JPH06333931A - 半導体装置における微細電極の製造方法 - Google Patents
半導体装置における微細電極の製造方法Info
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- JPH06333931A JPH06333931A JP5118585A JP11858593A JPH06333931A JP H06333931 A JPH06333931 A JP H06333931A JP 5118585 A JP5118585 A JP 5118585A JP 11858593 A JP11858593 A JP 11858593A JP H06333931 A JPH06333931 A JP H06333931A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/01—Manufacture or treatment
- H10W72/012—Manufacture or treatment of bump connectors, dummy bumps or thermal bumps
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- Wire Bonding (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、上部径と下部径が等しく設定され
るようにした柱状に構成される半導体装置における微細
電極の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】半導体基板11上に形成されたアルミニウム配線
13上に、この配線13に対応して開口15の形成されるパッ
シベーション膜14を形成し、その上に導電層16が形成さ
れる。そして、この上に形成されたレジスト膜17にホト
穴18を露光現像によって開口し、このホト穴内にCu メ
ッキ19およびはんだメッキ20を行い、レジスト膜を除去
すると共にはんだメッキ20をリフローして柱状の電極を
形成する。ここで、レジスト膜17にホト穴18が開口され
た後に、RIE装置によって酸素ガスのラジカルをプラ
ズマ中で生成し、前記ホト穴を電界で加速衝撃すること
で異方性エッチングして、ホト穴下部に形成されたテー
リング部を除去することで、ホト穴の上部径と下部径を
ほぼ一致させ、ホト穴形状を適正化する。
るようにした柱状に構成される半導体装置における微細
電極の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】半導体基板11上に形成されたアルミニウム配線
13上に、この配線13に対応して開口15の形成されるパッ
シベーション膜14を形成し、その上に導電層16が形成さ
れる。そして、この上に形成されたレジスト膜17にホト
穴18を露光現像によって開口し、このホト穴内にCu メ
ッキ19およびはんだメッキ20を行い、レジスト膜を除去
すると共にはんだメッキ20をリフローして柱状の電極を
形成する。ここで、レジスト膜17にホト穴18が開口され
た後に、RIE装置によって酸素ガスのラジカルをプラ
ズマ中で生成し、前記ホト穴を電界で加速衝撃すること
で異方性エッチングして、ホト穴下部に形成されたテー
リング部を除去することで、ホト穴の上部径と下部径を
ほぼ一致させ、ホト穴形状を適正化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組み込まれた素子等
に対応して形成される突起電極、すなわちフリップチッ
プIC等の半導体装置における微細電極の製造方法に関
する。
に対応して形成される突起電極、すなわちフリップチッ
プIC等の半導体装置における微細電極の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】突起電極を備えた半導体装置は、フェー
ス・ダウン・ボンディング用のフリップチップあるいは
テープ・キャリア・ボンディング用のICチップ等にお
いて用いられている。半導体装置においては素子の集積
密度が著しく増大する傾向にあり、必然的にチップ内に
多数の突起電極を配列形成する必要が生ずる。したがっ
