JPH06335838A - 長尺ワーク加工装置 - Google Patents

長尺ワーク加工装置

Info

Publication number
JPH06335838A
JPH06335838A JP12754293A JP12754293A JPH06335838A JP H06335838 A JPH06335838 A JP H06335838A JP 12754293 A JP12754293 A JP 12754293A JP 12754293 A JP12754293 A JP 12754293A JP H06335838 A JPH06335838 A JP H06335838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
rack
gripping
clamp
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12754293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nukui
満 温井
Tatsuji Oketani
達次 桶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp, Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Nippei Toyama Corp
Priority to JP12754293A priority Critical patent/JPH06335838A/ja
Publication of JPH06335838A publication Critical patent/JPH06335838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺ワークの搬出入動作を自動化して、その
ワークを無人運転にて連続加工するとともに、ワークの
多面加工も人手を要することなく自動的に行う。 【構成】 長尺状のワークWをクランプするためのクラ
ンプ装置5を、X方向へ移動可能に設ける。クランプ装
置5上のワークWに加工を行う加工機を設ける。ワーク
Wを把持するための把持装置62を、XYZ方向へ移動
可能に設ける。クランプ装置5上のクランプ機構を回転
可能に構成する。把持装置62の把持機構63を回動可
能に構成する。未加工ワークWaや加工済ワークWbを
一時的に載置する仮置き台41を、クランプ装置5に対
向配置する。未加工ワークWaを収容する第1のラック
44と、加工済ワークWbを収容する第2のラック49
とを設ける。制御回路により把持装置62の動作を制御
して、同把持装置62により、それらの間においてワー
クWを自動的に搬出入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺状のワークを加工
するための長尺ワーク加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の長尺ワーク加工装置に
おいては、加工台上に設置された長尺状のワークに対し
て、ドリル等の工具を備えた加工機により穿孔等の加工
が行われる。
【0003】この場合、従来では、作業者が所定のラッ
ク内より取り出したワークを加工台上に設置するととも
に、そのワークの加工が終了されると、その加工済ワー
クを加工台から取り外して再び所定のラック内に戻すよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来では、
ワークの搬出入作業に人手を要し、その搬出入作業が煩
雑であるという問題があった。又、例えばワークが断面
四角形状をなして、複数の被加工面を有するものの場
合、これら複数の被加工面に対して加工を行うために
は、加工機の工具に対向するワークの被加工面を変更す
る必要がある。そして、このような場合、従来では、作
業者が、加工台上からワークを一旦取り外すとともに、
そのワークを長さ方向に沿って回転させて、加工を行う
面を変更し、この状態で再びワークを加工台上に設置す
るという、非常に煩雑な作業を必要とするものである。
加えて、長尺状のワークは捻じれや撓み等の変形が発生
し易く、このようなワークを作業者の手作業により取扱
うことは非常に煩雑であり、作業効率の低下に繋がると
いう問題もある。しかも、ワークの搬出入作業に人手を
要するため、例えば夜間等に加工装置を無人運転すると
いうようなことにも対応できなかった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、長尺ワークの搬出入動
作を自動化して、そのワークを無人運転にて連続加工す
ることができるとともに、ワークの多面加工も人手を要
することなく自動的に行うことができる長尺ワーク加工
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明では、X方向へ移動可能に設けられ、
長尺状のワークをクランプして、同ワークをX方向へ沿
って延びるように配置する複数のクランプ装置と、それ
らのクランプ装置によりクランプされているワークに加
工を行う加工機と、XYZ方向へ移動可能に設けられ、
前記ワークを把持して、同ワークを前記クランプ装置に
対して搬出入する少なくとも2つ以上の把持装置と、加
工プログラムに基づいて、前記各クランプ装置をそれぞ
れワーク上の所定加工位置と干渉しない位置にX方向に
おいて位置決め制御するとともに、前記各把持装置をそ
れぞれ前記各クランプ装置と干渉しない位置にX方向に
おいて位置決め制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0007】第2の発明では、前記各クランプ装置はワ
ークをクランプするためのクランプ機構を備え、そのク
ランプ機構は、クランプしたワークの長手方向と直交す
る面内において回転可能に構成されているものである。
【0008】第3の発明では、前記各把持装置はワーク
を把持するための把持機構を備え、その把持機構は、把
持したワークの長手方向と直交する面内において回転可
能に構成されているものである。
【0009】第4の発明では、未加工ワークを収容する
第1のラックと、加工済ワークを収容する第2のラック
とを有し、前記加工機によるワークの加工終了後、その
加工済ワークをクランプ装置上から第2のラック内に搬
送させるとともに、未加工ワークを第1のラック内から
クランプ装置上に搬送させるように、前記把持装置の動
作を制御する制御手段を設けたものである。
【0010】第5の発明では、前記クランプ装置に対向
配置され、未加工ワークや加工済ワークを一時的に載置
する仮置き台と、未加工ワークを収容する第1のラック
と、加工済ワークを収容する第2のラックとを有し、前
記加工機によるワークの加工終了後、その加工済ワーク
をクランプ装置上から仮置き台上に搬送させるととも
に、未加工ワークを仮置き台上からクランプ装置上に搬
送させ、一方、加工機によるワークの加工中に、加工済
ワークを仮置き台上から第2のラック内に搬送させると
ともに、未加工ワークを第1のラック内から仮置き台上
に搬送させるように、前記把持装置の動作を制御する制
御手段を設けたものである。
【0011】
【作用】従って、第1の発明によれば、把持装置により
把持された長尺状のワークが、クランプ装置に対して搬
入されるとともに、同クランプ装置によりクランプされ
て、X方向へ沿って延びるように配置される。そして、
加工機によって、クランプ装置上のワークに加工が行わ
