JPH06324244A - 駆動装置 - Google Patents
駆動装置Info
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- JPH06324244A JPH06324244A JP10930893A JP10930893A JPH06324244A JP H06324244 A JPH06324244 A JP H06324244A JP 10930893 A JP10930893 A JP 10930893A JP 10930893 A JP10930893 A JP 10930893A JP H06324244 A JPH06324244 A JP H06324244A
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- JP
- Japan
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- ring
- coil
- drive device
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の駆動装置は、ステータのヨークが固定
リングの外側に突出しているので外径が大きく、磁束の
漏れが多い。また、ロータとしての回転リングに渦電流
が生じるため、駆動力や速度の増大を図ることがむずか
しい。本発明の目的は、前記問題点を解決した駆動装置
を提供することである。 【構成】 本発明の装置では、固定リング14をヨーク
として構成し、該リング14の軸心に対して放射線と一
致する中心線を有したコイル16〜23を該リングの内
周面に沿って配置し、該リング14の内周面には該コイ
ルの中心穴に挿入される磁極14a〜14hを設けると
ともに該コイル間には磁極14i〜14qを設けた。ま
た、回転リング1を複数の薄肉リングを積層した積層体
で構成して該リング上に生じる渦電流を抑制した。
リングの外側に突出しているので外径が大きく、磁束の
漏れが多い。また、ロータとしての回転リングに渦電流
が生じるため、駆動力や速度の増大を図ることがむずか
しい。本発明の目的は、前記問題点を解決した駆動装置
を提供することである。 【構成】 本発明の装置では、固定リング14をヨーク
として構成し、該リング14の軸心に対して放射線と一
致する中心線を有したコイル16〜23を該リングの内
周面に沿って配置し、該リング14の内周面には該コイ
ルの中心穴に挿入される磁極14a〜14hを設けると
ともに該コイル間には磁極14i〜14qを設けた。ま
た、回転リング1を複数の薄肉リングを積層した積層体
で構成して該リング上に生じる渦電流を抑制した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ鏡筒などの光学機
器に搭載するのに好適な円筒形の駆動装置(駆動力発生
装置)に関する。
器に搭載するのに好適な円筒形の駆動装置(駆動力発生
装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ鏡筒内にモータを内蔵させた一眼
レフカメラ用レンズ鏡筒は公知のものである。旧来のも
のはモータ及び減速機構がレンズ鏡筒の外面に突出して
しまうため、外観が悪いという欠点があった。そこで、
本出願人は円弧形のステップモータ及び該モータを搭載
したレンズ鏡筒を開発し、該レンズ鏡筒を既に数年前か
ら継続的に製造且つ販売している。この円弧形モータを
搭載したレンズ鏡筒は鏡筒外面に不恰好な突出部がない
ため外観デザインはすぐれているが、該ステップモータ
の出力は微弱であるため減速機構を必要とし、従って、
必要部品数や製造コスト等の面では更に改善を必要とし
ている。
レフカメラ用レンズ鏡筒は公知のものである。旧来のも
のはモータ及び減速機構がレンズ鏡筒の外面に突出して
しまうため、外観が悪いという欠点があった。そこで、
本出願人は円弧形のステップモータ及び該モータを搭載
したレンズ鏡筒を開発し、該レンズ鏡筒を既に数年前か
ら継続的に製造且つ販売している。この円弧形モータを
搭載したレンズ鏡筒は鏡筒外面に不恰好な突出部がない
ため外観デザインはすぐれているが、該ステップモータ
の出力は微弱であるため減速機構を必要とし、従って、
必要部品数や製造コスト等の面では更に改善を必要とし
ている。
【0003】そこで、本出願人は減速機構を要しない回
転型駆動装置について特願平4−231200号におい
