JPH0633027A - 合成樹脂ライニング用接着剤及び合成樹脂ライニング管 - Google Patents

合成樹脂ライニング用接着剤及び合成樹脂ライニング管

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JPH0633027A
JPH0633027A JP4264626A JP26462692A JPH0633027A JP H0633027 A JPH0633027 A JP H0633027A JP 4264626 A JP4264626 A JP 4264626A JP 26462692 A JP26462692 A JP 26462692A JP H0633027 A JPH0633027 A JP H0633027A
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JP
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synthetic resin
block copolymer
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silane
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JP4264626A
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English (en)
Inventor
Yasuo Iketani
保男 池谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】合成樹脂管と金属管との耐久接着性を高めるこ
とを可能とする、新規な合成樹脂ライニング用接着剤を
提供する。 【構成】2重量%無水マレイン酸変性SEBS100重
量部に、3─グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
5重量部を加え、150℃の温度で熱溶融混合し、シラ
ン化合物を無水マレイン酸変性SEBSにグラフトさ
せ、シラン変性ブロック共重合体1を得た。シラン変性
SEBS(シラン変性共重合体1)100重量部、C5
系石油樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンD2
00)30重量部、ジブチル錫ジラウレート0.01重
量部の割合で配合し、150℃の温度で熱溶融・混練
し、ホットメルト接着剤を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管の内面に合成樹
脂管を貼り合わせて合成樹脂ライニング管を製造するの
に適した合成樹脂ライニング用接着剤、及びその接着剤
を用いた合成樹脂ライニング管に関し、特に、合成樹脂
管と金属管との耐久接着性を高め得る合成樹脂ライニン
グ用接着剤、及び耐久接着性に優れた合成樹脂ライニン
グ管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂ライニング管は、膨径法
あるいは縮径法と称されている方法により製造されてい
る。
【0003】膨径法では、合成樹脂管の外周面と金属管
の内周面との間に接着剤を介在させ、合成樹脂管を加熱
・加圧により膨径させることにより、両者を接着させて
いる(例えば、特開昭56−55227、特開昭58−
12720、特開昭59−59418等)。他方、縮径
法では、合成樹脂管の外周面と金属管の内周面との間に
接着剤を介在させた状態で、金属管をロール等により縮
径させ、それによって合成樹脂管の外周面と金属管の内
周面とを圧着させて接着している。
【0004】上記のような従来の合成樹脂ライニング管
の製造方法では、接着剤として、ポリアミド系又はポリ
エステル系接着剤、ブタジエン─スチレンブロック共重
合体エラストマー系ホットメルト接着剤、スチレン─ブ
タジエン─スチレントリブロック共重合体を主成分とす
る接着剤(特公平2−37378)、カルボン酸基もし
くは酸無水物基を分子中に含有するポリオレフィンを主
成分とする接着剤(特開昭58−12720)、少なく
とも2個のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロ
ックと、少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とす
る重合体ブロックBとから成るブロック共重合体を水素
添加し、該重合体中の共役ジエン化合物に基づく脂肪族
二重結合の少なくとも80%を水素添加して得られる水
添ブロック共重合体100重量部に、エポキシ基含有不
飽和化合物を0.01〜20重量部グラフトして得られ
る接着剤(特公平3─23582)等が用いられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような接着剤を用いて製造された従来の合成樹脂ライニ
ング管では、合成樹脂管と金属管との耐熱接着性及び耐
久接着性が十分でないという問題があった。即ち、得ら
れた合成樹脂ライニング管について、冷熱サイクルテス