れる。加工機による加工が終了されると、クランプ装置
上の加工済ワークが、把持装置により把持されて所定箇
所へ搬出される。このとき、加工プログラムに基づい
て、各クランプ装置はそれぞれワーク上の所定加工位置
と干渉しない位置にX方向において位置決め制御され
る。そのため、各クランプ装置は、ワーク上の所定加工
位置と干渉しない位置において、ワークをクランプする
ことができる。又、各把持装置はそれぞれ各クランプ装
置と干渉しない位置にX方向において位置決め制御され
る。そのため、各把持装置は、クランプ装置と干渉しな
い位置において、同クランプ装置に対してワークを支障
なく搬出入することができる。
【0012】第2の発明によれば、クランプ装置のクラ
ンプ機構が、クランプしたワークの長手方向と直交する
面内において回転されると、ワークが長手方向に沿って
回転されて、加工機に対してワークの被加工面の向きが
自動的に変更される。これにより、ワークが複数の被加
工面を有するものの場合でも、その複数の被加工面に対
して加工機により自動的に加工を行うことができる。
【0013】第3の発明によれば、把持装置の把持機構
が、把持したワークの長手方向と直交する面内において
回転されると、ワークが長手方向に沿って回転される。
これにより、例えばクランプ装置に対してワークの被加
工面の向きを変更した状態で、同ワークをクランプ装置
にクランプさせることができる。従って、この把持機構
により、クランプ装置上のワークの掴み代えを行えば、
ワークが複数の被加工面を有するものの場合でも、その
複数の被加工面に対して加工機により自動的に加工を行
うことができる。
【0014】第4の発明によれば、加工機によるワーク
の加工が終了されると、制御手段により把持装置の動作
が制御されて、その加工済ワークがクランプ装置上から
第2のラック内に自動的に搬送されるとともに、未加工
ワークが第1のラック内からクランプ装置上に搬送され
る。従って、第1のラック内に未加工ワークを予め収容
しておけば、ワークの搬出入動作が自動的に行われ、第
1のラック内の未加工ワークを無人運転にて連続加工し
て、加工済ワークを第2のラック内に順次収容すること
ができる。
【0015】第5の発明によれば、加工機によるワーク
の加工が終了されると、制御手段により把持装置の動作
が制御されて、その加工済ワークがクランプ装置上から
仮置き台上に自動的に搬送されるとともに、未加工ワー
クが仮置き台上からクランプ装置上に搬送される。又、
加工機によるワークの加工が行われているときには、制
御手段により把持装置の動作が制御されて、加工済ワー
クが仮置き台上から第2のラック内に搬送されるととも
に、未加工ワークが第1のラック内から仮置き台上に搬
送される。
【0016】従って、第1のラック内に未加工ワークを
予め収容しておけば、ワークの搬出入動作が自動的に行
われ、第1のラック内の未加工ワークを無人運転にて連
続加工して、加工済ワークを第2のラック内に順次収容
することができる。又、未加工ワーク及び加工済ワーク
を仮置き台上に一時的に載置することにより、クランプ
装置に対するワークの搬出入動作を短時間で効率的に行
うことができ、ひいては装置の稼働率を向上させること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、基台1
は床面上に左右方向(X方向)へ延びるように設置さ
れ、その前部上面には支持台3が固定されている。支持
台3の上面には一対のガイド4がX方向へ延びるように
敷設されている。そして、このガイド4上には複数(本
実施例では5つ)のクランプ装置5がそれぞれX方向へ
移動可能に支持され、長尺状の一対のワークWがこれら
のクランプ装置5によりそれぞれクランプされてX方向
へ延びるように固定配置される。尚、本実施例では、ワ
ークWはアルミ材等の金属製材料よりなり、断面ほぼ四
角形状をなして、4つの被加工面W1 〜W4 を有してい
る。
【0018】ストッパ3aは支持台3の図示右端部に突
設され、一対のワークWはその右端面がストッパ3aに
当接された状態で、クランプ装置5にクランプされるよ
うになっている。これにより、クランプ装置5上におい
て、ワークWがX方向に位置決めされる。
【0019】一対のガイド6は前記基台1の後部上面に
敷設され、X方向へ平行に延びている。中間サドル7は
ガイド6上にX方向へ移動可能に支持され、その上面に
は一対のガイド8が前後方向(Y方向)へ延びるように
敷設されている。コラム9はガイド8上にY方向へ移動
可能に支持され、その前面には一対のガイド10が上下
方向(Z方向)へ延びるように敷設されている。スピン
ドルヘッド11はガイド10にZ方向へ移動可能に支持
され、その下部には一対のドリル等の工具12が着脱可
能に装着されている。本実施例では、中間サドル7、コ
ラム9、スピンドルヘッド11及び工具12等により、
加工機が構成されている。尚、図示しないが、中間サド
ル7上には工具マガジンが搭載され、同じく図示しない
自動工具交換装置により、前記スピンドルヘッド11上
の工具が、その工具マガジン上の所定の工具と自動的に
交換されるようになっている。
【0020】そして、X軸モータ2により、図示しない
送りねじ機構を介して、中間サドル7がガイド6に沿っ
てX方向へ移動されて、各工具12が前記クランプ装置
5にクランプされている各ワークWと対応したX方向の
所定加工位置に位置決めされる。又、Y軸モータ13に
より、図示しない送りねじ機構を介して、コラム9がガ
イド8に沿ってY方向へ移動されて、各工具12が各ワ
ークWと対応したY方向の所定加工位置或いは退避位置
に位置決めされる。
【0021】又、Z軸モータ14により、図示しない送
りネジ機構を介して、スピンドルヘッド11がガイド1
0に沿ってZ方向へ移動されて、各工具12がワークW
に対して加工送り移動される。スピンドル回転用モータ
15は各工具12に対応するようにスピンドルヘッド1
1の上部に配置され、これらのモータ15により各工具
12が回転されて、ワークWに加工が行われる。
【0022】次に、前記クランプ装置5の構成について
詳細に説明する。図4に示すように、各クランプ装置5
のフレーム16の一側にはX方向移動用モータ17が配
置され、その駆動軸17aにはピニオン18が固定され
ている。又、前記支持台3の前面にはラック19がX方
向へ延びるように形成されている。そして、モータ17
の回転に伴い、ピニオン18及びラック19を介して、
各クランプ装置5がガイド4に沿ってそれぞれX方向へ
往復移動される。
【0023】図4及び図5に示すように、各クランプ装
置5のフレーム16の一面には、6つの支持ローラ20
が回転可能に支持されている。ほぼ円板状をなす一対の
回転体21は、6つの支持ローラ20のうち4つの支持
ローラ20でその四方を囲まれるようにして、同支持ロ
ーラ20間にそれぞれ回転可能に支持されている。回転
体21にはワーク収容溝21aが同回転体21の外周側
へ開口するように切り欠き形成されている。
【0024】ほぼ逆L字状をなすワーク基準座22は、
前記ワーク収容溝21aに対応する位置において回転体
21の外面に固定されている。支持ブロック23は回転
体21の外面に固定され、その上面には一本のガイド2
4が敷設されている。ほぼL字状をなすクランパー25
は、前記ワーク収容溝21aに対応する位置においてガ
イド24上に移動可能に支持され、前記ワーク基準座2
2と対向配置されている。
【0025】クランプシリンダ26は支持ブロック23
の上面に配置され、そのピストンロッド26aの先端に
は連結板27を介して前記クランパー25が連結固定さ
