JPH06323982A - 微粒子計測方法およびそのための装置 - Google Patents
微粒子計測方法およびそのための装置Info
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- JPH06323982A JPH06323982A JP5109372A JP10937293A JPH06323982A JP H06323982 A JPH06323982 A JP H06323982A JP 5109372 A JP5109372 A JP 5109372A JP 10937293 A JP10937293 A JP 10937293A JP H06323982 A JPH06323982 A JP H06323982A
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- pulse signal
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
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- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液中微粒子と気泡とを弁別して液中微粒子の
みを計数する微粒子計測方法およびそのための装置を提
供する。 【構成】 被計測液をフローセル14に一定流量で流
し、レーザビームBを照射する。レーザビーム照射領域
Bareaを粒子および気泡が通過することにより散乱光が
生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に変換
される。このパルス信号数は信号処理装置18内のトー
タルカウンタ51で計数される。また、入力パルス信号
はLPF53にも入力され、100μs以上のパルス信
号のみが選択されて気泡カウンタ54へ出力される。気
泡カウンタ54はこのパルス信号を計数する。減算器5
2は、トータルカウンタ51の計数値から気泡カウンタ
54の計数値を減算し、この減算結果を粒子カウンタ5
5へ出力する。
みを計数する微粒子計測方法およびそのための装置を提
供する。 【構成】 被計測液をフローセル14に一定流量で流
し、レーザビームBを照射する。レーザビーム照射領域
Bareaを粒子および気泡が通過することにより散乱光が
生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に変換
される。このパルス信号数は信号処理装置18内のトー
タルカウンタ51で計数される。また、入力パルス信号
はLPF53にも入力され、100μs以上のパルス信
号のみが選択されて気泡カウンタ54へ出力される。気
泡カウンタ54はこのパルス信号を計数する。減算器5
2は、トータルカウンタ51の計数値から気泡カウンタ
54の計数値を減算し、この減算結果を粒子カウンタ5
5へ出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定流速で流動する液
体にレーザビームを照射し、液体中の微粒子で散乱する
光を検出して液体中の微粒子を計測する微粒子計測方法
およびそのための装置に関するものである。
体にレーザビームを照射し、液体中の微粒子で散乱する
光を検出して液体中の微粒子を計測する微粒子計測方法
およびそのための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(IC)の製造技術の進
歩により、ICの集積度はダイナミックラム(DRA
M)において16M・64Mへと推移している。このよ
うなICの高集積化に伴ってIC設計ルールも微細化し
つつある。IC製造において歩留まりを向上させる一手
段として、半導体ウエハの洗浄およびエッチングに使用
される電子工業薬品の純度を向上させることが有効なこ
とは周知である。この純度の評価には薬品中に存在する
粒子(異物)を計測する技術が必要になり、微粒子計測
器の精度および信頼性の向上が急務になっている。従
来、このような微粒子の計測方法には次のような光散乱
光検出法が汎用的に採用されている。
歩により、ICの集積度はダイナミックラム(DRA
M)において16M・64Mへと推移している。このよ
うなICの高集積化に伴ってIC設計ルールも微細化し
つつある。IC製造において歩留まりを向上させる一手
段として、半導体ウエハの洗浄およびエッチングに使用
される電子工業薬品の純度を向上させることが有効なこ
とは周知である。この純度の評価には薬品中に存在する
粒子(異物)を計測する技術が必要になり、微粒子計測
器の精度および信頼性の向上が急務になっている。従
来、このような微粒子の計測方法には次のような光散乱
光検出法が汎用的に採用されている。
【0003】つまり、試料となる電子工業薬品がフロー
セルに一定流量で連続的に流され、このフローセル内を
流動する液体に流速と直交する方向からレーザビームが
照射される。薬品中に存在する微粒子にこのレーザビー
ムが照射されると、微粒子で光散乱が生じる。図14は
この計測機構の一部を模式的に示す断面図であり、フロ
ーセル1を通過するサンプル液内の微粒子2がレーザビ
ーム3の照射領域を通過する時間の間、散乱光が生じ
る。この散乱光は光学系を介してホトマルチプライヤ等
の光検出器に収束され、光電変換されてパルス信号に変
換される。従って、この光検出器に得られるパルス信号
の数を計数することにより、薬品中の微粒子濃度が計測
される。
セルに一定流量で連続的に流され、このフローセル内を
流動する液体に流速と直交する方向からレーザビームが
照射される。薬品中に存在する微粒子にこのレーザビー
ムが照射されると、微粒子で光散乱が生じる。図14は
この計測機構の一部を模式的に示す断面図であり、フロ
ーセル1を通過するサンプル液内の微粒子2がレーザビ
ーム3の照射領域を通過する時間の間、散乱光が生じ
る。この散乱光は光学系を介してホトマルチプライヤ等
の光検出器に収束され、光電変換されてパルス信号に変
換される。従って、この光検出器に得られるパルス信号
の数を計数することにより、薬品中の微粒子濃度が計測
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光散乱光検出法によっては試料中の微粒子濃度は正
確に計測されなかった。つまり、試料液中には微粒子の
他に気泡が混在するため、レーザビーム照射によって得
られる散乱光の中には、この気泡で生じた散乱光も含ま
れている。従って、この散乱光に対応して得られるパル
ス信号数を計数しても、気泡に対応したパルス信号が同
時に計数されてしまう。従って、薬品中の微粒子濃度は
誤って高く計測される結果になる。
来の光散乱光検出法によっては試料中の微粒子濃度は正
確に計測されなかった。つまり、試料液中には微粒子の
他に気泡が混在するため、レーザビーム照射によって得
られる散乱光の中には、この気泡で生じた散乱光も含ま
れている。従って、この散乱光に対応して得られるパル
ス信号数を計数しても、気泡に対応したパルス信号が同
時に計数されてしまう。従って、薬品中の微粒子濃度は
誤って高く計測される結果になる。
【0005】薬品が特に過酸化水素水(H2 O2 )であ
る場合には、薬品の性状そのものが不安定で気泡(酸
素)が発生し易いため、計測結果は信頼性に欠けた。ま
た、30wt%(重量百分率)のアンモニア水溶液は沸
点が低いために気泡が発生し易く、同様に正確な計測結
果が得られなかった。このような不安定な試料液が中心
が絞られたフローセル内を通過すると、薬品の流速は増
大し、圧力は低下する。このため、気泡は一層発生し
た。従って、過酸化水素水、アンモニア水のごとく気泡
が発生し易い液体についての微粒子濃度測定は、気泡の
弁別なくして微粒子を計測することは困難である。
る場合には、薬品の性状そのものが不安定で気泡(酸
素)が発生し易いため、計測結果は信頼性に欠けた。ま
た、30wt%(重量百分率)のアンモニア水溶液は沸
点が低いために気泡が発生し易く、同様に正確な計測結
果が得られなかった。このような不安定な試料液が中心
が絞られたフローセル内を通過すると、薬品の流速は増
大し、圧力は低下する。このため、気泡は一層発生し
た。従って、過酸化水素水、アンモニア水のごとく気泡
が発生し易い液体についての微粒子濃度測定は、気泡の
弁別なくして微粒子を計測することは困難である。
【0006】従来、このような問題を解消するため、試
料液を冷却する対策を初めとし、次の種々の対策が講じ
られている。
料液を冷却する対策を初めとし、次の種々の対策が講じ
られている。
【0007】まず、図15に示す、微細気孔を有する樹
脂チューブ4を用いる対策がある。つまり、樹脂チュー
ブ4が真空中に置かれ、樹脂チューブ4の内側にサンプ
ル液が流されることにより、サンプル液に混入した気泡
は樹脂チューブ4の微細気孔を介して真空中に引かれ
る。このような脱泡をした後、微粒子濃度が計測され
る。
脂チューブ4を用いる対策がある。つまり、樹脂チュー
ブ4が真空中に置かれ、樹脂チューブ4の内側にサンプ
ル液が流されることにより、サンプル液に混入した気泡
は樹脂チューブ4の微細気孔を介して真空中に引かれ
る。このような脱泡をした後、微粒子濃度が計測され
る。
【0008】また、図16に示す対策もある。つまり、
サンプル液がスプレーノズル5から噴射されることによ
って液中の気泡が脱泡され、脱泡後、パーティクルカウ
ンタPCMで微粒子数が計数される。
サンプル液がスプレーノズル5から噴射されることによ
って液中の気泡が脱泡され、脱泡後、パーティクルカウ
ンタPCMで微粒子数が計数される。
【0009】電子工業薬品中の微粒子の一般的な管理レ
ベルは10〜100個/ml以下であることが望まし
い。しかし、上述したいずれの対策によっても、粒子測
定に影響を及ぼさないレベルにまで脱泡することは極め
て困難である。
ベルは10〜100個/ml以下であることが望まし
い。しかし、上述したいずれの対策によっても、粒子測
定に影響を及ぼさないレベルにまで脱泡することは極め
て困難である。
【0010】このようにあらゆる手段を講じても気泡を
