JPH06329200A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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Publication number
JPH06329200A
JPH06329200A JP11882693A JP11882693A JPH06329200A JP H06329200 A JPH06329200 A JP H06329200A JP 11882693 A JP11882693 A JP 11882693A JP 11882693 A JP11882693 A JP 11882693A JP H06329200 A JPH06329200 A JP H06329200A
Authority
JP
Japan
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hose
refueling
carriage
suspension point
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP11882693A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Masuda
充利 増田
Junko Asai
淳孝 浅井
Satoshi Sakauchi
聡 坂内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06329200A publication Critical patent/JPH06329200A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は給油ホースを台車とともに移動させ
るようにするとともに台車を任意の位置で停車させるこ
とのできる給油装置を提供することを目的とする。 【構成】 給油装置1は、計量ユニット2と、ホース支
柱3と、ホース支柱3の上端に設けられたホース移動部
4a,4bとよりなる。ホース移動部4a,4bは、給
油所の高所に位置するようにホース支柱3の上端に支持
されており、ホース支柱3の前面3a,後面3bより水
平方向に延在している。ホース移動部4a,4b内に
は、フレーム9の底部にYa,Yb方向(前後方向)に
延在して設けられたレール10と、レール10に沿って
Ya,Yb方向に移動する台車11と、台車11を任意
の位置で停止させる台車停止機構12と、台車11をホ
ース移動部4内の基端(原点位置)に復帰させる復帰機
構13とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給油装置に係り、特に給
油ホースを台車とともに移動させるよう構成した給油装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より給油所等に設置される給油装置
には、地上設置型給油装置と天井に設置された懸垂式給
油装置とがある。近年になると、給油所のアイランド上
に起立する支柱の上端にアイランドの長手方向に対して
横方向に延在するホース移動部を有する梁を設け、この
ホース移動部内に給油ホースを移動させる台車を設けた
構成の給油装置が開発されている。
【0003】この新形の給油装置では、支柱の近傍にア
イランドの長手方向に沿って設けられた給油エリアに停
車させた自動車の給油口の位置に応じて、上記梁内に設
けられた台車がホース移動部の軌道に沿って移動するこ
とにより給油ホースの吊下点を変更することができ、自
動車の給油口がアイランド側の車体面にあっても、また
逆側の車体面にあっても給油できるように構成されてい
る。
【0004】従って、給油所の作業者は、給油作業を行
う際に、自動車の給油口がアイランド側と逆側の車体面
にある場合には、上方から吊下された給油ホースを引っ
張り、給油ホースで自動車のボディを傷つけないように
気を付けながら、台車を給油ホース先端に接続された給
油ノズルが自動車の給油口に届く位置まで移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
給油装置では、給油ホースを梁の先端側に移動させて給
油作業を行った後、そのまま給油ノズルを支柱近傍の所
定位置に戻すだけでは、台車は梁に先端側に移動したま
まの状態であるので、給油ホースが給油エリアを斜めに
塞ぎ、次回給油作業のための給油エリアに進入してくる
自動車の妨げとなる。
【0006】そこで、給油ノズルを収納位置に戻すに当
たっては、給油ホースもホース移動部の基端側(原点位
置)に戻すため給油ホースを支柱に向かって引っ張りな
がら台車を移動させてから給油ノズルを収納位置に戻す
という作業が必要であった。