トを繰り返したところ、合成樹脂管と金属管との接着部
分において剥離が生じがちであるという問題があった。
又、従来の合成樹脂ライニング管の製造方法において、
接着剤として溶剤型の接着剤を用いた方法では、有機溶
剤により作業環境が汚染されたり、溶剤乾燥のために多
くの作業スペース及び工程が必要であるという問題もあ
った。
【0006】よって、本発明の目的は、従来の合成樹脂
ライニング管の製造方法における問題点を解消し、合成
樹脂管と金属管との耐久接着性を高めることを可能とす
る、新規な合成樹脂ライニング用接着剤、及び耐久接着
性に優れた合成樹脂ライニング管を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、合成樹
脂ライニング管における合成樹脂管と金属管との耐久接
着性を高めるべく鋭意検討した結果、接着剤として、特
定のシラン化合物により変性された特定のブロック共重
合体を用いれば、耐久接着性を高め得ることを見出し、
本発明を成すに至った。
【0008】即ち、請求項1に記載の発明の合成樹脂ラ
イニング用接着剤は、膨径法あるいは縮径法により合成
樹脂ライニング管を製造する際に好適に用いられるもの
であって、一般式A−B−A又はA−B(但し、Aは、
実質的にモノビニル置換芳香族化合物重合体からなるブ
ロックを示し、Bは実質的にジオレフィン重合体からな
るブロックを示す。)で表され、モノビニル置換芳香族
化合物重合体含有量が10〜70重量%、重量平均分子
量が5000〜500000の範囲にあるブロック共重
合体又はこれらの水添物の少なくとも一種に、不飽和カ
ルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物を0.01〜30
重量%の範囲でグラフトさせた変性ブロック共重合体の
グラフトブロックを、更に一般式R1 SiY3 (R1
エポキシ基を有する炭化水素基又はハイドロカーボンオ
キシ基を示し、Yは加水分解し得る有機官能基を示
す。)で表されるシラン化合物により変性してなること
を特徴とする。
【0009】ブロック共重合体又はこれらの水添物 本発明においては、一般式A−B−A又はA−B〔A
は、実質的にモノビニル置換芳香族化合物重合体からな
るブロック(以下、A成分という)、Bは実質的にジオ
レフィン重合体からなるブロック(以下、B成分とい
う)〕で表され、A成分含有量が10〜70重量%、重
量平均分子量が5000〜500000の範囲にあるブ
ロック共重合体又はこれらの水添物の少なくとも一種
(以下、ブロック共重合体という)が使用される。
【0010】ブロック共重合体としては、例えば、両
端のスチレンポリマーブロック(A成分)の中間に、エ
チレン構造とブチレン構造(B成分)とが混在してなる
構造のもの、例えば、ブタジエンポリマーブロック(B
成分)の両端にスチレンポリマーブロック(A成分)が
結合された構造を有するスチレン─ブタジエン─スチレ
ン(SBS)型ブロック共重合体のブタジエンポリマー
部分(B成分)に完全に水素を添加して得られるもの、
あるいは両端のスチレンポリマーブロック(A成分)
の中間に、エチレン構造とプロピレン構造とが混在(B
成分)してなる構造のもの、例えば、イソプレンポリマ
ーブロック(B成分)の両端にスチレンポリマーブロッ
ク(A成分)が結合された構造を有するスチレン─イソ
プレン─スチレン(SIS)型ブロック共重合体のイソ
プレンポリマー部分(B成分)に完全に水素を添加して
得られるものが使用される。
【0011】ブロック共重合体は、スチレン相等の硬質
ブロック(A成分)と、エチレン─ブチレン相又はエチ
レン─プロピレン相等の弾性ブロック(B成分)との2
相構造を有している。硬質ブロック(A成分)の含有量
が低ければ、樹脂の弾性率や凝集力が低くなり、接着剤
に用いられた場合に接着強度や耐熱性に問題が生じる。
又、硬質ブロック(A成分)の含有率が高すぎれば、弾
性率が高くなりすぎて柔軟性を失い、いわゆる固い接着
剤となり、加熱時の流動性や剥離強度が低下する。従っ
て、ブロック共重合体中のA成分の含有率は、10〜7
0重量%とされ、具体的には15〜35重量%であるの
が好ましい。又、ブロック共重合体の重量平均分子量
は、5000〜500000であり、好ましくは400
00〜120000であることが合成樹脂ライニング用
として好適である。
【0012】変性ブロック共重合体 ブロック共重合体は、不飽和カルボン酸又は不飽和カル
ボン酸無水物が0.01〜30重量%の範囲でグラフト
されて、変性ブロック共重合体(以下、酸変性ブロック
共重合体という)とされる。
【0013】ブロック共重合体にグラフトさせるカルボ
ン酸又は酸無水物としては、例えば、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸又はこれらのカルボン酸の酸無水物等が使用される
が、これらの中でも、ジカルボン酸無水物が好ましく、
特に無水マレイン酸が好ましい。酸変性ブロック共重合
体中の、グラフトされたカルボン酸又は酸無水物成分の
含有量は、0.01〜30重量%であり、好ましくは
0.05〜10重量%である。0.01重量%〜30重
