JPH06339857A - フィレットロール装置の加圧力制御装置 - Google Patents
フィレットロール装置の加圧力制御装置Info
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- JPH06339857A JPH06339857A JP25830092A JP25830092A JPH06339857A JP H06339857 A JPH06339857 A JP H06339857A JP 25830092 A JP25830092 A JP 25830092A JP 25830092 A JP25830092 A JP 25830092A JP H06339857 A JPH06339857 A JP H06339857A
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- Japan
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- roller
- crankshaft
- fillet
- load
- shake
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロール加工時の工作物の振れ量およびその方
向に応じて工作物をローラ加工するフィレットローラの
荷重を自動的に変化させ、工作物に適した加圧力設定を
自動的に行うことを目的とする。 【構成】 クランクシャフトのローラ加工中にクランク
シャフトの半径方向の振れを振れセンサ22a,22b
により検出し、この振れ量が最大となる方向をクランク
シャフトの回転角度に対応づけて求め、この振れ方向情
報から振れを減衰するのに必要なクランクシャフトのピ
ン部またはジャーナル部に対する荷重変更位置を指定
し、この指定されたピン部またはジャーナル部に対応す
る加圧用シリンダ32,40の電流制御減圧弁60,6
1を求めた荷重指令値にしたがい制御して、指定された
ピン部またはジャーナル部に対するフィレットローラの
荷重を変化させる。これによりクランクシャフトの振れ
を自動的に減衰させる。
向に応じて工作物をローラ加工するフィレットローラの
荷重を自動的に変化させ、工作物に適した加圧力設定を
自動的に行うことを目的とする。 【構成】 クランクシャフトのローラ加工中にクランク
シャフトの半径方向の振れを振れセンサ22a,22b
により検出し、この振れ量が最大となる方向をクランク
シャフトの回転角度に対応づけて求め、この振れ方向情
報から振れを減衰するのに必要なクランクシャフトのピ
ン部またはジャーナル部に対する荷重変更位置を指定
し、この指定されたピン部またはジャーナル部に対応す
る加圧用シリンダ32,40の電流制御減圧弁60,6
1を求めた荷重指令値にしたがい制御して、指定された
ピン部またはジャーナル部に対するフィレットローラの
荷重を変化させる。これによりクランクシャフトの振れ
を自動的に減衰させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランクシャフトのフ
ィレット部分をローラ加工するフィレットロール加工装
置の加工圧制御装置に関する。
ィレット部分をローラ加工するフィレットロール加工装
置の加工圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関等に用いられるクラン
クシャフトにおいては、そのピン部およびジャーナル部
のフィレット部分の疲労強度を向上させるために、フィ
レット部分をローラ加工することが知られている。従
来、この種のフィレットロール装置としては、例えば本
出願人により既に提案された特願昭57−121412
号の明細書および図面に示されているように、シリンダ
により開閉される上下一対のアームをクランクシャフト
の各ピン部およびジャーナル部ごとに設け、この各上下
アームの先端にホルダを介して支持されたフィレットロ
ーラを対応するピン部およびジャーナル部のフィレット
部にそれぞれ加圧接触させ、クランクシャフトを回転す
ることにより、各フィレット部を同時にロール掛け加工
するようになっている。
クシャフトにおいては、そのピン部およびジャーナル部
のフィレット部分の疲労強度を向上させるために、フィ
レット部分をローラ加工することが知られている。従
来、この種のフィレットロール装置としては、例えば本
出願人により既に提案された特願昭57−121412
号の明細書および図面に示されているように、シリンダ
により開閉される上下一対のアームをクランクシャフト
の各ピン部およびジャーナル部ごとに設け、この各上下
アームの先端にホルダを介して支持されたフィレットロ
ーラを対応するピン部およびジャーナル部のフィレット
部にそれぞれ加圧接触させ、クランクシャフトを回転す
ることにより、各フィレット部を同時にロール掛け加工
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロール掛け
加工時のクランクシャフトは、主軸に設けたチャックと
テールストックによって両端を支持する方式になってい
るため、クランクシャフトの剛性は、その両端部と中央
部とで異なっている。したがって、各ピン部および各ジ
ャーナル部のフィレット部にフィレットローラが押圧さ
れたままクランクシャフトが回転すると、クランクシャ
フトの中央部に振れ(曲がり)が発生し、フィレット部
の加工精度を悪化させることになる。
加工時のクランクシャフトは、主軸に設けたチャックと
テールストックによって両端を支持する方式になってい
るため、クランクシャフトの剛性は、その両端部と中央
部とで異なっている。したがって、各ピン部および各ジ
ャーナル部のフィレット部にフィレットローラが押圧さ
れたままクランクシャフトが回転すると、クランクシャ
フトの中央部に振れ(曲がり)が発生し、フィレット部
の加工精度を悪化させることになる。
【0004】そこで、従来においては、特公昭60−1
7663号に示す様に、試験的なロール掛け加工を複数
回繰り返し行うことにより、フィレットローラに作用す
る荷重をジャーナルやピンの各位置で異なった値に設定
し、これによりクランクシャフトの振れを減少させるよ
うにしていた。しかしながら、上述のようなフィレット
ローラに作用する荷重設定はあらかじめマスターワーク
等を用いて試験的に振れを測定し、この値に基づいて設
定するために、その荷重設定に多くの手数と時間がかか
てしまう。また、同種のクランクシャフトであってもそ
の製品精度のばらつきが大きいと、上述のような荷重設
定方式では対応できず、製品のばらつきに応じてその都
度設定し直さなければならず、稼働率にも悪影響を与え
る問題点があった。
7663号に示す様に、試験的なロール掛け加工を複数