【0007】このような給油ホースの復帰作業が面倒で
あるため、給油作業終了後に給油ノズルを収納位置に戻
しさえすれば、台車が自動的にホース移動部の基端側に
復帰する機構が考えられている。
【0008】しかるに、台車を自動的にホース移動部の
基端側に移動させる構成とした場合、常に台車が復帰方
向に付勢された状態になっているため、例えば、アイラ
ンド側の車体面に給油口がある自動車に対して給油して
いる場合に、給油口に給油ノズルを挿入した状態で台車
が自動的に基端側に戻りだし、給油ホースが顧客の自動
車に衝突してボディを傷つけてしまうおそれがある。
【0009】さらに、このような給油中の不都合を防止
しようとするには、作業者が給油終了まで給油ホースが
戻ってしまわないように給油ホースを把持していなけれ
ばならず、このようなとき、給油中に他の作業が行えな
くなり、作業効率が低下するばかりか給油サービスも低
下してしまうという問題がある。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した給油
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の本発明
は、給油所の高所に設けられたケースから、先端に給油
ノズルが接続された給油ホースを吊下し、前記ケースに
は、該給油ホースの吊下点を移動させる移動機構と、当
該給油ホースの前記ケースからの吊下点を予め定められ
た所定位置に復帰させるように常時付勢する復帰機構
と、を有する給油装置において、前記給油ホースを前記
復帰機構の付勢に抗して任意の吊下点に停止保持させる
吊下点保持手段を備えてなることを特徴とする。
【0012】又、請求項2の本発明は、給油所の高所に
設けられたケースから、先端に給油ノズルが接続された
給油ホースを吊下し、前記ケースには、該給油ホースの
吊下点を移動させる移動機構と、当該給油ホースの前記
ケースからの吊下点を予め定められた所定位置に復帰さ
せるように常時付勢する復帰機構と、を有する給油装置
において、前記給油ホースを前記復帰機構の付勢に抗し
て任意の吊下点に停止保持させる吊下点保持手段と、該
吊下点保持手段による前記給油ホース吊下点の停止保持
を解除する吊下点保持解除手段と、を備えてなることを
特徴とする。
【0013】
【作用】上記請求項1によれば、給油ホースを復帰機構
の付勢に抗して任意の吊下点に停止保持させることがで
きるので、作業者が給油ホースを把持しなくとも台車が
復帰動作しないように係止して給油ホースが自動車のボ
ディに衝突することを防止できる。
【0014】又、請求項2によれば、吊下点保持手段に
よる給油ホース吊下点の停止保持を解除することによ
り、給油終了後は復帰機構により給油ホースを復帰させ
られる。
【0015】
【実施例】図1及び図2に本発明になる給油装置の第1
実施例を示す。
【0016】両図中、給油装置1は、給油所のアイラン
ド上に設置されており、大略、計量ユニット2と、ホー
ス支柱3と、ホース支柱3の上端に設けられたホース移
動部4a,4bとよりなる。計量ユニット2はホース支
柱3の近傍に設置されており、内部にポンプ,流量計,
流量演算回路(共に図示せず)等が収納され、上面には
給油量及び金額を表示する表示器と伝票を発行する印字
装置などが設けられたモニタ部5が設けられている。
【0017】又、ホース支柱3は前面3a,後面3bの
下方に夫々3個のノズル掛け6が設けられており、各ノ
ズル掛け6にはホース移動部4a,4bから吊下された
給油ホース7の先端に接続された給油ノズル8が掛けら
れている。ホース移動部4a,4bは、給油所の高所に
位置するようにホース支柱3の上端に支持されており、
ホース支柱3の前面3a,後面3bより水平方向に延在
している。従って、ホース移動部4a,4bは給油のた
めホース支柱3の前後に停車した自動車(図示せず)の
上方を横切るように突出している。
【0018】ホース移動部4a,4b内には、箱状のフ
レーム9と、フレーム9の底部にYa,Yb方向(前後
方向)に延在して設けられたレール10と、レール10
に沿ってYa,Yb方向に移動する台車11と、台車1
1を任意の位置で停止させる台車停止機構12と、台車
11をホース移動部4内の基端(原点位置)に復帰させ
る復帰機構13とが設けられている。
【0019】又、計量ユニット2から引き出された中継
管路14がホース支柱3内部を装架されてホース支柱3
上端のホース移動部4a,4b内に導かれており、さら
に中継管路14の先端部分がホース移動部4a,4b内
で湾曲して台車11の上部に接続されている。そして、
給油ホース7の端部は台車11の下部に接続されて中継
管路14と連通されている。
【0020】給油のための自動車が到着するまでは、各
台車11はホース移動部4内の基端(原点位置)に位置
