JPH0633298B2 - フェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性剤 - Google Patents
フェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性剤Info
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- JPH0633298B2 JPH0633298B2 JP63-505384A JP50538488A JPH0633298B2 JP H0633298 B2 JPH0633298 B2 JP H0633298B2 JP 50538488 A JP50538488 A JP 50538488A JP H0633298 B2 JPH0633298 B2 JP H0633298B2
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- phthalocyanine
- solution
- thin film
- ferrocene
- acid
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はフェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性
剤に関し、詳しくはポリオキシエチレン鎖を有する新規
なフェロセン誘導体、および該フェロセン誘導体を含有
し、フタロシアニン等の色素を可溶化することのできる
界面活性剤に関する。
剤に関し、詳しくはポリオキシエチレン鎖を有する新規
なフェロセン誘導体、および該フェロセン誘導体を含有
し、フタロシアニン等の色素を可溶化することのできる
界面活性剤に関する。
背景技術
一般に、フタロシアニンあるいはその誘導体等の色素
は、水に対して不溶であり、また、ジメチルホルムアミ
ド(DMF),テトラヒドロフラン(THF)等の有機
溶媒には可溶であるが、その可溶化量は少なく、数mg程
度の溶解度しかない。
は、水に対して不溶であり、また、ジメチルホルムアミ
ド(DMF),テトラヒドロフラン(THF)等の有機
溶媒には可溶であるが、その可溶化量は少なく、数mg程
度の溶解度しかない。
従来からこのフタロシアニン等を水に溶かすための界面
活性剤が研究されているが、未だ満足しうるものは開発
されていない。官能基置換したフタロシアニン誘導体に
ついては、スルホン系界面活性剤で若干水に溶解できる
ことが報告されているが、その溶解度は必ずしも充分に
高くなく、しかも無置換のフタロシアニンについては全
く溶解することができない。
活性剤が研究されているが、未だ満足しうるものは開発
されていない。官能基置換したフタロシアニン誘導体に
ついては、スルホン系界面活性剤で若干水に溶解できる
ことが報告されているが、その溶解度は必ずしも充分に
高くなく、しかも無置換のフタロシアニンについては全
く溶解することができない。
また、水に不溶性のポリマーについても、上述したと同
様に水に溶かすための界面活性剤が研究されているが、
未だ充分な成果が得られていないのが現状である。
様に水に溶かすための界面活性剤が研究されているが、
未だ充分な成果が得られていないのが現状である。
本発明者は、フタロシアニンやその誘導体等の色素ある
いは水に不溶性のポリマー等を可溶化する界面活性剤を
開発すべく鋭意研究を重ねた。
いは水に不溶性のポリマー等を可溶化する界面活性剤を
開発すべく鋭意研究を重ねた。
その研究過程において、フェロセン誘導体が上述した性
能を有する界面活性剤として有望であるとの知見を得
た。さらに、本発明者はこのような知見に基づいて研究
を続けたところ、フェロセンあるいはその誘導体にポリ
オキシエチレン鎖を含む特定の置換基を導入した新しい
フェロセン誘導体が、目的を達成しうるものであること
を見出した。また、同時にこれらの新しいフェロセン誘
導体を用いて電気化学的手法を講じることによって、水
に不溶性(疎水性)の有機薄膜を効率よく製造できるこ
とを見出した。
能を有する界面活性剤として有望であるとの知見を得
た。さらに、本発明者はこのような知見に基づいて研究
を続けたところ、フェロセンあるいはその誘導体にポリ
オキシエチレン鎖を含む特定の置換基を導入した新しい
フェロセン誘導体が、目的を達成しうるものであること
を見出した。また、同時にこれらの新しいフェロセン誘
導体を用いて電気化学的手法を講じることによって、水
に不溶性(疎水性)の有機薄膜を効率よく製造できるこ
とを見出した。
本発明は、このような研究過程を経て完成したものであ
る。
る。
発明の開示
すなわち本発明は、
一般式〔I〕
〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素,メチル基ある
いはエチル基を示し、mは1〜4,nは1〜5,rは1
1〜18の整数を示し、sは2.0〜45.0の実数を示
す。〕 または一般式〔II〕 〔式中、wは2〜20の整数を示し、R1,R2,m.
nおよびsは前記と同じである。〕で表わされるフェロ
セン誘導体を提供するとともに、上記一般式〔I〕ある
いは〔II〕で表わされるフェロセン誘導体を含有する界
面活性剤を提供するものである。
いはエチル基を示し、mは1〜4,nは1〜5,rは1
1〜18の整数を示し、sは2.0〜45.0の実数を示
す。〕 または一般式〔II〕 〔式中、wは2〜20の整数を示し、R1,R2,m.
nおよびsは前記と同じである。〕で表わされるフェロ
セン誘導体を提供するとともに、上記一般式〔I〕ある
いは〔II〕で表わされるフェロセン誘導体を含有する界
面活性剤を提供するものである。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の界面活性剤を用いた有機薄膜の製造方
法の原理を模式的に示す説明図であり、ここで1はフェ
ロセン誘導体,2は疎水性有機物質,3はミセル,4は
酸化されたフェロセン誘導体,5は陽極,6は陰極を示
し、Fcはフェロセン,e−は電子を示す。
法の原理を模式的に示す説明図であり、ここで1はフェ
ロセン誘導体,2は疎水性有機物質,3はミセル,4は
酸化されたフェロセン誘導体,5は陽極,6は陰極を示
し、Fcはフェロセン,e−は電子を示す。
第2図は実施例1で得られたフェロセン誘導体の1H−
NMRを示し、第3図は実施例2で得られたフェロセン
誘導体の1H−NMRを示し、第4図は実施例3で得ら
れたフェロセン誘導体の1H−NMRを示し、第5図は
実施例4で得られたフェロセン誘導体の1H−NMRを
示し、第6図は実施例5で得られたフェロセン誘導体の
1H−NMRを示し、第7図は実施例6で得られたフェ
ロセン誘導体の1H−NMRを示し、第8図は実施例7
で得られたフェロセン誘導体の1H−NMRを示す。
NMRを示し、第3図は実施例2で得られたフェロセン
誘導体の1H−NMRを示し、第4図は実施例3で得ら
れたフェロセン誘導体の1H−NMRを示し、第5図は
実施例4で得られたフェロセン誘導体の1H−NMRを
示し、第6図は実施例5で得られたフェロセン誘導体の
1H−NMRを示し、第7図は実施例6で得られたフェ
ロセン誘導体の1H−NMRを示し、第8図は実施例7
で得られたフェロセン誘導体の1H−NMRを示す。
第9図は実施例8〜12で得られた上澄み液の可視吸収
スペクトルを示し、第10図は実施例13,14で得ら
れたITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを示す。
スペクトルを示し、第10図は実施例13,14で得ら
れたITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを示す。
第11図は実施例15で得られた上澄み液の可視吸収ス
ペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを
示し、第12図は実施例16で得られた上澄み液の可視
吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収スペク
トルを示し、第13図は実施例17で得られた上澄み液
の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収
スペクトルを示し、第14図は実施例18で得られた上
澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可
視吸収スペクトルを示し、第15図は実施例19で得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄
膜の可視吸収スペクトルを示し、第16図は実施例20
で得られた上澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の
色素薄膜の可視吸収スペクトルを示し、第17図は実施