一定レベルにまで物理的に脱泡することは極めて困難で
あるところから、本発明においては脱泡することなく微
粒子を計測する。つまり、試料液にレーザビームを照射
し、このレーザビーム照射によって得られる散乱光か
ら、液中微粒子に対応する散乱光と気泡に対応する散乱
光とを弁別し、微粒子を計測する。
一定レベルにまで物理的に脱泡することは極めて困難で
あるところから、本発明においては脱泡することなく微
粒子を計測する。つまり、試料液にレーザビームを照射
し、このレーザビーム照射によって得られる散乱光か
ら、液中微粒子に対応する散乱光と気泡に対応する散乱
光とを弁別し、微粒子を計測する。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、一
定流速で流動する微粒子を含む液体にレーザビームを照
射し、液体からの散乱光をパルス信号に変換し、このパ
ルス信号に基づいて液体中の微粒子を計測する微粒子計
測方法において、上記パルス信号のうち、パルス幅が所
定時間以上のものは液体中の気泡で散乱した光に対応す
るものとし、パルス幅がこれよりも短いものは液体中の
微粒子で散乱した光に対応するものとし、パルス幅が所
定時間以上のものを上記パルス信号から除外するもので
ある。
定流速で流動する微粒子を含む液体にレーザビームを照
射し、液体からの散乱光をパルス信号に変換し、このパ
ルス信号に基づいて液体中の微粒子を計測する微粒子計
測方法において、上記パルス信号のうち、パルス幅が所
定時間以上のものは液体中の気泡で散乱した光に対応す
るものとし、パルス幅がこれよりも短いものは液体中の
微粒子で散乱した光に対応するものとし、パルス幅が所
定時間以上のものを上記パルス信号から除外するもので
ある。
【0012】また、上記パルス信号のうち、パルス波形
が複数の波を持つものは液体中の気泡で散乱した光に対
応するものとし、パルス波形が単一の波からなるものは
液体中の微粒子で散乱した光に対応するものとし、パル
ス波形が複数の波を持つものを上記パルス信号から除外
するものである。
が複数の波を持つものは液体中の気泡で散乱した光に対
応するものとし、パルス波形が単一の波からなるものは
液体中の微粒子で散乱した光に対応するものとし、パル
ス波形が複数の波を持つものを上記パルス信号から除外
するものである。
【0013】また、微粒子を含む液体が一定流速で流れ
る流路と、この流路を流動する液体にレーザビームを照
射する光源と、このレーザビーム照射によって得られる
液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出手段と
を備えた微粒子計測装置において、光検出手段から出力
されるパルス信号のパルス幅を検出するパルス幅検出手
段と、パルス幅が所定時間以上のものを光検出手段で検
出したパルス信号から除外する補正手段とを備えたもの
である。
る流路と、この流路を流動する液体にレーザビームを照
射する光源と、このレーザビーム照射によって得られる
液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出手段と
を備えた微粒子計測装置において、光検出手段から出力
されるパルス信号のパルス幅を検出するパルス幅検出手
段と、パルス幅が所定時間以上のものを光検出手段で検
出したパルス信号から除外する補正手段とを備えたもの
である。
【0014】また、光検出手段から出力されるパルス信
号の波形を検出する波形検出手段と、パルス波形が複数
の波を持つものを上記パルス信号から除外する補正手段
とを備えたものである。
号の波形を検出する波形検出手段と、パルス波形が複数
の波を持つものを上記パルス信号から除外する補正手段
とを備えたものである。
【0015】
【作用】液中の微粒子で散乱した光に対応して得られる
パルス信号は、液体の流速が一定に保たれている条件下
では、ほぼ一定した短いパルス幅になり、また、波形は
単一の波を持つ形状になる。一方、液中の気泡で散乱し
た光に対応して得られるパルス信号は、液体の流速が上
記条件と同じ条件下で、微粒子に対応するパルス信号の
パルス幅よりも長いパルス幅になり、また、波形は複数
の波を持つ形状になる。
パルス信号は、液体の流速が一定に保たれている条件下
では、ほぼ一定した短いパルス幅になり、また、波形は
単一の波を持つ形状になる。一方、液中の気泡で散乱し
た光に対応して得られるパルス信号は、液体の流速が上
記条件と同じ条件下で、微粒子に対応するパルス信号の
パルス幅よりも長いパルス幅になり、また、波形は複数
の波を持つ形状になる。
【0016】
【実施例】図1は、後述する本発明の各実施例に用いら
れる光散乱光検出法を用いた微粒子計測装置を示す斜視
図である。
れる光散乱光検出法を用いた微粒子計測装置を示す斜視
図である。
【0017】He−Neレーザ光源11から出射された
レーザビームBは光路変換ミラー12によってその進行
方向が変換される。ミラー12で反射されたレーザビー
ムBは整形収束レンズ13によって断面が楕円形に整形
され、所定ビームパターンに整えられてフローセル14
中を流れるサンプル液に収束して照射される。フローセ
ル14は石英ガラスまたはサファイア等で作られてお
り、サンプル液はフローセル14の下方から上方に向か
って流されている。このサンプル液の流量は10〜20
0cc/mの範囲内の一定流量に制御されている。レン
ズ13からのレーザビームBは、サンプル液が通過する
フローセル14の中心で図2に示すようにエネルギ強度
が最大になる。同図(a)はレーザビームBの楕円形の
断面形状を示しており、同図(b)はレーザビームBの
垂直方向ビーム強度パターン、同図(c)はレーザビー
ムBの水平方向ビーム強度パターンを示している。同図
に示すように、サンプル液の流動方向に相当するレーザ
ビームBの垂直方向長さは20μm、サンプル液の流動
方向に直交する水平方向長さは70μmになっている。
フローセル14内のサンプル液にこのように収束された
レーザビームBは、ビームトラップ15に集められて消
滅させられる。
レーザビームBは光路変換ミラー12によってその進行
方向が変換される。ミラー12で反射されたレーザビー
ムBは整形収束レンズ13によって断面が楕円形に整形
され、所定ビームパターンに整えられてフローセル14
中を流れるサンプル液に収束して照射される。フローセ
ル14は石英ガラスまたはサファイア等で作られてお
り、サンプル液はフローセル14の下方から上方に向か
って流されている。このサンプル液の流量は10〜20
0cc/mの範囲内の一定流量に制御されている。レン
ズ13からのレーザビームBは、サンプル液が通過する
フローセル14の中心で図2に示すようにエネルギ強度
が最大になる。同図(a)はレーザビームBの楕円形の
断面形状を示しており、同図(b)はレーザビームBの
垂直方向ビーム強度パターン、同図(c)はレーザビー
ムBの水平方向ビーム強度パターンを示している。同図
に示すように、サンプル液の流動方向に相当するレーザ
ビームBの垂直方向長さは20μm、サンプル液の流動
方向に直交する水平方向長さは70μmになっている。
フローセル14内のサンプル液にこのように収束された
レーザビームBは、ビームトラップ15に集められて消
滅させられる。
【0018】また、図3に示すように、サンプル液中に
存在する微粒子や気泡がフローセル14内のレーザビー
ム照射領域Bareaを通過すると、同図に×印で示される
散乱光Pが発生する。この散乱光Pは液中微粒子等の大
きさに相関した強度で発生する。この散乱光は、レーザ
ビームBの光軸に90度直交する方向に設置された受光
光学系16により、計測に必要な範囲のみが効率良く集
光される。集光された散乱光はホトマルチプライヤ(光
電子増倍管)等によって構成される光電変換器17に導
かれ、電気パルス信号に光電変換される。このパルス信
号は信号処理装置18に入力され、後述するように、サ
ンプル液中の微粒子に対応するパルス信号と、気泡に対
応するパルス信号とに弁別される。
存在する微粒子や気泡がフローセル14内のレーザビー
ム照射領域Bareaを通過すると、同図に×印で示される
散乱光Pが発生する。この散乱光Pは液中微粒子等の大
きさに相関した強度で発生する。この散乱光は、レーザ
ビームBの光軸に90度直交する方向に設置された受光
光学系16により、計測に必要な範囲のみが効率良く集
光される。集光された散乱光はホトマルチプライヤ(光
電子増倍管)等によって構成される光電変換器17に導
かれ、電気パルス信号に光電変換される。このパルス信
号は信号処理装置18に入力され、後述するように、サ
ンプル液中の微粒子に対応するパルス信号と、気泡に対
応するパルス信号とに弁別される。
【0019】光散乱光検出法の原理は次式に示され、液
中の微粒子の粒径がサブミクロン程度になると、散乱光
Pの光強度Iθ が液中微粒子の粒径Dの6乗に比例す
る原理が用いられている。
中の微粒子の粒径がサブミクロン程度になると、散乱光
Pの光強度Iθ が液中微粒子の粒径Dの6乗に比例す
る原理が用いられている。
【0020】
【数1】
【0021】ここで、Iθ は散乱光強度、I0 はレー
ザビームBの強度、Dは粒径、Rは粒子から観測点まで
の距離、λはレーザビームBの波長、nは水と空気との
屈折率の比を示している。また、θはレーザビームBの
進行方向から計った散乱角であり、本実施例の場合はθ
は90°である。
ザビームBの強度、Dは粒径、Rは粒子から観測点まで
の距離、λはレーザビームBの波長、nは水と空気との
屈折率の比を示している。また、θはレーザビームBの
進行方向から計った散乱角であり、本実施例の場合はθ
は90°である。
【0022】本発明者等はこの光散乱光検出法を用い
て、超純水中に微粒子として混合された標準ポリスチレ
ン・ラテックス球を観察した。つまり、この混合液を標
準液としてフローセル14に100cc/minの一定
流量で流した。そして、この標準球がレーザビーム照射
領域Bareaを通過することによって生成される散乱光の
発生から消滅までの時間を、シンクロスコープで観測し
た。図4はこの観測結果を示すグラフであり、同グラフ
の横軸は光電変換器17で得られるパルス信号のパルス
