JPH06337905A - 作図装置 - Google Patents

作図装置

Info

Publication number
JPH06337905A
JPH06337905A JP5128938A JP12893893A JPH06337905A JP H06337905 A JPH06337905 A JP H06337905A JP 5128938 A JP5128938 A JP 5128938A JP 12893893 A JP12893893 A JP 12893893A JP H06337905 A JPH06337905 A JP H06337905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary line
cursor
view
displayed
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5128938A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Udagawa
佳久 宇田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5128938A priority Critical patent/JPH06337905A/ja
Publication of JPH06337905A publication Critical patent/JPH06337905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作図作業者が注目している箇所に、注目して
いる時間に渡って、簡単な操作で補助線を表示し、か
つ、描画で用いる線種の選択を適確に支援する作図装置
を得ることを目的とする。 【構成】 既に書かれている図形の頂点が、補助線を表
示しようとする方向から見て見える頂点と見えない頂点
を判別し、見える頂点には細い実線で補助線を表示し、
見えない頂点には細い破線で補助線を表示する。 【効果】 補助線を必要な時に、必要なだけ表示するこ
とができ、しかも製図の慣習に従った線種で表示するこ
とができるので、製図作業を的確に補助することができ
る。また、補助線表示のオプションと高速化のための工
夫により、補助線の表示を、必要な面図に対して、高速
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを利用し
て作図を行なう作図装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図28は、特開昭64−86277号公
報に示された「CAD装置による作図補助線表示方式」
を説明する図である。この図は、正投影の第3角法によ
る平面図、正面図、右側面図の作成手順を示したもので
ある。まず、(イ)に示すように、平面図30を作図す
る。次に、正面図を作図する為に必要な補助線32を1
本づつ指示して表示させる。それらの補助線を使用し、
正面図31を作図する。次に、右側面図を作図するため
の処理を説明する。まず、(ロ)に示されている屈折基
準線36を表示するために、以下に述べる3点の位置入
力を行う。1点目33は既入力図形を指示する。2点目
34は屈折位置、3点目35は右側面図の表示位置を指
示する。以上3点を指示することにより、屈折基準線3
6が表示される。次に、(ロ)に示すように、平面図3
0から右側面図方向へ作図補助線を表示するために方向
37を指示するとともに、表示図形38を指示する。
(ハ)に示すように、指示された表示図形38から作図
補助線39が表示される。さらに、上記屈折基準線36
に到達した作図補助線39は、右側面図方向へ屈折し、
補助線40として表示される。また、(ニ)に示すよう
に正面図31からは水平方向の作図補助線41が表示さ
れる。以上のようにして表示された2方向からの作図補
助線上の交点42を指示し、右側面図を作成する。
【0003】図29、図30、図31は特開平4−35
8284号公報の「コンピュータ支援設計装置による作
図方法」に示された下書き線の表示方法を示している。
第3角法の1面の図形要素を作図したとき、その要素の
特徴点データを記憶する。次に、その特徴点を通る下書
き線が自動的に生成されて、所定時間だけ表示されて消
去される。上記図形要素の他の側面の図形要素を作図す
るときは、その図形要素を指定することにより、下書き
線を再度出現させる。その下書き線を用いて、作図す
る。図29は、下書き線を示すパターン図、図30は下
書き線を用いた作図の過程を示すパターン図、図31は
下書き線を用いて作図した結果を示すパターン図の例で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に説明したとお
り、「CAD装置による作図補助線表示方式」において
は、目的の補助線を表示する為に、数多くの雑多な操作
を行なわなくてはならない。「コンピュータ支援設計装
置による作図方法」においては、下書き線が特定の時間
しか表示されなかったために、作図作業者が注目してい
る箇所に、注目している時間だけ補助線を表示すること
ができない。また、一般に、作図法では、見える部分を
実線で表示し、見えない部分を破線で表示することが習
慣になっている。従来の手法では、特徴点を通過する補
助線を1種類の線種で表示していたために、作図作業者
は、作図で使うべき線種を実線か、破線かで選択しなけ
ればならない。本発明は上記の問題点を解決するための
ものである。
【0005】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたものである。作図作業者が注目している箇所
に、注目している時間に渡って、簡単な操作で補助線を
表示することができる作図装置を得ることを目的とす
る。また、作図作業者が注目している方向から見て見え
る頂点を通過する補助線を細い実線で表示し、見えない
頂点を通過する補助線を細い破線で表示することによ
り、描画で用いる線種の選択を的確に支援する作図装置
を得ることを目的とする。また、製図は正面図、上面
図、下面図、左側面図、右側面図などの複数の面図にま
たがって行われる。この発明では、グラフィック・ディ
スプレイ上に正面図、上面図、下面図、左側面図、右側
面図などの面図領域を定義する機能と、補助線を面図に
またがって表示する機能を提供することにより、CAD
の作図作業を的確に補助することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本作図装置は以下の要素を有する。 (a)カーソルを表示するとともに、作図作業を行なう