量%としたのは、0.01重量%未満ではシラン変性の
効果が小さいからであり、30重量%を超えると弾性ブ
ロックの極性が高くなり二相構造の形成を阻害するおそ
れがあるからである。
【0014】酸変性ブロック共重合体は、ブロック共重
合体と、不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物
とを溶融状態又は溶液状態にしておいて、ラジカル開始
剤を使用又は使用せずに、ブロック共重合体に不飽和カ
ルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物をグラフトさせる
ことにより得られる。これらの酸変性ブロック共重合体
の製造方法に関しては、本発明では特に限定されない
が、得られた酸変性ブロック共重合体がゲル等の好まし
くない成分を含んだり、その溶融粘度が大きく低下して
加工性が悪化したりする方法は好ましくない。
【0015】シラン化合物による変性 酸変性ブロック共重合体は、特定のシラン化合物により
シラン変性させて、シラン変性ブロック共重合体とされ
る。
【0016】特定のシラン化合物としては、一般式R1
SiY3 (R1 はエポキシ基を有する炭化水素基又はハ
イドロカーボンオキシ基を示し、Yは加水分解し得る有
機官能基を示す。)で表されるシラン化合物(以下、エ
ポキシシラン化合物という。)が使用され、例えば、3
─グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3─グリ
シドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3─グリシ
ドキシプロピルトリエトキシシラン、3─グリシドキシ
プロピルエチルジエトキシシラン、3─(N,N−グリ
シジル)アミノプロピルトリメキシシラン、3─(N,
N−グリシジル)アミノプロピルジメトキシシラン、3
−(N,N−グリシジル)アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−グリシジル─N,N−ビス〔3─(メチル
ジメトキシシリル)プロピル〕アミン、N−グリシジル
─N,N−ビス〔3─(トリメトキシシリル)プロピ
ル〕アミン、N−グリシジル─N,N−ビス〔3─(エ
チルジエトキシシリル)プロピル〕アミン、N−グリシ
ジル─N,N−ビス〔3─(トリエトキシシリル)プロ
ピル〕アミン等が挙げられる。
【0017】酸変性ブロック共重合体のシラン変性方法
としては、酸変性ブロック共重合体と、エポキシシラン
化合物とをロール、ニーダー、押出し機、万能攪拌機、
溶液混合等を利用して混合加熱すれば良い。反応温度に
ついては、エポキシ基とカルボン酸又は酸無水物とが十
分反応可能な温度で良いが、具体的には120〜180
℃の範囲が好ましい。上記120℃より低温では、変性
に長時間を要し、又は未変性物が残る。又、180℃を
超えると、エポキシシラン化合物の蒸発が著しい。もっ
とも、3級アミン等の触媒を用いれば、より低温で又は
より短時間で反応させ得る。
【0018】本発明のシラン変性ブロック共重合体は、
従来のシラン変性ブロックポリマー、具体的にはブロッ
ク共重合体に過酸化物でビニルシランをグラフト反応さ
せたものに比べて、極性が高いため接着性が良好であ
る。本発明のシラン変性ブロック共重合体にグラフトさ
れたエポキシシラン化合物は、水分の存在下において加
水分解し、相互間に架橋反応を生じ、耐熱凝集力を高め
る。又、被着体表面とも反応し、接着剤強度も高められ
る。上記シラノール縮合反応触媒としては、例えばジブ
チル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ナフテ
ン酸鉛、カプリル酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、エチル
アミン、ジブチルアミン、脂肪酸等が挙げられる。上記
シラノール縮合反応は、本発明のシラン変性ブロック共
重合体系接着剤を被着体に熱融着した後、空気中の水分
により開始される。
【0019】本発明のシラン変性ブロック共重合体に対
し、接着性の向上、溶融粘度の調整等を目的として、ロ
ジン類、テルペン系樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、芳香族
炭化水素樹脂、フェノール系樹脂又はクマロンインデン
系樹脂等の粘着付与樹脂を添加することができ、これら
の粘着付与樹脂は、上記ブロック共重合体100重量部
に対して、0〜300重量部の範囲で必要に応じて添加
される。又、炭酸カルシウム、クレー、タルク又は酸化
チタン等の充填剤;例えばナフテン系、アロマ系、パラ
フィン系オイル等の流動性調整剤;ジオクチルフタレー
ト(DOP)やジブチルフタレート(DBP)等の可塑
剤;酸化防止剤等も必要に応じて上記ブロック共重合体
等に添加することができる。
【0020】請求項2に記載の発明の合成樹脂ライニン
グ用接着剤は、膨径法あるいは縮径法により合成樹脂ラ
イニング管を製造する際に好適に用いられるものであっ
て、一般式A−B−A又はA−B(但し、Aは、実質的
にモノビニル置換芳香族化合物重合体からなるブロック