て提案を行っている。
転型駆動装置について特願平4−231200号におい
て提案を行っている。
【0004】以下には、前述した本出願人による先行出
願に開示された回転型駆動装置の先行技術について、図
5乃至図9を参照しつつ、説明する。
願に開示された回転型駆動装置の先行技術について、図
5乃至図9を参照しつつ、説明する。
【0005】図5及び図6において、1は軟磁性材料か
らできている回転リング、2は固定リングである。回転
リング1の外径寸法はΦD1 、固定リング2の内径寸法
はφD2 であり(φD2 >φD1 )、固定リング2内に
回転リング1が所定のクリアランスを以て配置されてい
る。3,5,7,9は固定リング2に固定されたヨーク
で、固定リング2の円周上にほぼ等間隔で配置されてい
る。4,6,8,10はヨーク3,5,7,9を励磁す
るためのコイルである。
らできている回転リング、2は固定リングである。回転
リング1の外径寸法はΦD1 、固定リング2の内径寸法
はφD2 であり(φD2 >φD1 )、固定リング2内に
回転リング1が所定のクリアランスを以て配置されてい
る。3,5,7,9は固定リング2に固定されたヨーク
で、固定リング2の円周上にほぼ等間隔で配置されてい
る。4,6,8,10はヨーク3,5,7,9を励磁す
るためのコイルである。
【0006】ヨーク3,5,7,9は磁極部3a,3
b,5a,5b,7a,7b,9a,9bを回転リング
1に対向させている。
b,5a,5b,7a,7b,9a,9bを回転リング
1に対向させている。
【0007】ヨーク3とコイル4とで第1の付勢手段A
を構成し、ヨーク5とコイル6とで第2の付勢手段Bを
構成し、ヨーク7とコイル8とで第3の付勢手段Cを構
成し、ヨーク9とコイル10とで第4の付勢手段Dを構
成している。11は撮影レンズで、図5に示すように前
記回転リング1は中空形状となっているため撮影レンズ
11の光路をさえぎらない。12は撮影レンズ11を保
持する保持筒であり、外周部にヘリコイド12aを有す
る。
を構成し、ヨーク5とコイル6とで第2の付勢手段Bを
構成し、ヨーク7とコイル8とで第3の付勢手段Cを構
成し、ヨーク9とコイル10とで第4の付勢手段Dを構
成している。11は撮影レンズで、図5に示すように前
記回転リング1は中空形状となっているため撮影レンズ
11の光路をさえぎらない。12は撮影レンズ11を保
持する保持筒であり、外周部にヘリコイド12aを有す
る。
【0008】また、軸方向溝12bが形成されており該
溝12bと回転リング1のピン1aとは半径方向及び軸
方向に相対摺動可能に嵌合しているので回転リング1と
保持筒12とは光軸まわりの回転に関し一体的に回転す
るようになっている。
溝12bと回転リング1のピン1aとは半径方向及び軸
方向に相対摺動可能に嵌合しているので回転リング1と
保持筒12とは光軸まわりの回転に関し一体的に回転す
るようになっている。
【0009】13は内径部にヘリコイド13aを有し固
定リング2に固着された固定地板(レンズ鏡筒の固定
筒)である。
定リング2に固着された固定地板(レンズ鏡筒の固定
筒)である。
【0010】固定地板13のヘリコイド13aは前述の
保持筒12のヘリコイド12aとヘリコイド結合してい
る。なお、固定リング2と固定地板13とは同一部材か
ら形成されていてもよい。
保持筒12のヘリコイド12aとヘリコイド結合してい
る。なお、固定リング2と固定地板13とは同一部材か
ら形成されていてもよい。
【0011】上記の構成によれば固定リング1の光軸ま
わりの回転により撮影レンズ11及び保持筒12は光軸
方向へ移動されることになる。
わりの回転により撮影レンズ11及び保持筒12は光軸
方向へ移動されることになる。
【0012】次に回転リング1の回転動作の説明を行
う。図5におけるa−a断面を図6に示す。図6の状態
からコイル4に通電を行うと回転リングは第1の付勢手
段Aにより吸引され、回転リング1は図7に示すように
固定リング2の内径部に当接した位置にくる。
う。図5におけるa−a断面を図6に示す。図6の状態
からコイル4に通電を行うと回転リングは第1の付勢手
段Aにより吸引され、回転リング1は図7に示すように
固定リング2の内径部に当接した位置にくる。
【0013】次に図7の状態からさらにコイル6に通電
を行うと回転リング1は第1の付勢手段Aと第2の付勢
手段Bにより吸引され、固定リング2の内周面を転動し
て図8に示す位置に来る。(なお、回転リング1の外周