て、突起電極それぞれの相互間隔を狭くする必要が生ず
るもので、この様な要求を満足させるためには、突起電
極を柱状に形成した微細電極とすることが要求される。
ス・ダウン・ボンディング用のフリップチップあるいは
テープ・キャリア・ボンディング用のICチップ等にお
いて用いられている。半導体装置においては素子の集積
密度が著しく増大する傾向にあり、必然的にチップ内に
多数の突起電極を配列形成する必要が生ずる。したがっ
て、突起電極それぞれの相互間隔を狭くする必要が生ず
るもので、この様な要求を満足させるためには、突起電
極を柱状に形成した微細電極とすることが要求される。
【0003】この様な微細電極は例えば次のようにして
製造される。すなわち、素子の形成された半導体ウエハ
上にアルミニウム配線を施し、この配線上にウエハを保
護するために、電極取り出しのための配線層に至る開口
を形成したパッシベーション膜を形成する。そして、こ
のパッシベーション膜の上に導電層を蒸着形成した後
に、例えば50μm程度の厚さのフィルムレジストをラ
ミネートし、アライナーによって露光した後、現像して
突起電極を形成しようとする位置に導電層に至るホト穴
を形成し、Cu メッキを行ってホト穴内にCu を埋め込
み、このCu 埋め込み部分にはんだメッキを施す。その
後、フィルムレジストを剥離液によって除去し、はんだ
をリフローすることによってフリップチップ用のはんだ
バンプ(電極)が形成される。
製造される。すなわち、素子の形成された半導体ウエハ
上にアルミニウム配線を施し、この配線上にウエハを保
護するために、電極取り出しのための配線層に至る開口
を形成したパッシベーション膜を形成する。そして、こ
のパッシベーション膜の上に導電層を蒸着形成した後
に、例えば50μm程度の厚さのフィルムレジストをラ
ミネートし、アライナーによって露光した後、現像して
突起電極を形成しようとする位置に導電層に至るホト穴
を形成し、Cu メッキを行ってホト穴内にCu を埋め込
み、このCu 埋め込み部分にはんだメッキを施す。その
後、フィルムレジストを剥離液によって除去し、はんだ
をリフローすることによってフリップチップ用のはんだ
バンプ(電極)が形成される。
【0004】この様にしてはんだバンプ用の微細電極が
形成されるものであるが、フイルムレジストに対してホ
ト穴を形成するレジスト現像工程において、フィルムレ
ジストの膜厚が50μmと厚いものであるため、図9に
示すようにレジスト50に形成されたホト穴51の下部に幅
Lのテーリンク部52が形成され、ホト穴51はレジスト50
の上部に比べて下部の径が約10のμm程度狭くなっ
て、レジスト50のホト穴51の形状が適正化されない。
形成されるものであるが、フイルムレジストに対してホ
ト穴を形成するレジスト現像工程において、フィルムレ
ジストの膜厚が50μmと厚いものであるため、図9に
示すようにレジスト50に形成されたホト穴51の下部に幅
Lのテーリンク部52が形成され、ホト穴51はレジスト50
の上部に比べて下部の径が約10のμm程度狭くなっ
て、レジスト50のホト穴51の形状が適正化されない。
【0005】したがって、この様なテーリング部52の形
成されたホト穴51部にCu メッキを施しても、形成され
た柱状電極の下部の径が上部に比較してくびれるように
細くなり、突起電極としての機能が充分に発揮できない
状況となる。図10はレジスト50に形成されたホト穴51
用のマスクの径に対するホト穴51の上部の径と下部の径
との関係を示したもので、常に10μm程度の差があ
る。
成されたホト穴51部にCu メッキを施しても、形成され
た柱状電極の下部の径が上部に比較してくびれるように
細くなり、突起電極としての機能が充分に発揮できない
状況となる。図10はレジスト50に形成されたホト穴51
用のマスクの径に対するホト穴51の上部の径と下部の径
との関係を示したもので、常に10μm程度の差があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、柱状突起電極を形成するに
際して、この電極の上部の径と下部の径が常に等しく設
定されるように、レジストに形成されたホト穴の径が上
部と下部で一致させられるようにするもので、確実に形
