JPH06326598A - ディジタル温度補償型発振器 - Google Patents
ディジタル温度補償型発振器Info
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- JPH06326598A JPH06326598A JP11341893A JP11341893A JPH06326598A JP H06326598 A JPH06326598 A JP H06326598A JP 11341893 A JP11341893 A JP 11341893A JP 11341893 A JP11341893 A JP 11341893A JP H06326598 A JPH06326598 A JP H06326598A
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲温度が変化しても周期的に行われる温度
補償時に電圧制御発振器が周波数を滑らかに変化させる
ことができるようにする。 【構成】 入力されるアナログ電圧に応じた周波数を出
力する電圧制御圧電発振器24と、この周囲温度を測定
する温度センサ11と、温度センサ11の検出した周囲
温度と電圧制御圧電発振器24に対する制御電圧17と
を基にして温度補償の行われる目標電圧を所定の周期ご
とに演算する第1の演算手段41と、温度補償直前に電
圧制御圧電発振器に供給された制御電圧とこの目標電圧
とを比較する比較手段43と、比較手段43が両者の不
一致を検出したとき、第1の演算手段41によって演算
された目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化
するような経時変化的電圧を演算し電圧制御圧電発振器
24に出力する第2の演算手段42とでディジタル温度
補償型発振器を構成している。
補償時に電圧制御発振器が周波数を滑らかに変化させる
ことができるようにする。 【構成】 入力されるアナログ電圧に応じた周波数を出
力する電圧制御圧電発振器24と、この周囲温度を測定
する温度センサ11と、温度センサ11の検出した周囲
温度と電圧制御圧電発振器24に対する制御電圧17と
を基にして温度補償の行われる目標電圧を所定の周期ご
とに演算する第1の演算手段41と、温度補償直前に電
圧制御圧電発振器に供給された制御電圧とこの目標電圧
とを比較する比較手段43と、比較手段43が両者の不
一致を検出したとき、第1の演算手段41によって演算
された目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化
するような経時変化的電圧を演算し電圧制御圧電発振器
24に出力する第2の演算手段42とでディジタル温度
補償型発振器を構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置等のPLL回路
等に使用される電圧制御発振器に係わり、詳細には温度
変化に対するディジタル的な補償動作を行うディジタル
温度補償型発振器に関する。
等に使用される電圧制御発振器に係わり、詳細には温度
変化に対するディジタル的な補償動作を行うディジタル
温度補償型発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば通信装置のPLL回路には、入力
電圧に応じて発振周波数を変化させる圧電発振器が使用
されており、高精度の周波数制御を必要とする用途では
従来からマイクロコンピュータ等の装置を使用したディ
ジタル温度補償が行われている。
電圧に応じて発振周波数を変化させる圧電発振器が使用
されており、高精度の周波数制御を必要とする用途では
従来からマイクロコンピュータ等の装置を使用したディ
ジタル温度補償が行われている。
【0003】図4は、従来使用されたディジタル温度補
償型圧電発振器の構成の一例を表わしたものであり、こ
のようなものとしては例えば特開平2−177704号
公報にも開示がある。この従来のディジタル温度補償型
圧電発振器は周囲温度を検出するための温度センサ11
を備えている。温度センサ11のアナログ出力12は第
1のアナログ−ディジタル変換器13に入力されて、周
囲温度を表わしたディジタル信号14に変換される。こ
のディジタル信号14は温度補償制御を行うためのCP
U15に入力される。CPU(マイクロコンピュータ)
15は、温度補償制御を行うためのプログラムを格納し
たり各種データの一時的な格納を行うためのメモリ回路
16に接続されている。
償型圧電発振器の構成の一例を表わしたものであり、こ
のようなものとしては例えば特開平2−177704号
公報にも開示がある。この従来のディジタル温度補償型
圧電発振器は周囲温度を検出するための温度センサ11
を備えている。温度センサ11のアナログ出力12は第