幅を時間[μs]で示しており、縦軸はこのパルス信号
の高さを出力電圧[V]で示している。標準球には、
0.168μm、0.344μm、0.603μm、
0.988μmの4種類の異なる粒径を持つものを用
い、4種類の標準液を用意した。これら各標準液がフロ
ーセル14に流された結果、同グラフに示される、各粒
径に対応した4種類の散乱光強度を持つパルス信号群が
得られた。同グラフに示されるように、粒径が異なって
も全てのパルス信号のパルス幅は100μs以内の時間
に納まっている。なお、同グラフでは、得られたパルス
信号のうち、各粒子径に対して得られる代表的なパルス
信号だけが描かれている。また、各パルス信号の波形
は、一定時間で信号強度がピークとなる一つの山を持つ
波形になっている。
て、超純水中に微粒子として混合された標準ポリスチレ
ン・ラテックス球を観察した。つまり、この混合液を標
準液としてフローセル14に100cc/minの一定
流量で流した。そして、この標準球がレーザビーム照射
領域Bareaを通過することによって生成される散乱光の
発生から消滅までの時間を、シンクロスコープで観測し
た。図4はこの観測結果を示すグラフであり、同グラフ
の横軸は光電変換器17で得られるパルス信号のパルス
幅を時間[μs]で示しており、縦軸はこのパルス信号
の高さを出力電圧[V]で示している。標準球には、
0.168μm、0.344μm、0.603μm、
0.988μmの4種類の異なる粒径を持つものを用
い、4種類の標準液を用意した。これら各標準液がフロ
ーセル14に流された結果、同グラフに示される、各粒
径に対応した4種類の散乱光強度を持つパルス信号群が
得られた。同グラフに示されるように、粒径が異なって
も全てのパルス信号のパルス幅は100μs以内の時間
に納まっている。なお、同グラフでは、得られたパルス
信号のうち、各粒子径に対して得られる代表的なパルス
信号だけが描かれている。また、各パルス信号の波形
は、一定時間で信号強度がピークとなる一つの山を持つ
波形になっている。
【0023】また、清浄化された空気を後述する気泡発
生装置によって超純水中に溶解せしめ、一定量の気泡を
含んだ試料液をフローセル14内に上記条件と同じ条件
下で流入した。そして、この気泡で散乱した光に対応し
て光電変換器17で得られるパルス信号をシンクロスコ
ープで観測した。図5はこの観測結果を示すグラフであ
り、同グラフの横軸は光電変換器17で得られるパルス
信号のパルス幅を時間[μs]で示しており、縦軸はこ
のパルス信号の高さを出力電圧[V]で示している。同
グラフに示されるように、気泡で散乱した光に対応して
得られるパルス信号のパルス幅は粒子に対応して得られ
るパルス信号と異なり、100μsの時間内に納まら
ず、100μsを大幅に越えていることが認められる。
また、各パルス信号の波形は、粒子に対応して得られる
パルス信号波形と異なり、規則性が無く、歪んでおり、
複数の波を持っていることが判明した。
生装置によって超純水中に溶解せしめ、一定量の気泡を
含んだ試料液をフローセル14内に上記条件と同じ条件
下で流入した。そして、この気泡で散乱した光に対応し
て光電変換器17で得られるパルス信号をシンクロスコ
ープで観測した。図5はこの観測結果を示すグラフであ
り、同グラフの横軸は光電変換器17で得られるパルス
信号のパルス幅を時間[μs]で示しており、縦軸はこ
のパルス信号の高さを出力電圧[V]で示している。同
グラフに示されるように、気泡で散乱した光に対応して
得られるパルス信号のパルス幅は粒子に対応して得られ
るパルス信号と異なり、100μsの時間内に納まら
ず、100μsを大幅に越えていることが認められる。
また、各パルス信号の波形は、粒子に対応して得られる
パルス信号波形と異なり、規則性が無く、歪んでおり、
複数の波を持っていることが判明した。
【0024】ここで、超純水への空気の溶解は図6に示
す気泡発生装置によって行った。つまり、純水供給装置
21から、弗素樹脂チューブへ流量Qの超純水を供給す
る。このチューブ内の超純水は圧力制御バルブ22によ
って1.6Kg/cm2 の圧力P1に設定される。ま
た、空気供給装置23から同様なチューブへ空気を供給
する。このチューブ内の空気は圧力制御バルブ24によ
って1.8Kg/cm2の圧力P2に設定され、さら
に、微調用バルブ25によって微調される。各チューブ
に供給した超純水および空気は、フィルタ26、27を
通過させられることにより、0.05μm以上の大きさ
の異物が除去される。これら超純水および空気は混合さ
れ、気液混相状態になる。図中、実線と点線とが並列記
載されたチューブ部分は、気液混相ラインを示してい
る。この気液混相ラインからバルブ28を介して20〜
30cc/min(流量Q1)の気液混合体が逃がされ
ることにより、チューブ内における超純水の界面高さが
制御される。気液混合体を流し過ぎると、この界面高さ
は下がる。また、0.05μmフィルタ29の上部に設
けられたバルブ30からは、約10cc/min(流量
Q2)のガスが脱気される。また、流量調整機構付き流
量計31から約100cc/min(流量Q3)の純水
が抜かれ、純水中への空気溶解量が、純水と空気との接
触時間が調整されることによって微調される。また、一
定量の空気が溶解した純水は、レジューサ32を介して
外径が6mmで内径が4mmの弗素樹脂チューブ33へ
導入され、パーティクルカウンタPCM1によって溶解
した空気量が測定される。さらに、この純水の圧力が絞
り気泡発生器34によって減圧されることにより、チュ
ーブ33内の純水に気泡が発生する。気泡が含まれた純
水中の空気量はパーティクルカウンタPCM2によって
計測され、計測後、100cc/min(流量Q4)の
試料液が得られる。なお、気泡が含まれた超純水を脱泡
装置に導いた後、パーティクルカウンタPCM2で計数
すると、気泡のない状態の空気溶解量が計測され、気泡
の有無による超純水中の空気溶解量をそれぞれ検出する
ことができる。
す気泡発生装置によって行った。つまり、純水供給装置
21から、弗素樹脂チューブへ流量Qの超純水を供給す
る。このチューブ内の超純水は圧力制御バルブ22によ
って1.6Kg/cm2 の圧力P1に設定される。ま
た、空気供給装置23から同様なチューブへ空気を供給
する。このチューブ内の空気は圧力制御バルブ24によ
って1.8Kg/cm2の圧力P2に設定され、さら
に、微調用バルブ25によって微調される。各チューブ
に供給した超純水および空気は、フィルタ26、27を
通過させられることにより、0.05μm以上の大きさ
の異物が除去される。これら超純水および空気は混合さ
れ、気液混相状態になる。図中、実線と点線とが並列記
載されたチューブ部分は、気液混相ラインを示してい
る。この気液混相ラインからバルブ28を介して20〜
30cc/min(流量Q1)の気液混合体が逃がされ
ることにより、チューブ内における超純水の界面高さが
制御される。気液混合体を流し過ぎると、この界面高さ
は下がる。また、0.05μmフィルタ29の上部に設
けられたバルブ30からは、約10cc/min(流量
Q2)のガスが脱気される。また、流量調整機構付き流
量計31から約100cc/min(流量Q3)の純水
が抜かれ、純水中への空気溶解量が、純水と空気との接
触時間が調整されることによって微調される。また、一
定量の空気が溶解した純水は、レジューサ32を介して
外径が6mmで内径が4mmの弗素樹脂チューブ33へ
導入され、パーティクルカウンタPCM1によって溶解
した空気量が測定される。さらに、この純水の圧力が絞
り気泡発生器34によって減圧されることにより、チュ
ーブ33内の純水に気泡が発生する。気泡が含まれた純
水中の空気量はパーティクルカウンタPCM2によって
計測され、計測後、100cc/min(流量Q4)の
試料液が得られる。なお、気泡が含まれた超純水を脱泡
装置に導いた後、パーティクルカウンタPCM2で計数
すると、気泡のない状態の空気溶解量が計測され、気泡
の有無による超純水中の空気溶解量をそれぞれ検出する
ことができる。
【0025】純水供給装置21から装置に供給されたト
ータルの流量Qは、上記各流量Q1〜Q4の和となり、
次式に示される。
ータルの流量Qは、上記各流量Q1〜Q4の和となり、
次式に示される。
【0026】Q=Q1+Q2+Q3+Q4 図7は大気圧(1.01325×105 Pa)の下での
超純水中への空気溶解量を示すグラフである。同グラフ
の横軸は温度[℃]、縦軸は超純水1cm3 当たりに含
まれる空気溶解量[×10-2cm3 /水1cm3 ]を示
している。同グラフに示されるように、20℃における
大気圧下の空気溶解量は、水1cm3 当たり0.018
3×10-2cm3 である。絞り気泡発生器34によって
調整される超純水の圧力がこの大気圧を越える分の空気
が、超純水中に気泡となって混入する。
超純水中への空気溶解量を示すグラフである。同グラフ
の横軸は温度[℃]、縦軸は超純水1cm3 当たりに含
まれる空気溶解量[×10-2cm3 /水1cm3 ]を示
している。同グラフに示されるように、20℃における
大気圧下の空気溶解量は、水1cm3 当たり0.018
3×10-2cm3 である。絞り気泡発生器34によって
調整される超純水の圧力がこの大気圧を越える分の空気
が、超純水中に気泡となって混入する。
【0027】本発明者等は、さらに、このように生成さ
れた気泡を含む試料液に前述の標準ポリスチレン・ラテ
ックス球を一定量添加し、この気泡粒子混合液をフロー
セル14に100cc/minの一定流量で流し、この
混合液にレーザビームBを照射した。気泡および粒子が
レーザビーム照射領域Bareaを通過する時には散乱光が
生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に変換
される。図8はこのようにして得られたパルス信号の測
定結果を示すグラフである。同グラフの横軸はパルス信
号のパルス幅[μs]、縦軸はパルス信号高さを電圧
[V]で示している。同グラフにおける点群41は、直
径0.168μmの標準球で散乱した光に対応したパル
ス信号を示している。点群42、43および44は、そ
れぞれ直径0.344μm、0.603μmおよび0.