を示し、Bは実質的にジオレフィン重合体からなるブロ
ックを示す。)で表され、モノビニル置換芳香族化合物
重合体含有量が10〜70重量%、重量平均分子量が5
000〜500000の範囲にあるブロック共重合体又
はこれらの水添物の少なくとも一種に、エポキシ基含有
不飽和化合物を0.01〜20重量%の範囲でグラフト
させた変性ブロック共重合体のグラフトブロックを、更
に一般式R2 SiY3 (R2 はアミノ基を有する炭化水
素基又はハイドロカーボンオキシ基を示し、Yは加水分
解し得る有機官能基を示す。)で表されるシラン化合物
により変性してなることを特徴とする。
【0021】ブロック共重合体又はこれらの水添物 本発明において、ブロック共重合体又はこれらの水添物
としては、本願の請求項1の発明において使用されるの
と同じブロック共重合体が使用される。
【0022】変性ブロック共重合体 ブロック共重合体は、エポキシ基含有不飽和化合物が
0.01〜30重量%の範囲でグラフトされてエポキシ
変性ブロック共重合体(以下、エポキシ変性ブロック共
重合体という)とされる。
【0023】エポキシ基含有不飽和化合物としては、例
えば、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジ
ル、イタコン酸グリシジル、アリルグリシジルエーテル
等が使用される。エポキシ変性ブロック共重合体中の、
グラフトされたエポキシ基含有不飽和化合物成分の含有
量は、0.01〜20重量%であり、好ましくは0.0
5〜10重量%である。0.01重量%〜20重量%と
したのは、0.01重量%未満ではシラン変性の効果が
小さいからであり、20重量%を超えると弾性ブロック
の極性が高くなり二相構造の形成を阻害するおそれがあ
るからである。
【0024】エポキシ変性ブロック共重合体は、ブロッ
ク共重合体と、エポキシ基含有不飽和化合物とを溶融状
態又は溶液状態にしておいて、ラジカル開始剤を使用又
は使用せずに、ブロック共重合体にエポキシ基含有不飽
和化合物をグラフトさせることにより得られる。これら
のエポキシ変性ブロック共重合体の製造方法に関して
は、本発明では特に限定されないが、得られたエポキシ
変性ブロック共重合体がゲル等の好ましくない成分を含
んだり、その溶融粘度が大きく低下して加工性が悪化し
たりする方法は好ましくない。
【0025】シラン化合物による変性 エポキシ変性ブロック共重合体は、特定のシラン化合物
によりシラン変性されて、シラン変性ブロック共重合体
とされる。特定のシラン化合物としては、一般式R2
iY3 (R2 はアミノ基を有する炭化水素基又はハイド
ロカーボンオキシ基を示し、Yは加水分解し得る有機官
能基を示す。)で表されるシラン化合物(以下、アミノ
シラン化合物という。)が使用される。
【0026】アミノシラン化合物としては、例えば、N
−(2─アミノエチル)─3─アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−(2─アミノエチル)─3─アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、3─アミノプロピルト
リエトキシシラン、3─アミノプロピルエチルジエトキ
シシラン、p−〔N─(2─アミノエチル)アミノメチ
ル〕フェネチルトリメトキシシラン、p─〔N─(2─
アミノエチル)アミノメチル〕フェネチルメチルジメト
キシシラン、N,N─ビス〔(メチルジメトキシシリ
ル)プロピル〕アミン、N,N─ビス〔3─(メチルジ
メトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N
─ビス〔3─(トリメトキシシリル)プロピル〕エチレ
ンジアミン、N,N─ビス〔3─(トリメトキシシリ
ル)プロピル〕アミン、N─〔3─トリメトキシシリ
ル)プロピル〕ジエチレントリアミン、N−〔(3─ト
リメトキシシリル)プロピル〕トリエチレンテトラミ
ン、N─3─トリメトキシシリルプロピル─m−フェニ
レンジアミン、N─3─メチルジメトキシシリルプロピ
ル−m−フェニレンジアミン等が使用される。
【0027】エポキシ基変性ブロック共重合体のシラン
変性方法としては、エポキシ変性ブロック共重合体と、
アミノシラン化合物とをロール、ニーダー、押出し機、
万能攪拌機、溶液混合等を利用して混合加熱すれば良
い。反応温度については、エポキシ基とアミノ基が十分
反応可能な温度で良いが、具体的には120〜180℃
の範囲が好ましい。上記120℃より低温では、変性に
長時間を要し、又は未変性物が残る。又、180℃を超
えると、アミノシラン化合物の蒸発が著しい。もっと
も、3級アミン等の触媒を用いれば、より低温で又はよ
り短時間で反応させ得る。
【0028】本発明のシラン変性ブロック共重合体は、
従来のシラン変性ブロックポリマー、具体的にはブロッ
ク共重合体に過酸化物でビニルシランをグラフト反応さ
せたものに比べて、極性が高いため接着性が良好であ
る。
【0029】本発明のシラン変性ブロック共重合体にグ
ラフトされたアミノシラン化合物は、水分の存在下にお
いて加水分解し、相互間に架橋反応を生じ、耐熱凝集力