1のアナログ−ディジタル変換器13に入力されて、周
囲温度を表わしたディジタル信号14に変換される。こ
のディジタル信号14は温度補償制御を行うためのCP
U15に入力される。CPU(マイクロコンピュータ)
15は、温度補償制御を行うためのプログラムを格納し
たり各種データの一時的な格納を行うためのメモリ回路
16に接続されている。
【0004】一方、このディジタル温度補償型圧電発振
器の周波数制御を行うための外部制御電圧17は第2の
アナログ−ディジタル変換器18に入力され、ディジタ
ル信号19に変換される。このディジタル信号19もC
PU15に入力される。CPU19は両ディジタル信号
14、19を用いて温度補償された外部制御電圧データ
21を作成し、これをディジタル−アナログ変換器22
に供給する。ディジタル−アナログ変換器22は、これ
をアナログ信号に変換し外部制御電圧23として電圧制
御圧電発振器24に供給する。
器の周波数制御を行うための外部制御電圧17は第2の
アナログ−ディジタル変換器18に入力され、ディジタ
ル信号19に変換される。このディジタル信号19もC
PU15に入力される。CPU19は両ディジタル信号
14、19を用いて温度補償された外部制御電圧データ
21を作成し、これをディジタル−アナログ変換器22
に供給する。ディジタル−アナログ変換器22は、これ
をアナログ信号に変換し外部制御電圧23として電圧制
御圧電発振器24に供給する。
【0005】図5は、このディジタル温度補償型圧電発
振器が温度補償を行った場合と行わなかった場合の周囲
温度に対する周波数変化の様子を表わしたものである。
同図で横軸は周囲温度の変化を示しており、縦軸はこの
温度変化に対する電圧制御圧電発振器24の出力する周
波数の変化を示している。同図で曲線31は温度補償が
行われなかった場合の特性を示している。このように周
囲温度に応じて周波数が設定値に対して大きく変動す
る。
振器が温度補償を行った場合と行わなかった場合の周囲
温度に対する周波数変化の様子を表わしたものである。
同図で横軸は周囲温度の変化を示しており、縦軸はこの
温度変化に対する電圧制御圧電発振器24の出力する周
波数の変化を示している。同図で曲線31は温度補償が
行われなかった場合の特性を示している。このように周
囲温度に応じて周波数が設定値に対して大きく変動す
る。
【0006】同図で他の曲線32は、図4で示したディ
ジタル温度補償型圧電発振器の出力であり、温度補償が
行われた状態を表わしている。図4に示したメモリ回路
16には、温度補償を行うためのプログラムと定数が記
憶されているので、CPU15がこれを基にして補償デ
ータを計算し、補償動作を行っている。この結果、周囲
温度が変化しても電圧制御圧電発振器24の出力する周
波数は設定値に対して小さく変動するのみである。
ジタル温度補償型圧電発振器の出力であり、温度補償が
行われた状態を表わしている。図4に示したメモリ回路
16には、温度補償を行うためのプログラムと定数が記
憶されているので、CPU15がこれを基にして補償デ
ータを計算し、補償動作を行っている。この結果、周囲
温度が変化しても電圧制御圧電発振器24の出力する周
波数は設定値に対して小さく変動するのみである。
【0007】図6は、この従来のディジタル温度補償型
圧電発振器における制御動作の流れを表わしたものであ
る。まず電圧制御圧電発振器24に対する周囲温度の測
定結果がサンプリングされ(ステップS101)、次に
外部制御電圧17のサンプリングが行われる(ステップ
S102)。CPU15はこれらを基にして温度補償の
ための補償データ(外部制御電圧データ21)を作成す
る(ステップS103)。そして、これをディジタル−
アナログ変換器22に供給してアナログレベルの外部制
御電圧23に変換させ(ステップS104)、電圧制御
圧電発振器24の制御を行わせる。
圧電発振器における制御動作の流れを表わしたものであ
る。まず電圧制御圧電発振器24に対する周囲温度の測
定結果がサンプリングされ(ステップS101)、次に
外部制御電圧17のサンプリングが行われる(ステップ
S102)。CPU15はこれらを基にして温度補償の
ための補償データ(外部制御電圧データ21)を作成す
る(ステップS103)。そして、これをディジタル−
アナログ変換器22に供給してアナログレベルの外部制
御電圧23に変換させ(ステップS104)、電圧制御
圧電発振器24の制御を行わせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7は、この従来のデ
ィジタル温度補償型圧電発振器の温度補償の様子の詳細
を表わしたものである。ここで横軸は経過時間を示して
おり、縦軸は周波数変化を示している。また周波数f0
は、外部制御電圧17(図4)によって設定された周波