れている。そして、このクランプシリンダ26の駆動に
伴いピストンロッド26aが進退移動されることによ
り、クランパー25がガイド24に沿って往復移動され
て、ワーク基準座22に対して接近及び離間される。そ
して、クランパー25がワーク基準座22に対して接近
移動されることにより、両者25,22間にワークWが
クランプされる。本実施例では、ワーク基準座22、ク
ランパー25及びクランプシリンダ26等により、ワー
クWのクランプ機構が構成されている。
【0026】動力伝達機構28は前記回転体21の下方
に配置され、この動力伝達機構28を介して各回転体2
1に回転力が伝達されて、同回転体21が正逆回転され
る。ここで、その動力伝達機構28の構成について詳細
に説明する。図4及び図5に示すように、駆動軸29は
前記支持台3の下部に回転可能に支持され、X方向へ延
びるように配置されている。この駆動軸29は、図1に
示す回転割出しモータ40により正逆回転される。駆動
ギア30はフレーム16に回転可能に支持され、前記駆
動軸29にスプライン結合されて、同駆動軸29に対し
てその軸線方向に沿って移動可能でかつ相対回転不能と
なっている。
【0027】被動ギア31はフレーム16に回転可能に
支持され、前記駆動ギア30と噛合されている。この被
動ギア31は一方の回転体21と対応するように同回転
体21の下方に配置され、同ギア31には第1の回転ア
ーム32がその中間部において一体回転可能に連結固定
されている。第2の回転アーム33はその中間部におい
てフレーム16に回転可能に支持され、他方の回転体2
1と対応するように同回転体21の下方に配置されてい
る。連結アーム34は、その一端が第1の回転アーム3
2の先端に軸支されるとともに、他端が第2の回転アー
ム33の先端に軸支されている。そして、前記被動ギア
31の回転に伴い第1の回転アーム32が一体的に回転
されるとともに、連結アーム34を介して第2の回転ア
ーム33も一体的に回転される。
【0028】リンクアーム35は、その基端が各回転ア
ーム32,33の先端にそれぞれ軸支されるとともに、
先端が各回転体21に固定された支持ブロック23にそ
れぞれ軸支されている。尚、これらリンクアーム35の
各支持ブロック23への軸支部は、回転体21の回転中
心以外の箇所にある。そして、前記被動ギア31の回転
に伴い第1及び第2の回転アーム32,33が回転され
ると、その回転が各リンクアーム35を介して各回転体
21にそれぞれ伝達されて、同回転体21がワークWの
長手方向と直交する面内において回転される。
【0029】尚、この実施例では、回転体21は、図4
に示す状態から、時計方向及び反時計方向へそれぞれ9
0度回転されるようになっている。これにより、回転体
21上にクランプされているワークWも一体的に回転さ
れ、上方に位置する工具12に対して、ワークWの被加
工面の向きが変更される。例えば、図4に示すように、
ワークWの被加工面W1 が工具12に対向している状態
から、回転体21が同図の時計方向へ90度回転される
と、ワークWの被加工面W2 が工具12に対向する状態
となる。又、同じく図4の状態から、回転体21が同図
の反時計方向へ90度回転されると、ワークWの被加工
面W3 が工具12に対向する状態となる。
【0030】図4及び図5に示すように、回転体21の
支持ブロック23の下面には、係合突起77が下方へ突
出するように配置され、この係合突起77はスプリング
78により突出方向へ付勢されている。又、前記各回転
アーム32,33の先端には係合溝32a,33aが凹
設されている。そして、回転体21の回転中心と回転ア
ーム32,33の回転中心とを通る線上に、リンクアー
ム35が位置した状態では、回転アーム32,33の係
合溝32a,33aが、回転体21側の係合突起77に
係合される。そして、この状態から、前記のようにして
回転アーム32,33が回転されると、同アーム32,
33の係合溝32a,33aに係合されている係合突起
77には、係合溝32a,33aの移動方向と同一方向
への移動力が付与される。従って、回転体21は、係合
溝32a,33aと係合突起77との係合部位におい
て、回転アーム32,33と同一方向へ回転され、その
回転方向が確実に規定される。
【0031】図4及び図5に示すように、シリンダ36
は前記フレーム16上に固定され、そのピストンロッド
36aには連結体37を介して一対の位置決めピン38
が固定されている。これら位置決めピン38は、各回転
体21に対応するように同回転体21の下方にそれぞれ
配置されている。又、回転体21側には3つの係合孔3
9が形成され、それら係合孔39は回転体21の回転中
心を中心として互いに90度の角度をもってそれぞれ配
置されている。そして、前記のようにして、回転体21
が各回転位置に回転配置された状態で、シリンダ36が
駆動されて、そのピストンロッド36aが上昇される
と、位置決めピン38が回転体21側の係合孔39内に
係合される。これにより、回転体21が各回転位置にお
いて正確に位置決めされて、その回転位置を確実に保持
される。
【0032】図1〜図3に示すように、仮置き台41は
前記支持台3上のクランプ装置5の前方(図1の下方)
に対向して、即ちY方向に隣合わせて配置され、その上
面には各一対の位置決めガイド41a,41bがX方向
へ延びるように形成されている。これら位置決めガイド
41a,41bは、前記クランプ装置5の回転体21上
にクランプされる両ワークWの間隔Hと同一間隔をもっ
てそれぞれ配置されている。そして、この仮置き台41
上には、一対の未加工ワークWaがその縁部を位置決め
ガイド41aに位置決めされた状態で、X方向に沿って
延びるように一時的に載置されるとともに、一対の加工
済ワークWbがその縁部を位置決めガイド41bに位置
決めされた状態で、同じくX方向に沿って延びるように
一時的に載置される。
【0033】第1の支持台42は前記仮置き台41の前
方に隣接して配置され、その上面には複数のガイド43
がY方向へ延びるように敷設されている。第1のラック
44はガイド43上にY方向へ移動可能に支持され、X
方向へ延びるように配置されている。この第1のラック
44には複数の支持扞45が同ラック44の長手方向に
沿って立設配置され、各支持扞45には複数の支持アー
ム46が上下に所定間隔をおいて多段状に取り付けられ
ている。これら支持アーム46はその先端側が若干上方
へ向かうように、後方(図1の上方)へ向かって延びて
おり、その上面には4つのストッパ46aが形成されて
いる。尚、隣接するストッパ46aの間隔は、前記クラ
ンプ装置5の回転体21上にクランプされる両ワークW
の間隔Hの1/2の間隔となっている。そして、各支持
扞45の支持アーム46上には、未加工ワークWaがそ
の縁部をストッパ46aに位置決めされた状態で載置さ
れる。これにより、未加工ワークWaがX方向に沿って
延びるように、第1のラック44内に多段状に収容配置
される。
【0034】第2の支持台47は前記第1の支持台42
の前方に離間して配置され、その上面には複数のガイド
48がY方向へ延びるように敷設されている。そして、
このガイド48上には前記第1のラック44と同一構成
の第2のラック49がY方向へ移動可能に支持される。
そして、この第2のラック49に設けられた各支持扞5
0の支持アーム51上には、加工済ワークWbがその縁
部をストッパ51aに位置決めされた状態で載置され
る。これにより、加工済ワークWbがX方向に沿って延
びるように、第2のラック49内に多段状に収容配置さ
れる。
【0035】搬送台車52は、前記第1の支持台42と
第2の支持台47との間において、X方向へ延びるよう