を高める。又、被着体表面とも反応し、接着剤強度も高
められる。シラノール縮合反応触媒としては、本願の請
求項1の発明と同様のものが使用される。
【0030】本発明のシラン変性ブロック共重合体に対
し、接着性の向上、溶融粘度の調整等を目的として、本
願の請求項1の発明と同様の粘着付与樹脂、充填剤を添
加することができる。
【0031】又、請求項3に記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載の合成樹脂ライニング用接着剤を用い
て金属管の内面に合成樹脂管が貼り合わされてなる合成
樹脂ライニング管である。
【0032】本発明において、金属管としては、鉄、
鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、亜鉛等、一般に
金属と呼ばれるものからなる管が使用される。金属管の
合成樹脂管が貼り合わされる内面は、サンドブラスト、
塩酸、硫酸、硝酸等による錆等の酸化膜除去処理、アル
カリ等による脱脂処理等を施すことにより、合成樹脂管
との接着性に適した状態にするのが好ましい。又、プラ
イマー等の公知の接着促進剤を塗布してもよい。
【0033】本発明において、合成樹脂管用の合成樹脂
としては、合成樹脂ライニング用接着剤との接着性の高
い熱可塑性樹脂が好適に使用され、例えば、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、アクリル樹脂、エチレン─酢酸ビ
ニル共重合体、シラン変性ポリエチレン、カルボン酸変
性ポリエチレン、ポリビニルアセタール等が使用され
る。
【0034】
【作用】本願の請求項1及び請求項2の発明の合成樹脂
ライニング用接着剤は、上記特定のシラン変性ブロック
共重合体を用いて構成されており、該シラン変性ブロッ
ク共重合体は、水分の存在下において加水分解し、架橋
反応するため、耐熱凝集力に優れている。したがって、
合成樹脂ライニング管の製造に用いた場合、合成樹脂管
と金属管との間の接着部分の耐熱凝集力が高められ、か
つ金属管や合成樹脂管の表面とも反応し、接着剤と被着
体表面との接着強度が高められる。よって、合成樹脂管
と金属管との耐久接着性がシラン変性ブロック共重合体
系接着剤により著しく高められる。
【0035】請求項3に記載の発明の合成樹脂ライニン
グ管は、請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂ライニ
ング用接着剤を用いて金属管の内面に合成樹脂管が貼り
合わされてなることにより、合成樹脂管と金属管との間
の接着部分の耐熱凝集力が高められ、かつ金属管や合成
樹脂管の表面とも反応し、接着剤と被着体表面との接着
強度が高い。よって、合成樹脂管と金属管との耐久接着
性に優れている。
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を挙げるこ
とにより、本発明を明らかにする。実施例1 2重量%無水マレイン酸変性SEBS(旭化成工業社
製、商品名:タフテックM1913、スチレン含有量約
30重量%、分子量:約5万)100重量部に、3─グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン5重量部を加
え、150℃の温度で熱溶融混合し、エポキシシラン化
合物を無水マレイン酸変性SEBSにグラフトさせ、シ
ラン変性ブロック共重合体1を得た。
【0036】次に、シラン変性ブロック共重合体1と、
他の成分とを下記の割合で配合し、150℃の温度で熱
溶融・混練し、ホットメルト接着剤を得た。 シラン変性SEBS(シラン変性共重合体1) …100重量部 C5 系石油樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンD200) … 30重量部 ジブチル錫ジラウレート …0.01重量部
【0037】実施例2 2重量%無水マレイン酸変性SEBS(旭化成工業社
製、タフテックM1913)100重量部に、3─グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン10重量部を加
え、150℃の温度で熱溶融混合し、エポキシシラン化
合物をグラフトさせ、シラン変性ブロック共重合体2を
得た。次に、シラン変性ブロック共重合体1に代えて、
シラン変性ブロック共重合体2を用いたことを除いて
は、実施例1と同様にしてホットメルト接着剤を得た。
【0038】実施例3 2重量%無水マレイン酸変性SEPS(クラレ社製、商
品名:セプトンKL−02−2、スチレン含有量約30
重量%、分子量:約5万)100重量部に、3─グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン5重量部を加え、1
50℃の温度で熱溶融混合し、エポキシシラン化合物を
グラフトさせてシラン変性ブロック共重合体3を得た。
次に、シラン変性ブロック共重合体1に代えて、シラ
ン変性ブロック共重合体3を用いたことを除いては、実
施例1と同様にしてホットメルト接着剤を得た。
【0039】実施例4 2重量%無水マレイン酸変性SEPS(クラレ社製、商