回繰り返し行うことにより、フィレットローラに作用す
る荷重をジャーナルやピンの各位置で異なった値に設定
し、これによりクランクシャフトの振れを減少させるよ
うにしていた。しかしながら、上述のようなフィレット
ローラに作用する荷重設定はあらかじめマスターワーク
等を用いて試験的に振れを測定し、この値に基づいて設
定するために、その荷重設定に多くの手数と時間がかか
てしまう。また、同種のクランクシャフトであってもそ
の製品精度のばらつきが大きいと、上述のような荷重設
定方式では対応できず、製品のばらつきに応じてその都
度設定し直さなければならず、稼働率にも悪影響を与え
る問題点があった。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的とするところは、ロール掛け時
のクランクシャフト等の工作物の振れ量およびその方向
に応じて工作物をローラ加工するフィレットローラの荷
重を自動的に変化させ、工作物に適した加圧力設定を自
動的に行うことができるフィレットロール装置の加圧力
制御装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、ロール掛け時
のクランクシャフト等の工作物の振れ量およびその方向
に応じて工作物をローラ加工するフィレットローラの荷
重を自動的に変化させ、工作物に適した加圧力設定を自
動的に行うことができるフィレットロール装置の加圧力
制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例である図1〜図
4に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、駆動手
段11,13,16により回転駆動される工作物Wの各
ローラ加圧部を相対向する両側から保持するローラホル
ダ28,29,36,37を各々備えた一対ずつのアー
ム18,19,20,21を各ローラ加工部毎に開閉可
能に設け、この各組のアーム18,19,20,21を
それぞれの加圧手段32,40により加圧動作させるこ
とでローラホルダ28,29,36,37に設けたフィ
レットローラ31,38により前記ローラ加工部のフィ
レット部分をローラ加工するフィレットロール装置に適
用される。
4に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、駆動手
段11,13,16により回転駆動される工作物Wの各
ローラ加圧部を相対向する両側から保持するローラホル
ダ28,29,36,37を各々備えた一対ずつのアー
ム18,19,20,21を各ローラ加工部毎に開閉可
能に設け、この各組のアーム18,19,20,21を
それぞれの加圧手段32,40により加圧動作させるこ
とでローラホルダ28,29,36,37に設けたフィ
レットローラ31,38により前記ローラ加工部のフィ
レット部分をローラ加工するフィレットロール装置に適
用される。
【0007】そして、上記目的は、前記ローラ加工中の
工作物Wの半径方向の振れ量を検出する振れセンサ23
と、前記工作物Wの振れが最大となる方向を工作物Wの
回転角度に対応づけて検出する振れ方向検出手段51,
52と、前記検出された振れ量と振れ方向の情報に基づ
いて前記工作物Wに生じた振れを減衰させるのに必要な
ローラ加工部を指定しかつ荷重指令値を求める演算手段
51,52と、前記演算手段51,52で指定されたロ
ーラ加工部に対応する加圧手段32,40のフィレット
ローラ荷重に基づいて変化させる制御手段60,61と
を設けることにより達成できる。
工作物Wの半径方向の振れ量を検出する振れセンサ23
と、前記工作物Wの振れが最大となる方向を工作物Wの
回転角度に対応づけて検出する振れ方向検出手段51,
52と、前記検出された振れ量と振れ方向の情報に基づ
いて前記工作物Wに生じた振れを減衰させるのに必要な
ローラ加工部を指定しかつ荷重指令値を求める演算手段
51,52と、前記演算手段51,52で指定されたロ
ーラ加工部に対応する加圧手段32,40のフィレット
ローラ荷重に基づいて変化させる制御手段60,61と
を設けることにより達成できる。
【0008】
【作用】上記の構成により、工作物に振れが発生する
と、この振れの方向と振れ量に基づいて演算手段が工作
物の振れを減衰させるのに必要なローラ加工部を指定
し、この指定されたローラ加工部に対応する加圧手段
を、演算手段で求められた荷重指令値にしたがって制御
することにより、指定されたローラ加工部に対するフィ
レットローラの荷重を変化させ、工作物の振れを自動的
に減衰させるとともに、工作物に適した加工力設定を自
動的に行う。
と、この振れの方向と振れ量に基づいて演算手段が工作
物の振れを減衰させるのに必要なローラ加工部を指定
し、この指定されたローラ加工部に対応する加圧手段
を、演算手段で求められた荷重指令値にしたがって制御
することにより、指定されたローラ加工部に対するフィ
レットローラの荷重を変化させ、工作物の振れを自動的
に減衰させるとともに、工作物に適した加工力設定を自
動的に行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の加圧制御装置を適用したフィレ
ットロール装置の全体を示す概略構成図である。図1に
おいて、不図示の固定ベース上には主軸台11と心押台
12が間隔をおいて対向設置されている。
する。図1は、本発明の加圧制御装置を適用したフィレ
ットロール装置の全体を示す概略構成図である。図1に
おいて、不図示の固定ベース上には主軸台11と心押台
12が間隔をおいて対向設置されている。
【0010】主軸台11は、回転可能に軸承した主軸1
3を有し、この主軸13の心押台12と対向する一端に
は、被加工物であるクランクシャフトWの一端を把持す
るチャック14が取り付けてあり、主軸13の他端側は
ベルト伝達機構15を介して主軸駆動モータ16に連結
されている。また、主軸13の他端には、主軸13の回
転数,回転角を検出するロータリエンコーダ17が設け
られている。クランクシャフトWの他端は心押台12の
センタ12aによって支持される。
3を有し、この主軸13の心押台12と対向する一端に
は、被加工物であるクランクシャフトWの一端を把持す
るチャック14が取り付けてあり、主軸13の他端側は
ベルト伝達機構15を介して主軸駆動モータ16に連結
されている。また、主軸13の他端には、主軸13の回
転数,回転角を検出するロータリエンコーダ17が設け
られている。クランクシャフトWの他端は心押台12の
センタ12aによって支持される。
【0011】図1において、18,19は6気筒用クラ
ンクシャフトWのピン部P1〜P6(詳しくは図5参
照)に対応して配置した、ピン部と同数のピン用の上部
