JPH06324790A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH06324790A
JPH06324790A JP11025793A JP11025793A JPH06324790A JP H06324790 A JPH06324790 A JP H06324790A JP 11025793 A JP11025793 A JP 11025793A JP 11025793 A JP11025793 A JP 11025793A JP H06324790 A JPH06324790 A JP H06324790A
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JP
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vibration
sensor
signal
sensors
input device
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JP11025793A
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English (en)
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Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Ryozo Yanagisawa
亮三 柳沢
Atsushi Tanaka
淳 田中
Hajime Sato
肇 佐藤
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Masaki Tokioka
正樹 時岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で高精度の座標入力装置を提供する。 【構成】振動伝達板8には、その1辺の両端に振動セン
サ6が取りつけられている。6他の辺には防振材7が装
着されている。振動ペン3で振動伝達板8に振動を入力
すると、その振動の直接波はセンサ6a及び6bにより
検出され、防振材7が着された辺に当たった波は著しく
減衰して直接はとの干渉は押さえられる。センサの取り
つけられた辺はには防振材は装着されていないが、その
反射波はセンサに到達しない。このため、防振材の分装
置を小型化することができ、反射波の干渉による精度の
低下を防止することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座標入力装置、特に振動
伝達板上の振動伝達時間から指示点座標を検出する座標
入力装置であって、振動伝達板周辺に防振材を設ける構
造を有する座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧電素子などを内蔵した振動
ペンにより振動伝達板に対して振動入力を行ない、振動
伝達板に設けた複数の振動センサにより入力点の座標を
検出する座標入力装置が知られている。
【0003】従来、このような座標入力装置では、振動
伝達板端面からの反射波の直接波への干渉による座標検
出精度の低下を防ぐため、図14に示すように、振動伝
達板周囲の全ての4辺に防振材を装着していた。そし
て、その振動伝達板周囲に装着した防振材装着端面にお
ける反射波の直接波への干渉による座標検出精度の低下
を防ぐため、振動センサをこの防振材から一定距離離
し、更に、座標検出が精度低下なく行える有効エリアを
振動センサから一定距離離した位置に配置する構成をと
っていた。これに対し、振動センサを音響インピーダン
ス変化の境界面(上)に設置するという提案が本願出願
人による先願である特願昭61−251599でなされ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の様に、振動伝達板周囲の全ての4辺に防振材を装
着し、振動センサをこの防振材から一定距離離し、更
に、座標検出が精度低下なく行える有効エリアを振動セ
ンサから一定距離離した位置に配置する構成では、装置
全体が、有効エリアに対して大きくなるという欠点があ
った。
【0005】また、従来の特願昭61−251599の
様な振動センサを音響インピーダンス変化の境界面
(上)に配置するという提案の場合、これは主に辺の境
界面における振動センサ配置を目的としたもので、効果
が振動センサ接着辺に限定されていた。従って、例え
ば、防振材装着境界に振動センサを配置した場合(不図
示)、防振材幅の分だけ装置が大きくなった。また、振
動伝達板の端面にセンサを配置した場合(図15)、そ
の振動センサが位置する辺に関してはその振動センサが
反射波の影響を受けることなく、防振材非装着とするこ