面と固定リング2の内周面とは滑りを生じないように構
成されている。)次にコイル4の通電を断つと、回転リ
ング1は第2の付勢手段Bのみにより吸引されるので固
定リング2の内周面をころがって図9の位置にくる。
を行うと回転リング1は第1の付勢手段Aと第2の付勢
手段Bにより吸引され、固定リング2の内周面を転動し
て図8に示す位置に来る。(なお、回転リング1の外周
面と固定リング2の内周面とは滑りを生じないように構
成されている。)次にコイル4の通電を断つと、回転リ
ング1は第2の付勢手段Bのみにより吸引されるので固
定リング2の内周面をころがって図9の位置にくる。
【0014】この後、同様に、(コイル6通電)→(コ
イル6及び7通電)→(コイル7通電)→(コイル7及
び8通電)→(コイル8通電)→(コイル8及び4通
電)→(コイル4通電)→(コイル4及び6通電)→
(コイル6通電)、というように通電を行なえば回転リ
ング1は固定リング2の内周面をころがりながら光軸ま
わりに回転していく。回転リング1がすべりなく回転し
ていくとすると図7の位置から図9の位置に回転リング
1が到達するまでの回転量は(D2 −D1 )/D1×9
0°で表わされる。
イル6及び7通電)→(コイル7通電)→(コイル7及
び8通電)→(コイル8通電)→(コイル8及び4通
電)→(コイル4通電)→(コイル4及び6通電)→
(コイル6通電)、というように通電を行なえば回転リ
ング1は固定リング2の内周面をころがりながら光軸ま
わりに回転していく。回転リング1がすべりなく回転し
ていくとすると図7の位置から図9の位置に回転リング
1が到達するまでの回転量は(D2 −D1 )/D1×9
0°で表わされる。
【0015】なお、回転リング11の逆回転は上記の通
電順序を逆にすればよい。
電順序を逆にすればよい。
【0016】D2 −D1 の値を変えることにより回転リ
ング1の回転の割り出し量を任意に設定でき、また、付
勢手段によるわずかな付勢力により大きな回転駆動力を
取り出すことが可能であるのでレンズ11及び保持筒1
2の駆動のために他の減速機構が不要であり、コンパク
トなレンズ鏡筒とすることができる。
ング1の回転の割り出し量を任意に設定でき、また、付
勢手段によるわずかな付勢力により大きな回転駆動力を
取り出すことが可能であるのでレンズ11及び保持筒1
2の駆動のために他の減速機構が不要であり、コンパク
トなレンズ鏡筒とすることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
先行技術においてはコイル4,6,8,10からヨーク
の磁極部3a,3b,5a,5b,7a,7b,9a,
9bまでの距離があるため、磁束が漏れてしまい効率的
に回転リング1に磁束が向かわず、アクチェータの出力
としては大きくならない欠点があった。また、出力を増
大させるためにコイルの巻数を増やし、且つ磁極部との
距離を縮めようとすると図6におけるL1寸法が増すた
め、鏡筒の直径方向の小型化が至難となってしまう欠点
があった。
先行技術においてはコイル4,6,8,10からヨーク
の磁極部3a,3b,5a,5b,7a,7b,9a,
9bまでの距離があるため、磁束が漏れてしまい効率的
に回転リング1に磁束が向かわず、アクチェータの出力
としては大きくならない欠点があった。また、出力を増
大させるためにコイルの巻数を増やし、且つ磁極部との
距離を縮めようとすると図6におけるL1寸法が増すた
め、鏡筒の直径方向の小型化が至難となってしまう欠点
があった。
【0018】また、軟磁性材料からなる回転リング1を
磁力によって吸引する際、高周波数で駆動すればするほ
ど渦電流が回転リング上に発生し、高周波数での駆動が
困難であった。図10は回転リング1上に発生する渦電
流を示したものであり、磁極部から回転リング1に向っ
て磁束が矢印の方向へ流れると右ねじの法則により渦電
流が回転リング1上に発生し、この渦電流は磁束が矢印
方向に増加することを抑制する反作用を生じる。従っ
て、出力を高くすることができなくなり、渦電流損とし
てのエネルギーロスが生じ、且つ発熱を生ずる、という
欠点があった。
磁力によって吸引する際、高周波数で駆動すればするほ
ど渦電流が回転リング上に発生し、高周波数での駆動が
困難であった。図10は回転リング1上に発生する渦電
流を示したものであり、磁極部から回転リング1に向っ
て磁束が矢印の方向へ流れると右ねじの法則により渦電
流が回転リング1上に発生し、この渦電流は磁束が矢印
