JPH06331623A - 採便容器およびこれを用いた採便容器セット - Google Patents
採便容器およびこれを用いた採便容器セットInfo
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- JPH06331623A JPH06331623A JP5143006A JP14300693A JPH06331623A JP H06331623 A JPH06331623 A JP H06331623A JP 5143006 A JP5143006 A JP 5143006A JP 14300693 A JP14300693 A JP 14300693A JP H06331623 A JPH06331623 A JP H06331623A
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- stool
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- container
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Instruments for taking body samples for diagnostic purposes; Other methods or instruments for diagnosis, e.g. for vaccination diagnosis, sex determination or ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/0038—Devices for taking faeces samples; Faecal examination devices
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のものよりコストが安く、製造に手間が
かからず、捻じ切るだけの簡単な操作で懸濁液の滴下部
を開口するをことができ、検査の精度が良く、再現性の
良い採便容器を提供する。 【構成】 本発明の採便容器セットは、その底部に滴下
部12を有する検体収容容器1の口部11に、その天面
21に一対の採便スティック挿入口22、22を有する
キャップ部材2を被せてなる採便容器Cと、この採便容
器Cの採便スティック挿入口22、22に挿着され、採
便スティック挿入口22、22を液密に閉鎖する採便ス
ティック3、3、および採便容器C内に収容される便溶
解用緩衝液(省略している)からなっている。そして、
滴下部12の滴下口14およびそれに隣接する部分を除
く管腔部分13にはフィルター15が充填されている。
かからず、捻じ切るだけの簡単な操作で懸濁液の滴下部
を開口するをことができ、検査の精度が良く、再現性の
良い採便容器を提供する。 【構成】 本発明の採便容器セットは、その底部に滴下
部12を有する検体収容容器1の口部11に、その天面
21に一対の採便スティック挿入口22、22を有する
キャップ部材2を被せてなる採便容器Cと、この採便容
器Cの採便スティック挿入口22、22に挿着され、採
便スティック挿入口22、22を液密に閉鎖する採便ス
ティック3、3、および採便容器C内に収容される便溶
解用緩衝液(省略している)からなっている。そして、
滴下部12の滴下口14およびそれに隣接する部分を除
く管腔部分13にはフィルター15が充填されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨床検査用試料、特に
潜血や酵素、ウイルス等を検出するための試料として用
いられる便を採取し、かつその定量を容器内の溶解液に
入れて懸濁液にした状態で輸送するのに便利な採便容器
およびこれを用いた採便容器セットに関する。
潜血や酵素、ウイルス等を検出するための試料として用
いられる便を採取し、かつその定量を容器内の溶解液に
入れて懸濁液にした状態で輸送するのに便利な採便容器
およびこれを用いた採便容器セットに関する。
【0002】
【従来の技術】便潜血検査は、大腸癌や直腸癌のスクリ
ーニングのために広く利用されているが、一般に、家庭
で採取された便を基に、病院で検体を作って検査してい
る。ラテックスを用いた定性的な分析では、検体作成に
際して便の量の規制があるため、指定された採便スティ
ックを利用しているが、採便スティックを用いても正確
な量の便を採取することが難しく、従来は便を採取した
後、採便スティックを紙などで拭いたりして余分の便を
取り去っていた。
ーニングのために広く利用されているが、一般に、家庭