例21で得られた上澄み液の可視吸収スペクトルとIT
O上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを示す。
ペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを
示し、第12図は実施例16で得られた上澄み液の可視
吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収スペク
トルを示し、第13図は実施例17で得られた上澄み液
の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可視吸収
スペクトルを示し、第14図は実施例18で得られた上
澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄膜の可
視吸収スペクトルを示し、第15図は実施例19で得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の色素薄
膜の可視吸収スペクトルを示し、第16図は実施例20
で得られた上澄み液の可視吸収スペクトルとITO上の
色素薄膜の可視吸収スペクトルを示し、第17図は実施
例21で得られた上澄み液の可視吸収スペクトルとIT
O上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを示す。
第18図は実施例13で形成された薄膜の表面構造を示
すSEM写真であり、第19図は実施例15で形成され
た薄膜の表面構造を示すSEM写真であり、第20図は
実施例16で形成された薄膜の表面構造を示すSEM写
真であり、第21図は実施例17で形成された薄膜の表
面構造を示すSEM写真である。
すSEM写真であり、第19図は実施例15で形成され
た薄膜の表面構造を示すSEM写真であり、第20図は
実施例16で形成された薄膜の表面構造を示すSEM写
真であり、第21図は実施例17で形成された薄膜の表
面構造を示すSEM写真である。
発明を実施するための最良の形態
本発明のフェロセン誘導体は、一般式〔I〕あるいは
〔II〕で表わされるものである。ここで一般式〔I〕
中、R1およびR2はそれぞれ水素,メチル基あるいは
エチル基を示し、mは1〜4,nは1〜5,rは11〜
18の整数を示し、sは2.0〜45.0の実数を示す。こ
のrは上述の如く11〜18の整数であるから、環員炭
素原子と該炭素原子に最も近接するエーテル性酸素原子
との間にはウンデカメチレン基,ドデカメチレン基,ト
リデカメチレン基等の炭素数11〜18でアルキレン基
(ポリメチレン基)が介在したものとなる。また、sは
2.0〜45.0の間の整数のみならず、これらを含む実数
を意味するが、これはフェロセン誘導体を構成するオキ
シエチレン基(−CH2CH2O−)の繰返し数の平均
値を示すものである。
〔II〕で表わされるものである。ここで一般式〔I〕
中、R1およびR2はそれぞれ水素,メチル基あるいは
エチル基を示し、mは1〜4,nは1〜5,rは11〜
18の整数を示し、sは2.0〜45.0の実数を示す。こ
のrは上述の如く11〜18の整数であるから、環員炭
素原子と該炭素原子に最も近接するエーテル性酸素原子
との間にはウンデカメチレン基,ドデカメチレン基,ト
リデカメチレン基等の炭素数11〜18でアルキレン基
(ポリメチレン基)が介在したものとなる。また、sは
2.0〜45.0の間の整数のみならず、これらを含む実数
を意味するが、これはフェロセン誘導体を構成するオキ
シエチレン基(−CH2CH2O−)の繰返し数の平均
値を示すものである。
一方、一般式〔II〕中のwは2〜20の整数を示すこと
から、環員炭素原子とオキシカルボニル基との間にはエ
チレン基,プロピレン基等の炭素数2〜20のアルキレ
ン基(ポリメチレン基)が介在したものとなる。なお、
R1,R2,m,nおよびsは前記と同じである。
から、環員炭素原子とオキシカルボニル基との間にはエ
チレン基,プロピレン基等の炭素数2〜20のアルキレ
ン基(ポリメチレン基)が介在したものとなる。なお、
R1,R2,m,nおよびsは前記と同じである。
このような一般式〔I〕あるいは〔II〕で表わされるフ
ェロセン誘導体は、様々な方法により製造することがで
きる。例えば一般式〔I〕で表わされるフェロセン誘導
体は次の如く製造する。即ち、一般式 〔sは前記と同じ。〕で表わされるポリエチレングリコ
ールにアルカリ金属(金属ナトリウム,金属カリウムな
ど)を加えて、常温〜200℃で数分〜数日間攪拌し、
次いで一般式 〔式中、Xはハロゲン原子を示す。また、R1,R2,
m,nおよびrは前記と同じである。〕で表わされるハ
ロゲン原子フェロセン化合物を加えて攪拌しながら反応
させ、その後抽出,精製することによって、一般式
〔I〕で表わされるフェロセン誘導体が得られる。な
お、ここで一般式〔IV〕のハロゲン含有フェロセン化合
物は、例えば、一般式 HOOC(CH2)r−1X〔式中、rおよびXは前記
と同じである。〕で表わされるω−ハロゲノカルボン酸
を、適当なハロゲン化剤(塩化チオニル等)を用いて、
一般式 X1OC(OH2)r−1X〔式中、X1はハロゲン化
剤に由来するハロゲン原子を示し、rおよびXは前記と
同じである。〕で表わされる酸ハロゲン化物(アシル化
物)とし、これを一般式 〔式中、R1,R2,mおよびnは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセンあるいはその誘導体と反
応させて一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびrは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセニルケトン誘導体を得、さ
らにこれを還元することによって一般式〔IV〕のハロゲ
ン含有フェロセン化合物を製造することができる。
ェロセン誘導体は、様々な方法により製造することがで
きる。例えば一般式〔I〕で表わされるフェロセン誘導
体は次の如く製造する。即ち、一般式 〔sは前記と同じ。〕で表わされるポリエチレングリコ
ールにアルカリ金属(金属ナトリウム,金属カリウムな
ど)を加えて、常温〜200℃で数分〜数日間攪拌し、
次いで一般式 〔式中、Xはハロゲン原子を示す。また、R1,R2,
m,nおよびrは前記と同じである。〕で表わされるハ
ロゲン原子フェロセン化合物を加えて攪拌しながら反応
させ、その後抽出,精製することによって、一般式
〔I〕で表わされるフェロセン誘導体が得られる。な
お、ここで一般式〔IV〕のハロゲン含有フェロセン化合
物は、例えば、一般式 HOOC(CH2)r−1X〔式中、rおよびXは前記
と同じである。〕で表わされるω−ハロゲノカルボン酸
を、適当なハロゲン化剤(塩化チオニル等)を用いて、
一般式 X1OC(OH2)r−1X〔式中、X1はハロゲン化
剤に由来するハロゲン原子を示し、rおよびXは前記と
同じである。〕で表わされる酸ハロゲン化物(アシル化
物)とし、これを一般式 〔式中、R1,R2,mおよびnは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセンあるいはその誘導体と反
応させて一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびrは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセニルケトン誘導体を得、さ
らにこれを還元することによって一般式〔IV〕のハロゲ
ン含有フェロセン化合物を製造することができる。
一方、上記一般式〔II〕で表わされるフェロセン誘導体
は、前記一般式〔III〕で表わされるポリエチレングリ
コールに濃硫酸を加えて、常温〜200℃で数分間攪拌
し、次いで一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびwは前記と同じであ
る。〕で表わされるカルボキシル基含有フェロセン化合
物を加えて攪拌しながら反応させ、その後抽出,精製す
ることにより得ることができる。ここで、一般式〔VI
I〕で表わされるカルボキシル基含有フェロセン化合物
は、例えば次の如く製造することができる。即ち、一般
式 X2OC(CH2)w−1COOR〔式中、X2はハロ
ゲン原子を示し、Rはアルキル基を示す。またwは前記
と同じである。〕で表わされるアルキシカルボニル酸ハ
ライドと一般式〔V〕で表わされるフェロセンあるいは
その誘導体と反応させて一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびwは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセノイルカルボン酸エステル
を得、次いで加水分解して対応するカルボン酸とし、し
かる後に還元することによって、あるいは還元した後に