している。例えば、給油所に到着した自動車(図示せ
ず)の給油口がホース支柱3側に位置する向きで停車し
た場合、台車11を移動させて給油ホース7の吊下点を
変更する必要がなく、給油所の作業者は給油ノズル8を
ノズル掛け6から外してそのまま自動車の給油口に差し
込み燃料タンク(図示せず)に給油する。
【0021】しかし、給油所に到着した自動車の給油口
がホース支柱3の反対側に位置する向きで停車した場
合、給油所の作業者は給油ノズル8をノズル掛け6から
外した後、給油ホース7を引っ張ることにより、台車1
1を移動させる。そして、給油ホース7の吊下点が給油
口の上方となる位置に変更されると、給油ノズル8を自
動車の給油口に差し込み燃料タンク(図示せず)に給油
する。
【0022】尚、台車11はホース移動部4a,4bの
基端位置から先端方向に移動するが、後述するように台
車停止機構12の作用によりその位置に係止されて停止
する。そのため、給油中は作業者が給油ホース7を把持
しなくても台車11が復帰動作せず、給油ホース7が給
油中の自動車のボディに接触して傷つけることが防止さ
れる。
【0023】そして、給油が終了すると、作業者は台車
停止機構12による台車11の係止を解除させる。従っ
て、台車11は復帰機構13により自動的にレール10
に沿って移動し、ホース移動部4a,4b内の基端(原
点位置)に復帰する。そのため、作業者は給油ホース7
を引っ張って台車11を復帰させる作業を行う必要がな
く給油作業の簡素化が図られている。
【0024】本実施例の復帰機構13は、図3に拡大し
て示すように、レール10を傾斜させた構成であり、レ
ール10はホース移動部4a,4bの先端部分が基端の
高さ位置よりもLa寸法だけ高い位置になるように設け
られている。従って、台車11は自重によりホース移動
部4a,4bの先端部分から基端に向けて移動すること
ができる。
【0025】又、ホース移動部4a,4b内のレール1
0の上面には複数(本実施例では3個)のストッパ15
(151 〜153 )が等間隔で設けられている。従っ
て、レール10に沿って移動する台車11の全ストロー
クをLbとすると、各停止位置A〜Dは夫々Lb/4間
隔となるように位置決めされる。
【0026】従って、台車11は、ホース移動部4a,
4bの内壁に当接して停止する第1の停止位置(原点位
置)A、ストッパ151 に係止される第2の停止位置
B、ストッパ152 に係止される第3の停止位置C、ス
トッパ153 に係止される第4の停止位置D、の各位置
で停止する。
【0027】ここで、上記台車停止機構12の構成につ
いて説明する。
【0028】図4乃至図6に示すように、台車停止機構
12は、台車11に配設されている。
【0029】又、台車11は四角形状の枠体よりなる本
体11aの両側面に車輪16を支持する一対の車軸17
a,17bを軸承しており、各車軸17a,17bの両
端には車輪16が2個ずつ回転自在に設けられている。
従って、台車11は各車輪16の転動とともにレール1
0に沿ってYa,Yb方向に移動する。尚、レール10
は断面がコ字状に形成されており、各車輪16はレール
10内の空間に挿入されて底面10aにのみ転動自在に
接触し、レール10の上面10cには僅かの隙間を介し
て離間している。従って、各車輪16はレール10によ
り上下方向の動きを規制されながらレール10内を転動
する。
【0030】又、本体11aの両側面には、Xa,Xb
方向の位置を規制するための4個のガイドローラ18を
支持するブラケット19が取り付けられている。このガ
イドローラ18はレール10の側面10bを転動するこ
とにより、台車11の走行位置をガイドしている。
【0031】さらに、本体11aの上部中央には、中継
管路14が接続されたジョイント20が設けられてい
る。このジョイント20は水平方向及び上下方向に回動
できる構造を有し、台車11が走行する際に中継管路1
4が抵抗にならないようにしており、下部には給油ホー
ス7が接続されている。従って、給油ホース7はジョイ
ント20を介して中継管路14と接続されている。
【0032】又、本体11aの前後面には、衝撃を吸収
するゴム製のダンパ21が2個ずつ取り付けられてい
る。
【0033】台車停止機構12は、前述したストッパ1
5と、上記構成とされた台車11の本体11aに設けら
れたカム(吊下点保持手段)22と、カム22に当接す
るローラプッシャ23と、ローラプッシャ23をYa,
Yb方向に摺動自在に軸承する軸受部24と、ローラプ
ッシャ23をYb方向に付勢するコイルバネ25とより
なる。
【0034】上記ストッパ15は左端にカム22を係止
するため、係止面15a1 と斜面15a2 とが形成され
た鉤部15aを有し、レール10の上面に固定されたL
字状のブラケット28により支持されている。