状が適正化されたホト穴によって、特に下部にくびれ等
が存在しない微細化に適する突起電極が確実に形成され
るようにする半導体装置における微細電極の製造方法を
提供しようとするものである。
な点に鑑みなされたもので、柱状突起電極を形成するに
際して、この電極の上部の径と下部の径が常に等しく設
定されるように、レジストに形成されたホト穴の径が上
部と下部で一致させられるようにするもので、確実に形
状が適正化されたホト穴によって、特に下部にくびれ等
が存在しない微細化に適する突起電極が確実に形成され
るようにする半導体装置における微細電極の製造方法を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置における微細電極の製造方法は、半導体基板に形成さ
れた素子部に対応して前記基板表面に配線層を形成し、
この配線層上に前記配線層に貫通する開口を形成した絶
縁物保護層を形成するもので、この保護層上に前記開口
を介して前記配線層に接続される導電膜を形成すると共
に、その上に微細電極の高さに相当する膜厚のレジスト
膜を形成する。そして、前記レジスト膜に前記絶縁物保
護層の開口部に対応してホト穴を形成し、リアクティブ
イオンエッチング(RIE)によって酸素ガスのラジカ
ルをプラズマ中で生成して前記ホト穴を異方性エッチン
グした後、このホト穴にメッキ金属を埋め込み、前記レ
ジスト膜を除去して柱状電極を形成する。
置における微細電極の製造方法は、半導体基板に形成さ
れた素子部に対応して前記基板表面に配線層を形成し、
この配線層上に前記配線層に貫通する開口を形成した絶
縁物保護層を形成するもので、この保護層上に前記開口
を介して前記配線層に接続される導電膜を形成すると共
に、その上に微細電極の高さに相当する膜厚のレジスト
膜を形成する。そして、前記レジスト膜に前記絶縁物保
護層の開口部に対応してホト穴を形成し、リアクティブ
イオンエッチング(RIE)によって酸素ガスのラジカ
ルをプラズマ中で生成して前記ホト穴を異方性エッチン
グした後、このホト穴にメッキ金属を埋め込み、前記レ
ジスト膜を除去して柱状電極を形成する。
【0008】
【作用】この様な微細電極の製造方法において、最初に
レジストにホト穴が形成された状態においては、このホ
ト穴の下部にテーリング部が存在していて、このホト穴
の上部の径と下部の径とに差がある。しかし、その後R
IEによって異方性エッチングを行うことにより、ホト
穴下部のテーリング部が除去され、したがってこのホト
穴内にCu メッキによってCu を埋め込みレジストを除
去すれば、上部径と下部径が一致した状態の柱状電極が
形成されるようになる。すなわち、形状の適正化された
突起電極が確実に形成されるようになるもので、特に微
細化したはんだバンプ電極が高密度化可能にして容易に
形成されるようになる。
レジストにホト穴が形成された状態においては、このホ
ト穴の下部にテーリング部が存在していて、このホト穴
の上部の径と下部の径とに差がある。しかし、その後R
IEによって異方性エッチングを行うことにより、ホト
穴下部のテーリング部が除去され、したがってこのホト
穴内にCu メッキによってCu を埋め込みレジストを除
去すれば、上部径と下部径が一致した状態の柱状電極が
形成されるようになる。すなわち、形状の適正化された
突起電極が確実に形成されるようになるもので、特に微
細化したはんだバンプ電極が高密度化可能にして容易に
形成されるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1(A)に示すように、まず半導体ウエハ
11に素子12が形成されているもので、この半導体ウエハ
11の表面上にアルミニウム配線層13が形成される。次
に、(B)図で示すようにこのアルミニウム配線層13の
上に、ウエハ11を保護する目的でパッシベーション膜14
を形成しているもので、このパッシベーション膜14には
配線層13に至る開口15が形成される。このパッシベーシ
ョン膜14の表面の全面には、(C)図のようにTi 膜16
1 およびCu 膜162 による導電層16が蒸着あるいはスパ
ッタによって形成される。
説明する。図1(A)に示すように、まず半導体ウエハ
11に素子12が形成されているもので、この半導体ウエハ
