JPH06330193A - 焼結機の操業方法 - Google Patents
焼結機の操業方法Info
- Publication number
- JPH06330193A JPH06330193A JP14858193A JP14858193A JPH06330193A JP H06330193 A JPH06330193 A JP H06330193A JP 14858193 A JP14858193 A JP 14858193A JP 14858193 A JP14858193 A JP 14858193A JP H06330193 A JPH06330193 A JP H06330193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width direction
- air temperature
- exhaust air
- sintering machine
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結鉱の還元粉化指数の安定化と操業コスト
を低減する。 【構成】 焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部と
の間で幅方向各位置における排風温度を測定し、該測定
された幅方向各位置における排風温度に基づいて給鉱部
幅方向の分割ゲート5−1〜5−5開度を操作すること
によって給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操
業方法において、パレット中央部の目標排風温度を還元
粉化指数の測定値と目標値との差に基づいて補正すると
共に、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方向の平
均排風温度より低く設定する。
を低減する。 【構成】 焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部と
の間で幅方向各位置における排風温度を測定し、該測定
された幅方向各位置における排風温度に基づいて給鉱部
幅方向の分割ゲート5−1〜5−5開度を操作すること
によって給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操
業方法において、パレット中央部の目標排風温度を還元
粉化指数の測定値と目標値との差に基づいて補正すると
共に、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方向の平
均排風温度より低く設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドワイトロイド式焼
結機(以下DL焼結機という)における焼結鉱の還元粉
化指数の安定化と操業コストを低減できる焼結機の操業
方法に関する。
結機(以下DL焼結機という)における焼結鉱の還元粉
化指数の安定化と操業コストを低減できる焼結機の操業
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DL焼結機では、装入した原料層の上部
から下部に向かって空気を吸引し、原料中に混合してあ
るコークスを順次燃焼させながら、原料鉱石粒子相互の
焼結反応および溶融反応を促進し、気孔率の高い塊状の
焼結鉱を得る。焼結鉱における最大の問題は、400〜
600℃付近で還元される際に粉化する還元粉化現象で
ある。これは焼結鉱中のヘマタイトが還元されてマグネ
タイトになるとき体積膨張を起こすため、焼結鉱が粉化
するといわれている。還元粉化を表す指数としては、還
元紛化指数(RDI)がある。これは15〜20mmの
焼結鉱を550℃に昇温し、CO30%、N270%の
混合ガスで30分間還元し、冷却後小型タンブラで90
0回転したのち、3mmの篩で篩分け、3mm以下の割
合をもって表す。還元粉化性に影響を及ぼす要因として
は、焼結鉱中のマグネタイト、焼結鉱の塩基度などがあ
り、コークスの使用量を増減し焼結鉱中のFeOを管理
するのが一般的である。
から下部に向かって空気を吸引し、原料中に混合してあ
るコークスを順次燃焼させながら、原料鉱石粒子相互の
焼結反応および溶融反応を促進し、気孔率の高い塊状の
焼結鉱を得る。焼結鉱における最大の問題は、400〜
600℃付近で還元される際に粉化する還元粉化現象で
ある。これは焼結鉱中のヘマタイトが還元されてマグネ
タイトになるとき体積膨張を起こすため、焼結鉱が粉化
するといわれている。還元粉化を表す指数としては、還
元紛化指数(RDI)がある。これは15〜20mmの
焼結鉱を550℃に昇温し、CO30%、N270%の
混合ガスで30分間還元し、冷却後小型タンブラで90
0回転したのち、3mmの篩で篩分け、3mm以下の割