988μmの標準球で散乱した光に対応したパルス信号
を示している。また、同グラフで境界線45よりも右側
に位置する点群は気泡で散乱した光に対応したパルス信
号を示している。同グラフに示されるように、標準球に
対応するパルス信号のパルス幅は、点群44に示される
0.988μmの標準球の一部を除いて全て100μs
の時間内にある。また、気泡に対応するパルス信号のパ
ルス幅は全て100μsを越える時間になっている。従
って、サブミクロン級の粒子に対してはこの100μs
を境に粒子か気泡かを弁別することが可能である。
れた気泡を含む試料液に前述の標準ポリスチレン・ラテ
ックス球を一定量添加し、この気泡粒子混合液をフロー
セル14に100cc/minの一定流量で流し、この
混合液にレーザビームBを照射した。気泡および粒子が
レーザビーム照射領域Bareaを通過する時には散乱光が
生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に変換
される。図8はこのようにして得られたパルス信号の測
定結果を示すグラフである。同グラフの横軸はパルス信
号のパルス幅[μs]、縦軸はパルス信号高さを電圧
[V]で示している。同グラフにおける点群41は、直
径0.168μmの標準球で散乱した光に対応したパル
ス信号を示している。点群42、43および44は、そ
れぞれ直径0.344μm、0.603μmおよび0.
988μmの標準球で散乱した光に対応したパルス信号
を示している。また、同グラフで境界線45よりも右側
に位置する点群は気泡で散乱した光に対応したパルス信
号を示している。同グラフに示されるように、標準球に
対応するパルス信号のパルス幅は、点群44に示される
0.988μmの標準球の一部を除いて全て100μs
の時間内にある。また、気泡に対応するパルス信号のパ
ルス幅は全て100μsを越える時間になっている。従
って、サブミクロン級の粒子に対してはこの100μs
を境に粒子か気泡かを弁別することが可能である。
【0028】すなわち、粒子と気泡とが混合した一定流
量の液にレーザビームBを照射し、生じた散乱光をパル
ス信号に変換してこのパルス信号のパルス幅を検出する
ことにより、粒子と気泡とを弁別することが可能であ
る。また、図4に示された粒子に対応するパルス信号波
形および図5に示された気泡に対応するパルス信号波形
の相違によっても、粒子と気泡とを弁別することが可能
である。
量の液にレーザビームBを照射し、生じた散乱光をパル
ス信号に変換してこのパルス信号のパルス幅を検出する
ことにより、粒子と気泡とを弁別することが可能であ
る。また、図4に示された粒子に対応するパルス信号波
形および図5に示された気泡に対応するパルス信号波形
の相違によっても、粒子と気泡とを弁別することが可能
である。
【0029】この弁別原理を用いた本発明による微粒子
計測方法およびそのための装置について、以下に各実施
例ごとに説明する。これら各実施例において計測対象と
される被計測液としては、例えば次のものが挙げられ
る。つまり、空気や窒素が気泡として液中に含まれる
水、硫酸、硝酸、燐酸およびフッ酸等が被計測液として
挙げられる。この窒素の気泡は各液の保圧に用いられる
ものであり、各液中に溶解している。また、空気や窒
素、アンモニアガスが気泡として液中に含まれるアンモ
ニア水およびフッ化アンモニア水も被計測液として挙げ
られる。アンモニア水の飽和点は30℃において29v
ol%(体積百分率)であり、この条件を外れるとアン
モニアガスが発生する。また、酸素が気泡として液中に
含まれる過酸化水素水(H2 O2 )も被計測液として挙
げられる。この酸素の気泡はH2 O2 の分解により発生
したO2 である。また、窒素が気泡として含まれる半導
体装置製造用レジスト液、ポジ型現像液および炭素
(C)数が1〜4の低級アルコール等も被計測液として
挙げられる。これら各被計測液中におけるサブミクロン
級の微粒子の数は、以下の本発明の各実施例によって正
確に計測される。ここで、被計測液のフローセル14内
における流量は、以下に述べる各実施例に共通に100
cc/minの一定流量である。
計測方法およびそのための装置について、以下に各実施
例ごとに説明する。これら各実施例において計測対象と
される被計測液としては、例えば次のものが挙げられ
る。つまり、空気や窒素が気泡として液中に含まれる
水、硫酸、硝酸、燐酸およびフッ酸等が被計測液として
挙げられる。この窒素の気泡は各液の保圧に用いられる
ものであり、各液中に溶解している。また、空気や窒
素、アンモニアガスが気泡として液中に含まれるアンモ
ニア水およびフッ化アンモニア水も被計測液として挙げ
られる。アンモニア水の飽和点は30℃において29v
ol%(体積百分率)であり、この条件を外れるとアン
モニアガスが発生する。また、酸素が気泡として液中に
含まれる過酸化水素水(H2 O2 )も被計測液として挙
げられる。この酸素の気泡はH2 O2 の分解により発生
したO2 である。また、窒素が気泡として含まれる半導
体装置製造用レジスト液、ポジ型現像液および炭素
(C)数が1〜4の低級アルコール等も被計測液として
挙げられる。これら各被計測液中におけるサブミクロン
級の微粒子の数は、以下の本発明の各実施例によって正
確に計測される。ここで、被計測液のフローセル14内
における流量は、以下に述べる各実施例に共通に100
cc/minの一定流量である。
【0030】図9は本発明の第1の実施例に用いられる
信号処理装置18の内部構成を示すブロック図であり、
微粒子計測装置の全体構成は図1に示される。
信号処理装置18の内部構成を示すブロック図であり、
微粒子計測装置の全体構成は図1に示される。
【0031】上記のいずれかの被計測液をフローセル1
4に上記一定流量で流し、この液にレーザビームBを照
射する。フローセル14内のレーザビーム照射領域B
areaを液中の粒子および気泡が通過することにより散乱
光が生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に
変換される。このパルス信号は図9(a)に示すように
信号処理装置18内のトータルカウンタ(N1)51に
入力され、光電変換器17で光電変換された全パルス信
号の数がカウントされる。このカウント結果は粒子数と
気泡数の総計を示し、減算器52に出力される。また、
光電変換器17から出力されたパルス信号はローパスフ
ィルタ回路(LPF)53にも入力され、パルス幅が1
00μs以上のパルス信号のみが選択されて気泡カウン
タ(N2)54へ出力される。気泡カウンタ54は入力
されたパルス信号をカウントする。このカウント結果は
被計測液中の気泡の数に相当し、減算器52へ出力され
る。減算器52は、トータルカウンタ51の出力するカ
ウント数から気泡カウンタ54の出力するカウント数を
減算し、この減算結果を粒子カウンタ55へ出力する。
粒子カウンタ55はこの減算結果を液中の微粒子数とし
て装置外部へ出力する。
4に上記一定流量で流し、この液にレーザビームBを照
射する。フローセル14内のレーザビーム照射領域B
areaを液中の粒子および気泡が通過することにより散乱
光が生じ、この散乱光は光電変換器17でパルス信号に
変換される。このパルス信号は図9(a)に示すように
信号処理装置18内のトータルカウンタ(N1)51に
入力され、光電変換器17で光電変換された全パルス信
号の数がカウントされる。このカウント結果は粒子数と
気泡数の総計を示し、減算器52に出力される。また、
光電変換器17から出力されたパルス信号はローパスフ
ィルタ回路(LPF)53にも入力され、パルス幅が1
00μs以上のパルス信号のみが選択されて気泡カウン
タ(N2)54へ出力される。気泡カウンタ54は入力
されたパルス信号をカウントする。このカウント結果は
被計測液中の気泡の数に相当し、減算器52へ出力され
る。減算器52は、トータルカウンタ51の出力するカ
ウント数から気泡カウンタ54の出力するカウント数を
減算し、この減算結果を粒子カウンタ55へ出力する。
粒子カウンタ55はこの減算結果を液中の微粒子数とし
て装置外部へ出力する。
【0032】この第1の実施例においては、光電変換器
17から出力されるパルス信号のうち100μs以上の
パルス幅を持つパルス信号を検出して微粒子数を計測し
たが、次のようにして微粒子数を計測することも可能で
ある。つまり、同図(b)に示すように、光電変換器1
7から出力されたパルス信号をハイパスフィルタ回路
(HPF)56に入力し、パルス幅が100μs以下の
パルス信号のみを選択して粒子カウンタ57へ出力す
る。粒子カウンタ57は入力されたこのパルス信号数を
カウントし、このカウント結果を液中微粒子数として装
置外部へ出力する。
17から出力されるパルス信号のうち100μs以上の
パルス幅を持つパルス信号を検出して微粒子数を計測し
たが、次のようにして微粒子数を計測することも可能で
ある。つまり、同図(b)に示すように、光電変換器1
7から出力されたパルス信号をハイパスフィルタ回路
(HPF)56に入力し、パルス幅が100μs以下の
パルス信号のみを選択して粒子カウンタ57へ出力す
る。粒子カウンタ57は入力されたこのパルス信号数を
カウントし、このカウント結果を液中微粒子数として装
置外部へ出力する。
【0033】本実施例においては、ローパスフィルタ回
路53において液中の気泡に対応するパルス信号が選択
されることにより、また、ハイパスフィルタ回路56に
おいて液中の微粒子に対応するパルス信号が選択される
ことにより、液中の微粒子が液中の気泡から弁別され、
液中微粒子数が正確に計測される。
路53において液中の気泡に対応するパルス信号が選択
されることにより、また、ハイパスフィルタ回路56に
おいて液中の微粒子に対応するパルス信号が選択される
ことにより、液中の微粒子が液中の気泡から弁別され、
液中微粒子数が正確に計測される。
【0034】次に、本発明の第2の実施例に用いられる
信号処理装置18の内部構成を、図10(a)のブロッ