11の表面上にアルミニウム配線層13が形成される。次
に、(B)図で示すようにこのアルミニウム配線層13の
上に、ウエハ11を保護する目的でパッシベーション膜14
を形成しているもので、このパッシベーション膜14には
配線層13に至る開口15が形成される。このパッシベーシ
ョン膜14の表面の全面には、(C)図のようにTi 膜16
1 およびCu 膜162 による導電層16が蒸着あるいはスパ
ッタによって形成される。
【0010】次に図2の(A)で示すように、この様に
して形成された導電層16上にアクリル系のレジスト膜17
を形成する。厚膜液状のレジストの場合は塗布によって
レジスト膜18が形成されるようにするものであり、また
ドライフィムレジストの場合は加熱ローラによってラミ
ネートすることによりレジスト膜18が形成される。この
様にレジスト膜17が形成されたならば、アライナー(Ca
non PLA600FA・CanonPLA501FA)によって露光し、現像
液によって現像することによって、開口15の位置に対応
してホト穴18を形成する。
して形成された導電層16上にアクリル系のレジスト膜17
を形成する。厚膜液状のレジストの場合は塗布によって
レジスト膜18が形成されるようにするものであり、また
ドライフィムレジストの場合は加熱ローラによってラミ
ネートすることによりレジスト膜18が形成される。この
様にレジスト膜17が形成されたならば、アライナー(Ca
non PLA600FA・CanonPLA501FA)によって露光し、現像
液によって現像することによって、開口15の位置に対応
してホト穴18を形成する。
【0011】このホト穴18の形成工程において使用され
る現像液は、レジスト膜17が溶剤現像タイプであるなら
ば、1−1−1トリクロロエタン等、アルカリ現像タイ
プならば1%炭酸ナトリウム溶液等である。
る現像液は、レジスト膜17が溶剤現像タイプであるなら
ば、1−1−1トリクロロエタン等、アルカリ現像タイ
プならば1%炭酸ナトリウム溶液等である。
【0012】この様にしてホト穴18が形成されたなら
ば、同図の(B)で示すようにレジストの残渣を除去す
るためにアッシング処理を行った後Cuメッキ19を施
し、さらにその後にはんだメッキ20を施す。そして、レ
ジスト膜17を剥離液(溶剤現像タイプのレジストの場合
は塩化メチレン、アルカリ現像大部の場合は2%水酸化
カリウム溶液)で除去し、さらに同図の(C)で示すよ
うに蒸着されたCu 膜162をCu エッチング液で除去す
ると共に、Ti 膜161 をTi エッチング液でエッチング
して、Cu メッキ19およびはんだメッキ20を露出させ
る。
ば、同図の(B)で示すようにレジストの残渣を除去す
るためにアッシング処理を行った後Cuメッキ19を施
し、さらにその後にはんだメッキ20を施す。そして、レ
ジスト膜17を剥離液(溶剤現像タイプのレジストの場合
は塩化メチレン、アルカリ現像大部の場合は2%水酸化
カリウム溶液)で除去し、さらに同図の(C)で示すよ
うに蒸着されたCu 膜162をCu エッチング液で除去す
ると共に、Ti 膜161 をTi エッチング液でエッチング
して、Cu メッキ19およびはんだメッキ20を露出させ
る。
【0013】ここで使用されたCu 膜162 およびTi 膜
161 のエッチング液は、はんだのエッチング速度に対し
てCu およびTi のエッチング速度が充分に大きいもの
であるため、はんだメッキ20は殆ど溶けない。そして、
最後に(D)図で示すようにはんだメッキ20部をリフロ
ーさせて、はんだバンプが形成されるようにする。
161 のエッチング液は、はんだのエッチング速度に対し
てCu およびTi のエッチング速度が充分に大きいもの
であるため、はんだメッキ20は殆ど溶けない。そして、
最後に(D)図で示すようにはんだメッキ20部をリフロ
ーさせて、はんだバンプが形成されるようにする。
【0014】この様にした電極を形成するに際して、レ
ジスト膜17に対してホト穴18を形成する現像工程におい
てレジスト膜17が50μmと通常のレジスト膜に比べて
25〜50倍と厚いものであるため、現像液がホト穴18
の下部まで到達し難いものであるため、あるいは露光用
の光が斜めに入射するものであるため、ホト穴18の下部