とにより防振材の幅の分だけ装置の小型化ができるもの
の、上記座標入力装置により座標計算をするためには原
理的に2個以上の複数の振動センサが必要であり、その
他の振動伝達板の辺の側面に配置したセンサに関する反
射波の影響を軽減するために、図15に示すように振動
センサが位置する辺においても防振材を装着しなければ
ならず、そして、他の3辺についても同様に防振材を装
着しなければならず、防振材幅の分だけ装置が大きくな
るという欠点があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、振動伝達板端面による反射波の影響による座標検出
精度の低下を防止するとともに、小型化を図ることがで
きる座標入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる座標入力装置は次のような構成から
なる。
【0008】振動発生手段と、該振動発生手段により発
生した振動を伝達する振動伝達板と、該振動伝達板の辺
に沿って設けられた複数の振動検出手段と、前記振動伝
達板において該振動検出手段の設けられた辺を除いた辺
に沿って装着された振動反射防止手段と、前記振動検出
手段により検出する振動の遅延時間を測定する測定手段
と、前記遅延時間に基づいて座標位置を算出する算出手
段とを備える。
【0009】
【実施例】
<装置の構成>図1は本実施例に於ける座標入力装置の
構造を示している。図中、1は装置全体を制御すると共
に、座標位置を算出する演算制御回路である。2は振動
子駆動回路であって、振動ペン3内のペン先を振動させ
るものである。8はアクリルやガラス板など、透明部材
からなる振動伝達板であり、振動ペン3による座標入力
は、この振動伝達板8上をタッチすることで行う。つま
り、図に示す有効(入力)エリア内を振動ペン3で指定
する事で、振動ペン3で発生した振動が振動伝達板8に
入射され、入射されたこの振動を計測、処理をすること
で振動ペン3の位置座標を算出することができるように
したものである。
【0010】図1に示すように振動伝達板の四隅の角部
分に圧電素子等、機械的振動を電気信号に変換する2個
の振動センサ6a〜6bが固定されている。この2個の
振動センサ6aと6bが挟む辺を除く振動伝達板の周囲
に、伝播してきた振動が振動伝達板8の端面で反射し、
その反射多が振動センサへの振動ペン3からの直接波と
干渉するのを防止するために、防振材7を図1に示すよ
うに装着する。上記2個の振動センサ6aと6bが挟む
辺に関しては、この辺の振動伝達板8の端面における反
射波は、振動センサ6aと6bがいずれもその反射面上
に配置されているため、振動センサに到達しない。つま
り、反射波の干渉の影響がないため防振材を装着する必
要はない。この構成に関する詳細はあとで述べる。
【0011】9は各振動センサ6a〜6dで振動を検出
した旨の信号を演算制御回路1に出力する信号波形検出
回路である。11は液晶表示器等のドット単位の表示が
可能なディスプレイであり、振動伝達板の背後に配置し
ている。そしてディスプレイ駆動回路10の駆動によ
り、振動ペン3によりなぞられた位置にドットを表示し
て、それを振動伝達板8(透明部材からなる)を透かし
てみる事が可能になっている。
【0012】振動ペン3に内蔵された振動子4は、振動
子駆動回路2によって駆動される。振動子4の駆動信号
は演算制御回路1から低レベルのパルス信号として供給
され振動子駆動回路2によって所定のゲインで増幅され
た後振動子4に印加される。電気的な駆動信号は振動子
4によって機械的な振動に変換され、ペン先5を介して
振動伝達板8に伝達される。
【0013】ここで振動子4の振動周波数はガラスなど
の振動伝達板8に板波を発生する事が出来る値に選択さ
れる。また、振動子駆動の際、振動伝達板8に対して図
2の垂直方向に振動するモードが選択される。また、振
動子4の振動周波数をペン先5を含んだ共振周波数とす
る事で効率のよい振動変換が可能である。上記のように
して振動伝達板8に伝えられる弾性波は板波であり、表
面波などに比して振動伝達板の表面の傷、障害物等の影
響を受けにくいという利点を有する。
【0014】<演算制御回路の説明>上述した構成に於
いて、演算制御回路1は所定周期毎(例えば5ms毎)
に振動子駆動回路2振動ペン3内の振動子4を駆動させ
る信号を出力すると共に、その内部タイマ(カウンタで
構成されている)による計時を開始させる。そして、振
動ペン3より発生した振動は振動センサ6a〜6bまで
の距離に応じて遅延して到達する。
【0015】振動波形検出回路9は各振動センサ6a〜
6bからの信号を検出して、後述する波形検出処理によ
り各振動センサへの振動到達タイミングを示す信号を生
成するが、演算制御回路1は各センサ毎のこの信号を入
力し、各々の振動センサ6a〜6bまでの振動到達時間