作図領域を表示する表示手段、(b)上記カーソルを用
いて上記作図領域に図形を編集する編集手段、(c)図
形の頂点を検出する頂点検出手段、(d)カーソルの位
置を検出するカーソル位置検出手段、(e)上記カーソ
ル位置検出手段により検出されたカーソルの位置が作図
領域内にある場合に、上記頂点検出手段により検出した
頂点を通過する補助線を表示する補助線表示手段。
【0007】さらに、上記補助線表示手段は、カーソル
と表示されている図形との相対位置関係から、カーソル
の置かれている側から見える頂点と見えない頂点によっ
て、その頂点を通過する補助線の種類を変えて表示する
機能を持つ。
【0008】上記編集手段は、上記補助線表示手段によ
り種類を変えて表示された補助線上に作図する場合に、
補助線の種類に対応して作図する線種を選択する機能を
持つ。
【0009】上記編集手段は、作図領域として関連する
複数の面図領域を指定するとともに、上記補助線表示手
段は、複数の面図領域にまたがって補助線を表示する機
能を持つ。
【0010】上記補助線表示手段は、カーソルと表示さ
れている図形との相対位置関係から表示する補助線の方
向を選択して表示する機能を持つ。
【0011】上記補助線表示手段は、関連する図形が複
数ある場合、関連する図形の対応する頂点を結ぶ補助線
を表示する機能を持つ。
【0012】上記補助線表示手段は、対応する頂点を結
ぶ補助線を円弧を用いて表示する機能を持つ。
【0013】上記補助線表示手段は、図形とカーソルの
相対位置関係を、図形を囲む四角形領域とカーソル位置
に基づいて判定する機能を持つ。
【0014】上記補助線表示手段は、補助線を表示する
図領域を任意に指定できる機能を持つ。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、作図作業者
が、作図作業を行う作図領域に、目的の図形を入力表示
し、編集することができる。また、本作図装置は、ま
ず、入力した図形の頂点を検出する。次に、カーソルの
位置を検出する。この検出されたカーソル位置が作図領
域内にある場合に、上記検出された頂点を通過する補助
線を表示する。このようにして、入力した図形の頂点を
通過する補助線を表示することができる。
【0016】請求項2記載の発明においては、本作図装
置は、カーソルと表示されている図形との相対位置関係
から、カーソルの置かれている側から見える頂点と、見
えない頂点によって、その頂点を通過する補助線の種類
を変えて表示することができる。これにより、作図作業
者は、補助線の種類によって、注目している図形の頂点
が、注目している側から見える頂点か否か判断すること
ができる。
【0017】請求項3記載の発明においては、作図作業
者が、種類を変えて表示された補助線上に作図する場合
に、補助線の種類に対応して作図する線種を選択するこ
とができる。
【0018】請求項4記載の発明においては、作図作業
者は、作図領域として関連する複数の面図領域を指定す
ることができる。また、本作図装置は、その複数の面図
領域にまたがって補助線を表示することができる。これ
により、作図作業者は他の面図領域においても、作図作
業をより効率的に行うことができる。
【0019】請求項5記載の発明においては、本作図装
置は、カーソルと表示されている図形との相対位置関係
から表示する補助線の方向を選択して表示することがで
きる。これにより作図作業者は、必要な方向の補助線だ
けを表示させることができる。
【0020】請求項6記載の発明においては、関連する
図形が複数ある場合、本作図装置は、関連する図形の対
応する頂点を結ぶ補助線を表示することができる。これ
により、作図作業者は、効率よく関連する図形を作図す
ることができる。
【0021】請求項7記載の発明においては、関連する
図形が複数ある場合、本作図装置は、関連する図形の対
応する頂点を結ぶ補助線を円弧を用いて表示することが
できる。これにより、作図作業者は、効率よく関連する
図形を作図することができる。たとえば、正投影の第3
角法による面図等を効率よく作図できる。
【0022】請求項8記載の発明においては、本作図装
置は、図形とカーソルの相対位置関係を、図形を囲む四
角形領域とカーソル位置に基づいて判定することができ
る。この方法により、本作図装置は判定処理をより簡潔
に高速に行うことができる。
【0023】請求項9記載の発明においては、本作図装
置は、作図作業者に、補助線を表示する図領域を任意に
指定させることができる。これにより、作図作業者は、
必要とする図領域だけを指定し、作図作業を行うことが
できる。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明を実現するためのハードウ
ェア構成を示している。1は表示装置で、作図のための
コマンドや作図結果などを表示する。2はCPUと主記
憶装置である。3はキーボードで、データやコマンドを
入力するために使う。4はマウスで、1の表示装置に表
示されるカーソルを移動するときに使用する。図2は、
実施例1の構成図を示す。1は表示装置で、作図のため
のコマンドや作図結果などを表示する。4はマウスで、
表示装置1に表示されるカーソルを移動するときに使用
する。5は作図装置で、表示手段6、編集手段7、頂点
検出手段8、カーソル位置検出手段9と補助線表示手段
10を備える。
【0025】図3、図4、図5と図6は、この発明を実
現するための処理動作を表したフローチャートである。
この処理は図1における2のCPUと主記憶装置に記憶
され、実行される。
【0026】以下に、図3を用いて、本発明による作図
処理の動作を説明する。まず、“面図領域”と“補助線
の表示オプション指定”という用語について説明する。
“面図領域”とは、図7に示す上面図、正面図、下面
図、左側面図、右側面図の領域をさす。また、“補助線
の表示オプション指定”とは、“すべて”を指定する場
合と、なにも指定しない場合とがある。“すべて”を指
定すると、指定されたすべての面図領域に渡って補助線
を表示する。なにも指定しない場合は、カーソルの位置
により指定された面図領域に渡って補助線を表示する。
【0027】図3において、100で作図作業者は、補
助線の表示オプションをセットする。この補助線の表示
オプションは、図5の125において参照され、すべて
の面図に対して補助線を表示するか、指定された面図に
対して補助線を表示するかの判別を行うために使われ