にレジストがテーリングして、図9で示したようにテー
リング部が形成されてレジスト形状が適正化されない。
実際にホト穴18の径を上部および下部で測定してみる
と、下部の径が約10μm狭くなっている。
ジスト膜17に対してホト穴18を形成する現像工程におい
てレジスト膜17が50μmと通常のレジスト膜に比べて
25〜50倍と厚いものであるため、現像液がホト穴18
の下部まで到達し難いものであるため、あるいは露光用
の光が斜めに入射するものであるため、ホト穴18の下部
にレジストがテーリングして、図9で示したようにテー
リング部が形成されてレジスト形状が適正化されない。
実際にホト穴18の径を上部および下部で測定してみる
と、下部の径が約10μm狭くなっている。
【0015】この様な現象が存在するため、これまでは
O2 プラズマアッシングによってホト穴18の径の適正化
を図っているが、プラズマアッシングにおいては異方性
エッチングであるため、その形状がそのまま維持される
ようになり、ホト穴18の上部の径と下部の径とを同等に
することができなかった。
O2 プラズマアッシングによってホト穴18の径の適正化
を図っているが、プラズマアッシングにおいては異方性
エッチングであるため、その形状がそのまま維持される
ようになり、ホト穴18の上部の径と下部の径とを同等に
することができなかった。
【0016】そこでこの実施例においては、RIE(リ
アクティブイオンエッチング)装置によって厚膜状のレ
ジスト膜17のテーリング部分の除去を行うもので、図3
はこのRIE装置30を示している。この装置30は、処理
すべき半導体基板11を載置したカソード31が設定された
チャンバ32を備えるもので、このチャンバ32内に所定の
O2 ガスが導入され、また排気されるようにしている。
そして、カソード31に平行に対向するようにしてアノー
ド33が設定され、カソード31とアノード33との間にはR
F(高周波ラジオフレケンシー)パワー34が接続される
もので、チャンバ32内にプラズマ(10-3〜10-4Tor
r)が形成されるようにする。
アクティブイオンエッチング)装置によって厚膜状のレ
ジスト膜17のテーリング部分の除去を行うもので、図3
はこのRIE装置30を示している。この装置30は、処理
すべき半導体基板11を載置したカソード31が設定された
チャンバ32を備えるもので、このチャンバ32内に所定の
O2 ガスが導入され、また排気されるようにしている。
そして、カソード31に平行に対向するようにしてアノー
ド33が設定され、カソード31とアノード33との間にはR
F(高周波ラジオフレケンシー)パワー34が接続される
もので、チャンバ32内にプラズマ(10-3〜10-4Tor
r)が形成されるようにする。
【0017】このRIE装置30は平行平板型のチャンバ
32を構成するもので、RFパワー34の周波数は13.5
6MHz で100±10ワットに設定され、チャンバ32
内に導入されるO2 の流量は50±2SCCM(真空度
0.75±0.05Torr)とされるもので、処理時間は
10分である。
32を構成するもので、RFパワー34の周波数は13.5
6MHz で100±10ワットに設定され、チャンバ32
内に導入されるO2 の流量は50±2SCCM(真空度
0.75±0.05Torr)とされるもので、処理時間は
10分である。
【0018】この様な処理条件によって膜厚50μmの
レジスト膜17において直径60μmの微細ホト穴まで穴
あけが可能とされるものであり、このホト穴の上部径と
下部径はほぼ同寸法となっている。これによって、直径
が60μmで電極高さが60μmのようなバンプも精度
良く形成可能とされる。
レジスト膜17において直径60μmの微細ホト穴まで穴
あけが可能とされるものであり、このホト穴の上部径と
下部径はほぼ同寸法となっている。これによって、直径
が60μmで電極高さが60μmのようなバンプも精度
良く形成可能とされる。
【0019】以下に最適条件を決めるまでの実験結果を
説明する。まず、RIE装置30による処理の原理につい
て検討すると、チャンバ32内に酸素ガスを導入している
ものであり、このO2 はプラズマ中で解離して反応性の
高い状態にあるO原子(ラジカル:*で表記する)を発
