JPH0633342A - 検反方法 - Google Patents

検反方法

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JPH0633342A
JPH0633342A JP18134692A JP18134692A JPH0633342A JP H0633342 A JPH0633342 A JP H0633342A JP 18134692 A JP18134692 A JP 18134692A JP 18134692 A JP18134692 A JP 18134692A JP H0633342 A JPH0633342 A JP H0633342A
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JP
Japan
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cloth
sensor head
warp
woven fabric
woven
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Pending
Application number
JP18134692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Ozaki
繁人 尾崎
Akiyoshi Itou
日藝 伊藤
Hiroshi Miyake
洋 三宅
Atsuhisa Andou
敦久 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0633342A publication Critical patent/JPH0633342A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/007Fabric inspection on the loom and associated loom control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】織布の端部近傍で経糸が湾曲する織成直後の織
布に対して織布の端部まで正確に検反するとともに、検
反装置を織前付近に設置して織布の欠点を早期に発見す
る。 【構成】織成後の織布Wは経糸Tが織布Wの端部側ほど
湾曲しており、織前W1とエキスパンションバー3との
間のほぼ中央には織布Wを検反する検反装置が配設され
ている。収容ボックス7内ではモータ19の駆動により
駆動ギア20及び被動ギア18を介してベース15に対
して回動可能なセンサヘッド16が走行レール10に沿
って織布Wを幅方向に走査する。図示しないコントロー
ラはモータ19を介してセンサヘッド16を回動させ、
その長手方向が走査する経糸Tと直交するように制御す
る。従って、センサヘッド16内の空間フィルタに結像
する経糸Tの像はその受光素子の対向方向と常に平行と
なり、織布Wの端部まで正確に検反される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製織中に織布の欠点を光
学的に検出する検反方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】織布の検反工程を製織工程から切り離し
て織布の良否判定を行う場合には、織布を織り上げた後
でなければ織布の良否を判定することができない。その
ため、綜絖あるいは筬羽間への経糸通しの際の通し違
い、あるいは開口運動の際の上下経糸同士の絡みによる
経糸の連れ込みが生じても織り上げ完了時まで織機の稼
働が継続され、このような経方向の欠点が織り上げ完了
時まで続いてしまう。このような織布の欠点は製織中に
早期に発見して修復されることが望ましい。
【0003】この問題を解決する方法として本願出願人
は特願平3−139145号において、織機に設置され
ることにより製織工程において織布の欠点を検反するこ
とができる検反装置を提案している。
【0004】この検反装置は、図11に示すように織前
W1とエキスパンションバー41との間に設置され、上
部に透明な材質からなる窓42aが嵌め込まれた収容ボ
ックス42と、窓42aの上面に設置された図示しない
反射板とを備えている。そして、織前W1にて織成され
た織布Wは収容ボックス42と反射板との間を移動する
ようになっている。収容ボックス42の内部には、織布
Wの欠点を検知する1つのセンサヘッド43が設置さ
れ、センサヘッド43は走行レール44に沿って織布W