【0035】又、カム22は、ストッパ15の左端に突
出する鉤部15aの係止面15a1に係止される係止当
接面22a1 と鉤部15aの斜面15a2 に当接する斜
面当接面22a2 とが形成された第1の係止部22a
と、ローラプッシャ23に押圧される押圧面22b1
ローラプッシャ23を係止する係止面22b2 とが形成
された第2の係止部22bとを有する。
【0036】そして、カム22を支持する軸26には吊
下点保持解除手段としてのトーションバネ27が巻装さ
れており、カム22はこのトーションバネ27のバネ力
により第1の係止部22aが上を向くように、つまり係
止解除方向に付勢されている。
【0037】上記ローラプッシャ23の先端には、ロー
ラ23aが回転自在に支持されている。そのため、ロー
ラ23aがカム22に当接してもカム22の回動動作を
妨げないようになっている。
【0038】ここで、上記構成になる台車停止機構12
による台車11の停止動作及び停止解除動作について説
明する。尚、図7及び図8は台車11の停止動作を示
し、図9及び図10は台車11の停止解除動作を示す。
【0039】図7(A)は初期状態、例えば台車11が
図3に示す停止位置Bから停止位置Cに移動する途中位
置にある。同図中、カム22はトーションバネ27のバ
ネ力により第1の係止部22aが上を向いた状態に保持
されている。又、ローラプッシャ23はコイルバネ25
のバネ力によりカム22をYb方向に押圧している。
【0040】今、給油所の作業者が前述したように給油
ホース7を給油し易い位置に移動させるため、給油ホー
ス7をYa方向に引っ張ると、台車11がレール10に
沿って同方向に移動する。
【0041】図7(B)に示すように、台車11がYa
方向に移動するとともに、カム22の第1の係止部22
aの斜面当接面22a2 がストッパ15の左端に突出す
る鉤部15aの斜面15bに当接し、トーションバネ2
7のバネ力に抗して反時計方向に回動する。このとき、
カム22の第2の係止部22bの押圧面22b1 がコイ
ルバネ25のバネ力に抗してローラプッシャ23をYa
方向に押圧する。
【0042】図7(C)に示すように、さらに台車11
がYa方向に移動すると、カム22の第1の係止部22
aの斜面当接面22a2 がストッパ15の斜面15bを
通過しながら、さらに反時計方向に回動する。このと
き、カム22の第2の係止部22bの押圧面22b1
ローラプッシャ23を乗り越えた位置にある。
【0043】さらに台車11がYa方向に移動すると、
図8(A)に示すように、カム22の第1の係止部22
aがストッパ15の鉤部15aを乗り越えて鉤部15a
より離間する。このとき、カム22はトーションバネ2
7のバネ力により時計方向に回動し、第2の係止部22
bの係止面22b2 がローラプッシャ23に当接して保
持される。
【0044】ここで、給油所の作業者が給油ホース7か
ら手を放すと、前述したようにレール10が傾斜してい
るので台車11はYb方向に戻る。その際、カム22の
第1の係止部22aは、図8(B)に示すように係止当
接面22a1 がストッパ15の鉤部15aの係止面15
1 に当接する。
【0045】そして、カム22は第1の係止部22aの
係止当接面22a1 がストッパ15の鉤部15aの係止
面15a1 に当接することにより時計方向に回動し、図
8(C)に示すように係止される。つまり、第1の係止
部22aの先端が90°の角度に形成されており、スト
ッパ15の鉤部15aに設けられた係止面15a1 の付
け根部分も90°の角度に形成されているため、カム2
2は時計方向及び反時計方向に回動することができない
ロック状態に係止される。
【0046】これにより、台車11はストッパ15に係
止されて停止位置C(図3参照)に停止する。このと
き、カム22は第2の係止部22bの係止面22b2
ローラプッシャ23を乗り越えた位置にある。
【0047】従って、給油所の作業者は、カム22が任
意の停止位置に設けられたストッパ15に係止されるま
で台車11を移動させた後は、給油ホース7から手を放
しても台車11がホース移動部4a,4bの基端となる
第1の停止位置Aに戻ることが防止され、給油中に給油
ホース7が自動車のボディに接触して傷つけてしまうこ
とを防止することができる。又、給油中に給油ホース7
を把持する必要がないので、給油中に他の作業を行うこ
とができ、作業効率が向上するとともに給油サービスの
向上も図ることができる。
【0048】次に、台車11の停止解除動作について説
明する。
【0049】給油終了後、給油所の作業者が前述したよ
うに、給油ホース7をYa方向に引っ張ると、台車11
がレール10に沿って同方向に移動する。
【0050】図9(A)に示すように、台車11がYa
方向に移動するとともに、カム22の第1の係止部22