数である。この従来のディジタル温度補償型圧電発振器
では、ステップS103によって所定の周期ごとにその
時点ごとの理想的な補償データが作成される。この結果
として、図7における時刻t0 、t1 、t2 、……にお
いて理想的な周波数f0 に補正が行われる。
ィジタル温度補償型圧電発振器の温度補償の様子の詳細
を表わしたものである。ここで横軸は経過時間を示して
おり、縦軸は周波数変化を示している。また周波数f0
は、外部制御電圧17(図4)によって設定された周波
数である。この従来のディジタル温度補償型圧電発振器
では、ステップS103によって所定の周期ごとにその
時点ごとの理想的な補償データが作成される。この結果
として、図7における時刻t0 、t1 、t2 、……にお
いて理想的な周波数f0 に補正が行われる。
【0009】ところが、このような補正が行われると、
直前に温度変化によって変動していた周波数が一気に理
想的な周波数f0 に変更されることになり、電圧制御圧
電発振器24の出力する周波数が急激に変化してしま
う。したがって、例えば前記したPLL回路にこのディ
ジタル温度補償型圧電発振器を適用すると、これらの時
刻t0 、t1 、t2 、……における温度補償時に、定常
位相誤差が一瞬大きくなってしまうといった現象が発生
することになった。
直前に温度変化によって変動していた周波数が一気に理
想的な周波数f0 に変更されることになり、電圧制御圧
電発振器24の出力する周波数が急激に変化してしま
う。したがって、例えば前記したPLL回路にこのディ
ジタル温度補償型圧電発振器を適用すると、これらの時
刻t0 、t1 、t2 、……における温度補償時に、定常
位相誤差が一瞬大きくなってしまうといった現象が発生
することになった。
【0010】そこで本発明の目的は、周囲温度が変化し
ても周期的に行われる温度補償時に電圧制御発振器が周
波数を滑らかに変化させることのできるディジタル温度
補償型発振器を提供することにある。
ても周期的に行われる温度補償時に電圧制御発振器が周
波数を滑らかに変化させることのできるディジタル温度
補償型発振器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)入力されるアナログ電圧に応じた周波数を出
力する電圧制御発振器と、(ロ)この電圧制御発振器の
周囲温度を測定する温度センサと、(ハ)温度センサの
検出した周囲温度と電圧制御発振器に対する発振周波数
制御用の制御電圧とを基にして温度補償の行われる目標
としての目標電圧を所定の周期ごとに演算する第1の演
算手段と、(ニ)温度補償直前に電圧制御発振器に供給
された制御電圧から第1の演算手段によって演算された
目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化するよ
うな経時変化的制御電圧を演算し電圧制御発振器に出力
する第2の演算手段とをディジタル温度補償型発振器に
具備させる。
は、(イ)入力されるアナログ電圧に応じた周波数を出
力する電圧制御発振器と、(ロ)この電圧制御発振器の
周囲温度を測定する温度センサと、(ハ)温度センサの
検出した周囲温度と電圧制御発振器に対する発振周波数
制御用の制御電圧とを基にして温度補償の行われる目標
としての目標電圧を所定の周期ごとに演算する第1の演
算手段と、(ニ)温度補償直前に電圧制御発振器に供給
された制御電圧から第1の演算手段によって演算された
目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化するよ
うな経時変化的制御電圧を演算し電圧制御発振器に出力
する第2の演算手段とをディジタル温度補償型発振器に
具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、第1の
演算手段で電圧制御発振器の周囲温度の変化に対する補
正用の補償データを目標電圧として演算し、この目標電
圧に段階的に到達するような経時変化的制御電圧を第2
の演算手段で演算を行うようにしたので、電圧制御発振
器の出力する周波数の急激な変化を抑えることができ
る。
演算手段で電圧制御発振器の周囲温度の変化に対する補
正用の補償データを目標電圧として演算し、この目標電
圧に段階的に到達するような経時変化的制御電圧を第2
の演算手段で演算を行うようにしたので、電圧制御発振
器の出力する周波数の急激な変化を抑えることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)入力され
るアナログ電圧に応じた周波数を出力する電圧制御圧電
発振器と、(ロ)この電圧制御圧電発振器の周囲温度を
測定する温度センサと、(ハ)温度センサの検出した周
囲温度と電圧制御圧電発振器に対する発振周波数制御用