に配置され、両支持台42,47と対向する搬出入位置
P3と、そこから図1の右側方に離間した作業位置P4
との間でX方向へ移動可能に設けられている。この搬送
台車52の上面には複数のガイド53がY方向へ延びる
ように敷設され、そのガイド53上には前記第1及び第
2のラック44,49がY方向へ移動可能に支持され
る。
【0036】即ち、前記搬出入位置P3において、第1
の支持台42上に支持された空状態の第1のラック44
が、同支持台42上のガイド43及び搬送台車52上の
ガイド53を介して、搬送台車52上に移動される。そ
して、この状態で、搬送台車52が作業位置P4に移動
され、この作業位置P4において、空状態の第1のラッ
ク44内に未加工ワークWaが収容配置される。更に、
この状態で、搬送台車52が再び搬出入位置P3に移動
され、この搬出入位置P3において、未加工ワークWa
を収容した第1のラック44が、ガイド53,43を介
して搬送台車52上から第1の支持台42上に移動され
る。
【0037】一方、搬出入位置P3において、第2の支
持台47上に支持されたワーク収容状態の第2のラック
49が、同支持台47上のガイド48及び搬送台車52
上のガイド53を介して、搬送台車52上に移動され
る。そして、この状態で、搬送台車52が作業位置P4
に移動され、この作業位置P4において、ワーク収容状
態の第2のラック49内から加工済ワークWbが取り出
されて、同ワークWbが他の箇所へ搬送される。更に、
この状態で、搬送台車52が再び搬出入位置P3に移動
され、この搬出入位置P3において、空状態の第2のラ
ック49が、ガイド53,48を介して搬送台車52上
から第2の支持台47上に移動される。
【0038】左右一対の支持フレーム56は、前記基台
1や第1及び第2の支持台42,47等の両側におい
て、Y方向へ延びるように配置され、その上面にはガイ
ド57がY方向へ延びるように敷設されている。移動フ
レーム58は両支持フレーム56間に架設され、ガイド
57上にY方向へ移動可能に支持されている。一対のガ
イド59は移動フレーム58上にX方向へ延びるように
敷設され、このガイド59上には左右一対の移動体60
がX方向へ移動可能に支持されている。把持装置62は
移動体60の前面にガイド61をもってZ方向へ移動可
能に支持され、その下部には前後一対の把持機構63が
配置されている。これら前後の把持機構63の間隔は、
前記クランプ装置5の回転体21上にクランプされる両
ワークWの間隔Hと同一間隔となっている。
【0039】ここで、前記把持機構63の構成について
詳細に説明する。図6及び図7に示すように、支持ブラ
ケット64は把持装置62の下部に固定され、互いに対
向する一対の支持片64aを有している。回動体65は
両支持片64a間に支軸65aをもって回動可能に軸支
され、一方の支軸65aには、支持片64aの外面に固
着された回動用モータ66の駆動軸66aが、カップリ
ング67を介して連結されている。そして、この回動用
モータ66の駆動に伴い、回動体65がワークWの長手
方向と直交する面内において、図6の状態から時計方向
及び反時計方向へ90度回動される。
【0040】ほぼ逆L字状をなす一対のフィンガー68
は、その中間部をもって前記回動体65の下部に回動可
能に軸支され、互いに対向するように配置されている。
開閉用シリンダ69は回動体65の上部に固定され、そ
のピストンロッド69aの先端には係合ピン70が左右
に突出形成されている。又、フィンガー68の基端側に
は係合ピン70に係合する長孔68aが形成されてい
る。そして、開閉用シリンダ69の駆動に伴いそのピス
トンロッド69aが進退移動されると、図6に示すよう
に、一対のフィンガー68が互いに開閉回動される。そ
して、同図に実線で示すように、ピストンロッド69a
が没入されて、フィンガー68が閉鎖状態に回動される
ことにより、両フィンガー68間にワークWが把持され
る。
【0041】図1〜図3に示すように、Y方向移動用モ
ータ71は前記移動フレーム58の一側に配置され、そ
の駆動軸にはピニオン72が固定されている。又、一方
の支持フレーム56の上面にはラック73がY方向へ延
びるように形成されている。そして、モータ71の回転
に伴い、ピニオン72及びラック73を介して、移動フ
レーム58がガイド57に沿ってY方向へ往復移動され
る。これにより、各把持装置62の把持機構63が、前
記クランプ装置5、仮置き台41、第1のラック44及
び第2のラック49上に位置するワークWと対応したY
方向の所定位置に位置決めされる。
【0042】X方向移動用モータ74は前記各移動体6
0上に配置され、このモータ74の回転に伴い図示しな
い駆動伝達機構を介して、各移動体60がガイド59に
沿ってX方向へそれぞれ移動される。これにより、各把
持装置62の把持機構63が、クランプ装置5、仮置き
台41、第1のラック44及び第2のラック49上に位
置するワークWと対応したX方向の所定位置に位置決め
される。Z方向移動用モータ75は移動体60上に配置
され、このモータ75の回転に伴い図示しない駆動伝達
機構を介して、把持装置62がZ方向へ移動されて、把
持機構63が前記ワークWに対して近接及び離間移動さ
れる。
【0043】次に、本実施例の長尺ワーク加工装置の動
作の制御に関する回路構成について説明する。図8に示
すように、制御手段としての制御回路76は、装置全体
の動作を制御するためのものである。この制御回路76
は、把持装置62の動作を制御する制御回路76Aと、
加工機及びクランプ装置5の動作を制御する制御回路7
6Bとを有している。そして、制御回路76Aは、前記
回動用モータ66、開閉用シリンダ69、Y方向移動用
モータ71、X方向移動用モータ74及びZ方向移動用
モータ75を駆動制御して、各把持装置62のNCによ
るXYZ方向への移動動作、及び同把持装置62の把持
機構63の把持動作を好適にシーケンス制御する。尚、
一対の把持装置62をX方向へ移動させるための各X方
向移動用モータ74は、制御回路76Aによりそれぞれ
別個に制御される。
【0044】一方、制御回路76Bは、加工機側のX軸
モータ2、Y軸モータ13、Z軸モータ14、スピンド
ル回転用モータ15、クランプ装置5側の回転割出しモ
ータ40、クランプシリンダ26及び各X方向移動用モ
ータ17を駆動制御する。そして、同制御回路76B
は、加工機のNCによるXYZ方向への移動動作、スピ
ンドル回転動作、各クランプ装置5のNCによるX方向
への移動動作、回転体21の回転動作及びクランプ機構
のクランプ動作を好適にシーケンス制御する。尚、各ク
ランプ装置5のX方向移動用モータ17は、制御回路7
6Bによりそれぞれ別個に制御される。
【0045】次に、前記のように構成された長尺ワーク
加工装置の作用を説明する。さて、この長尺ワーク加工
装置の運転時には、クランプ装置5、仮置き台41、第
1のラック44及び第2のラック49に対するワークW
の搬出入動作が、制御回路76の制御のもとで、例えば
図9〜図11に示すようにして行われる。尚、このと
き、第1の支持台42上に支持されている第1のラック
44内には、未加工ワークWaが予め載置収容されてい
る。
【0046】先ず、クランプ装置5上にクランプされて
いる一対の未加工ワークWaに、工具12により加工が
行われている状態では、未加工ワークWaが、第1のラ
ック44内から仮置き台41上に搬送される。即ち、図
9に示すように、制御回路76Aの制御により、Y方向
移動モータ71及び各X方向移動用モータ74が駆動さ
れて、移動フレーム58がY方向へ移動されるととも
