JPH0633817B2 - 自動変速機の変速制御方法 - Google Patents
自動変速機の変速制御方法Info
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- JPH0633817B2 JPH0633817B2 JP63050337A JP5033788A JPH0633817B2 JP H0633817 B2 JPH0633817 B2 JP H0633817B2 JP 63050337 A JP63050337 A JP 63050337A JP 5033788 A JP5033788 A JP 5033788A JP H0633817 B2 JPH0633817 B2 JP H0633817B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- clutch
- input
- pressure
- speed
- Prior art date
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧作動クラッチの作動制御により動力伝達
経路を切り換えて自動変速を行わせるようになった自動
変速機に関する。
経路を切り換えて自動変速を行わせるようになった自動
変速機に関する。
(従来の技術) 自動変速機は、走行状態に応じて自動的に変速を行わ
せ、所望の走行特性を得るように構成されている。この
ため、車速と、エンジン出力との関係からシフトアップ
線およびシフトダウン線を各変速毎に設定した変速マッ
プを有し、走行状態をこの変速マップに照らして変速制
御を行わせることが良く行われている。このような変速
制御の例としては、例えば、特開昭61−189354
号公報に開示されているものがある。
せ、所望の走行特性を得るように構成されている。この
ため、車速と、エンジン出力との関係からシフトアップ
線およびシフトダウン線を各変速毎に設定した変速マッ
プを有し、走行状態をこの変速マップに照らして変速制
御を行わせることが良く行われている。このような変速
制御の例としては、例えば、特開昭61−189354
号公報に開示されているものがある。
このような変速制御を行うに際しては、変速時のショッ
クをできる限り少なくすることが要求され、従来から種
々の対策がなされている。
クをできる限り少なくすることが要求され、従来から種
々の対策がなされている。
例えば、パワーオン・シフトダウン(アクセルペダルが
踏み込まれてシフトダウンがなされる状態を言い、キッ
クダウンがこれに該当する)の時や、パワーオフ・シフ
トアップ(走行中アクセルペダルの踏み込みを戻すこと
によりシフトアップを行わせる場合を言う)の時での変
速制御としては、変速指令が発せられると、まず、前段
用クラッチ(それまで係合されていたクラッチ)の係合
を解除し、この後、後段用クラッチ(変速により新たに
係合されるクラッチ)における入力回転と出力回転とが
同期した時点で後段用クラッチを係合させるような制御
がなされていた。このような制御を行うと、後段用クラ
ッチの係合時に入力側と出力側とでの間の慣性エネルギ
ーのやりとりが無いので、スムーズな変速がなされると
いう利点がある。
踏み込まれてシフトダウンがなされる状態を言い、キッ
クダウンがこれに該当する)の時や、パワーオフ・シフ
トアップ(走行中アクセルペダルの踏み込みを戻すこと
によりシフトアップを行わせる場合を言う)の時での変
速制御としては、変速指令が発せられると、まず、前段
用クラッチ(それまで係合されていたクラッチ)の係合
を解除し、この後、後段用クラッチ(変速により新たに
係合されるクラッチ)における入力回転と出力回転とが
同期した時点で後段用クラッチを係合させるような制御
がなされていた。このような制御を行うと、後段用クラ
ッチの係合時に入力側と出力側とでの間の慣性エネルギ
ーのやりとりが無いので、スムーズな変速がなされると
いう利点がある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の制御においては、上記後段用クラッチ
での入出力回転の同期時点の検出を、タイマーを用いて
行ったり、車速とエンジン回転との関係に基づいて行っ
たりしていたため、油温の影響、個体差によるバラツキ
の影響、トルクコンバータ、流体継手等のスリップの影
響等により、その検出精度が低いという問題があった。
同期点の検出がずれると、例えば、後段用クラッチの係
合タイミングが早くなって変速ショックが生じたり、後
段用クラッチの係合タイミングが遅れてエンジンの吹上
りもしくは変速遅れによる違和感が生じたりするという
問題がある。
での入出力回転の同期時点の検出を、タイマーを用いて
行ったり、車速とエンジン回転との関係に基づいて行っ
たりしていたため、油温の影響、個体差によるバラツキ
の影響、トルクコンバータ、流体継手等のスリップの影
響等により、その検出精度が低いという問題があった。
同期点の検出がずれると、例えば、後段用クラッチの係
合タイミングが早くなって変速ショックが生じたり、後
段用クラッチの係合タイミングが遅れてエンジンの吹上
りもしくは変速遅れによる違和感が生じたりするという
問題がある。
さらに、従来の制御では、後段用クラッチの入出力回転
の同期点が検出され、後段用クラッチの係合指令が発せ
られてこの後段用クラッチに作動油圧が供給されても、
この作動油圧によりピストンが無効ストローク分だけ動
かされたのち、初めてクラッチの係合が開始されるた
め、クラッチの係合開始に時間遅れが生じるという問題
がある。このためには、同期時点より若干早く係合指令
を発すれば良いのであるが、上記無効ストロークは固体
差によるバラツキが大きく、また、同期時点を同期前に
精度良く検出するのは難かしいという問題がある。
の同期点が検出され、後段用クラッチの係合指令が発せ
られてこの後段用クラッチに作動油圧が供給されても、
この作動油圧によりピストンが無効ストローク分だけ動
かされたのち、初めてクラッチの係合が開始されるた
め、クラッチの係合開始に時間遅れが生じるという問題
がある。このためには、同期時点より若干早く係合指令
を発すれば良いのであるが、上記無効ストロークは固体
差によるバラツキが大きく、また、同期時点を同期前に
精度良く検出するのは難かしいという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑み、パワーオン・シフ
トダウンもしくはパワーオフ・シフトアップの場合に、
後段用クラッチでの入出力回転の同期点を正確に検出す
ることができ、且つこの検出を行ったときに時間遅れな
くこのクラッチを係合させることができるような変速制
御方法を提供することを目的とする。
トダウンもしくはパワーオフ・シフトアップの場合に、
後段用クラッチでの入出力回転の同期点を正確に検出す
ることができ、且つこの検出を行ったときに時間遅れな
くこのクラッチを係合させることができるような変速制
御方法を提供することを目的とする。
ロ.発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明の変速制御方法において
は、油圧作動クラッチの入力側回転部材および出力側回
転部材の回転を検出することにより入出力回転数比(=
出力回転数/入力回転数)を検出し、変速時において後
段用の油圧作動クラッチ(後段用クラッチ)の入出力回
転数比がほぼ1.0になったことを検出することにより
入出力回転同期を判断するようになっており、パワーオ
ン・シフトダウンおよびパワーオフ・シフトアップのい
ずれか一方の変速がなされるときにおいては、後段用ク
ラッチへ供給される作動油圧を、変速開始から入出力回
転同期が判断されるまでの間は係合開始油圧より若干低
い圧に保持し、入出力回転同期が判断された時にはこの
作動油圧を所定係合圧まで上昇させるようになってい
る。
は、油圧作動クラッチの入力側回転部材および出力側回
転部材の回転を検出することにより入出力回転数比(=
出力回転数/入力回転数)を検出し、変速時において後
段用の油圧作動クラッチ(後段用クラッチ)の入出力回
転数比がほぼ1.0になったことを検出することにより
入出力回転同期を判断するようになっており、パワーオ
ン・シフトダウンおよびパワーオフ・シフトアップのい
ずれか一方の変速がなされるときにおいては、後段用ク
ラッチへ供給される作動油圧を、変速開始から入出力回
転同期が判断されるまでの間は係合開始油圧より若干低