の制御電圧とを基にして温度補償の行われる目標として
の目標電圧を所定の周期ごとに演算する第1の演算手段
と、(ニ)温度補償直前に電圧制御圧電発振器に供給さ
れた制御電圧と、この第1の演算手段の演算した目標電
圧とを比較する比較手段と、(ホ)比較手段が両者の不
一致を検出したとき、第1の演算手段によって演算され
た目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化する
ような経時変化的電圧を演算し電圧制御圧電発振器に出
力する一方、両者の一致を検出したときには温度補償直
前に電圧制御圧電発振器に供給された制御電圧をそのま
ま電圧制御圧電発振器に出力する第2の演算手段とをデ
ィジタル温度補償型発振器に具備させる。
るアナログ電圧に応じた周波数を出力する電圧制御圧電
発振器と、(ロ)この電圧制御圧電発振器の周囲温度を
測定する温度センサと、(ハ)温度センサの検出した周
囲温度と電圧制御圧電発振器に対する発振周波数制御用
の制御電圧とを基にして温度補償の行われる目標として
の目標電圧を所定の周期ごとに演算する第1の演算手段
と、(ニ)温度補償直前に電圧制御圧電発振器に供給さ
れた制御電圧と、この第1の演算手段の演算した目標電
圧とを比較する比較手段と、(ホ)比較手段が両者の不
一致を検出したとき、第1の演算手段によって演算され
た目標電圧に前記した周期の範囲内で段階的に変化する
ような経時変化的電圧を演算し電圧制御圧電発振器に出
力する一方、両者の一致を検出したときには温度補償直
前に電圧制御圧電発振器に供給された制御電圧をそのま
ま電圧制御圧電発振器に出力する第2の演算手段とをデ
ィジタル温度補償型発振器に具備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、第1の
演算手段で電圧制御発振器の周囲温度の変化に対する補
正用の補償データを目標電圧として演算し、この値を温
度補償直前に電圧制御圧電発振器に供給された制御電圧
と比較手段で比較する。そして、両者が一致しない場合
には、今回演算した目標電圧に段階的に到達するような
経時変化的制御電圧を第2の演算手段で演算を行うよう
にしたので、電圧制御圧電発振器の出力する周波数の急
激な変化を抑えることができる。
演算手段で電圧制御発振器の周囲温度の変化に対する補
正用の補償データを目標電圧として演算し、この値を温
度補償直前に電圧制御圧電発振器に供給された制御電圧
と比較手段で比較する。そして、両者が一致しない場合
には、今回演算した目標電圧に段階的に到達するような
経時変化的制御電圧を第2の演算手段で演算を行うよう
にしたので、電圧制御圧電発振器の出力する周波数の急
激な変化を抑えることができる。
【0015】請求項3記載の発明では、第1および第2
の演算手段はマイクロコンピュータによって構成されて
おり、発振周波数制御用の制御電圧と目標電圧はディジ
タル信号として変換された後にマイクロコンピュータに
入力され、第2の演算手段の出力する経時変化的電圧あ
るいは制御電圧はアナログ信号として変換された後に電
圧制御圧電発振器に入力されることを一例として具体化
して表わしている。
の演算手段はマイクロコンピュータによって構成されて
おり、発振周波数制御用の制御電圧と目標電圧はディジ
タル信号として変換された後にマイクロコンピュータに
入力され、第2の演算手段の出力する経時変化的電圧あ
るいは制御電圧はアナログ信号として変換された後に電
圧制御圧電発振器に入力されることを一例として具体化
して表わしている。
【0016】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例におけるディジ
タル温度補償型圧電発振器の原理的な回路構成を表わし
たものである。この図で図4と同一部分には同一の符号
を付しており、これらの説明を適宜省略する。本実施例
のディジタル温度補償型圧電発振器では、第1のアナロ
グ−ディジタル変換器13の出力する周囲温度を表わし
たディジタル信号14と、第2のアナログ−ディジタル
変換器18の出力する外部制御電圧17を表わしたディ
ジタル信号19とは、ディジタル温度補償部40に入力
される。ディジタル温度補償部40には、第1の演算手
段41と第2の演算手段42の2つの演算手段と、前回
の第1の演算手段41の演算した制御電圧と今回の演算
結果としての制御電圧を比較する比較手段43とが備え
られている。
タル温度補償型圧電発振器の原理的な回路構成を表わし
たものである。この図で図4と同一部分には同一の符号
を付しており、これらの説明を適宜省略する。本実施例
のディジタル温度補償型圧電発振器では、第1のアナロ
グ−ディジタル変換器13の出力する周囲温度を表わし
たディジタル信号14と、第2のアナログ−ディジタル