合をもって表す。還元粉化性に影響を及ぼす要因として
は、焼結鉱中のマグネタイト、焼結鉱の塩基度などがあ
り、コークスの使用量を増減し焼結鉱中のFeOを管理
するのが一般的である。
【0003】また、DL焼結機においては、パレット上
の焼結鉱充填層の焼結状態を排鉱側端部で観察すると、
パレット上の充填層の幅方向に焼成の十分に進行した部
分と、焼成の十分に進行していない部分(未焼成部分)
とが存在し、いわゆるむら焼け現象が見られることがあ
る。このような幅方向のむら焼けが生ずると、焼結鉱の
品質(落下強度、粒度、化学成分等)の劣化やバラツキ
を招き、返鉱発生率が増加する。その結果、生産量が減
少するなど焼結鉱の生産にもたらす弊害は大きい。
の焼結鉱充填層の焼結状態を排鉱側端部で観察すると、
パレット上の充填層の幅方向に焼成の十分に進行した部
分と、焼成の十分に進行していない部分(未焼成部分)
とが存在し、いわゆるむら焼け現象が見られることがあ
る。このような幅方向のむら焼けが生ずると、焼結鉱の
品質(落下強度、粒度、化学成分等)の劣化やバラツキ
を招き、返鉱発生率が増加する。その結果、生産量が減
少するなど焼結鉱の生産にもたらす弊害は大きい。
【0004】上記DL焼結機における幅方向のむら焼け
を防止する方法としては、排鉱側ウインドボックスにお
けるパレット幅方向の温度分布を測定し、該温度の平均
温度からの偏差ΔTiの分布を求め、一方給鉱側のパレ
ット幅方向の充填層の層厚の分布を測定し、該層厚の平
均値からの偏差ΔHiの分布を求め、対応する幅方向位
置のΔHiの変化量に対するΔTiの変化幅を推定し、
その推定値を基にパレット幅方向の層厚の目標値に合わ
せて層厚分布を制御する方法(特開平3−177787
号公報)、焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部と
の間で測定された幅方向各位置における排風温度の幅方
向差がなくなるように、給鉱部原料装入嵩高の幅方向差
を調節する焼結機の操業方法において、給鉱部の少なく
とも左右両サイドおよび中央部の原料装入嵩高を測定
し、左右両サイドの嵩高は給鉱部左右両サイドに設置し
た距離計と原料面との距離および中央部の嵩高が予め設
定した所定値以上になるように、それぞれ幅方向原料装
入量を調節する方法(特開平3−287728号公
報)、焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部との間
で測定された幅方向各位置における排風温度の幅方向差
がなくなるように、給鉱部幅方向の分割ゲート開度の幅
方向差を操作して給鉱部原料装入嵩高の幅方向差を調節
する焼結機の操業方法において、幅方向各分割ゲートの
開度絶対値の幅方向の平均値が予め設定した所定値近傍
となるように、幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を操
作する方法(特開平4−329838号公報)等が提案
されている。
を防止する方法としては、排鉱側ウインドボックスにお
けるパレット幅方向の温度分布を測定し、該温度の平均
温度からの偏差ΔTiの分布を求め、一方給鉱側のパレ
ット幅方向の充填層の層厚の分布を測定し、該層厚の平
均値からの偏差ΔHiの分布を求め、対応する幅方向位
置のΔHiの変化量に対するΔTiの変化幅を推定し、
その推定値を基にパレット幅方向の層厚の目標値に合わ
せて層厚分布を制御する方法(特開平3−177787
号公報)、焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部と
の間で測定された幅方向各位置における排風温度の幅方
向差がなくなるように、給鉱部原料装入嵩高の幅方向差
を調節する焼結機の操業方法において、給鉱部の少なく
とも左右両サイドおよび中央部の原料装入嵩高を測定
し、左右両サイドの嵩高は給鉱部左右両サイドに設置し
た距離計と原料面との距離および中央部の嵩高が予め設
定した所定値以上になるように、それぞれ幅方向原料装
入量を調節する方法(特開平3−287728号公
報)、焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部との間
で測定された幅方向各位置における排風温度の幅方向差
がなくなるように、給鉱部幅方向の分割ゲート開度の幅
方向差を操作して給鉱部原料装入嵩高の幅方向差を調節
する焼結機の操業方法において、幅方向各分割ゲートの
開度絶対値の幅方向の平均値が予め設定した所定値近傍
となるように、幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を操
作する方法(特開平4−329838号公報)等が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−177
