4に内装したバ
イブレータにて振動している。
さらに、前記オフセットプレート15は所定時間経過後
に上方位置に上昇して、ハイブリッドIC55をシリコ
ン樹脂から引き揚げる。そして、第7図(c)に示すよ
うに、前記把持ブロック40は前記ガイド板42に案内
されつつ後方位置から前進し、第7図(b)に示すよう
に、把持爪41を閉状態にして治具プレート16の両端
を把持する。これとともに、前記固定レバー17がシリ
ンダ23にて傾動して治具プレート16の固定を解除
し、第7図(a)に示すように、把持ブロック40がさ
らに前進して前方位置となり、再び保持金具47の凹部
に治具プレート16の両端を収める。そして、この治具
プレート16は第一コンベア43の寸動に伴って受渡し
部46を下方へ移動するとともに、第5図に仮想線で示
すように、保持金具47の凹部と前記ガイドレール49
との間に挟まって落下を阻止された状態で、同ガイドレ
ール49に案内されつつ前方へと移動する。
一方、スキージ30は再び前述と同じ動作を繰り返し、
シリコン樹脂中のハイブリッドIC55が引き揚げられ
ることによって、同樹脂の表面にできる凹凸を平滑に修
正する。
そして、第8図に示すように、治具プレート16は前記
ガイドレール49の終端箇所、その下方に待機していた
第二コンベア44の保持金具50に落下し、同コンベア
44に搬送されながら、ハイブリッドIC55に被着さ
れたシリコン樹脂が前記ヒータ2にて乾燥固化される。
さらに、治具プレート16は前記ワーク回収部51に到
達するとともに、そのセンサ53を作動させライト54
にて作業者に回収を指示し、それにもかかわらず回収さ
れなかった治具プレート16は収容部52に収容されて
センサ53を作動させブザーにて再び作業者に回収を指
示する。
なお、以上は一つの治具プレート16に着目して説明し
たものであるが、実際にはコーティング装置内の第一及
び第二コンベア43,44に多数の治具プレート16が
搬送され、それらのハイブリッドIC55は順次シリコ
ン樹脂の被着と乾燥とを施されている。
このように、ガイド板42を備えた本実施例のコーティ
ング装置によると、第一コンベア40の保持金具47に
掛止めされた治具プレート16の両端を把持する際の正
確さを確実に向上させることができる。
従って、把持爪41を後退させかつ開状態にすることに
より、オフセットプレート15に治具プレート16を保
持させるときでも、その位置が各治具プレート16ごと
でばらつくことはない。このため、本装置では、ガイド
板42を持たない従来装置とは異なり、被着面の高さが
変わってしまうというような不都合が生じることはな
い。よって、本装置を使用すれば、ばらつきの少ない良
質な製品を容易に製造することができるということにな
る。また、本実施例のコーティング装置においては、シ
リコン樹脂を溜めた樹脂槽5が常に基台4内のバイブレ
ータによって振動するばかりでなく、ハイブリッドIC
55がオフセットプレート15とともに振動した状態
で、シリコン樹脂に浸されるため、ハイブリッドIC5
5の表面に生じた気泡をこれらの振動によって除去する
ことができる。さらに、これらの振動によってシリコン
樹脂をハイブリッドIC55の表面に均一に被着させ、
均一な厚さの樹脂槽を形成することができる。
また、本実施例のコーティング装置においては、ハイブ
リッドIC55を樹脂槽5から取り出した後に液面に生
じる凹凸をスキージ30によって平滑にするため、この
凹凸によってハイブリッドIC55に被着したシリコン
樹脂の被着面の高さにばらつきが生じることがない。
なお、本実施例のコーティング装置においては、ハイブ
リッドIC55を振動させるためのモータ13及びシリ
コン樹脂の表面を平滑にするためのスキージ30を備え
たが、モータ13を省略したり、モータ13とスキージ
30を省略したコーティング装置として具体化してもよ
い。
前記モータ13を省略してハイブリッドIC55を振動
させない場合においては、樹脂槽5の振動により樹脂液
中に進入したハイブリッドIC55が振動している樹脂
液と接触するため、前述した気泡除去作用が確保される
とともに、ハイブリッドIC55を樹脂液から取り出す
ときもIC55表面への樹脂の付着厚さを均一化するこ
とができる。
また、前記スキージ30を省略した場合には、樹脂槽5
の振動により樹脂液が槽5内で流動してその液面が平滑
化されるが、これには樹脂の粘度が高い場合、長時間を
要するので、スキージ30があった方がよい。
また、本実施例のコーティング装置においては、回路基
板としてのハイブリッドIC55にシリコン樹脂を被着
させたが、樹脂を被着させる必要のある回路基板であれ
ばどのようなものでもよく、被着する樹脂もシリコン樹
脂に限定されることはない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の回路基板のコーティング
装置によれば、搬送手段上の回路基板を把持するときの
正確さを確実に向上させることができ、もって高品質、
かつ均質なコーティング作業を行うことができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はコーティング装置の全体を示す断面図、第2図
は被着装置の正面図、第3図は被着装置と第一コンベア
の受渡し部を示す側面図、第4図は被着装置のスキージ
の動きを示す一部正面図、第5図は被着装置の把持爪と
第一コンベアの保持金具との関係を示す一部側面図、第
6図は治具プレートに固定されたハイブリッドICを示
す一部正面図、第7図(a)〜(c)は把持爪による被
着装置から第一コンベアへの治具プレートの受渡し順序
を示す説明図、第8図は治具プレートの第一コンベアか
ら第二コンベアの移動を示す説明図である。 4は振動付与手段としての基台、5は樹脂槽、7は駆動
手段としてのシリンダ、15は保持手段としてのオフセ
ットプレート、16は治具部材としての治具プレート、
30はスキージ、40は搬送手段としての搬送ブロッ
ク、41は把持爪、42はガイド部材としてのガイド
板、43は搬送手段としての第一コンベア、55は回路
基板としてのハイブリッドICである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−165789(JP,A) 特開 昭64−59924(JP,A) 特開 昭63−41031(JP,A) 実開 昭63−164222(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板(55)を固定する治具部材(1
    6)と、 樹脂浸漬時に前記治具部材(16)を保持する保持手段
    (15)と、 樹脂液を溜めると共に前記保持手段(15)の下方に配
    設された樹脂槽(5)と、 前記保持手段(15)に保持された前記治具部材(1
    6)の回路基板(55)を樹脂槽(5)内の樹脂に浸漬
    すべく、同保持手段(15)と樹脂槽(5)とを接近離
    間させる駆動手段(7)と、 前記保持手段(15)と搬送手段(43)との間を進退
    すると共に、把持爪(41)の開閉動作によって同保持
    手段(15)への前記治具部材(16)の受渡しを行う
    把持手段(40)と を備えた回路基板のコーティング装置において、 前記把持爪(41)によって把持される前記治具部材
    (16)の一部を、同把持爪(41)内に案内するため
    のガイド部材(42)を前記把持手段(40)に設けた
    ことを特徴とする回路基板のコーティング装置。
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