に、各移動体60がX方向へそれぞれ移動される。これ
により、各把持装置62がXY方向へ移動されて(S1
01)、第1の支持台42上の第1のラック44内の所
定の未加工ワークWaと対応する位置に位置決めされ
る。
【0047】尚、制御回路76Bは、加工プログラムに
基づいて、5つのクランプ装置5がワークWのX方向に
おける所定加工位置と干渉しないように、各クランプ装
置5のX方向における位置をそれぞれ決定する。即ち、
制御回路76Bにより、各X方向移動用モータ17がそ
れぞれ駆動制御されて、各クランプ装置5がワークWの
X方向における所定加工位置と干渉しない位置に位置決
め制御される。
【0048】そして、制御回路76Aは、左右一対の把
持装置62がこれらクランプ装置5及び第1のラック4
4の支持アーム46と干渉しないように、各把持装置6
2のX方向における位置をそれぞれ決定する。しかも、
左右一対の把持装置62の把持機構63で、ワークWを
安定した状態で確実に把持するために、制御回路76A
は、ワークWの長さやそのワークWを把持機構63で把
持したときの同ワークWのバランス等を考慮して、各把
持装置62のX方向における位置をそれぞれ決定する。
例えば、各把持装置62のX方向における位置は、クラ
ンプ装置5及び第1のラック44の支持アーム46と干
渉しない位置で、かつワークWの中間部から左右にほぼ
同一距離をおいた位置のうち、比較的外側の位置に決定
される。
【0049】尚、これらの動作は、加工プログラムに基
づいて予めNCプログラムで設定し、このNCプログラ
ムに基づき制御回路76により自動的に制御される。こ
の状態で、制御回路76Aの制御により、Z方向移動用
モータ75が駆動されて、把持装置62が下降されると
ともに(S102)、開閉用シリンダ69が駆動され
て、把持機構63のフィンガー68により、第1のラッ
ク44内の所定の一対の未加工ワークWaが把持される
(S103)。このとき、未加工ワークWaは支持アー
ム46上において1つ置きに把持される。次に、再びZ
方向移動用モータ75が駆動されて、把持装置62が上
昇されるとともに(S104)、Y方向移動用モータ7
1が駆動されて、その把持装置62が+Y方向(図1の
上方向)へ移動され(S105)、仮置き台41上の位
置決めガイド41aと対応した位置に配置される。
【0050】続いて、Z方向移動用モータ75の駆動に
伴い把持装置62が下降されるとともに(S106)、
把持機構63のフィンガー68が開放回動されて(S1
07)、一対の未加工ワークWaがその縁部を位置決め
ガイド41aに位置決めされた状態で、仮置き台41上
に載置される。
【0051】そして、クランプ装置5上のワークWに対
する加工が終了されると、加工済ワークWbがクランプ
装置5上から仮置き台41上に搬送されるとともに、未
加工ワークWaが仮置き台41上からクランプ装置5上
に搬送される。即ち、図10に示すように、制御回路7
6Aの制御により、Y方向移動モータ71及び各X方向
移動用モータ74が駆動される。これに伴い、各把持装
置62がXY方向へ移動されて(S201)、クランプ
装置5上の加工済ワークWbと対応する位置に位置決め
される。尚、この場合も、前記と同様にして、各把持装
置62のX方向における位置が、クランプ装置5と干渉
しない位置で、且つワークWを安定した状態で確実に把
持できる位置に決定される。又、このとき、コラム9
は、スピンドルヘッド11がクランプ装置5と対向する
位置から後方に退避するように移動されており、把持装
置62によるワークWの搬出入を可能とさせている。
【0052】この状態で、Z方向移動用モータ75の駆
動に伴い把持装置62が下降されるとともに(S20
2)、開閉用シリンダ69の駆動に伴い把持機構63の
フィンガー68により、クランプ装置5上の一対の加工
済ワークWbが把持される(S203)。続いて、クラ
ンプ装置5のクランパー25による加工済ワークWbの
クランプ状態が解除される(S204)。この状態で、
Z方向移動用モータ75の駆動に伴い把持装置62が上
昇されるとともに(S205)、Y方向移動用モータ7
1の駆動に伴い、その把持装置62が−Y方向(図1の
下方向)へ移動され(S206)、仮置き台41上の位
置決めガイド41bと対応した位置に配置される。
【0053】続いて、Z方向移動用モータ75の駆動に
伴い把持装置62が下降されるとともに(S207)、
把持機構63のフィンガー68が開放回動されて(S2
08)、一対の加工済ワークWbがその縁部を位置決め
ガイド41bに位置決めされた状態で、仮置き台41上
に載置される。
【0054】次に、把持装置62が上昇されるとともに
(S209)、その把持装置62が−Y方向へ移動され
て(S210)、仮置き台41上の未加工ワークWaと
対応した位置に配置される。尚、このとき、例えばその
未加工ワークWaが、前記加工済ワークWbと異なった
種類のものである場合等には、各クランプ装置5が同ワ
ークWaのX方向における所定加工位置と干渉しない位
置に移動され直す(S220)。又、それに伴い、各把
持装置62もX方向へ移動されて、そのX方向における
位置が、クランプ装置5と干渉しない位置に決定される
(S221)。
【0055】続いて、把持装置62が下降されるととも
に(S211)、把持機構63のフィンガー68が閉鎖
回動されて、そのフィンガー68により、仮置き台41
上の一対の未加工ワークWaが把持される(S21
2)。
【0056】この状態で、把持装置62が上昇されると
ともに(S213)、その把持装置62が+Y方向へ移
動されて(S214)、クランプ装置5上のワーククラ
ンプ位置と対応する位置に位置決めされる。続いて、把
持装置62が下降されるとともに(S215)、未加工
ワークWaの右端面がストッパ3aに当接される位置に
まで、把持装置62がX方向へ移動される(S21
6)。これにより、クランプ装置5上において、ワーク
WがX方向に位置決めされる。
【0057】次に、クランプ装置5のクランプシリンダ
26が駆動されて、クランパー25とワーク基準座22
との間に未加工ワークWaがクランプされる(S21
7)。そして、この状態で、把持機構63のフィンガー
68が開放回動されるとともに(S218)、把持装置
62が上昇される(S219)。
【0058】以上のようにして、クランプ装置5に対す
る加工済ワークWbの搬出及び未加工ワークWaの搬入
が完了すると、コラム9が退避位置から加工位置に移動
されて、クランプ装置5上の新たな未加工ワークWaに
対して、工具12により加工が開始される。
【0059】そして、この加工動作時には、先ず、加工
済ワークWbが仮置き台41上から第2の支持台47上
の第2のラック49内に搬送される。即ち、図11に示
すように、各把持装置62がXY方向へ移動されて(S
301)、仮置き台41上の加工済ワークWbと対応し
た位置に配置される。尚、この場合も、前記と同様にし
て、各把持装置62のX方向における位置が、第2のラ
ック49の支持アーム51と干渉しない位置で、且つワ
ークWを安定した状態で確実に把持できる位置に決定さ
れる。
【0060】続いて、把持装置62が下降されるととも
に(S302)、把持機構63のフィンガー68が閉鎖
回動されて、そのフィンガー68により、仮置き台41
上の一対の加工済ワークWbが把持される(S30
3)。この状態で、把持装置62が上昇されるとともに
(S304)、その把持装置62が−Y方向へ移動され
て(S305)、第2のラック49の近傍に配置され
る。続いて、把持装置62が下降されるとともに(S3
06)、−Y方向へ再度移動されて(S307)、同把