787号公報、特開平3−287728号公報および特
開平4−329838号公報に開示の方法は、いずれも
パレット幅方向における温度差を小さくするよう制御す
るものであり、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅
方向平均温度より低く設定することは行われておらず、
また、幅方向の排風温度パターンが還元粉化指数に影響
を与えることには言及されていない。
787号公報、特開平3−287728号公報および特
開平4−329838号公報に開示の方法は、いずれも
パレット幅方向における温度差を小さくするよう制御す
るものであり、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅
方向平均温度より低く設定することは行われておらず、
また、幅方向の排風温度パターンが還元粉化指数に影響
を与えることには言及されていない。
【0006】この発明の目的は、DL焼結機における還
元粉化指数の安定化を図ることができると共に、電力原
単位を低減できる焼結機の操業方法を提供することにあ
る。
元粉化指数の安定化を図ることができると共に、電力原
単位を低減できる焼結機の操業方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、パレッ
ト側壁側に比較して歩留の高いパレット中央部の排風温
度を調整することによって、還元粉化指数を制御できる
こと、また、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方
向の平均排風温度よりも低くすることによって、電力原
単位を低減できることを究明し、この発明に到達した。
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、パレッ
ト側壁側に比較して歩留の高いパレット中央部の排風温
度を調整することによって、還元粉化指数を制御できる
こと、また、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方
向の平均排風温度よりも低くすることによって、電力原
単位を低減できることを究明し、この発明に到達した。
【0008】すなわちこの発明は、焼結機の排風温度立
ち上がり位置と排鉱部との間で幅方向各位置における排
風温度を測定し、該測定された幅方向各位置における排
風温度に基づいて給鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作
することによって給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼
結機の操業方法において、パレット中央部の目標排風温
度を還元粉化指数の測定値と目標値との差に基づいて補
正することを特徴とする焼結機の操業方法である。
ち上がり位置と排鉱部との間で幅方向各位置における排
風温度を測定し、該測定された幅方向各位置における排
風温度に基づいて給鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作
することによって給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼
結機の操業方法において、パレット中央部の目標排風温
度を還元粉化指数の測定値と目標値との差に基づいて補
正することを特徴とする焼結機の操業方法である。
【0009】また、焼結機の排風温度立ち上がり位置と
排鉱部との間で幅方向各位置における排風温度を測定
し、該測定された幅方向各位置における排風温度に基づ
いて給鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作することによ
って給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操業方
法において、パレット中央部の目標排風温度を還元粉化
指数の測定値と目標値との差に基づいて補正すると共
に、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方向の平均
排風温度より低く設定することを特徴とする焼結機の操
業方法である。
排鉱部との間で幅方向各位置における排風温度を測定
し、該測定された幅方向各位置における排風温度に基づ
いて給鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作することによ
って給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操業方
法において、パレット中央部の目標排風温度を還元粉化
指数の測定値と目標値との差に基づいて補正すると共
に、パレット側壁側両サイドの排風温度を幅方向の平均
