JPH0632485Y2 - 車両のパネル取付構造 - Google Patents

車両のパネル取付構造

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JPH0632485Y2
JPH0632485Y2 JP1987152410U JP15241087U JPH0632485Y2 JP H0632485 Y2 JPH0632485 Y2 JP H0632485Y2 JP 1987152410 U JP1987152410 U JP 1987152410U JP 15241087 U JP15241087 U JP 15241087U JP H0632485 Y2 JPH0632485 Y2 JP H0632485Y2
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panel
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elastic leg
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慎一郎 古賀
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Suzuki Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、一対のパネル間に固定具を介在させることに
よりこれら一対のパネルを互いに対向配置せしめるため
の車両のパネル取付構造に関するものである。
b.従来の技術 第6図(A),(B)は従来におけるこの種のパネル取付構造
を示すものであって、一端面にねじ孔1aを有し、他端側
に中央溝部1b、一対の係止片部1c及び係合溝部1dをそれ
ぞれ有する固定具1が用いられる。一対のパネル2,3
の取付けに際しては、下方のパネル3の開孔3a内に固定
具1の係止片部1cを押し込んで係合溝部1d内にパネル3
の縁部3bをクリック係合させると共に、上方のパネル2
を固定具1の一端面に当てがってねじ4を固定具1のね
じ孔1aにねじ込むようにしていた。
また、第7図は従来のパネル取付構造の別例を示すもの
であって、この例の場合には、固定具1の上端に金属板
5を取付けてこの金属板5に上方のパネル2を当てがっ
てスポット溶接を行なうことにより、これら両者をスポ
ット溶接部6にて互いに結合するようにしていた。な
お、下方のパネル3への固定具1の取付手段は上述の従
来例と同様である。
c.考案が解決しようとする問題点 しかしながら既述の如き従来例では、固定具1自体の外
観があまりよくなくしかもねじ4のねじ頭やスポット打
痕が外部に露呈するので、パネル表面の外観が損なわれ
てしまうといった大きな問題点があった。なお、スポッ
ト打痕については打痕修正により外観向上を図ることが
できるが、打痕修正のためのコストがかかり、また修正
後の取扱いが悪いとパネルに変形を生じる等の不都合を
来たすおそれがある。
さらに、ねじ4や金属板5の如き部材を必要とするた
め、部品点数が多くなり、コスト高になる不都合をも有
していた。
本考案は上述のような実情に鑑みて考案されたものであ
って、その目的は、外観を損なわずにパネルを極めて簡
単な操作にて容易にかつ迅速にしかも堅固に取付けるこ
とができ、しかも数品点数が少なく安価で済むような車
両のパネル取付構造を提供することにある。
d.問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本考案では、一対のパ
ネル間に固定具を介在させることによりこれら一対のパ
ネルを互いに対向配置せしめるための車両のパネル取付
構造において、弾性材から成る角柱状の基体部と、この
基体部の一端に支柱部を介して一体成形された頭部と、
前記基体部の他端側においてその巾方向の全長に亘って
延びる切込み部を設けることによりその両側に形成され
た一対の弾性脚部と、これらの弾性脚部の先端側の自由
端より僅かに中央寄りの箇所であって前記巾方向の両側
部分にそれぞれ形成された一対の係合溝と、前記一対の
弾性脚部の自由端と係合溝との間にそれぞれ設けられた
一対の係止片部とをそれぞれ有する固定具を用い、前記
一対のパネルの一方に前記固定具の頭部に対応する形状
の凹部を形成してこの凹部内の箇所に差込み孔を形成す
ると共に、他方のパネルに前記固定具の一対の係合溝の
間の巾とほぼ等しい巾を有する長孔を形成し、前記固定
具を前記係止片部の側から前記差込み孔及び長孔に順次
差込んでその軸心を中心に所定角度だけ回転させるのに
応じて、前記固定具の頭部と基体部との間に前記一方の
パネルが挾持される一方、前記弾性脚部がその弾性にて
互いに近づく方向に撓められた後に弾性復帰するのに伴
い前記係合溝内に前記他方のパネルの長孔の縁部が係着
されて前記係止片部が前記他方のパネルのうち前記一方
のパネルとは反対の側の面に係合されるように構成し、
これにより、前記一対のパネル相互の取付けを行うよう
にしている。
以下、本考案の一実施例に付き第1図〜第4図を参照し
て説明する。
第1図は、固定具10にて自動車9のカウルトップパネル
