JPH0633183B2 - 異種材料の接合方法 - Google Patents

異種材料の接合方法

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JPH0633183B2
JPH0633183B2 JP60221913A JP22191385A JPH0633183B2 JP H0633183 B2 JPH0633183 B2 JP H0633183B2 JP 60221913 A JP60221913 A JP 60221913A JP 22191385 A JP22191385 A JP 22191385A JP H0633183 B2 JPH0633183 B2 JP H0633183B2
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heat
metal
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carbon
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恩 中之瀬
誠二 石本
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、炭素繊維/炭素複合材料または金属繊維・
炭素繊維/炭素複合材料と耐熱金属材料とを密閉状態で
接合するのに利用される異種材料の接合方法に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、セラミックス等の無機質材料と金属材料とを接合
(結合)する方法としては、例えば、セラミックスの表
面にメタライジングを施し、必要に応じて金属めっきを
行ったのち、金属とろう付けを行う高融点金属法や、非
常に活性な金属と、この金属と比較的低融点の合金をつ
くる金属とを共晶組成となる割合でセラミックスと金属
との間に挿入し、真空中または不活性雰囲気中で加熱す
る活性金属法や、セラミックスと金属との間に酸化物ソ
ルダーを入れて加熱する方法などがあった。(セラミッ
クス技術集成,セラミックス材料技術編委員会編,昭和
54年4月10日発行,第738頁〜第747頁:日本
金属学会報第22巻第1号第3頁〜第7頁)。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来のセラミックス材料と金属材料とを接合
する方法では、ろう材や酸化物ソルダーを使用している
ため、接合部に例えば酸化物ソルダーとしてAl
,CaOを主成分とするものを用いたとしてその
融点が約1500℃程度であることから、とくに無機質
材料として、炭素繊維/炭素複合材料や、金属繊維・炭
素繊維/炭素複合材料のように、耐熱温度が2000℃
以上にも及ぶような材料と高融点金属材料とを接合する
場合には、上記した従来の接合方法では接合強度の維持
が困難であるという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、接合部における耐熱強度を著しく高くして高
温の環境下においても接合強度を十分に維持することが
でき、接合部における密閉度も高いものとすることがで
き、結合性と封着性が著しく良好である複合材料と耐熱
金属材料との接合方法を提供することを目的としてい
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明による複合材料と耐熱金属材料との接合方法
は、炭素繊維/炭素複合材料または金属繊維・炭素繊維
/炭素複合材料と耐熱金属材料とを接合するに際し、前
記複合材料の前記耐熱金属材料との接合部に溝を設け
て、前記溝内に耐熱金属を溶接肉盛し、前記複合材料と
耐熱金属材料との接合部に前記溶接肉盛した耐熱金属を
介在させた状態で前記複合材料と耐熱金属材料とを溶接
接合するようにしたことを特徴としている。
この発明が適用される複合材料は、炭素繊維/炭素複合
材料や、これにTi,Nb,Ta,B等の金属繊維やウ
イスカーをさらに複合化させた金属繊維・炭素繊維/炭
素複合材料などがある。
これらのうち、炭素繊維としては、ピッチ(石油ピッチ
や石炭ピッチ)系のもの、レイヨン系のもの、PAN系
のものなどが使用される。
また、前記炭素繊維,金属繊維のマトリックス(母相)
となる炭素としては、カーボンやグラファイトが使用さ
れる。
そして、炭素繊維/炭素複合材料や、金属繊維・炭素繊