持装置62が、第2のラック49の所定段目の支持アー
ム51上の所定の空き領域と対応した位置に配置され
る。
【0061】この状態で、把持装置62が下降されると
ともに(S308)、把持機構63のフィンガー68が
開放回動されて(S309)、加工済ワークWbがその
縁部をストッパ51aに位置決めされた状態で、支持ア
ーム51上に載置される。尚、このとき、加工済ワーク
Wbは支持アーム51上において1つ置きに載置され
る。
【0062】以上のように、工具12による加工動作時
において、加工済ワークWbが仮置き台41上から第2
のラック49内に搬送されると、続いて前述の図9に示
すように、未加工ワークWaが、第1のラック44内か
ら仮置き台41上に搬送される。
【0063】尚、前述しなかったが、加工装置の始動時
において、最初の未加工ワークWaは、把持装置62に
より第1のラック44内からクランプ装置5上へ直接搬
送される。
【0064】以上のように、この実施例では、第1のラ
ック44内に未加工ワークWaを予め収容しておけば、
ワークWの搬出入動作が自動的に行われ、第1のラック
44内の未加工ワークWaを無人運転にて連続加工し
て、加工済ワークWbを第2のラック49内に順次収容
することができる。又、未加工ワークWa及び加工済ワ
ークWbを、クランプ装置5と隣接して配置された仮置
き台41上に一時的に載置することにより、クランプ装
置5に対するワークWの搬出入動作を短時間で効率的に
行うことができ、ひいては装置の稼働率を向上させるこ
とができる。加えて、この実施例では、5つのクランプ
装置5がワークWのX方向における所定加工位置と干渉
しない位置に移動配置される。従って、クランプ装置5
上のワークWに対して、工具12により何ら支障を生じ
ることなく加工を行うことができる。
【0065】しかも、左右一対の把持装置62は、これ
らクランプ装置5や第1及び第2のラック44,49の
支持アーム46,51と干渉しないように、そのX方向
における位置がれぞれ決定される。加えて、一対の把持
装置62は、ワークWを安定した状態で確実に把持でき
るように、ワークWの長さやそのワークWを把持機構6
3で把持したときの同ワークWのバランス等を考慮し
て、そのX方向における位置がそれぞれ決定される。
【0066】従って、把持装置62によるワークWの搬
出入動作に支障が生じることがないとともに、ワークW
をその把持装置62により安定した状態で確実に把持し
て、所定箇所まで搬送することができる。
【0067】次に、例えばクランプ装置5上にクランプ
されたワークWに加工を行う場合、そのX方向における
所定加工位置の一部が、どうしてもクランプ装置5に干
渉してしまうような場合には、制御回路76の制御のも
とで、図12に示すような動作が行われる。即ち、先
ず、クランプ装置5上のワークWの所定加工位置のう
ち、クランプ装置5と干渉しない位置に一旦加工が行わ
れる。そして、この状態で、図12に示すように、前記
図10のS201〜S204と同様にして、各把持装置
62のXY方向への移動動作(S401)、把持装置6
2の下降動作(S402)、把持機構63によるクラン
プ装置5上のワークWの把持動作(S403)、クラン
プ装置5による加工済ワークWbのクランプ状態の解除
動作(S404)が行われる。更に、図10のS205
〜S208と同様にして、把持装置62の上昇動作(S
405)、その把持装置62の−Y方向への移動動作
(S406)、把持装置62の下降動作(S407)、
把持機構63によるワークWの把持状態の解除動作(S
408)が行われて、一対のワークWがその縁部を位置
決めガイド41bに位置決めされた状態で、仮置き台4
1上に載置される。
【0068】次に、把持装置62が上昇され(S40
9)、この状態で各クランプ装置5が、ワークWのX方
向における所定加工位置のうち、既に加工が行われた以
外の位置と干渉しない位置に移動され直す(S41
0)。又、それと同時に、各把持装置62もX方向へ移
動されて、そのX方向における位置が、クランプ装置5
と干渉しない位置に決定される(S411)。
【0069】次に、再び前記図10のS211〜S21
4と同様にして、把持装置62の下降動作(S41
2)、把持機構63による仮置き台41上のワークWの
把持動作(S413)、把持装置62の上昇動作(S4
14)、把持装置62の+Y方向への移動動作(S41
5)が行われる。更に、図10のS215〜S216と
同様にして、把持装置62が下降されるとともに(S4
16)、ワークWの右端面がストッパ3aに当接される
位置にまで、把持装置62がX方向へ移動される(S4
17)。
【0070】続いて、図10のS217〜S219と同
様にして、クランプ装置5によるワークWのクランプ動
作(S418)、把持機構63によるワークWの把持状
態の解除動作(S419)、把持装置62の上昇動作
(S420)が行われる。
【0071】以上のようにして、ワークWに対するクラ
ンプ装置5のクランプ位置の変更が行われる。そして、
この状態で、そのクランプ装置5上のワークWの所定加
工位置のうち、未だ加工が行われていない位置に、工具
12による加工が開始される。
【0072】従って、1回の加工動作では、ワークWの
X方向における所定加工位置の一部が、クランプ装置5
に干渉してしまうような場合でも、クランプ装置5をX
方向へ移動させて、ワークWに対するクランプ位置の変
更を行うことにより、同ワークWの全ての所定加工位置
に何ら支障を生じることなく自動的に加工を行うことが
できる。
【0073】更に、特に図示しないが、例えばクランプ
装置5上のワークWの被加工面W1に加工が行われた後
に、加工が行われる被加工面がそのW1 以外の面に変更
される場合には、回転体21が図4の状態から時計方向
或いは反時計方向へ90度回転される。これにより、ワ
ークWの被加工面W2 ,W3 のいずれかが工具12に対
向する状態となり、その被加工面W2 ,W3 に工具12
により加工が行われる。
【0074】このように、回転体21を回転させて、工
具12に対向するワークWの被加工面を変更することに
より、そのワークWの多面加工を、作業者の介入を要す
ることなく自動的に行うことができる。
【0075】又、同じく図示しないが、図4の状態か
ら、ワークWの被加工面W4 に加工が行われる場合に
は、先ずクランプ装置5上のワークWが把持装置62に
より把持されて、同クランプ装置5から取り出される。
この状態で、把持装置62の把持機構63が、回動用モ
ータ66の駆動に伴って図6の時計方向或いは反時計方
向へ90度回動される。そして、この状態で、把持装置
62が下降されて、把持機構63に把持されている90
度回転された状態のワークWが、クランプ装置5上に再
び取り付けられる。
【0076】そして、この状態で、前記と同様にして、
クランプ装置5の回転体21が図4の時計方向或いは反
時計方向へ90度回転されると、ワークWの被加工面W
4 が工具12に対向する状態となり、その被加工面W4
に工具12により加工が可能となる。
【0077】このように、クランプ装置5上の回転体2
1の回転動作と、把持装置62の把持機構63の回動動
作とを組み合わせることにより、断面ほぼ四角形状をな
しているワークWの全ての被加工面W1 〜W4 に、自動
的に加工を行うことが可能となる。
【0078】又、この実施例では、第1のラック44が
空状態になった場合には、その第1のラック44を搬送
台車52上に移動させるとともに、その搬送台車52を
作業位置P4にまで移動させる。これにより、この作業
位置P4において、第1のラック44内に未加工ワーク