の幅方向に所定速度で往復移動するようになっている。
その際、センサヘッド43は織布Wに対して光を照射し
ながら移動し、その反射光に基づいて特に織布Wの経糸
方向の欠点を判定するようになっている。
【0005】すなわち、図12に示すように、センサヘ
ッド43の内部には投光器45が設置され、投光器45
からの光の通過経路にハーフミラー46が配置されてい
る。ハーフミラー46の同図上方には織布Wから所定距
離Hをおいて凸レンズ47が、凸レンズ47から所定距
離Dをおいて空間フィルタ48がそれぞれ設けられてい
る。投光器45から照射された光はハーフミラー46で
反射して織布Wに垂直に照射され、織布Wの上面(同図
における下面)側に配置された反射板49に経糸Tの間
から達して反射する。そして、この反射光がハーフミラ
ー46を透過して凸レンズ47を経て空間フィルタ48
に集束され、明るさとして結像する。
【0006】空間フィルタ48は一定ピッチPで配設さ
れた多数の受光素子50a,50bを備えた2個の櫛型
フィルタ部51a,51bから構成され、受光素子50
a,50bの対向方向(受光素子50a,50bの長手
方向)が結像した織布Wの経糸T方向と平行となってい
る。両櫛型フィルタ部51a,51bは受光した光を電
気信号に変換して出力し、各櫛型フィルタ部51a,5
1bからの出力の差分を差動演算回路52より求めてい
る。そして、この差分に基づく出力信号の出力周波数f
のゲインが予め設定した値を越えた時に、判定回路53
が織布Wに経糸切れ等の欠点があることを判定し、ラン
プ点灯や警告音発生等の適宜な方法により警告を行うよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この検反装
置は特に織布Wの経糸T方向の欠点を正確に検査するた
め、センサヘッド43の長手方向が走査する経糸Tと直
交するようにセンサヘッド43を織布Wの幅方向に走行
させていた。こうして経糸Tの像は空間フィルタ48の
受光素子50a,50bの対向方向に対して平行とな
り、特に経糸切れ等の経方向の欠点を高い精度で検反で
きるように図られていた。
【0008】ところが、織り上がった直後の織布Wは、
織成時に緯糸にかかっていた張力が織成後に解放される
ため織布Wの幅方向に収縮しようとする。これに加え、
織成後の織布Wは巻取りローラに巻き取られながら経糸
方向に引っ張られるため織布Wの幅方向に対しては収縮
しようとする。
【0009】その結果、図11に示すように、織前W1
とエキスパンションバー41との間には織布Wの経糸T
が織布Wの幅中央に集まるように湾曲した曲線領域が形
成される。その曲線領域では経糸Tは織布Wの端部側ほ
ど大きく湾曲し、その湾曲度は織前W1側ほど大きくな
っている。
【0010】従って、センサヘッド43が織布Wの端部
近傍を走査する際には、経糸Tの湾曲によりセンサヘッ
ド43の長手方向は経糸Tと直交することができない。
空間フィルタ48に結像する織布Wの経糸Tの像は受光
素子50a,50bの対向方向に対して平行とならず斜
めになってしまう。その結果、織布Wの端部近傍では高
い検反精度は到底得られなかった。
【0011】そこで、織布Wの端部近傍における検反精
度を少しでも向上させるため、同図に示すように検反装
置を経糸Tの湾曲度が比較的緩やかなエキスパンション
バー41寄りに設置していた。しかし、経糸Tの湾曲度
が比較的緩やかといえどもセンサヘッド43の長手方向
が経糸Tに対して直交するまでには到底至らず、依然と
して織布Wの端部近傍における検反精度の低さは問題で
あった。さらに、検反装置が織前W1から離れたエキス
パンションバー41寄りに設置されているため、織布W
の欠点を織成直後の織前W1付近で早期に発見すること
ができないという問題もあった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は織布の端部近傍で経糸が
湾曲する織成直後の織布に対して織布の端部まで正確に
検反できるとともに、検反装置を織前付近に設置して織
布の欠点を早期に発見することができる検反方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、発光体と受光素子より構成されるセンサヘ
ッドを、織前近傍で経糸が織布の中央へ集まり端部ほど
経糸が湾曲した織布の曲線領域を案内部材に沿って織布
の幅方向に往復動させながら、織布の検反領域へ前記発
光体からの光を照射し、その検反領域からの反射光によ
る織布の像を前記受光素子にて受光し、前記受光素子か