方向に増加することを抑制する反作用を生じる。従っ
て、出力を高くすることができなくなり、渦電流損とし
てのエネルギーロスが生じ、且つ発熱を生ずる、という
欠点があった。
【0019】また、回転リングは金属体であるため、固
定リング内を転動する時に騒音を発生するという欠点が
あった。
定リング内を転動する時に騒音を発生するという欠点が
あった。
【0020】本発明の目的は、前述の先行技術における
欠点を排除し、改善された駆動装置を提供することであ
る。
欠点を排除し、改善された駆動装置を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述の先行技術の欠点を
排除するために、本発明では次のような基本構想による
構成を採用した。
排除するために、本発明では次のような基本構想による
構成を採用した。
【0022】(i)コイル及びヨークが固定筒の外側へ
突出しないようにして磁束の漏れをなくす。
突出しないようにして磁束の漏れをなくす。
【0023】(ii)コイルの巻数が多くなっても全体の
外径の著しい増加がないようにするために、コイルの軸
線が固定筒の軸心に対して放射方向に向くようにコイル
配置を変更する。
外径の著しい増加がないようにするために、コイルの軸
線が固定筒の軸心に対して放射方向に向くようにコイル
配置を変更する。
【0024】(iii)固定筒それ自身をヨークとして構成
するか、もしくは固定筒内に嵌合した筒体をヨークと
し、この円筒状ヨークの内周面に磁極を突設することに
より、固定筒へのヨーク及びコイルの取付け工程を簡略
化するとともに、ヨークと固定筒とを一体化し、更に、
コイルも該固定筒と一体加工できる可能性を準備する。
するか、もしくは固定筒内に嵌合した筒体をヨークと
し、この円筒状ヨークの内周面に磁極を突設することに
より、固定筒へのヨーク及びコイルの取付け工程を簡略
化するとともに、ヨークと固定筒とを一体化し、更に、
コイルも該固定筒と一体加工できる可能性を準備する。
【0025】(iv) 回転リングに生じる渦電流による反
作用を減少させるために、回転リングを複数のリングの
積層体として構成し、渦電流を小さくする。
作用を減少させるために、回転リングを複数のリングの
積層体として構成し、渦電流を小さくする。
【0026】(v)回転リングと固定リング及び磁極部
との衝突音や振動を減少させるために、前記複数のリン
グどうしの間に衝突音を柔らげるための防音防振材料を
設ける。
との衝突音や振動を減少させるために、前記複数のリン
グどうしの間に衝突音を柔らげるための防音防振材料を
設ける。
【0027】
【作用】前記の如き基本構想を達成する構成を採用した
本発明の駆動装置によれば、コイルの軸線(中心線)
が固定筒の軸心に向いている(つまり、コイルの中心線
が固定筒の軸心に対する放射線に一致するようにコイル
が配置されている)ので、コイルの巻数が多くなっても
(該駆動装置を大出力化しても)外径が大きくならず、
小型で大出力の駆動装置を実現できる、コイルが固定
筒の内側に配置されるので磁束の漏れが著しく減少し、
エネルギー効率が著しくよくなり、且つ出力増大も達成
できる。また、省エネルギー化も可能となり、発熱も減
少する、回転リングを複数のリングの積層体として構
成したので該回転リング表面の渦電流が著しく減少し、
従って出力増大とエネルギー効率向上が達成できる、
回転リングに防振防音材を設けたので該回転リングが回
転する時の音や振動が減少する、等の効果を得ることが
できる。
本発明の駆動装置によれば、コイルの軸線(中心線)
が固定筒の軸心に向いている(つまり、コイルの中心線
が固定筒の軸心に対する放射線に一致するようにコイル
が配置されている)ので、コイルの巻数が多くなっても
(該駆動装置を大出力化しても)外径が大きくならず、
小型で大出力の駆動装置を実現できる、コイルが固定
筒の内側に配置されるので磁束の漏れが著しく減少し、
エネルギー効率が著しくよくなり、且つ出力増大も達成
できる。また、省エネルギー化も可能となり、発熱も減
少する、回転リングを複数のリングの積層体として構
成したので該回転リング表面の渦電流が著しく減少し、
従って出力増大とエネルギー効率向上が達成できる、
回転リングに防振防音材を設けたので該回転リングが回
転する時の音や振動が減少する、等の効果を得ることが
できる。
【0028】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0029】〈実施例1〉図1及び図2を参照して本発