Waを補充することができる。又、第2のラック49内
に加工済ワークWbが満載状態になった場合には、前記
と同じく、その第2のラック49を搬送台車52上に移
動させるとともに、その搬送台車52を作業位置P4に
まで移動させる。これにより、この作業位置P4におい
て、第2のラック49内から加工済ワークWbを取り出
すことができる。
【0079】従って、本実施例においては、各ラック4
4,49に対するワークWの補充、取り出し作業を一か
所で集中的に行うことができるとともに、ラック44,
49の最大収容数以上の多数のワークWを順次円滑に加
工することができ、作業性を向上させることができる。
【0080】尚、この発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部
の構成を以下のように変更して具体化することも可能で
ある。 (1)各把持装置62にはそれぞれ1つの把持機構63
を設けて、把持装置62に把持されるワークWを一本と
すること。 (2)支持台3の図1の左端部に押圧シリンダを配置
し、この押圧シリンダによりクランプ装置5上のワーク
Wをストッパ3aに当接させることにより、ワークWの
X方向における位置決めを行うこと。尚、この場合に
は、図10のS218及び図12のS419における、
把持機構63によるワークWの把持状態の解除動作を、
このワークWの位置決め動作の前に行うようにする。 (3)動力伝達機構28として、回転体21の外周に沿
って被動ギアを設けるとともに、その被動ギアに噛み合
うように駆動ギアを設ける。そして、この駆動ギアを駆
動モータにより回転させることにより、両ギアを介して
回転体21を回転させるように構成すること。 (4)仮置き台41上に未加工ワークWaを載置した状
態で、そのワークWaの向きがクランプ装置5に対して
整合していない場合には、仮置き台41上の未加工ワー
クWaを把持機構63により把持した後に、同把持機構
63を所定角度回動させて、未加工ワークWaの向きを
クランプ装置5に対して整合させた状態にしてから、同
ワークWaをクランプ装置5上に搬送するようにするこ
と。 (5)仮置き台41を設けずに、クランプ装置5上のワ
ークWに対する加工終了後、その加工済ワークWbをク
ランプ装置5上から第2のラック49内へ直接搬送させ
るとともに、未加工ワークWaを第1のラック44内か
らクランプ装置5上へ直接搬送させるように、把持装置
62の動作を制御すること。 (6)クランプ装置5、把持装置62等の構成を適宜変
更すること。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、長
尺ワークの搬出入動作を自動化して、そのワークを無人
運転にて連続加工することができるとともに、ワークの
多面加工も人手を要することなく自動的に行うことがで
きるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した長尺ワーク加工装置の一実
施例を示す平面図である。
【図2】その長尺ワーク加工装置の一部破断側面図であ
る。
【図3】図1の一部を拡大して示す部分平面図である。
【図4】クランプ装置を拡大して示す側断面図である。
【図5】クランプ装置を拡大して示す正断面図である。
【図6】把持機構を拡大して示す側断面図である。
【図7】把持機構を拡大して示す正断面図である。
【図8】長尺ワーク加工装置の動作の制御に関する回路
構成を示すブロック図である。
【図9】第1のラック内から仮置き台上への未加工ワー
クの搬送動作を示す動作説明図である。
【図10】クランプ装置に対するワークの搬出入動作を
示す動作説明図である。
【図11】仮置き台上から第2のラック内への加工済ワ
ークの搬送動作を示す動作説明図である。
【図12】ワーク加工時における各種動作を示す動作説
明図である。
【符号の説明】
5…クランプ装置、7…加工機を構成する中間サドル、
9…加工機を構成するコラム、11…加工機を構成する
スピンドルヘッド、12…加工機を構成する工具、17
…X方向移動用モータ、21…回転体、22…クランプ
機構を構成するワーク基準座、25…クランプ機構を構
成するクランパー、26…クランプ機構を構成するクラ
ンプシリンダ、41…仮置き台、44…第1のラック、
49…第2のラック、62…把持装置、63…把持機
構、66…回動用モータ、71…Y方向移動用モータ、
74…X方向移動用モータ、75…Z方向移動用モー
タ、76…制御手段としての制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向へ移動可能に設けられ、長尺状の
    ワークをクランプして、同ワークをX方向へ沿って延び
    るように配置する複数のクランプ装置と、 それらのクランプ装置によりクランプされているワーク
    に加工を行う加工機と、 XYZ方向へ移動可能に設けられ、前記ワークを把持し
    て、同ワークを前記クランプ装置に対して搬出入する少
    なくとも2つ以上の把持装置と、 加工プログラムに基づいて、前記各クランプ装置をそれ
    ぞれワーク上の所定加工位置と干渉しない位置にX方向
    において位置決め制御するとともに、前記各把持装置を
    それぞれ前記各クランプ装置と干渉しない位置にX方向
    において位置決め制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする長尺ワーク加工装置。
  2. 【請求項2】 前記各クランプ装置はワークをクランプ
    するためのクランプ機構を備え、そのクランプ機構は、
    クランプしたワークの長手方向と直交する面内において
    回転可能に構成されている請求項1に記載の長尺ワーク
    加工装置。
  3. 【請求項3】 前記各把持装置はワークを把持するため
    の把持機構を備え、その把持機構は、把持したワークの
    長手方向と直交する面内において回転可能に構成されて
    いる請求項1又は請求項2に記載の長尺ワーク加工装
    置。
  4. 【請求項4】 未加工ワークを収容する第1のラック
    と、 加工済ワークを収容する第2のラックとを有し、 前記加工機によるワークの加工終了後、その加工済ワー
    クをクランプ装置上から第2のラック内に搬送させると
    ともに、未加工ワークを第1のラック内からクランプ装
    置上に搬送させるように、前記把持装置の動作を制御す
    る制御手段を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の長
    尺ワーク加工装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプ装置に対向配置され、未加
    工ワークや加工済ワークを一時的に載置する仮置き台
    と、 未加工ワークを収容する第1のラックと、 加工済ワークを収容する第2のラックとを有し、 前記加工機によるワークの加工終了後、その加工済ワー
    クをクランプ装置上から仮置き台上に搬送させるととも
    に、未加工ワークを仮置き台上からクランプ装置上に搬
    送させ、一方、加工機によるワークの加工中に、加工済
    ワークを仮置き台上から第2のラック内に搬送させると
    ともに、未加工ワークを第1のラック内から仮置き台上
    に搬送させるように、前記把持装置の動作を制御する制
    御手段を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の長尺ワ