の検出、そして振動ペンの座標位置を算出する。また演
算制御回路1は、この算出された振動ペン3の位置情報
を基にディスプレイ駆動回路10を駆動して、ディスプ
レイ11による表示を制御したり、あるいはシリアル、
パラレル通信によって外部機器に座標出力を行なう(不
図示)。
【0016】図3は実施例の演算制御回路1の概略構成
を示すブロック図で、各構成要素及びその動作概略を以
下に説明する。
【0017】図中31は演算制御回路1及び本座標入力
装置全体を制御するマイクロコンピュータであり、内部
カウンタ、操作手順を記憶したROM、そして計算等に
使用するRAM、定数等を記憶する不揮発性メモリ等に
よって構成されている。33は不図示の基準クロックを
計時するタイマ(例えばカウンタなどにより構成されて
いる)であって、振動子駆動回路2に振動ペン3内の振
動子4の駆動を開始させるためのスタート信号を入力す
ると、その計時を開始する。これによって、計時開始と
センサによる振動検出の同期が取られ、センサ(6a〜
6b)により振動が検出されるまでの遅延時間が測定で
きることになる。
【0018】その多各構成要素となる回路は順を追って
説明する。
【0019】信号波形検出回路9より出力される各振動
センサ6a〜6bよりの振動到達タイミング信号は、検
出信号入力ポート35を介してラッチ回路34a〜34
bに入力される。ラッチ回路34a〜34bのそれぞれ
は、各振動センサ6a〜6bに対応しており、対応する
センサよりのタイミング信号を受信すると、その時のタ
イマ33の計時値をラッチする。こうして全ての検出信
号の受信がなされたことを判定回路36が判定すると、
マイクロコンピュータ31にその旨の信号を出力する。
マイクロコンピュータ31がこの判定回路36からの信
号を受信すると、ラッチ回路34a〜34bから各々の
振動センサまでの振動到達時間をラッチ回路より読み取
り、所定の計算を行なって、振動伝達板8上の振動ペン
3の座標位置を算出する。そして、I/Oポート37を
介してディスプレイ駆動回路10に算出した座標位置情
報を出力することにより、例えばディスプレイ11の対
応する位置にドット等を表示することができる。あるい
はI/Oポート37を介しインターフェース回路に、座
標位置情報を出力することによって、外部機器に座標値
を出力することができる。
【0020】<振動伝搬時間検出の説明(図4,図5)
>以下、振動センサ3までの振動到達時間を計測する原
理について説明する。
【0021】図4は振動波形検出回路9に入力される検
出波形と、それに基づく振動伝達時間の計測処理を説明
するための図である。尚以下、振動センサ6aの場合に
ついて説明するが、その他の振動センサ6bについても
全く同じである。振動センサ6aへの振動伝達時間の計
測は、振動子駆動回路2へのスタート信号の出力と同時
に開始することは既に説明した。この時、振動子駆動回
路2から振動子4へは駆動信号41が印加されている。
この信号41によって、振動ペン3から振動伝達板8に
伝達された超音波振動は、振動センサ6aまでの距離に
応じた時間tgをかけて進行した後、振動センサ6aで
検出される。
【0022】図示の42で示す信号は振動センサ6aが
検出した信号波形を示している。この実施例で用いられ
ている振動は板波であるため振動伝達板8内での伝播距
離に対して検出波形のエンベロープ421と位相422
の関係は振動伝達中に、その伝達距離に応じて変化す
る。ここでエンベロープ421の進む速度、即ち、群速
度をVg、そして位相422の位相速度をVpとする。
この群速度Vg及び位相速度Vpから振動ペン3と振動
センサ6a間の距離を検出することができる。
【0023】まず、エンベロープ421にのみ着目する
と、その速度はVgであり、ある特定の波形上の点、例
えば変曲点や図示43で示す信号のようにピークを検出
すると、振動ペン3及び振動センサ6aの間の距離は、
その振動伝達時間をtgとして、 d=Vg・tg …(1) で与えられる。この式は振動センサ6aの一つに関する
ものであるが、同じ式により他の3つの振動センサ6b
〜6dと振動ペン3の距離も同様にして表わすことがで
きる。
【0024】更に、より高精度な座標決定をするため
に、位相信号の検出に基づく処理を行なう。位相波形信
号422の特定の検出点、例えば振動印加から、ある所
定の信号レベル46後のゼロクロス点までの時間をtp
45(信号47に対し所定幅の窓信号44を生成し、位
相信号422と比較することで得る)とすれば、振動セ
ンサと振動ペンの距離は、 d=n・λp+Vp・tp …(2) となる。ここでλpは弾性波の波長、nは整数である。
【0025】前記(1)式と(2)式から上記の整数n
は、 n=int[(Vg・tg−Vp・tp)/λp+1/N] …(3) と表わされる。
【0026】ここで、Nは“0”以外の実数であり、適
