JPH0633114U - 顕微鏡の光量調整装置 - Google Patents
顕微鏡の光量調整装置Info
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- JPH0633114U JPH0633114U JP6771092U JP6771092U JPH0633114U JP H0633114 U JPH0633114 U JP H0633114U JP 6771092 U JP6771092 U JP 6771092U JP 6771092 U JP6771092 U JP 6771092U JP H0633114 U JPH0633114 U JP H0633114U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視野内の明るさの変動を抑え、素早く観察可
能にする。 【構成】 光量調整装置は、光源と、切換え可能かつ倍
率が異なる複数の対物レンズと、フィードバック制御に
より視野内の光量を制御する光量制御装置とを有する顕
微鏡における、対物レンズ切換え時の光量調整を行う装
置である。この装置は、メモリ部と制御部とを備えてい
る。メモリ部は、複数の対物レンズに対応する標準設定
値を記憶する。制御部は、対物レンズを切り換える時、
新たな対物レンズに対応する標準設定値に応じて光量を
調整する。
能にする。 【構成】 光量調整装置は、光源と、切換え可能かつ倍
率が異なる複数の対物レンズと、フィードバック制御に
より視野内の光量を制御する光量制御装置とを有する顕
微鏡における、対物レンズ切換え時の光量調整を行う装
置である。この装置は、メモリ部と制御部とを備えてい
る。メモリ部は、複数の対物レンズに対応する標準設定
値を記憶する。制御部は、対物レンズを切り換える時、
新たな対物レンズに対応する標準設定値に応じて光量を
調整する。
Description
【0001】
本考案は、光量調整装置、特に、切換え可能かつ倍率が異なる複数の対物レン ズと光源とフィードバック制御により光量を制御する光量制御装置とを有する顕 微鏡における対物レンズの切換え時の光量調整装置に関する。
【0002】
例えば医用分野では、組織から取り出した標本を顕微鏡を用いて観察すること により、細胞診断や病理診断が行われている。この種の顕微鏡としては、顕微鏡 の観察視野の明るさを略一定に維持するようにした光量調整装置が設けられたも のがある。この光量調整装置は、視野内の光量を検出する光量検出手段と、検出 結果に応じて光源からの光量を減衰するまたは光源の電圧を変更する光量調整手 段とが設けられている。
【0003】 前記光量調整手段では、フィードバック制御により、倍率が変化したときでも 観察視野の明るさを略一定に維持している。しかしながら、倍率変換時に対物レ ンズのレボルバが回転すると、その間に光路が遮断され視野が暗くなるので、フ ィードバック制御により光量が増加する方向に制御されてしまう。このため、次 の対物レンズが光路上に位置すると、過剰な光量が視野内に一旦入り視野が急激 に明るくなる。そしてフィードバック制御により徐々に適度な明るさに制御され る。すなわち、観察視野の明るさが大きく変動するとともに、適切な明るさにな るまで長時間を要するという問題が生じる。
【0004】 上述した問題を解決する従来技術として実願昭60−375395号公報に開 示された装置がある。この装置は、光量検出手段と、対物レンズの切換えを検知 する切換え検出器と、適正な光源光量を与える第1の参照電圧電源と、電源投入 時及び倍率切換え時に一定の光源光量を与える第2の参照電圧電源と、変倍切換 え時及び電源投入時に第2の参照電圧電源へ接続を切り換えるスイッチング回路 とを備えている。ここでは、倍率切換え時に第2の参照電圧電源が使用されるの で、上述のフィードバック制御を続ける場合に比べて観察視野内の明るさの急激 な変動は少なくなる。
【0005】
前記従来の構成では、倍率切換え時には或る一定の光量に維持されるだけであ るので、倍率切換え直後の観察視野内の明るさの変動はなくならない。例えば高 倍率から低倍率に倍率が変わった時には視野が明るくなった後に暗くなり適正な 明るさになるという現象は依然として発生する。したがって、切換時に明るさが 適正となり観察可能になるまで時間がかかる。
【0006】 本考案の目的は、対物レンズ切換え時の視野内の明るさの変動を抑え素早く観 察可能とすることにある。
【0007】
本考案に係る光量調整装置は、光源と、切換え可能かつ倍率が異なる複数の対 物レンズと、顕微鏡視野内の光量に基づいて視野に入射する光量を逐次制御する 光量制御装置とを有する顕微鏡における対物レンズの切換え時の光量調整を行う 装置である。この装置は、記憶手段と調整手段とを備えている。記憶手段は、複 数の対物レンズに対応する標準設定値を記憶する。調整手段は、対物レンズを切 り換えるとき、新たな対物レンズに対応する標準設定値に応じて視野に入射する 光量を調整する。
【0008】