らの検出信号に基づいて織布の欠点の有無を判定する検
反方法において、前記受光素子に結像する織布の経糸
が、前記受光素子の対向方向に対して常に平行となるよ
うにした。
【0014】
【作用】従って、本発明によれば、センサヘッドは織前
近傍で経糸が織布の中央へ集まり端部ほど経糸が湾曲し
た曲線領域を案内部材に沿って織布の幅方向に往復動す
る。センサヘッドは織布の曲線領域内にある検反領域に
対して発光体から光を照射し、その検反領域からの反射
光は空間フィルタに織布の像として結像される。その
際、センサヘッドが織布に対してどの位置にあっても、
空間フィルタに結像した織布の経糸の像は受光素子の対
向方向に対して常に平行となる。従って、経糸が湾曲す
る織布の端部近傍においても精度の高い検反が実現され
る。
【0015】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1〜図7に従って説明する。
【0016】図3に示すように、開口装置を構成する綜
絖枠1の開口運動により形成される経糸Tの開口に緯入
れされた緯糸が筬2によって織布Wの織前W1に打ち付
けられ、織布Wが形成される。織布Wはエキスパンショ
ンバー3を経由して織布引取部を構成するプレスローラ
4及びサーフェスローラ5の協働による引き取り作用に
よって所定速度で引き取られ、巻取りローラ6に巻き取
られる。織前W1とエキスパンションバー3との間のほ
ぼ中央には織布通過位置の直下に織布Wの幅以上の長さ
を有する収容ボックス7がその長手方向が織布Wの幅方
向となるように設置されている。
【0017】図1,4に示すように、収容ボックス7の
上方を移動する織成後の織布Wは緯糸の収縮力により織
布Wの端部が内側へ緩やかに湾曲する曲線領域を形成し
ている。この曲線領域における経糸Tは織布Wの幅中央
に集まるように強制されているため、経糸Tの湾曲度は
織布Wの端部側ほど大きくなっている。
【0018】図1,2に示すように、収容ボックス7の
上部には織布Wの幅以上の長さの窓8が形成され、窓8
にはガラスあるいは合成樹脂の透明な材質からなる板8
aが嵌め込まれている。そのため、収容ボックス7の内
部は外部から遮断されて埃、風綿などが侵入しないよう
になっている。また、収容ボックス7の上側には窓8を
覆う反射板9が着脱可能に取付けられ、織布Wは窓8と
反射板9に挟まれた状態で移動するようになっている。
また、反射板9の織布Wと対向する下面は鏡面に加工さ
れている。
【0019】収容ボックス7の内部は、底部に織布Wの
幅以上の長さを有する走行レール10が収容ボックス7
の長手方向に沿って敷設されている。また、収容ボック
ス7内の一端には図示しないコントローラの駆動制御に
より正逆回転するACサーボモータよりなるモータ11
が設置され、モータ11の駆動軸には駆動プーリ12が
取着されている。また、収容ボックス7内の他端には被
動プーリ13が設けられ、両プーリ12,13間には走
査用ベルト14が巻掛けられている。そして、走行レー
ル10には1個のベース15が走行レール10に沿って
移動可能に設置され、ベース15はその側部にて走査用
ベルト14と固定されている。図5に示すように、ベー
ス15には検出窓16aを有するセンサヘッド16が回
動軸17を中心にベース15に対して回動可能に設置さ
れ、センサヘッド16の後端(同図における右端)には
被動ギア18が形成されている。さらに、ベース15に
はセンサヘッド16の後方となる位置にモータ19が設
置され、モータ19の駆動軸には駆動ギア20がセンサ
ヘッド16の被動ギア18と噛合するように嵌着されて
いる。
【0020】また、センサヘッド16にはFPC(フレ
キシブル配線板)よりなる信号ケーブル21の一端が接
続され、センサヘッド16の移動に対して追従可能とな
っている。信号ケーブル21の他端は図示しない電源及
びコントローラに接続され、センサヘッド16やモータ
19への給電及びセンサヘッド16の検出信号をコント
ローラへ出力するようになっている。
【0021】また、コントローラには予め織布Wの検反
領域の設定情報が入力され、その情報に基づいてコント
ローラはモータ11の正逆回転を駆動制御し、センサヘ
ッド16が検反領域に応じたストロークで往復動するよ
うにしている。また、コントローラには予め織布Wの経
糸Tの湾曲度に対応する補正情報が入力されている。そ
の情報に基づいてコントローラはモータ19を駆動制御
し、センサヘッド16の姿勢角をその走行位置に応じて
回動させることによりセンサヘッド16の長手方向が常