排風温度より低く設定することを特徴とする焼結機の操
業方法である。
【0010】
【作用】この発明においては、パレット中央部の目標排
風温度を還元粉化指数の測定値と目標値との差に基づい
て補正するから、焼結鉱の還元粉化指数の安定化を図る
ことができる。また、パレット側壁側両サイドの排風温
度を幅方向の平均排風温度より低く設定するから、パレ
ット側壁側両サイドの焼成が遅くなり、焼結進行に伴う
焼締まり量がパレット側壁側両サイドで抑制され、その
結果パレット側壁と充填層間の漏風が減少して主排風機
の風量原単位が減少し、電力原単位の低減を図ることが
できる。
風温度を還元粉化指数の測定値と目標値との差に基づい
て補正するから、焼結鉱の還元粉化指数の安定化を図る
ことができる。また、パレット側壁側両サイドの排風温
度を幅方向の平均排風温度より低く設定するから、パレ
ット側壁側両サイドの焼成が遅くなり、焼結進行に伴う
焼締まり量がパレット側壁側両サイドで抑制され、その
結果パレット側壁と充填層間の漏風が減少して主排風機
の風量原単位が減少し、電力原単位の低減を図ることが
できる。
【0011】図4に示すとおり、幅方向5点の排風温度
パターンをフラット型、M型、逆V型、V型の4パター
ンとした以外は、原料条件等他の条件一定下で、フラッ
ト型以外はMAXとMINの温度差100℃となるよう
に調整して焼成し、還元粉化指数と電力原単位を実機に
より調査した。その結果を表1に示す。
パターンをフラット型、M型、逆V型、V型の4パター
ンとした以外は、原料条件等他の条件一定下で、フラッ
ト型以外はMAXとMINの温度差100℃となるよう
に調整して焼成し、還元粉化指数と電力原単位を実機に
より調査した。その結果を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】表1に示すとおり、還元粉化指数に関して
は、中央部の温度が高い逆V型が最も低く、逆にV型が
最も高くなっている。すなわち、パレット側壁側に比較
し歩留の良いパレット中央部の排風温度を調整すること
によって、還元粉化指数を制御できる。この理由は、冷
却過程で生成して還元粉化指数に悪影響を及ぼす二次ヘ
マタイトの生成は、焼成を早めれば冷却速度も速くなっ
て生成が抑制され、焼成を遅くすればその逆になるから
である。また、電力原単位に関しては、M型が最もよ
く、ついで逆V型が良い。すなわち、パレット側壁側両
サイドの排風温度を幅方向平均の排風温度よりも低くす
ることによって、電力原単位の低減を図ることができ
る。この理由は、パレット側壁側両サイドの焼成を遅ら
せることによって、焼結進行に伴う焼き締まり量がパレ
ット側壁側両サイドで抑制され、パレット側壁と充填層
間の漏風が減少し、風量原単位が低下するからである。
は、中央部の温度が高い逆V型が最も低く、逆にV型が
最も高くなっている。すなわち、パレット側壁側に比較
し歩留の良いパレット中央部の排風温度を調整すること
によって、還元粉化指数を制御できる。この理由は、冷
却過程で生成して還元粉化指数に悪影響を及ぼす二次ヘ
マタイトの生成は、焼成を早めれば冷却速度も速くなっ
て生成が抑制され、焼成を遅くすればその逆になるから
である。また、電力原単位に関しては、M型が最もよ
く、ついで逆V型が良い。すなわち、パレット側壁側両
サイドの排風温度を幅方向平均の排風温度よりも低くす
ることによって、電力原単位の低減を図ることができ
る。この理由は、パレット側壁側両サイドの焼成を遅ら
せることによって、焼結進行に伴う焼き締まり量がパレ
ット側壁側両サイドで抑制され、パレット側壁と充填層
間の漏風が減少し、風量原単位が低下するからである。
【0014】上記の結果から、幅方向排風温度の目標パ
ターンは、例えば、下記(1)〜(3)式に基づいて設
定して操業することによって、焼結鉱の還元粉化指数の
安定化を図ることができると共に、電力原単位の低減を
図ることができる。なお、(3)式は幅方向各点の目標
値の合計が零にならなければならないことから導かれる
式である。 パレット側壁側両サイド(2点)=−A……………………………………(1) 式 パレット中央部(1点)=C+g×{B×(RDIM−RDIA)−C}……… ………(2)式 両サイドと中央の間(2点)=A−[C+g×{B×(RDIM−RDIA)− C}]/2…(3)式 ただし、A:パレット側壁側両サイドの目標温度を幅方
向平均より低くする設定値(例えば50℃) B:パレット中央部の目標温度を還元粉化指数の測定値
に基づき調整する係数(例えば50℃/%) C:前回のパレット中央部の目標温度(℃) g:平滑ゲイン(−) RDIM:還元粉化指数の測定値(%) RDIA:還元粉化指数の目標値(%)
ターンは、例えば、下記(1)〜(3)式に基づいて設
定して操業することによって、焼結鉱の還元粉化指数の
