JPH0633586A - 衝撃音減衰床 - Google Patents
衝撃音減衰床Info
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- JPH0633586A JPH0633586A JP21357992A JP21357992A JPH0633586A JP H0633586 A JPH0633586 A JP H0633586A JP 21357992 A JP21357992 A JP 21357992A JP 21357992 A JP21357992 A JP 21357992A JP H0633586 A JPH0633586 A JP H0633586A
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Abstract
分散させることによって、防音改善に顕著な効果を発揮
し、かつ沈み込み等の変形の生じにくい衝撃音減衰床を
提供する。 【構成】 シート乃至合板からなる支持層2の下側に独
立気泡発泡層3が積層され、この発泡層3には適宜間隔
を置いて小切欠穴4が複数個所形成され、この切欠穴4
には所望の硬さを有し接着面となる基面6よりも先端が
小さい形状の合成ゴム製突子5が支持層2に固着され、
かつその先端部が発泡層3の下方に突出して形成され、
発泡層3下方の突子5先端部により形成され得る仮想平
面8内に空気層7が形成された構成とした。
Description
打撃音等の衝撃音を遮音するのに好適な衝撃音減衰床に
関する。
床は、十分に厚みのあるグラスウールその他の繊維材、
無機質発泡材或いはポリオレフィン系等の発泡合成樹脂
材と、合板、パーチクルボード或いはコンクリートパネ
ル等と、必要に応じて塩化ビニル製の制振シートを積層
した構造であるが、置敷き乃至直置き施工の場合、発泡
材等の前者の層が経時的沈み込みをして床面にゆがみを
生じさせるため、この沈み込みを解消すべく木製乃至金
属製根太を入れて床材を支承していた。
よる支承は、この根太の広い接合面を介して音特に衝撃
音を床下地から下方(下層階)に直接伝搬してしまうた
め、防音の本来目的に適合しない解決思想であり、この
点において好ましいものとはいえない。また、この欠点
を解消する目的で、根太の上下いずれかの面に発泡材等
を挟着させる考え方もあるが、これでは沈み込み防止の
ための根太に、再度沈み込みの原因を付加させることに
なるので、好ましい解決法とはなり難かった。
音の躯体振動を少なくしつつ音を分散させることによっ
て、防音改善に顕著な効果を発揮し、かつ沈み込み等の
変形の生じにくい衝撃音減衰床を開発すべく、空気層を
有する床構造とすると共に独自の床支持構造となしたも
のである。
に本発明は、シート乃至フィルム或いは板状支持層の下
側に適宜間隔を置いて所望の硬さを有するゴム、合成ゴ
ム乃至混合ゴム等のゴム乃至合成ゴム主体の突子が固着
され、突子先端部によって形成され得る平面内に空気層
が形成されてなる構成の床材を有して衝撃音減衰床とし
たことを特徴とする。
は板状支持層の下側に少なくとも発泡層が積層され、こ
の発泡層には適宜間隔を置いて小切欠穴が複数個所形成
され、この切欠穴には所望の硬さを有するゴム乃至合成
ゴム主体の突子が支持層に固着され、かつその先端部が
発泡層下方に突出して形成され、発泡層下方の突子先端
部により形成され得る平面(仮想平面)上に空気層が形
成されてなる構成の床材を有して衝撃音減衰床としたこ
とも特徴とするものである。
することができるが、連立気泡発泡層として形成するこ
ともでき、また、独立気泡発泡層と連立気泡発泡層とを
積層した積層構造として形成することもできる。
いは板状支持層の下側に少なくとも不織布乃至グラスウ
ールの如き緩衝層が積層され、この緩衝層には適宜間隔
を置いて小切欠穴が複数個所形成され、この切欠穴には
所望の硬さを有するゴム乃至合成ゴム主体の突子が支持
層に固着され、かつその先端部が緩衝層の下方に突出し
て形成され、緩衝層下方の突子先端部により形成され得
る平面内に空気層が形成されてなる構成の床材を有して
衝撃音減衰床としたことも特徴としている。
その突出先端部が固着された基面に比してより小接触面
として形成されていることにより、一層防音効果を好ま
しいものとする。
し、音の伝搬を減衰すると同時に、水平方向に介在する
空気層に音特に衝撃音を拡散させ、空気層による遮音作
用と合わせて防音効果を発揮する。発泡層の存在により
振動吸収が一層効果的に行い得る。発泡層に代えて、不
織布やグラスウール等の緩衝層が形成してあれば、これ
によっても振動の吸収作用は行い得る。
する。図1〜3において、本発明に係る衝撃音減衰床の
主体となる床材1は、合板、または、塩化ビニルシート
乃至その他の合成樹脂製シート、ゴムシート、不織布シ
ート、繊維シート、紙製シート、或いは厚み1mm前後
乃至はそれ以下の発泡シート、各素材のフィルム、その
他の任意材質乃至は積層材であって、床面に実用上不都
合な沈下を生じさせない素材からなる支持層2を有し、
その下面に、塩化ビニル、ウレタン等の独立気泡発泡層