生する。このO2 ラジカルと主成分であるアクリル樹脂
が反応してレジスト膜17はエッチングされるものと考え
られる。この反応を図で示すと図4のようになる。
説明する。まず、RIE装置30による処理の原理につい
て検討すると、チャンバ32内に酸素ガスを導入している
ものであり、このO2 はプラズマ中で解離して反応性の
高い状態にあるO原子(ラジカル:*で表記する)を発
生する。このO2 ラジカルと主成分であるアクリル樹脂
が反応してレジスト膜17はエッチングされるものと考え
られる。この反応を図で示すと図4のようになる。
【0020】カソード31とアノード33との間に印加され
るRFパワーとホト穴18(スルーホール)の径およびレ
ジスト膜17の膜厚との関係について検討すると、まずレ
ジスト膜厚の減少をできる限り少なくすると共にレジス
ト残渣を除去するために、RF出力と共にスルーホール
の径とレジスト膜厚の関係を把握するようにした。その
結果、出力が大きくなるにつれて(ガス流量は固定で処
理時間一定の場合)エッチレートは大きくなる傾向にあ
る。またスルーホールの形状も100ワット以上におい
てかなり急峻になってくるもので、さらに200ワット
ではスルーホールの上部径と下部径とがほぼ一致するよ
うになる。
るRFパワーとホト穴18(スルーホール)の径およびレ
ジスト膜17の膜厚との関係について検討すると、まずレ
ジスト膜厚の減少をできる限り少なくすると共にレジス
ト残渣を除去するために、RF出力と共にスルーホール
の径とレジスト膜厚の関係を把握するようにした。その
結果、出力が大きくなるにつれて(ガス流量は固定で処
理時間一定の場合)エッチレートは大きくなる傾向にあ
る。またスルーホールの形状も100ワット以上におい
てかなり急峻になってくるもので、さらに200ワット
ではスルーホールの上部径と下部径とがほぼ一致するよ
うになる。
【0021】以下に示す表1ないし表3は出力とスルー
ホール径およびレジスト膜厚の関係についての実験結果
を示す。
ホール径およびレジスト膜厚の関係についての実験結果
を示す。
【0022】
【表1】
【表2】
【表3】 図5は出力(RFパワー)とスルーホールの径およびレ
ジスト膜厚の関係の実験結果を示すもので、(A)はス
ルーホール径と出力パワーとの関係を処理時間に関連し
て示し、(B)はレジスト膜厚と出力パワーとの関係を
同じく処理時間との関係で示している。
ジスト膜厚の関係の実験結果を示すもので、(A)はス
ルーホール径と出力パワーとの関係を処理時間に関連し
て示し、(B)はレジスト膜厚と出力パワーとの関係を
同じく処理時間との関係で示している。
【0023】以上の結果から判断して、レジスト膜厚の
減少を考慮すると出力は100ワット以下でなければな
らない。そこで、処理時間10分でO2 流量が50CC
Mで出力100ワット以下としたものの電極強度を、テ
ンションゲージによって把握すると、表4で示すように
なった。
減少を考慮すると出力は100ワット以下でなければな
らない。そこで、処理時間10分でO2 流量が50CC
Mで出力100ワット以下としたものの電極強度を、テ
ンションゲージによって把握すると、表4で示すように
なった。
【0024】
【表4】 この結果より、出力50ワットによってエッチングした
場合、Cu −Cu 間で剥離して強度不足を生じている
が、これは図6で示すようにエッチングを行った後にお
いてもレジスト残渣が残っているために、このレジスト
残渣の上のCu メッキに強度不足が生じたものと考えら
れる。また、出力75ワットと100ワットとの間に強
度の差があるのは、はんだをメッキするスルーホールの
径に差があるために電極面積に差ができ、その結果強度
差となったものと考えられる。
場合、Cu −Cu 間で剥離して強度不足を生じている
が、これは図6で示すようにエッチングを行った後にお
いてもレジスト残渣が残っているために、このレジスト
残渣の上のCu メッキに強度不足が生じたものと考えら
れる。また、出力75ワットと100ワットとの間に強
度の差があるのは、はんだをメッキするスルーホールの
径に差があるために電極面積に差ができ、その結果強度
差となったものと考えられる。
【0025】この様な実験結果に基づき、出力が100
ワットが最適であることが理解できるものであるが、次