品名:セプトンKL−02−2)100重量部に、3─
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン10重量部を
加え、150℃の温度で熱溶融混合し、エポキシシラン
化合物をグラフトさせ、シラン変性ブロック共重合体4
を得た。次に、シラン変性ブロック共重合体1に代え
て、シラン変性ブロック共重合体4を用いたことを除い
ては、実施例1と同様にしてホットメルト接着剤を得
た。
【0040】比較例1 SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフテックH10
41、スチレン含有量約30重量%、分子量:約5万)
100重量部に、ビニルトリメトキシシラン3.5重量
部及びジクミルパーオキサイド0.2重量部を加え、1
50℃の温度で熱溶融混合し、ビニルシラン化合物をグ
ラフトさせ、シラン変性ブロック共重合体5を得た。
次に、シラン変性ブロック共重合体1に代えて、シラン
変性ブロック共重合体5を用いたことを除いては、実施
例1と同様にしてホットメルト接着剤を得た。
【0041】比較例2 2重量%無水マレイン酸変性SEBS(旭化成工業社
製、商品名:タフテックH1913)100重量部と、
5 系石油樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン
D200)30重量部とを、150℃の温度で熱溶融混
練し、ホットメルト接着剤を得た。
【0042】比較例3 2重量%無水マレイン酸変性SEPS(クラレ社製、商
品名:セプトンKL−02−2)100重量部と、C5
系石油樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンD2
00)30重量部とを150℃の温度で熱溶融混練し、
ホットメルト接着剤を得た。
【0043】実施例5 エポキシ変性SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフ
テックZ−513、スチレン含有量約30重量%、分子
量:約5万、エポキシ変性量:0.1ミリmol/g)
100重量部に、N─(2─アミノエチル)─3─アミ
ノプロピルトリメトキシシラン2重量部を加え、150
℃の温度で熱溶融混合し、アミノシラン化合物をエポキ
シ変性SEBSにグラフトさせ、シラン変性ブロック共
重合体6を得た。
【0044】次に、シラン変性ブロック共重合体6と、
他の成分とを下記の割合で配合し、150℃の温度で熱
溶融・混練し、ホットメルト接着剤を得た。 シラン変性SEBS(シラン変性共重合体6) …100重量部 C5 系石油樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンD200) … 30重量部 ジブチル錫ジラウレート …0.01重量部
【0045】実施例6 エポキシ変性SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフ
テックZ−513)100重量部に、N─(2─アミノ
エチル)─3─アミノプロピルトリメトキシシラン1重
量部を加え、150℃の温度で熱溶融混合し、アミノシ
ラン化合物をエポキシ変性SEBSにグラフトさせ、シ
ラン変性ブロック共重合体7を得た。次に、シラン変性
ブロック共重合体6に代えて、シラン変性ブロック共重
合体7を用いたことを除いては、実施例5と同様にして
ホットメルト接着剤を得た。
【0046】実施例7 エポキシ変性SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフ
テックZ−513)100重量部に、N─(2─アミノ
エチル)─3─アミノプロピルトリエトキシシラン2重
量部を加え、150℃の温度で熱溶融混合し、アミノシ
ラン化合物をエポキシ変性SEBSにグラフトさせ、シ
ラン変性ブロック共重合体8を得た。次に、シラン変性
ブロック共重合体6に代えて、シラン変性ブロック共重
合体8を用いたことを除いては、実施例5と同様にして
ホットメルト接着剤を得た。
【0047】実施例8 エポキシ変性SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフ
テックZ−513)100重量部に、3─アミノプロピ
ルトリエトキシシラン1重量部を加え、150℃の温度
で熱溶融混合し、アミノシラン化合物を上記エポキシ変
性SEBSにグラフトさせ、シラン変性ブロック共重合
体9を得た。次に、シラン変性ブロック共重合体6に代
えて、シラン変性ブロック共重合体9を用いたことを除
いては、実施例5と同様にしてホットメルト接着剤を得
た。
【0048】比較例4 エポキシ変性SEBS(旭化成工業社製、商品名:タフ
テックZ−513)100重量部と、C5 系石油樹脂
(日本ゼオン社製、商品名:クイントンD200)30
重量部とを、150℃の温度で熱溶融混練し、ホットメ
ルト接着剤を得た。
【0049】上記のようにして用意した実施例1〜8及
び比較例1〜4の各ホットメルト接着剤につき、下記の
(1)小試験片接着性評価及び(2)ライニング管試験
の2種類の試験方法により、接着性能を評価した。