に経糸Tと直交するようにしている。尚、本実施例の場
合、検反領域は織布Wの端部を除くほぼ全域が検反され
るように設定されている。
【0022】次に、センサヘッド16の構成について図
6,7に従って説明する。図6に示すように、センサヘ
ッド16のケース22内部には前方(同図における左
方)に発光体としての投光器23が下向きに固定され、
この投光器23の下方にはハーフミラー24が垂直方向
に対して45度傾斜した状態で配置されている。さら
に、ハーフミラー24の前方にはミラー25が垂直方向
に対してハーフミラー24とは異なる方向に45度傾斜
した状態で配置されている。ミラー25の上方には検出
窓16aに嵌め込まれた状態で凸レンズ26が配置され
ている。また、ハーフミラー24の後方には凸レンズ2
7が配置され、凸レンズ27の後方には差動構成の受光
体としての空間フィルタ28が設置されている。
【0023】図7に示すように、空間フィルタ28は受
光量に応じた電気信号を出力する多数の受光素子29
a,29bが一定ピッチPで平行に4つずつ配設された
2個の櫛型フィルタ部30a,30bからなる。そし
て、受光素子29a,29bの対向方向(同図における
Y方向)が空間フィルタ28の受光面28aに結像され
る織布Wの移動方向と直交する方向、すなわち織布Wの
像の経糸T方向(同図におけるY方向)と平行となるよ
うに配置されている。尚、投光器23と空間フィルタ2
8との間には干渉が発生しない配置となっている。
【0024】各櫛型フィルタ部30a,30bは受光し
た光を電気信号に変換して差動演算回路31へ出力し、
差動演算回路31は両櫛型フィルタ部30a,30bか
らの出力の差分を求める。そして、この差分に基づく出
力信号の出力周波数fのゲインが予め設定した値を越え
た時に、判定回路32が織布Wに経糸切れ等の欠点があ
ることを判定し、ランプ点灯や警告音発生等の適宜な方
法により警告を行うようになっている。
【0025】次に、上記のように構成された検反装置の
作用について説明する。織布Wの検反を行う場合には、
図1,2,4に示すように図示しないコントローラは入
力された検反領域の設定情報に基づいてモータ11を駆
動制御して正逆回転させる。このモータ11の駆動力は
駆動プーリ12及び被動プーリ13を介して両プーリ1
2,13に巻掛けられた走査用ベルト14に伝達され、
走査用ベルト14は正逆回転する。その結果、センサヘ
ッド16は走査用ベルト14に固定されたベース15を
介して所定のストロークで走行レール10上を往復移動
する。すなわち、センサヘッド16の検出窓16aが検
反領域である織布Wをその端部を除くほぼ全域を走査で
きるようにセンサヘッド16は走行レール10上を往復
移動する。
【0026】その際、図4,5に示すようにコントロー
ラは入力された織布Wの経糸Tの湾曲度に関する補正情
報に基づいてモータ19を駆動制御する。センサヘッド
16はモータ19の回転に基づいて駆動ギア20及び被
動ギア18を介して回転軸17を中心に回転し、その走
行位置に応じてその姿勢角を方向転換させる。その結
果、織布Wの端部近傍における経糸Tの湾曲に係わら
ず、センサヘッド16の長手方向は常に経糸Tと直交す
る。
【0027】一方、図示しない電源から信号ケーブル2
1を介してセンサヘッド16に給電されると、図6に示
すように、センサヘッド16の内部では投光器23が発
光する。投光器23の光は下方へ照射され、ハーフミラ
ー24にて水平方向に反射され、ミラー25にて上方へ
再度反射される。そして、ミラー25からの光は凸レン
ズ26にて平行光となり検出窓16aから織布Wに対し
て垂直に照射される。
【0028】織布Wに照射された光は織布Wの裏面で直
接あるいは織布Wの経糸Tの間隙を通って反射板9の下
面にて反射され、反射光として再び検出窓16aから入
射する。この反射光は凸レンズ26を通過するとともに
ミラー25で水平方向に反射され、ハーフミラー24を
透過して凸レンズ27にて集束されて空間フィルタ28
の受光面28aに織布Wの模様として結像する。その
際、センサヘッド16の長手方向と経糸T方向とが常に
直交しているため、空間フィルタ28に結像した経糸T
の像は受光素子29a,29bの対向方向に対して常に
平行となる。
【0029】両櫛型フィルタ部30a,30bは結像し
た光を電気信号に変換して出力し、各櫛型フィルタ部3
0a,30bからの出力の差分を差動演算回路31より
求める。そして、この差分に基づく出力信号の出力周波
数fのゲインが予め設定した値を越えた時に、判定回路