3を接着して積層し、この発泡層3には所定間隔を以て
複数の小切欠穴4を予め形成しておき、この小切欠穴4
内に、略々一杯の大きさの平坦な基面6を有しかつ発泡
層3の厚み分よりも高さのある形状に形成したゴム、合
成ゴム、乃至は炭酸カルシウム、カーボンその他の無機
材を混入した混合ゴム製等の如きゴム乃至合成ゴム主体
の突子5を挿入し、基面6を支持層2に接着して固定
し、突子5群の先端部を結んで形成される仮想平面8と
発泡層3との間に空気層7を形成してなっている。
ち等による固定に便利であるが、シートであっても床材
1が結合状態を維持できると共に、フローリングを積層
固着できるので実用に供し得る。
は約5mm乃至それ以上の厚みを有したものとし、上記
突子5の発泡層3からの突出高さまでの間隔即ち空気層
7の間隔は約3mm以上、好ましくは約5mm乃至それ
以上として設定し、上記床材1全体の厚みは、設置する
下地面9(上記仮想平面8と同じ面となり得る)から床
材1上に敷設するフローリング等の仕上げ材10表面ま
での厚みが、所望の床位置に納まるように設定すること
ができる。上記発泡層3の上下少なくともいずれかの面
にポリプロピレンフィルムその他の保護シート乃至フィ
ルムを表装してもよい。
に、所定間隔を置いて配設された複数個の突子5によっ
て適度な荷重を支持し得る圧縮強度を有したもの(撓み
の少ないもの)、例えばJIS硬度(JIS K 63
01)20〜60度程度、好ましくは約40以上の硬さ
を有したものとして形成してある。
6とし、突起先端部(球頂部)を若干の平坦面として形
成してある。これによれば、支持層2とは面接合して安
定性があり、かつ下地面9とは点接触に近い接合状態と
なるので、防振と共に衝撃音を吸収し、かつ音を空気層
7に拡散させ、下地面9への音の伝搬を防いで、充分な
防音作用を果たし得る。
く、多角面半球状体、逆円錐台乃至逆角錐台、或いはそ
れらの変形形状であって、下地面9との接触面が基面6
よりも小さい形状が最も好ましいが、円柱乃至角柱、或
いは上記と上下逆形状等としても、本発明床の全体構造
によって目的、効果は達成し得る。
用途、必要耐荷重に応じて適宜に設定することができ
る。例えば基面6が直径20mmの大きさの図示の如き
半球状突子5を1m2 当たり20個均一間隔を以て配設
した床面の耐荷重が、少なくとも100kgとなるよう
に設定してあれば、実用強度を充分に備えたものとな
る。上記突子5は、1m2 当たり10〜40個、好まし
くは20〜30個の配設状態が最も適当である。
持層2上に必要に応じて塩化ビニル樹脂製制振シート乃
至塩化ビニル樹脂と不織布とを積層してなる制振シー
ト、その他の制振シートを積層して接着し、その上に任
意フローリング10を積層して固着することにより、衝
撃音減衰床を施工することができる。
のであり、この床材1Aは、上記床材1における発泡層
3を独立気泡発泡層3と連立気泡発泡層3Aの積層体と
してなるものである。これによれば、連立気泡発泡層3
AA中の連立気泡によって衝撃音のより一層の拡散が図
られ得る。
における独立気泡発泡層3に代えて連立気泡発泡層とし
ても衝撃音の減衰を図り得る。
たものであり、上記床材1における独立気泡発泡層3に
代えて不織布乃至グラスウールの如き適度な柔軟性乃至
弾力性を有した緩衝層としても衝撃音の減衰を図り得
る。
418に基づいて床衝撃音試験を行った。以下にその結
果を示す。
て合板(ベニア板)或いは後述のフローリングと同材質
の天然木材、発泡層としてポリオレフィン系独立気泡発
泡体、突子として半球状合成ゴムを用い、合板上に積層
した制振シートとして塩化ビニルと不織布との積層シー
トを、床材上の最上面に固定したフローリングとして無
垢の天然木材を用い、床大きさを1m2 とし、20個の
突子を等間隔に固着して試験体とし、これをコンクリー
トフラブ上に設置した。
5mm厚とし、その下側に独立気泡発泡層5mm厚を積
層し、発泡層に設けた切欠孔に10.5mm高さ(略半
径)の突子を固着し、支持層上にフローリング12mm
厚を敷設し、全体厚28mmとした。 ・本発明B=支持層を合板5.5mm厚とし、その下側
に独立気泡発泡層5mm厚を積層し、発泡層に設けた切
欠孔に10.5mm高さ(略半径)の突子を固着し、合
板上に制振シート1.5mm厚を積層し、その上にフロ
ーリング12mm厚を敷設し、全体厚29.5mmとし
た。 ・本発明C=支持層を合板5.5mm厚とし、その下側
に直接18mm高さ,基面の直径約20mmの突子を固
着し、合板上にフローリング12mm厚を敷設し、全体
厚35.5mmとした。 ・本発明D=支持層を合板5.5mm厚とし、その下側
に直接10mm高さの突子を固着し、合板上に制振シー
ト1.5mm厚を積層し、その上にフローリング12m
m厚を敷設し、全体厚29mmとした。 ・対比物として、セメント鉄筋入り厚み140mmのス
ラブを測定した。 ・公知例として、独立気泡発泡層20mm厚とし、その
上側に合板9mm厚、制振シート1.6を積層し、その
上にフローリング12mm厚を敷設し、全体厚み42.