る。ここで面図とは、前述したように、図7に示す上面
図、正面図、下面図、左側面図、右側面図をさす。
【0028】101では面図領域を作成するか否かを判
別している。面図領域を作成しない場合はブロックA
(図4)、面図領域を作成する場合はブロックB(図
5)の処理を行なう。
【0029】まず、図4を用いて、面図領域を作成する
ように指定せず、現在作図作業中の作図領域内に補助線
を表示するブロックAの処理について説明する。上記カ
ーソル位置検出手段9により、102の処理を実行しカ
ーソルの位置を読む。103ではカーソルの位置が既に
書かれている図形の領域に含まれているかどうかを判定
している。103の判定がYESであるとき、上記補助
線表示手段10により、104が実行され、既に書かれ
ている図形に関する補助線を、水平方向と垂直方向に作
図領域の端まで表示する。
【0030】図8は、104の処理を実行したときの表
示画面の例である。つまり、面図領域を作成するように
指定せず、かつ、カーソルの位置が作図領域内に書かれ
ている図形の領域に含まれる場合の、表示画面の例であ
る。図形の×印はカーソルの位置を示している。この場
合、カーソルが既に書かれている図形内に位置している
ので、図形の頂点を通過する補助線を水平方向と垂直方
向にグラフィック・ディスプレイの端まで表示してい
る。ここで、補助線には2種類ある。補助線を表示する
方向から見て、見える頂点には細い実線で補助線を表示
し、見えない頂点には細い破線で補助線を表示してい
る。この2種類の補助線の表示方法については後に説明
する。
【0031】以上のように、作図結果をグラフィック・
ディスプレイに表示する機能を備えた作図装置におい
て、既に書かれている図形の頂点を検出する機能を備
え、かつ、当該頂点を通過する補助線を水平方向と垂直
方向にグラフィック・ディスプレイの端まで表示するこ
とにより既に書かれている図形の補助線を表示する。こ
れにより、製図の慣習に従った作図を支援することがで
きる。
【0032】103の判定がNOであるとき、105で
カーソルが既に書かれている図形の上側にあるかどうか
を判定する。105の判定がYESであるとき、上記補
助線表示手段10により、106が実行され、作図領域
の上端まで補助線を表示する。
【0033】図9は、106の処理を実行したときの表
示画面の例である。つまり、面図領域を作成するように
指定せず、かつ、カーソルが作図領域内に書かれている
図形の上側にある場合の表示画面の例である。
【0034】105の判定がNOであるとき、107で
カーソルが既に書かれている図形の下側にあるかどうか
を判定する。107の判定がYESであるとき、上記補
助線表示手段10により、108が実行され、作図領域
の下端まで補助線を表示する。
【0035】107の判定がNOであるとき、109で
カーソルが既に書かれている図形の右側にあるかどうか
を判定する。109の判定がYESであるとき、上記補
助線表示手段10により、110が実行され、作図領域
の右端まで補助線を表示する。
【0036】109の判定がNOであるとき、上記補助
線表示手段10により、111が実行され、作図領域の
左端まで補助線を表示する。
【0037】104、106、108、110、111
のいずれかの処理を実行した後、112の処理を実行す
る。112では、作図または寸法記入などのCADとし
ての作図処理を実行する。続いて、113で処理を継続
するか終了するかの判定をしている。113の判定でN
Oであるとき102の処理に移る。113の判定がYE
Sであるとき処理を終了する。
【0038】次に図5を用いて、面図領域を作成するよ
うに指定し、その指定された面図領域に渡って補助線を
表示するブロックBの処理を説明する。101で面図領
域の作成が指定されたとき、120で面図領域の作成を
行う。図7は面図の名称と面図領域の相対位置を示した
ものである。120では一つまたは複数の面図領域を作
成することができる。121では、上記カーソル位置検
出手段9により、カーソルの位置を読み込む。122で
はカーソルが作成された面図領域に含まれているか否か
を判別している。122の判定がNOであるとき、作図
作業者は、カーソルを適当な位置に移動させ、121を
再度実行しカーソルの位置を読む。
【0039】122の判定がYESであるとき、123
を実行しカーソルがその面図領域に書かれている図形に
含まれているか否かを判定する。123の判定がYES
であるとき126のブロックCの処理に移る。123の
判定がNOであるとき、124を実行しカーソルがその
面図領域に書かれている図形の上側、下側、右側、左側
のいずれかにあるかどうかを判定している。124の判
定がYESであるとき125の処理に移る。125で
は、補助線表示オプションの値を参照し、“すべて”で
あれば126のブロックCの処理に、“すべて”でなけ
れば126のブロックDの処理に移る。ブロックCは、
作図作業者によって120で指定されたすべての面図領
域(以下、単に、面図ともいう)に補助線を表示する処
理ブロックである。ブロックD(図6)は、カーソルの
指示によって特定された面図に補助線を表示する処理ブ
ロックである。
【0040】ブロックCでは、上記補助線表示手段10
により、この時点で書かれている図形に関する補助線
を、作図作業者によって指定されたすべての面図に表示
する。
【0041】図10は、126の処理のあとに、127
の処理を実行したときの表示画面の例である。つまり、
120で正面図、上面図と左側面図の3つの面図領域を
作成するように指定し、かつ、補助線表示オプションが
“すべて”である場合の表示画面の例である。なお、こ
の場合は、作図作業者があらかじめ正面図を作図してお
き、さらに、127の処理において、表示された補助線
を用いて上面図と、左側面図の作図を行った例である。
【0042】125の処理で、補助線表示オプションの
値が“すべて”でなければ、カーソル位置によって特定
された面図に補助線を表示する、ブロックDの処理を行
う。以下に図6を用いてブロックDの処理の説明を行
う。130で、上記カーソル位置検出手段9により、カ
ーソルが既に書かれている図形の上側にあるかどうかを
判定する。130の判定結果がYESであるとき131
の処理に移り、カーソルが含まれている面図の上側に面
図があるかどうかを判定する。131の判定結果がNO
であるとき、図5の127の処理を実行する。131の
判定結果がYESであるとき、132の処理を実行す
る。すなわち、カーソルが含まれている面図とその面図
の上側にある面図に、上記補助線表示手段10により、