32が織布Wに経糸切れ等の欠点があると判定する。こ
の判定に基づきランプ点灯や警告音発生等の適宜な方法
で警告が行われる。
【0030】従って、本実施例の検反装置によれば、セ
ンサヘッド16は検出窓16aから織布Wに対して光を
照射し、その反射光を検知しながら織布Wの検反領域内
を走行レール10に沿って移動する。その際、センサヘ
ッド16はその走行位置に応じてセンサヘッド16の長
手方向が走査する経糸Tと直交するようにその姿勢角を
方向転換する。従って、空間フィルタ28の受光面28
aに結像する織布Wの経糸Tの像は常に受光素子29
a,29bの対向方向に対して平行となる。その結果、
経糸Tが織布Wの中央へ湾曲する織布Wの曲線領域に対
しても織布Wの端部まで高い精度で検反することができ
る。
【0031】また、織前W1とエキスパンションバー3
との間のほぼ中央に検反装置を設置したので、エキスパ
ンションバー3寄りに設置された従来の検反装置に比べ
て織布Wの欠点をより織前W1近くで早期に発見するこ
とができる。また、織布Wの欠点を早期に発見できるこ
とから、織布Wの欠点の補修作業が簡単ですむとともに
補修時間の短縮化により織機の稼働率を上昇させること
もできる。
【0032】さらに、センサヘッド16の走査ストロー
クはコントローラに入力された検反領域の設定情報に基
づいて制御されているため、織幅の異なる織布に対して
も適宜に検反領域を設定することができる。また、セン
サヘッド16の姿勢角の方向転換はコントローラに入力
された経糸Tの湾曲度に対応する補正情報に基づいて制
御されているため、織幅の異なる織布に対しても対応で
きるとともに検反装置の設置場所を適宜に変更すること
もできる。
【0033】そして、収容ボックス7内に収容されたセ
ンサヘッド16は外部と遮断されて埃や風綿と接触する
ことがないので、埃や風綿によるセンサヘッド16の誤
検出を防止することができる。また、織布Wは収容ボッ
クス7の窓8に摺接しながら移動するため窓8の清掃効
果を有している。そのため、窓8に埃や風綿が付着する
ことがなく、窓8の上面は常に清浄な状態に維持される
ので埃や風綿によるセンサヘッド16の誤検出を防止す
ることもできる。
【0034】(第2実施例)以下、本発明を具体化した
第2実施例の検反装置について図8,9に従って説明す
る。尚、本実施例において前記第1実施例と同一の構成
については同一の符号を付して説明を省略し、特に異な
った点についてのみ説明する。
【0035】第1実施例では、空間フィルタ28に結像
する織布Wの経糸Tの像が受光素子29a,29bの対
向方向に対して常に平行となるようにセンサヘッド16
をベース15に対して回動可能としたが、本実施例の検
反装置はセンサヘッド16内に設置された空間フィルタ
28を回動可能としている。そして、センサヘッド16
はその長手方向が走査方向である織布Wの幅方向と一致
するようにベース15に固定されている。
【0036】図8に示すように、センサヘッド16の内
部構成は第1実施例とほぼ同様で、空間フィルタ28周
辺の構成のみが異なっている。すなわち、凸レンズ27
の後方には差動構成の受光体としての空間フィルタ28
がその裏面中央に設けられた回動軸28cを中心に回動
可能に設置されている。空間フィルタ28には側部に被
動ギア28bが形成され、この被動ギア28bは空間フ
ィルタ28の後方に設置されたモータ33の駆動軸33
aに取着された駆動ギア34と噛合されている。モータ
33は図示しないコントローラに予め入力された織布W
の経糸Tの湾曲度に対応する補正情報に基づいてコント
ローラにより駆動制御される。
【0037】次に、この検反装置の作用について図8,
9に従って説明する。織布Wの検反を行う場合には、図
示しないコントローラは予め入力された検反領域の設定
情報に基づいてセンサヘッド16を所定のストロークで
往復動させて、織布Wをその端部を除くほぼ全域におい
て走査させるその際、図示しない電源から信号ケーブル
21を介してセンサヘッド16に給電されると、図8に
示すように、センサヘッド16の内部では投光器23が
発光する。この投光器23の光はハーフミラー24,ミ
ラー25を介して凸レンズ26にて平行光となり検出窓
16aから織布Wに対して垂直に照射される。
【0038】織布Wに照射された光は織布Wの裏面で直
接あるいは織布Wの経糸Tの間隙を通って反射板9の下
面にて反射され、反射光として再び検出窓16aから入
射する。この反射光は凸レンズ26,ミラー25,ハー
フミラー24及び凸レンズ27を介して空間フィルタ2
