JPH0633113U - 顕微鏡の光量調整装置 - Google Patents
顕微鏡の光量調整装置Info
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- JPH0633113U JPH0633113U JP6770992U JP6770992U JPH0633113U JP H0633113 U JPH0633113 U JP H0633113U JP 6770992 U JP6770992 U JP 6770992U JP 6770992 U JP6770992 U JP 6770992U JP H0633113 U JPH0633113 U JP H0633113U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 観察部分の光量を適正に調整できるようにす
る。 【構成】 光量調整装置は、TVカメラと光量検出回路
21と制御部とを備えている。TVカメラは、顕微鏡の
視野に入射する光量を平面的に検出する。光量検出回路
2は、TVカメラからの輝度信号を必要部と不必要部と
に分け、必要部に基づいて光量を平均化処理する。制御
部は、平均化処理された光量と設定値とを比較して光量
を調整する。
る。 【構成】 光量調整装置は、TVカメラと光量検出回路
21と制御部とを備えている。TVカメラは、顕微鏡の
視野に入射する光量を平面的に検出する。光量検出回路
2は、TVカメラからの輝度信号を必要部と不必要部と
に分け、必要部に基づいて光量を平均化処理する。制御
部は、平均化処理された光量と設定値とを比較して光量
を調整する。
Description
【0001】
本考案は、光量調整装置、特に、光源を有する顕微鏡の光量調整装置に関する 。
【0002】
たとえば医用分野では、組織から取り出した標本を顕微鏡を用いて観察するこ とにより、細胞診断や病理診断が行われている。この種の顕微鏡としては、標本 を照明する光源と、光源の光量を自動的に調整する光量調整装置が設けられたも のがある。
【0003】 実開平2−1716号公報に開示された光量調整装置は、標本で反射した光の 強度を検出する光強度検出部と、この光強度検出部の出力レベルと予め設定され た光強度に対応する信号レベルとの差に対応して光源の照射強度を制御する制御 手段とを備えている。この光量調整装置では、標本で反射した光の強度が所定の 光強度になるように光源の照射強度が制御されるので、顕微鏡の視野での光強度 が標本や対物レンズ等に関わりなく適した値となる。
【0004】
前記従来の構成では、検出された光強度が、顕微鏡の視野内の画像全体の光量 であるので、背景部分が極端に暗いまたは明るい場合には観察部分の光強度が適 切な強度にならないという不具合が生じる。たとえば、マーク等により画像の一 部が暗い場合、全体の光量が少なくなるので、光源の光量を増加させる方向に制 御がすすむ。このため、観察部分が明るくなり過ぎてしまう。また、標本中の検 体の分布が偏り、検体以外の部分が明るい場合には、全体の光量が多くなるので 、光量を減少させる方向に制御がすすむ。このため、観察部分が暗くなり過ぎて しまう。
【0005】 本考案の目的は、観察部分等の必要部の光量を適正に調整できるようにするこ とにある。
【0006】
本考案に係る光量調整装置は、光量検出手段と調整手段とを備えている。光量 検出手段は、顕微鏡の視野内の光量を平面的に検出するものである。調整手段は 、光量検出手段の検出結果を必要部と不必要部とに分け、必要部に基づいて視野 に入射する光量を逐次調整するものである。
【0007】
本考案に係る光量調整装置では、光量検出手段により顕微鏡の視野内の光量が 平面的に検出される。そして、調整手段により光量検出手段の検出結果が必要部 と不必要部とに分けられ、必要部に基づいて視野に入射する光量が調整される。 ここでは、視野内の光量の検出結果のうち必要部に基づいて視野に入射する光 量が調整されるので、視野内の暗過ぎる部分(マーク等)や明る過ぎる部分(背 景等)の不必要部の光量による影響を受けずに光量が調整される。このため、観 察部分等の必要部の光量が適正に調整される。
【0008】
図1は、本考案の一実施例を採用した顕微鏡システム1を示している。この顕 微鏡システム1は、装置本体1aと、キーボード2とにより主に構成されている 。装置本体1aは、TVカメラ付きの顕微鏡3と、CRTディスプレイからなる モニタ4とを有している。
【0009】 顕微鏡3は、試料台6と、複数の対物レンズ7と、1対の偏光フィルタ19a ,19bからなる減衰フィルタ19(図2)と、光源28(図2)とを備えてい る。試料台6は、前後左右及び上下方向に移動可能であり、試料台6には標本を 固定したプレパラート(図示せず)が位置決め可能に載置される。上側の偏光フ ィルタ19aは、下側の偏光フィルタ19bに対して回転可能となっており、こ の回転位置により光源28の光の減衰量が制御され光量調整が行われる。
【0010】 キーボード2には、試料台6を前後左右方向に移動させるためのジョイスティ ック10と、上下方向に移動させ焦点合わせを行うためのジョイスティック11 と、マニュアルにて光量を調整するための光量調整ボリューム15と、倍率を選 択するための倍率キー13とが配置されている。 この顕微鏡システム1は、図2に示すように、マイクロコンピュータ等からな る制御部20を有している。制御部20は、ROM、RAM等からなるメモリ部 27を有している。メモリ部27には、顕微鏡3の視野内の光量の基準設定値及 び偏光フィルタ19aの標準回転位置等が書き込まれている。
【0011】 制御部20には、顕微鏡3に設けられたTVカメラ16のS端子が光量検出回 路21、A/D変換器22を介して接続されている。このS端子は輝度信号EY を出力する端子である。また、TVカメラ16のRGB端子はモニタ4に接続さ れている。また制御部20には、モニタ4、キーボード2が接続されている。さ らに、対物レンズ7を回転させるためのモータ17がモータドライバ25を介し て接続されているとともに、上側の偏光フィルタ19aを回転させるためのモー タ18がモータドライバ26を介して接続されている。