補助線を表示する。続いて、図5の127の処理を実行
する。
【0043】図11は132の処理を実行したときの表
示画面の例である。つまり、正面図と上面図の2つの面
図領域を作成するように指定し、かつ、補助線表示オプ
ションが“すべて”ではない場合の補助線表示の例であ
る。図11の×印はカーソルの位置を示している。この
場合、カーソルの位置は既に書かれている図形の上側に
位置しているので、補助線はカーソルが含まれる面図の
上側の面図にまで延長されて表示される。
【0044】130の判定結果がNOであるときは、1
33の処理に移り、カーソルが既に書かれている図形の
下側にあるかどうかを判定する。133の判定結果がY
ESであるとき134の処理に移り、カーソルが含まれ
ている面図の下側に面図があるかどうかを判定する。1
34の判定結果がNOであるとき、図5の127の処理
を実行する。134の判定結果がYESであるとき、1
35の処理を実行する。すなわち、カーソルが含まれて
いる面図とその面図の下側にある面図に補助線を表示す
る。続いて、図5の127の処理に移る。
【0045】133の判定結果がNOであるときは、1
36の処理に移り、カーソルが既に書かれている図形の
右側にあるかどうかを判定する。136の判定結果がY
ESであるとき137の処理に移り、カーソルが含まれ
ている面図の右側に面図があるかどうかを判定する。1
37の判定結果がNOであるとき、図5の127の処理
を実行する。137の判定結果がYESであるとき、1
38の処理を実行する。すなわち、カーソルが含まれて
いる面図とその面図の右側にある面図に補助線を表示す
る。続いて、図5の127の処理に移る。
【0046】136の判定結果がNOでるときは、13
9の処理に移り、カーソルが含まれている面図の左側に
面図があるかどうかを判定する。139の判定結果がN
Oであるとき、図5の127の処理を実行する。139
の判定結果がYESでるとき、140の処理を実行す
る。すなわち、カーソルが含まれている面図とその面図
の左側にある面図に補助線を表示する。続いて図5の1
27の処理に移る。
【0047】図12は140の処理の後に127の処理
を実行したときの表示画面の例である。つまり、正面図
と左側面図を作成するように指定し、かつ、補助線表示
オプションが“すべて”ではない場合の補助線表示の例
である。図12の×印はカーソルの位置を示している。
この場合、カーソルの位置は既に書かれている図形の左
側に位置しているので、補助線はカーソルが含まれる面
図の左側面図にまで延長されて表示される。この場合
は、作図作業者が、あらかじめ、正面図を作図してお
き、さらに、図5の127の処理において、表示された
補助線を用いて左側面図の作図を行った例である。
【0048】このように、グラフィック・ディスプレイ
上に面図領域をポインティング装置によって指定するな
どにより面図領域を定義する機能を有し、カーソルが含
まれる面図領域を検出する機能を有し、かつ、面図領域
に書かれている図形とカーソルとの相対位置を検出する
機能により、カーソルが含まれる面図に対して上に位置
する面図、下に位置する面図、左に位置する面図、右に
位置する面図を識別することができる。また、面図にま
たがる補助線の表示を行うときは、隣接面図間で補助線
を表示するオプションと、すべての面図間で補助線を表
示するオプションを提供することにより、必要最小限の
補助線の表示を可能にすることにより、補助線の表示を
高速に行うことができる。
【0049】ここで、図5にもどり、ブロックC、ブロ
ックDを処理した後の処理について説明する。127で
は、作図作業者による作図または寸法記入などのCAD
としての作図処理が実行される。続いて、128で処理
を継続するか終了するかの判定をしている。128の判
定がNOであるとき121の処理に移る。128の判定
がYESであるとき処理を終了する。
【0050】ここで、図4の103と図5の123に示
した“カーソルが図形に含まれる”ことを判定する処理
の一般例を説明する。この処理は一般には、図13のフ
ローチャートに示した処理によって実現できる。この処
理の概要を図14の図形の例を用いて説明する。図15
は、図14に示されている図形構造を表現している図で
ある。図15は図形を構成する線分群の位置座標のデー
タを備える表LINEを示す。たとえば、図形を構成す
る線分群のうちのj本目の線分において、その線分の始
点のX座標をLINE[j].X1,Y座標をLINE
[j].Y1に設定し、終点のX座標をLINE
[j].X2,Y座標をLINE[j].Y2に設定し
てある。点(XP,YP)が着目した図形に含まれるか
否かの判定は、点(XP,YP)と点(XP,−∞)を
結ぶ線分が、着目した図形を構成している線分群と、
(A)奇数回交われば点(XP,YP)は図形の内側に
位置し、(B)偶数回交われば点(XP,YP)は図形
の外側に位置する、と判定することができる。ただし、
点(XP,YP)と点(XP,−∞)を結ぶ線分が図形
を構成する線分の始点あるいは終点と交わるときは、特
別な処理をしなければならない。すなわち、図16の点
Aのような場合は線分と交わったものとし扱い、図16
の点Bのような場合は線分と交わらないものとして扱わ
なければならない。図13の処理は以上の場合の処理を
実現するもので、数学的な意味での点と図形との包含関
係を判別することができる。
【0051】一方、CADにおける補助線の表示には、
数学的な意味での点と図形との包含関係とは別の判断を
したほうが妥当な場合がある。例えば図17に示した点
と図形の場合、数学的な意味では点は図形に含まれな
い。しかし、補助線を表示するためには、点が図形に含
まれるとして扱っても、実質的に問題は生じない。
【0052】この実施例では、この事実に着目し、図4
の103と図5の123に示した“カーソルが図形に含
まれる”ことを判定する処理を、以下に説明する方法で
実行する。着目した図形のかわりに、着目した図形を囲
む最小の四角形を用いて、カーソルがその四角形に含ま
れるか否かを判定する方法である。図18は、図形を囲
む最小の四角形を作り出す処理のフローチャートを示し
ている。図19は図形とその図形を囲む最小の四角形を
表した例である。図形は実線で、その図形を囲む最小の
四角形は点線で表されている。図20は、図19に示さ
れている図形構造を表現している図である。図20は図
形を構成する点群の位置座標のデータを備える表POI
NTを示す。たとえば、図形を構成する点群のうちのj
番目の点において、そのX座標をPOINT[j].