当な値を用いる。例えば、N=2とすれば±1/2波長
以内のtg等の変動であれば、nを決定することができ
る。上記のようにしてもとめたnを(2)式に代入する
ことで、振動ペン3及び振動センサ6a間の距離を精度
良く測定することができる。上述した2つの振動伝達時
間tg及びtpの測定のため信号43及び45の生成
は、振動波形検出回路9により行なわれるが、この信号
波形検出回路9は図5に示すように構成される。
【0027】図5は、実施例の振動波形検出回路9の構
成を示すブロック図である。図5において、振動センサ
6aの出力信号は、前置増幅回路51により所定のレベ
ルまで増幅される。増幅された信号は、帯域通過フィル
タ511により検出信号の余分な周波数成分が除かれ、
例えば、絶対値回路及び、低域通過フィルタ等により構
成されるエンベロープ検出回路52に入力され、検出信
号のエンベロープのみが取り出される。エンベロープピ
ークのタイミングは、エンベロープピーク検出回路53
によって検出される。ピーク検出回路はモノマルチバイ
ブレータ等から構成されたtg信号検出回路54によっ
て所定波形のエンベロープ遅延時間検出信号である信号
tg(図4信号43)が形成され、演算制御回路1に入
力される。
【0028】一方、55は信号検出回路であり、エンベ
ロープ検出回路52で検出されたエンベロープ信号42
1中の所定レベルの閾値信号46を越える部分のパルス
信号47を形成する。56は単安定マルチバイブレータ
であり、パルス信号47の最初の立ち上がりでトリガさ
れた所定時間幅のゲート信号44を開く。57はtpコ
ンパレータであり、ゲート信号44の開いている間の位
相信号422の最初の立ち上がりのゼロクロス点を検出
し、位相遅延時間信号tp45が演算制御回路1に供給
されることになる。尚以上説明した回路は振動センサ6
aに対するものであり、他の振動センサにも同じ回路が
設けられている。
【0029】<遅延時間補正の説明>前記ラッチ回路に
よってラッチされた振動伝達時間は、厳密には前述のホ
ーン5中を音波が進む時間やセンサで出力された信号を
回路で処理する時間等を含んでいる。そこで波が振動伝
達板8上を伝播する時間以外のこれらの遅延時間を固有
遅延時間etと定義する。また基準となる点における群
遅延時間と位相遅延時間の差を位相オフセット時間to
ffと定義する。これらにより生じる誤差は、振動ペン
3から振動伝達板8、振動センサ6a〜6dへと行われ
る信号伝達の際に必ず同じ量が含まれる。そこで、例え
ば図6の原点Oの位置を前述の基準点とし、また振動セ
ンサ6aまでの距離をR1(=X/2)とし、原点Oに
て振動ペン3で入力を行ない実測された原点Oからセン
サ6aまでの実測の振動伝達時間をtgz’,tp
z’、また原点Oからセンサまでの真の伝達時間とtg
z,tpzとすれば、これらは固有遅延時間etおよび
位相オフセットtoffに関して、 tgz’=tgz+et …(4) tpz’=tpz+et+toff …(5) の関係がある。
【0030】一方、任意の入力点P点での実測値t
g’,tp’は同様に、 tg’=tg+et …(6) tp’=tp+et+toff …(7) となる。この(4)(6),(5)(7)両者の差を求
めると、 tg'-tgz'=(tg+et)-(tgz+et)=tg-tgz …(8) tp'-tpz'=(tp'+et+toff)-(tpz+et+toff)=tp-tpz …(9) となり各伝達時間に含まれる回路遅延時間etおよび位
相オフセットtoffが除去され、原点Oの位置から入
力点Pの間のセンサ6a位置を起点とする距離に応じた
真の伝達遅延時間の差を求めることができ、前記(2)
(3)式を用いればその距離差を求めることができる。
【0031】振動センサ6aから原点Oまでの距離はあ
らかじめ不揮発性メモリ等に記憶してあり既知であるの
で、振動ペン3と振動センサ6a間の距離を決定でき
る。他のセンサ6bについても同様に求めることができ
る。上記、原点Oにおける実測値tgz’及びtpz’
は出荷時に不揮発性メモリに記憶され、(2)(3)式
の計算の前に(8)(9)式が実行され精度の高い測定
ができる。
【0032】<座標位置算出の説明(図6)>次に実際
に振動ペン3による振動伝達板8上の座標位置検出の原
理を説明する。
【0033】今、振動伝達板8上の角部に2つの振動セ
ンサ6a〜6bをそれぞれ符号S1〜S2の位置に設け
ると、先に説明した原理に基づいて、振動ペン3の位置
Pから各々の振動センサ6a〜6bの位置までの直線距
離da〜dbを求めることができる。更に演算制御回路
1でこの直線距離da〜dbに基づき、振動ペン3の位
置Pの座標(x,y)を3平方の定理から次式のように
して求めることができる。
【0034】 x=X/2+(da+db)・(da−db)/2X …(10) y=√(da2 −x2 ) …(11) ここでXはそれぞれ振動センサS1,S2の位置の振動