明の第一実施例について説明する。
明の第一実施例について説明する。
【0030】図1及び図2において、14は軟磁性材料
から成る固定リングであり、本実施例の駆動装置では該
固定リング14自身が付勢手段としての磁力発生手段の
ヨーク(すなわち磁気回路構成要素)となっている。
から成る固定リングであり、本実施例の駆動装置では該
固定リング14自身が付勢手段としての磁力発生手段の
ヨーク(すなわち磁気回路構成要素)となっている。
【0031】該リング14の内周面にはコイル16〜2
3がそれぞれの軸線を固定リング14の軸心に対する放
射線と一致するように配置されており、また、該コイル
16〜23のそれぞれの中心穴に挿入される第一の磁極
部14a,14b,14c,…14hが該リング14の
内周面に突設されるとともに、各コイル間の位置には各
コイルを互いに隔てる第二の磁極部14i,14j,1
4k,14l,14m,14n,14p,14q,が突
設されている。各磁極部14a〜14qの先端は固定リ
ング14の軸心に向けられており、該磁極部14a〜1
4qの先端面を通る内接円は固定リング14の軸線(す
なわちレンズ鏡筒の光軸)を中心とする直径ΦD1の円
となっている。
3がそれぞれの軸線を固定リング14の軸心に対する放
射線と一致するように配置されており、また、該コイル
16〜23のそれぞれの中心穴に挿入される第一の磁極
部14a,14b,14c,…14hが該リング14の
内周面に突設されるとともに、各コイル間の位置には各
コイルを互いに隔てる第二の磁極部14i,14j,1
4k,14l,14m,14n,14p,14q,が突
設されている。各磁極部14a〜14qの先端は固定リ
ング14の軸心に向けられており、該磁極部14a〜1
4qの先端面を通る内接円は固定リング14の軸線(す
なわちレンズ鏡筒の光軸)を中心とする直径ΦD1の円
となっている。
【0032】固定リング14の前方側の(図2におい
て、左側を前方、右側を後方、と定義しておくことにす
る)端面に固着される固定筒体13(レンズ鏡筒の静止
鏡筒)の後端面には固定リング14の中に入り込む環状
の突部13bが設けられている。固定筒体13の内周面
にはヘリコイド13aが形成され、このヘリコイド13
aに噛み合うヘリコイド12aを外周面に有したレンズ
保持筒12が該固定筒体13の中に軸方向移動可能及び
回転可能に収容されている。レンズ保持筒12の後端面
には軸線方向溝12bが開口しており、該溝12bには
回転リング1(コイル16〜23と固定リング14とで
構成される磁力発生手段により回転駆動される被回転リ
ング)の前端面から突出したピン1aが該溝12b内で
該リング1の半径方向に相対摺動可能に挿入されてい
る。回転リング1は固定リング14の各磁極14a〜1
4qのそれぞれの先端を通る内接円の直径ΦD1よりも
わずかに小さい外径ΦD2を有しており、従って固定リ
ング14内で半径方向に動くことができる。また、固定
筒体13の後端面に突設された環状の突部13bの内径
は少なくともΦD1以上の寸法になっている。従って該
突部13bの内周面13cと回転リング1の外周面との
間にもわずかの隙間が設けられている。また、回転リン
グ1の前端面は固定筒体13の環状突部13bの内側の
後端面13dで規制されている。固定リング14の後端
面に面して押さえリング15が配置され、該リング15
はそれ自身の前端面の外周部に形成された環状突部15
aにおいて固定リング14の後端面に固定されている。
押さえリング15aの環状突部15aの内周面15bの
直径はΦD1以上の寸法になっている。押さえリング1
5の突部15aの内側の端面15cは回転リング1の軸
方向の位置規制をし、かつ前述の固定筒体13の後端面
13dとの距離は回転リング1の軸方向の寸法よりやや
長くなっており、回転リングは軸方向に関しても隙間を
持って組み込まれていることになり回動可能となってい
る。
て、左側を前方、右側を後方、と定義しておくことにす
る)端面に固着される固定筒体13(レンズ鏡筒の静止
鏡筒)の後端面には固定リング14の中に入り込む環状
の突部13bが設けられている。固定筒体13の内周面
にはヘリコイド13aが形成され、このヘリコイド13
aに噛み合うヘリコイド12aを外周面に有したレンズ
保持筒12が該固定筒体13の中に軸方向移動可能及び
回転可能に収容されている。レンズ保持筒12の後端面
には軸線方向溝12bが開口しており、該溝12bには