X,Y座標をPOINT[j].Yに設定してある。
【0053】以下に図18を用いて、図形を囲む最小の
四角形を作り出す処理を説明する。201は、この処理
で使用する変数を初期化している。変数X1,Y1は、
表POINTで定義された図形を囲む最小の四角形の左
下の座標を記憶するための変数である。変数X2,Y2
は、四角形の右上の座標を記憶するための変数である。
変数jは、表POINTのデータのレコード位置を示す
変数である。202では、表POINTのレコードを順
次処理するための変数jに1を加えている。203で
は、変数jが表POINTのレコード数より大きいかど
うかを判定している。この判定は、表POINTのすべ
てのレコードを処理したときにYESになり、この処理
を終了する。
【0054】203の判定がNOであるとき204の処
理を実行し、変数jが示す表POINTのレコードのX
とYの値を、それぞれ、変数XXとYYに記憶する。
【0055】205では、変数XXの値が変数X1より
も小さいかどうかを判定している。YESと判定された
ときは、206の処理を実行し、変数XXの値を変数X
1に記憶し、207の処理に進む。また、205の判定
がNOであるとき207の処理に進む。207では、変
数YYの値が変数Y1よりも小さいかどうかを判定して
いる。YESと判定されたときは、208の処理を実行
し、変数YYの値を変数Y1に記憶し、209の処理に
進む。また、207の判定がNOであるとき209の処
理に進む。209では、変数XXの値が変数X2よりも
大きいかどうかを判定している。YESと判定されたと
きは、210の処理を実行し、変数XXの値を変数X2
に記憶し、211の処理に進む。また、209の判定が
NOであるとき211の処理に進む。211では、変数
YYの値が変数Y2よりも大きいかどうかを判定してい
る。YESと判定されたときは、212の処理を実行
し、変数YYの値を変数Y2に記憶し、202の処理に
進む。また、211の判定がNOであるとき202の処
理に進む。
【0056】図18の処理を図20の表POINTに適
用すると、X1=1,Y1=1,X2=5,Y2=5と
なる。結果として、図19において破線で示された四角
形が作り出される。
【0057】図18の処理によって作り出された“図形
を囲む最小の四角形”を使えば、図4の103と図5の
123に示した判定を容易に実行することができる。す
なわち、カーソルの座標を(X,Y)とするとき、 X1≦X≦X2 であり、かつ、 Y1≦Y≦Y2 であるとき“カーソルが図形を囲む最小の四角形に含ま
れる”と判定することができる。
【0058】なお、この“カーソルが図形を囲む最小の
四角形に含まれる”ことを判定する処理は、図13の
“カーソルが図形に含まれる”と判定する一般的な処理
に比べて簡潔であるので、高速に処理することができ
る。
【0059】図4の105,図5の124,図6の13
0などのカーソルの位置と図形との上下左右の位置関係
を判別する処理も、図18の処理によって作り出された
“図形を囲む最小の四角形”を使うことによって容易
に、かつ高速に判定することができる。
【0060】例えば、カーソルの座標を(X,Y)とす
るとき、 X1≦X≦X2 であり、かつ、 Y2<Y であるとき、“カーソルは図形を囲む最小の四角形の上
側にある”と判定することができる。以下、同様に、 X1≦X≦X2 であり、かつ、 Y<Y1 であるとき、“カーソルは図形を囲む最小の四角形の下
側にある”と判定することができる。 Y1≦Y≦Y2 であり、かつ、 X2<X であるとき“カーソルは図形を囲む最小の四角形の右側
にある”と判定することができる。 Y1≦Y≦Y2 であり、かつ、 X<X1 であるとき“カーソルは図形を囲む最小の四角形の左側
にある”と判定することができる。
【0061】このように、既に書かれている図形を囲む
最小四角形を生成する機能を備え、この最小四角形の中
にカーソルが含まれているか否かの判定によってカーソ
ルが既に書かれている図形の内側に位置するか外側に位
置するかの判別を行う。また、カーソルが既に書かれて
いる図形の上側、下側、左側、右側のいずれに位置する
かを判別する処理を、最小四角形の上側、下側、左側、
右側の判定で行う。これらのことにより、判断を高速に
実行することができ、ひいては、補助線表示を高速に行
うことができる。
【0062】次に、カーソルの置かれている側から見え
る頂点と見えない頂点によって、その頂点を通過する補
助線をそれぞれ、細い実線と、細い破線で表示する方法
を説明する。この方法は、補助線を表示するステップ、
例えば、図4の104,106,108,110,11
1、図5の126、図6の132,135,138,1
40等に適用されている。
【0063】図21は、図6の132の処理で、“カー
ソルが含まれる面図と、その上側の面図に補助線を表示
する処理”のフローチャートを示している。図形の頂点
に関して補助線が表示されるが、この頂点の座標は、図
20に示したような表POINTによって表現されてい
る。図21の変数jは、処理の対象となる点に関するデ
ータを表POINTから取り出すために使われるもの
で、301で初期化している。302は、変数jの値が
表POINTに含まれるレコードの数より大きいかどう
かを判定している。この判定がYESであるとき、補助
線を表示する処理を終了する。302の判定がNOのと
き、303の処理を実行し、変数jが示す表POINT
のレコードのXとYの値を、それぞれ、変数XP,YP
に記憶する。
【0064】304では、上側の面図から見て点(X
P,YP)が隠れているか否かの判定をしている。この
処理の詳細の説明は図22の説明の所で行う。この判定
がYESであるとき、305の処理を実行し、点(X
P、YP)と点(XP,上側の面図の上端の座標)を結
ぶ線を隠れ線(細い破線)で表示する。一方、判定がN
Oであるとき306の処理を実行し、点(XP,YP)
と点(XP,上側の面図の上端の座標)を結ぶ線を細い
実線で表示する。307では、次に処理すべきデータを
指し示すために、変数jに1を加えている。
【0065】なお、図6の135の“下側の面図に補助
線を表示する処理”、138の“右側の面図に補助線を
表示する処理”、140の“左側の面図に補助線を表示
する処理”などは、図21の処理を一部改造することに
より実現することができる。
【0066】図22は、図21の304の処理、つま
り、上側の面図から見て点(XP,YP)が隠れている
か否かの判定処理を実現するためのフローチャートを示
している。この処理では、図15に示したデータ構造、
すなわち、表LINEによって処理の対象となる図形が
表現されている。図22に示した処理の骨子は、図形を
表現しているいずれかの線分の下側に判定の対象となる
点(XP,YP)があるとき、“上側の面図から見て点
(XP,YP)が隠れている”と判定するものである。
【0067】401では、表LINE中のデータを指定
するための変数kを初期化している。402は、変数k
の値が表LINEに含まれるレコードの数より大きいか
どうかを判定している。この判定がYESであるとき、
“上側の面図から見て点(XP,YP)が隠れていな
い”と判定する。402の判定がNOであるとき、40