6mmの床構造とした。
0,1k(各Hz)において、衝撃音測定値dB及び対
比物とのレベル差(マイナスは対比物よりも減衰してい
る値dB)は次の表のとおりであった。下表の数値は
「測定値(レベル差)」として示した。
かな衝撃音減衰効果を奏するものとなっていると共に、
いずれも床の全体厚を薄く形成することができ、特に、
発泡層を充分に薄くし、従来公知の床構成における発泡
層の厚みに比して1/3以上薄く形成しても明らかな衝
撃音減衰効果を得ることができる。
ム、合成ゴム乃至混合ゴムを突子とし、支持層下方に空
気層を形成して床材とし、この突子と空気層との相互作
用によって音減衰、特に衝撃音に対する好ましい減衰効
果を奏する床を提供することができ、かつこの床を従来
公知のものよりも薄く形成することができる。
泡層に設けた小切欠穴に突子を配設し、発泡層の下側に
空気層が形成され、突子によってこの構成を支持可能と
すれば、発泡層の厚みはもとより、床材の全体厚を顕著
に薄く形成してなおかつ従来の床以上の好ましい音減
衰、特に衝撃音に対する好ましい減衰効果を奏する床を
提供することができる。
は連立気泡発泡層とし、或いは両者の積層構成とするこ
とにより、減衰効果を選択的に採用することができる。
また、発泡層に代えて緩衝層を採用し得る。
設定することにより、用途に対応した床強度を実現させ
ることができ、同時に発泡層等による床変形のおそれを
生じさせることがない。突子の僅かな弾性によって接地
の際の足に対する衝撃性が緩衝されるので、歩行感が一
層好ましいものとなる。
ある。
である。
断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 シート乃至フィルム或いは板状支持層の
下側に適宜間隔を置いて所望の硬さを有するゴム乃至合
成ゴム主体の突子が固着され、突子先端部によって形成
され得る平面内に空気層が形成されてなる構成の床材を
有する衝撃音減衰床。 - 【請求項2】 シート乃至フィルム或いは板状支持層の
下側に少なくとも発泡層が積層され、この発泡層には適
宜間隔を置いて小切欠穴が複数個所形成され、この小切
欠穴には所望の硬さを有するゴム乃至合成ゴム主体の突
子が支持層に固着され、かつその先端部が発泡層の下方
に突出して形成され、発泡層下方の突子先端部により形
成され得る平面内に空気層が形成されてなる構成の床材
を有する衝撃音減衰床。 - 【請求項3】 発泡層は独立気泡発泡体、若しくは連立
気泡発泡体、或いは独立気泡発泡体と連立気泡発泡体の
積層からなっているものである請求項2に記載の衝撃音
減衰床。 - 【請求項4】 シート乃至フィルム或いは板状支持層の
下側に少なくとも不織布乃至グラスウールの如き緩衝層
が積層され、この緩衝層には適宜間隔を置いて小切欠穴
が複数個所形成され、この切欠穴には所望の硬さを有す
るゴム乃至合成ゴム主体の突子が支持層に固着され、か
つその先端部が緩衝層の下方に突出して形成され、緩衝
層下方の突子先端部により形成され得る平面内に空気層
が形成されてなる構成の床材を有する衝撃音減衰床。 - 【請求項5】 突子の突出先端部は固着された基面に比
してより小接触面として形成されている請求項1乃至4
のいずれか一に記載の衝撃音減衰床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21357992A JP3433203B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 衝撃音減衰床 |
Applications Claiming Priority (1)
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633586A true JPH0633586A (ja) | 1994-02-08 |
| JP3433203B2 JP3433203B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=16641544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21357992A Expired - Fee Related JP3433203B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 衝撃音減衰床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049954A1 (en) * | 2000-01-04 | 2001-07-12 | Shishiai-Kabushikigaisha | Floor impact noise reducing structure |
| JP2015087632A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | ローランド株式会社 | 防振台 |
| CN104989072A (zh) * | 2015-06-15 | 2015-10-21 | 浙江润阳新材料科技股份有限公司 | 一种多功能垫子的安装使用方法 |
| JP2023100447A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | イイダ産業株式会社 | 床下地材 |
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| KR101438329B1 (ko) | 2013-08-21 | 2014-09-04 | 박오규 | 층간 소음 발생 억제를 위한 건축물의 층간 구조물 및 그 시공방법 |
| KR101438328B1 (ko) | 2013-08-21 | 2014-09-04 | 박오규 | 무기재료를 포함하는 층간 소음 억제 바닥재 및 그 제조방법 |
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-
1992
- 1992-07-17 JP JP21357992A patent/JP3433203B2/ja not_active Expired - Fee Related
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