で採取された便を基に、病院で検体を作って検査してい
る。ラテックスを用いた定性的な分析では、検体作成に
際して便の量の規制があるため、指定された採便スティ
ックを利用しているが、採便スティックを用いても正確
な量の便を採取することが難しく、従来は便を採取した
後、採便スティックを紙などで拭いたりして余分の便を
取り去っていた。
【0003】しかしながら、便は汚く、また臭いが強い
ものであり、紙などで拭き取る際に間違って便が手など
に付着することがあり、また採便容器のキャップを開け
て採便スティックに採るため検体の作成者は悪臭に悩ま
されることが多く問題であった。また、溶解液の収容さ
れた従来の採便容器では、特に高齢者などの一部の被験
者の場合、便採取後に蓋体を閉めたつもりでも、完全に
閉め切れず、輸送の途中で液漏れが発生することがあっ
た。
ものであり、紙などで拭き取る際に間違って便が手など
に付着することがあり、また採便容器のキャップを開け
て採便スティックに採るため検体の作成者は悪臭に悩ま
されることが多く問題であった。また、溶解液の収容さ
れた従来の採便容器では、特に高齢者などの一部の被験
者の場合、便採取後に蓋体を閉めたつもりでも、完全に
閉め切れず、輸送の途中で液漏れが発生することがあっ
た。
【0004】そこで上記の様な問題を解決するものとし
て、実開平2−140468号公報に示される採便容器
が提案されている。この採便容器は、先端に滴下部を有
する細長い容器本体をスティック付きの蓋体で密封した
ものであり、容器本体の内部にスティック挿通孔を有す
るゴム栓を固定し、蓋体と容器本体の間をOリングでシ
ールし、滴下部の内部にモルトとフィルターを設けたこ
とを特徴としており、ゴム栓の挿通孔にスティックを挿
通してスティックに付着している余分な便を拭い取るよ
うになっている。しかし、この採便容器も、ゴム栓が高
価な上、わざわざ容器本体内にゴム栓を固定しなければ
ならないため、採便容器のコストが高くなること、便の
懸濁液(以下、単に懸濁液という)を滴下する際に滴下
部の密封部を穿孔機で穿孔する必要があるため、手間が
掛かる上、手を汚す虞があること、また穿孔機を一回毎
に洗浄する必要があること、などの欠点を有している。
て、実開平2−140468号公報に示される採便容器
が提案されている。この採便容器は、先端に滴下部を有
する細長い容器本体をスティック付きの蓋体で密封した
ものであり、容器本体の内部にスティック挿通孔を有す
るゴム栓を固定し、蓋体と容器本体の間をOリングでシ
ールし、滴下部の内部にモルトとフィルターを設けたこ
とを特徴としており、ゴム栓の挿通孔にスティックを挿
通してスティックに付着している余分な便を拭い取るよ
うになっている。しかし、この採便容器も、ゴム栓が高
価な上、わざわざ容器本体内にゴム栓を固定しなければ
ならないため、採便容器のコストが高くなること、便の
懸濁液(以下、単に懸濁液という)を滴下する際に滴下
部の密封部を穿孔機で穿孔する必要があるため、手間が
掛かる上、手を汚す虞があること、また穿孔機を一回毎
に洗浄する必要があること、などの欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、従来のものよりコストが安く、
製造に手間がかからず、捻じ切るだけの簡単な操作で懸
濁液の滴下部を開口するをことができ、検査の精度が良
く、再現性の良い採便容器を提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたもので、従来のものよりコストが安く、
製造に手間がかからず、捻じ切るだけの簡単な操作で懸
濁液の滴下部を開口するをことができ、検査の精度が良
く、再現性の良い採便容器を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、その底部に細径管状の滴下部を設けた扁
平な検体収容容器と、該検体収容容器の口部に冠着され
たキャップ部材からなり、前記滴下部の先端の滴下口が
容易に開放可能な閉鎖部材で閉鎖されるとともに、該滴
下口に隣接する部分を除く管腔にフィルターが充填され
ており、前記キャップ部材の天面に検体収容容器の短軸
に関して対称な一対の採便スティック挿入口が設けられ
たことを特徴とする採便容器を採用している。また、上
記の採便容器に便溶解用緩衝液を収容するとともに、そ
の採便スティック挿入口を該挿入口に合わせた形状の採
便スティックで液密に閉鎖してなる採便容器セットを採
用している。
決するために、その底部に細径管状の滴下部を設けた扁
平な検体収容容器と、該検体収容容器の口部に冠着され
たキャップ部材からなり、前記滴下部の先端の滴下口が