【0012】 TVカメラ16のS端子から出力された輝度信号EY は、図3に示すように、 光量検出回路21の同期回路31及びクランプ回路32に与えられる。同期回路 31は、得られた輝度信号EY から垂直同期信号VS 及び水平同期信号HS を分 離する。分離された水平同期信号HS はクランプ回路32及び第1スイッチ(S W1 )33に与えられる。また垂直同期信号VS は、出力回路36に与えられる 。クランプ回路32は、与えられた輝度信号EY を水平同期信号HS の入力タイ ミングで0V調整した後、交流信号から直流信号に変換する。変換された直流の 輝度信号は第1スイッチ33、コンパレータ37の負入力端子及びコンパレータ 38の正入力端子に与えられる。第1スイッチ33は、水平同期信号HS の入力 期間中はオフし、その他の期間はオンする。これにより、直流の輝度信号から水 平同期信号HS を除去する。
【0013】 第1コンパレータ37の正入力端子には、上限設定ボリューム39で設定され た上限信号SMAX が与えられる。また、第2コンパレータ38の負入力端子には 、下限設定ボリューム40で設定された下限信号SMIN が与えられる。第1コン パレータ37及び第2コンパレータ38の出力はアンドゲート41に与えられる 。アンドゲート41の出力は第2スイッチ(SW2 )34に与えられる。第2ス イッチ34には、第1スイッチ33から、水平同期信号を除去した輝度信号が与 えられる。第2スイッチ34は、アンドゲート41の出力に応じてオンオフされ る。ここでは、直流の輝度信号のレベルが上限信号SMAX と下限信号SMIN との 間のレベルである場合にはアンドゲート41から「H」レベルの信号が出力され 、第2スイッチ34がオンする。また、直流の輝度信号のレベルが、上限信号S MAX 以上である場合または下限信号SMIN 以下である場合には「L」レベルとな り、第2スイッチ34はオフする。これにより、上限信号レベル以上または下限 レベル以下の輝度信号を除去する。
【0014】 第2スイッチ34の出力は平均化回路35に与えられる。平均化回路35では 、水平同期信号HS を含まず、かつ上限信号SMAX と下限信号SMIN との間のレ ベルの輝度信号の平均値を演算する。得られた平均輝度信号は出力回路36に与 えられる。出力回路36では、垂直同期信号に同期して平均輝度信号AVを出力 する。これにより1画面分の必要分の輝度信号の平均値が出力される。
【0015】 次に、制御部20の制御動作について、図4に示すフローチャートに基づき説 明する。 まず、ステップS1で初期設定が行われる。ここでは倍率が初期値に設定され 、また試料台6が初期位置にセットされる。ステップS2では、AD変換器22 から出力されたディジタル平均輝度信号AVDを読み込む。
【0016】 この平均輝度信号AVDは、必要部の光量の平均を示す信号であり、輝度信号 から、水平同期信号HS と垂直同期信号VS と上限信号SMAX 以上のレベルの信 号と下限信号SMIN 以下のレベルの信号とを除去した信号を平均化処理したもの である。このため、図5(A)に示すように、モニタ4の表示領域の大部分を閉 める背景中に暗い標本SPが存在する場合に、図5(B)に示すように、標本S Pに対応する輝度信号が背景に比べて低くなっても全体の光量の平均をとる従来 例に比べて、標本SPを鮮明に表示できるようになる。本実施例では、不要部で ある背景部分の信号及び水平同期信号を除去し、それ以外の信号により平均化処 理を行い、光量を検出しているからである。
【0017】 ステップS3では、顕微鏡3の視野内の明るさ、つまりモニタ4の明るさの基 準値である光量設定値LVを読み込む。ステップS4では、平均輝度信号AVD と光量設定値LVとを比較する。比較結果が一致する場合にはステップS5に移 行する。ステップS5では他の処理を行いステップS2に戻る。一方、ステップ S4で平均輝度信号が光量設定値と異なると判断した場合にはステップS6に移 行する。ステップS6では、平均輝度信号AVDと光量設定値LVとの偏差分に 応じて偏光フィルタ19aを回転させる。これにより、視野内の明るさが常に最 適となる。
【0018】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では上限かつ下限を設定したが、上限のみ又は下限のみの設 定でもよい。 (b) 前記実施例では試料台6を透過する光の光量を調整したが、試料台6上 の標本で反射する光の光量を調整する構成としてもよい。 (c) 前記実施例では1対の偏光フィルタにより光量を調整したが、NDフィ ルタや光源の電圧制御により光量を調整する構成としてもよい。
【0019】
本考案に係る光量調整装置では、顕微鏡の視野内の光量を平面的に検出し、そ の検出結果を必要部と不必要部とに分け、調整手段により必要部に基づいて視野 に入射する光量を調整しているので、観察部分等の必要部の光量を適正に調整で きる。
【図1】本考案の一実施例を採用した顕微鏡システムの
斜視図。
斜視図。
【図2】その制御ブロック図。
【図3】光量検出回路のブロック図。
【図4】制御部の制御フローチャート。
【図5】輝度信号の一例を示す図。
3 顕微鏡 16 TVカメラ 20 制御部 21 光量検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】顕微鏡の視野内の光量を平面的に検出する
光量検出手段と、 前記光量検出手段の検出結果を必要部と不必要部とに分
け、前記必要部に基づいて前記視野に入射する光量を逐
次調整する調整手段と、 を備えた顕微鏡の光量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6770992U JPH0633113U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6770992U JPH0633113U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633113U true JPH0633113U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13352763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6770992U Pending JPH0633113U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633113U (ja) |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP6770992U patent/JPH0633113U/ja active Pending
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