aの係止当接面22a1 がストッパ15の鉤部15aの
係止面15a1 から離間する。これにより、カム22の
係止が解除される。
【0051】そのため、カム22はトーションバネ27
のバネ力により時計方向に回動し、図9(B)に示すよ
うに、第1の係止部22aが上を向いた状態に保持され
る。さらに、台車11がYa方向に移動すると、カム2
2の第1の係止部22aの係止当接面22a1 がストッ
パ15の右端15cを通過する。
【0052】ここで、給油所の作業者が給油ホース7か
ら手を放すと、前述したようにレール10が傾斜してい
るので台車11はYb方向に戻る。その際、カム22の
第1の係止部22aは、図9(C)に示すようにストッ
パ15の右端15cに当接する。
【0053】そして、カム22は第1の係止部22aの
係止当接面22a1 がストッパ15の右端15cに当接
することにより時計方向に回動する。従って、カム22
はトーションバネ27のバネ力により時計方向に回動し
ながら図10(A)に示すように第1の係止部22aが
ストッパ15の右端15cを乗り越える。
【0054】さらに、台車11がYb方向に移動する
と、図10(B)に示すようにカム22は時計方向に回
動しながら係止当接面22a1 がストッパ15の鉤部1
5aを通過する。そして、カム22の第1の係止部22
aがストッパ15を通過し終わると、カム22は図10
(C)に示すように初期状態(図7(A)参照)に戻
る。
【0055】従って、給油が終了すると、給油所の作業
者は、給油ホース7をYa方向に引っ張って台車11の
係止を解除した後、給油ホース7から手を放すだけで台
車11が傾斜したレール10を走行して停止位置Aに復
帰する。
【0056】図11乃至図13に本発明の第2実施例を
示す。
【0057】各図中、第2実施例の台車停止機構30
は、台車11をブレーキにより停止させる構成であり、
レール10のどの位置でも任意の位置で台車11を停止
させられる。
【0058】又、台車11の中央部に挿入される給油ホ
ース7には、筒状の支持部31が嵌合固定されている。
この支持部31は、半径方向に突出する鍔部32を有
し、鍔部32より車軸17bの上方に向かって傾斜する
腕部32aの先端にはブレーキパッド(吊下点保持手
段)33が設けられている。このブレーキパッド33に
対向するように車軸17bにはブレーキドラム34が設
けられている。
【0059】又、鍔部32はXa,Xb方向に突出する
軸35a,35bを有する。台車11の本体11aの両
側面には、軸35a,35bが挿通されるカム溝36が
設けられている。図14に示すように、吊下点保持解除
手段として機能するカム溝36は、本体11aの中央に
位置するE点と、E点よりYb方向に傾斜して下がった
F点とを連通するように形成されている。
【0060】図15に示すように、軸35a,35bが
カム溝36のE点にあるときはブレーキパッド33がブ
レーキドラム34に当接する制動位置にあり、軸35
a,35bがカム溝36のF点にあるときは支持部31
がYb方向に変位するため、ブレーキパッド33がブレ
ーキドラム34から離間したブレーキ解除位置にある。
【0061】ここで、上記構成になる台車停止機構30
の動作について説明する。
【0062】図16に示すように、給油ホース7が垂下
方向に吊下されているとき、台車停止機構30は、軸3
5a,35bがカム溝36のE点にあり、ブレーキパッ
ド33がブレーキドラム34に当接した制動状態であ
る。
【0063】今、給油所の作業者が前述したように給油
ホース7を給油し易い位置に移動させるため、給油ホー
ス7をYa方向に引っ張ると、図17(A)に示すよう
に、給油ホース7が反時計方向に傾斜して給油ホース7
に嵌合固定された支持部31が軸35a,35bを中心
に反時計方向に回動する。すると、支持部31と一体な
腕部32aに設けられたブレーキパッド33は、ブレー
キドラム34より離間してブレーキを解除する。
【0064】そのため、台車11は給油ホース7が引っ
張られたYa方向に移動する。
【0065】給油ホース7が給油しやすい位置に移動し
たとき、給油所の作業者は給油ホース7から手を放して
給油ホース7が垂下方向に吊下されるようにする。これ
により、台車停止機構30は図17(B)に示す給油状
態に戻る。即ち、図16に示すように、台車停止機構3
0は、ブレーキパッド33がブレーキドラム34に当接
した制動状態に戻る。
【0066】従って、給油所の作業者は、台車11を任
意の位置に移動させて給油ホース7を垂下方向に吊下さ
せた後は、台車11がブレーキパッド33の制動力によ
り給油ホース7から手を放しても台車11が第1の停止
位置A(図3参照)に戻ることが防止され、給油中に給
油ホース7が自動車のボディに接触して傷つけてしまう