安定化を図ることができると共に、電力原単位の低減を
図ることができる。なお、(3)式は幅方向各点の目標
値の合計が零にならなければならないことから導かれる
式である。 パレット側壁側両サイド(2点)=−A……………………………………(1) 式 パレット中央部(1点)=C+g×{B×(RDIM−RDIA)−C}……… ………(2)式 両サイドと中央の間(2点)=A−[C+g×{B×(RDIM−RDIA)− C}]/2…(3)式 ただし、A:パレット側壁側両サイドの目標温度を幅方
向平均より低くする設定値(例えば50℃) B:パレット中央部の目標温度を還元粉化指数の測定値
に基づき調整する係数(例えば50℃/%) C:前回のパレット中央部の目標温度(℃) g:平滑ゲイン(−) RDIM:還元粉化指数の測定値(%) RDIA:還元粉化指数の目標値(%)
【0015】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明方法
を実施するための設備構成例を示す概略図、図2は図1
の焼結機の要部概略平面図、図3は図1の焼結機におけ
る点火炉からの距離と排風温度の推移を示すグラフであ
る。図1、2において、1は原料槽、2は原料槽1から
切り出された焼結原料に水分を添加混和するミキサー、
3はミキサー2で水分が添加混和された焼結原料のサー
ジホッパー、4はサージホッパー3から焼結原料を切り
出すロータリーフィーダ、5−1〜5−5はサージホッ
パー3の切出口の幅方向に設置された5個の分割ゲー
ト、6−1〜6−5は分割ゲート5−1〜5−5位置に
対応して配設した原料装入嵩高計、7は切り出された焼
結原料をパレットのグレード8上に給鉱する給鉱シュー
トで、ロータリーフィーダ4の回転数と分割ゲート5−
1〜5−5の開度を調整することによって、幅方向の各
位置に設置された原料装入嵩高計6−1〜6−5の測定
値がそれぞれ目標値となるように焼結原料が切り出さ
れ、給鉱シュート7を介してパレットのグレード8上に
給鉱される。
1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明方法
を実施するための設備構成例を示す概略図、図2は図1
の焼結機の要部概略平面図、図3は図1の焼結機におけ
る点火炉からの距離と排風温度の推移を示すグラフであ
る。図1、2において、1は原料槽、2は原料槽1から
切り出された焼結原料に水分を添加混和するミキサー、
3はミキサー2で水分が添加混和された焼結原料のサー
ジホッパー、4はサージホッパー3から焼結原料を切り
出すロータリーフィーダ、5−1〜5−5はサージホッ
パー3の切出口の幅方向に設置された5個の分割ゲー
ト、6−1〜6−5は分割ゲート5−1〜5−5位置に
対応して配設した原料装入嵩高計、7は切り出された焼
結原料をパレットのグレード8上に給鉱する給鉱シュー
トで、ロータリーフィーダ4の回転数と分割ゲート5−
1〜5−5の開度を調整することによって、幅方向の各
位置に設置された原料装入嵩高計6−1〜6−5の測定
値がそれぞれ目標値となるように焼結原料が切り出さ
れ、給鉱シュート7を介してパレットのグレード8上に
給鉱される。
【0016】9はパレットのグレード8上に給鉱された
焼結原料の充填層、10は充填層9の表面に点火する点
火炉、11はパレットのグレード8の下部に設けた風箱
で、燃焼ガスは各風箱11を介して主排風機12により
下向きに吸引されて焼結が進行する。13は各風箱11
に設けた排風温度測定用の熱電対、14は充填層9内の
燃焼前線、15は焼成点で、図3に示すとおり、排風温
度は燃焼前線がグレードに到達するまではほぼ一定で、
燃焼前線がグレードに到着位置、すなわち焼成点と相前
後して上昇する推移を示す。16−1〜16−5は焼成
点15と図示しない排鉱部との間のパレット直下の幅方
向位置に5個配設した熱電対で、幅方向各位置における
排風温度を測定し、幅方向温度制御演算装置17に出力
する。また、幅方向温度制御演算装置17には、前記原
料装入嵩高計6−1〜6−5の測定値が入力される。
焼結原料の充填層、10は充填層9の表面に点火する点
火炉、11はパレットのグレード8の下部に設けた風箱
で、燃焼ガスは各風箱11を介して主排風機12により
下向きに吸引されて焼結が進行する。13は各風箱11
に設けた排風温度測定用の熱電対、14は充填層9内の
燃焼前線、15は焼成点で、図3に示すとおり、排風温
度は燃焼前線がグレードに到達するまではほぼ一定で、
燃焼前線がグレードに到着位置、すなわち焼成点と相前
後して上昇する推移を示す。16−1〜16−5は焼成
点15と図示しない排鉱部との間のパレット直下の幅方
向位置に5個配設した熱電対で、幅方向各位置における
排風温度を測定し、幅方向温度制御演算装置17に出力
する。また、幅方向温度制御演算装置17には、前記原
料装入嵩高計6−1〜6−5の測定値が入力される。