にこの出力を固定して、O2 流量とスルーホールの径お
よびレジスト膜厚の関係を把握すると、次の表5で示す
結果を得た。
ワットが最適であることが理解できるものであるが、次
にこの出力を固定して、O2 流量とスルーホールの径お
よびレジスト膜厚の関係を把握すると、次の表5で示す
結果を得た。
【0026】
【表5】 図7の(A)はO2 流量とスルーホールの径との関係を
示し、同図の(B)はO2 流量とレジスト膜厚との関係
を示すもので、以上の結果からO2 流量が少ないとスル
ーホールの径が大きく、レジスト膜厚が薄くなる傾向に
あるもので、レジストのエッチングが進む方向にある。
またO2 流量が多い場合には、エッチングが思った程進
まないもので、O2 の流量が少ないとイオンによるエッ
チングが進むが、O2 の流量が多いとイオンによるエッ
チングよりも酸素ガスが多く流れ込むため、レジストと
酸素ラジカルとの反応が起こり易くなるもので、レジス
トの灰化反応が進むため、エッチングが思ったほど進ま
ないものと考えられる。以上の結果を踏まえてO2 の流
量は50SCCMとすれば効果的である。
示し、同図の(B)はO2 流量とレジスト膜厚との関係
を示すもので、以上の結果からO2 流量が少ないとスル
ーホールの径が大きく、レジスト膜厚が薄くなる傾向に
あるもので、レジストのエッチングが進む方向にある。
またO2 流量が多い場合には、エッチングが思った程進
まないもので、O2 の流量が少ないとイオンによるエッ
チングが進むが、O2 の流量が多いとイオンによるエッ
チングよりも酸素ガスが多く流れ込むため、レジストと
酸素ラジカルとの反応が起こり易くなるもので、レジス
トの灰化反応が進むため、エッチングが思ったほど進ま
ないものと考えられる。以上の結果を踏まえてO2 の流
量は50SCCMとすれば効果的である。
【0027】最後にスルーホール径とレジスト膜厚との
関係を見る。以上の結果から出力とO2 流量が決定した
ので、出力を100ワットに固定し、O2 の流量を50
SCCMに固定して、処理時間とスルーホール径および
レジスト膜厚の関係を把握すると、次の表6および図7
で示すようになった。その結果、処理時間が3分あるい
は5分の場合のスルーホールにおいてレジスト残渣が残
っているので、処理時間は10分が適性である。
関係を見る。以上の結果から出力とO2 流量が決定した
ので、出力を100ワットに固定し、O2 の流量を50
SCCMに固定して、処理時間とスルーホール径および
レジスト膜厚の関係を把握すると、次の表6および図7
で示すようになった。その結果、処理時間が3分あるい
は5分の場合のスルーホールにおいてレジスト残渣が残
っているので、処理時間は10分が適性である。
【0028】
【表6】
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る半導体装置
におけるバンプ等の突出する微細電極の製造方法によれ
ば、柱状の突起電極を形成するに際して、この電極の上
部の径と下部の径が常に等しく設定されるように、レジ
ストに形成されたホト穴の径が上部と下部で一致させら
れるもので、形状が適正化されたホト穴によって、特に
下部にくびれ等が存在しない微細化に適する突起電極が
確実に形成されるものである。
におけるバンプ等の突出する微細電極の製造方法によれ
ば、柱状の突起電極を形成するに際して、この電極の上
部の径と下部の径が常に等しく設定されるように、レジ
ストに形成されたホト穴の径が上部と下部で一致させら
れるもので、形状が適正化されたホト穴によって、特に
下部にくびれ等が存在しない微細化に適する突起電極が
確実に形成されるものである。
【図1】(A)〜(C)はこの発明の一実施例に係る半
導体装置における微細電極の製造過程を順次説明する断
面図。
導体装置における微細電極の製造過程を順次説明する断
面図。
【図2】(A)〜(D)は図1に続く製造過程を順次説
明する断面図。
明する断面図。
【図3】上記製造過程で使用されるRIE装置を説明す
る図。
る図。
【図4】上記RIE装置における処理の反応について説
明する図。
明する図。
【図5】(A)および(B)は、スルーホール径および
レジスト膜厚と出力パワーとの関係を説明する実験結果