11にカウルトップカバーパネル(化粧パネル)12が取付
けられた状態を示すものであって、本例においてはカウ
ルトップパネル11に格子状に並設されたルーバ(通風
孔)13が利用されている。
上述の固定具10は合成樹脂(弾性材)から成る一体成形
品であって、第2図に明示する如く、角柱状の基体部14
と、この基体部14の上端に支柱部15を介して連設された
頭部16とをそれぞれ有している。そして、基体部14の下
端側には、その中央部分に全巾に亘って延びる断面ほぼ
U字状の切込み部17が形成されており、この切込み部17
の両側部分には互いに対向する一対の弾性脚部18,19が
形成されている。さらに、これらの弾性脚部18,19に
は、それらの下端側の自由端より僅かに中央寄りの箇所
であってその巾方向の両側部分に各一対の係合溝20,21
がそれぞれ形成されており、一対の弾性脚部18,19の自
由端と係合溝20,21との間に各一対の係止片部22,23がそ
れぞれ設けられている。なお、上述の係合溝20,20間及
び21,21間の巾に等しい巾となるように前記カウルトッ
プパネル11のルーバ13の巾が設定されている(前記巾に
ほぼ等しい巾を有するように前記ルーバ13が形成されて
いる。)。
一方、カウルトップカバーパネル12には固定具10の頭部
16を収容し得るような円形状の凹部24が設けられ、この
凹部24内の中央箇所に固定具10の基体部14に対応する長
方形状の差込み孔25が形成されている。なお、カウルト
ップカバーパネル12の差込み孔25は、その下方に配設さ
れるカウルトップパネル11のルーバ13に対向するように
配置されるようになっている。
次に、上述の如き固定具10を用いてカウルトップカバー
パネル12をカウルトップパネル11に化粧板として取付け
る際の作業手順に付き述べる。
まず、第2図に示す如く、固定具10の係止片部22,23を
下方に向けかつ固定具10の基体部14をカウルトップカバ
ーパネル12の差込み孔25に挿入し得るような配置に設定
し、その後に固定具10を下方へ移動させることにより前
記基体部14を前記差込み孔25に挿入し、さらにカウルト
ップパネル11のルーバ13に挿入する。これにより、固定
具10の頭部16が第3図(B),(C)に示す如くカウルトップ
カバーパネル12の凹部24内に配置されると共に、固定具
10の係止片部22,23がカウルトップパネル11の裏面側に
配置される。そして、固定具の係合溝20,21は前記ルー
バ13を構成するカウルトップパネル11の垂下部26に対応
する高さ位置に配置される(第3図(B)参照)。この状
態の下で、スパナ等を固定具10の基体部14に係合させて
固定具10をその軸心を中心に第3図(A)において実線で
示す位置から一点鎖線で示す位置まで矢印a方向に90°
だけ回転させる。
この固定具10の回転開始に伴い、固定具10の係合溝20,2
1とカウルトップパネル11の垂下部26との間の当接作用
により固定具10の弾性脚部18,19が第4図(A)において矢
印bで示すように互いに近づく方向の作用力を受けるた
め、これら一対の弾性脚部18,19はその弾性にて変形し
て第4図(B)に示すように当接し合う状態となる。次い
で、さらに回転が進められると、弾性脚部18,19が弾性
復元力にて第4図(C)に示す如く矢印c方向に弾性復帰
し、ルーバ13をほぼ直角に横切る位置に配置される。一
方、この状態の下では、第3図(C)に示す如く固定具10
の係合溝20,21内にカウルトップパネル11の垂下部(ル
ーバ13の縁部)26がクリック係合される。また、カウル
トッパカバーパネル12は固定具10の頭部16と基体部14と
の間に挾持される。
このような構成のパネル取付構造によれば、固定具10を
90°回転させてセットした後、(第3図(C)及び第4図
(C)に示す状態)には、固定具10の回転が確実に阻止さ
れ、自然に回転してしまうことはない。また、カウルト
ップカバーパネル12は固定具10の頭部16と基体部14との
間に挾持されると共に、カウルトップパネル11の垂下部
26は係合溝20,21に係合されるため、上下方向のガタツ
キは全く生ずることがなくしかも前記頭部16はカウルト
ップカバーパネル12の凹部24にぴったりと嵌合されるの
で、固定具10が横ずれしてしまうようなおそれは全くな
い。従って、強度的に優れた取付構造を得ることができ
る。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、固定具10を容易に回
転し得るように係合溝20,21の周面20a,21aを第4図(A)
〜(C)に示すように円弧状にしたが、第5図に示す如く
前記周面20a,21aを平坦状にしてもよい。この場合に
も、弾性脚部18,19の弾性により第5図に示す如くこれ
ら一対の弾性脚部18,19が互いに左右にずれて局部変形
し、クリック係合が行なわれることとなるため、何らの
不都合を来たすことはない。また、固定具10による取付
を行なうパネルとしては、カウルトップパネル及びカウ
ルトッパカバーパネルに限らず、他の種類の車両パネル
にも適用可能であることは言う迄もない。
e.考案の効果 以上の如く本考案は、固定具を単に回転操作することに