い圧に保持し、入出力回転同期が判断された時にはこの
作動油圧を所定係合圧まで上昇させるようになってい
る。
(作用) 自動変速機の変速制御を上記方法により行うと、パワー
オン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフトアップ
がなされる場合に、例えば変速マップに基づいて変速指
令が発せられると、前段用油圧作動クラッチへの供給油
圧が低下されてこの前段用クラッチの係合が解除される
のであるが、この時、後段用クラッチの入出力回転が検
出されており、後段用クラッチにおいて入出力回転が同
期した時(一致した時)に後段用クラッチへの供給油圧
が所定係合圧まで上昇されてこのクラッチが係合され
る。この場合、後段用クラッチの入出力回転数比を入力
側回転部材および出力側回転部材の回転を検出すること
により直接検出しているので、正確に同期点を検出する
ことができる。さらに、変速指令が発せられた時点か
ら、後段用クラッチの入出力回転の同期が検出されるま
での間は、後段用クラッチへの供給油圧は係合開始油圧
より若干低い油圧になっているので、この油圧により後
段用クラッチのピストンは無効ストローク分の移動がな
され、クラッチを係合させる直前の位置に保持される。
このため、入出力回転の同期が検出され、後段用クラッ
チへの供給油圧が上昇されると、直ちに後段用クラッチ
の係合が開始し、上記同期の検出とともに時間遅れ無く
且つ正確に後段用クラチの係合がなされる。
オン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフトアップ
がなされる場合に、例えば変速マップに基づいて変速指
令が発せられると、前段用油圧作動クラッチへの供給油
圧が低下されてこの前段用クラッチの係合が解除される
のであるが、この時、後段用クラッチの入出力回転が検
出されており、後段用クラッチにおいて入出力回転が同
期した時(一致した時)に後段用クラッチへの供給油圧
が所定係合圧まで上昇されてこのクラッチが係合され
る。この場合、後段用クラッチの入出力回転数比を入力
側回転部材および出力側回転部材の回転を検出すること
により直接検出しているので、正確に同期点を検出する
ことができる。さらに、変速指令が発せられた時点か
ら、後段用クラッチの入出力回転の同期が検出されるま
での間は、後段用クラッチへの供給油圧は係合開始油圧
より若干低い油圧になっているので、この油圧により後
段用クラッチのピストンは無効ストローク分の移動がな
され、クラッチを係合させる直前の位置に保持される。
このため、入出力回転の同期が検出され、後段用クラッ
チへの供給油圧が上昇されると、直ちに後段用クラッチ
の係合が開始し、上記同期の検出とともに時間遅れ無く
且つ正確に後段用クラチの係合がなされる。
(実施例) 以下、具体的な実施例について、図面を用いて説明す
る。
る。
まず第1図により、本発明の方法を用いて変速制御され
る自動変速機の構成を説明する。この変速機ATにおい
ては、エンジンの出力軸1から、トルクコンバータ2を
介して伝達されたエンジン出力が、複数の動力伝達経路
を構成するギヤ列を有した変速機構10により変速され
て出力軸6に出力される。具体的には、トルクコンバー
タ2の出力は入力軸3に出力され、この入力軸3とこれ
に平行に配設されたカウンタ軸4との間に互いに並列に
配設された5組のギヤ列のうちのいずれかにより変速さ
れてカウンタ軸4に伝達され、さらに、カウンタ軸4と
出力軸6との間に配設された出力ギヤ列5a,5bを介
して出力軸6に出力される。
る自動変速機の構成を説明する。この変速機ATにおい
ては、エンジンの出力軸1から、トルクコンバータ2を
介して伝達されたエンジン出力が、複数の動力伝達経路
を構成するギヤ列を有した変速機構10により変速され
て出力軸6に出力される。具体的には、トルクコンバー
タ2の出力は入力軸3に出力され、この入力軸3とこれ
に平行に配設されたカウンタ軸4との間に互いに並列に
配設された5組のギヤ列のうちのいずれかにより変速さ
れてカウンタ軸4に伝達され、さらに、カウンタ軸4と
出力軸6との間に配設された出力ギヤ列5a,5bを介
して出力軸6に出力される。
上記入力軸3とカウンタ軸4との間に配設される5組の
ギヤ列は、1速用ギヤ列11a,11bと、2速用ギヤ
列12a,12bと、2速用ギヤ列13a,13bと、
4速用ギヤ列14a,14bと、リバース用ギヤ列15
a,15b,15cとからなり、各ギヤ列には、そのギ
ヤ列による動力伝達を行わせるための油圧作動クラッチ
11c,12c,13c,14c,15dが配設されて
いる。なお、1速用ギヤ11bにはワンウェイクラッチ
11dが配設されている。このため、これら油圧作動ク
ラッチを選択的に作動させることにより、上記5組のギ
ヤ列のいずれかによる動力伝達を選択して変速を行わせ
ることができるのである。
ギヤ列は、1速用ギヤ列11a,11bと、2速用ギヤ
列12a,12bと、2速用ギヤ列13a,13bと、
4速用ギヤ列14a,14bと、リバース用ギヤ列15
a,15b,15cとからなり、各ギヤ列には、そのギ
ヤ列による動力伝達を行わせるための油圧作動クラッチ
11c,12c,13c,14c,15dが配設されて
いる。なお、1速用ギヤ11bにはワンウェイクラッチ
11dが配設されている。このため、これら油圧作動ク
ラッチを選択的に作動させることにより、上記5組のギ
ヤ列のいずれかによる動力伝達を選択して変速を行わせ
ることができるのである。
上記5組の油圧作動クラッチ11c〜15dの作動制御
は、油圧コントロールバルブ20から、油圧ライン21
a〜21eを介して給排される油圧によりなされる。
は、油圧コントロールバルブ20から、油圧ライン21
a〜21eを介して給排される油圧によりなされる。
この油圧コントロールバルブ20の作動は、運転者によ
り作動されるシフトレバー45にワイヤ45aを介して
繋がるマニュアルバルブ25の作動、2個のソレノイド
バルブ22,23の作動およびリニアソレノイドバルブ
56の作動によりなされる。
り作動されるシフトレバー45にワイヤ45aを介して
繋がるマニュアルバルブ25の作動、2個のソレノイド
バルブ22,23の作動およびリニアソレノイドバルブ
56の作動によりなされる。
ソレノイドバルブ22,23は、信号ライン31a,3
1bを介してコントローラ30から送られる作動信号に
よりオン・オフ作動され、リニアソレノイドバルブ56
は信号ライン31cを介してコントローラ30から送ら
れる信号により作動される。このコントローラ30に
は、リバース用ギヤ15cの回転に基づいて油圧作動ク
ラッチの入力側回転数を検出する第1回転センサ35か
らの回転信号が信号ライン35aを介して送られ、出力
ギヤ5bの回転に基づいて油圧作動クラッチの出力回転
数を検出する第2回転センサ32からの回転信号が信号
ライン32aを介して送られ、エンジンスロットル41
の開度を検出するスロットル開度センサ33からのスロ
ットル開度信号がライン33aを介して送られる。な
お、このスロットル41はワイヤ42を介してスロット
ルペダル43に連結されており、スロットル開度を検出
すれば、スロットルペダル踏み込み量を検出することが
できる。
1bを介してコントローラ30から送られる作動信号に
よりオン・オフ作動され、リニアソレノイドバルブ56
は信号ライン31cを介してコントローラ30から送ら
れる信号により作動される。このコントローラ30に
は、リバース用ギヤ15cの回転に基づいて油圧作動ク
ラッチの入力側回転数を検出する第1回転センサ35か
らの回転信号が信号ライン35aを介して送られ、出力
ギヤ5bの回転に基づいて油圧作動クラッチの出力回転
数を検出する第2回転センサ32からの回転信号が信号
ライン32aを介して送られ、エンジンスロットル41
の開度を検出するスロットル開度センサ33からのスロ
ットル開度信号がライン33aを介して送られる。な
お、このスロットル41はワイヤ42を介してスロット
ルペダル43に連結されており、スロットル開度を検出
すれば、スロットルペダル踏み込み量を検出することが
できる。
上記のように構成された変速機における変速制御につい
て説明する。
て説明する。
変速制御は、シフトレバー45の操作に応じて油圧コン
トロールバルブ20内のマニュアルバルブ25により設
定されるシフトレンジに応じてなされる。このシフトレ
ンジとしては、例えば、P,R,N,D,S,2の各レ
ンジがあり、PレンジおよびNレンジでは、全油圧作動