容易に開放可能な閉鎖部材で閉鎖されるとともに、該滴
下口に隣接する部分を除く管腔にフィルターが充填され
ており、前記キャップ部材の天面に検体収容容器の短軸
に関して対称な一対の採便スティック挿入口が設けられ
たことを特徴とする採便容器を採用している。また、上
記の採便容器に便溶解用緩衝液を収容するとともに、そ
の採便スティック挿入口を該挿入口に合わせた形状の採
便スティックで液密に閉鎖してなる採便容器セットを採
用している。
【0007】
【作用】上記採便容器セットの構成によれば、採便ステ
ィックが採便スティック挿入口に合わせた形状をしてお
り、採便スティック挿入口を液密に閉鎖するものなの
で、採便スティックを採便スティック挿入口に挿通した
ときに、採便スティックに付着した余分な便は採便ステ
ィック挿入口で綺麗にこそげ落とされ、検体収容容器内
には定量の便試料が採取される。また、懸濁液の試験具
上への滴下に際しては、滴下口を閉鎖している閉鎖部材
を捩じ切るだけの簡単な操作で滴下口を開口することが
できる。また、採便スティック挿入口を2つ設け、排泄
された便の深部と表面の便試料をそれぞれ採取して収容
することができるようになっているので、精度の高いス
クリーニングを行うことができる。
ィックが採便スティック挿入口に合わせた形状をしてお
り、採便スティック挿入口を液密に閉鎖するものなの
で、採便スティックを採便スティック挿入口に挿通した
ときに、採便スティックに付着した余分な便は採便ステ
ィック挿入口で綺麗にこそげ落とされ、検体収容容器内
には定量の便試料が採取される。また、懸濁液の試験具
上への滴下に際しては、滴下口を閉鎖している閉鎖部材
を捩じ切るだけの簡単な操作で滴下口を開口することが
できる。また、採便スティック挿入口を2つ設け、排泄
された便の深部と表面の便試料をそれぞれ採取して収容
することができるようになっているので、精度の高いス
クリーニングを行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について、採便容器セ
ットの図面を用いて説明する。図1は本発明の採便容器
セットの正面図、図2は図1に示す採便容器セットから
一方の採便スティックを取り除いた状態を示す平面図、
図3は図2のX−X線断面図(便溶解用緩衝液は省略し
ている)、図4は図2のY−Y線断面図(便溶解用緩衝
液は省略している)である。図1〜図4に示すように、
本発明の採便容器セットは、その底部に滴下部12を有
する検体収容容器1の口部11に、その天面21に一対
の採便スティック挿入口22、22を有するキャップ部
材2を被せてなる採便容器Cと、この採便容器Cの採便
スティック挿入口22、22に挿着され、採便スティッ
ク挿入口22、22を液密に閉鎖する採便スティック
3、3、および採便容器C内に収容される便溶解用緩衝
液(省略している)からなっている。そして、滴下部1
2の滴下口14およびそれに隣接する部分を除く管腔部
分13にはフィルター15が充填されている。
ットの図面を用いて説明する。図1は本発明の採便容器
セットの正面図、図2は図1に示す採便容器セットから
一方の採便スティックを取り除いた状態を示す平面図、
図3は図2のX−X線断面図(便溶解用緩衝液は省略し
ている)、図4は図2のY−Y線断面図(便溶解用緩衝
液は省略している)である。図1〜図4に示すように、
本発明の採便容器セットは、その底部に滴下部12を有
する検体収容容器1の口部11に、その天面21に一対
の採便スティック挿入口22、22を有するキャップ部
材2を被せてなる採便容器Cと、この採便容器Cの採便
スティック挿入口22、22に挿着され、採便スティッ
ク挿入口22、22を液密に閉鎖する採便スティック
3、3、および採便容器C内に収容される便溶解用緩衝
液(省略している)からなっている。そして、滴下部1
2の滴下口14およびそれに隣接する部分を除く管腔部
分13にはフィルター15が充填されている。
【0009】採便容器Cは、検体収容容器1とその口部
11に冠着されたキャップ部材2からなる。検体収容容
器1はその底部に相対的に径の細い管状の滴下部12を
設けた扁平な容器であり、滴下部12先端の滴下口14
およびそれに隣接する部分を除く管腔部分13には便検
体に含まれる未消化固形物を瀘過するためのフィルター
15が充填され、滴下口14は脆弱部161などを設け
ることにより捩じ切るなどの方法で容易に開放できるよ
うにされた閉鎖部材16で閉鎖されている。そして滴下
口14およびそれに隣接する管腔部分131は他の管腔
部分13と比較してやや細径になっており、瀘過された
検体の液溜まりになっている。そして、この液溜まりに