センサ6と原点(位置S1)のセンサのX軸に沿った距
離である。
【0035】以上のようにして振動ペン3の位置座標を
リアルタイムで検出することができる。
【0036】<振動センサ・防振材構成に関する説明>
次に、本実施例の座標入力装置における振動センサ配置
及び防振材装着構成に関する説明をする。
【0037】まず、振動センサの配置に関して説明す
る。本実施例に於いては、振動センサ6を図7に示すよ
うに振動伝達板の角部に配置する。振動センサの振動伝
達板への固定の仕方は、接着、圧着その他振動伝達板か
ら振動検出できる手段ならいずれでもよい。ところで、
振動センサが配置される振動伝達板の角部というのは、
図7に示すように、例えば振動センサ6aに着目すると
辺aと辺bの2辺の振動伝達板の端面上に位置すること
になる。振動の原理的に、反射波発生面である振動伝達
板の端面上にある振動センサは、振動ペンからの直接波
のみを検出し、その振動センサが位置する振動伝達板の
端面からの反射波は検出しない。従って、図7に示すよ
うに、例えば振動センサ6aは、辺aと辺bの振動伝達
板の端面からの反射波は検出しない、つまり反射波の影
響は受けない。同様に、振動センサ6bは、辺aと辺d
の振動伝達板の端面からの反射波は検出しない、つまり
反射波の影響は受けない。
【0038】また逆に、振動センサは、それがない振動
伝達板端面の辺で発生する反射波を検出し、干渉の悪影
響を受けてしまうことは明らかである。これを図8で見
てみると、例えば振動センサ6bは、辺bと辺cの振動
伝達板の端面からの反射波は検出し、それによる干渉の
影響を受ける。同様に、振動センサ6aは、辺cと辺d
の振動伝達板の端面からの反射波を検出し、干渉の影響
を受ける。
【0039】以上より、2つの振動センサを振動伝達板
の角部に装着する構成に於いて、この2つの振動センサ
が位置する共通の振動伝達板の端面、すなわち2つの振
動センサにより挟まれる辺の振動伝達板の端面からの反
射波の影響は受けない。従って、例えば、図9に示すよ
うに、振動センサ6aと6bとに挟まれる辺aは防振材
非装着領域とすることができ、他の3辺を防振材装着領
域とする。
【0040】以上説明したように、検出振動センサの組
に挟まれる辺を防振材非装着領域とし、他の辺に防振材
を装着することにより、入力領域全域にわたり反射波を
低減して直接波干渉による精度低下を防ぐとともに、防
振材非装着部(辺)を設けることができ、防振材の幅、
及び防振材から振動−センサ間の寸法の分装置全体の小
型化を実現することができる。
【0041】
【他の実施例】次にもうひとつの実施例として、上記実
施例に検出領域分割を組み合わせた場合を説明する。
【0042】前記2つの振動センサを振動伝達板の角部
に装着する構成に於いて、図8に示すように、振動セン
サ6aと6bとは、それらにはさまれる辺a以外に3辺
からの反射波の影響を受ける。例えば、振動センサ6b
に於いて、図の様な振動伝達板の全面に有効(入力)エ
リアを設ける場合は、辺cからの反射波の影響を避ける
ためにその辺cに防振材を装着したが、例えば、図10
の様に有効(入力)エリアを前記反射波発生辺cから離
す領域とすることにより、図に示す振動ペンからの直接
波の振動伝達経路と辺cからの反射波の振動伝達経路
を、検出波形の検出点に干渉による影響が無いように大
きくとることができる。従って、辺cを防振材非装着領
域とすることができる。この様に、検出に供する2つの
振動センサの近傍領域のみをその振動センサに関する有
効(入力)エリアとし、これを振動伝達板の上下(ある
いは左右)に2組設けて、検出領域を分割した構成とし
たのが、図11に示す本発明の他の実施例である。図に
示すように、(検出)領域Aは、振動センサ6a,6b
が受け持ち、(検出)領域Bは振動センサ6c,6dが
受け持つ。この構成に於いては、辺aと辺cが防振材非
装着領域となる。つまり、この構成に於いては、振動セ
ンサ6aと6bで挟まれる辺aは、前記理由により防振
材非装着領域とすることができると同時に、前記反射波
経路を十分にとることができるということ及び振動セン
サ6cと6dで挟まれる辺であることにより、辺cも防
振材非装着領域とすることができる。振動センサ6cと
6dに関しても同様である。
【0043】上記分割された検出領域に対応した検出振
動センサ選択処理の説明図を図12に、また、検出振動
センサ選択処理のフローチャートを図13に示す。
【0044】図12において、振動ペンによる振動入力
の位置をP、振動センサ6a,6b,6c,6dの位置
をa,b,c,dとし、図13の手順に沿って座標算出
の処理を説明する。
【0045】まず、振動ペンから点Pに振動を入力する
と、演算制御回路1は、4つのセンサ各々までの距離p
a,pb,pc,pdに対応した振動遅延時間Ta〜T