クラッチ11c〜15dが非係合で変速機はニュートラ
ル状態であり、Rレンジではリバース用油圧作動クラッ
チ15dが係合されてリバース段が設定され、Dレン
ジ,Sレンジおよび2レンジでは変速マップに基づく変
速がなされる。
トロールバルブ20内のマニュアルバルブ25により設
定されるシフトレンジに応じてなされる。このシフトレ
ンジとしては、例えば、P,R,N,D,S,2の各レ
ンジがあり、PレンジおよびNレンジでは、全油圧作動
クラッチ11c〜15dが非係合で変速機はニュートラ
ル状態であり、Rレンジではリバース用油圧作動クラッ
チ15dが係合されてリバース段が設定され、Dレン
ジ,Sレンジおよび2レンジでは変速マップに基づく変
速がなされる。
この変速マップは、第5図に示すように、縦軸にスロッ
トル開度θTHを示し横軸に車速Vを示してなるグラフ中
に図示のように、シフトアップ線LUおよびシフトダウ
ン線LDを有してなり、エンジンスロットル開度(アク
セルペダル踏み込み量)および車速により定まる走行状
態が、シフトアップ線LUを右方向に横切ったときには
シフトアップを行わせ、シフトアップの後、シフトダウ
ン線LDを左方向に横切ったときにはシフトダウンを行
わせる。なお、第5図では、シフトアップ線およびシフ
トダウン線をそれぞれ1本示すのみであるが、実際に
は、変速段に数に応じてそれぞれ複数本設定される。
トル開度θTHを示し横軸に車速Vを示してなるグラフ中
に図示のように、シフトアップ線LUおよびシフトダウ
ン線LDを有してなり、エンジンスロットル開度(アク
セルペダル踏み込み量)および車速により定まる走行状
態が、シフトアップ線LUを右方向に横切ったときには
シフトアップを行わせ、シフトアップの後、シフトダウ
ン線LDを左方向に横切ったときにはシフトダウンを行
わせる。なお、第5図では、シフトアップ線およびシフ
トダウン線をそれぞれ1本示すのみであるが、実際に
は、変速段に数に応じてそれぞれ複数本設定される。
ここで、パワーオン・シフトダウンとは、走行中にアク
セルペダルを踏み込み、図中矢印Bで示すようにシフト
ダウン線LDをアップ側領域(右側領域)からダウン側
領域(左側領域)に横切りシフトダウンがなされる場合
を言う。これに対して、パワーオフ・シフトアップと
は、走行中にアクセルペダルを戻し、図中矢印Aで示す
ようにシフトアップ線LUをダウン領域からアップ領域
に横切りシフトアップがなされる場合を言う。
セルペダルを踏み込み、図中矢印Bで示すようにシフト
ダウン線LDをアップ側領域(右側領域)からダウン側
領域(左側領域)に横切りシフトダウンがなされる場合
を言う。これに対して、パワーオフ・シフトアップと
は、走行中にアクセルペダルを戻し、図中矢印Aで示す
ようにシフトアップ線LUをダウン領域からアップ領域
に横切りシフトアップがなされる場合を言う。
変速マップにおけるシフトアップ線もしくはシフトダウ
ン線を横切った場合には、コトローラ30から信号ライ
ン31a,31bを介してソレノイドバルブ22,23
に作動信号が出力されて、これに応じて油圧コントロー
ルバルブ20が作動されて、各油圧作動クラッチ11c
〜15dへの油圧給排がなされ、シフトアップもしくは
シフトダウンがなされる。
ン線を横切った場合には、コトローラ30から信号ライ
ン31a,31bを介してソレノイドバルブ22,23
に作動信号が出力されて、これに応じて油圧コントロー
ルバルブ20が作動されて、各油圧作動クラッチ11c
〜15dへの油圧給排がなされ、シフトアップもしくは
シフトダウンがなされる。
この油圧コントロールバルブ20について、第2図によ
り説明する。
り説明する。
このコントロールバルブ20では、ポンプ8から供給さ
れるオイルタンク7の作動油を、ライン101を介して
レギュレータバルブ50に導いてレギュレータバルブ5
0により所定のライン圧に調圧する。このライン圧はラ
イン110を介してマニュアルバルブ25に導かれ、こ
のマニュアルバルブ25の作動およびコントロールバル
ブ20内の各種バルブの作動に伴って上記ライン圧が各
速度段用油圧作動クラッチ11c,12c,13c,1
4c,15dへ走行条件に応じて選択的に供給され、各
クラッチの作動制御がなされる。
れるオイルタンク7の作動油を、ライン101を介して
レギュレータバルブ50に導いてレギュレータバルブ5
0により所定のライン圧に調圧する。このライン圧はラ
イン110を介してマニュアルバルブ25に導かれ、こ
のマニュアルバルブ25の作動およびコントロールバル
ブ20内の各種バルブの作動に伴って上記ライン圧が各
速度段用油圧作動クラッチ11c,12c,13c,1
4c,15dへ走行条件に応じて選択的に供給され、各
クラッチの作動制御がなされる。
ここで、まず、コントロールバルブ20内の各種バルブ
について説明する。チェックバルブ52は、レギュレー
タバルブ50の下流側に配設され、ライン102を通っ
て変速機の潤滑部へ送られる潤滑油の油圧が所定圧以上
になるのを防止する。モジュレータバルブ54は、ライ
ン103を介して送られてきたライン圧を減圧して、所
定圧のモジュレータ圧を作り出し、このモジュレータ圧
の作動油を、ライン104を介してトルクコンバータ2
のロックアップクラッチ制御用としてロックアップクラ
ッチ制御回路(図示せず)に供給し、さらに、ライン1
05を介して第1および第2ソレノイドバルブ22,2
3の方へシフトバルブ作動制御用として送られる。
について説明する。チェックバルブ52は、レギュレー
タバルブ50の下流側に配設され、ライン102を通っ
て変速機の潤滑部へ送られる潤滑油の油圧が所定圧以上
になるのを防止する。モジュレータバルブ54は、ライ
ン103を介して送られてきたライン圧を減圧して、所
定圧のモジュレータ圧を作り出し、このモジュレータ圧
の作動油を、ライン104を介してトルクコンバータ2
のロックアップクラッチ制御用としてロックアップクラ
ッチ制御回路(図示せず)に供給し、さらに、ライン1
05を介して第1および第2ソレノイドバルブ22,2
3の方へシフトバルブ作動制御用として送られる。
マニュアルバルブ25は、運転者により操作されるシフ
トレバー45に連動して作動され、P,R,N,D,
S,2の6ポジションのいずれかに位置し、各ポジショ
ンに応じてライン110からのライン圧をライン25a
〜25gへ選択的に供給させる。
トレバー45に連動して作動され、P,R,N,D,
S,2の6ポジションのいずれかに位置し、各ポジショ
ンに応じてライン110からのライン圧をライン25a
〜25gへ選択的に供給させる。
1−2シフトバルブ60,2−3シフトバレブ62,3
−4シフトバルブ64は、マニュアルバルブ25がD,
S,2のいずれかのポジションにある場合に、第1およ
び第2ソレノイドバルブ22,23のON・OFF作動
に応じてライン106a〜106fを介して供給される
モジュレート圧の作用により作動制御され、1速用から
4速用までのクラッチ11c,12c,13c,14c
へのライン圧の給排を制御するバルブである。
−4シフトバルブ64は、マニュアルバルブ25がD,
S,2のいずれかのポジションにある場合に、第1およ
び第2ソレノイドバルブ22,23のON・OFF作動
に応じてライン106a〜106fを介して供給される
モジュレート圧の作用により作動制御され、1速用から
4速用までのクラッチ11c,12c,13c,14c
へのライン圧の給排を制御するバルブである。
ライン106a,106bは第1ソレノイドバルブ22
に繋がるとともにオリフィス22aを介してライン10
5にも繋がっており、このため、第1ソレノイドバルブ
22への通電がオフのときには、ドレン側へのポートが
閉止されライン106a,106bにライン105から
のモジュレート圧を有した作動油が供給され、上記通電
がオンのときには、ドレン側へのポートが開放されてラ
イン106a,106bの圧がほぼ零となる。また、ラ
イン106c〜106fは、第2ソレノイドバルブ23
に繋がるとともにオリフィス23aを介してライン10
5にも繋がっており、第2ソレノイドバルブ23への通
電がオフのときには、ドレン側へのポートが閉止されラ
イン106c〜106fにライン105からのモジュレ
ート圧を有した作動油が供給され、上記通電がオンのと
きには、ドレン側へのポートが開放されてライン106
c〜106fの圧がほぼ零となる。
に繋がるとともにオリフィス22aを介してライン10
5にも繋がっており、このため、第1ソレノイドバルブ
22への通電がオフのときには、ドレン側へのポートが