加水分解することによって、一般式〔VII〕で表わされ
るカルボキシル基含有フェロセン化合物を製造すること
ができる。
は、前記一般式〔III〕で表わされるポリエチレングリ
コールに濃硫酸を加えて、常温〜200℃で数分間攪拌
し、次いで一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびwは前記と同じであ
る。〕で表わされるカルボキシル基含有フェロセン化合
物を加えて攪拌しながら反応させ、その後抽出,精製す
ることにより得ることができる。ここで、一般式〔VI
I〕で表わされるカルボキシル基含有フェロセン化合物
は、例えば次の如く製造することができる。即ち、一般
式 X2OC(CH2)w−1COOR〔式中、X2はハロ
ゲン原子を示し、Rはアルキル基を示す。またwは前記
と同じである。〕で表わされるアルキシカルボニル酸ハ
ライドと一般式〔V〕で表わされるフェロセンあるいは
その誘導体と反応させて一般式 〔式中、R1,R2,m,nおよびwは前記と同じであ
る。〕で表わされるフェロセノイルカルボン酸エステル
を得、次いで加水分解して対応するカルボン酸とし、し
かる後に還元することによって、あるいは還元した後に
加水分解することによって、一般式〔VII〕で表わされ
るカルボキシル基含有フェロセン化合物を製造すること
ができる。
一般式〔I〕あるいは〔II〕で表わされる本発明のフェ
ロセン誘導体は、叙上の如く製造することができるが、
これらのフェロセン誘導体を製造するにあたって、一般
式〔III〕のポリエチレングリコールに代えて、類似の
ポリエーテルを用いることもできる。また、反応後の抽
出処理は、アルコール,THF等を用いて行い、精製は
クロマト精製等によればよい。
ロセン誘導体は、叙上の如く製造することができるが、
これらのフェロセン誘導体を製造するにあたって、一般
式〔III〕のポリエチレングリコールに代えて、類似の
ポリエーテルを用いることもできる。また、反応後の抽
出処理は、アルコール,THF等を用いて行い、精製は
クロマト精製等によればよい。
以上の如き方法により得られる一般式〔I〕あるいは
〔II〕で表わされる本発明のフェロセン誘導体は、界面
活性剤として有効であり、特に疎水性有機物質を水ある
いは水性媒体に可溶化する界面活性剤(ミセル化剤)と
して用いることができる。
〔II〕で表わされる本発明のフェロセン誘導体は、界面
活性剤として有効であり、特に疎水性有機物質を水ある
いは水性媒体に可溶化する界面活性剤(ミセル化剤)と
して用いることができる。
本発明の界面活性剤は、上記一般式〔I〕あるいは〔I
I〕のフェロセン誘導体を主成分として含むものであ
り、その他必要により各種添加剤を適宜加えることもで
きる。この本発明の界面活性剤を用いれば、様々な疎水
性有機物質を水あるいは水性媒体に可溶化することがで
きる。このような疎水性有機物質は様々なものがある
が、例えばフタロシアニン,フタロシアニン誘導体,フ
タロシアニンの金属錯体,フタロシアニン誘導体の金属
錯体,ナフタロシアニン,ナフタロシアニン誘導体,ナ
フタロシアニンの金属錯体,ナフタロシアニン誘導体の
金属錯体,ポルフィリン,ポルフィリン誘導体(テトラ
フェニルポルフィリンなど),ポルフィリンの金属錯
体,ポルフィリン誘導体の金属錯体などの光メモリー用
色素や有機色素をはじめ1,1′−ジヘプチル−4,
4′−ビピリジニウムジブロマイド,1,1′−ジドデ
シル−4,4′−ビピリジニウムジブロマイドなどのエ
レクトロクロミック材料,6−ニトロ−1,3,3−ト
リメチルスピロ−(2′H−1′−ベンゾピラン−2,
2′−インドリン)(通称スピロピラン)などの感光材
料(フォトクロミック材料)や光センサー材料,p−ア
ゾキシアニソールなどの液晶表示用色素,7,7,8,
8−テトラシアノキノンジメタン(TCNQ)とテトラ
チアフルバレン(TTF)との1:1錯体などの有機導
電材料やガスセンサー材料,ペンタエリスリトールジア
クリレートなどの光硬化性塗料,ステアリン酸などの絶
縁材料,1−フェニルアゾ−2−ナフトールなどのジア
ゾタイプの感光材料や塗料等をあげることができる。さ
らには、水に不溶性のポリマー、例えばポリカーボネー
ト,ポリスチレン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポ
リアミド,ポリフェニレンサルファイド(PPS),ポ
リフェニレンオキサイド(PPO),ポリアクリロニト
リル(PAN)などの汎用ポリマー、またポリフェニレ
ン,ポリピロール,ポリアニリン,ポリチオフェン,ア
セチルセルロース,ポリビニルアセテート,ポリビニル
ブチラールをはじめ、各種各様のポリマー(ポリビニル
ピリジンなど)あるいはコポリマー(メタクリル酸メチ
ルとメタクリル酸とのコポリマーなど)をあげることが
できる。
I〕のフェロセン誘導体を主成分として含むものであ
り、その他必要により各種添加剤を適宜加えることもで
きる。この本発明の界面活性剤を用いれば、様々な疎水
性有機物質を水あるいは水性媒体に可溶化することがで
きる。このような疎水性有機物質は様々なものがある
が、例えばフタロシアニン,フタロシアニン誘導体,フ
タロシアニンの金属錯体,フタロシアニン誘導体の金属
錯体,ナフタロシアニン,ナフタロシアニン誘導体,ナ
フタロシアニンの金属錯体,ナフタロシアニン誘導体の
金属錯体,ポルフィリン,ポルフィリン誘導体(テトラ
フェニルポルフィリンなど),ポルフィリンの金属錯
体,ポルフィリン誘導体の金属錯体などの光メモリー用
色素や有機色素をはじめ1,1′−ジヘプチル−4,
4′−ビピリジニウムジブロマイド,1,1′−ジドデ
シル−4,4′−ビピリジニウムジブロマイドなどのエ
レクトロクロミック材料,6−ニトロ−1,3,3−ト
リメチルスピロ−(2′H−1′−ベンゾピラン−2,
2′−インドリン)(通称スピロピラン)などの感光材
料(フォトクロミック材料)や光センサー材料,p−ア
ゾキシアニソールなどの液晶表示用色素,7,7,8,
8−テトラシアノキノンジメタン(TCNQ)とテトラ
チアフルバレン(TTF)との1:1錯体などの有機導
電材料やガスセンサー材料,ペンタエリスリトールジア
クリレートなどの光硬化性塗料,ステアリン酸などの絶
縁材料,1−フェニルアゾ−2−ナフトールなどのジア
ゾタイプの感光材料や塗料等をあげることができる。さ
らには、水に不溶性のポリマー、例えばポリカーボネー
ト,ポリスチレン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポ
リアミド,ポリフェニレンサルファイド(PPS),ポ
リフェニレンオキサイド(PPO),ポリアクリロニト
リル(PAN)などの汎用ポリマー、またポリフェニレ
ン,ポリピロール,ポリアニリン,ポリチオフェン,ア
セチルセルロース,ポリビニルアセテート,ポリビニル
ブチラールをはじめ、各種各様のポリマー(ポリビニル
ピリジンなど)あるいはコポリマー(メタクリル酸メチ
ルとメタクリル酸とのコポリマーなど)をあげることが
できる。
本発明のフェロセン誘導体を界面活性剤として用いるに
あたっては、様々な態様があるが、特に有機薄膜を製造
するにあたって、ミセル化剤として使用すると効果的で
ある。この有機薄膜を製造するにあたっては、まず水性
媒体中に上記の一般式〔I〕あるいは〔II〕で表わされ
るフェロセン誘導体よりなる界面活性剤(ミセル化
剤),支持塩ならびに疎水性有機物質を入れて、超音
波,ホモジナイザーあるいは攪拌機等により充分に分散
させてミセルを形成せしめ、その後必要に応じて過剰の
疎水性有機物質を除去し、得られたミセル溶液を静置し
たままあるいは若干の攪拌を加えミセル上述の電極を用
いて電解処理する。また、電解処理中に疎水性有機物質
をみせる溶液に補充添加してもよく、あるいは陽極近傍
のミセル溶液を系外へ抜き出し、抜き出したミセル溶液
に疎水性有機物質を加えて充分に混合攪拌し、しかる後
にこの液を陰極近傍へ戻す循環回路を併設してもよい。
この際の電解条件は、各種状況に応じて適宜選定すれば
よいが、通常は液温0〜70℃、好ましくは20〜30
℃、電圧0.03〜1.5V、好ましくは0.1〜0.5Vと
し、電流密度10mA/cm2以下、好ましくは50〜3
00μA/cm2とする。
あたっては、様々な態様があるが、特に有機薄膜を製造
するにあたって、ミセル化剤として使用すると効果的で
ある。この有機薄膜を製造するにあたっては、まず水性
媒体中に上記の一般式〔I〕あるいは〔II〕で表わされ
るフェロセン誘導体よりなる界面活性剤(ミセル化
剤),支持塩ならびに疎水性有機物質を入れて、超音
波,ホモジナイザーあるいは攪拌機等により充分に分散
させてミセルを形成せしめ、その後必要に応じて過剰の
疎水性有機物質を除去し、得られたミセル溶液を静置し
たままあるいは若干の攪拌を加えミセル上述の電極を用
いて電解処理する。また、電解処理中に疎水性有機物質
をみせる溶液に補充添加してもよく、あるいは陽極近傍