bのデータを取り込む(S131)。
【0046】次に、取り込んだ4個の遅延時間データに
関して、 Ta+Tb≧Tc+Td を判定する(S132)。この判定により、座標入力さ
れた領域が領域Aか領域Bかを判断する。ステップS1
32の結果が“YES”であれば領域Bであり、“N
O”であれば領域Aである。
【0047】次に、判定された領域に応じたセンサのデ
ータを用いて前記距離算出及び前記実施例の<座標位置
算出の説明>の項に説明した座標算出手順で入力位置P
を算出し(S133またはS134)、座標算出処理が
終了する。尚、上記領域判定式は、上記式以外にも Ta≧Tc 或は、 Tb≧Td 等の式を用いてもよい。
【0048】以上のように、振動ペン位置を検出する領
域を分割し、分割された領域に関し近傍の振動センサの
組を当該検出領域に関する検出振動センサとして選択
し、振動伝達板周辺部に、当該選択された検出振動セン
サの組に挟まれる辺を防振材非装着領域とすることによ
り、振動伝達板の2辺に於いて防振材の幅、及び、防振
材から振動センサ迄の寸法の分だけ装置全体のサイズを
小型化することができる。
【0049】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の座標入力装
置は、振動伝達板端面による反射波の影響による座標検
出精度の低下を防止するとともに、小型化を図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】座標入力装置の概略説明図である。
【図2】振動ペンの概略説明図である。
【図3】演算制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】信号処理のタイミングチャートである。
【図5】信号波形検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】座標位置算出のための説明図である。
【図7】本発明の実施例に関する説明図である。
【図8】本発明の実施例に関する説明図である。
【図9】本発明の実施例に関する説明図である。
【図10】本発明の他の実施例に関する説明図である。
【図11】本発明の他の実施例に関する説明図である。
【図12】本発明の他の実施例に関する説明図である。
【図13】本発明の他の実施例に関する説明図である。
【図14】従来例の説明図である。
【図15】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 演算制御回路 2 振動子駆動回路 3 振動ペン 6 振動センサ 7 防振材 8 振動伝達板 9 信号波形検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 克行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 時岡 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生手段と、 該振動発生手段により発生した振動を伝達する振動伝達
    板と、 該振動伝達板の辺に沿って設けられた複数の振動検出手
    段と、 前記振動伝達板において該振動検出手段の設けられた辺
    を除いた辺に沿って装着された振動反射防止手段と、 前記振動検出手段により検出する振動の遅延時間を測定
    する測定手段と、 前記遅延時間に基づいて座標位置を算出する算出手段
    と、を備えることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記振動伝達板は方形であり、前記振動
    検出手段は前記振動伝達板の1辺の両端部に設け、その
    1辺以外の辺に振動反射防止手段を装着することを特徴
    とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 振動の発生した領域を前記遅延時間に基
    づいて判定する判定手段と、 該判定手段による判定結果に基づいてどの振動検出手段
    を用いるか決定する手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項1記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記振動伝達板は方形であり、対向する
    2辺の両端部に前記振動検出手段の対を設け、前記振動
    検出手段の対が挟む2辺に前記振動反射防止手段を装着
    することを特徴とする請求項3記載の座標入力装置。
JP11025793A 1993-05-12 1993-05-12 座標入力装置 Withdrawn JPH06324790A (ja)

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