変換器18の出力する外部制御電圧17を表わしたディ
ジタル信号19とは、ディジタル温度補償部40に入力
される。ディジタル温度補償部40には、第1の演算手
段41と第2の演算手段42の2つの演算手段と、前回
の第1の演算手段41の演算した制御電圧と今回の演算
結果としての制御電圧を比較する比較手段43とが備え
られている。
【0018】ここで第1の演算手段41とは、図4で説
明した従来のCPU15がメモリ回路16に格納されて
いるプログラム等を基にして演算していた補償データ
(外部制御電圧データ21)と同一の演算を行う手段で
ある。第2の演算手段42は、比較手段43の比較結果
が一致しなかったときに、補償データを段階的な補償を
行うデータとして演算しなおす手段である。比較結果が
一致した場合には、このような演算が行われず、第1の
演算手段41の演算結果、すなわち前回の演算結果が採
用される。このようにしてディジタル温度補償部40か
ら出力される外部制御電圧データ44は、図4と同様に
ディジタル−アナログ変換器22に供給されてアナログ
レベルの外部制御電圧23に変換され、電圧制御圧電発
振器24の制御が行われることになる。
明した従来のCPU15がメモリ回路16に格納されて
いるプログラム等を基にして演算していた補償データ
(外部制御電圧データ21)と同一の演算を行う手段で
ある。第2の演算手段42は、比較手段43の比較結果
が一致しなかったときに、補償データを段階的な補償を
行うデータとして演算しなおす手段である。比較結果が
一致した場合には、このような演算が行われず、第1の
演算手段41の演算結果、すなわち前回の演算結果が採
用される。このようにしてディジタル温度補償部40か
ら出力される外部制御電圧データ44は、図4と同様に
ディジタル−アナログ変換器22に供給されてアナログ
レベルの外部制御電圧23に変換され、電圧制御圧電発
振器24の制御が行われることになる。
【0019】なお、図1に示したディジタル温度補償部
40は、図4に示したCPU15およびメモリ回路16
で同様に構成することができる。すなわち、本実施例の
ディジタル温度補償型圧電発振器は、図4に示したメモ
リ回路に格納されるプログラムおよび定数を換えること
によって図4に示したと同一の構成の回路とすることは
可能である。そこで、以下の説明では本実施例のディジ
タル温度補償型圧電発振器が図4と同一回路で構成され
ているものとして説明を行う。
40は、図4に示したCPU15およびメモリ回路16
で同様に構成することができる。すなわち、本実施例の
ディジタル温度補償型圧電発振器は、図4に示したメモ
リ回路に格納されるプログラムおよび定数を換えること
によって図4に示したと同一の構成の回路とすることは
可能である。そこで、以下の説明では本実施例のディジ
タル温度補償型圧電発振器が図4と同一回路で構成され
ているものとして説明を行う。
【0020】図2は、本実施例のディジタル温度補償型
圧電発振器の制御動作を表わしたものである。本実施例
でもまず電圧制御圧電発振器24に対する周囲温度の測
定結果がサンプリングされ(ステップS101)、次に
外部制御電圧17のサンプリングが行われる(ステップ
S102)。CPU15はこれらを基にして温度補償の
ための補償データ(第1の演算手段41の演算結果)を
作成する(ステップS103)。
圧電発振器の制御動作を表わしたものである。本実施例
でもまず電圧制御圧電発振器24に対する周囲温度の測
定結果がサンプリングされ(ステップS101)、次に
外部制御電圧17のサンプリングが行われる(ステップ
S102)。CPU15はこれらを基にして温度補償の
ための補償データ(第1の演算手段41の演算結果)を
作成する(ステップS103)。
【0021】CPU15は、次にこの補償データを前回
の補償データ(第1の演算手段41の演算結果)と比較
する(ステップS204)。そして、これらが一致しな
かった場合には(N)、第1の演算手段41の演算周期
の範囲内で段階的に変化するような経時変化的電圧を演
算する(第2の演算手段42の演算)(ステップS20
5)。そして、これをアナログ電圧に変換させて(ステ
ップS206)、電圧制御圧電発振器24を制御させる
ことになる(ステップS207)。
の補償データ(第1の演算手段41の演算結果)と比較
する(ステップS204)。そして、これらが一致しな
かった場合には(N)、第1の演算手段41の演算周期
の範囲内で段階的に変化するような経時変化的電圧を演
算する(第2の演算手段42の演算)(ステップS20
5)。そして、これをアナログ電圧に変換させて(ステ
ップS206)、電圧制御圧電発振器24を制御させる
ことになる(ステップS207)。
【0022】これに対して、ステップS204で補償デ
ータが一致していた場合には、温度の変動が生じておら