ことを防止することができる。このように、本実施例で
は給油ホース7を引っ張ることにより台車11の停止あ
るいは停止解除を行えるため、ストッパ位置に関係なく
台車11をレール10のどの位置へ移動させてもその位
置に停止させることができる。
【0067】次に、台車11の停止解除動作について説
明する。
【0068】給油終了後、給油所の作業者が給油ホース
7をYb方向に引っ張ると、軸35a,35bがカム溝
36のE点からF点へ移動し、ブレーキパッド33がブ
レーキドラム34より離間したブレーキ解除状態に保持
される。
【0069】即ち、給油ホース7がYb方向に引っ張ら
れると、図17(C)に示すように、給油ホース7が時
計方向に傾斜して給油ホース7に嵌合固定された支持部
31が軸35a,35bを中心に時計方向に回動する。
すると、支持部31と一体な腕部32aに設けられたブ
レーキパッド33は、ブレーキドラム34より離間して
ブレーキを解除する。
【0070】従って、給油が終了すると、給油所の作業
者は、給油ホース7をYb方向に引っ張ってブレーキパ
ッド33による台車11の係止を解除した後、給油ホー
ス7から手を放すだけで台車11が傾斜したレール10
を走行して停止位置Aに復帰する。
【0071】図18に本発明の第3実施例を示す。
【0072】同図中、第3実施例の台車停止機構40
は、上下方向にスライドする係止部材(吊下点保持手
段)41により台車11を係止するようになっている。
係止部材41はレール10と平行に延在するようにレー
ル10の上方に横架されている。係止部材41の下面に
はV字状に突出する複数の突起41a〜41nが設けら
れており、通常、係止部材41は各突起41a〜41n
が車輪16に当接して台車11を係止する位置に降下し
ている。尚、係止部材41は両端がレール10上に起立
する支柱42a,42bにより支持されて降下位置に横
架される。
【0073】又、係止部材41は上面の両端部分がコイ
ルバネ43a,43bのバネ力により下方に押圧されて
保持されている。従って、台車11は複数の突起41a
〜41nにいずれかに係止されて任意の位置で停止す
る。
【0074】しかし、給油ホース7を移動させるとき
は、作業者が給油ホース7をYa,Yb方向に引っ張る
ことにより、台車11に当接した係止部材41が上方に
変位して係止を解除することができる。そのため、給油
ホース7の位置を容易に変更することができる。
【0075】又、係止部材41の上面にはマグネット4
4a,44bが固着され、係止部材41の上方に固定さ
れた横架部材45の下面にはコイルを有する電磁石(吊
下点保持解除手段)46a,46bが設けられている。
この電磁石46a,46bは係止部材41のマグネット
44a,44bと対向する位置にあり、通常は消磁され
ている。
【0076】本実施例では、ホース昇降手段(図示せ
ず)により給油ホース7が昇降する構成であり、給油ノ
ズル8近傍の給油ホース7には上昇用スイッチ釦及び下
降用スイッチ釦を有するスイッチボックス47が設けら
れている。又、スイッチボックス47は、上記電磁石4
6a,46bを励磁させるための係止解除スイッチ釦4
8を有する。
【0077】従って、給油終了後、給油ホース7を原点
位置である停止位置Aに復帰させる際は、係止解除スイ
ッチ釦48を押すことにより電磁石46a,46bを励
磁させる。係止部材41は電磁石46a,46bの電磁
力によりマグネット44a,44bが上方に吸着される
と、コイルバネ43a,43bのバネ力に抗して上昇し
て突起41a〜41nを台車11から離間させる。この
ように、台車11に対する係止が解除されると、給油ホ
ース7は台車11とともに停止位置Aに移動する。
【0078】図19及び図20に本発明の第4実施例を
示す。
【0079】同図中、第4実施例の台車停止機構50
は、台車11の下方に設けられたブレーキ機構よりな
る。又、復帰機構51はレール10を傾斜させたもので
はなく、支柱3に設けられた巻き取り装置52と、台車
11の上方に設けられた伸縮自在なスライド機構53
と、スライド機構53と巻き取り装置52との間を連結
するワイヤ54とよりなる。
【0080】又、スライド機構53は複数のプレート5
1 〜53n がスライドして伸縮するように積重されて
おり、先端部53aの上部にはレール10の上面に転動
してスライド機構53の伸縮動作をガイドするローラ5
3bが設けられている。さらに、先端部53aに設けら
れたローラ53bの支持部53cには支柱3の上部に設
けられた滑車61を介してYa方向に延在するワイヤ5
4の端部が結合されている。
【0081】従って、スライド機構53の先端部53a
が台車11に係合するように設けられており、巻き取り
装置52はワイヤ54を巻き取ることにより台車11を
原点位置に復帰させることができる。