    ーク加工装置。
JP12754293A 1993-05-28 1993-05-28 長尺ワーク加工装置 Pending JPH06335838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12754293A JPH06335838A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 長尺ワーク加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12754293A JPH06335838A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 長尺ワーク加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06335838A true JPH06335838A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14962589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12754293A Pending JPH06335838A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 長尺ワーク加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06335838A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5848782A (en) * 1992-04-28 1998-12-15 Btr Antivibration Systems, Inc. Prepackaged fluid-damping article for elastomeric mounts and methods of formation and installation
WO2001047662A1 (en) * 1999-12-27 2001-07-05 Emmegi S.P.A. Machine tool and method for working elongated elements, in particular metallic profiled elements
WO2001056738A3 (en) * 2000-02-01 2002-03-14 Emmegi S A Luxembourg Lugano B System for carrying out mechanical working
EP2098344B2 (en) 2008-03-03 2018-07-18 BIESSE S.p.A. Method and machine for machining wood components or the like

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5848782A (en) * 1992-04-28 1998-12-15 Btr Antivibration Systems, Inc. Prepackaged fluid-damping article for elastomeric mounts and methods of formation and installation
US6126153A (en) * 1992-04-28 2000-10-03 Btr Antivibration Systems, Inc. Methods of formation and installation of prepackaged fluid-damping article for elastomeric mount
WO2001047662A1 (en) * 1999-12-27 2001-07-05 Emmegi S.P.A. Machine tool and method for working elongated elements, in particular metallic profiled elements
WO2001056738A3 (en) * 2000-02-01 2002-03-14 Emmegi S A Luxembourg Lugano B System for carrying out mechanical working
US6823572B2 (en) 2000-02-01 2004-11-30 Emmegi S.A., Luxembourg, Lugano Branch System for carrying out mechanical workings
EP2098344B2 (en) 2008-03-03 2018-07-18 BIESSE S.p.A. Method and machine for machining wood components or the like

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7103955B2 (en) Machining apparatus and machining line provided with same
KR102459650B1 (ko) 로봇 자동화 공작기계, 이에 이용되는 로봇 핸들러 및 그 제어방법
JPH06335838A (ja) 長尺ワーク加工装置
JP2026008686A (ja) 搬送システム、搬送システムの制御方法およびプログラム
JP2002283168A (ja) マシニングセンタにおけるワークの加工方法
JP2010228068A (ja) 工作機械システムの機種切替方法及び装置
JP2011240466A (ja) 加工方法及び加工装置
WO2024209775A1 (ja) チャック、ローダ装置、及び工作機械
JP4027708B2 (ja) ヘミング加工装置
CN223811852U (zh) 一种车床加工设备
JP4190700B2 (ja) 長尺帯状ワークの加工装置
JPH0655399A (ja) 工作機械のワーク交換装置
JP3902868B2 (ja) 板金加工機のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置
JPH06190616A (ja) ターニングセンタの爪交換装置とロボットハンド
CN222113536U (zh) 产品翻转辅助机械手
JPH0796404A (ja) ワーク供給方法
EP4609986A1 (en) Workpiece carry-in/out device and control method for workpiece carry-in/out device
JP3865330B2 (ja) マトリックス型工具マガジンの工具搬送方法及びマトリックス型工具マガジン
JP2001047329A (ja) 製品組立装置および製品組立方法
JP2026008685A (ja) 搬送システムおよびロボット
JP4839850B2 (ja) ワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法
JP4444464B2 (ja) ワーク交換方法
JP2797893B2 (ja) 移載搬送装置
JP2003220533A (ja) ワーク搬入出装置
JP2000084774A (ja) 自動工具交換装置を備えた工作機械

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120