回転リング1(コイル16〜23と固定リング14とで
構成される磁力発生手段により回転駆動される被回転リ
ング)の前端面から突出したピン1aが該溝12b内で
該リング1の半径方向に相対摺動可能に挿入されてい
る。回転リング1は固定リング14の各磁極14a〜1
4qのそれぞれの先端を通る内接円の直径ΦD1よりも
わずかに小さい外径ΦD2を有しており、従って固定リ
ング14内で半径方向に動くことができる。また、固定
筒体13の後端面に突設された環状の突部13bの内径
は少なくともΦD1以上の寸法になっている。従って該
突部13bの内周面13cと回転リング1の外周面との
間にもわずかの隙間が設けられている。また、回転リン
グ1の前端面は固定筒体13の環状突部13bの内側の
後端面13dで規制されている。固定リング14の後端
面に面して押さえリング15が配置され、該リング15
はそれ自身の前端面の外周部に形成された環状突部15
aにおいて固定リング14の後端面に固定されている。
押さえリング15aの環状突部15aの内周面15bの
直径はΦD1以上の寸法になっている。押さえリング1
5の突部15aの内側の端面15cは回転リング1の軸
方向の位置規制をし、かつ前述の固定筒体13の後端面
13dとの距離は回転リング1の軸方向の寸法よりやや
長くなっており、回転リングは軸方向に関しても隙間を
持って組み込まれていることになり回動可能となってい
る。
【0033】以上に説明したように、本実施例の駆動装
置は電磁型駆動装置であり、固定リング14と該リング
14内に配置した多数のコイルとによりステータが形成
され、ロータとしての回転リング1が該ステータの構成
要素であるヨーク(すなわち固定リング14)の中に回
転可能に収容されている。
置は電磁型駆動装置であり、固定リング14と該リング
14内に配置した多数のコイルとによりステータが形成
され、ロータとしての回転リング1が該ステータの構成
要素であるヨーク(すなわち固定リング14)の中に回
転可能に収容されている。
【0034】次に図を参照しつつ該駆動装置の動作を説
明する。
明する。
【0035】コイル16に通電を行うと図1中に矢印で
示す様に磁束は磁極部14a→回転リング→磁極部14
i及び14q→磁極部14aへと通り、回転リングを磁
極部14aの先端部及び固定筒体13の環状突部13b
の内周面13c、押さえリング15の環状突部15aの
内周面15bに向かって吸引する。その後、コイル17
への通電、コイル16への通電停止、を行ない、このよ
うに、各コイルへの通電を順々に行なっていくことで回
転リング1を固定リング14内で転動させていくことは
前述した先行技術と同じである。
示す様に磁束は磁極部14a→回転リング→磁極部14
i及び14q→磁極部14aへと通り、回転リングを磁
極部14aの先端部及び固定筒体13の環状突部13b
の内周面13c、押さえリング15の環状突部15aの
内周面15bに向かって吸引する。その後、コイル17
への通電、コイル16への通電停止、を行ない、このよ
うに、各コイルへの通電を順々に行なっていくことで回
転リング1を固定リング14内で転動させていくことは
前述した先行技術と同じである。
【0036】〈実施例2〉本発明の第2実施例の駆動装
置においては、ステータ構造は図1及び図2に示したも
のと同じであるが、ロータとしての回転リングの構造が
第1実施例のものとは異なっている。
置においては、ステータ構造は図1及び図2に示したも
のと同じであるが、ロータとしての回転リングの構造が
第1実施例のものとは異なっている。
【0037】本実施例で使用される回転リング1Aは図
3に示されるように軟磁性材から成る薄板の複数のリン
グ1b〜1jを積層して構成され、各リング1b〜1j
のそれぞれの間には絶縁体が挟まれ、また、各リングの
表面も表面酸化膜が形成されて絶縁されており、各リン
グは接着剤やスポット溶接などによって相互に結合され
ている。
3に示されるように軟磁性材から成る薄板の複数のリン
グ1b〜1jを積層して構成され、各リング1b〜1j
のそれぞれの間には絶縁体が挟まれ、また、各リングの
表面も表面酸化膜が形成されて絶縁されており、各リン
グは接着剤やスポット溶接などによって相互に結合され
ている。
【0038】本実施例の回転リング1Aは、表面(外周
面)が電気的に軸方向に寸断されているので駆動時にお
いて渦電流が大きくならず、従って、従来の駆動装置よ
りも大出力化することができるとともにエネルギーロス
や発熱も減少させることができる。