のミセル溶液を系外へ抜き出し、抜き出したミセル溶液
に疎水性有機物質を加えて充分に混合攪拌し、しかる後
にこの液を陰極近傍へ戻す循環回路を併設してもよい。
この際の電解条件は、各種状況に応じて適宜選定すれば
よいが、通常は液温0〜70℃、好ましくは20〜30
℃、電圧0.03〜1.5V、好ましくは0.1〜0.5Vと
し、電流密度10mA/cm2以下、好ましくは50〜3
00μA/cm2とする。
この電解処理を行うと、第1図に示す如く反応が進行す
る。これをフェロセン誘導体中のFeイオンの挙動に着
目すると、陽極5ではフェロセンのFe2+がFe3+
となって、ミセル3が崩壊し、疎水性有機物質2の粒子
(600〜900Å程度)が陽極上に析出する。一方、
陰極6では陽極5で酸化されたFe3+がFe2+に還
元されてもとのミセル3に戻るので、繰返し同じ溶液で
製膜操作を行うことができる。
る。これをフェロセン誘導体中のFeイオンの挙動に着
目すると、陽極5ではフェロセンのFe2+がFe3+
となって、ミセル3が崩壊し、疎水性有機物質2の粒子
(600〜900Å程度)が陽極上に析出する。一方、
陰極6では陽極5で酸化されたFe3+がFe2+に還
元されてもとのミセル3に戻るので、繰返し同じ溶液で
製膜操作を行うことができる。
このような電解処理により、陽極上には所望する疎水性
有機物質の600〜900Å程度の粒子による薄膜が形
成される。
有機物質の600〜900Å程度の粒子による薄膜が形
成される。
上記有機薄膜の製造方法で用いる支持塩(支持電解質)
は、水性媒体の電気伝導度を調節するために必要に応じ
て加えるものである。この支持塩の添加量は通常は上記
界面活性剤(ミセル化剤)の10〜300倍程度の濃
度、好ましくは50〜200倍程度の濃度を目安とす
る。また、この支持塩の種類は、ミセルの形成や電極へ
の前記疎水性有機物質の析出を防げることなく、水性媒
体の電気伝導度を調節しうるものであれば特に制限はな
い。
は、水性媒体の電気伝導度を調節するために必要に応じ
て加えるものである。この支持塩の添加量は通常は上記
界面活性剤(ミセル化剤)の10〜300倍程度の濃
度、好ましくは50〜200倍程度の濃度を目安とす
る。また、この支持塩の種類は、ミセルの形成や電極へ
の前記疎水性有機物質の析出を防げることなく、水性媒
体の電気伝導度を調節しうるものであれば特に制限はな
い。
具体的には、一般に広く支持塩として用いられている硫
酸塩(リチウム,カリウム,ナトリウム,ルビジウム,
アルミニウムなどの塩),酢酸塩(リチウム,カリウ
ム,ナトリウム,ルビジウム,ベリリウム,マグネシウ
ム,カルシウム,ストロンチウム,バリウム,アルミニ
ウムなどの塩)が好適である。
酸塩(リチウム,カリウム,ナトリウム,ルビジウム,
アルミニウムなどの塩),酢酸塩(リチウム,カリウ
ム,ナトリウム,ルビジウム,ベリリウム,マグネシウ
ム,カルシウム,ストロンチウム,バリウム,アルミニ
ウムなどの塩)が好適である。
また、上記有機薄膜の製造方法で用いる電極は、フェロ
センの酸化電位(+0.15V対飽和甘コウ電極)より貴
な金属もしくは導電体であればよい。具体的にはITO
(酸化インジウムと酸化スズとの混合酸化物),白金,
金,銀,グラシーカーボン,導電性金属酸化物,有機ポ
リマー導電体などがあげられる。
センの酸化電位(+0.15V対飽和甘コウ電極)より貴
な金属もしくは導電体であればよい。具体的にはITO
(酸化インジウムと酸化スズとの混合酸化物),白金,
金,銀,グラシーカーボン,導電性金属酸化物,有機ポ
リマー導電体などがあげられる。
次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
合成例1
(1)50.0gの11−臭化ウンデカン酸と90.0gの塩
化チオニルから合成した11−ウンデカン酸クロライド
と37.gの無水塩化アルミニウムおよび35.0gのフェ
ロセンを、塩化メチレン溶媒中で5℃にて3時間反応さ
せた。反応終了後、希塩酸で処理した後、シリカゲルカ
ムにて精製し、下記式で示される10−臭化デカニルフ
ェロセニルケトン56.9gを得た。
化チオニルから合成した11−ウンデカン酸クロライド
と37.gの無水塩化アルミニウムおよび35.0gのフェ
ロセンを、塩化メチレン溶媒中で5℃にて3時間反応さ
せた。反応終了後、希塩酸で処理した後、シリカゲルカ
ムにて精製し、下記式で示される10−臭化デカニルフ
ェロセニルケトン56.9gを得た。
(2)65.4gの亜鉛と27.2gの塩化第二水銀により調
製したアマルガム存在下に、上記(1)で合成した10−
臭化デカニルフェロセニルケトン56.9gを、濃塩酸と
エタノール混合溶媒中で6時間還流させて還元反応を行
った。
製したアマルガム存在下に、上記(1)で合成した10−
臭化デカニルフェロセニルケトン56.9gを、濃塩酸と
エタノール混合溶媒中で6時間還流させて還元反応を行
った。
反応終了後、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラムで
精製して、下記式で示される1−フェロセニル−11−
臭化ウンデカン42.1gを得た。
精製して、下記式で示される1−フェロセニル−11−
臭化ウンデカン42.1gを得た。
実施例1
6.5gのポリエチレングリコール(平均分子量600)
に0.064gの金属ナトリウムを加え、70℃で一昼夜
攪拌した。次に、これに、1.1gの1−フェロセニル−
11−臭化ウンデカン(上記合成例1で得られたもの)
を加え、110℃で10時間反応させ、この反応液を水
とn−ブタノールの等量混合液にて抽出した。抽出液を
水で洗浄後、シリカゲルカラムを用い、溶媒としてベン
ゼンとエタノールの混合物(ベンゼン:エタノール=
5:1)を用いて展開し、クロマト精製した。乾燥後、
得られた精製物は収率41%,収量0.96gであった。
このものの元素分析値は炭素60.21%,水素9.46
%,窒素0.00%であり、またプロトン核磁気共鳴スペ
クトル(1H−NMR)の測定結果は第2図に示すとお
りであった。
に0.064gの金属ナトリウムを加え、70℃で一昼夜
攪拌した。次に、これに、1.1gの1−フェロセニル−
11−臭化ウンデカン(上記合成例1で得られたもの)
を加え、110℃で10時間反応させ、この反応液を水
とn−ブタノールの等量混合液にて抽出した。抽出液を
水で洗浄後、シリカゲルカラムを用い、溶媒としてベン
ゼンとエタノールの混合物(ベンゼン:エタノール=
5:1)を用いて展開し、クロマト精製した。乾燥後、
得られた精製物は収率41%,収量0.96gであった。
このものの元素分析値は炭素60.21%,水素9.46
%,窒素0.00%であり、またプロトン核磁気共鳴スペ
クトル(1H−NMR)の測定結果は第2図に示すとお
りであった。
以上の結果より、上記精製物質は下記の製造を有するフ
ェロセン誘導体であることがわかる。
ェロセン誘導体であることがわかる。
実施例2
ポリエチレングリコールとして平均分子量1000のも
のを用いたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。得られた精製物は収率31%,収量2.15gであっ
た。、このものの1H−NMRの測定結果は第3図に示
すとおりであった。
のを用いたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。得られた精製物は収率31%,収量2.15gであっ
た。、このものの1H−NMRの測定結果は第3図に示
すとおりであった。
以上の結果より、上記精製物は下記の構造を有するフェ
ロセン誘導体であることがわかる。
ロセン誘導体であることがわかる。
合成例2
(1)無水塩化アルミニウム9.6gの存在下、フェロセン
13.5gと11−エトキシカルボニルウンデカン酸クロ
ライド(J.Amer.Chem.Soc.,69,2350(194
7)において公知)19.9gを、塩化メチレン溶媒中で
室温にて2時間反応させた。
13.5gと11−エトキシカルボニルウンデカン酸クロ
ライド(J.Amer.Chem.Soc.,69,2350(194
7)において公知)19.9gを、塩化メチレン溶媒中で
室温にて2時間反応させた。
反応終了後、希塩酸で処理した後、シリカゲルカラムに
て精製し、下記式で示されるフェロセノイルウンデカン
酸エチル13.7gを得た。
て精製し、下記式で示されるフェロセノイルウンデカン
酸エチル13.7gを得た。
(2)上記(1)で合成したフェロセノイルウンデカン酸エチ
ル12.4gと水酸化カリウム2.9gを、エタノール溶媒
中で2時間還流後、酸処理することにより、下記式で示
されるフェロセノイルウンデカン酸11.3gを得た。
ル12.4gと水酸化カリウム2.9gを、エタノール溶媒
中で2時間還流後、酸処理することにより、下記式で示
されるフェロセノイルウンデカン酸11.3gを得た。
(3)亜鉛6.5gと塩化第二水銀2.7gから調製した亜鉛