よって採便容器Cから滴下される懸濁液(便試料を便溶
解用緩衝液に溶解したもの)の量が定量化されるように
なっている。
11に冠着されたキャップ部材2からなる。検体収容容
器1はその底部に相対的に径の細い管状の滴下部12を
設けた扁平な容器であり、滴下部12先端の滴下口14
およびそれに隣接する部分を除く管腔部分13には便検
体に含まれる未消化固形物を瀘過するためのフィルター
15が充填され、滴下口14は脆弱部161などを設け
ることにより捩じ切るなどの方法で容易に開放できるよ
うにされた閉鎖部材16で閉鎖されている。そして滴下
口14およびそれに隣接する管腔部分131は他の管腔
部分13と比較してやや細径になっており、瀘過された
検体の液溜まりになっている。そして、この液溜まりに
よって採便容器Cから滴下される懸濁液(便試料を便溶
解用緩衝液に溶解したもの)の量が定量化されるように
なっている。
【0010】口部11はキャップ部材2を液密かつ堅固
に装着することができるように、好ましくは図3〜図4
に示すような高い外側壁111と低い内側壁112から
なる構成が採用されており、キャップ部材2は壁111
と112の間隙113にタイトに嵌め込まれるとともに
内側壁112の内壁に液密に嵌合されるようになってい
る。また、外側壁111の内壁には後述のキャップ部材
2の外壁に形成された環状リブ26と係合する環状溝1
14が形成されるとともに、必ずしも必要なものではな
いが、内側壁112の内壁には段部114が設けられて
おり、検体収容容器1の内壁とキャップ部材2との間に
段差ができないようになっている。
に装着することができるように、好ましくは図3〜図4
に示すような高い外側壁111と低い内側壁112から
なる構成が採用されており、キャップ部材2は壁111
と112の間隙113にタイトに嵌め込まれるとともに
内側壁112の内壁に液密に嵌合されるようになってい
る。また、外側壁111の内壁には後述のキャップ部材
2の外壁に形成された環状リブ26と係合する環状溝1
14が形成されるとともに、必ずしも必要なものではな
いが、内側壁112の内壁には段部114が設けられて
おり、検体収容容器1の内壁とキャップ部材2との間に
段差ができないようになっている。
【0011】キャップ部材2はその天面21にその短軸
に関して対称に設けられた一対の採便スティック挿入口
22、22を有しており、そのスカート部25は、検体
収容容器1の口部11に液密かつ堅固に装着することが
できるように、好ましくは図3〜図4に示すように検体
収容容器1の口部11の形状と相補的な形状に形成され
ている。すなわち、スカート部25は短い外側スカート
251と長い内側スカート252から構成されており、
スカート251と252の間隙に検体収容容器1の内側
壁112がタイトに嵌め込まれるようになっている。
に関して対称に設けられた一対の採便スティック挿入口
22、22を有しており、そのスカート部25は、検体
収容容器1の口部11に液密かつ堅固に装着することが
できるように、好ましくは図3〜図4に示すように検体
収容容器1の口部11の形状と相補的な形状に形成され
ている。すなわち、スカート部25は短い外側スカート
251と長い内側スカート252から構成されており、
スカート251と252の間隙に検体収容容器1の内側
壁112がタイトに嵌め込まれるようになっている。
【0012】採便スティック挿入口22は、好ましく
は、後述の採便スティック3の把持部31と係合する相
対的に大径の把持部装着部23と、液漏れ防止のための
(すなわち後述の採便スティック3の本体33と密接し
て検体収容容器1内に収容された便溶解用緩衝液が外部
に漏れるのを防ぐための)相対的に小径の閉鎖部24か
ら構成されており、把持部装着部23および閉鎖部24
の形状はそれぞれこれに係合および密接する採便スティ
ック3の把持部31および本体32の外形と相補的な形
状になっている。図3〜図4にはこのような採便スティ
ック挿入口22の例として、漏斗状のものを示す。尚、
231は後述の採便スティック3の把持部31に形成さ
れた環状リブ32と係合する環状溝であり、232は閉
鎖部24の入口241で採便スティック3の本体33か
らこそげ落とされた余分の便を収容するための空間であ
る。
は、後述の採便スティック3の把持部31と係合する相
対的に大径の把持部装着部23と、液漏れ防止のための
(すなわち後述の採便スティック3の本体33と密接し
て検体収容容器1内に収容された便溶解用緩衝液が外部
に漏れるのを防ぐための)相対的に小径の閉鎖部24か
ら構成されており、把持部装着部23および閉鎖部24
の形状はそれぞれこれに係合および密接する採便スティ
