JPH06324701A - 駆動回路の異常検出回路 - Google Patents

駆動回路の異常検出回路

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JPH06324701A
JPH06324701A JP11138293A JP11138293A JPH06324701A JP H06324701 A JPH06324701 A JP H06324701A JP 11138293 A JP11138293 A JP 11138293A JP 11138293 A JP11138293 A JP 11138293A JP H06324701 A JPH06324701 A JP H06324701A
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肇 福家
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Abstract

(57)【要約】 【構成】光絶縁回路7は駆動指令1を入力し、光による
絶縁を図った後、比較回路11へ出力する。直流電圧3
は光絶縁回路8を介し、駆動対象5の応答時間以上を時
定数とするフィルタ回路9へ入力される。比較回路11
では駆動指令1とフィルタ出力10に基づき、論理判定
回路12及び電圧比較回路13により駆動回路2の異
常、直流電圧3の低下を判定し、駆動回路異常検出信号
14,直流電圧低下検出信号15を出力する。 【効果】異常検出回路においては、駆動対象の応答時間
以上を時定数とするフィルタを設けているため、たとえ
電気ノイズの混入により一時的に直流電圧が低下して
も、誤った検出信号を出力することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動回路から出力する
直流電圧値に応じてスイッチをオン,オフし駆動対象を
制御する駆動装置において、駆動回路及び直流電圧が正
常か否かを検出する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一例は、特開昭60−229103号
公報の「マイクロコンピュータを用いたフェイルセーフ
負荷制御装置」が挙げられる。この従来技術において、
マイクロコンピュータから出力するパルス信号によっ
て、発振器の動作を制御し、マイクロコンピュータから
のパルス信号が停止すれば、発振器の出力は停止する。
発振器から出力するパルス信号に基づき直流電圧が得ら
れる。この直流電圧で負荷を駆動するが、発振器の出力
であるパルス信号が停止すれば直流電圧が得られなくな
り、負荷の駆動が停止する。但し、直流電圧が得られな
くなったことを検出する手段や負荷制御装置の異常を検
出する手段は設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭60−229103号公
報の従来技術は、負荷制御装置に異常が発生して、負荷
駆動に必要な直流電圧が得られなくなった場合、この異
常を検出する手段は設けられていないが、直流電圧を検
出しそのレベルが所定値以下になった時には、直流電圧
の低下を判定する異常検出回路を設けることは容易に考
えられる。しかし、直流電圧に電気ノイズが混入する場
合が考えられるが、このような場合には異常検出回路が
誤った検出信号を出力しないようにすることが重要であ
る。本発明の目的は、電気ノイズの混入により一時的に
直流電圧が低下しても誤った検出信号を出力することの
ない異常検出回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では駆動対象の応答時間以上を時定数とした
フィルタを設けて、このフィルタを介して直流電圧を比
較回路に入力し、この電圧レベルが所定値以下となった
時に直流電圧低下の検出信号を比較回路から出力する異
常検出回路を備える。
【0005】
【作用】駆動回路の出力段に設けるフィルタの時定数を
駆動対象の応答時間以上として、通常励磁状態である駆
動対象が動作し無励磁状態になるまでの時間より短い時
間で直流電圧が低下した時は検出信号を出力しないよう
にしているため、たとえ電気ノイズによって直流電圧が
一時的に低下しても異常検出回路においては、誤った検
出信号を出力することはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6を用い
て詳細に説明する。
【0007】図1において、駆動回路2は駆動指令1を
受けて直流電圧3を出力する。この直流電圧3のレベル
に応じてオン,オフするスイッチ4により駆動対象5が
制御される。異常検出回路6は駆動回路2の異常と直流
電圧3の低下を検出するために設けている。光絶縁回路
7は駆動指令1を入力し光による絶縁を図った後、比較
回路11へ出力する。直流電圧3は光絶縁回路8を介
し、フィルタ回路9へ入力される。比較回路11ではフ
ィルタ出力10が電圧比較回路13へ入力され、フィル
タ出力10の電圧レベルと電圧比較回路13で設定して
いる所定値とを比較する。駆動指令1は論理判定回路1
2へ入力され、電圧比較回路13出力の論理と駆動指令
1の論理を比較する。このように、論理判定回路12及
び電圧比較回路13により駆動回路2の異常、直流電圧
3の低下を判定し、駆動回路異常検出信号14、直流電
圧低下検出信号15を出力する。
【0008】図2に本発明の一実施例の回路図を示す。
光絶縁回路7及び8は、駆動指令1の所定電圧V1と直