ず周波数を変更する必要がない。したがって、周波数の
急激な変化を緩和する必要もないので、ステップS20
5の演算作業を行うことなく、直ちにステップS206
の制御を行うことになる。
ータが一致していた場合には、温度の変動が生じておら
ず周波数を変更する必要がない。したがって、周波数の
急激な変化を緩和する必要もないので、ステップS20
5の演算作業を行うことなく、直ちにステップS206
の制御を行うことになる。
【0023】図3は、本実施例による温度補償の様子を
図7に対応させて示したものである。この図で了解され
るように、第1の演算手段41が演算を行った各時刻t
1 、t2 、t3 、……において直ちに理想的な周波数f
0 に変更するのではなく、第2の演算手段42によって
演算された段階的な周波数変換を行って電圧制御圧電発
振器24の出力する周波数の変化を緩和している。この
例では、各周期のほぼ2分の1の時間が経過した後に理
想的な周波数f0 に収束させている。
図7に対応させて示したものである。この図で了解され
るように、第1の演算手段41が演算を行った各時刻t
1 、t2 、t3 、……において直ちに理想的な周波数f
0 に変更するのではなく、第2の演算手段42によって
演算された段階的な周波数変換を行って電圧制御圧電発
振器24の出力する周波数の変化を緩和している。この
例では、各周期のほぼ2分の1の時間が経過した後に理
想的な周波数f0 に収束させている。
【0024】このような演算の一例を挙げる。温度セン
サ11から送られてくる温度をTとし、電圧制御圧電発
振器24を制御する電圧をVとする。予め測定しておい
た温度補償用データをa,b,c,d,……とする。図
1に示したディジタル温度補償部40は、制御電圧V
(T)を次の(1)式のような近似関数計算によって求
め、温度補償を行うことができる。
サ11から送られてくる温度をTとし、電圧制御圧電発
振器24を制御する電圧をVとする。予め測定しておい
た温度補償用データをa,b,c,d,……とする。図
1に示したディジタル温度補償部40は、制御電圧V
(T)を次の(1)式のような近似関数計算によって求
め、温度補償を行うことができる。
【0025】
【数1】 V(T)=a+bT+cT2 +dT3 +…… …(1)
【0026】すなわち、電圧制御圧電発振器24の周囲
温度が変化して温度データがT1 からT2 に変化した場
合には、V(T1 )からV(T2 )まで任意の時間内に
任意のビット数だけ変化させることによって、電圧制御
圧電発振器24の周波数変化を緩和させることができ
る。
温度が変化して温度データがT1 からT2 に変化した場
合には、V(T1 )からV(T2 )まで任意の時間内に
任意のビット数だけ変化させることによって、電圧制御
圧電発振器24の周波数変化を緩和させることができ
る。
【0027】なお、実施例ではディジタル温度補償型圧
電発振器をマイクロコンピュータを使用して構成した
が、これに限るものではない。また、実施例ではアナロ
グデータをディジタルデータに変換したりこの逆の変換
を行うことにしたが、装置あるいは使用する素子によっ
てはこのような変換の一部または全部を行う必要がない
ことは当然である。更に実施例では電圧制御圧電発振器
について説明したが、電圧制御発振器一般に本発明を適
用することができる。
電発振器をマイクロコンピュータを使用して構成した
が、これに限るものではない。また、実施例ではアナロ
グデータをディジタルデータに変換したりこの逆の変換
を行うことにしたが、装置あるいは使用する素子によっ
てはこのような変換の一部または全部を行う必要がない
ことは当然である。更に実施例では電圧制御圧電発振器
について説明したが、電圧制御発振器一般に本発明を適
用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の周期で計算した温度補償のためのデータを用いて経
時的に変化を緩和させるような制御電圧を演算すること
にしたので、温度補償のためのデータを算出する周期を
それほど短くしなくても周波数の変化を和らげることが
できる。したがって、通信装置等で使用されるPLL回
路に本発明を使用した場合には、温度補償時に定常位相
誤差が一瞬の間大きくなるような不都合な現象を抑える
ことができるという効果がある。
定の周期で計算した温度補償のためのデータを用いて経
時的に変化を緩和させるような制御電圧を演算すること
にしたので、温度補償のためのデータを算出する周期を
それほど短くしなくても周波数の変化を和らげることが
できる。したがって、通信装置等で使用されるPLL回
路に本発明を使用した場合には、温度補償時に定常位相
誤差が一瞬の間大きくなるような不都合な現象を抑える
ことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル温度補償
型圧電発振器の原理的な回路構成を表わしたブロック図
である。
型圧電発振器の原理的な回路構成を表わしたブロック図
である。
【図2】本実施例のディジタル温度補償型圧電発振器の
制御動作を表わした流れ図である。
制御動作を表わした流れ図である。
【図3】本実施例による温度補償の様子を図7に対応さ
せて示した特性図である。
せて示した特性図である。
【図4】従来使用されたディジタル温度補償型圧電発振
器の構成の一例を表わしたブロック図である。
器の構成の一例を表わしたブロック図である。
【図5】一般にディジタル温度補償型圧電発振器が温度
補償を行った場合と行わなかった場合の周囲温度に対す
る周波数変化の様子を表わした特性図である。
補償を行った場合と行わなかった場合の周囲温度に対す
る周波数変化の様子を表わした特性図である。
【図6】従来のディジタル温度補償型圧電発振器におけ
る制御動作の流れを表わした流れ図である。
る制御動作の流れを表わした流れ図である。
【図7】従来のディジタル温度補償型圧電発振器の温度
補償の様子の詳細を表わした特性図である。
補償の様子の詳細を表わした特性図である。
11 温度センサ 13 第1のアナログ−ディジタル変換器 15 CPU 16 メモリ回路 17 外部制御電圧 18 第2のアナログ−ディジタル変換器 22 ディジタル−アナログ変換器 24 電圧制御圧電発振器 40 ディジタル温度補償部 41 第1の演算手段 42 第2の演算手段 43 比較手段
Claims (3)
- 【請求項1】 入力されるアナログ電圧に応じた周波数
を出力する電圧制御発振器と、 この電圧制御発振器の周囲温度を測定する温度センサ
と、 温度センサの検出した周囲温度と前記電圧制御発振器に
対する発振周波数制御用の制御電圧とを基にして温度補
償の行われる目標としての目標電圧を所定の周期ごとに
演算する第1の演算手段と、 温度補償直前に前記電圧制御発振器に供給された制御電
圧から第1の演算手段によって演算された目標電圧に前
記周期の範囲内で段階的に変化するような経時変化的制
御電圧を演算し前記電圧制御発振器に出力する第2の演
算手段とを具備することを特徴とするディジタル温度補
償型発振器。 - 【請求項2】 入力されるアナログ電圧に応じた周波数
を出力する電圧制御圧電発振器と、 この電圧制御圧電発振器の周囲温度を測定する温度セン
サと、 温度センサの検出した周囲温度と前記電圧制御圧電発振
器に対する発振周波数制御用の制御電圧とを基にして温
度補償の行われる目標としての目標電圧を所定の周期ご
とに演算する第1の演算手段と、 温度補償直前に前記電圧制御圧電発振器に供給された制
御電圧と、この第1の演算手段の演算した目標電圧とを
比較する比較手段と、 比較手段が両者の不一致を検出したとき、第1の演算手
段によって演算された目標電圧に前記周期の範囲内で段
階的に変化するような経時変化的電圧を演算し前記電圧
制御圧電発振器に出力する一方、両者の一致を検出した
ときには温度補償直前に前記電圧制御圧電発振器に供給
された制御電圧をそのまま電圧制御圧電発振器に出力す
る第2の演算手段とを具備することを特徴とするディジ
タル温度補償型発振器。 - 【請求項3】 前記第1および第2の演算手段はマイク
ロコンピュータによって構成されており、前記発振周波
数制御用の制御電圧と目標電圧はディジタル信号として
変換された後にマイクロコンピュータに入力され、第2
の演算手段の出力する経時変化的電圧あるいは制御電圧
はアナログ信号として変換された後に電圧制御圧電発振
器に入力されることを特徴とする請求項2記載のディジ
タル温度補償型発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113418A JP2648080B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ディジタル温度補償型発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113418A JP2648080B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ディジタル温度補償型発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06326598A true JPH06326598A (ja) | 1994-11-25 |
| JP2648080B2 JP2648080B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14611756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5113418A Expired - Lifetime JP2648080B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ディジタル温度補償型発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2648080B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8669816B2 (en) | 2010-09-27 | 2014-03-11 | Mediatek Singapore Pte. Ltd. | Integrated circuit device, electronic device and method therefor |
| US10218375B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-02-26 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and vehicle |
| US10270452B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-04-23 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and moving object |
| US10305490B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-05-28 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and moving object |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6166410A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | Nec Corp | 温度補償発振装置 |
| JPS6350211A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度補正pll回路 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5113418A patent/JP2648080B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6166410A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | Nec Corp | 温度補償発振装置 |
| JPS6350211A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度補正pll回路 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8669816B2 (en) | 2010-09-27 | 2014-03-11 | Mediatek Singapore Pte. Ltd. | Integrated circuit device, electronic device and method therefor |
| US10218375B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-02-26 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and vehicle |
| US10305490B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-05-28 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and moving object |
| US10270452B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-04-23 | Seiko Epson Corporation | Circuit device, oscillator, electronic apparatus, and moving object |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2648080B2 (ja) | 1997-08-27 |
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