ク図に示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施
例と同様に図1に示される。
信号処理装置18の内部構成を、図10(a)のブロッ
ク図に示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施
例と同様に図1に示される。
【0035】本実施例では、光電変換器17から出力さ
れたパルス信号は信号処理回路18内のしきい値回路6
1に入力される。しきい値回路61は、入力されたパル
ス信号強度が所定のしきい値を越え、この同一しきい値
以下に至るまでの時間をパルス幅とする矩形パルス信号
を時間計測回路62へ出力する。時間計測回路62はこ
の矩形パルス信号のパルス幅を計測し、この計測結果を
コンパレータ63へ出力する。コンパレータ63には、
フローセル14を流れる被計測液の流量に応じて定まる
標準時間Tsが与えられている。つまり、被計測液流量
が規定流量流されている場合、液中微粒子がフローセル
14内のレーザビーム照射領域Bareaを通過する時間は
既知の値になり、この値が標準時間Tsとしてコンパレ
ータ63に与えられる。本実施例の場合、液中微粒子が
フローセル14を流れる流量は前述のように100cc
/minであるため、液中微粒子がレーザビーム照射領
域を通過する標準時間Tsは100μsである。コンパ
レータ63は時間計測回路62から入力されるパルス幅
計測結果とこの標準時間Tsとを比較し、パルス幅が標
準時間Ts以下のパルス信号のみを粒子カウンタ(N
o)64へ出力する。粒子カウンタ64はこの標準時間
Ts以下のパルス信号数を計数し、この計数結果を液中
微粒子数として出力する。
れたパルス信号は信号処理回路18内のしきい値回路6
1に入力される。しきい値回路61は、入力されたパル
ス信号強度が所定のしきい値を越え、この同一しきい値
以下に至るまでの時間をパルス幅とする矩形パルス信号
を時間計測回路62へ出力する。時間計測回路62はこ
の矩形パルス信号のパルス幅を計測し、この計測結果を
コンパレータ63へ出力する。コンパレータ63には、
フローセル14を流れる被計測液の流量に応じて定まる
標準時間Tsが与えられている。つまり、被計測液流量
が規定流量流されている場合、液中微粒子がフローセル
14内のレーザビーム照射領域Bareaを通過する時間は
既知の値になり、この値が標準時間Tsとしてコンパレ
ータ63に与えられる。本実施例の場合、液中微粒子が
フローセル14を流れる流量は前述のように100cc
/minであるため、液中微粒子がレーザビーム照射領
域を通過する標準時間Tsは100μsである。コンパ
レータ63は時間計測回路62から入力されるパルス幅
計測結果とこの標準時間Tsとを比較し、パルス幅が標
準時間Ts以下のパルス信号のみを粒子カウンタ(N
o)64へ出力する。粒子カウンタ64はこの標準時間
Ts以下のパルス信号数を計数し、この計数結果を液中
微粒子数として出力する。
【0036】例えば、同図(b)のグラフに示すパルス
信号が、光電変換器17からしきい値回路61に入力さ
れた場合には、微粒子計測は以下のように行われる。な
お、同グラフの横軸は時間[μs]、縦軸は散乱光強度
に対応したパルス電圧高さ[V]である。まず、立上が
りから立下がりまでの信号時間が100μsである、液
中微粒子に対応したパルス信号65が入力された場合に
ついて説明する。この場合、しきい値回路61は、パル
ス高さがしきい値Vthを越え、再びこの同一しきい値V
thに至るまでの時間80μsをパルス幅とする図示の矩
形パルス信号を生成する。なお、このしきい値Vthは適
宜適切な値に調整される。この矩形パルス信号のパルス
幅80μsは時間計測回路62によって計測され、コン
パレータ63に出力される。コンパレータ63は、80
μsのパルス幅と100μsの標準時間Tsとを比較す
る。この場合はパルス幅の方が短いため、コンパレータ
63は入力パルス信号を粒子カウンタ64へ出力する。
粒子カウンタ64は、この入力パルス信号を液中微粒子
に対応するものとし、計数値をカウント・アップする。
信号が、光電変換器17からしきい値回路61に入力さ
れた場合には、微粒子計測は以下のように行われる。な
お、同グラフの横軸は時間[μs]、縦軸は散乱光強度
に対応したパルス電圧高さ[V]である。まず、立上が
りから立下がりまでの信号時間が100μsである、液
中微粒子に対応したパルス信号65が入力された場合に
ついて説明する。この場合、しきい値回路61は、パル
ス高さがしきい値Vthを越え、再びこの同一しきい値V
thに至るまでの時間80μsをパルス幅とする図示の矩
形パルス信号を生成する。なお、このしきい値Vthは適
宜適切な値に調整される。この矩形パルス信号のパルス
幅80μsは時間計測回路62によって計測され、コン
パレータ63に出力される。コンパレータ63は、80
μsのパルス幅と100μsの標準時間Tsとを比較す
る。この場合はパルス幅の方が短いため、コンパレータ
63は入力パルス信号を粒子カウンタ64へ出力する。
粒子カウンタ64は、この入力パルス信号を液中微粒子
に対応するものとし、計数値をカウント・アップする。
【0037】また、立上がりから立下がりまでの信号時
間が200μsである、液中の気泡に対応したパルス信
号66が入力された場合について説明する。この場合、
しきい値回路61は、上記の場合と同様に、パルス高さ
がしきい値Vthを越えている時間をパルス幅とする矩形
パルス信号を生成する。この矩形パルス信号のパルス幅
は時間計測回路62によって計測され、コンパレータ6
3において標準時間Tsと比較される。この場合はパル
ス幅の方が長いため、コンパレータ63は入力パルス信
号を粒子カウンタ64へ出力しない。従って、粒子カウ
ンタ64における計数値は変化しない。
間が200μsである、液中の気泡に対応したパルス信
号66が入力された場合について説明する。この場合、
しきい値回路61は、上記の場合と同様に、パルス高さ
がしきい値Vthを越えている時間をパルス幅とする矩形
パルス信号を生成する。この矩形パルス信号のパルス幅
は時間計測回路62によって計測され、コンパレータ6
3において標準時間Tsと比較される。この場合はパル
ス幅の方が長いため、コンパレータ63は入力パルス信
号を粒子カウンタ64へ出力しない。従って、粒子カウ
ンタ64における計数値は変化しない。
【0038】このような第2の実施例においては、入力
パルス信号のパルス幅と、被計測液の流量によって定ま
る既知の標準時間とが比較されることにより、液中微粒
子と気泡との弁別がなされている。
パルス信号のパルス幅と、被計測液の流量によって定ま
る既知の標準時間とが比較されることにより、液中微粒
子と気泡との弁別がなされている。
【0039】次に、本発明の第3の実施例に用いられる
信号処理装置18の内部構成を、図11のブロック図に
示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施例と同
様に図1に示される。
信号処理装置18の内部構成を、図11のブロック図に
示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施例と同
様に図1に示される。
【0040】本実施例では、光電変換器17から出力さ
れたパルス信号は信号処理回路18内の信号計数回路7
1に入力され、光電変換器17で光電変換された微粒子
および気泡に対応する全てのパルス信号数がカウントさ
れる。また、光電変換器17から出力されたパルス信号
はしきい値回路72にも入力される。しきい値回路72
は、入力パルス信号高さが予め設定されたしきい値Vth
を越えるタイミングおよびこのしきい値Vthに再び戻る
タイミングを検出する。矩形パルス生成回路73はこれ
ら各タイミング信号を入力し、入力パルス信号がしきい
値Vthを越えている時間をパルス幅とする矩形パルス信
号Psを生成して、この矩形パルス信号Psを減算器7
4へ出力する。また、標準矩形パルス信号生成回路75
は、入力パルス信号高さがしきい値Vthを越えるタイミ
ング信号をしきい値回路72から入力し、このタイミン
グ信号をトリガとして規定時間幅の標準矩形パルス信号
Ptを生成する。この規定時間幅は可変設定が可能であ
り、生成されたこの標準矩形パルス信号Ptは減算器7
4へ出力される。減算器74は、矩形パルス信号生成回
路73の出力した矩形パルス信号Psから標準矩形パル
ス信号生成回路75の出力した標準矩形パルス信号Pt
を減算する。この減算結果は補正回路76に入力され、
補正回路76はこの減算結果得られたパルス信号の極性
を検出する。
れたパルス信号は信号処理回路18内の信号計数回路7
1に入力され、光電変換器17で光電変換された微粒子
および気泡に対応する全てのパルス信号数がカウントさ
れる。また、光電変換器17から出力されたパルス信号
はしきい値回路72にも入力される。しきい値回路72
は、入力パルス信号高さが予め設定されたしきい値Vth
を越えるタイミングおよびこのしきい値Vthに再び戻る
タイミングを検出する。矩形パルス生成回路73はこれ
ら各タイミング信号を入力し、入力パルス信号がしきい
値Vthを越えている時間をパルス幅とする矩形パルス信
号Psを生成して、この矩形パルス信号Psを減算器7
4へ出力する。また、標準矩形パルス信号生成回路75
は、入力パルス信号高さがしきい値Vthを越えるタイミ
ング信号をしきい値回路72から入力し、このタイミン
グ信号をトリガとして規定時間幅の標準矩形パルス信号
Ptを生成する。この規定時間幅は可変設定が可能であ
り、生成されたこの標準矩形パルス信号Ptは減算器7
4へ出力される。減算器74は、矩形パルス信号生成回
路73の出力した矩形パルス信号Psから標準矩形パル
ス信号生成回路75の出力した標準矩形パルス信号Pt
を減算する。この減算結果は補正回路76に入力され、
補正回路76はこの減算結果得られたパルス信号の極性
を検出する。