4の処理を実行し、変数kが示す表LINEのレコード
のX1,X2の値を、それぞれ、変数XA,XBに記憶
している。
【0068】405は、XPが区間[XA,XB]に含
まれているか否かの判定を行っている。406は、40
5と同様に、XPが区間[XB,XA]に含まれている
か否かの判定を行っている。405と406の判定が必
要なのは、変数XAとXBの値がXA≦XBの場合とX
B≦XAの場合が起こり得るからである。405と40
6の判定のいずれかでYESと判定されたとき、407
の処理を実行し、変数kが示す表LINEのレコードの
Y1、Y2の値を、それぞれ、変数YA、YBに記憶し
ている。
【0069】408では、点(XA,YA)と点(X
B,YB)を結ぶ線分と点(XP,YP)の相対位置を
判別するための計算を行い、変数Zに記憶している。変
数Zの値が負であるとき、点(XP,YP)は、点(X
A,YA)と点(XB,YB)を結ぶ線分の下側に位置
する。
【0070】409では、変数Zの値が負であるかどう
かを判定している。この判定がYESであるとき、点
(XP,YP)は、点(XA,YA)と点(XB,Y
B)を結ぶ線分の下側に位置することになる。すなわ
ち、上側の面図から見て、点(XP,YP)はこの線分
によって隠されていると判定される。409の判定がN
Oであるとき、411の処理を実行し、変数kに1を加
えている。
【0071】なお、“下側の面図から見て点(XP,Y
P)が隠れているか否か”、“右側の面図から見て点
(XP,YP)が隠れているか否か”、“左側の面図か
ら見て点(XP,YP)が隠れているか否か”という判
定は、図22の処理を一部改造することによって実現す
ることができる。
【0072】このように、カーソルの位置と既に書かれ
ている図形との相対位置から、見える頂点と見えない頂
点を判別し、見える頂点には細い実線で補助線を表示
し、見えない頂点には細い破線で補助線を表示する。さ
らに、細い実線で表示された補助線の上に作図するとき
は、暗黙の線種として実線を選択し、細い破線で表示さ
れた補助線の上に作図するときは、暗黙の線種として破
線を選択する様に作図装置を構成すれば、作図作業にお
ける線種の選択を効率的に支援することができる。
【0073】図12は、以前に説明したように、正面図
と左側面図を作成するように指定し、かつ、補助線表示
オプションが、“すべて”ではない場合の補助線表示の
例である。この場合は、作図作業者が、予め、正面図を
作図しておき、つぎに、表示された補助線を用いて左側
面図の作図を行なった例である。×印で示されるカーソ
ルの位置は、正面図の図形の左側に位置しているので、
補助線は正面図から左側面図まで延長されて表示されて
いる。この時、左側から見て、正面図の図形の見える頂
点には、細い実線で補助線が表示され、見えない頂点に
は細い破線で補助線が表示さている。ここで、この実施
例では、細い実線で表示されている補助線上に作図する
時は実線が選択され、細い破線で表示されている補助線
上に作図する時は破線が選択されるように、作図装置が
構成されている。このため、図12の左側面図に示すよ
うに、細い実線で表示されている補助線上の作線は、実
線で行なわれ、細い破線で表示されている補助線上の作
線は破線で行なわれている。
【0074】図23は、正面図、上面図、それに左側面
図を作成するように指定し、かつ、補助線表示オプショ
ンが“すべて”である場合の補助線表示の例である。補
助線表示オプションが“すべて”であるために、カーソ
ルが正面図、上面図、左側面図のいずれかに含まれると
き補助線が表示される。この場合、カーソルは正面図に
含まれている。補助線の線種は、補助線を表示する方向
から見て見える頂点には細い実線、見えない頂点には細
い破線が使われる。ここで、上面図と左側面図との間に
表示される補助線について説明する。上面図の図形に含
まれる頂点21は、上面図の下端から距離dに位置して
いると仮定する。この頂点21から、左側面図への補助
線の表示について説明する。まず、上面図の左端の点2
2まで水平方向に補助線が表示される。この場合、頂点
21は、左方向から見て、見える頂点なので、補助線は
細い実線で表示される。つぎに、上面図の左下端の点2
3を中心点とした半径dの円弧を用いて、点22から、
左側面図の上端の点24まで、補助線が表示される。さ
らに、点24から左側面図の下端の点25まで垂直方向
に補助線が表示される。このように、カーソルが含まれ
る面図の上に位置する面図、下に位置する面図、左に位
置する面図、右に位置する面図に対しては、補助線を、
それぞれ、上下左右に位置する面図まで延長する機能を
有し、かつ、隣接する面図には補助線を円弧に沿って9
0゜回転することにより隣接する面図にまたがる補助線
を生成することができる。これらのことにより、製図作
業を的確に補助することができる。
【0075】図24は、正面図、上面図、それに左側面
図を作成するように指定し、かつ、補助線表示オプショ
ンが“すべて”である場合の補助線表示の例である。な
お、図24では、カーソルが正面図、上面図、左側面図
のいずれにも含まれていないので、補助線が表示されな
い。
【0076】図25は、正面図、上面図、左側面図、そ
れに右側面図を作成するように指定し、かつ、補助線表
示オプションが“すべて”である場合の補助線表示の例
である。補助線表示オプションが“すべて”であるため
に、カーソルが正面図、上面図、左側面図、右側面図の
いずれかに含まれるとき補助線が表示される。図25で
は、カーソルは正面図に含まれているので、すべての補
助線が表示されている。
【0077】以上のように、この実施例によれば、 (1)既に書かれている図形の頂点を検出する機能を備
え、かつ、当該頂点を通過する補助線を水平方向と垂直
方向にグラフィック・ディスプレイの端まで表示するこ
とにより、既に書かれている図形の補助線を表示するこ
とができる。 (2)カーソルの位置と既に書かれている図形の相対位
置から、見える頂点と見えない頂点を判別し、見える頂
点には細い実線で補助線を表示し、見えない頂点には細
い破線で補助線を表示することができる。 (3)細い実線で表示された補助線の上に作図するとき
は、暗黙の線種として実線を選択し、細い破線で表示さ
れた補助線の上に作図するときは、暗黙の線種として破
線を選択することができる。 (4)グラフィック・ディスプレイ上に複数の面図領域
を定義し、面図領域に書かれている図形とカーソルとの
相対位置を検出することによりカーソルが含まれる面図
に対して上に位置する面図、下に位置する面図、左に位
置する面図、右に位置する面図を識別することができ
る。 (5)カーソルが含まれる面図の上に位置する面図、下
に位置する面図、左に位置する面図、右に位置する面図
に対しては、当該面図の補助線を、それぞれ、上下左右
に位置する面図まで延長する機能を有し、かつ、隣接す
る面図には補助線を円弧に沿って90゜回転することに
より隣接する面図にまたがる補助線を生成することがで
きる。 以上のように作図装置を構成したので、作図作業者が、
補助線を必要な時に、必要なだけ表示することができ、
しかも製図の慣習に従った線種で表示することができる
ので、製図作業を的確に補助することができる。また、 (6)既に書かれている図形を囲む最小四角形を生成