流電圧3の所定電圧V2をそれぞれTTLの電圧レベル
V3(5v)に変換するものである。光絶縁回路7及び
8は、入力側の発光素子7B,8Bと発光素子の駆動電
流を得るための抵抗7C,8Cで構成され、出力側は発
光素子からの光信号を受ける受光回路7A,8Aで構成
されている。フィルタ回路9は、例えば、抵抗9Aとコ
ンデンサ9Bにより構成している。フィルタ回路9は、
仮に一時的に直流電圧3が低下しても駆動対象5が動作
し無励磁状態にならない場合には、異常判定をしないよ
うにするために、フィルタ回路9の時定数τを駆動対象
5の応答時間ΔT以上としてあらかじめ設定している。
このため、駆動対象5が動作し無励磁状態になるまでの
時間より短い時間で直流電圧3が低下した時には検出信
号14,15を出力せず、たとえ電気ノイズによって直
流電圧3が一時的に低下しても、異常検出回路6は誤っ
て検出信号14,15を出力することはない。ここで、
異常検出回路6から出力する検出信号14,15は、そ
れぞれ論理“0”で正常を示し、論理“1”で異常を示
すことになる。
【0009】比較回路11の電圧比較回路13は電圧比
較器13AとNOT回路13Bで構成している。光絶縁
回路8を介した直流電圧3が電圧比較器13Aの基準電
圧Vthより高ければ、電圧比較回路13は正常を示す論
理“0”を出力し、基準電圧Vthより低ければ論理
“1”を出力し異常を示す。電圧比較回路13の出力と
光絶縁回路7を介してTTLの電圧レベルV3に変換さ
れた駆動指令1を論理判定回路12に入力する。論理判
定回路12はNOT回路12A,排他的論理和回路12
Bとで構成する。排他的論理和回路12Bは二つの入力
が共に同一論理信号ならば論理“0”を出力し、異なる
論理信号なら論理“1”を出力する。つまり、電圧比較
回路13の出力信号をNOT回路12Aを介した信号と
光絶縁回路7を介した駆動指令1が、同一論理信号の時
のみ正常を示すことになり、異なる論理信号の時には異
常を示すことになる。
【0010】異常検出回路6が駆動回路異常検出信号1
4,直流電圧低下検出信号15を出力するまでの動作に
ついて、正常時,電気ノイズ混入時,駆動回路異常時、
の各ケースに分けて説明する。尚、駆動回路異常時につ
いては、ケース1として駆動指令1が所定電圧V1であ
るのに直流電圧3が低下した場合と、ケース2として駆
動指令1を遮断したにもかかわらず直流電圧3が出力さ
れ続けている場合の二つのケースに分けて説明する。
【0011】図3を用いて正常時における異常検出回路
6の動作を説明する。まず、駆動指令1が所定電圧V1
で直流電圧3が所定電圧V2である場合については、図
2の光絶縁回路7及び8の出力は論理“1”で、かつ図
3に示すようにフィルタ出力10の電圧レベルはV3で
あり論理“1”の信号である。図2の電圧比較器13Aの
出力は、フィルタ出力10の電圧レベルが電圧比較器1
3Aの基準電圧Vthより高いので論理“1”となる。こ
の信号は図2のNOT回路13Bで反転されて、電圧比
較回路13の出力は論理“0”の信号となり、図3の直
流電圧低下検出信号15は正常を示すことになる。
【0012】図2の論理判定回路12では電圧比較回路
13の出力をNOT回路12Aで反転した論理“1”の
信号と光絶縁回路7を介した駆動指令1の論理“1”の
信号を排他的論理和回路12Bに入力する。排他的論理
和回路12Bの出力は、入力が同一論理信号なので論理
“0”となり、図3の駆動指令検出信号14は正常を示
すことになる。つまり、異常検出回路6は正常状態を示
す検出信号14,15を出力する。
【0013】駆動対象5を動作させるため駆動指令1を
遮断し、直流電圧3が低下する場合についても図3を用
いて説明する。直流電圧3が時刻t1で低下してから、
時刻t2後に駆動対象5は動作し無励磁状態となる。つ
まり、図1の駆動対象5の応答時間はΔTである。図3
に示すようにフィルタ出力10は徐々に低下していき、
この電圧レベルが図2の電圧比較器13Aの基準電圧V
thに達する時刻はt3である。図2のフィルタ回路9の
時定数τはフィルタ出力10の電圧レベルがVthに達す
るまでの時間より長くなるように設定し、Vthに達する
までの時間は駆動対象5の応答時間ΔTよりも長い。こ
れは、駆動対象5が励磁状態の時には、異常検出回路6
が異常判定を行わないようにするためである。
【0014】図3に示すようにフィルタ出力10の電圧
レベルがVthに達すると図2の電圧比較器13Aの出力
は論理“0”となる。図2のNOT回路13Bを介した
電圧比較回路13の出力は論理“1”となり、図3の直
流電圧低下検出信号15は直流電圧が低下したことを示
すことになる。
【0015】図2の論理判定回路12では電圧比較回路
13の出力をNOT回路12Aで反転した論理“0”の
信号と光絶縁回路7を介した駆動指令1の論理“0”の
信号を排他的論理和回路12Bに入力する。排他的論理
和回路12Bの出力は、入力が同一論理信号なので論理
“0”となり、図3の駆動回路異常検出信号14は正常
を示すことになる。つまり、異常検出回路6は直流電圧
が低下したことのみを示すことになる。
【0016】次に図4を用いて、直流電圧3に電気ノイ
ズが混入し一時的に直流電圧3が低下する場合の異常検
出回路6の動作を説明する。直流電圧3の低下の時間幅
が駆動対象5の応答時間ΔTより短い場合には、フィル
タ出力10の電圧レベルが図2の電圧比較器13Aの基
準電圧Vthに達することはなく、電圧比較回路13の出