【0041】減算結果得られたパルス信号の極性が正で
ある場合には、入力パルス信号のパルス幅が規定時間よ
りも長いため、入力パルス信号は液中の気泡で散乱した
光に対応するものとし、信号計数回路71へ補正信号を
出力する。信号計数回路71はこの補正信号を入力する
とカウント値から1を減算し、信号計数回路71のカウ
ント数から気泡分を除いてカウント値を補正する。ま
た、補正回路76から信号計数回路71へ出力される補
正信号のパルス幅は、矩形パルス信号Psのパルス幅が
標準矩形パルス信号Ptのパルス幅を越える時間に相当
しており、信号計数回路71はこの補正信号が入力され
ている間はその計数機能が一時停止される。この計数機
能の一時停止により、連続した大きな気泡に対応するパ
ルス信号入力に起因する誤計測が防止される。また、減
算結果得られたパルス信号の極性が負である場合には、
入力パルス信号のパルス幅が規定時間よりも短い。この
ため、補正回路76は、入力パルス信号を液中の微粒子
で散乱した光に対応するものとし、何もしない。
ある場合には、入力パルス信号のパルス幅が規定時間よ
りも長いため、入力パルス信号は液中の気泡で散乱した
光に対応するものとし、信号計数回路71へ補正信号を
出力する。信号計数回路71はこの補正信号を入力する
とカウント値から1を減算し、信号計数回路71のカウ
ント数から気泡分を除いてカウント値を補正する。ま
た、補正回路76から信号計数回路71へ出力される補
正信号のパルス幅は、矩形パルス信号Psのパルス幅が
標準矩形パルス信号Ptのパルス幅を越える時間に相当
しており、信号計数回路71はこの補正信号が入力され
ている間はその計数機能が一時停止される。この計数機
能の一時停止により、連続した大きな気泡に対応するパ
ルス信号入力に起因する誤計測が防止される。また、減
算結果得られたパルス信号の極性が負である場合には、
入力パルス信号のパルス幅が規定時間よりも短い。この
ため、補正回路76は、入力パルス信号を液中の微粒子
で散乱した光に対応するものとし、何もしない。
【0042】例えば、信号の立上がりから立下がりまで
の時間が100μsである液中粒子に対応したパルス信
号が信号処理回路18に入力された場合、矩形パルス信
号生成回路73ではパルス幅80μsの矩形パルス信号
Psが生成される。また、標準矩形パルス信号生成回路
75は、100μsのパルス幅を持つ標準矩形パルス信
号Ptを生成する。この100μsのパルス幅は、フロ
ーセル14内における被計測液の一定流量100cc/
minに対応した規定幅である。減算器74は矩形パル
ス信号Psから標準矩形パルス信号Ptを減算し、パル
ス幅が20μsの負極性のパルス信号を出力する。補正
回路76は入力したパルス信号の極性が負極性のため何
もしない。このため、信号計数回路71でカウントされ
た計数値がそのまま液中微粒子数として出力される。
の時間が100μsである液中粒子に対応したパルス信
号が信号処理回路18に入力された場合、矩形パルス信
号生成回路73ではパルス幅80μsの矩形パルス信号
Psが生成される。また、標準矩形パルス信号生成回路
75は、100μsのパルス幅を持つ標準矩形パルス信
号Ptを生成する。この100μsのパルス幅は、フロ
ーセル14内における被計測液の一定流量100cc/
minに対応した規定幅である。減算器74は矩形パル
ス信号Psから標準矩形パルス信号Ptを減算し、パル
ス幅が20μsの負極性のパルス信号を出力する。補正
回路76は入力したパルス信号の極性が負極性のため何
もしない。このため、信号計数回路71でカウントされ
た計数値がそのまま液中微粒子数として出力される。
【0043】一方、液中の気泡に対応したパルス信号が
信号処理回路18に入力された場合、矩形パルス信号生
成回路73で例えばパルス幅200μsの矩形パルス信
号Psが生成されたとする。この場合においても、標準
矩形パルス信号生成回路75は、100μsのパルス幅
を持つ標準矩形パルス信号Ptを生成する。減算器74
は矩形パルス信号Psから標準矩形パルス信号Ptを減
算し、パルス幅が100μsの正極性のパルス信号を出
力する。補正回路76は入力されたパルス信号の極性が
正極性のため、信号計数回路71にパルス幅が100μ
sの正極性の補正信号を出力する。信号計数回路71は
この補正信号を入力することにより、計数値から1減算
したカウント値を液中微粒子数として出力する。また、
これと共に、100μsの補正信号の信号入力がある
間、光電変換器17から入力されるパルス信号の計数を
一時停止する。
信号処理回路18に入力された場合、矩形パルス信号生
成回路73で例えばパルス幅200μsの矩形パルス信
号Psが生成されたとする。この場合においても、標準
矩形パルス信号生成回路75は、100μsのパルス幅
を持つ標準矩形パルス信号Ptを生成する。減算器74
は矩形パルス信号Psから標準矩形パルス信号Ptを減
算し、パルス幅が100μsの正極性のパルス信号を出
力する。補正回路76は入力されたパルス信号の極性が
正極性のため、信号計数回路71にパルス幅が100μ
sの正極性の補正信号を出力する。信号計数回路71は
この補正信号を入力することにより、計数値から1減算
したカウント値を液中微粒子数として出力する。また、
これと共に、100μsの補正信号の信号入力がある
間、光電変換器17から入力されるパルス信号の計数を
一時停止する。
【0044】この第3の実施例によれば、入力パルス信
号に対応するパルス幅を持つ矩形パルス信号Psから規
定時間幅を持つ標準矩形矩形パルス信号Ptが減算さ
れ、その減算結果得られたパルス信号の極性に基づき、
液中微粒子と気泡とが弁別される。さらに、気泡入力が
あった場合に、補正回路76から信号が出力されている
間、信号計数回路71における計数機能が一時停止され
るため、連続した大きな気泡入力によって誤計測される
のが防止される。
号に対応するパルス幅を持つ矩形パルス信号Psから規
定時間幅を持つ標準矩形矩形パルス信号Ptが減算さ
れ、その減算結果得られたパルス信号の極性に基づき、
液中微粒子と気泡とが弁別される。さらに、気泡入力が
あった場合に、補正回路76から信号が出力されている
間、信号計数回路71における計数機能が一時停止され
るため、連続した大きな気泡入力によって誤計測される
のが防止される。
【0045】次に、本発明の第4の実施例に用いられる
信号処理装置18の内部構成を、図12のブロック図に
示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施例と同
様に図1に示される。
信号処理装置18の内部構成を、図12のブロック図に
示す。微粒子計測装置の全体構成は、第1の実施例と同
様に図1に示される。
【0046】光電変換器17から出力されたパルス信号
は信号計数回路81に入力され、粒子および気泡で散乱
した光に対応する全てのパルス信号の数がカウントされ
る。また、光電変換器17から出力されたパルス信号は
しきい値回路82にも入力される。このしきい値回路8
2は入力パルス信号が予め設定されたしきい値Vthを越
えた時点でトリガ信号をタイミング回路83へ出力す
る。タイミング回路83はこのトリガ信号入力によって
起動され、トリガ信号を入力した時点から一定時間の
間、本実施例では100μsの時間の間、スイッチ85
をオンする。また、しきい値回路82を通過した光電変
換器17からのパルス信号は微分回路84において微分
され、スイッチ85を介して平均化回路86に取り込ま
れる。スイッチ回路85のオン・オフ制御により、微分
回路84から出力される微分信号のうち、入力パルス信
号がしきい値Vthを越えた時点から100μsの間の微
分信号が平均化回路86に取り込まれる。平均化回路8
6では入力した微分信号を平均化し、その平均化結果を
補正回路87へ出力する。この補正回路87にはしきい
値設定回路88から一定のしきい値が与えられている。
このしきい値は適宜適切な値に可変設定される。補正回
路87は入力された平均値としきい値設定回路88から
与えられたしきい値とを比較し、平均値がこのしきい値
を越えた場合に信号計数回路81へパルス信号Sxを出
力する。信号計数回路81は、このパルス信号Sxを入
力した場合には、光電変換器17からの入力パルス信号
が液中の気泡で散乱した光に対応するものと判断し、カ
ウント数から1減算する。そして、この減算結果を液中
微粒子数に対応するものとして出力する。
は信号計数回路81に入力され、粒子および気泡で散乱
した光に対応する全てのパルス信号の数がカウントされ
る。また、光電変換器17から出力されたパルス信号は
しきい値回路82にも入力される。このしきい値回路8
2は入力パルス信号が予め設定されたしきい値Vthを越
えた時点でトリガ信号をタイミング回路83へ出力す
る。タイミング回路83はこのトリガ信号入力によって
起動され、トリガ信号を入力した時点から一定時間の
間、本実施例では100μsの時間の間、スイッチ85
をオンする。また、しきい値回路82を通過した光電変
換器17からのパルス信号は微分回路84において微分
され、スイッチ85を介して平均化回路86に取り込ま
れる。スイッチ回路85のオン・オフ制御により、微分
回路84から出力される微分信号のうち、入力パルス信
号がしきい値Vthを越えた時点から100μsの間の微
分信号が平均化回路86に取り込まれる。平均化回路8
6では入力した微分信号を平均化し、その平均化結果を
補正回路87へ出力する。この補正回路87にはしきい
値設定回路88から一定のしきい値が与えられている。
このしきい値は適宜適切な値に可変設定される。補正回
路87は入力された平均値としきい値設定回路88から
与えられたしきい値とを比較し、平均値がこのしきい値
を越えた場合に信号計数回路81へパルス信号Sxを出
力する。信号計数回路81は、このパルス信号Sxを入
力した場合には、光電変換器17からの入力パルス信号
が液中の気泡で散乱した光に対応するものと判断し、カ
ウント数から1減算する。そして、この減算結果を液中