し、この最小四角形の中にカーソルが含まれているか否
かの判定によって、カーソルが既に書かれている図形の
内側に位置するか外側に位置するかの判別を行うことが
できる。 (7)カーソルが既に書かれている図形の上側、下側、
左側、右側のいずれに位置するかを判別する処理を、こ
の最小四角形の上側、下側、左側、右側の判定で行うこ
とができる。 (8)面図にまたがる補助線の表示を行うときは、隣接
面図間で補助線を表示するオプションと、すべての面図
間で補助線を表示するオプションを提供することができ
る。 以上のように作図装置を構成したので、作図作業者が、
必要なだけ補助線を表示することができ、かつ、補助線
の表示を高速に行うことができる。
【0078】実施例2.実施例1では、補助線表示オプ
ションが“すべて”であるときは、作図作業者によって
指定されたすべての面図領域に渡って補助線を表示す
る。補助線表示オプションが“すべて”でないときは、
カーソルの位置によって特定された面図領域に補助線を
表示する。例えば、カーソルが既に書かれている図形の
上側にあるときは、カーソルが含まれている面図領域
と、その上側にある面図領域に補助線を表示する。カー
ソルが既に書かれている図形の左側にあるときは、カー
ソルが含まれている面図領域と、その左側にある面図領
域に補助線を表示する。このように、実施例1では、補
助線表示オプションが“すべて”でないときは、カーソ
ルの含まれている面図領域と、カーソルの位置によって
特定された面図領域の、2つの面図領域に補助線を表示
している。実施例2では、補助線表示オプションに機能
を追加することにより、補助線を表示する面図領域を選
択することができる例を説明する。
【0079】まず、補助線表示オプションには、実施例
1と同様の“すべて”のオプションに加えて、以下のオ
プションを追加する。“上”は、カーソルの含まれてい
る面図領域と、その上側にある面図領域に補助線を表示
する。“下”は、カーソルの含まれている面図領域と、
その下側にある面図領域に補助線を表示する。“左”
は、カーソルの含まれている面図領域と、その左側にあ
る面図領域に補助線を表示する。“右”は、カーソルの
含まれている面図領域と、その右側にある面図領域に補
助線を表示する。上記のように追加された補助線表示オ
プションは、2つ、3つ、または、4つのオプションを
同時に指定することができる。例えは、“上下”は、カ
ーソルの含まれている面図領域と、その上側にある面図
領域と、その下側にある面図領域に補助線を表示する。
“上下左”は、カーソルの含まれている面図領域と、そ
の上側にある面図領域と、その下側にある面図領域と、
その左側にある面図領域に補助線を表示する。“上下左
右”は、カーソルの含まれている面図領域と、その上側
にある面図領域と、その下側にある面図領域と、その左
側にある面図領域と、その右側にある面図領域に補助線
を表示する。
【0080】さらに、実施例1における図6に示す処理
ブロックDを、図26に示す処理ブロックD’に置き換
える。処理ブロックD’は、補助線表示オプションによ
って指定された面図領域に補助線を表示する処理ブロッ
クである。他の処理動作は、実施例1の処理動作と同様
である。以下に、図26を用いて、ブロックD’の処理
の説明を行なう。
【0081】500で、補助線表示オプションで上側の
面図領域を指定しているかどうかを判定する。500の
判定結果がNOであるとき503の処理を実行する。5
00の判定結果がYESであるとき501の処理に移
り、カーソルが含まれている面図領域の上側に面図領域
があるかどうかを判定する。501の判定結果がNOで
あるとき、503の処理を実行する。501の判定結果
がYESであるとき、502の処理を実行する。すなわ
ち、カーソルが含まれている面図領域とその面図領域の
上側にある面図領域に、上記補助線表示手段10によ
り、補助線を表示する。続いて、503の処理を実行す
る。以下、同様にして、補助線表示オプションで下側の
面図領域を指定する場合の処理、補助線表示オプション
で右側の面図領域を指定する場合の処理、補助線表示オ
プションで左側の面図領域を指定する場合の処理を続け
て行なう。
【0082】図27は、正面図、上面図、左側面図、そ
れに右側面図を作成するように指定し、かつ、補助線表
示オプションが“右左”である場合の補助線表示の例で
ある。正面図、左側面図、右側面図に補助線が表示さ
れ、上面図には補助線が表示されない。
【0083】以上のように、この実施例2によれば、補
助線表示オプションにより指定した面図領域に、補助線
を表示させることができる。よって、作図作業者が必要
な面図領域にだけ補助線を表示させることができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を得ること
ができる。作図作業者が、簡単な操作で高速に補助線を
表示させることができる。また、作図作業者が注目して
いる箇所に、注目している時間にわたって、注目してい
る方向に補助線を表示させることができる。しかも、製
図の慣習に従った線種で、補助線を表示させることがで
きる。また、一般に、製図は正面図、上面図、下面図、
左側面図、右側面図などの複数の面図にまたがって行な
われる。この発明では、グラフィック・ディスプレイ上
に正面図、上面図、下面図、左側面図、右側面図などの
面図領域を定義する機能と、補助線を面図にまたがって
表示する機能を提供する。以上のように、本発明によれ
ば、補助線の表示を効率良く、かつ、高速に行なうこと
ができるので、製図作業を的確に補助することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のハードウェア構成図。
【図2】実施例1の構成図。
【図3】実施例1のフローチャートを示す図。
【図4】実施例1のフローチャートを示す図。
【図5】実施例1のフローチャートを示す図。
【図6】実施例1のフローチャートを示す図。
【図7】面図の位置と名称を示す図。
【図8】実施例1の表示画面を示す図。
【図9】実施例1の表示画面を示す図。
【図10】実施例1の表示画面を示す図。
【図11】実施例1の表示画面を示す図。
【図12】実施例1の表示画面を示す図。
【図13】点と図形の包含関係を判定する処理のフロー
チャートを示す図。
【図14】点と図形の包含関係を表わす図。
【図15】図形を構成する線分群の位置座標を表わす
図。
【図16】点と図形の包含関係を表わす図。
【図17】点と図形の包含関係を表わす図。
【図18】図形を囲む最小の四角形を作り出す処理のフ
ローチャートを示す図。
【図19】図形とその図形を囲む最小の四角形の例を示
す図。
【図20】図形を構成する点群の位置関係を表わす図。
【図21】上側から見える頂点と見えない頂点に異なる
線種の補助線を表示する処理のフローチャートを示す
図。
【図22】上側から見て、点が隠れているか否かの判定
を行う処理のフローチャートを示す図。
【図23】実施例1の表示画面を示す図。
【図24】実施例1の表示画面を示す図。
【図25】実施例1の表示画面を示す図。
【図26】実施例2のフローチャートを示す図。
【図27】実施例2の表示画面を示す図。
【図28】従来例を説明する図。
【図29】従来例を説明する図。
【図30】従来例を説明する図。
【図31】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 表示装置 2 CPUと主記憶装置 3 キーボード 4 マウス 5 作図装置 6 表示手段 7 編集手段 8 頂点検出手段 9 カーソル位置検出手段 10 補助線表示手段 21〜25 表示された画面上の点 30〜40 従来例を説明する符号 100〜140 実施例1の処理ステップ 200〜212 図形を囲む最小の四角形を作成する処
理のステップ 300〜307 見える頂点と見えない頂点に異なる線
種の補助線を表示する処理ステップ 400〜411 点が隠れているか否かの判定を行う処
理ステップ 500〜511 実施例2の処理ステップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する作図装置(a)カー
    ソルを表示するとともに、作図作業を行なう作図領域を
    表示する表示手段、(b)上記カーソルを用いて上記作
    図領域に図形を編集する編集手段、(c)図形の頂点を
    検出する頂点検出手段、(d)カーソルの位置を検出す
    るカーソル位置検出手段、(e)上記カーソル位置検出
    手段により検出されたカーソルの位置が作図領域内にあ
    る場合に、上記頂点検出手段により検出した頂点を通過
    する補助線を表示する補助線表示手段。
  2. 【請求項2】 上記補助線表示手段は、カーソルと表示
    されている図形との相対位置関係から、カーソルの置か
    れている側から見える頂点と見えない頂点によって、そ
    の頂点を通過する補助線の種類を変えて表示することを
    特徴とする請求項1記載の作図装置。
  3. 【請求項3】 上記編集手段は、上記補助線表示手段に
    より種類を変えて表示された補助線上に作図する場合
    に、補助線の種類に対応して作図する線種を選択するこ
    とを特徴とする請求項2記載の作図装置。
  4. 【請求項4】 上記編集手段は、作図領域として関連す
    る複数の面図領域を指定するとともに、上記補助線表示
    手段は、複数の面図領域にまたがって補助線を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の作図装置。
  5. 【請求項5】 上記補助線表示手段は、カーソルと表示
    されている図形との相対位置関係から表示する補助線の
    方向を選択して表示することを特徴とする請求項1、又
    は4記載の作図装置。
  6. 【請求項6】 上記補助線表示手段は、関連する図形が
    複数ある場合、関連する図形の対応する頂点を結ぶ補助
    線を表示することを特徴とする請求項1、又は4記載の
    作図装置。
  7. 【請求項7】 上記補助線表示手段は、対応する頂点を
    結ぶ補助線を円弧を用いて表示することを特徴とする請
    求項6記載の作図装置。
  8. 【請求項8】 上記補助線表示手段は、図形とカーソル
    の相対位置関係を、図形を囲む四角形領域とカーソル位
    置に基づいて判定することを特徴とする請求項1記載の
    作図装置。
  9. 【請求項9】 上記補助線表示手段は、補助線を表示す
    る面図領域を任意に指定できることを特徴とする請求項
    4記載の作図装置。
JP5128938A 1993-05-31 1993-05-31 作図装置 Pending JPH06337905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5128938A JPH06337905A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 作図装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5128938A JPH06337905A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 作図装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06337905A true JPH06337905A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14997123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5128938A Pending JPH06337905A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 作図装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06337905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140719A (ja) * 2020-04-02 2020-09-03 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140719A (ja) * 2020-04-02 2020-09-03 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11102446A (ja) グラフィックス入力装置
JP3353955B2 (ja) 関心領域の形状変更方法
JPH064607A (ja) データ表示装置
JPH05334383A (ja) 画像図形編集装置
JPH05108786A (ja) 図形の変形方法及び装置
JP2806312B2 (ja) 図形入力装置
US5302967A (en) Figure processing apparatus and method aided by display with ruled lines
JPH06337905A (ja) 作図装置
JPH08255221A (ja) 文字図形入力編集装置
JPH0668270A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH06282401A (ja) メニュー表示方法
JP2773127B2 (ja) 画像編集方法
JP2557591B2 (ja) 案内地図作成処理方式
JP2001195432A (ja) Cadシステム
JPH05314269A (ja) グラフ作成装置
JP2575636B2 (ja) グラフイツク表示装置
JPH10240960A (ja) 図形選択方法
JP3470974B2 (ja) 図形作成方法および装置
JPH06149944A (ja) 3次元cad装置
JP3425771B2 (ja) 図形作成方法および装置
JP2536948B2 (ja) 3点指定円弧検出方法及び装置
CN118068997A (zh) 一种根据指定范围自动筛选训练区的方法
JPH0738229B2 (ja) 図形処理装置
JPH06282619A (ja) 図形描画装置
JP2001046768A (ja) 縫製データ作成装置