ック3の把持部31および本体32の外形と相補的な形
状になっている。図3〜図4にはこのような採便スティ
ック挿入口22の例として、漏斗状のものを示す。尚、
231は後述の採便スティック3の把持部31に形成さ
れた環状リブ32と係合する環状溝であり、232は閉
鎖部24の入口241で採便スティック3の本体33か
らこそげ落とされた余分の便を収容するための空間であ
る。
【0013】採便スティック3は、相対的に大径の把持
部31と相対的に小径の本体33から構成されており、
把持部31はその採便スティック挿入口22の把持部装
着部23と係合する部分の形状が把持部装着部23の形
状と相補的な形状になっている。そして、本体33はそ
の先端部分35が採便スティック挿入口22に挿着し易
いように細くなっているが、先端部分35および把持部
31との隣接部分36(36は必ずしも寸法を変える必
要はない)を除く部分全体が一様の寸法に形成されてお
り、その外形は採便スティック挿入口22の閉鎖部24
と相補的な形状になっている。本体33の外形寸法は閉
鎖部24の口径より若干大きくしてもよい。また、本体
33にはその先端に近接して複数の溝341を形成して
なる検体付着部34が設けられている。検体収容容器1
には、閉鎖部24の入口241で余分の便がこそげ落と
されるので、この溝341に付着した便検体のみが採取
されることになる。尚、32は採便スティック挿入口2
2の把持部装着部23に形成された環状溝231と係合
する環状リブである。
部31と相対的に小径の本体33から構成されており、
把持部31はその採便スティック挿入口22の把持部装
着部23と係合する部分の形状が把持部装着部23の形
状と相補的な形状になっている。そして、本体33はそ
の先端部分35が採便スティック挿入口22に挿着し易
いように細くなっているが、先端部分35および把持部
31との隣接部分36(36は必ずしも寸法を変える必
要はない)を除く部分全体が一様の寸法に形成されてお
り、その外形は採便スティック挿入口22の閉鎖部24
と相補的な形状になっている。本体33の外形寸法は閉
鎖部24の口径より若干大きくしてもよい。また、本体
33にはその先端に近接して複数の溝341を形成して
なる検体付着部34が設けられている。検体収容容器1
には、閉鎖部24の入口241で余分の便がこそげ落と
されるので、この溝341に付着した便検体のみが採取
されることになる。尚、32は採便スティック挿入口2
2の把持部装着部23に形成された環状溝231と係合
する環状リブである。
【0014】採便容器セットの形成材料としては、検体
収容容器1には捩じ切りにより容易に破断可能なポリエ
チレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリスチレンなどの合成樹脂が好適に使用され、キ
ャップ部材2にはポリエチレンやポリプロピレン、ポリ
エステルなどの可撓性樹脂が、また、採便スティック3
にはABS樹脂やポリプロピレン、ポリエチレンなどの
合成樹脂が好適に使用される。フィルター15は検査の
際に障害となる未消化固形物を瀘過することができ、検
出対象物質を吸着するものでない限りどの様なものでも
使用可能であるが、一般にコストの易い濾紙やスポン
ジ、脱脂綿、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成
樹脂の焼結体などが好適に使用される。また、便溶解用
緩衝液としては、保存剤として微量のアジ化ナトリウム
を含む溶液や、塩化アンモニウムを含む溶液などが使用
される。
収容容器1には捩じ切りにより容易に破断可能なポリエ
チレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリスチレンなどの合成樹脂が好適に使用され、キ
ャップ部材2にはポリエチレンやポリプロピレン、ポリ
エステルなどの可撓性樹脂が、また、採便スティック3
にはABS樹脂やポリプロピレン、ポリエチレンなどの
合成樹脂が好適に使用される。フィルター15は検査の
際に障害となる未消化固形物を瀘過することができ、検
出対象物質を吸着するものでない限りどの様なものでも
使用可能であるが、一般にコストの易い濾紙やスポン
ジ、脱脂綿、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成
樹脂の焼結体などが好適に使用される。また、便溶解用
緩衝液としては、保存剤として微量のアジ化ナトリウム
を含む溶液や、塩化アンモニウムを含む溶液などが使用
される。
【0015】使用に際しては、採便容器セットから採便
容器Cの一対の採便スティック挿入口22、22に装着
