JPH06329151A - 易開封バリヤー性紙カートン - Google Patents

易開封バリヤー性紙カートン

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JPH06329151A
JPH06329151A JP13899193A JP13899193A JPH06329151A JP H06329151 A JPH06329151 A JP H06329151A JP 13899193 A JP13899193 A JP 13899193A JP 13899193 A JP13899193 A JP 13899193A JP H06329151 A JPH06329151 A JP H06329151A
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Kazuo Ogita
田 一 夫 荻
Yuichi Hirai
井 裕 一 平
Atsushi Iijima
島 淳 飯
Kazuko Yamase
勢 和 子 山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は紙箱とバリヤー性に富む内袋との組合
せであって、特に紙箱の開口部の裏面に貼着された内袋
を紙箱の開口部と同時に引き裂いて容易に開口し得る紙
カートンを目的としている。 【構成】上板2、底板3、側板4,5,6、妻板7等よ
りなる紙箱1に、引裂ジッパー9とこれに連結するカッ
ト線10を設けて、紙箱1の上部中央を巾広く開口し得
るように形成し、この紙箱1に収納された内袋11に傷
痕13を有する融着シール部12を設け、かつ融着シー
ル部12に続く内袋11の外表面に傷痕14を設け、更
にこの融着シール部12及びそれに続く内袋11の外表
面を前記紙箱1の引裂ジッパー9とこれに続く開口部の
裏面に貼着して構成した易開封バリヤー性紙カートンの
構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開封が容易な密封式の紙
カートンに係り、特に紙箱の中央上部を巾広く開封する
際に、開封と同時に内袋を任意の位置で引き裂いて開口
することが出来る易開封バリヤー性紙カートンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙箱の中に密封容器を収納した紙
カートンとしては、本件特許出願人が開発した実公昭5
6ー18172号公報に示す技術が公知である。この公
知技術は、紙箱の中に密封容器を収納し、この密封容器
のカバーフィルムの所定位置に切込みを穿設し、この切
込みよりカバーフィルムを引き裂くことによって密封容
器の開口部を正確かつ容易に開口し得るようにした技術
である。また、本発明の如く、紙箱の中にバリヤー性内
袋を収納した紙カートンに於いては、従来では内袋を一
軸延伸フィルムを用いて形成すると共に、この密封した
内袋のガゼット等のシール部にVノッチ、Iノッチ等の
切込みを穿設し、密封した内袋をこの切込みより一定方
向に切断して、密封した内袋を開封することが出来るよ
うに構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前者の実公昭
56ー18172号公報に示す技術の場合も、後者の密
封した内袋のシール部に切込みを穿設する場合にも、い
ずれもカバーフィルム或いは内袋のシール部の所定位置
に切込みを設けなければならなかった。従って、この切
込みによってカバーフィルム或いは内袋の強度を阻害
し、外圧がかかった場合には、この部分が不用意に切断
されてしまう問題があった。また、カバーフィルム或い
は内袋は、この切込みのある部分しか切断が出来ないの
で、任意の場所を所望の大きさに切断することが困難で
ある問題があった。
【0004】本発明に係る紙カートンは、前述の従来の
問題点に鑑み開発された技術であって、特に外側の紙箱
を中央上部に於いて巾広く開口する際に、開口される紙
箱の開口部に予め貼着された内袋を同時に切断して開封
することが出来る全く新規な技術を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紙カートン
は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であっ
て、その要旨は、側板に引裂ジッパーを設けると共に該
側板とこれに連続する上板との両側部に前記引裂ジッパ
ーの両端に連通するカット線を夫々設けて中央上部を巾
広く開封し得る紙箱と、この紙箱内に収納されたバリヤ
ー性を持った内袋とよりなるカートンに於いて、前記内
袋の融着シール部の全体及びそれに続く内袋の外表面の
一部に多数の傷痕を設けると共にこの融着シール部を前
記引裂ジッパーの裏面に貼着し、かつ傷痕の施された内
袋の外表面の一部を前記紙箱両側カット線の内側に貼着
して構成したことを特徴とした易開封バリヤー性紙カー
トンである。
【0006】
【作用】本発明に係る紙カートンは、内袋の融着シール
部の全体及びそれに続く内袋の外表面の一部に多数の傷
痕を設けたので、この傷痕を利用することによって融着
シール部及び内袋の任意の位置から内袋を切断すること
が出来る。
【0007】また、紙箱の側板とこれに連続する上板と
の両側部にカット線を夫々設けると共に、前記傷痕を有
する融着シール部とこの融着シール部に続く内袋の外表
面とを紙箱の両側カット線の内側に貼着したので、紙箱
を引裂ジッパー及びカット線に沿って開口する際に、同
時に内袋を融着シール部及びそれに続く部分から両側の
カット線に沿って引き裂いて巾広く開口することが出来
る。
【0008】
【実施例】図により本発明に係る紙カートンの一実施例
を具体的に説明すると、図1は紙箱を開封した状態の斜