閉止されライン106a,106bにライン105から
のモジュレート圧を有した作動油が供給され、上記通電
がオンのときには、ドレン側へのポートが開放されてラ
イン106a,106bの圧がほぼ零となる。また、ラ
イン106c〜106fは、第2ソレノイドバルブ23
に繋がるとともにオリフィス23aを介してライン10
5にも繋がっており、第2ソレノイドバルブ23への通
電がオフのときには、ドレン側へのポートが閉止されラ
イン106c〜106fにライン105からのモジュレ
ート圧を有した作動油が供給され、上記通電がオンのと
きには、ドレン側へのポートが開放されてライン106
c〜106fの圧がほぼ零となる。
ここで、ライン106aは1−2シフトバルブ60の右
端に繋がり、ライン106bは2−3シフトバルブ62
の右端に繋がり、ライン106cは1−2シフトバルブ
60の左端に繋がり、ライン106eは3−4シフトバ
ルブ64の右端に繋がり、ライン106fは2−3シフ
トバルブ62の左端に繋がる。なお、ライン106e,
106fはマニュアルバルブ25およびライン106d
を介して第2ソレノイドバルブ23に繋がる。このた
め、第1および第2ソレノイドバルブ22,23の導電
オン・オフを制御して、各ライン106a〜106fへ
のライン105からのモジュレート圧の給排を制御すれ
ば、1−2,2−3,3−4シフトバルブ60,62,
64の作動制御を行うことができ、これにより、ライン
110からマニュアルバルブ25を介して供給されるラ
イン圧を各油圧作動クラッチ11c,12c,13c,
14cへ選択的に供給させ、所望の変速を行わせること
ができる。
端に繋がり、ライン106bは2−3シフトバルブ62
の右端に繋がり、ライン106cは1−2シフトバルブ
60の左端に繋がり、ライン106eは3−4シフトバ
ルブ64の右端に繋がり、ライン106fは2−3シフ
トバルブ62の左端に繋がる。なお、ライン106e,
106fはマニュアルバルブ25およびライン106d
を介して第2ソレノイドバルブ23に繋がる。このた
め、第1および第2ソレノイドバルブ22,23の導電
オン・オフを制御して、各ライン106a〜106fへ
のライン105からのモジュレート圧の給排を制御すれ
ば、1−2,2−3,3−4シフトバルブ60,62,
64の作動制御を行うことができ、これにより、ライン
110からマニュアルバルブ25を介して供給されるラ
イン圧を各油圧作動クラッチ11c,12c,13c,
14cへ選択的に供給させ、所望の変速を行わせること
ができる。
このコントロールバルブ20には、第1〜第4オリフィ
スコントロールバルブ70,72,74,76を有して
おり、これらオリフィスコントロールバルブにより、変
速時における前段クラッチの油圧室内の油圧の解放が、
後段クラッチの油圧室内の油圧上昇とタイミングを合わ
せて行われる。第1オリフィスコントロールバルブ70
により3速から2速への変速時の3速クラッチの油圧解
放タイミングが制御され、第2オリフィスコントロール
バルブ72により2速から3速もしくは2速から4速へ
の変速時の2速クラッチの油圧解放タイミングが制御さ
れ、第3オリフィスコントロールバルブ74により4速
から3速もしくは4速から2速への変速時の4速クラッ
チの油圧解放タイミングが制御され、第4オリフィスコ
ントロールバルブ76により3速から4速への変速時の
3速クラッチの油圧解放タイミングが制御される。
スコントロールバルブ70,72,74,76を有して
おり、これらオリフィスコントロールバルブにより、変
速時における前段クラッチの油圧室内の油圧の解放が、
後段クラッチの油圧室内の油圧上昇とタイミングを合わ
せて行われる。第1オリフィスコントロールバルブ70
により3速から2速への変速時の3速クラッチの油圧解
放タイミングが制御され、第2オリフィスコントロール
バルブ72により2速から3速もしくは2速から4速へ
の変速時の2速クラッチの油圧解放タイミングが制御さ
れ、第3オリフィスコントロールバルブ74により4速
から3速もしくは4速から2速への変速時の4速クラッ
チの油圧解放タイミングが制御され、第4オリフィスコ
ントロールバルブ76により3速から4速への変速時の
3速クラッチの油圧解放タイミングが制御される。
さらに、各油圧作動クラッチ11c,12c,13c,
14cの油圧室に連通する受圧室を有したアキュムレー
タ81,82,83,84が設けられており、これら各
アキュムレータの受圧室とピストン部材81a,82
a,83a,84aを介して対向する背圧室に、ライン
121,122,123,124が接続されており、こ
れらライン121,122,123,124はライン1
20a,120bおよび120を介してリニアソレノイ
ドバルブ56に接続されている。
14cの油圧室に連通する受圧室を有したアキュムレー
タ81,82,83,84が設けられており、これら各
アキュムレータの受圧室とピストン部材81a,82
a,83a,84aを介して対向する背圧室に、ライン
121,122,123,124が接続されており、こ
れらライン121,122,123,124はライン1
20a,120bおよび120を介してリニアソレノイ
ドバルブ56に接続されている。
リニアソレノイドバルブ56は、リニアソレノイド56
aを有しており、このリニアソレノイド56aへの通電
電流を制御することによりその作動力を制御し、ライン
120への供給油圧の大きさを制御することができる。
このため、リニアソレノイド56aへの通電電流を制御
すれば、上記各アキュムレータ81〜84の背圧室の油
圧を制御することができ、これにより、変速時における
係合クラッチ(後段クラッチ)の油圧室内の油圧を自由
に制御することができる。
aを有しており、このリニアソレノイド56aへの通電
電流を制御することによりその作動力を制御し、ライン
120への供給油圧の大きさを制御することができる。
このため、リニアソレノイド56aへの通電電流を制御
すれば、上記各アキュムレータ81〜84の背圧室の油
圧を制御することができ、これにより、変速時における
係合クラッチ(後段クラッチ)の油圧室内の油圧を自由
に制御することができる。
以上のように構成された油圧コントローラバルブ20に
おいて、シフトレバー45の操作によるマニュアルバル
ブ25の作動およびソレノイドバルブ22,23のオン
・オフ作動により上記各バルブが適宜作動されて、各油
圧作動クラッチ11c,12c,13c,14cへの選
択的なライン圧の供給制御がなされ、自動変速がなされ
る。
おいて、シフトレバー45の操作によるマニュアルバル
ブ25の作動およびソレノイドバルブ22,23のオン
・オフ作動により上記各バルブが適宜作動されて、各油
圧作動クラッチ11c,12c,13c,14cへの選
択的なライン圧の供給制御がなされ、自動変速がなされ
る。
以上のように構成されたコントロールバルブ20におい
て、シフトレバー45の操作によるマニュアルバルブ2
5の作動およびソレノイドバルブ22,23のON・O
FF作動により上記各バルブが作動されて、各クラッチ
11c〜15dへのライン圧の選択的な供給がなされ、
自動変速がなされるものであるが、その作動は、従来か
ら公知であるので、その説明は省略する。
て、シフトレバー45の操作によるマニュアルバルブ2
5の作動およびソレノイドバルブ22,23のON・O
FF作動により上記各バルブが作動されて、各クラッチ
11c〜15dへのライン圧の選択的な供給がなされ、
自動変速がなされるものであるが、その作動は、従来か
ら公知であるので、その説明は省略する。
以上のような構成の変速機において、パワーオン・シフ
トダウンもしくはパワーオフ・シフトアップがなされる
場合での変速制御について、第3図のフローチャートお
よび第4A図、第4B図のグラフを用いて説明する。
トダウンもしくはパワーオフ・シフトアップがなされる
場合での変速制御について、第3図のフローチャートお
よび第4A図、第4B図のグラフを用いて説明する。
この制御では、まずステップS1において変速マップ上
での走行状態を検索し、ステップS2においてパワーオ
ン・シフトダウン状態であるか否か、すなわち、第5図
における矢印Bで示すような状態の変化が生じたか否か
の判断がなされる。パワーオン・シフトダウン状態とな
った場合には、第4A図において示すように変速指令を
現行変速段(前段)Soから目標変速段(後段)Saに
変更する(時間t1)。そして、一定の時間遅れT1Dの
間(ステップS3)では、シフト用ソレノイドバルブ2