維/炭素複合材料を製造する方法は特に限定されない
が、例えば、カーボン繊維/フェノール,グラファイト
繊維/フェノールからなるFRPを一次焼成によって炭
化あるいは黒鉛化し、さらに高密度化するためにピッチ
含浸と焼成を繰り返す方法や、カーボン繊維やグラファ
イト繊維で編んだ骨材に炭化水素を熱分解して焼成する
炭素を化学的に蒸着(CVD)させる方法などがある。
また、この発明が適用される耐熱金属材料としては、例
えば、ハステロイ,モネル,インコネル,インコロイ,
GMR,ヘインズ等のNi基やCo基の耐熱・耐食合金
や、耐熱鋼および合金鋼が使用され、そのほか、例え
ば、Ti,Mo,Nb,Ta,Dr,W,Cr,Vなど
の単位または合金を使用することができる。
さらにまた、複合材料の前記耐熱金属材料との接合部に
設けた溝内に溶接肉盛する耐熱金属としては、前述した
耐熱金属材料と同じようなものが使用されるが、溶接肉
盛する耐熱金属と前記耐熱金属材料とは必ずしも同一成
分でなくとも良いものである。
このような耐熱金属を溶接肉盛するにあたっては、アー
ク熱源を用いたMIG溶接法,TIG溶接法,メタルア
ーク溶接法,プラズマアーク溶接法や、レーザ溶接法,
ビーム溶接法などが使用され、より望ましくは供給パワ
ー密度が10W/cm、さらに必要に応じて10
W/cm以上の高エネルギー密度のものを使用するこ
とによって、溶接肉盛した耐熱金属が前記複合材料の微
小空間に浸透して、凝固後に耐熱金属と複合材料との界
面でアンカー効果による機械的な結合を生じるようにな
すことも必要に応じて望ましい。
さらにまた、複合材料と耐熱金属材料との接合部に前記
溶接肉盛した耐熱金属を介在させた状態で前記複合材料
と耐熱金属材料とを溶接接合するに際しては、アーク熱
源を用いたMIG溶接法,TIG溶接法,メタルアーク
溶接法,プラズマアーク溶接法や、レーザ溶接法,ビー
ム溶接法などが使用され、この場合にも供給パワー密度
が10W/cm以上、必要に応じて10W/cm
以上の高エネルギー密度のものを使用することに状況
によっては望ましい。
また、溶接接合する際に用いる溶接材料としては、前述
の耐熱金属材料や溶接肉盛材料と同じようなものが使用
でき、その他溶接用に適する材料が用いられる。
(実施例1) 第2図に示すように、一端側に開口するスカート部11
aを有し、かつ他端側にスロート部11bを経て開口す
るロケットのノズル11の炭素繊維/炭素複合材料から
製作した。次いで、スカート部11aの外周側に三つの
全円周溝11c,11d,11eを形成したのち、不活
性ガス雰囲気(アルゴンガス雰囲気中においてMIG溶
接法によりNi基耐熱合金(ハステロイW;5重量%C
r−24.5重量%Mo−5.5重量%Fe−残部N
i)を第3図に示すように前記各溝11c,11d,1
1e内に全円周にわたって肉盛溶接を行って、各々溶接
肉盛部12a,12b,12cを形成した。このとき、
各溶接肉盛部12a,12b,12cをスカート部11
aの外周面よりも若干高くなるように溶接肉盛した。続
いて、第4図に示すように溶接肉盛部12a,12b,
12cを機械加工することによって、次に示すホルダー
リング13の内径にほぼ等しい外径に仕上げた。
上記のホルダーリング13はNi基耐熱金属材料(ハス
テロイB;28重量%Mo−5重量%Fe−残部Ni)
から製作したものであり、第5図に示すように、リング
状のベース部13aと円錐状のテーパ部11bとを有し
ているものである。
次いで、ノズル11のスカート部11aの外周側とホル
ダーリング13のテーバ部13bの内周側とを嵌合し、
不活性ガス雰囲気(アルゴンガス雰囲気)内においてM
IG溶接法によってNi基耐熱合金(ハステロイW)を
リング状に二条で全周溶接し、溶接部14a,14bを
形成させ(第1図参照)てノズル11とホルダーリング
13との接合を行った。
ここで、一部の製品において、溶接部14a,14bの
断面を観察したところ、ノズル11を構成する炭素繊維
/炭素複合材料内に溶接部14a,14bの溶接金属が
部分的に含浸しており、アンカー効果による機械的なか
み合い状態が形成されていることが確められた。
このようにして、複合材料製のノズル11のテーパ部1
1bに耐熱金属材料製のホルダーリング13を接合し、
第1図に示すように相手材(インジェクター等)15と
組み合わせて、多数の耐熱ボルト16により前記ノズル