面)が電気的に軸方向に寸断されているので駆動時にお
いて渦電流が大きくならず、従って、従来の駆動装置よ
りも大出力化することができるとともにエネルギーロス
や発熱も減少させることができる。
【0039】〈実施例3〉本発明の第3実施例の駆動装
置においては、ステータ構造は図1及び図2に示したも
のと同じであるが、ロータとしての回転リングが異って
いるだけであるので、ロータとしての回転リングの構造
のみを図4に示す。
置においては、ステータ構造は図1及び図2に示したも
のと同じであるが、ロータとしての回転リングが異って
いるだけであるので、ロータとしての回転リングの構造
のみを図4に示す。
【0040】本実施例の回転リング1Bは、同図に示す
ように複数の軟磁性材製薄板リング1b〜1e…を積層
するとともに各薄板リング間にはゴムもしくはゴム系接
着剤等から成る防振層24を挟み込んだものである。な
お、各薄板リング1b,1c,1d…は前記実施例で使
用されているものと同じである。
ように複数の軟磁性材製薄板リング1b〜1e…を積層
するとともに各薄板リング間にはゴムもしくはゴム系接
着剤等から成る防振層24を挟み込んだものである。な
お、各薄板リング1b,1c,1d…は前記実施例で使
用されているものと同じである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による改良
された駆動装置では、被回転リングの外側に配置された
固定リングをステータのヨークとし、該固定リングの軸
心に対する放射線と一致する中心線を有するコイルを該
固定リングの内周面に沿って所定間隔毎に配置し、該固
定リングの内周面に突設した磁極を該コイルの中心孔及
び該コイル間に設けたので、コイル巻数が多くても該固
定リングの大径化を防止することができるため、従来装
置よりも小型で出力の大きい駆動装置を実現できる。ま
た、本発明の駆動装置では、ロータとしての該被回転リ
ングが多数の薄肉リングを互いに絶縁して積層すること
により構成されているので、該被回転リングの表面に渦
電流が殆ど生じないため、エネルギー効率がよく、発熱
も少ない駆動装置が実現する。更に、本発明の駆動装置
では、該回転リングに防振及び防音構造が採用されてい
るので、従来装置よりも静粛な運転ができる。
された駆動装置では、被回転リングの外側に配置された
固定リングをステータのヨークとし、該固定リングの軸
心に対する放射線と一致する中心線を有するコイルを該
固定リングの内周面に沿って所定間隔毎に配置し、該固
定リングの内周面に突設した磁極を該コイルの中心孔及
び該コイル間に設けたので、コイル巻数が多くても該固
定リングの大径化を防止することができるため、従来装
置よりも小型で出力の大きい駆動装置を実現できる。ま
た、本発明の駆動装置では、ロータとしての該被回転リ
ングが多数の薄肉リングを互いに絶縁して積層すること
により構成されているので、該被回転リングの表面に渦
電流が殆ど生じないため、エネルギー効率がよく、発熱
も少ない駆動装置が実現する。更に、本発明の駆動装置
では、該回転リングに防振及び防音構造が採用されてい
るので、従来装置よりも静粛な運転ができる。
【図1】本発明の駆動装置の要部横断面図で、図2のb
−b矢視断面図。
−b矢視断面図。
【図2】本発明の駆動装置を有するレンズ鏡筒の縦断面
図。
図。
【図3】本発明の第二実施例の駆動装置における被回転
リングの斜視図。
リングの斜視図。
【図4】本発明の第三実施例の駆動装置における被回転
リングの要部縦断面図。
リングの要部縦断面図。
【図5】本出願人の先行出願に開示された駆動装置の縦
断面図。
断面図。
【図6】図5のa−a矢視横断面図。
【図7】図6に示した先行技術の駆動装置の状態変化を
示した図。
示した図。
【図8】図6に示した先行技術の駆動装置の状態変化を
示した図。
示した図。
【図9】図6に示した先行技術の駆動装置の状態変化を
示した図。
示した図。
【図10】図5に示した先行技術の駆動装置において生
じていた問題点の一つを説明するための図。
じていた問題点の一つを説明するための図。
1,1A,1B…被回転リング 2,14…固定リング 3,5,7,9…ヨーク 4,6,8,10,16〜23…コイル 3a,3b,5a,5b,7a,7b,9a,9b,1
4a〜14q…磁極部 12…レンズ保持筒 13…固定地板(固定筒体) 11…レンズ
4a〜14q…磁極部 12…レンズ保持筒 13…固定地板(固定筒体) 11…レンズ