アマルガムの存在下で、上記(2)で合成したフェロセノ
イルウンデカン酸6.0gを濃塩酸とエタノールの混合溶
媒中で、80℃にて3時間反応させた。
アマルガムの存在下で、上記(2)で合成したフェロセノ
イルウンデカン酸6.0gを濃塩酸とエタノールの混合溶
媒中で、80℃にて3時間反応させた。
反応終了後、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラムに
て精製して、下記式で示されるフェロセニルドデカン酸
4.8gを得た。
て精製して、下記式で示されるフェロセニルドデカン酸
4.8gを得た。
実施例3
0.29gのフェロセニルドデカン酸(上記合成例2で得
られたもの)に、6gのポリエチレングリコール(平均
分子量600)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間
反応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。得られた精製物は収率62%,収量0.44gであっ
た。このものの1H-NMRの測定結果は第4図に示すとおり
であった。
られたもの)に、6gのポリエチレングリコール(平均
分子量600)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間
反応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。得られた精製物は収率62%,収量0.44gであっ
た。このものの1H-NMRの測定結果は第4図に示すとおり
であった。
以上の結果より上記精製物は下記の構造を有するフェロ
セン誘導体であることがわかる。
セン誘導体であることがわかる。
合成例3
(1)合成例2(1)に示した11−エトキシカルボニルウン
デカン酸クロライドの代わりに、35.0gの10−エト
キシカルボニルデカン酸クロライドを用い、また17.7
gの無水塩化アルミニウムを用い、24.7gのフェロセ
ンを反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作
を行い、下記式で示されるフェロセノイルデカン酸エチ
ル23.0gを得た。
デカン酸クロライドの代わりに、35.0gの10−エト
キシカルボニルデカン酸クロライドを用い、また17.7
gの無水塩化アルミニウムを用い、24.7gのフェロセ
ンを反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作
を行い、下記式で示されるフェロセノイルデカン酸エチ
ル23.0gを得た。
(2)合成例2(2)に示したフェロセノイルウンデカン酸エ
チルの代わりに、5.0gのフェロセノイルデカン酸エチ
ル(上記(1)で得られたもの)を用い、また1.2gの水
酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同様
の操作を行い、下記式で示されるフェロセノイルデカン
酸4.7gを得た。
チルの代わりに、5.0gのフェロセノイルデカン酸エチ
ル(上記(1)で得られたもの)を用い、また1.2gの水
酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同様
の操作を行い、下記式で示されるフェロセノイルデカン
酸4.7gを得た。
(3)合成例2(3)に示したフェロセノイルウンデカン酸の
代わりに、4.7gのフェロセノイルデカン酸(上記(2)
で得たもの)を用い、また6.6gの亜鉛、2.7gの塩化
第二水銀を用いたこと以外は、合成例2(3)と同様の操
作を行い、下記式で示されるフェロセニルウンデカン酸
3.4gを得た。
代わりに、4.7gのフェロセノイルデカン酸(上記(2)
で得たもの)を用い、また6.6gの亜鉛、2.7gの塩化
第二水銀を用いたこと以外は、合成例2(3)と同様の操
作を行い、下記式で示されるフェロセニルウンデカン酸
3.4gを得た。
実施例4
上記合成例3で得たフェロセニルウンデカン酸3.02g
に、39.14gのポリエチレングリコール(平均分子量
600)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反応さ
せたこと以外は、実施例1と同様の操作を行った。得ら
れた精製物は収率51.5%、収量4.00gであった。こ
のものの1H-NMRの測定結果は第5図に示すとおりであっ
た。なた、元素分析値は次のとおりであった。
に、39.14gのポリエチレングリコール(平均分子量
600)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反応さ
せたこと以外は、実施例1と同様の操作を行った。得ら
れた精製物は収率51.5%、収量4.00gであった。こ
のものの1H-NMRの測定結果は第5図に示すとおりであっ
た。なた、元素分析値は次のとおりであった。
以上の結果より上記精製物は下記の構成を有するフェロ
セン誘導体であることがわかる。
セン誘導体であることがわかる。
合成例4
(1)合成例2(1)に示した11−エトキシカルボニルウン
デカン酸クロライドの代わりに、19.3gの9−エトキ
シカルボニルノナ酸クロライドを用い、また10.4gの
無水塩化アルミニウムを用い、14.0gのフェロセンと
反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作を行
い、下記式で示されるフェロセノイルノナン酸エチル2
3.4gを得た。
デカン酸クロライドの代わりに、19.3gの9−エトキ
シカルボニルノナ酸クロライドを用い、また10.4gの
無水塩化アルミニウムを用い、14.0gのフェロセンと
反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作を行
い、下記式で示されるフェロセノイルノナン酸エチル2
3.4gを得た。
(2)合成例2(2)に示したフェロセノイルウンデカン酸エ
チルの代わりに、20.5gのフェロセノイルノナン酸エ
チル(上記(1)で得られたもの)を用い、また5.1gの
水酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同
様の操作を行い、下記式で示されるフェロセノイルノナ
ン酸19.7gを得た。
チルの代わりに、20.5gのフェロセノイルノナン酸エ
チル(上記(1)で得られたもの)を用い、また5.1gの
水酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同
様の操作を行い、下記式で示されるフェロセノイルノナ
ン酸19.7gを得た。
(3)合成例2(3)に示したフェロセノイルウンデカン酸の
代わりに、11.1gのフェロセノイルノナン酸(上記
(2)で得られたもの)を用い、また13.1gの亜鉛およ
び5.5gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合成例2
(3)と同様の操作を行い、下記式で示されるフェロセニ
ルデカン酸8.3gを得た。
代わりに、11.1gのフェロセノイルノナン酸(上記
(2)で得られたもの)を用い、また13.1gの亜鉛およ
び5.5gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合成例2
(3)と同様の操作を行い、下記式で示されるフェロセニ
ルデカン酸8.3gを得た。
実施例5
上記合成例4で得たフェロセニルデカン酸8.19gに、
82.72gのポリエチレングリコール(平均分子量60
0)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反応させた
こと以外は、実施例1と同様の操作を行った。得られた
精製物は収率49.2%、収量10.60gであった。この
ものの1H-NMRの測定結果は第6図に示すとおりであっ
た。また、元素分析値は次のとおりであった。
82.72gのポリエチレングリコール(平均分子量60
0)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反応させた
こと以外は、実施例1と同様の操作を行った。得られた
精製物は収率49.2%、収量10.60gであった。この
ものの1H-NMRの測定結果は第6図に示すとおりであっ
た。また、元素分析値は次のとおりであった。
以上の結果より上記精製物は下記の構造を有するフェロ
セン誘導体であることがわかる。
セン誘導体であることがわかる。
合成例5
(1)合成例2(1)に示した11−エトキシカルボニルウン
デカン酸クロライドの代わりに、29.0gの5−エトキ
シカルボニル吉草酸クロライドを用い、また32.4gの
無水塩化アルミニウムを用い、45.2gのフェロセンと
反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作を行
い、下記式で示されるフェロセノイル吉草酸エチル44.