【0017】18は焼結機から排鉱され図示しないクー
ラで冷却された焼結鉱から試料を間欠的に採取するサン
プラー、19はサンプラー18で採取された試料の還元
粉化指数を測定する還元粉化指数測定装置、20は還元
粉化指数測定装置19で測定入力された還元粉化指数の
測定値RDIMと別途手動設定器21から入力されたパ
レット側壁側両サイドの目標温度を幅方向平均より低く
する設定値A、パレット中央部の目標温度を還元粉化指
数の測定値に基づき調整する係数B、平滑ゲインg、還
元粉化指数の目標値RDIAに基づいて、前記(1)〜
(3)式により幅方向の排風温度の目標パターンを演算
し、幅方向温度制御演算装置17に出力する幅方向温度
目標パターン演算装置である。幅方向温度制御演算装置
17は、熱電対16−1〜16−5から入力される幅方
向各位置における排風温度と、原料装入嵩高計6−1〜
6−5から入力される幅方向原料装入嵩高と、幅方向温
度目標パターン演算装置20から入力される幅方向の排
風温度の目標パターンに基づいて、幅方向の排風温度が
目標パターンとなるよう、各分割ゲート5−1〜5−5
の目標開度を演算し、各分割ゲート5−1〜5−5の開
度が目標開度となるよう操作し、原料装入嵩高の幅方向
差を調整するよう構成する。
ラで冷却された焼結鉱から試料を間欠的に採取するサン
プラー、19はサンプラー18で採取された試料の還元
粉化指数を測定する還元粉化指数測定装置、20は還元
粉化指数測定装置19で測定入力された還元粉化指数の
測定値RDIMと別途手動設定器21から入力されたパ
レット側壁側両サイドの目標温度を幅方向平均より低く
する設定値A、パレット中央部の目標温度を還元粉化指
数の測定値に基づき調整する係数B、平滑ゲインg、還
元粉化指数の目標値RDIAに基づいて、前記(1)〜
(3)式により幅方向の排風温度の目標パターンを演算
し、幅方向温度制御演算装置17に出力する幅方向温度
目標パターン演算装置である。幅方向温度制御演算装置
17は、熱電対16−1〜16−5から入力される幅方
向各位置における排風温度と、原料装入嵩高計6−1〜
6−5から入力される幅方向原料装入嵩高と、幅方向温
度目標パターン演算装置20から入力される幅方向の排
風温度の目標パターンに基づいて、幅方向の排風温度が
目標パターンとなるよう、各分割ゲート5−1〜5−5
の目標開度を演算し、各分割ゲート5−1〜5−5の開
度が目標開度となるよう操作し、原料装入嵩高の幅方向
差を調整するよう構成する。
【0018】上記のとおり構成したことによって、幅方
向温度目標パターン演算装置20により、還元粉化指数
測定装置19から測定入力された還元粉化指数の測定値
RDIMと別途手動設定器21から入力されたパレット
側壁側両サイドの目標温度を幅方向平均より低くする設
定値A、パレット中央部の目標温度を還元粉化指数の測
定値に基づき調整する係数B、平滑ゲインg、還元粉化
指数の目標値RDIAに基づいて、前記(1)〜(3)
式により幅方向の排風温度の目標パターンが演算され、
幅方向温度制御演算装置17に出力される。幅方向温度
制御演算装置17は、熱電対16−1〜16−5から入
力される幅方向各位置における排風温度と、原料装入嵩
高計6−1〜6−5から入力される幅方向原料装入嵩高
と、幅方向温度目標パターン演算装置20から入力され
る幅方向の排風温度の目標パターンとに基づいて、幅方
向の排風温度が目標パターンとなるよう、各分割ゲート
5−1〜5−5の目標開度を演算し、各分割ゲート5−
1〜5−5の開度が目標開度となるよう操作し、原料装
入嵩高の幅方向差を調整する。
向温度目標パターン演算装置20により、還元粉化指数
測定装置19から測定入力された還元粉化指数の測定値
RDIMと別途手動設定器21から入力されたパレット
側壁側両サイドの目標温度を幅方向平均より低くする設
定値A、パレット中央部の目標温度を還元粉化指数の測
定値に基づき調整する係数B、平滑ゲインg、還元粉化
指数の目標値RDIAに基づいて、前記(1)〜(3)
式により幅方向の排風温度の目標パターンが演算され、
幅方向温度制御演算装置17に出力される。幅方向温度
制御演算装置17は、熱電対16−1〜16−5から入
力される幅方向各位置における排風温度と、原料装入嵩
高計6−1〜6−5から入力される幅方向原料装入嵩高
と、幅方向温度目標パターン演算装置20から入力され
る幅方向の排風温度の目標パターンとに基づいて、幅方
向の排風温度が目標パターンとなるよう、各分割ゲート
5−1〜5−5の目標開度を演算し、各分割ゲート5−
1〜5−5の開度が目標開度となるよう操作し、原料装
入嵩高の幅方向差を調整する。
【0019】その結果、還元粉化指数は目標値で安定化
すると共に、パレット側壁側両サイドの排風温度は、幅
方向の平均排風温度よりも低く保たれ、パレット側壁側