2,23へは現行変速段を維持する信号Soを出力し
(ステップS4)、且つこの間でのリニアソレノイド5
6aへの出力電流を最大値I(max) にして(ステップ
S5)現行変速段用クラッチ(前段クラッチ)への供給
ライン圧を最大のまま維持させ、このクラッチを係合し
たままの状態にしておく。
での走行状態を検索し、ステップS2においてパワーオ
ン・シフトダウン状態であるか否か、すなわち、第5図
における矢印Bで示すような状態の変化が生じたか否か
の判断がなされる。パワーオン・シフトダウン状態とな
った場合には、第4A図において示すように変速指令を
現行変速段(前段)Soから目標変速段(後段)Saに
変更する(時間t1)。そして、一定の時間遅れT1Dの
間(ステップS3)では、シフト用ソレノイドバルブ2
2,23へは現行変速段を維持する信号Soを出力し
(ステップS4)、且つこの間でのリニアソレノイド5
6aへの出力電流を最大値I(max) にして(ステップ
S5)現行変速段用クラッチ(前段クラッチ)への供給
ライン圧を最大のまま維持させ、このクラッチを係合し
たままの状態にしておく。
この時間T1Dが経過すると(時間t2)、ステップS6
に進み目標変速段用クラッチ(後段クラッチ)での入出
力回転数比eCLa(=出力回転数/入力回転数)が、
1.0より若干大きな値として設定されたしきい値e
CLIEDより小さいか否かが判断される。なお、この入出
力回転数は、第1および第2回転センサ35,32での
検出値を、この検出を行ったギヤ15c,15dから後
段クラッチまでのギヤ比を用いて換算して得られる。現
行変速段用クラッチが係合した状態では、このクラッチ
の入出力回転数比が1.0であり、シフトダウンされる
目標変速段用クラッチでの入力回転は出力回転より小さ
く、目標変速段用クラッチの入出力回転数比eCLaは
1.0よりかなり大きく(第4A図参照)、このときに
は、ステップS7に進んでシフトソレノイド22,23
に現行変速段から目標変速段(シフトダウン)する信号
Saが出力され、同時にリニアソレノイド56aへの出
力電流は所定の低い値I(LOWD)にされる(時間t2)。
に進み目標変速段用クラッチ(後段クラッチ)での入出
力回転数比eCLa(=出力回転数/入力回転数)が、
1.0より若干大きな値として設定されたしきい値e
CLIEDより小さいか否かが判断される。なお、この入出
力回転数は、第1および第2回転センサ35,32での
検出値を、この検出を行ったギヤ15c,15dから後
段クラッチまでのギヤ比を用いて換算して得られる。現
行変速段用クラッチが係合した状態では、このクラッチ
の入出力回転数比が1.0であり、シフトダウンされる
目標変速段用クラッチでの入力回転は出力回転より小さ
く、目標変速段用クラッチの入出力回転数比eCLaは
1.0よりかなり大きく(第4A図参照)、このときに
は、ステップS7に進んでシフトソレノイド22,23
に現行変速段から目標変速段(シフトダウン)する信号
Saが出力され、同時にリニアソレノイド56aへの出
力電流は所定の低い値I(LOWD)にされる(時間t2)。
シフトソレノイド22,23に信号Saが出力されると
油圧コントロールバルブ20が作動され、現行変速段用
クラッチへの供給油圧が解放されてこのクラッチの係合
が解除される。同時に、上記低電流値I(LOWD)に対応し
てリニアソレノイドバルブ56において作り出された低
背圧が目標変速段用クラッチに繋がるアキュムレータの
背圧室へ供給される。このときアクセルペダルは踏み込
まれているのでこれに伴い第4A図に示すようにエンジ
ン回転数Neが上昇する。なお、エンジン回転数は、時
間t1の時点で若干上昇しているが、これはアクセルベ
ダルが踏み込まれた時点(パワーオンの時点)におい
て、エンジン出力が増加するので、これに対応してトル
クコンバータのスリップが大きくなるためである。この
ため、クラッチの入力回転をエンジン回転から換算して
求めるのは誤差が生ずることになり好ましくない。しか
し、本例ではクラッチの入力側に機械的に連結されたギ
ヤ15cの回転からこのクラッチまでのギヤ比を用いて
換算して入力回転を検出しているので、正確な回転検出
を行うことができる。
油圧コントロールバルブ20が作動され、現行変速段用
クラッチへの供給油圧が解放されてこのクラッチの係合
が解除される。同時に、上記低電流値I(LOWD)に対応し
てリニアソレノイドバルブ56において作り出された低
背圧が目標変速段用クラッチに繋がるアキュムレータの
背圧室へ供給される。このときアクセルペダルは踏み込
まれているのでこれに伴い第4A図に示すようにエンジ
ン回転数Neが上昇する。なお、エンジン回転数は、時
間t1の時点で若干上昇しているが、これはアクセルベ
ダルが踏み込まれた時点(パワーオンの時点)におい
て、エンジン出力が増加するので、これに対応してトル
クコンバータのスリップが大きくなるためである。この
ため、クラッチの入力回転をエンジン回転から換算して
求めるのは誤差が生ずることになり好ましくない。しか
し、本例ではクラッチの入力側に機械的に連結されたギ
ヤ15cの回転からこのクラッチまでのギヤ比を用いて
換算して入力回転を検出しているので、正確な回転検出
を行うことができる。
上記のようにエンジン回転数が上昇すると、目標変速段
用クラッチの入力回転数が増大してその入出力回転数比
eCLaは徐々に1.0に近ずく。そして、この入出力回
転数比eCLaが、誤差を考慮して1.0より若干大きく
設定されたしきい値eCLIEDより小さくなると、ステッ
プS6からステップS9に進み、リニアソレノイド56
aに最大電流I(max)が流され、目標変速段用クラッチ
に繋がるアキュムレータの背圧室への供給油圧が急激に
増大され、この目標変速段用クラッチの油圧室の油圧が
急上昇し、このクラッチが係合されて変速が完了する
(時間t3)。
用クラッチの入力回転数が増大してその入出力回転数比
eCLaは徐々に1.0に近ずく。そして、この入出力回
転数比eCLaが、誤差を考慮して1.0より若干大きく
設定されたしきい値eCLIEDより小さくなると、ステッ
プS6からステップS9に進み、リニアソレノイド56
aに最大電流I(max)が流され、目標変速段用クラッチ
に繋がるアキュムレータの背圧室への供給油圧が急激に
増大され、この目標変速段用クラッチの油圧室の油圧が
急上昇し、このクラッチが係合されて変速が完了する
(時間t3)。
なお、時間t2から時間t3までの間でのリニアソレノ
イド56aへの電流値I(LOWD)は、このリニアソレノイ
ド56aを有したリニアソレノイドバルブ56により調
圧された油圧がアキュムレータ背圧として作用して得ら
れる目標変速段用クラッチの油圧室圧が、この目標変速
段用クラッチの係合開始圧より若干低くなるような圧と
なるような値に設定されている。このため、目標変速段
用クラッチにおいては、時間t2から時間t3までの間
において、そのピストンが上記係合開始圧より若干低い
圧を受けてリターンスプリング力に抗して無効ストロー
ク分だけ係合側に移動して係合直前の状態となってお
り、時間t3においてリニアソレノイド56aへの出力
電流がI(max)まで上げられてライン圧が上昇すると、
ほとんど時間遅れなく目標変速段用クラッチが係合さ
れ、スムーズなシフトダウンがなされる。
イド56aへの電流値I(LOWD)は、このリニアソレノイ
ド56aを有したリニアソレノイドバルブ56により調
圧された油圧がアキュムレータ背圧として作用して得ら
れる目標変速段用クラッチの油圧室圧が、この目標変速
段用クラッチの係合開始圧より若干低くなるような圧と
なるような値に設定されている。このため、目標変速段
用クラッチにおいては、時間t2から時間t3までの間
において、そのピストンが上記係合開始圧より若干低い
圧を受けてリターンスプリング力に抗して無効ストロー
ク分だけ係合側に移動して係合直前の状態となってお
り、時間t3においてリニアソレノイド56aへの出力
電流がI(max)まで上げられてライン圧が上昇すると、
ほとんど時間遅れなく目標変速段用クラッチが係合さ
れ、スムーズなシフトダウンがなされる。
この時点でパワーオン・シフトダウンが完了するので、
変速指令およびシフト用ソレノイドバルブへの指令信号
SaをSoに置き換えて(ステップS10)、上記変速
後の変速段を現行変速段として把握し、これ以降の変速
制御を行う。
変速指令およびシフト用ソレノイドバルブへの指令信号
SaをSoに置き換えて(ステップS10)、上記変速