微粒子数に対応するものとして出力する。
【0047】例えば、液中微粒子に対応して図13
(a)に示される単一の波を持つパルス信号が光電変換
器17で得られたものとする。このパルス信号がしきい
値回路82に入力されると、タイミングt1でトリガ信
号がタイミング回路83へ出力される。また、微分回路
84で同図(a)に示される入力パルス信号が微分され
ると、同図(b)に示される波形の微分信号に変換され
る。この微分信号は、タイミング回路83によるスイッ
チ85の制御により、タイミングt1〜t2の100μ
s間の信号成分が平均化回路86へ出力される。微分信
号のタイミングt2〜t3の時間内には信号成分は存在
しない。タイミングt1〜t2間の微分信号成分は平均
化回路86で平均化される。この間の微分信号は正負同
等の信号成分からなっているため、平均化回路86にお
ける平均化結果は同図(c)に示すようにタイミングt
1〜t2間で出力零になる。従って、補正回路87にお
ける平均値としきい値との比較結果はしきい値の方が大
きくなり、補正回路87はパルス信号Sxを生成しな
い。このため、信号計数回路81はカウント値をそのま
ま液中微粒子数として出力する。
(a)に示される単一の波を持つパルス信号が光電変換
器17で得られたものとする。このパルス信号がしきい
値回路82に入力されると、タイミングt1でトリガ信
号がタイミング回路83へ出力される。また、微分回路
84で同図(a)に示される入力パルス信号が微分され
ると、同図(b)に示される波形の微分信号に変換され
る。この微分信号は、タイミング回路83によるスイッ
チ85の制御により、タイミングt1〜t2の100μ
s間の信号成分が平均化回路86へ出力される。微分信
号のタイミングt2〜t3の時間内には信号成分は存在
しない。タイミングt1〜t2間の微分信号成分は平均
化回路86で平均化される。この間の微分信号は正負同
等の信号成分からなっているため、平均化回路86にお
ける平均化結果は同図(c)に示すようにタイミングt
1〜t2間で出力零になる。従って、補正回路87にお
ける平均値としきい値との比較結果はしきい値の方が大
きくなり、補正回路87はパルス信号Sxを生成しな
い。このため、信号計数回路81はカウント値をそのま
ま液中微粒子数として出力する。
【0048】一方、同図(d)に示される複数の波を持
つパルス信号が光電変換器17で得られた場合には、し
きい値回路82は、上記の場合と同様に入力パルス信号
が一定のしきい値Vthを越えた時点でトリガ信号をタイ
ミング回路83へ出力する。また、この入力パルス信号
が微分回路84で微分されると、同図(e)に示す波形
の微分信号が得られる。この微分信号のうちタイミング
t1〜t2の100μs間の信号成分が平均化回路86
へ与えられ、同図(f)に示す平均値が得られる。気泡
に対応する入力パルス信号は信号変曲点が多く、タイミ
ング回路83で定められる100μsの時間内では微分
信号の正負成分が同等にならないため、この平均化結果
においては正側の出力が得られる。この平均値は補正回
路87においてしきい値と比較される。この場合には平
均化結果の方がしきい値よりも大きいため、補正回路8
7は同図(g)に示すパルス信号Sxを生成し、信号計
数回路81へ出力する。信号計数回路81はこのパルス
信号Sxの入力に対応してカウント値から1減算し、カ
ウント値を補正して出力する。
つパルス信号が光電変換器17で得られた場合には、し
きい値回路82は、上記の場合と同様に入力パルス信号
が一定のしきい値Vthを越えた時点でトリガ信号をタイ
ミング回路83へ出力する。また、この入力パルス信号
が微分回路84で微分されると、同図(e)に示す波形
の微分信号が得られる。この微分信号のうちタイミング
t1〜t2の100μs間の信号成分が平均化回路86
へ与えられ、同図(f)に示す平均値が得られる。気泡
に対応する入力パルス信号は信号変曲点が多く、タイミ
ング回路83で定められる100μsの時間内では微分
信号の正負成分が同等にならないため、この平均化結果
においては正側の出力が得られる。この平均値は補正回
路87においてしきい値と比較される。この場合には平
均化結果の方がしきい値よりも大きいため、補正回路8
7は同図(g)に示すパルス信号Sxを生成し、信号計
数回路81へ出力する。信号計数回路81はこのパルス
信号Sxの入力に対応してカウント値から1減算し、カ
ウント値を補正して出力する。
【0049】微粒子に対応して光電変換される入力パル
ス信号は図4に示す波形になり、その変曲点は1つであ
るため、入力パルス信号を微分して得られる100μs
内の微分信号の正負成分はほぼ等量になる。従って、微
分信号を平均化すると平均値はほぼ零になる。一方、気
泡に対応して光電変換される入力パルス信号は図5に示
す波形になり、その変曲点は複数あるため、入力パルス
信号を微分して得られる100μs内の微分信号の正負
成分は異なる。従って、微分信号を平均化すると平均値
は一定の値を持つ。このため、本実施例のように、微分
信号の平均値を一定のしきい値と比較することにより、
入力パルス信号が液中微粒子に対応するものか、気泡に
対応するものかを弁別することが可能になる。この結
果、信号計数回路81のカウント値から気泡に対応する
カウント値を除くことができ、液中微粒子数のみの計測
が可能になる。
ス信号は図4に示す波形になり、その変曲点は1つであ
るため、入力パルス信号を微分して得られる100μs
内の微分信号の正負成分はほぼ等量になる。従って、微
分信号を平均化すると平均値はほぼ零になる。一方、気
泡に対応して光電変換される入力パルス信号は図5に示
す波形になり、その変曲点は複数あるため、入力パルス
信号を微分して得られる100μs内の微分信号の正負
成分は異なる。従って、微分信号を平均化すると平均値
は一定の値を持つ。このため、本実施例のように、微分
信号の平均値を一定のしきい値と比較することにより、
入力パルス信号が液中微粒子に対応するものか、気泡に
対応するものかを弁別することが可能になる。この結
果、信号計数回路81のカウント値から気泡に対応する
カウント値を除くことができ、液中微粒子数のみの計測
が可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
中の微粒子で散乱した光に対応して得られるパルス信号
は、液体の流速が一定に保たれている条件下では、ほぼ
一定した短いパルス幅になり、また、波形は単一の波を
持つ形状になる。一方、液中の気泡で散乱した光に対応
して得られるパルス信号は、液体の流速が上記条件と同
じ条件下で、微粒子に対応するパルス信号のパルス幅よ
りも長いパルス幅になり、また、波形は複数の波を持つ
形状になる。
中の微粒子で散乱した光に対応して得られるパルス信号
は、液体の流速が一定に保たれている条件下では、ほぼ
一定した短いパルス幅になり、また、波形は単一の波を
持つ形状になる。一方、液中の気泡で散乱した光に対応
して得られるパルス信号は、液体の流速が上記条件と同
じ条件下で、微粒子に対応するパルス信号のパルス幅よ
りも長いパルス幅になり、また、波形は複数の波を持つ
形状になる。
【0051】従って、散乱光に対応して得られるパルス
信号のパルス幅およびパルス波形は、液中微粒子の場合
と気泡との場合とでは異なるため、このパルス幅または
パルス波形を検出することによって液中微粒子と気泡と
が弁別される。このため、従来、液中微粒子の計測が困
難であった、化学的に不安定で気泡が発生しやすい液体
等であっても、液中微粒子の計測が可能となる。また、
工業薬品中の微粒子管理技術の向上が図られ、ICの高
集積化に貢献することができる。
信号のパルス幅およびパルス波形は、液中微粒子の場合
と気泡との場合とでは異なるため、このパルス幅または
パルス波形を検出することによって液中微粒子と気泡と
が弁別される。このため、従来、液中微粒子の計測が困
難であった、化学的に不安定で気泡が発生しやすい液体
等であっても、液中微粒子の計測が可能となる。また、
工業薬品中の微粒子管理技術の向上が図られ、ICの高
集積化に貢献することができる。
【図1】本発明の各実施例に用いられる光散乱光検出法
を用いた微粒子計測装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
を用いた微粒子計測装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示される微粒子計測装置中のレーザ光源
11からフローセル14内のサンプル液に照射されるレ
ーザビームBを示す図である。
11からフローセル14内のサンプル液に照射されるレ
ーザビームBを示す図である。
【図3】レーザビーム照射領域Bareaを微粒子や気泡が
通過することにより散乱光が生じることを示す図であ
る。
通過することにより散乱光が生じることを示す図であ
る。
【図4】液中の微粒子で散乱した光が光電変換されて得
られるパルス信号を示すグラフである。
られるパルス信号を示すグラフである。
【図5】液中の気泡で散乱した光が光電変換されて得ら
れるパルス信号を示すグラフである。
れるパルス信号を示すグラフである。
【図6】気泡発生装置の概略を示す図である。
【図7】純水中への空気溶解量を示すグラフである。
【図8】液中微粒子および気泡で散乱した光が光電変換
されて得られるパルス信号のパルス幅とパルス高さとの
関係を示すグラフである。
されて得られるパルス信号のパルス幅とパルス高さとの
関係を示すグラフである。
【図9】本発明の第1の実施例に用いられる信号処理装
置18の内部構成を示すブロック図である。
置18の内部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例に用いられる信号処理
装置18の内部構成を示すブロック図である。
装置18の内部構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施例に用いられる信号処理
装置18の内部構成を示すブロック図である。