Claims (4)
- 【請求項1】 回転駆動される被回転リングと、該被回
転リングの外周面に対して所定間隙を以て該被回転リン
グの周囲を包囲するように配置された固定リングと、該
被回転リングを該固定リングの半径方向外向きに付勢す
る第一の状態と該付勢を解除する第二の状態とに切換え
可能であって該固定リングの内周面上で円周方向に沿っ
てほぼ等間隔に配置された少なくとも三個の付勢手段
と、を有して成る駆動装置において、 該被回転リングは、軟磁性材料から成る複数のリング状
部材を円筒形状に積層して構成されており、該付勢手段
は磁気回路を形成するヨークと該ヨークに磁束を流すた
めのコイルとから成る磁力発生手段として構成されてい
ることを特徴とする駆動装置。 - 【請求項2】 軟磁性材料から成る複数のリング状部材
を円筒形状に積層して構成された被回転リングと、該被
回転リングの外周面に対して所定間隙を以て該被回転リ
ングの周囲を包囲するように配置された固定リングと、
該被回転リングを該固定リングの半径方向外向きに付勢
する第一状態と該付勢を解除する第二状態とに切換え可
能であって該固定リングの内周面上で円周方向に沿って
ほぼ等間隔に配置された少なくとも三個の付勢手段と、
を有し、該付勢手段は磁気回路を形成するヨークと該ヨ
ークに磁束を流すためのコイルとから構成されており、
該ヨークは該固定リングにより構成され、該コイルはそ
れ自身の中心軸線が該固定リングの半径方向放射線と一
致するように該固定リングの内周面に配置され、該固定
リングの内周面には該各コイルの中心穴に挿入される第
一の磁極部と、各コイルの間の位置に配置された第二の
磁極部とが突設されており、該コイルに流される電流に
よって生じた磁束が該固定リングの該第一及び第二の磁
極部と該被回転リングとを通って流れる磁気回路を構成
するようになっていることを特徴とする駆動装置。 - 【請求項3】 該被回転リングを構成している各リング
状部材間には防振材料が設けられていることを特徴とす
る請求項1及び2の駆動装置。 - 【請求項4】 該駆動装置が光学機器用駆動装置として
構成されており、該被回転リングの内側の空間には該被
回転リングと回転方向に関して一体になって回転できる
レンズ保持筒が収容され、該レンズ保持筒がヘリコイド
係合により光学機器の固定地板に回転及び軸方向移動可
能に支持されている請求項1及び2の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10930893A JPH06324244A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10930893A JPH06324244A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06324244A true JPH06324244A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14506915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10930893A Pending JPH06324244A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06324244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0458988B1 (en) * | 1989-12-20 | 1998-04-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Positive resist composition |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP10930893A patent/JPH06324244A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0458988B1 (en) * | 1989-12-20 | 1998-04-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Positive resist composition |
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