8の受光面28aに織布Wの模様として結像する。
【0039】その際、図9に示すようにコントローラは
織布Wの経糸Tの湾曲度に対応する補正情報に基づいて
センサヘッド16の走行位置に応じてモータ33の駆動
軸33aを所定方向に所定量だけ回転させる。この回転
に伴い空間フィルタ28は駆動ギア34及び被動ギア2
8bを介して回転軸28cを中心として所定方向に所定
角度だけ自転する。そして、空間フィルタ28に結像す
る織布Wの経糸Tの像(同図におけるP方向)は空間フ
ィルタ28の受光素子29a,29bの対向方向に対し
て常に平行となる。
【0040】従って、本実施例の検反装置によれば、セ
ンサヘッド16が織布Wの端部近傍を走査する際に、経
糸Tの湾曲に応じて空間フィルタ28が回動し、走査し
た経糸Tの像は受光素子29a,29bの対向方向に対
して常に平行となる。その結果、経糸Tが織布Wの中央
へ湾曲する織布Wの曲線領域に対しても織布Wの端部ま
で高い精度で検反することができる。その他、第1実施
例と同様の効果が得られる。
【0041】(第3実施例)以下、本発明を具体化した
第3実施例を図10に従って説明する。第1,第2実施
例では、空間フィルタ28に結像する織布Wの経糸Tの
像が受光素子29a,29bの対向方向に対して常に平
行となるようにセンサヘッド16又は空間フィルタ28
を回動させた。これに対して本実施例の検反装置は走行
レールを湾曲する経糸Tと直交するように敷設してい
る。
【0042】図10に示すように、織前W1とエキスパ
ンションバー3との間のほぼ中央には織布通過位置の直
下に収容ボックス7がその長手方向が織布Wの幅方向と
なるように設置されている。収容ボックス7内の底部に
は湾曲した走行レール35が収容ボックス7の長手方向
に沿って敷設されている。この走行レール35は検反装
置の設置位置における織布Wの経糸Tの湾曲に応じてそ
の経糸Tと直交している。
【0043】センサヘッド16はベース15を介してこ
の走行レール35に沿って移動可能に設置され、走行レ
ール35を移動するセンサヘッド16はその長手方向が
織布Wの経糸Tと常に直交するようになっている。ま
た、センサヘッド16の内部は第1実施例と同じ構成で
あり、空間フィルタ28は受光素子29a,29bの対
向方向が織布Wの像の移動方向と平行となるように固定
されている。
【0044】次に、この検反装置の作用について説明す
る。図示しないコントローラは予め入力された検反領域
の設定情報に基づいてセンサヘッド16を所定のストロ
ークで走行レール35上を往復動させて、織布Wをその
端部を除くほぼ全域において走査させる。その際、セン
サヘッド16は湾曲した走行レール35に沿って移動す
るため、センサヘッド16の長手方向は常に走査する経
糸Tと直交する。その結果、空間フィルタ28に結像す
る織布Wの経糸Tの像は空間フィルタ28の受光素子2
9a,29bの対向方向に対して常に平行となる。
【0045】従って、本実施例の検反装置によれば、セ
ンサヘッド16が織布Wの端部近傍を走査する際に、セ
ンサヘッド16は経糸Tの湾曲に応じてその経糸Tと直
交するように敷設された走行レール35上を移動しなが
ら織布Wを走査する。よって、走査した経糸Tの像は受
光素子29a,29bの対向方向に対して常に平行とな
る。その結果、経糸Tが織布Wの中央へ湾曲する織布W
の曲線領域に対しても織布Wの端部まで高い精度で検反
することができる。
【0046】また、織前W1とエキスパンションバー3
との間のほぼ中央に検反装置を設置したので、エキスパ
ンションバー3寄りに設置された従来の検反装置に比べ
て織布Wの欠点をより織前近くで早期に発見することが
できる。また、織布Wの欠点を早期に発見できることか
ら、織布Wの欠点の補修作業が簡単ですむとともに補修
時間の短縮化により織機の稼働率を上昇させることもで
きる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記第1及び第2実施例において、センサヘッド
16又は空間フィルタ28の回転角制御は予めコントロ
ーラに入力された補正情報に基づいて行っているが、こ
れを検出された検反信号に基づくフィードバック制御に
より行い、常時最適な回転角を得て一層精度の高い検反
を行うこともできる。
【0048】(2)本発明における受光部は空間フィル
タ28に限定されることなく、他の受光装置を利用する
こともできる。 (3)上記第1実施例では駆動ギア20と被動ギア18
を直接噛合させたが、駆動ギア20と被動ギア18との
間に変速ギアを設けてセンサヘッド16の姿勢角を微調