両サイドの焼成が遅れて焼結進行に伴う焼き締まり量が
パレット側壁側両サイドで抑制され、パレット側壁と充
填層9間の漏風が減少して主排風機12の風量原単位が
低下し、電力原単位が低減する。
すると共に、パレット側壁側両サイドの排風温度は、幅
方向の平均排風温度よりも低く保たれ、パレット側壁側
両サイドの焼成が遅れて焼結進行に伴う焼き締まり量が
パレット側壁側両サイドで抑制され、パレット側壁と充
填層9間の漏風が減少して主排風機12の風量原単位が
低下し、電力原単位が低減する。
【0020】上記方法により幅方向排風温度が目標パタ
ーンとなるよう制御した本発明実施後と、幅方向排風温
度パターンがフラットとなるよう制御していた本発明実
施前のそれぞれについて、焼結鉱還元粉化指数のバラツ
キ(標準偏差)と電力原単位を測定した。その結果を表
2に示す。表2に示すとおり、本発明実施後は、焼結鉱
還元粉化指数の標準偏差が0.4%低減すると共に、電
力原単位が0.6Kwh/T低下している。
ーンとなるよう制御した本発明実施後と、幅方向排風温
度パターンがフラットとなるよう制御していた本発明実
施前のそれぞれについて、焼結鉱還元粉化指数のバラツ
キ(標準偏差)と電力原単位を測定した。その結果を表
2に示す。表2に示すとおり、本発明実施後は、焼結鉱
還元粉化指数の標準偏差が0.4%低減すると共に、電
力原単位が0.6Kwh/T低下している。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明方法によれ
ば、DL焼結機における焼結鉱の還元粉化指数の安定化
を図ると共に、電力原単位の低減を図ることができ、焼
結機の安定操業と操業コストの低減を図ることができ
る。
ば、DL焼結機における焼結鉱の還元粉化指数の安定化
を図ると共に、電力原単位の低減を図ることができ、焼
結機の安定操業と操業コストの低減を図ることができ
る。
【図1】この発明方法を実施するための設備構成例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】図1の焼結機の要部概略平面図である。
【図3】図1の焼結機における点火炉からの距離と排風
温度の推移を示すグラフである。
温度の推移を示すグラフである。
【図4】幅方向排風温度パターンの説明図である。
1 原料槽 2 ミキサー 3 サージホッパー 4 ロータリーフィーダ 5−1〜5−5 分割ゲート 6−1〜6−5 原料装入嵩高計 7 給鉱シュート 8 グレード 9 充填層 10 点火炉 11 風箱 12 主排風機 13、16−1〜16−5 熱電対 14 燃焼前線 15 焼成点 17 幅方向温度制御演算装置 18 サンプラー 19 還元粉化指数測定装置 20 幅方向温度目標パターン演算装置 21 手動設定器
Claims (2)
- 【請求項1】 焼結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱
部との間で幅方向各位置における排風温度を測定し、該
測定された幅方向各位置における排風温度に基づいて給
鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作することによって給
鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操業方法にお
いて、パレット中央部の目標排風温度を還元粉化指数の
測定値と目標値との差に基づいて補正することを特徴と
する焼結機の操業方法。 - 【請求項2】 焼結機の排風温度立ち上がり位置と排
鉱部との間で幅方向各位置における排風温度を測定し、
該測定された幅方向各位置における排風温度に基づいて
給鉱部幅方向の分割ゲート開度を操作することによって
給鉱部原料装入嵩高を調節制御する焼結機の操業方法に
おいて、パレット中央部の目標排風温度を還元粉化指数
の測定値と目標値との差に基づいて補正すると共に、パ
レット側壁側両サイドの排風温度を幅方向の平均排風温
度より低く設定することを特徴とする焼結機の操業方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14858193A JPH06330193A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 焼結機の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14858193A JPH06330193A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 焼結機の操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06330193A true