力は論理“0”となり、図4の直流電圧低下検出信号1
5は正常を示すことになる。
【0017】図2の論理判定回路12では電圧比較回路
13の出力をNOT回路12Aで反転した論理“1”の
信号と光絶縁回路7を介した駆動指令1の論理“1”の
信号を排他的論理和回路12Bに入力する。排他的論理
和回路12Bの出力は、入力が同一論理信号なので論理
“0”となり、図4の駆動回路異常検出信号14は正常
を示すことになる。つまり、異常検出回路6は正常状態
を示す。
【0018】駆動回路異常時については、まずケース1
とし駆動指令1が所定電圧V1であるのに、直流電圧3
が低下した場合の異常検出回路6の動作について図5を
用いて説明する。直流電圧3が低下するとフィルタ出力
10は徐々に低下していき、この電圧レベルが図2の電
圧比較器13Aの基準電圧Vthに達すると、電圧比較回
路13の出力は論理“1”となり、図5の直流電圧低下
検出信号15は異常を示すことになる。
【0019】図2の論理判定回路12では電圧比較回路
13の出力をNOT回路12Aで反転した論理“0”の
信号と光絶縁回路7を介した駆動指令1の論理“1”の
信号を排他的論理和回路12Bに入力する。排他的論理
和回路12Bの出力は、入力が異なる論理信号なので論
理“1”となり、図5の駆動回路異常検出信号14は異
常を示すことになる。つまり、異常検出回路6は駆動回
路異常と直流電圧低下の両方を示す。
【0020】次に、駆動対象5を無励磁状態にするため
に駆動指令1を遮断したにもかかわらず、直流電圧3が
出力され続けている場合の異常検出回路6の動作につい
て図6を用いて説明する。直流電圧3は所定電圧V2で
あるのでフィルタ出力10は低下せず、この電圧レベル
はV3である。このため、フィルタ出力10の電圧レベ
ルが図2の電圧比較器13Aの基準電圧Vthに達するこ
とはなく、電圧比較回路13の出力は論理“0”とな
り、図6の直流電圧低下検出信号15は正常を示すこと
になる。
【0021】図2の論理判定回路12では電圧比較回路
13の出力をNOT回路12Aで反転した論理“1”の
信号と光絶縁回路7を介した駆動指令1の論理“0”の
信号を排他的論理和回路12Bに入力する。排他的論理
和回路12Bの出力は、入力が異なる論理信号なので、
論理“1”となり、図6の駆動回路異常検出信号14は
異常を示すことになる。つまり、異常検出回路6は駆動
回路の異常状態を示す。
【0022】以上のように異常検出回路6では、駆動対
象5の応答時間ΔT以上を時定数とするフィルタ回路9
を設けている。このため、たとえ電気ノイズが混入して
直流電圧3が一時的に低下しても誤って直流電圧低下と
判定することはない。更に、異常検出回路6の信号入力
段に光絶縁回路7及び8を設けているので、駆動回路2
と異常検出回路6とは電気的に絶縁が図れ、仮に異常検
出回路6に異常が発生した場合でも、この異常が駆動回
路2へ影響を及ぼすことはない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、駆動対象の応答時間以
上を時定数とするフィルタを有した異常検出回路によ
り、異常を検出するので、電気ノイズの混入による一時
的な直流電圧の低下が発生しても駆動対象が動作せず励
磁状態ならば異常と判定しない。更に、異常検出回路に
異常が発生しても、異常検出回路の信号入力段で光絶縁
を図っているため駆動回路に影響が及ぶことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例を具体化した回路図。
【図3】正常時の異常検出回路の動作を示すタイムチャ
ート。
【図4】電気ノイズ混入時の異常検出回路の動作を示す
タイムチャート。
【図5】駆動回路異常時ケース1の異常検出回路の動作
を示すタイムチャート。
【図6】駆動回路異常時ケース2の異常検出回路の動作
を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…駆動指令、2…駆動回路、3…直流電圧、4…スイ
ッチ、5…駆動対象、6…異常検出回路、7,8…光絶
縁回路、9…フィルタ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動指令を入力し、直流電圧を出力する駆
    動回路と、前記駆動回路の出力である直流電圧値に応じ
    てオン,オフするスイッチにより駆動対象が制御される
    駆動装置において、駆動対象の応答時間以上を時定数と
    するフィルタを駆動回路の出力段に設け、前記フィルタ
    を介して直流電圧を比較回路に入力し、直流電圧が所定
    値以下の時には直流電圧低下の検出信号を比較回路から
    出力する電圧検出手段を備えたことを特徴とする駆動回
    路の異常検出回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、駆動指令を入力し、こ
    の指令に基づいて前記電圧検出手段の出力状態を判定す
    ることにより、前記駆動回路が正常か否かを検出する異
    常判定手段を付加した駆動回路の異常検出回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記電圧検出
    手段のフィルタの入力段,駆動指令を取り込む比較回路
    の入力段に光絶縁回路を設けた駆動回路の異常検出回
    路。
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