整してより精度の高い検反を実現させることもできる。
また、上記第2実施例では駆動ギア34と被動ギア28
bを直接噛合させたが、駆動ギア34と被動ギア28b
との間に変速ギアを設けて空間フィルタ28の姿勢角を
微調整してより精度の高い検反を実現させることもでき
る。
【0049】(4)上記各実施例では各櫛型フィルタ部
30a,30bに形成された受光素子を4対として空間
フィルタ28を構成したが、空間フィルタ28を構成す
る受光素子の対数は適宜に設定することもできる。
【0050】(5)上記各実施例では、センサヘッド1
6を1つ設置したが、センサヘッド16は織布Wの幅や
検反精度に応じて複数設置することもできる。 (6)上記各実施例では、各検反装置を織前W1とエキ
スパンションバー3との間のほぼ中央に設置したが、検
反装置の設置場所は織前W1とエキスパンションバー3
との間において適宜設定することができる。例えば、織
前W1のすぐ近くに検反装置を配設して上記各実施例よ
りもさらに早期に織布Wの欠点を発見させることもでき
る。さらに、検反装置の設置場所をプレスローラ4と巻
取りローラ6との間としてもよい。
【0051】(7)上記実施例では収容ボックス7を織
布Wの下側に設置して織布Wを下面側から走査したが、
収容ボックス7を織布Wの上側に設置して織布Wを上面
側から走査してもよい。
【0052】(8)上記各実施例では収容ボックス7の
窓8の上側に反射板9を配置したが、反射板9を配置し
なくてもよい。この場合、織布Wの裏面にて反射した光
を検出することにより織布Wの欠点を判別することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、織
布の端部近傍で経糸が湾曲する織成直後の織布に対して
織布の端部まで正確に検反できるとともに、検反装置を
織前付近に設置して織布の欠点を早期に発見することが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を具体化した第1実施例における検反
装置の一部破断した斜視図である。
【図2】第1実施例における図1のA−A線断面図であ
る。
【図3】第1実施例における織機に設置された検反装置
を示す斜視図である。
【図4】第1実施例におけるセンサヘッドの走査方向と
経糸との関係を示す上面図である。
【図5】第1実施例において織布の端部近傍を走査する
センサヘッドの上面図である。
【図6】第1実施例におけるセンサヘッドの一部破断し
た部分斜視図である。
【図7】第1実施例における空間フィルタの正面図であ
る。
【図8】第2実施例におけるセンサヘッドの一部破断し
た部分斜視図である。
【図9】第2実施例における空間フィルタの正面図であ
る。
【図10】第3実施例におけるセンサヘッドの走査方向
と経糸との関係を示す上面図である。
【図11】従来技術の検反装置におけるセンサヘッドの
走査方向と経糸との関係を示す上面図である。
【図12】従来技術の検反装置における検反の原理図で
ある。
【符号の説明】
10…案内部材としての走行レール、16…センサヘッ
ド、23…発光体としての投光器、28…空間フィル
タ、29a,29b…受光素子、W1…織前、W…織
布、T…経糸。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本実施例を具体化した第1実施例における検反
装置の一部分解した斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 敦久 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体と受光素子より構成されるセンサ
    ヘッドを、織前近傍で経糸が織布の中央へ集まり端部ほ
    ど経糸が湾曲した織布の曲線領域を案内部材に沿って織
    布の幅方向に往復動させながら、織布の検反領域へ前記
    発光体からの光を照射し、その検反領域からの反射光に
    よる織布の像を前記受光素子にて受光し、前記受光素子
    からの検出信号に基づいて織布の欠点の有無を判定する
    検反方法において、 前記受光素子に結像する織布の経糸が、前記受光素子の
    対向方向に対して常に平行となるようにした検反方法。
JP18134692A 1992-07-08 1992-07-08 検反方法 Pending JPH0633342A (ja)

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