JPH06330193A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15455950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14858193A Pending JPH06330193A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 焼結機の操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06330193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101304685B1 (ko) * | 2011-11-11 | 2013-09-06 | 주식회사 포스코 | 소결광 환원분화강도 개선 장치 및 방법 |
| KR101412100B1 (ko) * | 2012-04-27 | 2014-06-26 | 현대제철 주식회사 | 소결 장치 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14858193A patent/JPH06330193A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101304685B1 (ko) * | 2011-11-11 | 2013-09-06 | 주식회사 포스코 | 소결광 환원분화강도 개선 장치 및 방법 |
| KR101412100B1 (ko) * | 2012-04-27 | 2014-06-26 | 현대제철 주식회사 | 소결 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5298634B2 (ja) | 焼結鉱の品質制御方法 | |
| JP2019131847A (ja) | 焼結鉱の製造方法および高炉操業方法 | |
| JPH055589A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| KR101364064B1 (ko) | 소성온도 제어장치 및 이를 이용한 소성온도 제어방법 | |
| JPH06330193A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| JP2002121621A (ja) | 焼結鉱の製造法およびdl式焼結機 | |
| JP6179726B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| JP2021139037A (ja) | フェロニッケルの製錬方法 | |
| JPH05195091A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| KR100620099B1 (ko) | 철광석 소결기의 속도 제어 장치 및 그 방법 | |
| JP3297796B2 (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| KR970010803B1 (ko) | 균일소성을 위한 소결완료점(btp) 제어방법 | |
| JPH05279756A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| JPH089740B2 (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| JPH05222463A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| JPS63210245A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| KR102922774B1 (ko) | 소결광의 제조 방법 및 소결광의 제조 장치 | |
| JPH08127822A (ja) | 焼結操業法 | |
| JPH06330194A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| CN118293697A (zh) | 一种基于燃气喷吹辅助烧结的烧结调控方法及系统 | |
| JPH0814007B2 (ja) | 塊成鉱の製造方法 | |
| KR20020046760A (ko) | 배광 소결광의 열조절 장치 및 방법 | |
| JPH0949031A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| JPH1180846A (ja) | 焼結機の操業方法 | |
| JPS5934216B2 (ja) | Dl焼結機の操業方法 |