【0082】上記台車停止機構50は、台車11の下部
に設けられており、車輪16に当接するブレーキパッド
55と、ブレーキパッド55を支持するブレーキサポー
ト56と、ブレーキサポート56を上方に付勢するコイ
ルバネ57とよりなる。従って、台車11は通常ブレー
キパッド55がコイルバネ57のバネ力により車輪16
に押圧されており、任意の位置で停止することができ
る。
【0083】例えば給油ホース7の吊下点を給油しやす
い位置に移動させるときは、給油ホース7を下方に引く
ことによりブレーキサポート56が下方に変位してブレ
ーキパッド55が車輪16から離間してブレーキが解除
される。従って、給油ホース7を下方に引いてからY
a,Yb方向に引くことにより、台車11を移動させる
ことができる。
【0084】又、給油終了後、給油ホース7を原点位置
に復帰させる場合は、給油ホース7に設けられたスイッ
チボックス58の復帰スイッチ釦59を押すことにより
巻き取り装置52を作動させる。巻き取り装置52がワ
イヤ54を巻き取るにつれてスライド機構53がYb方
向に移動してスライド機構53の先端部53aの設けら
れた傾斜爪60が台車11の下部に潜り込み、台車11
を持ち上げる。そのため、台車11の車輪16がブレー
キパッド55から離間してブレーキ解除される。
【0085】従って、スライド機構53の先端部53a
が台車11に係合するため、巻き取り装置52がワイヤ
54を巻き取ることにより台車11は自由走行可能とな
り、スライド機構53の先端部53aに押圧されてYb
方向に移動して原点位置に復帰する。
【0086】尚、上記各実施例では、レール10を傾斜
させて台車11を原点位置に復帰させる構成、及び上記
巻き取り装置52がワイヤ54を巻き取ることにより台
車11原点位置に復帰させる構成が適用されたが、これ
に限らず、例えば図21あるいは図22に示すような復
帰機構を適用しても良いのは勿論である。
【0087】図21に示す復帰機構61は、ガススプリ
ング62により台車11を原点位置に復帰させる構成で
ある。ガススプリング62はシリンダ63内に圧縮ガス
及びバネがが封入されており、シリンダ63内に挿入さ
れたピストンロッド64を押し出す方向に付勢してい
る。
【0088】図21の構成では、シリンダ63の端部6
3aがホース移動部4a内壁等に支持された軸65に回
動自在に嵌合されており、ピストンロッド64の端部6
4aが台車11の軸66に回動自在に嵌合されている。
従って、ガススプリング62は台車11がレール10に
沿って移動すると、揺動しながら伸縮するようになって
いる。
【0089】レール10のYa方向の端部近傍には車輪
16が嵌入する円弧状の凹部67が設けられている。そ
のため、台車11をYa方向の給油位置に移動させる
と、車輪16が凹部67に嵌入して係止され、さらに台
車11はガススプリング62の押圧力により給油位置に
保持される。
【0090】又、給油終了後は、給油ホース7をYb方
向に引くことにより車輪16を凹部67から離脱させ
る。これにより、台車11は凹部67による係止を解除
され、ガススプリング62の押圧力によりYb方向に移
動して原点位置に復帰する。
【0091】又、図22に示す復帰機構70は、上記ガ
ススプリング62により台車11を原点位置に復帰させ
る構成である。しかし、図22に示す構成では、レール
10が原点位置から先端側に移るにつれて上方に傾斜す
る傾斜部10Aと、先端部分で水平方向に延在する水平
部10Bとよりなる。
【0092】給油ホース7の吊下点をYa方向に移動さ
せるときは、台車11を水平部10Bに移動させる。こ
のように、台車11が水平部10Bにあるときは、ガス
スプリング62が台車11をYa方向に押圧している。
従って、台車11はレール10端部に設けられたストッ
パ71に当接した状態に保持される。
【0093】又、給油終了後は、給油ホース7をYb方
向に引くことにより台車11が水平部10Bから離脱さ
せる。これにより、台車11は水平部10Bでの係止を
解除され、ガススプリング62の押圧力によりYb方向
に移動して原点位置に復帰する。
【0094】又、上記各実施例では、ホース移動部4
a,4bがホース支柱3により高所に支持された構成を
一例として挙げたが、これに限らず、例えば天井からホ
ース移動部4a,4bを吊下させる懸垂式給油装置にも
本発明が適用することができるにのは勿論である。
【0095】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、給油ホースを復帰機構の付勢に抗して任意の吊下点
に停止保持させることができるので、作業者が給油ホー
スを把持しなくとも台車が復帰動作しないように係止で
き、よって給油中に給油ホースが自動車のボディに衝突
してボディを傷つけるといった事故を防止できる。又、