【0050】(1)小試験片接着性評価 引張剪断強度 被着体として25mm×100mm×厚さ4mmの塩素
化塩化ビニル板と、25mm×125mm×厚さ1.5
mmのJIS G 3141の冷間圧延鋼板とを用意
し、これらを上記接着剤を用いて接着層の厚みが100
〜150μm、接着面積が2×2.5cmとなるように
して貼り合わせ、150℃の温度で2kg/cm2 の圧
力を加えて接着させた。接着後、引張剪断強度を測定す
ることにより初期常態接着性を評価した。又、23℃の
冷水に上記接着物を5分間浸漬し、次に85℃の熱水に
5分間浸漬する工程を1サイクルとし、1000サイク
ル行った後に、23℃において同様に引張剪断強度を測
定した。なお、剥離速度は50mm/分とした。結果を
表1及び表2に示す。
【0051】90°剥離試験 ─a…被着体として、25mm×125mm×厚さ
1.6mmのJIS G3141冷間圧延鋼板と、25
mm×125mm×厚さ1.6mmの綿帆布(9号)と
を用意し、接着剤を厚み約100〜150μmとなるよ
うに、かつ接着面積が25×100mmとなるようにし
て両者を貼り合わせ、150℃の温度で2kg/cm2
の圧力を加えて接着させた。得られた接着物について、
90°剥離試験(測定温度23℃)を行うことにより、
初期常態接着性を評価した。又、85℃の熱水に上記接
着物を3日間浸漬した後、再度90°剥離試験(測定温
度23℃)を行い、熱水浸漬後接着性を評価した。尚、
剥離速度は50mm/分とした。結果を表1及び表2に
示す。
【0052】─b…被着体として、25mm×100
mm×厚さ4mmの塩素化塩化ビニル板(CPVC板)
と、25mm×125mm×厚さ0.6mmの綿帆布
(9号)とを用意し、接着剤を厚み約100〜150μ
mとなるようにかつ接着面積が25×80mmとなるよ
うにして両者を貼り合わせ、150℃の温度で2kg/
cm2 の圧力を加えて接着させた。得られた接着物につ
いて90°剥離試験を行い、初期常態接着性を評価した
(測定温度23℃)。又、85℃の熱水に上記接着物を
3日間浸漬した後取り出し、50℃の温度で減圧乾燥を
8時間行い、しかる後再度90°剥離試験を行い、熱水
浸漬後接着性(測定温度:23℃)を評価した。剥離速
度は50mm/分とした。結果を表1及び表2に示す。
【0053】(2)ライニング管試験 縮径法によるライニング管の作製及び評価 外径52mmの塩素化塩化ビニル管の外周面に厚み10
0〜150μmとなるように接着剤を塗布し、内径53
mmの鋼管に挿入し、ロールにより鋼管を縮径後、12
0℃×2時間養生し、合成樹脂ライニング鋼管を製造し
た。次に、得られた合成樹脂ライニング鋼管について、
初期接着性評価を打診法により評価した。即ち、タッピ
ング棒でCPVC内面を叩き、その打音により接着欠損
の有無を調べた。又、作製された合成樹脂ライニング管
を23℃の冷水に5分浸漬し、85℃の熱水に5分浸漬
する工程を1サイクルとし、100サイクル繰り返した
後、打診法により接着状態を評価し、冷熱サイクルテス
ト後の接着性評価とした。結果を表3及び表4に示す。
【0054】膨径法によるライニング管の作製及びそ
の評価 外径49mmの塩素化塩化ビニル管の外周面に厚み約1
00〜150μmとなるように接着剤を塗布し、内径5
0mmの鋼管に挿入した後、150〜190℃の温度に
加熱し、かつ塩素化塩化ビニル管の内側を加圧し、合成
樹脂ライニング鋼管を製造した。得られた合成樹脂ライ
ニング鋼管につき、打診法により初期接着性評価を行っ
た。又、縮径法の場合と同様に冷熱サイクルテストを行
い、打診法により冷熱サイクルテスト後の接着性を評価
した。結果を表3及び表4に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】尚、表1及び表2において、引張剪断強度
及び90°剥離試験を行った後の接着部分は、全て界面
破壊していた。又、表1及び表2中の(*)は、接着試
験前に接着部分が自然剥離していたことを意味する。
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】表3及び表4において、接着性評価記号は
下記の意味を示す。 ○…接着部分において剥がれが存在しない状態。 △…接着性部分に一部剥がれが生じている状態。 ×…接着部分のほぼ全領域に渡り剥がれが生じている状
態。
【0061】表1,表3から明らかなように、酸変性ブ
ロック共重合体の酸基をエポキシシラン化合物によりグ
ラフト変性させた実施例のシラン変性ブロック共重合体
を主成分とする接着剤では、比較例の接着剤を用いた場
合に比べて、小試験片接着性において優れており、かつ
合成樹脂ライニング管を作製した場合には、冷熱サイク
ルテストを繰り返した後においても、鋼管と塩素化塩化
ビニル管との間に剥離が殆ど発生していず、良好な耐久
接着性を示すことがわかる。
【0062】表2,表4から明らかなように、エポキシ
変性ブロック共重合体のエポキシ基を上記アミノシラン
化合物によりグラフト変性させた実施例のシラン変性ブ
ロック共重合体を主成分とする接着剤では、比較例の接
着剤を用いた場合に比べて、小試験片接着性において優
れており、かつ合成樹脂ライニング管を作製した場合に