11をホルダーリング13を介して相手材15に固定し
た。
ところで、使用時において、高温に加熱されたノズル1
1は第6図に示すように矢印A方向に膨張し、溶接肉盛
部12a,12b,12cは第7図に示すように矢印B
方向に膨張する。このとき、ノズル11を構成する複合
材料の熱膨張係数は溶接肉盛金属の熱膨張係数よりも小
さいため、溶接肉盛部12a,12b,12cは第7図
に示すようにスカート部11aの外周面より若干突出し
た状態で膨張する。一方、ホルダーリング13は外気で
冷却されているためノズル11よりは温度上昇が少な
く、したがって矢印C方向にノズル11を拘束する力が
生じる。したがって、このホルダーリング13による矢
印C方向の拘束と、スカート部11aの矢印A方向の熱
膨張および溶接肉盛部12a,12b,12cの矢印B
方向の熱膨張とによって、接合部における接合力が著し
く高いものになると同時に、密着力も大きなものとな
り、ノズル11とホルダーリング13との間での結合性
および封着性が著しく良好なものとなる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、金属繊維
・炭素繊維/炭素複合材料と耐熱金属材料とを接合する
に際し、前記複合材料の前記耐熱金属材料との接合部に
溝を設けて、前記溝内に耐熱金属を溶接肉盛し、前記複
合材料と耐熱金属材料との接合部に前記溶接肉盛した耐
熱金属を介在させた状態で前記複合材料と耐熱金属材料
とを溶接接合するようにしたから、複合材料と金属材料
との接合を著しく良好に行うことが可能であり、接合部
の機械的強度が十分に高く、厳しい高熱環境においても
接合強度を十分高く維持することが可能であるととも
に、接合部分での封着性(シール性,気密性)をも著し
く高いものとすることが可能であるという著大なる効果
がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例において複合材料からなるノ
ズルと耐熱金属材料からなるホルダーリングとを接合し
た接合体を相手部材に固定した状態を示す断面図、第2
図はこの発明の実施例において用いた複合材からなるノ
ズルの断面図、第3図はノズルのスカート部外周に設け
た溝内に耐熱金属を溶接肉盛した後の状態を示す断面
図、第4図は第3図の溶接肉盛部をホルダーリングの内
径に合わせて加工した後の断面図、第5図は耐熱金属材
料からなるホルダーリングの断面図、第6図は高温時に
おける力の作用を示す断面説明図、第7図は第6図の接
合部の部分拡大断面説明図である。 11……炭素繊維/炭素複合材料(ノズル)、 11c,11d,11e……溝、 12a,12b,12c……溶接肉盛部、 13……耐熱金属材料(ホルダーリング)、 14a,14b……溶接部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 炭素繊維/炭素複合材料または金属繊
    維・炭素繊維/炭素複合材料と耐熱金属材料とを接合す
    るに際し、前記複合材料の前記耐熱金属材料との接合部
    に溝を設けて、前記溝内に耐熱金属を溶接肉盛し、前記
    複合材料と耐熱金属材料との接合部に前記溶接肉盛した
    耐熱金属を介在させた状態で前記複合材料と耐熱金属材
    料とを溶接接合することを特徴とする異種材料の接合方
    法。
JP60221913A 1985-10-07 1985-10-07 異種材料の接合方法 Expired - Lifetime JPH0633183B2 (ja)

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FR3110484B1 (fr) * 2020-05-20 2022-06-03 Arianegroup Sas Procédé d’assemblage d’une première partie métallique avec une deuxième partie en matériau composite à matrice organique, et pièce résultant d’un tel assemblage
CN116652310B (zh) * 2023-05-24 2025-12-23 北京科技大学 一种Cf/SiC复合材料的激光填丝焊接方法

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