給油中に作業者が給油ホースを把持する必要がないの
で、給油中に他の作業を行うことができ、作業効率が向
上するとともに給油サービスの向上も図ることができ
る。
【0096】又、請求項2によれば、吊下点保持手段に
よる給油ホース吊下点の停止保持を解除することによ
り、給油終了後は復帰機構により給油ホースを自動的に
原点位置に復帰させることができるとともに、上記請求
項1と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の第1実施例の正面図で
ある。
【図2】本発明になる給油装置の第1実施例の側面図で
ある。
【図3】ホース移動部の内部を示す断面図である。
【図4】台車の平面図である。
【図5】台車停止機構及び台車を正面からみた断面図で
ある。
【図6】台車を側面からみたの断面図である。
【図7】台車停止機構の係止動作を説明する為の図であ
る。
【図8】図7に続いて台車停止機構の係止動作を説明す
る為の図である。
【図9】台車停止機構の係止解除動作を説明する為の図
である。
【図10】図9に続いて台車停止機構の係止解除動作を
説明する為の図である。
【図11】本発明の第2実施例の台車停止機構及び台車
を正面からみた断面図である。
【図12】本発明の第2実施例の台車停止機構及び台車
を示す平面図である。
【図13】第2実施例の台車停止機構を示す斜視図であ
る。
【図14】第2実施例の台車の側面図である。
【図15】第2実施例の台車停止機構の要部を示す図で
ある。
【図16】第2実施例の台車の停止状態を示す側断面図
である。
【図17】第2実施例の台車停止機構の動作を示す図で
ある。
【図18】本発明の第3実施例のホース移動部の内部を
示す断面図である。
【図19】本発明の第4実施例の正面図である。
【図20】本発明の第4実施例の台車停止機構を示す正
面図である。
【図21】復帰機構の変形例を示す正面図である。
【図22】復帰機構の別の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 給油装置 2 計量ユニット 3 ホース支柱 4a,4b ホース移動部 7 給油ホース 10 レール 11 台車 12,30,40,50,61 台車停止機構 13 復帰機構 15(151 〜153 ) ストッパ 16 車輪 22 カム 23 ローラプッシャ 31 支持部材 33 ブレーキパッド 34 ブレーキドラム 36 カム溝 41 係止部材 41a 〜41n 係止部 44a,44b マグネット 46a,46b 電磁石 51 復帰機構 52 巻き取り装置 53 スライド機構 55 ブレーキパッド 56 ブレーキサポート 62 ガススプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油所の高所に設けられたケースから、
    先端に給油ノズルが接続された給油ホースを吊下し、前
    記ケースには、該給油ホースの吊下点を移動させる移動
    機構と、当該給油ホースの前記ケースからの吊下点を予
    め定められた所定位置に復帰させるように常時付勢する
    復帰機構と、を有する給油装置において、 前記給油ホースを前記復帰機構の付勢に抗して任意の吊
    下点に停止保持させる吊下点保持手段を備えてなること
    を特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】 給油所の高所に設けられたケースから、
    先端に給油ノズルが接続された給油ホースを吊下し、前
    記ケースには、該給油ホースの吊下点を移動させる移動
    機構と、当該給油ホースの前記ケースからの吊下点を予
    め定められた所定位置に復帰させるように常時付勢する
    復帰機構と、を有する給油装置において、 前記給油ホースを前記復帰機構の付勢に抗して任意の吊
    下点に停止保持させる吊下点保持手段と、 該吊下点保持手段による前記給油ホース吊下点の停止保
    持を解除する吊下点保持解除手段と、 を備えてなることを特徴とする給油装置。
JP11882693A 1993-05-20 1993-05-20 給油装置 Pending JPH06329200A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710196A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Tatsuno Co Ltd 給油装置
CN116081556A (zh) * 2023-02-08 2023-05-09 武汉华源信息科技有限公司 一种便携式加油机器人

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