装置18の内部構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施例に用いられる信号処理
装置18の内部構成を示すブロック図である。
装置18の内部構成を示すブロック図である。
【図13】第4の実施例による信号処理装置内の各部の
信号波形を示すグラフである。
信号波形を示すグラフである。
【図14】フローセル内を通過するサンプル液中の粒子
がレーザビーム照射領域を通過する機構を示す断面図で
ある。
がレーザビーム照射領域を通過する機構を示す断面図で
ある。
【図15】サンプル液中の気泡を取り除く従来の対策の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図16】サンプル液中の気泡を取り除く従来の対策の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
11…レーザ光源、12…光路変換ミラー、13…整形
収束レンズ、14…フローセル、15…ビームトラッ
プ、16…受光光学系、17…光電変換器、18…信号
処理装置。
収束レンズ、14…フローセル、15…ビームトラッ
プ、16…受光光学系、17…光電変換器、18…信号
処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森崎 昭 千葉県市原市姉崎海岸5番1 住友化学工 業株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 一定流速で流動する微粒子を含む液体に
レーザビームを照射し、前記液体からの散乱光をパルス
信号に変換し、このパルス信号に基づいて前記液体中の
微粒子を計測する微粒子計測方法において、 前記パルス信号のうち、パルス幅が所定時間以上のもの
は前記液体中の気泡で散乱した光に対応するものとし、
パルス幅がこれよりも短いものは前記液体中の微粒子で
散乱した光に対応するものとし、パルス幅が所定時間以
上のものを前記パルス信号から除外することを特徴とす
る微粒子計測方法。 - 【請求項2】 前記パルス信号の数を計数する第1のス
テップと、パルス幅が所定時間以上のパルス信号を選別
してこのパルス信号の数を計数する第2のステップと、
前記第1のステップで得られた数からこの第2のステッ
プで得られた数を減算してこの減算結果を前記液体中の
微粒子数とする第3のステップとを備えたことを特徴と
する請求項1記載の微粒子計測方法。 - 【請求項3】 パルス幅が所定時間以下のパルス信号を
選別する第1のステップと、選別されたこの所定時間以
下のパルス信号を計数してこの計数結果を前記液体中の
微粒子数とする第2のステップとを備えたことを特徴と
する請求項1記載の微粒子計測方法。 - 【請求項4】 前記パルス信号の高さが所定のしきい値
を越えている時間を計測する第1のステップと、前記液
体の流速に対応して定まる前記微粒子のレーザビーム照
射領域通過時間および第1のステップで計測した前記時
間を比較する第2のステップと、第1のステップで計測
した前記時間が前記レーザビーム照射領域通過時間より
も短いパルス信号を計数してこの計数結果を前記液体中
の微粒子数とする第3のステップとを備えたことを特徴
とする請求項1記載の微粒子計測方法。 - 【請求項5】 前記パルス信号を計数する第1のステッ
プと、前記パルス信号の高さが所定のしきい値を越えて
いる時間をパルス幅とする矩形パルス信号を生成する第
2のステップと、前記パルス信号の高さが前記所定のし
きい値を越えた時に前記レーザビーム照射領域通過時間
をパルス幅とする標準矩形パルス信号を生成する第3の
ステップと、前記矩形パルス信号および前記標準矩形パ
ルス信号の各パルス幅を比較する第4のステップと、パ
ルス幅が前記標準矩形パルス信号のパルス幅を越える矩
形パルス信号があった時に第1のステップで計数した前
記パルス信号の数から1減算してこの減算結果を前記液
体中の微粒子数とする第5のステップとを備えたことを
特徴とする請求項1記載の微粒子計測方法。 - 【請求項6】 第5のステップにおいて、矩形パルス信
号のパルス幅が前記標準矩形パルス信号のパルス幅を越
える時間中、第1のステップにおけるパルス信号の計数
を一時停止することを特徴とする請求項5記載の微粒子
計測方法。 - 【請求項7】 一定流速で流動する微粒子を含む液体に
レーザビームを照射し、前記液体からの散乱光をパルス
信号に変換し、このパルス信号に基づいて前記液体中の
微粒子濃度を計測する微粒子計測方法において、 前記パルス信号のうち、パルス波形が複数の波を持つも
のは前記液体中の気泡で散乱した光に対応するものと
し、パルス波形が単一の波からなるものは前記液体中の
微粒子で散乱した光に対応するものとし、パルス波形が
複数の波を持つものを前記パルス信号から除外すること
を特徴とする微粒子計測方法。 - 【請求項8】 前記パルス信号を計数する第1のステッ
プと、前記パルス信号の高さが所定のしきい値を越える
タイミングを検出する第2のステップと、前記パルス信
号を微分する第3のステップと、第2のステップで得ら
れた前記タイミングから所定時間内の前記微分信号を平
均化する第4のステップと、この平均値が所定値以上で
ある時に第1のステップで計数した前記パルス信号の数
から1減算してこの減算結果を前記液体中の微粒子数と
する第5のステップとを備えたことを特徴とする請求項
7記載の微粒子計測方法。 - 【請求項9】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる流
路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを照
射する光源と、このレーザビーム照射によって得られる
前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出手
段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号のパルス幅を
検出するパルス幅検出手段と、パルス幅が所定時間以上
のものを前記光検出手段で検出したパルス信号から除外
する補正手段とを備えたことを特徴とする微粒子計測装
置。 - 【請求項10】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号の総数を計数
する総数カウンタと、パルス幅が所定時間以上のパルス
信号を選別するフィルタと、選別したパルス信号を計数
する気泡カウンタと、前記総数カウンタの計数結果から
この気泡カウンタの計数結果を減算して前記液体中の微
粒子数を算出する演算器とを備えたことを特徴とする微
粒子計測装置。 - 【請求項11】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 パルス幅が所定時間以下のパルス信号を選別するフィル
タと、選別したパルス信号を計数して前記液体中の微粒
子数を算出する微粒子カウンタとを備えたことを特徴と
する微粒子計測装置。 - 【請求項12】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号の高さが所定
のしきい値を越えている時間を計測するパルス幅検出手
段と、前記液体の流速に対応して定まる前記微粒子のレ
ーザビーム照射領域通過時間および前記パルス幅検出手
段で検出されたパルス幅を比較する比較器と、このパル
ス幅が前記レーザビーム照射領域通過時間よりも短いパ
ルス信号を計数して前記液体中の微粒子数を算出する微
粒子カウンタとを備えたことを特徴とする微粒子計測装
置。 - 【請求項13】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号の総数を計数
する総数カウンタと、前記パルス信号の高さが所定のし
きい値を越えている時間をパルス幅とする矩形パルス信
号を生成する矩形パルス生成手段と、前記パルス信号の
高さが前記所定のしきい値を越えた時に前記レーザビー
ム照射領域通過時間をパルス幅とする標準矩形パルス信
号を生成する標準矩形パルス生成手段と、前記矩形パル
ス信号および前記標準矩形パルス信号の各パルス幅を比
較する比較手段と、パルス幅が前記標準矩形パルス信号
のパルス幅を越える矩形パルス信号があった時に前記総
数カウンタの計数値から1減算して前記液体中の微粒子
数を算出する補正手段とを備えたことを特徴とする微粒
子計測装置。 - 【請求項14】 前記補正手段は、前記矩形パルス信号
のパルス幅が前記標準矩形パルス信号のパルス幅を越え
る時間中、前記総数カウンタの計数を一時停止させるこ
とを特徴とする請求項13記載の微粒子計測装置。 - 【請求項15】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号の波形を検出
する波形検出手段と、パルス波形が複数の波を持つもの
を前記パルス信号から除外する補正手段とを備えたこと
を特徴とする微粒子計測装置。 - 【請求項16】 微粒子を含む液体が一定流速で流れる
流路と、この流路を流動する前記液体にレーザビームを
照射する光源と、このレーザビーム照射によって得られ
る前記液体からの散乱光をパルス信号に変換する光検出
手段とを備えた微粒子計測装置において、 前記光検出手段から出力されるパルス信号の総数を計数
する総数カウンタと、前記光検出手段から出力されるパ
ルス信号の高さが所定のしきい値を越えるタイミングを
検出するタイミング検出手段と、前記光検出手段から出
力されるパルス信号を微分する微分手段と、前記タイミ
ング検出手段で検出したタイミングから所定時間内の前
記微分信号を平均化する平均化手段と、この平均化手段
による平均値が所定値以上である時に前記総数カウンタ
の計数値から1減算して前記液体中の微粒子数を算出す
る補正手段とを備えたことを特徴とする微粒子計測装
置。
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