後の変速段を現行変速段として把握し、これ以降の変速
制御を行う。
一方、ステップS2において、パワーオン・シフトダウ
ン状態でないと判断された場合には、ステップS11に
進み、パワーオフ・シフトアップか否か、すなわち、第
5図における矢印Aで示すような状態の変化が生じたか
否かが判断される。パワーオフ・シフトアップ状態であ
る場合には、第4B図において示すように変速指令を現
行変速段(前段)Soから目標変速段(後段)Saに変
更する(時間t1)。そして、一定の時間遅れT1Uの間
(ステップS12)では、シフト用ソレノイドバルブ2
2,23へは現行変速段を維持する信号Soを出力し
(ステップS13)、且つこの間でのソニアソレノイド
56aへの出力電流を最大値I(max)にして(ステップ
S14)現行変速段用クラッチ(前段クラッチ)を係合
したままの状態に維持する。
ン状態でないと判断された場合には、ステップS11に
進み、パワーオフ・シフトアップか否か、すなわち、第
5図における矢印Aで示すような状態の変化が生じたか
否かが判断される。パワーオフ・シフトアップ状態であ
る場合には、第4B図において示すように変速指令を現
行変速段(前段)Soから目標変速段(後段)Saに変
更する(時間t1)。そして、一定の時間遅れT1Uの間
(ステップS12)では、シフト用ソレノイドバルブ2
2,23へは現行変速段を維持する信号Soを出力し
(ステップS13)、且つこの間でのソニアソレノイド
56aへの出力電流を最大値I(max)にして(ステップ
S14)現行変速段用クラッチ(前段クラッチ)を係合
したままの状態に維持する。
この時間T1Uが経過すると(時間t2)、ステップS1
5に進み目標変速段用クラッチ(後段クラッチ)での入
出力回転数比eCLaが、1.0より若干小さな値として
設定されたしきい値eCLIEUより大きいか否かが判断さ
れる。現行変速段用クラッチが係合した状態では、この
クラッチの入出力回転数比が1.0であり、シフトアッ
プされる目標変速段用クラッチでの入力回転は出力回転
より大きく、目標変速段用クラッチの入出力回転数比e
CLaは1.0よりかなり小さく(第4B図参照)、この
ときは、ステップS16に進んでシフト用ソレノイドバ
ルブ22,23に目標変速段に変速する信号Saが出力
され、同時にリニアソレノイド56aへの出力電流は所
定の低い値I(LOWU)にされる(時間t2)。
5に進み目標変速段用クラッチ(後段クラッチ)での入
出力回転数比eCLaが、1.0より若干小さな値として
設定されたしきい値eCLIEUより大きいか否かが判断さ
れる。現行変速段用クラッチが係合した状態では、この
クラッチの入出力回転数比が1.0であり、シフトアッ
プされる目標変速段用クラッチでの入力回転は出力回転
より大きく、目標変速段用クラッチの入出力回転数比e
CLaは1.0よりかなり小さく(第4B図参照)、この
ときは、ステップS16に進んでシフト用ソレノイドバ
ルブ22,23に目標変速段に変速する信号Saが出力
され、同時にリニアソレノイド56aへの出力電流は所
定の低い値I(LOWU)にされる(時間t2)。
これにより、現行変速段用クラッチの係合が解除され、
目標変速段クラッチの油圧室内の油圧は上記低い電流値
I(LOWU)に対応した低いライン圧となる。このときアク
セルベダルは戻されているのでこれに伴い第4B図に示
すようにエンジン回転数Neが低下する。なお、エンジ
ン回転数は、時間t1の時点で若干低下しているが、こ
れは上記の場合と同様で、アクセルベダルの戻しに伴う
エンジン出力の低下により、トルクコンバータのスリッ
プが逆転するためである。
目標変速段クラッチの油圧室内の油圧は上記低い電流値
I(LOWU)に対応した低いライン圧となる。このときアク
セルベダルは戻されているのでこれに伴い第4B図に示
すようにエンジン回転数Neが低下する。なお、エンジ
ン回転数は、時間t1の時点で若干低下しているが、こ
れは上記の場合と同様で、アクセルベダルの戻しに伴う
エンジン出力の低下により、トルクコンバータのスリッ
プが逆転するためである。
上記のようにエンジン回転数が低下すると、目標変速段
用クラッチの入力回転数は低下してその入出力回転数比
eCLaは徐々に1.0に近ずく。そして、この入出力回
転数比eCLeが、誤差を考慮して1.0より若干大きく
設定されたしきい値eCLIEUより大きくなると、ステッ
プS15からステップS18に進み、リニアソレノイド
56aに最大電流I(max)が流され、目標変速段用クラ
ッチに繋がるアキュムレータの背圧が増大してこの目標
変速段用クラッチノ油圧室圧が急激に増大され、この目
標変速段用クラッチが係合されて変速が完了する(時間
t3)。
用クラッチの入力回転数は低下してその入出力回転数比
eCLaは徐々に1.0に近ずく。そして、この入出力回
転数比eCLeが、誤差を考慮して1.0より若干大きく
設定されたしきい値eCLIEUより大きくなると、ステッ
プS15からステップS18に進み、リニアソレノイド
56aに最大電流I(max)が流され、目標変速段用クラ
ッチに繋がるアキュムレータの背圧が増大してこの目標
変速段用クラッチノ油圧室圧が急激に増大され、この目
標変速段用クラッチが係合されて変速が完了する(時間
t3)。
なお、この場合においても、時間t2から時間t3まで
の間でのリニアソレノイド56aへの電流値I(LOWU)
は、このリニアソレノイド56aを有したリニアソレノ
イドバルブ56により調圧された背圧に対応して発生す
る目標変速段用クラッチの油圧室圧が、この目標変速段
用クラッチの係合開始圧より若干低くなるような圧とな
るような値に設定されている。このため、目標変速段用
クラッチにおいては、そのピストンがリターンスプリン
グ力に抗して無効ストローク分だけ係合側に移動して係
合直前の状態となっており、時間t3においてリニアソ
レノイド56aへの出力電流がI(max)まで上げられて
ライン圧が上昇すると、ほとんど時間遅れなく目標変速
段用クラッチが係合され、スムーズなシフトアンプがな
される。
の間でのリニアソレノイド56aへの電流値I(LOWU)
は、このリニアソレノイド56aを有したリニアソレノ
イドバルブ56により調圧された背圧に対応して発生す
る目標変速段用クラッチの油圧室圧が、この目標変速段
用クラッチの係合開始圧より若干低くなるような圧とな
るような値に設定されている。このため、目標変速段用
クラッチにおいては、そのピストンがリターンスプリン
グ力に抗して無効ストローク分だけ係合側に移動して係
合直前の状態となっており、時間t3においてリニアソ
レノイド56aへの出力電流がI(max)まで上げられて
ライン圧が上昇すると、ほとんど時間遅れなく目標変速
段用クラッチが係合され、スムーズなシフトアンプがな
される。
このようにしてパワーオフ・シフトアップが完了する
と、変速指令およびシフト用ソレノイドバルブへの指令
信号SaをSoに置き換えて(ステップS19)、上記
変速後の変速段を現行変速段として把握し、これ以降の
変速制御を行う。
と、変速指令およびシフト用ソレノイドバルブへの指令
信号SaをSoに置き換えて(ステップS19)、上記
変速後の変速段を現行変速段として把握し、これ以降の
変速制御を行う。
なお、ステップS11において、パワーオフ・シフトア
ップでもないと判断されると、本フローはこのまま終了
される。
ップでもないと判断されると、本フローはこのまま終了
される。
以上において説明した自動変速機においては、そのコン
トロールバルブ20におけるライン圧制御が、リニアソ
レノイド56aを有したリニアソレノイドバルブ56に
よりなされる例を示したが、本発明の変速制御はこのよ
うな構成の変速機に限られるものではなく、他の構成の
変速機の場合について第6図を参照して説明する。
トロールバルブ20におけるライン圧制御が、リニアソ
レノイド56aを有したリニアソレノイドバルブ56に
よりなされる例を示したが、本発明の変速制御はこのよ
うな構成の変速機に限られるものではなく、他の構成の
変速機の場合について第6図を参照して説明する。
第6図は、自動変速機に用いる油圧コントロールバルブ
の異なる例を示しており、第2図の油圧コントロールバ
ルブ20の同一部分には同一番号を付して示している。
の異なる例を示しており、第2図の油圧コントロールバ
ルブ20の同一部分には同一番号を付して示している。
この油圧コントロールバルブ20′においても、ポンプ
8から供給されるオイルタンク7の作動油を、ライン1