されている採便スティック3、3を外して、これらの検
体付着部34に便の深部および表面の便試料をそれぞれ
付着させた後、これらを採便容器Cの採便スティック挿
入口22、22から挿入すると、採便スティックに付着
した余分な便は採便スティック挿入口で綺麗にこそげ落
とされ、検体収容容器内には定量の便試料、すなわち検
体付着部34の溝341に付着している便のみが採取さ
れる。採便容器C内に採取された便試料は自然に便溶解
用緩衝液に溶けて懸濁液になるので、採便容器Cの低下
部12の閉鎖部材16を捩じ切れば、試験紙などの上に
懸濁液を滴下することができる。
容器Cの一対の採便スティック挿入口22、22に装着
されている採便スティック3、3を外して、これらの検
体付着部34に便の深部および表面の便試料をそれぞれ
付着させた後、これらを採便容器Cの採便スティック挿
入口22、22から挿入すると、採便スティックに付着
した余分な便は採便スティック挿入口で綺麗にこそげ落
とされ、検体収容容器内には定量の便試料、すなわち検
体付着部34の溝341に付着している便のみが採取さ
れる。採便容器C内に採取された便試料は自然に便溶解
用緩衝液に溶けて懸濁液になるので、採便容器Cの低下
部12の閉鎖部材16を捩じ切れば、試験紙などの上に
懸濁液を滴下することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の採便容器セットを採用することにより、従
来のものよりコストが安く、製造に手間がかからず、再
現性の良い採便容器を提供することができる。また、懸
濁液の滴下に際して、滴下口をこれを閉鎖している閉鎖
部材を捩じ切るだけで開口することができるので、懸濁
液で手などを汚す心配がない。さらにまた、便の深部の
試料と表面の試料を一緒に採取しているので、検査の精
度が高くなる。
に、本発明の採便容器セットを採用することにより、従
来のものよりコストが安く、製造に手間がかからず、再
現性の良い採便容器を提供することができる。また、懸
濁液の滴下に際して、滴下口をこれを閉鎖している閉鎖
部材を捩じ切るだけで開口することができるので、懸濁
液で手などを汚す心配がない。さらにまた、便の深部の
試料と表面の試料を一緒に採取しているので、検査の精
度が高くなる。
【図1】本発明の採便容器セットの正面図である。
【図2】図1に示す採便容器セットから一方の採便ステ
ィックを取り除いた状態を示す平面図である。
ィックを取り除いた状態を示す平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図(便溶解用緩衝液は省略
している)である。
している)である。
【図4】図2のY−Y線断面図(便溶解用緩衝液は省略
している)である。
している)である。
C 採便容器 1 検体収容容器 12 滴下部 14 滴下口 15 フィルター 16 閉鎖部材 2 キャップ部材 22 採便スティック挿入口 23 把持部装着部 24 閉鎖部 3 採便スティック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 耕治 大阪市北区本庄西3丁目9番3号 株式会 社ニッショー内 (72)発明者 長谷川 周司 大阪市北区本庄西3丁目9番3号 株式会 社ニッショー内 (72)発明者 村上 三津夫 大阪市北区本庄西3丁目9番3号 株式会 社ニッショー内 (72)発明者 森 健二郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 その底部に細径管状の滴下部を設けた扁
平な検体収容容器と、該検体収容容器の口部に冠着され
たキャップ部材からなり、前記滴下部の先端の滴下口が
容易に開放可能な閉鎖部材で閉鎖されるとともに、該滴
下口に隣接する部分を除く管腔にフィルターが充填され
ており、前記キャップ部材の天面にその短軸に関して対
称に一対の採便スティック挿入口が設けられたことを特
徴とする採便容器。 - 【請求項2】 請求項1の採便容器に便溶解用緩衝液を
収容するとともに、その採便スティック挿入口を該挿入
口と相補的な形状の採便スティックで液密に閉鎖してな
る採便容器セット。 - 【請求項3】 採便スティック挿入口が、採便スティッ
クの把持部と係合する相対的に大径の把持部挿着部と、
挿入された採便スティックの本体と密接して採便スティ
ック挿入口を液密に閉鎖する相対的に小径の閉鎖部から