1gを得た。
デカン酸クロライドの代わりに、29.0gの5−エトキ
シカルボニル吉草酸クロライドを用い、また32.4gの
無水塩化アルミニウムを用い、45.2gのフェロセンと
反応させたこと以外は、合成例2(1)と同様の操作を行
い、下記式で示されるフェロセノイル吉草酸エチル44.
1gを得た。
(2)合成例2(2)に示したフェロセノイルウンデカン酸の
代わりに、44.1gのフェロセノイル吉草酸エチル(上
記(1)で得られたもの)を用い、また13.3gの水酸化
カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同様の操
作を行い、下記式で示されるフェロセノイル吉草酸36.
0gを得た。
代わりに、44.1gのフェロセノイル吉草酸エチル(上
記(1)で得られたもの)を用い、また13.3gの水酸化
カリウムを用いたこと以外は、合成例2(2)と同様の操
作を行い、下記式で示されるフェロセノイル吉草酸36.
0gを得た。
(3)合成例2(3)に示したフェロセノイルウンデカン酸の
代わりに、9.4gのフェロセノイル吉草酸(上記(2)で
得られたもの)を用い、また13.1gの亜鉛および5.5
gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合成例2(3)と
同様の操作を行い、下記式で示されるフェロセニルヘキ
サン酸6.9gを得た。
代わりに、9.4gのフェロセノイル吉草酸(上記(2)で
得られたもの)を用い、また13.1gの亜鉛および5.5
gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合成例2(3)と
同様の操作を行い、下記式で示されるフェロセニルヘキ
サン酸6.9gを得た。
実施例6
上記合成例5で得たフェロセニルヘキサン酸6.90g
に、184.80gのポリエチレングリコール(平均分子
量1000)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反
応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行った。
得られた精製物は収率39.5%、収量11.68gであっ
た。このものの1H-NMRの測定結果は第7図に示すとおり
であった。また、元素分析値は次のとおりであった。
に、184.80gのポリエチレングリコール(平均分子
量1000)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6時間反
応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行った。
得られた精製物は収率39.5%、収量11.68gであっ
た。このものの1H-NMRの測定結果は第7図に示すとおり
であった。また、元素分析値は次のとおりであった。
以上の結果より上記精製物は下記の構造を有するフェロ
セン誘導体であることがわかる。
セン誘導体であることがわかる。
合成例6
(1)合成例2(1)にフェロセンの代わりに、オクタメチル
フェロセン(Chem.Ztg.,1976,100(3),1
43(Ger)により既知)16.0gを用い、また11−エ
トキシカルボニルウンデカン酸クロライドの代わりに、
13.3gの9−エトキシカルボニルノナン酸クロダイド
を用い、さらに、7.2gの無水塩化アルミニウムを用
い、16.1gのフェロセンと反応させたこと以外は合成
例2(1)と同様の操作を行い、下記式で示されるオクタ
メチルフェロセノイルノナン酸エチル6.4gを得た。
フェロセン(Chem.Ztg.,1976,100(3),1
43(Ger)により既知)16.0gを用い、また11−エ
トキシカルボニルウンデカン酸クロライドの代わりに、
13.3gの9−エトキシカルボニルノナン酸クロダイド
を用い、さらに、7.2gの無水塩化アルミニウムを用
い、16.1gのフェロセンと反応させたこと以外は合成
例2(1)と同様の操作を行い、下記式で示されるオクタ
メチルフェロセノイルノナン酸エチル6.4gを得た。
(2)合成例2(2)に示したフェロセノイルウンデカン酸エ
チルの代わりに、6.4gのオクタメチルフェロセノイル
ノナン酸エチル(上記(1)で得られたもの)を用い、ま
た1.1gの水酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例
2(2)と同様に操作を行い、下記式で示されるオクタメ
チルフェロセノイルノナン酸6.0gを得た。
チルの代わりに、6.4gのオクタメチルフェロセノイル
ノナン酸エチル(上記(1)で得られたもの)を用い、ま
た1.1gの水酸化カリウムを用いたこと以外は、合成例
2(2)と同様に操作を行い、下記式で示されるオクタメ
チルフェロセノイルノナン酸6.0gを得た。
(3)合成例2(3)に示したフェロセノイルウンデカン酸の
代わりに、6.0gのオクタメチルフェロセノイルノナン
酸(上記(2)で得られたもの)を用い、また8.1gの亜
鉛および3.3gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合
成例2(3)と同様の操作を行い、下記式で示されるオク
タメチルフェロセニルデカン酸2.1gを得た。
代わりに、6.0gのオクタメチルフェロセノイルノナン
酸(上記(2)で得られたもの)を用い、また8.1gの亜
鉛および3.3gの塩化第二水銀を用いたこと以外は、合
成例2(3)と同様の操作を行い、下記式で示されるオク
タメチルフェロセニルデカン酸2.1gを得た。
実施例7
上記合成例6で得たオクタメチルフェロセニルデカン酸
2.03gに、86.64gのポリエチレングリコール(平
均分子量2000)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6
時間反応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行
った。得られた精製物は収率15.2%、収量1.61gで
あった。このものの1H-NMRの測定結果は第8図に示すと
おりであった。また、元素分析値は次のとおりであっ
た。
2.03gに、86.64gのポリエチレングリコール(平
均分子量2000)と濃硫酸0.1ccを加え、80℃で6
時間反応させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行
った。得られた精製物は収率15.2%、収量1.61gで
あった。このものの1H-NMRの測定結果は第8図に示すと
おりであった。また、元素分析値は次のとおりであっ
た。
以上の結果より上記精製物は下記の構造を有するフェロ
セン誘導体であることがわかる。
セン誘導体であることがわかる。
実施例8
31.5m1の水に、実施例1で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として1.13mg加え、これ
にフタロシアニン10mgを加えて超音波で10分間攪拌
して分散,溶解させた。さらに、スターラーにより二昼
夜攪拌した後、得られたミセル溶液を2000rpmで1
時間遠心分離を行った。この上澄み液の可視吸収スペク
トルを第9図(印A)に示す。このことから、フタロシ
アニンがミセル溶液に可溶化することが確認された。な
お、溶解度は4.4mM/4mMミセル化剤溶液であっ
た。
を界面活性剤(ミセル化剤)として1.13mg加え、これ
にフタロシアニン10mgを加えて超音波で10分間攪拌
して分散,溶解させた。さらに、スターラーにより二昼
夜攪拌した後、得られたミセル溶液を2000rpmで1
時間遠心分離を行った。この上澄み液の可視吸収スペク
トルを第9図(印A)に示す。このことから、フタロシ
アニンがミセル溶液に可溶化することが確認された。な
お、溶解度は4.4mM/4mMミセル化剤溶液であっ
た。
実施例9
フタロシアニンをフタロシアニン鉄錯体に変えたこと以
外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可視
吸収スペクトルを第9図(印B)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.72mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可視
吸収スペクトルを第9図(印B)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.72mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
実施例10
フタロシアニンをフタロシアニンコバルト錯体に代えた
こと以外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液
の可視吸収スペクトルを第9図(印C)に示す。このこ
とから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化すること
が確認された。なお、溶解度は0.22mM/4mMミセ
ル化剤溶液であった。
こと以外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液
の可視吸収スペクトルを第9図(印C)に示す。このこ
とから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化すること
が確認された。なお、溶解度は0.22mM/4mMミセ
ル化剤溶液であった。
実施例11
フタロシアニンをフタロシアニン銅錯体に代えたこと以
外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可視
吸収スペクトルを第9図(印D)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.11mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可視
吸収スペクトルを第9図(印D)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.11mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
実施例12
フタロシアニンをフタロシアニン亜鉛錯体に代えたこと
以外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可
視吸収スペクトルを第9図(印E)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.41mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
以外は、実施例8と同様の操作を行った。上澄み液の可
視吸収スペクトルを第9図(印E)に示す。このことか
ら、フタロシアニンがミセル溶液に可溶化することが確
認された。なお、溶解度は0.41mM/4mMミセル化
剤溶液であった。
実施例13
実施例8で調製したミセル溶液10m1に、0.22gの硫
酸リチウム(Li2SO4)を加えて、0.44mMフタ
ロシアニン/2mMミセル化剤/0.2M硫酸リチウム溶
液を得、これを電解液とし、陽極にITO、陰極に白
金、参照電極に飽和甘コウ電極を用いて、25℃で印加
電圧0.5V、電流7μAの定電位電解を2時間行った。
その結果、平均粒径1000Åの一次粒子をもつ色素薄
膜がITO上に生成した。この色素薄膜の走査型電子顕
微鏡(SEM)写真(倍率20000倍,日本電子
(株)製,JSM−T220使用)を第18図に示す。
また、ITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを第1
0図(印A)に示す。第10図(印A)と第9図(印
A)とがその可視吸収スペクトルが一致することによ
り、ITO上の色素薄膜は、フタロシアニンよりなるも
のであることが同定された。
酸リチウム(Li2SO4)を加えて、0.44mMフタ
ロシアニン/2mMミセル化剤/0.2M硫酸リチウム溶
液を得、これを電解液とし、陽極にITO、陰極に白
金、参照電極に飽和甘コウ電極を用いて、25℃で印加
電圧0.5V、電流7μAの定電位電解を2時間行った。
その結果、平均粒径1000Åの一次粒子をもつ色素薄
膜がITO上に生成した。この色素薄膜の走査型電子顕
微鏡(SEM)写真(倍率20000倍,日本電子
(株)製,JSM−T220使用)を第18図に示す。
また、ITO上の色素薄膜の可視吸収スペクトルを第1
0図(印A)に示す。第10図(印A)と第9図(印
A)とがその可視吸収スペクトルが一致することによ
り、ITO上の色素薄膜は、フタロシアニンよりなるも
のであることが同定された。
実施例14
実施例13において電解時間を40分に変えたこと以外
は、実施例13と同様の操作を行った。
は、実施例13と同様の操作を行った。
生成した色素薄膜の可視吸収スペクトルを第10図(印
B)に示す。第10図の印Aと印Bを比べると、ここで
生成した薄膜は実施例13と比較して吸収スペクトルが
小さく、膜厚は電解時間で制御できることがわかる。
B)に示す。第10図の印Aと印Bを比べると、ここで
生成した薄膜は実施例13と比較して吸収スペクトルが
小さく、膜厚は電解時間で制御できることがわかる。
実施例15