視図、図2は構成部品を示す説明図、図3は紙カートン
の外観図、図4は紙箱の切断開始状態を示す斜視図、図
5は紙箱と内袋との位置関係を示す説明図である。
【0009】図1乃至図6に於いて、1は紙箱であっ
て、上板2、底板3、3枚の側板4、5、6、上板2及
び底板3の両端に夫々連設された妻板7、側板4、5の
両端に夫々連設された舌片8より形成されている。前記
側板4内には、その長軸方向に沿って矩形状切目線より
なる引裂ジッパー9が穿設されており、かつこの側板4
から上板2の両側部には夫々前記引裂ジッパー9の両端
部に連設される平行なカット線10が穿設されている。
【0010】11は内袋であって、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン、アルミニウ
ム箔等のフィルムを単独又は積層することによって構成
したバリヤー性に富む一軸延伸フイルムを利用した袋よ
り形成されている。この内袋11の上面に設けられた融
着シール部12の先端縁の全体には、多数の傷痕13が
設けられている。また、この融着シール部12に連続す
る内袋11の外表面の上下部には別の傷痕14が設けら
れている。従ってこの傷痕13,14の作用でこの融着
シール部12及び内袋11の外表面の任意の位置から内
袋11を切断して開封し得るように構成されている。
【0011】この融着シール部12に設ける傷痕13,
14については、既に特公昭61ー39228号公報、
或いは特開昭64ー45262号公報等によって公知で
あるので、その構成については省略する。
【0012】本発明に係る紙カートンの組立構成に当た
っては、特に図2に示す如く、側板4の引裂ジッパー9
の裏面に接着剤15aを塗着し、この引裂ジッパー9に
内袋11の融着シール部12を全体的に貼着する。側板
4の引裂ジッパー9の裏面に連続するカット線10の内
側の上下に夫々接着剤15bを塗着し、この部分に内袋
11の外表面の傷痕14が設けられた部分を貼着する。
更に、上板2、底板3及び側板4の裏側上下部にスポッ
ト状の接着剤15cを設け、該内袋11を紙箱1で包み
込むようにして両者を全体的に貼着してケース状に形成
する。
【0013】内袋11が前述の如く紙箱1内に貼着され
た後では、舌片8及び妻板7を夫々順に折り曲げると共
に、相互に貼着することによって、図3に示すような紙
カートン全体を組立構成することが出来る。
【0014】本発明に係る紙カートンを開封して、収納
商品を取り出すに当たっては、特に図1、図4及び図5
に示す如く、紙箱1の側板4を引裂ジッパー9に於いて
引裂くと同時にこの引裂ジッパー9に貼着された内袋1
1の融着シール部12を切断することが出来る。次にこ
の引裂ジッパー9に連接されたカット線10を利用し
て、両側のカット線10の間を持って上方に引き上げな
がらカット線10を引裂くと同時に、今度は紙箱1の引
き裂かれた開口部に貼着された内袋11の外表面の傷痕
14の作用によって、内袋11を任意の位置から引き裂
くことが出来る。従って、紙箱1の引き裂きと同時に内
袋11も引き裂いてカット線10に沿って巾広く開口す
ること出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る紙カートンは、上述の如き
構造と作用とを有するので、次のような効果を有してい
る。 (1)紙箱の上部中央をカット線に沿って巾広く開口
し、かつこの開口部の裏面に貼着された内袋をその一部
に設けられた傷痕部分から同時に開封するようにしたの
で、消費者によってカートンの開封が容易である。 (2)内袋の上面に融着シール部を配置すると共に、こ
の融着シール部全体に傷痕を設けたので、融着シール部
の任意の位置より内袋を切り裂くことが出来る。 (3)従って、従来の如く、内袋にVノッチ等の切溝を
設ける必要が全くなく、任意の位置から任意の大きさの
開口部を形成することが出来る。 (4)紙箱の引裂ジッパーの裏面に内袋の融着シール部
を貼着したので、引裂ジッパーを引裂くと同時に融着シ
ール部を切断することが出来る。 (5)突起及び切溝を組み合わせることによって開口部
を容易に再封することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙箱を開封した状態の斜視図である。
【図2】構成部品を示す説明図である。
【図3】紙カートンの外観図である。
【図4】紙箱の切断開始状態を示す斜視図である。
【図5】紙箱と内袋との位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 紙箱 2 上板 3 底板片 4,5,6 側板 7 妻板 8 舌片 9 引裂ジッパー 10 カッ
ト線 11 内袋 12 融着
シール部 13,14 傷痕 15a,15b,15c
接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 勢 和 子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板に引裂ジッパーを設けると共に該側板
    とこれに連続する上板との両側部に前記引裂ジッパーの
    両端に連通するカット線を夫々設けて中央上部を巾広く
    開封し得る紙箱と、この紙箱内に収納されたバリヤー性
    を持った内袋とよりなるカートンに於いて、前記内袋の
    融着シール部の全体及びそれに続く内袋の外表面の一部
    に多数の傷痕を設けると共にこの融着シール部を前記引
    裂ジッパーの裏面に貼着し、かつ傷痕の施された内袋の
    外表面の一部を前記紙箱両側カット線の内側に貼着して
    構成したことを特徴とした易開封バリヤー性紙カート
    ン。
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