なる請求項2に記載の採便容器セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143006A JPH06331623A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 採便容器およびこれを用いた採便容器セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143006A JPH06331623A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 採便容器およびこれを用いた採便容器セット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06331623A true JPH06331623A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15328764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5143006A Pending JPH06331623A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 採便容器およびこれを用いた採便容器セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06331623A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11142400A (ja) * | 1997-11-07 | 1999-05-28 | Fujirebio Inc | 糞便保存用具 |
| WO2005075984A1 (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Dic Plastics, Inc. | 採便用容器 |
| US7648681B2 (en) | 2004-12-01 | 2010-01-19 | Meridian Bioscience, Inc. | Specimen collection system |
| JP2020051865A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 採便用具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02140468U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-26 | ||
| JPH0534340A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Nissho Corp | 採便容器 |
| JPH0525358U (ja) * | 1991-09-17 | 1993-04-02 | 東洋製罐株式会社 | 検体検査具 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5143006A patent/JPH06331623A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02140468U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-26 | ||
| JPH0534340A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Nissho Corp | 採便容器 |
| JPH0525358U (ja) * | 1991-09-17 | 1993-04-02 | 東洋製罐株式会社 | 検体検査具 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11142400A (ja) * | 1997-11-07 | 1999-05-28 | Fujirebio Inc | 糞便保存用具 |
| WO2005075984A1 (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Dic Plastics, Inc. | 採便用容器 |
| US7648681B2 (en) | 2004-12-01 | 2010-01-19 | Meridian Bioscience, Inc. | Specimen collection system |
| JP2020051865A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 採便用具 |
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