より一対のパネルにそれぞれ固着し、これにより一方の
パネルに他方のパネルを取付けるように構成したもので
あるから、パネルの取付作業を容易かつ迅速に行なうこ
とができる。しかも、固定具は一体成形品であるため、
従来のようなねじや金属板等の余分な部材を必要とせ
ず、従って部品点数が少なくて済み、かつパネルの後仕
上げも不要であるため、コスト及び重量の点で有利とな
る。
また、本考案によれば、上述の如き特異な構造の固定具
を用い、しかも固定具は差込み後の回転による掛け止め
のため、 固定具をパネルの差込み孔に差込む際には、押込力
を要することなく単に挿入すれば済む。
固定具は、差込み操作後に、単に回転させるだけで
装着(固定)を迅速に行なうことができる。
従って、固定具の装着作業を極めて簡単な操作にて
容易に能率良く行なうことができ、しかも回転による掛
け止めのため、固定具がパネルから不測に外れたり、抜
け出たりするようなことがない。
固定具が装着された後には、これを単に回転させて
装着解除した後に引き出すことにより、容易にかつ迅速
に取外しが可能である。よって、固定具の着脱が容易で
ある。
固定具の回転操作は、固定具の頭部底面とパネル面
との間に案内作用にて安定性及び操作性良く行なうこと
ができること。
という利点がある。
また、固定具の頭部はパネルの凹部に収納配置されるよ
うにしているので、この頭部がパネル外観を損なうこと
がなく、良好な外観を得ることができる。更に、固定具
自体の外観も感じの良いものを一体成形にて作ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すものであっ
て、第1図は自動車の前部の要部斜視図、第2図はカウ
ルトップパネルへのカウルトップカバーパネルの取付構
造を示す分解斜視図、第3図(A)は固定具の水平断面
図、第3図(B)は固定具の側面図、第3図(C)は固定具の
縦断面図、第4図(A),(B)及び(C)は第3図(C)における
X−X線断面図であって、固定具の回転操作時における
弾性脚部の動作を説明するための水平断面図、第5図は
本考案の変形例を示す第4図(B)と同様の水平断面図、
第6図(A)は従来のパネル取付構造を示す縦断面図、第
6図(B)は同上の側面図、第7図は別の従来例を示す第
6図(B)と同様の側面図である。 10……固定具、11……カウルトップパネル、 12……カウルトップカバーパネル、 13……長孔としてのルーバ、 14……基体部、15……支柱部、 16……頭部、17……切込み部、 18,19……弾性脚部、20,21……係合溝、 22,23……係止片部、24……凹部、 25……差込み孔、26……垂下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のパネル間に固定具を介在させること
    によりこれら一対のパネルを互いに対向配置せしめるた
    めの車両のパネル取付構造において、弾性材から成る角
    柱状の基体部、この基体部の一端に支柱部を介して一体
    成形された頭部と、前記基体部の他端側においてその巾
    方向の全長に亘って延びる切込み部を設けることにより
    その両側に形成された一対の弾性脚部と、これらの弾性
    脚部の先端側の自由端より僅かに中央寄りの箇所であっ
    て前記巾方向の両側部分にそれぞれ形成された一対の係
    合溝と、前記一対の弾性脚部の自由端と係合溝との間に
    それぞれ設けられた一対の係止片部とをそれぞれ有する
    固定具を用い、前記一対のパネルの一方に前記固定具の
    頭部に対応する形状の凹部を形成してこの凹部内の箇所
    に差込み孔を形成すると共に、他方のパネルに前記固定
    具の一対の係合溝の間の巾とほぼ等しい巾を有する長孔
    を形成し、前記固定具を前記係止片部の側から前記差込
    み孔及び長孔に順次差込んでその軸心を中心に所定角度
    だけ回転させるのに応じて、前記固定具の頭部と基体部
    との間に前記一方のパネルが挾持される一方、前記弾性
    脚部がその弾性にて互いに近づく方向に撓められた後に
    弾性復帰するのに伴い前記係合溝内に前記他方のパネル
    の長孔の縁部が係着されて前記係止片部が前記他方のパ
    ネルのうち前記一方のパネルとは反対の側の面に係合さ
    れるように構成し、これにより、前記一対のパネル相互
    の取付けを行うようにしたことを特徴とする車両のパネ
    ル取付構造。
JP1987152410U 1987-10-05 1987-10-05 車両のパネル取付構造 Expired - Lifetime JPH0632485Y2 (ja)

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JPS6457405U JPS6457405U (ja) 1989-04-10
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JPS6457405U (ja) 1989-04-10

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