および下部アーム、20,21は6気筒用クランクシャ
フトWの各ジャーナル部J1〜J4(図5参照)に対応
して配置した、ジャーナル部と同数のジャーナル用の上
部および下部アームである。また、22aは各ピン用の
上部アーム18に組み込まれ、ピン部のフィレット部を
ロール加工するときにピン部に作用する荷重を検出する
荷重センサであり、22bは各ジャーナル用の上部アー
ム20に組み込まれ、ジャーナル部のフィレット部をロ
ール加工するときにジャーナル部に作用する荷重を検出
する荷重センサである。さらに23はロール加工時に発
生するクランクシャフトWの振れを検出する複数個の振
れセンサであり、この振れセンサ23はクランクシャフ
トWの中央部分に位置する複数のジャーナル用上部アー
ム20の先端上方に対向してフレーム24に取り付けら
れている。
ンクシャフトWのピン部P1〜P6(詳しくは図5参
照)に対応して配置した、ピン部と同数のピン用の上部
および下部アーム、20,21は6気筒用クランクシャ
フトWの各ジャーナル部J1〜J4(図5参照)に対応
して配置した、ジャーナル部と同数のジャーナル用の上
部および下部アームである。また、22aは各ピン用の
上部アーム18に組み込まれ、ピン部のフィレット部を
ロール加工するときにピン部に作用する荷重を検出する
荷重センサであり、22bは各ジャーナル用の上部アー
ム20に組み込まれ、ジャーナル部のフィレット部をロ
ール加工するときにジャーナル部に作用する荷重を検出
する荷重センサである。さらに23はロール加工時に発
生するクランクシャフトWの振れを検出する複数個の振
れセンサであり、この振れセンサ23はクランクシャフ
トWの中央部分に位置する複数のジャーナル用上部アー
ム20の先端上方に対向してフレーム24に取り付けら
れている。
【0012】各ピン用の上部および下部アーム18,1
9の中間部は、図2に示すようにクランクシャフトWの
軸線と平行に配設した支持軸25に軸支した揺動支持部
材26の下端にピン27により揺動可能に支持されてい
る。
9の中間部は、図2に示すようにクランクシャフトWの
軸線と平行に配設した支持軸25に軸支した揺動支持部
材26の下端にピン27により揺動可能に支持されてい
る。
【0013】これら各ピンの上部および下部アーム1
8,19の各先端部には、図2および図3に示すように
対応するピン部P1〜P6(同図ではピン部P1のみを
示しているが、他のピン部P2〜P6についても同様で
ある)を上下方向から開閉可能に挾持するローラホルダ
28,29がそれぞれ交換可能に取り付けられており、
このうち上部アーム18のローラホルダ28はピン部に
対し接近および離間する方向に移動可能になっていると
ともに、このローラホルダ28の上端面とこれに対向す
る上部アーム18のホルダ受け部間に荷重センサ22a
が設けられている。
8,19の各先端部には、図2および図3に示すように
対応するピン部P1〜P6(同図ではピン部P1のみを
示しているが、他のピン部P2〜P6についても同様で
ある)を上下方向から開閉可能に挾持するローラホルダ
28,29がそれぞれ交換可能に取り付けられており、
このうち上部アーム18のローラホルダ28はピン部に
対し接近および離間する方向に移動可能になっていると
ともに、このローラホルダ28の上端面とこれに対向す
る上部アーム18のホルダ受け部間に荷重センサ22a
が設けられている。
【0014】さらに、これらローラホルダ28,29に
は、ピン部P1(P2〜P6)のフィレット部分に臨む
フィレットローラ31およびこれを支持する受けローラ
30が互いに接触しながら回転できるように支持されて
いる。
は、ピン部P1(P2〜P6)のフィレット部分に臨む
フィレットローラ31およびこれを支持する受けローラ
30が互いに接触しながら回転できるように支持されて
いる。
【0015】また、これらの上部および下部アーム1
8,19の後端部には加圧用シリンダ32がそれぞれ設
けられており、この加圧用シリンダ32の一端は上部ア
ーム18にピン連結され、他端から突出するピストンロ
ッド32aの先端は下部アーム19にピン連結されてい
る。
8,19の後端部には加圧用シリンダ32がそれぞれ設
けられており、この加圧用シリンダ32の一端は上部ア
ーム18にピン連結され、他端から突出するピストンロ
ッド32aの先端は下部アーム19にピン連結されてい
る。
【0016】かかる加圧用シリンダ32の伸縮動作によ
って上部および下部アーム18,19が開閉され、シリ
ンダ32の伸長でクランクシャフトWの着脱のためにロ
ーラホルダ28,29をピン部から離間させ、そして、
シリンダ32の収縮でローラホルダ28,29のフィレ
ットローラ30をピン部のフィレット部分に押圧させ
る。また、ローラホルダ28,29がピン部を上下から
挾持した状態において、クランクシャフトWを主軸駆動
モータ16により回転させると、揺動支持部材26の揺
動により上部および下部アーム18,19はピン部の旋
回運動(公転)に倣って自由に運動する。
って上部および下部アーム18,19が開閉され、シリ
ンダ32の伸長でクランクシャフトWの着脱のためにロ
ーラホルダ28,29をピン部から離間させ、そして、
シリンダ32の収縮でローラホルダ28,29のフィレ
ットローラ30をピン部のフィレット部分に押圧させ
る。また、ローラホルダ28,29がピン部を上下から
挾持した状態において、クランクシャフトWを主軸駆動
モータ16により回転させると、揺動支持部材26の揺
動により上部および下部アーム18,19はピン部の旋
回運動(公転)に倣って自由に運動する。
【0017】各ジャーナル用の上部および下部アーム2
0,21の中間部は、図2に示すようにクランクシャフ
トWの軸線と平行に配設した支持軸33に軸支した揺動
支持部材34の下端にピン35により揺動可能に支持さ
れている。これら各ジャーナルの上部および下部アーム
20,21の先端部には、対向するジャーナル部J1〜
J4(同図ではジャーナル部J1のみを示しているが、
他のジャーナル部J2〜J4についても同様である)を
上下方向から開閉可能に挾持するローラホルダ36,3
7がそれぞれ交換可能に取り付けられており、このうち
上部アーム20のローラホルダ36はジャーナル部に対
し接近および離間する方向に移動可能になっているとと
もに、このローラホルダ36の上端面とこれに対向する
上部アームのホルダ受け部間に荷重センサ22bが設け
られている。
0,21の中間部は、図2に示すようにクランクシャフ
トWの軸線と平行に配設した支持軸33に軸支した揺動
支持部材34の下端にピン35により揺動可能に支持さ
れている。これら各ジャーナルの上部および下部アーム
20,21の先端部には、対向するジャーナル部J1〜
J4(同図ではジャーナル部J1のみを示しているが、