01を介してレギュレータバルブ50に導き、このレギ
ュレータバルブ50により所定のライン圧に調圧する。
このライン圧はライン110を介してマニュアルバルブ
25に導かれ、マニュアルバルブ25の作動および他の
バルブ類の作動に伴って上記ライン圧が各油圧作動クラ
ッチ11c,12c,13c,14c,15dに走行条
件に応じて選択的に供給され、各クラッチの作動制御が
なされる。
8から供給されるオイルタンク7の作動油を、ライン1
01を介してレギュレータバルブ50に導き、このレギ
ュレータバルブ50により所定のライン圧に調圧する。
このライン圧はライン110を介してマニュアルバルブ
25に導かれ、マニュアルバルブ25の作動および他の
バルブ類の作動に伴って上記ライン圧が各油圧作動クラ
ッチ11c,12c,13c,14c,15dに走行条
件に応じて選択的に供給され、各クラッチの作動制御が
なされる。
このコントロールバルブ20′も、1−2シフトバルブ
65、2−3シフトバルブ62、3−4シフトバルブ6
4を有しており(なお、1−2シフトバルブ65は第2
図のものと若干構造がことなるが、その作動および役割
は同じである)、ソレノイドバルブ22,23のON・
OFF作動に応じてライン106a〜106fを介して
供給されるモジュレート圧の作用により作動制御され、
各油圧作動クラッチ11c,12c,13c,14cが
選択作動されて変速がなされる。
65、2−3シフトバルブ62、3−4シフトバルブ6
4を有しており(なお、1−2シフトバルブ65は第2
図のものと若干構造がことなるが、その作動および役割
は同じである)、ソレノイドバルブ22,23のON・
OFF作動に応じてライン106a〜106fを介して
供給されるモジュレート圧の作用により作動制御され、
各油圧作動クラッチ11c,12c,13c,14cが
選択作動されて変速がなされる。
さらに、第1〜第3オリフィスコントロールバルブ7
5,76,77を有しており、第1オリフィスコントロ
ールバルブ75により3速から2速への変速および3速
から4速への変速時の3速クラッチの油圧解放タイミン
グが制御され、第2オリフィスコントロールバルブ76
により2速から3速もしくは2速から4速への変速時の
2速クラッチの油圧解放タイミングが制御され、第3オ
リフィスコントロールバルブ77により4速から3速も
しくは4速から2速への変速時の4速クラッチの油圧解
放タイミングが制御される。
5,76,77を有しており、第1オリフィスコントロ
ールバルブ75により3速から2速への変速および3速
から4速への変速時の3速クラッチの油圧解放タイミン
グが制御され、第2オリフィスコントロールバルブ76
により2速から3速もしくは2速から4速への変速時の
2速クラッチの油圧解放タイミングが制御され、第3オ
リフィスコントロールバルブ77により4速から3速も
しくは4速から2速への変速時の4速クラッチの油圧解
放タイミングが制御される。
本油圧コントロールバルブにおいては、第2図のバレブ
20とは異なり、各油圧作動クラッチ11c,12c,
13c,14c,15dの油圧室に連通する受圧室を有
したアキュムレータを有しておらず、このため、アキュ
ムレータ背圧を制御するリニアソレノイドバルブも有し
ていない。しかしながら、ライン110からマニュアル
バルブ25およびシフトバルブ65,62,64の作動
に応じて各クラッチ11c,12c,13c,14cへ
供給されるライン圧を制御するプレッシャコトロールバ
ルブ58が設けられている。
20とは異なり、各油圧作動クラッチ11c,12c,
13c,14c,15dの油圧室に連通する受圧室を有
したアキュムレータを有しておらず、このため、アキュ
ムレータ背圧を制御するリニアソレノイドバルブも有し
ていない。しかしながら、ライン110からマニュアル
バルブ25およびシフトバルブ65,62,64の作動
に応じて各クラッチ11c,12c,13c,14cへ
供給されるライン圧を制御するプレッシャコトロールバ
ルブ58が設けられている。
このプレッシャコントロールバルブ58もリニアソレノ
イド58aを有しており、ソニアソレノイド58aへの
通電電流を制御することにより、ライン圧を直接制御す
ることができる。なお、2速〜4速用クラッチ12c〜
14cにはクラッチプレッシャスイッチ90,92,9
4が接続されており、このスイッチ90,92,94の
スプールの移動を電気スイッチ91,93,95により
検知して、各クラッチ12c〜14cの作動開始を検知
できるようになっている。
イド58aを有しており、ソニアソレノイド58aへの
通電電流を制御することにより、ライン圧を直接制御す
ることができる。なお、2速〜4速用クラッチ12c〜
14cにはクラッチプレッシャスイッチ90,92,9
4が接続されており、このスイッチ90,92,94の
スプールの移動を電気スイッチ91,93,95により
検知して、各クラッチ12c〜14cの作動開始を検知
できるようになっている。
このため、本例のコントロールバルブ20′を有した変
速機においては、プレッシャコントロールバルブ58の
リニアソレノイド58aへの通電電流値を制御すること
により、変速時における後段用クラッチの作動油圧を制
御することができ、第3図、第4A図、第4B図に示し
たパワーオン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフ
トアップの制御を上記と同様に行うことができる。
速機においては、プレッシャコントロールバルブ58の
リニアソレノイド58aへの通電電流値を制御すること
により、変速時における後段用クラッチの作動油圧を制
御することができ、第3図、第4A図、第4B図に示し
たパワーオン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフ
トアップの制御を上記と同様に行うことができる。
以上においては、変速時における後段用クラッチの作動
油圧の制御をリニアソレノイドを有したバルブにより行
う例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば、デ
ューティ比制御されるソレノイドバルブにより油圧制御
を行うようなものに用いることもできる。
油圧の制御をリニアソレノイドを有したバルブにより行
う例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば、デ
ューティ比制御されるソレノイドバルブにより油圧制御
を行うようなものに用いることもできる。
ハ.発明の効果 以上説明したように、本発明の方法によれば、パワーオ
ン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフトアップが
なされる場合に、変速指令が発せられると、前段用油圧
作動クラッチへの供給油圧が低下されてこの前段用クラ
ッチの係合が解除されるとともに後段用クラッチの入出
力回転が検出され、後段用クラッチにおいて入出力回転
がほぼ1.0となって入出力回転が同期したと判断され
た時に後段用クラッチへの供給油圧が所定係合圧まで上
昇されてこのクラッチが係合されるようになっている
が、このとき後段用クラッチの入出力回転数比を入力側
回転部材および出力側回転部材の回転を検出することに
より直接検出しているので、正確に同期点を検出するこ
とができており、且つ変速指令が発せられた時点から後
段用クラッチの入出力回転の同期が検出されるまでの間
は後段用クラッチへの供給油圧は係合開始油圧より若干
低い油圧に保持されるので、油圧により後段用クラッチ
のピストンは無効ストローク分の移動がなされ、クラッ
チを係合させる直前の位置に保持され、このため、入出
力回転の同期が検出され後段用クラッチへの供給油圧が
上昇されると、直ちに後段用クラッチの係合が開始し、
上記同期の検出とともに時間遅れ無く且つ正確に後段用
クラッチの係合を行わせることができる。
ン・シフトダウンもしくはパワーオフ・シフトアップが
なされる場合に、変速指令が発せられると、前段用油圧
作動クラッチへの供給油圧が低下されてこの前段用クラ
ッチの係合が解除されるとともに後段用クラッチの入出
力回転が検出され、後段用クラッチにおいて入出力回転
がほぼ1.0となって入出力回転が同期したと判断され
た時に後段用クラッチへの供給油圧が所定係合圧まで上
昇されてこのクラッチが係合されるようになっている
が、このとき後段用クラッチの入出力回転数比を入力側
回転部材および出力側回転部材の回転を検出することに