本考案に係る光量調整装置では、対物レンズを切り換える時に、記憶手段に記 憶された複数の対物レンズに対応する標準設定値のうち新たな対物レンズに対応 する標準設定値を得、その標準設定値に応じて調整手段で光量を調整する。 ここでは、新たな対物レンズの標準設定値に応じた制御により視野に入射する 光量を調整するので、レンズ切換え直後でも視野に内において概ね適切な光量が 得られ、切換え後の視野における明るさの変動が少ない。このため素早く視野内 を観察できる。
【0009】
図1は、本考案の一実施例を採用した顕微鏡システム1を示している。この顕 微鏡システム1は、装置本体1aと、キーボード2とにより主に構成されている 。装置本体1aは、TVカメラ付きの顕微鏡3と、CRTディスプレイからなる モニタ4とを有している。
【0010】 顕微鏡3は、試料台6と、複数の対物レンズ7と、1対の偏光フィルタ19a ,19bからなる減衰フィルタ19(図2)と、光源28(図2)とを備えてい る。試料台6は、前後左右及び上下方向に移動可能であり、試料台6には標本を 固定したプレパラート(図示せず)が位置決め可能に載置される。上側の偏光フ ィルタ19aは、下側の偏光フィルタ19bに対して回転可能となっており、こ の回転位置により光源28の光の減衰量が制御され光量調整が行われる。
【0011】 キーボード2には、試料台6を前後左右方向に移動させるためのジョイスティ ック10と、上下方向に移動させ焦点合わせを行うためのジョイスティック11 と、マニュアルにて光量を調整するための光量調整ボリューム15と、倍率を選 択するための倍率キー13とが配置されている。 この顕微鏡システム1は、図2に示すように、マイクロコンピュータ等からな る制御部20を有している。制御部20は、ROM、RAM等からなるメモリ部 27を有している。メモリ部27には、顕微鏡3の視野内の光量の基準設定値及 び偏光フィルタ19aの標準回転位置等が書き込まれている。
【0012】 制御部20には、顕微鏡3に設けられたTVカメラ16のS端子が光量検出回 路21、A/D変換器22を介して接続されている。このS端子は輝度信号EY を出力する端子である。また、TVカメラ16のRGB端子はモニタ4に接続さ れている。また制御部20には、モニタ4、キーボード2が接続されている。さ らに、対物レンズ7を回転させるためのモータ17がモータドライバ25を介し て接続されているとともに、上側の偏光フィルタ19aを回転させるためのモー タ18がモータドライバ26を介して接続されている。光量検出回路21は、輝 度信号EY を一画面分平均処理して、視野内の光量(明るさ)を検出する。
【0013】 次に、制御部20の制御動作について、図3に示すフローチャートに基づいき 説明する。 まず、ステップS1で初期設定が行われる。ここでは倍率が初期値に設定され 、また試料台6が初期位置にセットされる。ステップS3では、キーボード2の 倍率キー13が操作されたか否かを判断する。倍率キー13が操作されなかった 場合にはステップS4に移行する。ステップS4では、AD変換器22から出力 されたディジタル平均輝度信号AVDを読み込む。
【0014】 この平均輝度信号AVDは、光量の平均を示す信号であり、輝度信号から、水 平同期信号HS と垂直同期信号VS とを除去した信号を平均化処理したものであ る。 ステップS5では、顕微鏡3の視野内の明るさ(つまりモニタ4の明るさ)の 基準値である光量設定値LVを読み込む。ステップS6では、平均輝度信号AV Dと光量設定値LVとを比較する。比較結果が一致する場合にはステップS7に 移行する。ステップS7では他の処理を行いステップS2に戻る。一方、ステッ プS6で平均輝度信号が光量設定値と異なると判断した場合にはステップS13 に移行する。ステップS13では、平均輝度信号AVDと光量設定値LVとの偏 差分に応じて偏光フィルタ19aを回転させる。これにより、視野内の明るさが 常に最適となる。
【0015】 ステップS3で倍率キー13が操作されたと判断するとステップS9に移行す る。ステップS9では、メモリ部27に記憶された標準回転位置から選択された 倍率に応じた標準回転位置を読み出す。ステップS10では、現在位置から新た な倍率に応じた標準回転位置へと、偏光フィルタ19aの移動を開始する。続い て、ステップS11では、設定された倍率に位置するように対物レンズ7の移動 を開始する。ステップS12では、対物レンズ7のセットが完了したか否かを判 断する。レンズがセット完了するまで待機し、レンズがセットされるとステップ S4に移行する。
【0016】 具体的に説明するため、たとえば図4に示すように倍率が高倍率から低倍率へ 変わるとする。この場合には、新たな倍率に応じた標準位置へのフィルタ19a の移動をステップS10で開始させることにより、図4に点線で示すように、減 衰フィルタ19の光量減衰量がレンズ切り換え開始時点から増加し、切り換え終 了時点において目標となる減衰量にほぼ一致する。このため、TVカメラ16の 輝度信号のレベル(光量検出量)が、図4に実線で示すように、レンズ7の切り 換え時における光路遮断中に一旦0レベルに下がっても、迅速に適切な光量レベ ルに復帰する。このため、レンズ切り換え直後の画面のちらつきが減少し素早く 観察状態に移行できる。また、オペレータの目の負担が軽減される。