100ccの水に、実施例3で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として0.193g加え、こ
れにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10分
間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーによ
り二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶液)
を200rpmで30分間遠心分離を行った。得られた上
澄み液の可視吸収スペクトルを第11図(印A)に示
す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶
化(分散)することが確認された。なお、可溶化能は、
フタロシアニン6.4mM/2mMミセル化剤溶液であっ
た。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるように
加え、スターラーで10分間攪拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として0.193g加え、こ
れにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10分
間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーによ
り二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶液)
を200rpmで30分間遠心分離を行った。得られた上
澄み液の可視吸収スペクトルを第11図(印A)に示
す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶
化(分散)することが確認された。なお、可溶化能は、
フタロシアニン6.4mM/2mMミセル化剤溶液であっ
た。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるように
加え、スターラーで10分間攪拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度45μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.09クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度45μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.09クーロンであった。
その結果、フタロシアニンの薄膜がITO透明ガラス電
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第11図(印B)に示
す。第11図(印A)と第11図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは紫
外線(UV)吸収スペクトルより、0.31μmであるこ
とが判明した。
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第11図(印B)に示
す。第11図(印A)と第11図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは紫
外線(UV)吸収スペクトルより、0.31μmであるこ
とが判明した。
得られた薄膜のSEM写真(倍率30000倍,日本電
子(株)製,JSM−T220使用)を第19図に示
す。
子(株)製,JSM−T220使用)を第19図に示
す。
実施例16
100ccの水に、実施例4で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として0.190g加え、こ
れにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10分
間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーによ
り二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶液)
を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得られた
上澄み液の可視吸収スペクトルを第12図(印A)に示
す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶
化(分散)することが確認された。なお、可溶化能は、
フタロシアニン7.8mM/2mMミセル化剤溶液であっ
た。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるように
加え、スターラーで10分間攪拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として0.190g加え、こ
れにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10分
間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーによ
り二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶液)
を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得られた
上澄み液の可視吸収スペクトルを第12図(印A)に示
す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に可溶
化(分散)することが確認された。なお、可溶化能は、
フタロシアニン7.8mM/2mMミセル化剤溶液であっ
た。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるように
加え、スターラーで10分間攪拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度48μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.09クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度48μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.09クーロンであった。
その結果、フタロシアニンの薄膜がITO透明ガラス電
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第12図(印B)に示
す。第12図(印A)と第12図(印B)が一致するこ
とにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシア
ニンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは
UV吸収スペクトルより、1.05μmであることが判明
した。
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第12図(印B)に示
す。第12図(印A)と第12図(印B)が一致するこ
とにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシア
ニンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは
UV吸収スペクトルより、1.05μmであることが判明
した。
得られた薄膜のSEM写真(倍率30000倍,日本電
子(株)製,JSM−T220使用)を第20図に示
す。
子(株)製,JSM−T220使用)を第20図に示
す。
実施例17
100ccの水に、実施例5で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.187g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第13図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン8.2mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.187g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第13図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン8.2mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度72μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.13クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度72μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.13クーロンであった。
その結果、フタロシアニンの薄膜がITO透明ガラス電
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第13図(印B)に示
す。第13図(印A)と第13図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さはU
V吸収スペクトルより、1.85μmであることが判明し
た。
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第13図(印B)に示
す。第13図(印A)と第13図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さはU
V吸収スペクトルより、1.85μmであることが判明し
た。
得られた薄膜のSEM写真(倍率30000倍,日本電
子(株)製,JSM−T220使用)を第21図に示
す。
子(株)製,JSM−T220使用)を第21図に示
す。
実施例18
100ccの水に、実施例6で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.176g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第14図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン1.8mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.176g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第14図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン1.8mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度17μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.04クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度17μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.04クーロンであった。
その結果、フタロシアニンの薄膜がITO透明ガラス電
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第14図(印B)に示
す。第14図(印A)と第14図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さはU
V吸収スペクトルより、0.04μmであることが判明し
た。
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第14図(印B)に示
す。第14図(印A)と第14図(印B)が一致するこ
とより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシアニ
ンであることが確認された。また、この薄膜の厚さはU
V吸収スペクトルより、0.04μmであることが判明し
た。
実施例19
100ccの水に、実施例7で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.210g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第15図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン4.0mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.210g加え、
これにフタロシアニン100mgを加えて、超音波で10
分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスターラーに
より二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分散溶