は、冷熱サイクルテストを繰り返した後においても、鋼
管と塩素化塩化ビニル管との間に剥離が殆ど発生してい
ず、良好な耐久接着性を示すことがわかる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1及び請求
項2の発明の合成樹脂ライニング用接着剤では、上記の
如き構成とされているので、合成樹脂管と金属管との接
着に用いた場合、グラフトされているシラン化合物が接
着後に他のシラン化合物と反応し、それによって耐熱接
着性及び耐水接着強度が大幅に高められる。従って、本
発明によれば、合成樹脂管と金属管との耐久接着性が効
果的に高められた合成樹脂ライニング管を提供すること
が可能となる。
【0064】又、本発明のシラン変性ブロック共重合体
を用いた接着剤では、合成樹脂管と金属管とを接着した
後において、合成樹脂管と金属管との膨張率の違いによ
る歪みが効果的に吸収される。従って、本願の請求項3
の発明では耐久接着性に優れた合成樹脂ライニング管が
得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 96:02 B29L 23:00 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式A−B−A又はA−B(但し、A
    は、実質的にモノビニル置換芳香族化合物重合体からな
    るブロックを示し、Bは実質的にジオレフィン重合体か
    らなるブロックを示す。)で表され、モノビニル置換芳
    香族化合物重合体含有量が10〜70重量%、重量平均
    分子量が5000〜500000の範囲にあるブロック
    共重合体又はこれらの水添物の少なくとも一種に、不飽
    和カルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物を0.01〜
    30重量%の範囲でグラフトさせた変性ブロック共重合
    体のグラフトブロックを、更に一般式R1 SiY3 (R
    1はエポキシ基を有する炭化水素基又はハイドロカーボ
    ンオキシ基を示し、Yは加水分解し得る有機官能基を示
    す。)で表されるシラン化合物により変性してなること
    を特徴とする合成樹脂ライニング用接着剤。
  2. 【請求項2】 一般式A−B−A又はA−B(但し、A
    は、実質的にモノビニル置換芳香族化合物重合体からな
    るブロックを示し、Bは実質的にジオレフィン重合体か
    らなるブロックを示す。)で表され、モノビニル置換芳
    香族化合物重合体含有量が10〜70重量%、重量平均
    分子量が5000〜500000の範囲にあるブロック
    共重合体又はこれらの水添物の少なくとも一種に、エポ
    キシ基含有不飽和化合物を0.01〜20重量%の範囲
    でグラフトさせた変性ブロック共重合体のグラフトブロ
    ックを、更に一般式R2 SiY3 (R2 はアミノ基を有
    する炭化水素基又はハイドロカーボンオキシ基を示し、
    Yは加水分解し得る有機官能基を示す。)で表されるシ
    ラン化合物により変性してなることを特徴とする合成樹
    脂ライニング用接着剤。
  3. 【請求項3】 金属管の内面に合成樹脂管が請求項1又
    は請求項2に記載の合成樹脂ライニング用接着剤を用い
    て貼り合わされていることを特徴とする合成樹脂ライニ
    ング管。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320458A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Kraton Jsr Elastomers Kk 粘接着組成物
JP2010059319A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Sunstar Engineering Inc ポリオレフィン系接着剤組成物
JP2013082877A (ja) * 2011-09-30 2013-05-09 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 接着剤組成物、接着フィルムおよび基板の処理方法
US8921485B2 (en) 2007-12-14 2014-12-30 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha Adhesive composition
JP2015091917A (ja) * 2013-09-30 2015-05-14 積水フーラー株式会社 ホットメルト接着剤及びこれを用いてなる使い捨て製品
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JP2016065157A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 日立化成株式会社 接着剤組成物
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