【0017】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例ではTVカメラの輝度信号により光量を判断しているが、他 の受光素子を用いて直接光量を検出するようにしてもよい。 (b) 前記実施例では試料台6を透過する光の光量を調整したが、試料台6上 の標本で反射する光の光量を調整する構成としてもよい。 (c) 前記実施例では1対の偏光フィルタにより光量を調整したが、NDフィ ルタや光源の電圧制御により光量を調整する構成としてもよい。 (d)前記実施例では対物レンズの切換え時にオープンループによる制御を行っ たが、電源投入時において光路中に対物レンズがない場合同様の制御を行っても よい。
【0018】
本考案に係る光量調整装置では、対物レンズを切り換える時に、複数の対物レ ンズに対応する標準設定値から新たな対物レンズに対応する標準設定値を得、そ の標準設定値に応じて視野に入射する光量を調整するので、顕微鏡の視野内にお ける光量(明るさ)の変動が少ない。このため素早く観察可能になる。
【図1】本考案の一実施例を採用した顕微鏡システムの
斜視図。
斜視図。
【図2】その制御ブロック図。
【図3】制御部の制御フローチャート。
【図4】光量検出量と光量減衰量との関係を示すグラ
フ。
フ。
19 減衰フィルタ 19a 偏光フィルタ 20 制御部 27 メモリ部
Claims (1)
- 【請求項1】光源と、切換え可能かつ倍率が異なる複数
の対物レンズと、顕微鏡視野内の光量に基づいて前記視
野に入射する光量を逐次制御する光量制御装置とを有す
る顕微鏡における前記対物レンズの切換え時の光量調整
装置であって、 前記複数の対物レンズに対応する標準設定値を記憶する
記憶手段と、 前記対物レンズを切換えるとき、新たな対物レンズに対
応する前記標準設定値に応じて前記視野に入射する光量
を調整する調整手段と、 を備えた顕微鏡の光量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6771092U JPH0633114U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6771092U JPH0633114U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633114U true JPH0633114U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13352792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6771092U Pending JPH0633114U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 顕微鏡の光量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633114U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000066107A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nikon Corp | 顕微鏡 |
| JP2000066109A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nikon Corp | 顕微鏡 |
| JP2014085597A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Olympus Corp | 顕微鏡 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP6771092U patent/JPH0633114U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000066107A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nikon Corp | 顕微鏡 |
| JP2000066109A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nikon Corp | 顕微鏡 |
| JP2014085597A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Olympus Corp | 顕微鏡 |
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