液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。得ら
れた上澄み液の可視吸収スペクトルを第15図(印A)
に示す。このことから、フタロシアニンがミセル溶液に
可溶化(分散)することが確認された。なお、可溶化能
は、フタロシアニン4.0mM/2mMミセル化剤溶液で
あった。この溶液に支持塩としてLiBrを0.1Mになるよ
うに加え、スターラーで10分間攪拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度124μA/cm
2の定電位電解を30分間行った。このときの通電量
は、0.23クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度124μA/cm
2の定電位電解を30分間行った。このときの通電量
は、0.23クーロンであった。
その結果、フタロシアニンの薄膜がITO透明ガラス電
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第15図(印B)に示
す。第15図(印A)と第15図(印B)が一致するこ
とにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシア
ニンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは
UV吸収スペクトルより、4.6μmであることが判明し
た。
極上に得られた。このITO透明ガラス電極上のフタロ
シアニンの可視吸収スペクトルを第15図(印B)に示
す。第15図(印A)と第15図(印B)が一致するこ
とにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜がフタロシア
ニンであることが確認された。また、この薄膜の厚さは
UV吸収スペクトルより、4.6μmであることが判明し
た。
実施例20
100ccの水に、実施例1で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.188g加え、
これにフタロシアニン鉄錯体100mgを加えて、超音波
で10分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスター
ラーにより二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分
散溶液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。
得られた上澄み液の可視吸収スペクトルを第16図(印
A)に示す。このことから、フタロシアニン鉄錯体がミ
セル溶液に可溶化(分散)することが確認された。な
お、可溶化能は、フタロシアニン鉄錯体4.1mM/2m
Mミセル化剤溶液であった。この溶液に支持塩としてLi
Brを0.1Mになるように加え、スターラーで10分間攪
拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.188g加え、
これにフタロシアニン鉄錯体100mgを加えて、超音波
で10分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスター
ラーにより二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分
散溶液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。
得られた上澄み液の可視吸収スペクトルを第16図(印
A)に示す。このことから、フタロシアニン鉄錯体がミ
セル溶液に可溶化(分散)することが確認された。な
お、可溶化能は、フタロシアニン鉄錯体4.1mM/2m
Mミセル化剤溶液であった。この溶液に支持塩としてLi
Brを0.1Mになるように加え、スターラーで10分間攪
拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度14μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.03クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度14μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.03クーロンであった。
その結果、フタロシアニン鉄錯体の薄膜がITO透明ガ
ラス電極上に得られた。このITO透明ガラス電極上の
フタロシアニン鉄錯体の可視吸収スペクトルを第16図
(印B)に示す。第16図(印A)と第16図(印B)
が一致することにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜
がフタロシアニン鉄錯体であることが確認された。ま
た、この薄膜の厚さはUV吸収スペクトルより、0.16
μmであることが判明した。
ラス電極上に得られた。このITO透明ガラス電極上の
フタロシアニン鉄錯体の可視吸収スペクトルを第16図
(印B)に示す。第16図(印A)と第16図(印B)
が一致することにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜
がフタロシアニン鉄錯体であることが確認された。ま
た、この薄膜の厚さはUV吸収スペクトルより、0.16
μmであることが判明した。
実施例21
100ccの水に、実施例1で得られたフェロセン誘導体
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.188g加え、
これにフタロシアニン銅錯体100mgを加えて、超音波
で10分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスター
ラーにより二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分
散溶液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。
得られた上澄み液の可視吸収スペクトルを第17図(印
A)に示す。このことから、フタロシアニン銅錯体がミ
セル溶液に可溶化(分散)することが確認された。な
お、可溶化能は、フタロシアニン銅錯体3.8mM/2m
Mミセル化剤溶液であった。この溶液に支持塩としてLi
Brを0.1Mになるように加え、スターラーで10分間攪
拌した。
を界面活性剤(ミセル化剤)として、0.188g加え、
これにフタロシアニン銅錯体100mgを加えて、超音波
で10分間攪拌して分散,可溶化させた。さらにスター
ラーにより二昼夜攪拌した後、得られたミセル溶液(分
散溶液)を2000rpmで30分間遠心分離を行った。
得られた上澄み液の可視吸収スペクトルを第17図(印
A)に示す。このことから、フタロシアニン銅錯体がミ
セル溶液に可溶化(分散)することが確認された。な
お、可溶化能は、フタロシアニン銅錯体3.8mM/2m
Mミセル化剤溶液であった。この溶液に支持塩としてLi
Brを0.1Mになるように加え、スターラーで10分間攪
拌した。
得られた溶液を電解液として、陽極にITO透明ガラス
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度43μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.11クーロンであった。
電極、陰極に白金、参照電極として飽和甘コウ電極を用
い、25℃で印加電圧0.5V,電流密度43μA/cm2
の定電位電解を30分間行った。このときの通電量は、
0.11クーロンであった。
その結果、フタロシアニン銅錯体の薄膜がITO透明ガ
ラス電極上に得られた。このITO透明ガラス電極上の
フタロシアニン銅錯体の可視吸収スペクトルを第17図
(印B)に示す。第17図(印A)と第17図(印B)
が一致することにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜
がフタロシアニン銅錯体であることが確認された。ま
た、この薄膜の厚さはUV吸収スペクトルより、0.08
μmであることが判明した。
ラス電極上に得られた。このITO透明ガラス電極上の
フタロシアニン銅錯体の可視吸収スペクトルを第17図
(印B)に示す。第17図(印A)と第17図(印B)
が一致することにより、ITO透明ガラス電極上の薄膜
がフタロシアニン銅錯体であることが確認された。ま
た、この薄膜の厚さはUV吸収スペクトルより、0.08
μmであることが判明した。
産業上の利用可能性
本発明のフェロセン誘導体は、従来にない新しい化合物
であり、界面活性剤(ミセル化剤)をはじめ、触媒,助
燃剤,浮選剤,分散剤など様々な用途に供することがで
きる。特にこのフェロセン誘導体を界面活性剤(ミセル
化剤)として用いると、水溶液系でミセルを形成し、利
用分野の広いフタロシアニン等の色素や各種疎水性ポリ
マー等を可溶化することができる。また、この界面活性
剤(ミセル化剤)を加えるとともに、水溶液電解により
ミセルの集合分散を利用する本発明の方法に従えば、膜
厚の極めて薄い有機薄膜を形成することができる。
であり、界面活性剤(ミセル化剤)をはじめ、触媒,助
燃剤,浮選剤,分散剤など様々な用途に供することがで
きる。特にこのフェロセン誘導体を界面活性剤(ミセル
化剤)として用いると、水溶液系でミセルを形成し、利
用分野の広いフタロシアニン等の色素や各種疎水性ポリ
マー等を可溶化することができる。また、この界面活性
剤(ミセル化剤)を加えるとともに、水溶液電解により
ミセルの集合分散を利用する本発明の方法に従えば、膜
厚の極めて薄い有機薄膜を形成することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素,メチル基ある
いはエチル基を示し、mは1〜4,nは1〜5,rは1
1〜18の整数を示し、sは2.0〜45.0の実数を示
す。〕 または一般式 〔式中、wは2〜20の整数を示し、R1,R2,m,
nおよびsは前記と同じである。〕で表わされるフェロ
セン誘導体。 - 【請求項2】請求項1記載のフェロセン誘導体を含有す
る界面活性剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-505384A JPH0633298B2 (ja) | 1987-08-28 | 1988-08-27 | フェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性剤 |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21271887 | 1987-08-28 | ||
| JP62-212718 | 1987-08-28 | ||
| PCT/JP1988/000323 WO1988007538A1 (fr) | 1987-03-31 | 1988-03-30 | Derives de ferrocene et procede de preparation d'un film organique mince |
| JP63-505384A JPH0633298B2 (ja) | 1987-08-28 | 1988-08-27 | フェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性剤 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5175058A Division JPH0794718B2 (ja) | 1987-08-28 | 1993-07-15 | 有機薄膜の製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO1989001939A1 JPWO1989001939A1 (ja) | 1989-11-02 |
| JPH0633298B1 JPH0633298B1 (ja) | 1994-05-02 |
| JPH0633298B2 true JPH0633298B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=26519391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63-505384A Expired - Lifetime JPH0633298B2 (ja) | 1987-08-28 | 1988-08-27 | フェロセン誘導体及びそれを含有する界面活性剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633298B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119461584B (zh) * | 2023-08-11 | 2025-09-30 | 中国石油化工股份有限公司 | 多酸基材料及其制备方法与应用和电极 |
-
1988
- 1988-08-27 JP JP63-505384A patent/JPH0633298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0633298B1 (ja) | 1994-05-02 |
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