を示す図。
レジスト膜厚と出力パワーとの関係を説明する実験結果
を示す図。
【図6】(A)はRIE装置で処理したときのレジスト
残渣の状況を説明する図、(B)はそのときの電極構造
を説明する図。
残渣の状況を説明する図、(B)はそのときの電極構造
を説明する図。
【図7】(A)および(B)はそれぞれO2 流量とスル
ーホール径およびレジスト膜厚との関係を説明する図。
ーホール径およびレジスト膜厚との関係を説明する図。
【図8】(A)および(B)はそれぞれ処理時間とスル
ーホール径およびレジスト膜厚との関係を説明する図。
ーホール径およびレジスト膜厚との関係を説明する図。
【図9】従来の製造方法におけるレジスト膜に形成した
ホト穴の形状を説明する図。
ホト穴の形状を説明する図。
【図10】図9におけるホト穴の上部径と下部径との関
係をマスク径に対応して示す図。
係をマスク径に対応して示す図。
11…半導体基板、12…素子、13…アルミニウム配線、14
…パッシベーション膜(保護層)、15…開口、16…導電
層、17…レジスト膜、18…ホト穴、19…Cu メッキ、20
…はんだメッキ。
…パッシベーション膜(保護層)、15…開口、16…導電
層、17…レジスト膜、18…ホト穴、19…Cu メッキ、20
…はんだメッキ。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板に形成された素子部に対応し
て、前記基板表面に配線層を形成する第1の工程と、 前記配線層上に前記配線層に貫通する開口を形成した絶
縁物保護層を形成する第2の工程と、 前記保護層上に前記開口を介して前記配線層に接続され
る導電膜を形成する第3の工程と、 前記導電膜上に形成しようとする微細電極の高さに相当
する膜厚のレジスト膜を形成する第4の工程と、 前記レジスト膜に前記絶縁物保護層の開口部に対応し
て、前記導電膜に至るホト穴を形成する第5の工程と、 リアクティブイオンエッチングによって酸素ガスのラジ
カルをプラズマ中で生成し、前記ホト穴を電界で加速衝
撃することで異方性エッチングする第6の工程と、 前記異方性エッチングされた前記ホト穴にメッキ金属を
埋め込み、前記レジスト膜を除去して柱状電極を形成す
る第7の工程とを具備し、 前記第6の工程によって前記第5の工程で形成されたホ
ト穴の底部に形成されたテーリング部が除去されるよう
にしたことを特徴とする半導体装置における微細電極の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118585A JPH06333931A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 半導体装置における微細電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118585A JPH06333931A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 半導体装置における微細電極の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333931A true JPH06333931A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14740233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5118585A Pending JPH06333931A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 半導体装置における微細電極の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06333931A (ja) |
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- 1993-05-20 JP JP5118585A patent/JPH06333931A/ja active Pending
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