他のジャーナル部J2〜J4についても同様である)を
上下方向から開閉可能に挾持するローラホルダ36,3
7がそれぞれ交換可能に取り付けられており、このうち
上部アーム20のローラホルダ36はジャーナル部に対
し接近および離間する方向に移動可能になっているとと
もに、このローラホルダ36の上端面とこれに対向する
上部アームのホルダ受け部間に荷重センサ22bが設け
られている。
【0018】さらに、これらローラホルダ36,37に
は、ジャーナル部J1(J2〜J4)のフィレット部分
に臨むフィレットローラ38およびこれを支持する受け
ローラ39がピン部と同様に互いに接触しながら回転で
きるように支持されている。また、これらの上部および
下部アーム20,21の後端部には加圧用シリンダ40
がそれぞれ設けられており、この加圧シリンダ40の一
端は上部アーム20にピン連結され、他端から突出する
ピストンロッド40aの先端は下部アーム21にピン連
結されている。
は、ジャーナル部J1(J2〜J4)のフィレット部分
に臨むフィレットローラ38およびこれを支持する受け
ローラ39がピン部と同様に互いに接触しながら回転で
きるように支持されている。また、これらの上部および
下部アーム20,21の後端部には加圧用シリンダ40
がそれぞれ設けられており、この加圧シリンダ40の一
端は上部アーム20にピン連結され、他端から突出する
ピストンロッド40aの先端は下部アーム21にピン連
結されている。
【0019】かかる加圧用シリンダ40の伸縮動作によ
って上部および下部アーム20,21が開閉され、シリ
ンダ40の伸長でクランクシャフトWの着脱のためにロ
ーラホルダ36,37をジャーナル部から離間させ、そ
して、シリンダ40の収縮でローラホルダ36,37の
フィレットローラ38をジャーナル部のフィレット部分
に押圧させる。
って上部および下部アーム20,21が開閉され、シリ
ンダ40の伸長でクランクシャフトWの着脱のためにロ
ーラホルダ36,37をジャーナル部から離間させ、そ
して、シリンダ40の収縮でローラホルダ36,37の
フィレットローラ38をジャーナル部のフィレット部分
に押圧させる。
【0020】なお、各ジャーナル用の上部アーム20の
他端20aは、支持フレーム41に固定した支持ブロッ
ク42に上下動可能に支持された軸43の下端に係合さ
れ、通常はスプリング44により軸43を上昇端へ保持
することで、上部および下部アーム20,21の姿勢を
一定に保持する。しかして、加工中においては軸43の
上下動により各ジャーナル部J1〜J4の軸心の変動を
吸収できるよにうしている。
他端20aは、支持フレーム41に固定した支持ブロッ
ク42に上下動可能に支持された軸43の下端に係合さ
れ、通常はスプリング44により軸43を上昇端へ保持
することで、上部および下部アーム20,21の姿勢を
一定に保持する。しかして、加工中においては軸43の
上下動により各ジャーナル部J1〜J4の軸心の変動を
吸収できるよにうしている。
【0021】次に、図4に示す加圧力制御回路の構成に
ついて述べる。図4において、50はフィレットロール
装置を制御する制御装置である。この制御装置50は、
クランクシャフトWの各ピン部および各ジャーナル部に
作用する荷重をロータリエンコーダ17からの主軸回転
情報、荷重センサ22a,22bおよび振れセンサ23
からの検出情報に基づいて演算処理する中央処理装置
(以下CPUという)51と、メモリ52、入力インタ
フェース53および出力インタフェース54を備え、こ
れらのメモリ52、入力インタフェース53および出力
インタフェース54はCPU51に接続される。
ついて述べる。図4において、50はフィレットロール
装置を制御する制御装置である。この制御装置50は、
クランクシャフトWの各ピン部および各ジャーナル部に
作用する荷重をロータリエンコーダ17からの主軸回転
情報、荷重センサ22a,22bおよび振れセンサ23
からの検出情報に基づいて演算処理する中央処理装置
(以下CPUという)51と、メモリ52、入力インタ
フェース53および出力インタフェース54を備え、こ
れらのメモリ52、入力インタフェース53および出力
インタフェース54はCPU51に接続される。
【0022】メモリ52には、ローラ加工時に発生する
クランクシャフトWの振れの方向と、その振れ量に関連
してクランクシャフトの振れを減衰させるための荷重を
各ピン部およびジャーナル部に対し設定する指令値を構
築した荷重指令値テーブル、加圧制御のための加圧制御
プログラムおよび各種入力データ、CPU51での演算
結果などのデータが格納される。
クランクシャフトWの振れの方向と、その振れ量に関連
してクランクシャフトの振れを減衰させるための荷重を
各ピン部およびジャーナル部に対し設定する指令値を構
築した荷重指令値テーブル、加圧制御のための加圧制御
プログラムおよび各種入力データ、CPU51での演算
結果などのデータが格納される。
【0023】入力インタフェース53には、主軸の回
転、すなわちクランクシャフトWの回転角度を検出する
ロータリエンコーダ17が接続されているとともに、各
ピンおよびジャーナルに作用する荷重を検出する荷重セ
ンサ22a,22bおよびクランクシャフトWの半径方
向の振れ量を検出する振れセンサ23がA−Dコンバー
タ55,56を介して接続されている。また、出力イン
タフェース54には、CPU51から出力インタフェー
ス54を通して出力される荷重指令データをアナログ信
号に変換するD−Aコンバータ57が接続されている。
転、すなわちクランクシャフトWの回転角度を検出する
ロータリエンコーダ17が接続されているとともに、各
ピンおよびジャーナルに作用する荷重を検出する荷重セ
ンサ22a,22bおよびクランクシャフトWの半径方
向の振れ量を検出する振れセンサ23がA−Dコンバー
タ55,56を介して接続されている。また、出力イン
タフェース54には、CPU51から出力インタフェー
ス54を通して出力される荷重指令データをアナログ信
号に変換するD−Aコンバータ57が接続されている。
【0024】D−Aコンバータ57の出力側には、アン
プ58,59を介してピン部に対応する締め用の電流制
御減圧弁60およびジャーナル部に対応する締め用の電
流制御減圧弁61がそれぞれ接続されている。電流制御
減圧弁60は、ピン部に対応する加圧用シリンダ32と
アーム開閉用電磁方向切換弁62間とを結ぶ油圧回路に
直列接続され、電流制御減圧弁61は、ジャーナル部に
対応する加圧用シリンダ40と電磁方向切換弁62間と
を結ぶ油圧回路に直列に接続されている。また、電磁方
向切換弁62は油圧ポンプPと油タンクTに接続されて
いる。
プ58,59を介してピン部に対応する締め用の電流制
御減圧弁60およびジャーナル部に対応する締め用の電
流制御減圧弁61がそれぞれ接続されている。電流制御
減圧弁60は、ピン部に対応する加圧用シリンダ32と
アーム開閉用電磁方向切換弁62間とを結ぶ油圧回路に
直列接続され、電流制御減圧弁61は、ジャーナル部に
対応する加圧用シリンダ40と電磁方向切換弁62間と
を結ぶ油圧回路に直列に接続されている。また、電磁方
向切換弁62は油圧ポンプPと油タンクTに接続されて
いる。
【0025】なお、図4において、ピン部用およびジャ
ーナル部用の電流制御減圧弁は1つずつしか図示しない
が、この電流制御減圧弁は各ピン部毎および各ジャーナ
ル部毎に設けられる。
ーナル部用の電流制御減圧弁は1つずつしか図示しない
が、この電流制御減圧弁は各ピン部毎および各ジャーナ
ル部毎に設けられる。
【0026】次に、メモリ52に格納される荷重変更位
置および荷重指令値のテーブルについて詳述する。6気
筒用クランクシャフトWのピン部P1〜P6およびジャ
ーナル部J1〜J4は、軸線方向において図5に示す配
列関係にあり、そして、円周方向では図6に示す配列関
係となる。このことから、6気筒用のクランクシャフト
の各ピンP1〜P6をジャーナル部Jを中心にして図6
に示すような6つのゾーンに分けることができる。ま
た、ピンやジャーナルにフィレットローラで荷重力を加
えることにより、クランクシャフトに所望のゾーンに所
望の曲げを与えることができることが経験的に判明して
いる。
置および荷重指令値のテーブルについて詳述する。6気
筒用クランクシャフトWのピン部P1〜P6およびジャ
ーナル部J1〜J4は、軸線方向において図5に示す配
列関係にあり、そして、円周方向では図6に示す配列関
係となる。このことから、6気筒用のクランクシャフト
の各ピンP1〜P6をジャーナル部Jを中心にして図6
に示すような6つのゾーンに分けることができる。ま
た、ピンやジャーナルにフィレットローラで荷重力を加
えることにより、クランクシャフトに所望のゾーンに所
望の曲げを与えることができることが経験的に判明して
いる。
【0027】例えば、ピン部3Pに荷重を加えた場合、
図7においてA1の方向にクランクシャフトが曲がる。
これは、図5から明らかなようにピン部3Pはジャーナ
ル部2Jとピン部4Pに連結されているため、力の作用
方向はA2となり、この作用力A2によってA2と逆向
きA1の方向にクランクシャフトが曲げられる。従っ
て、クランクシャフトの振れがP2ゾーンにある場合
は、ピン部P3に作用するフィレットローラの荷重を変
化させることにより、P2ゾーンへの振れを減衰でき
る。
図7においてA1の方向にクランクシャフトが曲がる。
これは、図5から明らかなようにピン部3Pはジャーナ
ル部2Jとピン部4Pに連結されているため、力の作用
方向はA2となり、この作用力A2によってA2と逆向
きA1の方向にクランクシャフトが曲げられる。従っ
て、クランクシャフトの振れがP2ゾーンにある場合
は、ピン部P3に作用するフィレットローラの荷重を変
化させることにより、P2ゾーンへの振れを減衰でき
る。
【0028】また、ピン部P4に荷重を加えた場合に
は、図8に示すようにB1の方向にクランクシャフトが
曲がる。これはピン部P4がジャーナル部J3とピン部
P3に連結されているため、力の作用方向はB2とな
り、クランクシャフトはB2の方向と逆のB1の方向に
曲げられる。従って、クランクシャフトの振れがP5ゾ
ーンにある場合は、ピン部P4に作用するフィレットロ
ーラの荷重を変化させればよい。
は、図8に示すようにB1の方向にクランクシャフトが
曲がる。これはピン部P4がジャーナル部J3とピン部
P3に連結されているため、力の作用方向はB2とな
り、クランクシャフトはB2の方向と逆のB1の方向に
曲げられる。従って、クランクシャフトの振れがP5ゾ
ーンにある場合は、ピン部P4に作用するフィレットロ
ーラの荷重を変化させればよい。
【0029】すなわち、クランクシャフトWの振れ方向
であるP1〜P6の各ゾーン毎に、該ゾーン内での振れ
を減衰させるのに必要な荷重変更位置のピンまたはジャ
ーナルを指定する荷重変更位置データおよびこれに対す
る荷重指令値を振れ量の大きさに応じて複数実験的に求
め、これらのデータを記憶装置52に格納することによ
り、圧力変更位置及び荷重指令値テーブルを構築する。
であるP1〜P6の各ゾーン毎に、該ゾーン内での振れ
を減衰させるのに必要な荷重変更位置のピンまたはジャ
ーナルを指定する荷重変更位置データおよびこれに対す
る荷重指令値を振れ量の大きさに応じて複数実験的に求
め、これらのデータを記憶装置52に格納することによ
り、圧力変更位置及び荷重指令値テーブルを構築する。
【0030】図9は、振れ方向(ゾーン)および振れ量
をパラメータとして荷重変更位置(ピンまたはジャーナ
ル)および荷重指令値をテーブル化した一例を示すもの
である。この例では、振れ量を大,中,小に分け、P1
ゾーンの振れ量が小のとき、kピンにFP11 の荷重を、
iジャーナルにFJ11 の荷重を作用させることを示して
いる。
をパラメータとして荷重変更位置(ピンまたはジャーナ
ル)および荷重指令値をテーブル化した一例を示すもの
である。この例では、振れ量を大,中,小に分け、P1
ゾーンの振れ量が小のとき、kピンにFP11 の荷重を、
iジャーナルにFJ11 の荷重を作用させることを示して
いる。
【0031】次に、上記のように構成された本実施例の
動作について説明する。クランクシャフトWのフィレッ
トローラ加工に際しては、まず、各上,下部アーム1
8,19および20,21を開いた状態でクランクシャ
フトWを主軸13と心押台12間に搬入し、その一端を
主軸13のチャック14により把持するとともに他端を
心押台13のセンタ12aにより支持する。このとき、
主軸13の回転方向の位相とクランクシャフトWの回転
方向の位相とは一定の関係に位置決めされている。
動作について説明する。クランクシャフトWのフィレッ
トローラ加工に際しては、まず、各上,下部アーム1
8,19および20,21を開いた状態でクランクシャ
フトWを主軸13と心押台12間に搬入し、その一端を
主軸13のチャック14により把持するとともに他端を
心押台13のセンタ12aにより支持する。このとき、
主軸13の回転方向の位相とクランクシャフトWの回転
方向の位相とは一定の関係に位置決めされている。
【0032】その後、電磁方向切換弁62を図4に示す
左側の位置に切り換えてポンプPからの圧油をそれぞれ
の加圧用シリンダ32,40に供給し、各加圧用シリン
ダ32,40を伸長動作させて各々の上,下部アーム1
8〜21を閉止動作させ、そのフィレットローラ31を
各ピン部P1〜P6のフィレット部分に圧接させ、ま
た、フィレットローラ38を各ジャーナル部J1〜J4
のフィレット部分に圧接させる。しかる後、主軸駆動モ
ータ16によりクランクシャフトWを回転駆動する。こ
のクランクシャフトWの回転により各ピン部P1〜P6
を挾持する上部および下部アーム18,19並びにこれ
らを支持する揺動支持部材26が各ピン部P1〜P6の
回転に倣って運動する。従って、ピン部P1〜P6のフ
ィレット部分に圧接するフィレットローラ31はピン部
に対し公転かつ自転され、これによってピン部のフィレ
ット部分をローラ加工する。同様にジャーナル部J1〜
J4のフィレット部分に圧接するフィレットローラ38
によりジャーナル部のフィレット部分をローラ加工す
る。
左側の位置に切り換えてポンプPからの圧油をそれぞれ
の加圧用シリンダ32,40に供給し、各加圧用シリン
ダ32,40を伸長動作させて各々の上,下部アーム1
8〜21を閉止動作させ、そのフィレットローラ31を
各ピン部P1〜P6のフィレット部分に圧接させ、ま
た、フィレットローラ38を各ジャーナル部J1〜J4
のフィレット部分に圧接させる。しかる後、主軸駆動モ
ータ16によりクランクシャフトWを回転駆動する。こ
のクランクシャフトWの回転により各ピン部P1〜P6
を挾持する上部および下部アーム18,19並びにこれ
らを支持する揺動支持部材26が各ピン部P1〜P6の
回転に倣って運動する。従って、ピン部P1〜P6のフ
ィレット部分に圧接するフィレットローラ31はピン部
に対し公転かつ自転され、これによってピン部のフィレ
ット部分をローラ加工する。同様にジャーナル部J1〜
J4のフィレット部分に圧接するフィレットローラ38
によりジャーナル部のフィレット部分をローラ加工す
る。
【0033】次に、ローラ加工時のピン部およびジャー
ナル部のフィレット部分に対する加圧制御について図1
0のフローチャートを参照して説明する。ローラ加工開
始に伴い図10のプログラムがスタートすると、まず、
ステップS1においてCPU51とメモリ52によりソ
フト的に構成される定数カウンタiおよび加工回数(主
軸の回転数)カウンタnをそれぞれゼロにセットする。
次のステップS2では、制御装置50から主軸駆動モー
タ16に起動指令を与えて主軸13を回転させる。そし
て、次のステップS3において定数ウカンタiの値をi
=i+1にカウントアップする。
ナル部のフィレット部分に対する加圧制御について図1
0のフローチャートを参照して説明する。ローラ加工開
始に伴い図10のプログラムがスタートすると、まず、
ステップS1においてCPU51とメモリ52によりソ
フト的に構成される定数カウンタiおよび加工回数(主
軸の回転数)カウンタnをそれぞれゼロにセットする。
次のステップS2では、制御装置50から主軸駆動モー
タ16に起動指令を与えて主軸13を回転させる。そし
て、次のステップS3において定数ウカンタiの値をi
=i+1にカウントアップする。
【0034】次にロータリエンコーダ17の検出信号を
入力インタフェース53を通してCPU51に取り込む
ことにより主軸13、すなわちクランクシャフトWの回
転数nを検出し(ステップS4)、この回転数nがn=
(i/k)+nかを判定する(ステップS5)。
入力インタフェース53を通してCPU51に取り込む
ことにより主軸13、すなわちクランクシャフトWの回
転数nを検出し(ステップS4)、この回転数nがn=
(i/k)+nかを判定する(ステップS5)。
【0035】ここで、kは定数であり、例えばk=3、
加工パス回数n0 =30とすると、ステップS5では、
n=(1/3)×30=10、n=(2/3)×30=
20、n=(3/3)×30=30の演算を行う。そし
て、n=(i/k)×n0 であることが肯定判定された
ときはステップS6に進み、n=(i/k)×n0 回転
目に振れセンサ23で測定されたクランクシャフトWの
振れをA−Dコンバータ56および入力インタフェース
53を通してCPU51に取り込む。そして、CPU5
1では、ステップS7においてクランクシャフトの回転
角度情報を基に最も大きい振れが図6に示すP1〜P6
のいずれのゾーンに発生しているかを検出する。
加工パス回数n0 =30とすると、ステップS5では、
n=(1/3)×30=10、n=(2/3)×30=
20、n=(3/3)×30=30の演算を行う。そし
て、n=(i/k)×n0 であることが肯定判定された
ときはステップS6に進み、n=(i/k)×n0 回転
目に振れセンサ23で測定されたクランクシャフトWの
振れをA−Dコンバータ56および入力インタフェース
53を通してCPU51に取り込む。そして、CPU5
1では、ステップS7においてクランクシャフトの回転
角度情報を基に最も大きい振れが図6に示すP1〜P6
のいずれのゾーンに発生しているかを検出する。
【0036】次のステップS8では、測定した振れ量お
よび検出したゾーンをアドレスポインタとしてメモリ5
2上の荷重変更位置および荷重指令値テーブルを検索す
ることにより、振れを減衰させるための荷重変更位置
(ピンまたはジャーナル)およびその荷重指令値を選定
する。そして、次のステップS9では、選定された荷重
変更位置データに基づいて振れを減衰させるのに必要な
ピンまたはジャーナルの上部および下部アームを閉止動
作させている加圧用シリンダ32または40を選定し、
さらに選定された荷重指令値を出力インタフェース54
を通してD−Aコンバータ57に出力し、このD−Aコ
ンバータ57によりアナログ量(電流)に変換した後、
この電流をアンプ58または59を介して、選択された
電流制御減圧弁60または61に加えることにより、該
減圧弁60または61の設定圧を制御する。これによ
り、選択されたピン部またはジャーナル部に作用する荷
重を変更し、振れが発生する方向と逆方向の力をクラン
クシャフトに発生させることでクランクシャフトの振れ
を減衰させる。
よび検出したゾーンをアドレスポインタとしてメモリ5
2上の荷重変更位置および荷重指令値テーブルを検索す
ることにより、振れを減衰させるための荷重変更位置
(ピンまたはジャーナル)およびその荷重指令値を選定
する。そして、次のステップS9では、選定された荷重
変更位置データに基づいて振れを減衰させるのに必要な
ピンまたはジャーナルの上部および下部アームを閉止動
作させている加圧用シリンダ32または40を選定し、
さらに選定された荷重指令値を出力インタフェース54
を通してD−Aコンバータ57に出力し、このD−Aコ
ンバータ57によりアナログ量(電流)に変換した後、
この電流をアンプ58または59を介して、選択された
電流制御減圧弁60または61に加えることにより、該
減圧弁60または61の設定圧を制御する。これによ
り、選択されたピン部またはジャーナル部に作用する荷
重を変更し、振れが発生する方向と逆方向の力をクラン
クシャフトに発生させることでクランクシャフトの振れ
を減衰させる。
【0037】例えば、図6に示すピンP5のゾーンに振
れが発生したことが検出されると、これと逆の位相関係
にあるピンP4を選定し、このピン部に作用するフィレ
ットローラの加圧力を変更して振れ方向と逆方向の力を
発生させれば、ピンP5のゾーンに発生するクランクシ
ャフトWの振れを減衰させることができる。
れが発生したことが検出されると、これと逆の位相関係
にあるピンP4を選定し、このピン部に作用するフィレ
ットローラの加圧力を変更して振れ方向と逆方向の力を
発生させれば、ピンP5のゾーンに発生するクランクシ
ャフトWの振れを減衰させることができる。
【0038】なお、選択さたピン部またはジャーナル部
に作用する荷重は、選択されたピン部またはジャーナル
部の加圧用上部アームに設けた荷重センサ22aまたは
22bにより検出され、この検出信号を制御装置50に
フィードバックすることで指令値に制御される。
に作用する荷重は、選択されたピン部またはジャーナル
部の加圧用上部アームに設けた荷重センサ22aまたは
22bにより検出され、この検出信号を制御装置50に
フィードバックすることで指令値に制御される。
【0039】次のステップS10では、定数カウンタi
のカウント値がi=k(i=3)になったか、つまりn
=n0 (n=30)になったかを判定する。ここで、i
=kでないと判定されたときはステップS3に戻り、定
数カウンタiのカウント値を+1し、i=kになるまで
ステップS4〜S8の処理を繰り返し実行することによ
り振れの測定と荷重力の修正を行う。
のカウント値がi=k(i=3)になったか、つまりn
=n0 (n=30)になったかを判定する。ここで、i
=kでないと判定されたときはステップS3に戻り、定
数カウンタiのカウント値を+1し、i=kになるまで
ステップS4〜S8の処理を繰り返し実行することによ
り振れの測定と荷重力の修正を行う。
【0040】また、i=kであることが判定されたとき
はステップS11に進み、振れの最大値が設定値以下か
を判定する。すなわち、n0 回のローラ加工が終了した
ならば、n0 (=30)回目のステップS6における振
れの最大値が予め設定した値より小さいことを確認し、
肯定判定されたときはステップS12に移動して主軸駆
動モータ16を停止して主軸13を定位置停止させ、ロ
ーラ加工が完了する。
はステップS11に進み、振れの最大値が設定値以下か
を判定する。すなわち、n0 回のローラ加工が終了した
ならば、n0 (=30)回目のステップS6における振
れの最大値が予め設定した値より小さいことを確認し、
肯定判定されたときはステップS12に移動して主軸駆
動モータ16を停止して主軸13を定位置停止させ、ロ
ーラ加工が完了する。
【0041】ステップS11において、n0 回の加工終
了した時点での振れの最大値が設定値以上であると判定
されたときはステップS13に進み、主軸駆動モータ1
6を停止して主軸13を定位置停止させる。そして、次
のステップS14においてローラ加工不良である旨を指
示する。
了した時点での振れの最大値が設定値以上であると判定
されたときはステップS13に進み、主軸駆動モータ1
6を停止して主軸13を定位置停止させる。そして、次
のステップS14においてローラ加工不良である旨を指
示する。
【0042】このような本実施例においては、所定のロ
ーラ加工パス回数n0 に対し、(i/k)×n0 回転目
毎にクランクシャフトの振れを振れセンサにより検出す
るとともに、この振れ方向がいずれのゾーンにあるかを
検出し、この振れ量と振れ方向の情報をアドレスポイン
タとして、予め実験的に求めて構築したテーブルから荷
重変更位置と荷重指令値を検索し、この検索によりテー
ブルから読み出されたデータに基づいて指定されたピン
またはジャーナルに作用する荷重を変化させるようにし
たので、クランクシャフトの振れを自動的に減衰させる
ことができるとともに、個々のクランクシャフトに適し
た加圧力設定を自動的に行うことができ、高精度のロー
ラ加工が可能になるほか、フィレットロール装置の稼働
率も向上できる。
ーラ加工パス回数n0 に対し、(i/k)×n0 回転目
毎にクランクシャフトの振れを振れセンサにより検出す
るとともに、この振れ方向がいずれのゾーンにあるかを
検出し、この振れ量と振れ方向の情報をアドレスポイン
タとして、予め実験的に求めて構築したテーブルから荷
重変更位置と荷重指令値を検索し、この検索によりテー
ブルから読み出されたデータに基づいて指定されたピン
またはジャーナルに作用する荷重を変化させるようにし
たので、クランクシャフトの振れを自動的に減衰させる
ことができるとともに、個々のクランクシャフトに適し
た加圧力設定を自動的に行うことができ、高精度のロー
ラ加工が可能になるほか、フィレットロール装置の稼働
率も向上できる。
【0043】なお、上記実施例では、振れを減衰させる
ための荷重変更位置データおよびこれに対する荷重指令
値データを実験的に求め、これをテーブルに構築した場
合について述べたが、本発明はこれに限定されない。例
えば、振れとその方向のデータを基に演算により求める
ようにしてもよい。
ための荷重変更位置データおよびこれに対する荷重指令
値データを実験的に求め、これをテーブルに構築した場
合について述べたが、本発明はこれに限定されない。例
えば、振れとその方向のデータを基に演算により求める
ようにしてもよい。
【0044】また、上記実施例では、振れが発生したゾ
ーンと逆の方向のゾーンに位置する1つのピンまたはジ
ャーナルに作用する荷重を変化させる場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、複数のピンおよびジャー
ナルの一方または両方に作用する荷重を変化させるよう
にしてもよい。さらにまた、本発明はクランクシャフト
のフィレットロール加工に限らず、その他のフィレット
ロール加工を要する工作物にも適用することができる。
ーンと逆の方向のゾーンに位置する1つのピンまたはジ
ャーナルに作用する荷重を変化させる場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、複数のピンおよびジャー
ナルの一方または両方に作用する荷重を変化させるよう
にしてもよい。さらにまた、本発明はクランクシャフト
のフィレットロール加工に限らず、その他のフィレット
ロール加工を要する工作物にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、工
作物のローラ加工中に工作物の半径方向の振れとその方
向を検出し、この振れ量とその方向情報から振れを減衰
するのに必要なローラ加工部を指定するとともにその荷
重指令値を求め、指定されたローラ加工部に対応するフ
ィレットローラの荷重を荷重指令値データに応じ変化さ
せるようにしたので、工作物のローラ加工時の振れを自
動的に減衰させることができるとともに、工作物に適し
た加圧力設定を自動的に行うことができ、高精度のロー
ラ加工が可能になる。
作物のローラ加工中に工作物の半径方向の振れとその方
向を検出し、この振れ量とその方向情報から振れを減衰
するのに必要なローラ加工部を指定するとともにその荷
重指令値を求め、指定されたローラ加工部に対応するフ
ィレットローラの荷重を荷重指令値データに応じ変化さ
せるようにしたので、工作物のローラ加工時の振れを自
動的に減衰させることができるとともに、工作物に適し
た加圧力設定を自動的に行うことができ、高精度のロー
ラ加工が可能になる。
【図1】本発明の加圧制御装置を適用したフィレットロ
ール装置の全体を示す概略構成図である。
ール装置の全体を示す概略構成図である。
【図2】本実施例におけるフィレット部のローラ加工用
アーム部分の詳細を示す側面図である。
アーム部分の詳細を示す側面図である。
【図3】本実施例におけるピン部とそのフィレットロー
ラ部分の詳細を示す断面図である。
ラ部分の詳細を示す断面図である。
【図4】本発明における加工制御装置の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】本実施例に適用されるクランクシャフトの側面
図である。
図である。
【図6】本実施例におけるデータテーブル構成用のクラ
ンクシャフトのジャーナルとピンとの位置関係を示す説
明図である。
ンクシャフトのジャーナルとピンとの位置関係を示す説
明図である。
【図7】本実施例におけるデータテーブルの構築内容を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図8】本実施例におけるデータテーブルの構築内容を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図9】本実施例におけるデータテーブルの内容を示す
図である。
図である。
【図10】本実施例における加圧制御処理の手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
11 主軸台 12 心押台 13 主軸 14 チャック 16 主軸駆動モータ 17 ロータリエンコーダ 18,20 上部アーム 19,21 下部アーム 22a,22b 荷重センサ 23 振れセンサ 28,29,36,37 ローラホルダ 31,38 フィレットローラ 32,40 加圧用シリンダ 50 制御装置 51 CPU 52 メモリ 61,62 電流制御減圧弁 W クランクシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 武彦 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 生田 博幸 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 平野 修 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 駒田 晋一 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動手段により回転駆動される工作物の
複数のローラ加工部を相対向する両側から保持するロー
ラホルダを各々備えた一対ずつのアームを各ローラ加工
部毎に開閉可能に設け、この各組のアームをそれぞれの
加圧手段により加圧動作させることでローラホルダに設
けたフィレットローラにより前記ローラ加工部のフィレ
ット部分をローラ加工するフィレットロール装置におい
て、前記ローラ加工中の工作物の半径方向の振れ量を検
出する振れセンサと、前記工作物の振れが最大となる方
向を工作物の回転角度に対応づけて検出する振れ方向検
出手段と、前記検出された振れ量と振れ方向の情報に基
づいて前記工作物に生じた振れを減衰させるのに必要な
ローラ加工部を指定しかつ荷重指令値を求める演算手段
と、前記演算手段で指定されたローラ加工部に対応する
加圧手段のフィレットローラ荷重に基づいて変化させる
制御手段とを設けたことを特徴とするフィレットロール
装置の加圧力制御装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25830092A JPH06339857A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フィレットロール装置の加圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25830092A JPH06339857A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フィレットロール装置の加圧力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339857A true JPH06339857A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=17318345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25830092A Pending JPH06339857A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フィレットロール装置の加圧力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06339857A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009039794A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Nissan Motor Co Ltd | フィレットロール加工装置及びフィレットロール加工方法 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25830092A patent/JPH06339857A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009039794A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Nissan Motor Co Ltd | フィレットロール加工装置及びフィレットロール加工方法 |
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