より直接検出しているので、正確に同期点を検出するこ
とができており、且つ変速指令が発せられた時点から後
段用クラッチの入出力回転の同期が検出されるまでの間
は後段用クラッチへの供給油圧は係合開始油圧より若干
低い油圧に保持されるので、油圧により後段用クラッチ
のピストンは無効ストローク分の移動がなされ、クラッ
チを係合させる直前の位置に保持され、このため、入出
力回転の同期が検出され後段用クラッチへの供給油圧が
上昇されると、直ちに後段用クラッチの係合が開始し、
上記同期の検出とともに時間遅れ無く且つ正確に後段用
クラッチの係合を行わせることができる。
第1図は本発明の方法により制御される自動変速機を示
す概略図、 第2図は上記変速機の変速制御を行う油圧コントロール
バルブを示す回路図、 第3図は本発明に係る制御を示すフローチャート、 第4A図および第4B図は上記フローチャートに示す制
御がなされたときの信号、入出力回転数比、エンジン回
転数等の変化を示すグラフ、 第5図は変速制御に用いられる変速マップを示すグラ
フ、 第6図は油圧コントロールバルブの異なる例を示す回路
図である。 20……油圧コントロールバルブ 22,23……シフトソレノイドバルブ 25……マニュアルバルブ 32,25……回転センサ
す概略図、 第2図は上記変速機の変速制御を行う油圧コントロール
バルブを示す回路図、 第3図は本発明に係る制御を示すフローチャート、 第4A図および第4B図は上記フローチャートに示す制
御がなされたときの信号、入出力回転数比、エンジン回
転数等の変化を示すグラフ、 第5図は変速制御に用いられる変速マップを示すグラ
フ、 第6図は油圧コントロールバルブの異なる例を示す回路
図である。 20……油圧コントロールバルブ 22,23……シフトソレノイドバルブ 25……マニュアルバルブ 32,25……回転センサ
フロントページの続き (72)発明者 岩城 喜久 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−106452(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の動力伝達経路を構成するギヤ列と、
油圧力を受けて作動され該ギヤ列による前記動力伝達経
路を選択する複数の油圧作動クラッチとを有してなる自
動変速機において、 前記油圧作動クラッチの入力側回転部材および出力側回
転部材の回転数を検出してその入出力回転数比を検出
し、変速時において変速後段用の前記油圧作動クラッチ
の入出力回転数比がほぼ1.0になったことを検出して
この油圧作動クラッチの入出力回転同期を判断するよう
になし、 パワーオン・シフトダウンおよびパワーオフ・シフトア
ップのいずれか一方の変速がなされるときには、変速後
段用の前記油圧作動クラッチへの作動油圧を、変速開始
から後段用の前記油圧作動クラッチの入出力回転同期を
判断する時までの間は係合開始油圧より若干低い圧に保
持し、入出力回転同期を判断した時に所定係合圧まで上
昇させて変速制御を行わせることを特徴とする自動変速
機の変速制御方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63050337A JPH0633817B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 自動変速機の変速制御方法 |
| US07/318,128 US4942787A (en) | 1988-03-03 | 1989-03-02 | Apparatus for and method of controlling hydraulic clutch operation in an automatic transmission |
| CA000592520A CA1307132C (en) | 1988-03-03 | 1989-03-02 | Apparatus for and method of controlling hydraulic clutch operation in an automatic transmission |
| EP89302166A EP0331522B1 (en) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | Apparatus for and method of controlling hydraulic clutch operation in an automatic transmission |
| DE8989302166T DE68902850T2 (de) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | Vorrichtung und verfahren zur steuerung des betriebs einer hydraulischen kupplung in einem antomatischen getriebe. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63050337A JPH0633817B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 自動変速機の変速制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01224553A JPH01224553A (ja) | 1989-09-07 |
| JPH0633817B2 true JPH0633817B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=12856106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63050337A Expired - Lifetime JPH0633817B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 自動変速機の変速制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633817B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2278654B (en) * | 1993-06-03 | 1997-11-19 | Toyota Motor Co Ltd | Shift control system for automatic transmission |
| JPH06341536A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-13 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
| JP3041163B2 (ja) * | 1993-06-03 | 2000-05-15 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
| JP2899934B2 (ja) * | 1993-08-20 | 1999-06-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置 |
| JP5489513B2 (ja) | 2009-04-08 | 2014-05-14 | オリンパス株式会社 | 体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5435631A (en) * | 1977-08-25 | 1979-03-15 | Rikagaku Kenkyusho | Character display and output device |
| JP2618624B2 (ja) * | 1986-05-08 | 1997-06-11 | 三菱自動車工業 株式会社 | 車両用自動変速機の制御装置 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP63050337A patent/JPH0633817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01224553A (ja) | 1989-09-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |