JPH06340145A - キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置 - Google Patents

キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置

Info

Publication number
JPH06340145A
JPH06340145A JP12943193A JP12943193A JPH06340145A JP H06340145 A JPH06340145 A JP H06340145A JP 12943193 A JP12943193 A JP 12943193A JP 12943193 A JP12943193 A JP 12943193A JP H06340145 A JPH06340145 A JP H06340145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
recording
boss
recording head
set lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12943193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yoshikawa
尚志 吉川
Isao Tsukada
功 塚田
Manabu Kanazawa
学 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12943193A priority Critical patent/JPH06340145A/ja
Publication of JPH06340145A publication Critical patent/JPH06340145A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duplication Or Marking (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドをキャリッジに対して回転自在に
取り付けて記録を行う装置において、キャリッジの幅方
向の寸法を小さくする。 【構成】 記録ヘッド7,8をキャリッジ6に固定する
セットレバー(取付部材)の両側に回転の軸となるボス
部11a,11bを設ける。そして、一方のボス部11
aは、もう一方の所定形状(円筒形)のボス部11bが
係合可能な穴11cを有した太い形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスポーザブルタイ
プの記録ヘッドをキャリッジに搭載して移動させること
によりシリアル記録を行うキャリッジ移動装置及びこれ
を備えた記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のキャリッジ移動装置及び
記録装置における記録ヘッドのキャリッジへの取付部材
であるセットレバー101の形状を示す図であり、
(a),(c)は側面図、(b)は正面図となってい
る。また、図12はこのセットレバー101により記録
ヘッド103,104を取り付けてキャリッジ102に
搭載した状態を示す断面図であり、図13はその側面図
である。
【0003】従来より、ワードプロセッサやプリンタ、
電卓等の記録装置においては、記録ヘッドはディスポー
ザブルタイプのものが使用される場合が多い。この場
合、図12及び図13に示すように、記録ヘッド10
3,104をキャリッジ102に搭載し、このキャリッ
ジ102を記録シートの幅方向に往復移動させて記録を
行う所謂シリアル型の記録装置が多く使用されている。
【0004】また、図12に示すように、前記記録ヘッ
ド103,104を複数個平行に並べて一体のキャリッ
ジ102に搭載し、多色記録を行う所謂シリアル型の記
録装置が使用されている。
【0005】通常、前述の記録ヘッド103,104を
キャリッジ102に取り付ける手段として、セットレバ
ー101が広く用いられている。図11はその一例を示
したものである。同図中、101a,101bは同心上
の回転軸となるボス部で、あらかじめ設定されたキャリ
ッジ102の位置にこのボス部101a,101bと対
応した穴が設けられており、その穴に、該セットレバー
101のボス部101a,101bをはめ込むことによ
り、このボス部101a,101bを中心として記録ヘ
ッド103,104が回転自在にキャリッジ102に取
り付けられる。
【0006】更に、記録ヘッド103,104を所定の
キャリッジ位置に設置して、セットレバー101を回転
させることにより、機械的に記録ヘッド103,104
とキャリッジ102を圧縮固定し、それと同時に電気的
接続を行っている。その状態を示したのが図13であ
る。同図中、105はキャリッジ側の電気接点、106
は記録ヘッド側の電気接点であり、セットレバー101
をボス部101a,101bを中心にして図のX方向に
回転させることにより、セットレバー101の前部10
1cが記録ヘッド103,104の所定部107を押し
付け、これにより記録ヘッド103,104の固定及び
電気的導通を行っている。逆に記録ヘッド103,10
4を取り外す場合は、セットレバー101を図のY方向
に回転させることにより行っている。
【0007】また前述したように、複数個の記録ヘッド
(本従来例においては2個の記録ヘッド)103,10
4を平行に並べて一体のキャリッジ102に搭載した例
が図12に示されている。この場合、2個の記録ヘッド
103,104をキャリッジ102に固定するため、2
個のセットレバー101をそれぞれキャリッジ102の
対応した位置にセットし、記録ヘッド103,104を
前述の方法でそれぞれ固定する場合が多く、前述した2
個のセットレバー101は同一形状のものを用いる場合
が多い。
【0008】また図12において2つのセットレバー1
01のボス部101a,101bは、それぞれキャリッ
ジ102の所定位置の壁102a,102b,102c
に設けられた該ボス部101a,101bの軸径に対応
した穴にはめ込まれることにより、キャリッジ102に
回転自在に取り付けられている。更に、記録ヘッド10
3,104の間に位置するキャリッジ102の壁102
bに設けられた穴は、右側のセットレバー101のボス
部101aと、左側のセットレバー101のボス部10
1bとが共有ではめ込まれている。
【0009】このため、前記したキャリッジ102に設
けられた壁102bは、他の壁102a,102cに比
べて前記ボス部101a,101bを共有の穴にはめ込
むため、ほぼ倍以上の幅に設定しなければならないのが
通常である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、キャリッジに設けられた壁の幅寸法
を大きく取らなければならず、それによりキャリッジの
幅方向の寸法が大きくなり、更には、装置全体の幅方向
の寸法も大きくなってしまうという問題点があった。
【0011】また、上記の回転軸となるボス部の長さを
短くすることによってキャリッジの壁の幅寸法を小さく
する方法も考えられるが、この方法によると、セットレ
バーの回転軸が所定の穴からヘッド固定動作時に、セッ
トレバーのたわみ、変形等によりはずれ易くなる可能性
があり、信頼性が低下する恐れがある。
【0012】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、記録ヘッドを取り付けるキャリッジの
幅寸法及び装置全体の幅寸法を大きくすることなく、記
録ヘッドを確実にキャリッジに取り付けることができ、
また信頼性の低下することのないキャリッジ移動装置及
び記録装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のキャリッジ移動
装置は、記録ヘッドをキャリッジに対して回転自在に取
り付ける取付部材を備え、該取付部材は両側に前記回転
の軸となるボス部を有し、一方のボス部はもう一方の所
定形状のボス部が係合可能な穴を有した形状としたもの
である。
【0014】また本発明の記録装置は、記録ヘッドを回
転自在にキャリッジに取り付けて移動させるキャリッジ
移動装置を備え、前記記録ヘッドをキャリッジに取り付
ける取付部材は両側に前記回転の軸となるボス部を有
し、一方のボス部はもう一方の所定形状のボス部が係合
可能な穴を有した形状としたものである。
【0015】また上記の記録装置において、記録ヘッド
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するものであ
って、該熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を
備えるようにしたものである。
【0016】
【作用】本発明のキャリッジ移動装置及び記録装置にお
いては、記録ヘッドのキャリッジへの取付部材の二つの
同軸上の回転軸となるボス部のうち、一方を所定形状に
し、もう一方をそれよりも太くし、更にその中心部に前
記所定形状のボス部の寸法と対応した穴を設けること
で、複数の同一取付部材により、複数個の記録ヘッドを
一体のキャリッジに平行に所定の位置に固定する場合、
隣りあった二つの取付部材の一方の太いボス部の穴に、
もう一方の所定形状のボス部をはめ込んで回転自在とす
ることで、ヘッド間のキャリッジの壁の幅を狭くするこ
とが可能となり、回転軸(ボス部)を短くしなくてもキ
ャリッジの壁の幅を狭くすることが可能となる。
【0017】
【実施例】図1〜図4は本発明の一実施例によるキャリ
ッジ移動装置を備えた記録装置の構成を示す図であり、
図1は正面図、図2は左側面図、図3は右側面断面図、
図4は平面図となっている。この記録装置は、シリアル
タイプのインクジェット記録装置となっており、着脱可
能な記録ヘッドにディスポーザブルタイプのものを使用
している。また、ここでは二つの記録ヘッド使用した例
について示している。
【0018】先ず、装置の全体構成を説明すると、1は
装置本体(フレーム)であり、この装置本体1にキャリ
ッジ6を往復運動させるようになっており、また記録シ
ートを搬送するための駆動源となるDCモータ2が先端
部13にねじ14により取り付けられている。12はモ
ータウォームギアで、前記DCモータ2の軸に圧入固定
されている。3はスクリューホイールギアで、モータウ
ォームギア12と噛合状態にあり、且つ双方向リードス
クリュー5の一端に設けられ、一体に回転する。また双
方向リードスクリュー5は装置本体1に設けられた孔に
挿通され、回転自在な状態にある。
【0019】4は紙送りホイールギアで、本体1に取り
付けられた軸に回転自在に取り付けられており、ギア部
4aはモータウォームギア12と噛合状態にあり、ギア
部4bはギア部4aと一体に回転し、紙送り中間ギア3
5の左端にあるギア部35aと噛合状態にある。また、
紙送り中間ギア35の右端にあるギア部35bは欠歯ギ
アであり、ギア部5aと一体に回転するように本体1に
取り付けられた軸に軸支され、回転自在に支持されてい
る。
【0020】10は送りローラで、その左端部にギア部
10aが設けられており、前記欠歯ギア部35bと一定
の周期をもって噛合状態となる。また、この送りローラ
10は、装置本体1に設けられた孔部に挿通され、回転
可能な状態にある。更に送りローラ10の中央部には弾
性材(例えばゴム材)よりなる円環状の送り部材23が
設けられ、その送り部材23に対向した位置にはピンチ
ローラ20がそれぞれ設けられている。
【0021】上記ピンチローラ20はピンチローラ軸2
1に軸支されており、該軸21は本体1に支承され、回
転自在且つ図3における矢印B方向に移動可能に支持さ
れているとともに、前記ピンチローラ軸21のバネ性に
より送りローラ10を弾圧する方向に支承されている。
したがって、送りローラ10が回転すると、ピンチロー
ラ20との協働作用により記録媒体である記録シート1
5が搬送される。
【0022】次に記録手段及びその関連構成について説
明する。図5は記録ヘッド7,8をキャリッジ6に取り
付けるセットレバー(取付部材)11の形状を示す図
で、(a),(c)は側面図(b)は正面図となってい
る。また、図6はこのセットレバー11で記録ヘッド
7,8を取り付けた状態を示す断面図である。
【0023】図1〜図6において記録手段である二つの
記録ヘッド7,8は、キャリッジ6に平行に搭載されて
おり、キャリッジ6は案内軸9に沿って矢印方向(左右
往復方向)に案内されるようになっている。
【0024】ここで、前記双方向リードスクリュー5に
は180°位相がずれている二つのねじ状のスクリュー
溝5a,5b(図1参照)が形成されており、該二つの
スクリュー溝5a,5bは双方向リードスクリュー5の
両端部5c,5d部で連続的に結合している。また、こ
の双方向リードスクリュー5の溝5aもしくは5bに、
キャリッジ6に突設されたスクリューピン18(図3参
照)が係合している。
【0025】更に、キャリッジ6の後端部にはL字状の
L状突起部6aが設けられていて、前述の案内軸9の
他、このL字状の突起部6aと本体1のレール1aとの
係合によっても左右方向の往復動を案内している。また
図3に示す如く、本体1にはプラテン24が着脱可能に
装着されており、用紙や樹脂薄板等のシート状の非記録
材は入口19から挿入され、出口22から送出されるよ
うになっている。
【0026】また図1〜図4において、不図示の制御回
路から二つの記録ヘッド7,8に、それぞれ画像信号お
よび電力を送給するため、二つのフレキシブル回路基板
26が二つのセットレバー11によってキャリッジ6に
取り付けられた記録ヘッド7,8とそれぞれ電気的に接
続されており、更に別の回路基板17を介して、制御回
路と接続されている。
【0027】16はキャリッジ6のホームポジションを
検出するホームポジション検出器(記録開始位置検出
器)で、透過型のフォト検出器となっており、本体1に
設けられたリブ1c,1dにより該検出器16の凹溝を
遮幣するか否かでホームポジションを検出し、記録開始
位置検出信号を発生する。この検出器16も、キャリッ
ジ6に取り付けられた回路基板17を径て、制御回路に
接続されている。
【0028】また前記記録ヘッド7及び8は、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出する記録手段であって、熱
エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えてい
る。
【0029】次に、記録動作について具体的に説明す
る。上述の制御回路からの駆動信号によりDCモータ2
が所定方向(図1の矢印F方向)に回転駆動されると、
伝達用のホイールギア3を介して双方向リードスクリュ
ー5が図1中の矢印G方向に回転し、スクリュー溝5a
に係合したスクリューピン18によりキャリッジ6は矢
印H方向に移動する。
【0030】そして、更にキャリッジ6が矢印H方向に
移動し、前記スクリューピン18がスクリュー溝部5c
に達して通り過ぎた時点で、スクリュー溝5aと連続的
につながっているスクリュー溝5bに係合し、移動方向
はI方向へ変化する。更にキャリッジ6が矢印I方向に
移動し、スクリューピン18がスクリュー溝5dに達し
て通り過ぎた時点で、スクリュー溝5bと連続的につな
がっているスクリュー溝5aに係合し、移動方向はH方
向へと変化する。以上の繰り返し動作により、キャリッ
ジ6はI方向とH方向の往復運動を行う。
【0031】上述の記録開始位置は、I方向移動の時は
本体1のリブ1c、H方向移動の時はリブ1dにより、
キャリッジに取り付けられたホームポジション検出器1
6によって検出され、記録開始位置検出信号が出力され
る。
【0032】また前述のモータウォームギア12には、
根元部に円盤状のエンコーダスリット12aが一体的に
形成されており、吐出信号検出器25の凹溝に入り込ん
でいる。この吐出信号検出器25は、透過型のフォト検
出器であり、本体1に固定され、制御回路(不図示)に
電気的に接続されている。
【0033】次に記録シートの搬送伝達系について説明
する。記録シート搬送動作は、図1,図4の紙送り中間
ギア35の欠歯ギア35bにより、DCモータ2の回転
に伴ってフィードローラギア10aに間欠的に回転駆動
することで行われる。また、スクリュー5によりキャリ
ッジ6が両側部に位置する近傍で、且つ記録ヘッド7,
8の記録動作に影響のない領域でなされるように設定さ
れている。
【0034】次に本実施例における記録動作について説
明する。なお、図8は本実施例における記録装置の周辺
部の構成を示すブロック図であり、CPU50,キーボ
ード51,表示器52,電源ユニット53,モータ駆動
回路54,記録ヘッド駆動回路55,及び上述の記録装
置56により構成されている。また、記録装置56より
CPU50に入力する信号としては、前記吐出信号検出
器25から出力される吐出位置検出信号と、ホームポジ
ション検出器16から出力される記録開始位置検出信号
の2種類である。
【0035】そして、DCモータ2に電圧を印加して起
動すると、モータウォームギア12に一体に形成された
エンコーダスリット円盤12aにより吐出位置検出信号
が発生する。この信号は、ドットマトリクスにおける各
ドット列に一対一に対応して発生するように設定されて
いる。次にモータウォームギア12の回転により、キャ
リッジ6は例えば図1の右端位置から矢印方向Hに移動
開始する。
【0036】次に、キャリッジ6に固定されたホームポ
ジション検出器16が、本体1のリブ1d(図4参照)
を通過した直後に記録開始位置信号が発生する。CPU
50は前述の吐出開始位置信号を受けると同時にその吐
出位置検出信号に同期して記録信号を記録ヘッド7もし
くは8に選択的に出力する。これにより、図1の矢印H
方向への記録が行われる。
【0037】なお、本実施例では、一方向の記録(1行
分)においては二つの記録ヘッドの内どちらか一方にし
かCPU50から記録信号を与えないものとしている。
そして、上記H方向への記録が終了すると、CPU50
は吐出位置検出信号のパルス数を計数し、あらかじめ設
定されたパルス数をカウント後にモータ2の通電をスト
ップする。この時、前述した如く既に記録シートの搬送
動作も終了しており、キャリッジ6は図1の左端部にて
停止する。
【0038】次に再度モータ2を起動すると、前述のキ
ャリッジ6の往復動作で説明したように、キャリッジ6
は図1の左端から矢印I方向に移動を開始する。また、
このモータ2の起動と同時に、吐出位置検出信号が発生
し、これと同期してCPU50から記録信号を選択的に
出力することで、図1の矢印I方向への記録が行われ
る。
【0039】このようにして、矢印I方向への記録が終
了すると、CPU50は吐出位置検出信号のパルス数を
計数し、所定パルス計数後にモータ2の通電をオフす
る。この時、前述したように記録シート搬送動作も終了
しており、キャリッジ6は図1の右端部に停止する。
【0040】以上のような動作を繰り返すことにより、
記録シートに記録を行うことができる。図9はその動作
タイミングチャートを示したものである。
【0041】また、CPU50はキャリッジ6が左端部
に位置するか、右端部に位置するかを事前に判別する必
要があるが、その方法としては、例えばシステムに電源
が投入された時あるいは特定キーが押下された時に、モ
ータ2の通電を行うようにする。そして、図9,図10
に示すように、吐出開始位置検出信号が矢印H方向,矢
印I方向で異なる形の信号が発生するように図4におけ
るリブ1bを設定しておき、図のX→Y形ならI方向に
移動中、図のY→X形ならH方向に移動中であることを
CPU50が判別することができる。
【0042】なお、パルス信号X,Yに違いがあるの
で、その間の吐出位置検出信号のパルス数を計数するこ
とにより、モータ2の回転速度が異なっても正確に判別
することが可能である。
【0043】次に記録ヘッド7,8のキャリッジ6への
固定方法を具体的に説明する。図5において、11b,
11aは同心軸の回転軸となる左右のボス部である。そ
して、一方のボス部11bは所定形状の円筒形のボス部
であり、もう一方のボス部11aはこのボス部11bの
軸形より太めに形成された円筒形のボス部であり、その
中心部にボス部11bの寸法に対応した係合用の穴11
Cが設けられている。
【0044】また図6は前述のように2個の記録ヘッド
7,8を平行に並べて一体のキャリッジ6に搭載した例
を示しており、二つの記録ヘッド7,8は同一形状の2
つのセットレバー11により固定されている。そして、
キャリッジ6の壁には、前記セットレバー11の回転軸
に対応した貫通穴が設けられている。具体的には、図6
中のキャリッジ壁6bに前記セットレバー11の回転軸
であるボス部11bに対応した穴を設け、キャリッジ6
の壁6c及び6dにはセットレバー11のボス部11a
の軸径に対応した穴が設けられている。
【0045】以上の構成において、先ず図6中のキャリ
ッジ6の左側所定位置に一方のセットレバー11を前記
リブ11b,11aに対応して、キャリッジ6の壁6
b,6cに設けられた穴にはめ込むことにより、前記同
心上のボス部11a,11bを中心として回転自在に取
り付けられる。
【0046】次に、キャリッジ6の右側にもう一方のセ
ットレバー11を、キャリッジ6の壁6dの穴に該セッ
トレバー11のボス部11aをはめ込んで固定し、もう
一方のボス部11bを、先にキャリッジ6に取り付けら
れてキャリッジ6の壁6cから露出しているセットレバ
ー11のボス部11aに設けられた穴11cにはめ込む
ことにより、同心上のボス部11a,11bを中心とし
て回転自在に取り付けられる。つまり、左側のセットレ
バー11のボス部11aの穴11cが、右側のセットレ
バー11のボス部11bの 軸受を兼ねることになる。
【0047】以後の記録ヘッド7,8の固定方法は、従
来例で説明した方法と同様であり、二つの記録ヘッド
7,8を所定のキャリッジ位置に設置し、それぞれのセ
ットレバー11を図3中矢印X方向に回転させることに
より、機械的に記録ヘッド7,8とキャリッジ6を圧縮
固定し、それと同時に電気的接続を行っている。26a
はキャリッジ側の電気接点、7aは記録ヘッド側の電気
接的であり、セットレバー11をボス部11a,11b
を中心に図中X方向に回転することにより、セットレバ
ー11の前部11dが記録ヘッド7,8の所定部7bを
押し付ける。これにより、記録ヘッド7,8の固定及び
電気的導通を行っている。
【0048】このように、複数のディスポーザブルタイ
プの記録ヘッド7,8を一体のキャリッジ6に平行に取
り付けるために、同一形状の複数のセットレバー11で
各々の記録ヘッド7,8をキャリッジ6に固定する場
合、セットレバー11を回転させる時の二つの回転軸と
なるボス部11a,11bにおいて、一方を所定のボス
形状とし、もう一方を、その所定のボスをはめ込み可能
な穴を有したボス形状にすることにより、記録ヘッド間
で二つのボスをはめ込んで実装することで、信頼性を低
下させることなく記録ヘッド間の間隔を狭くする事がで
き、キャリッジ6の幅寸法及び装置全体の寸法を小さく
することが可能となる。
【0049】図7は本発明の他の実施例を示したもので
ある。上述の実施例においては、一方のボス部11aに
設けた穴11cはもう一方のボス部11bの円筒形状に
合わせた形状であり、それぞれのレバーの動作は独立し
ている。しかし本実施例においては、もう一方のボス部
11bの形状を半月形状とし、それに合わせてボス部1
1aの穴11cも半月状にしている。これにより、複数
のセットレバー11をキャリッジ6に前述の実施例と同
様に組み込んだ場合、ボス部11aに設けられた半月状
の穴11cに、他のセットレバー11の半月状のボス部
11bがはめ込まれることになり、二つのセットレバー
11の回転動作は一体となって、一つのセットレバー1
1の動作で他のセットレバー11の動作も行うことが可
能となる。
【0050】なお、本発明は、特にインクジェット記録
装置の中でも、インクの吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段を備
え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起さ
せる方式の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば記録の高密
度化、高精細化が達成できるからである。
【0051】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや流路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長、収縮が行われる
ので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成
でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313244号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0052】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
ほかに熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に有効
である。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基づいて構成とし
ても本発明は有効である。
【0053】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0054】また、搭載される記録ヘッド、インクの種
類ないし個数についても、例えば単色のインクおよび1
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく任意の組み合わせにおいても
有効である。記録装置の記録モードとしては黒色等の記
録モードだけでなく、異なる色の複色カラー、または混
色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明は
有効である。
【0055】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で凝
固するインクであって、室温で軟化もしくは融解するも
のや、あるいは、上述のインクジェットではインク自体
を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行ってイン
クの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するもの
が一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液
状をなすものであれば良い。加えて、熱エネルギーによ
る昇温を防止するため、積極的にインクの固体状態から
液体状態への相変化のエネルギーとして使用せしめるか
または、インクの蒸発防止を目的として放置状態で固化
するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応じた付与によってインクが液化してイ
ンク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時点
ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギー
によって初めて液化する性質のインク使用も本発明には
適用可能である。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0056】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る記録方式等のインクジェット方式において有効であ
る。
【0057】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、上述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには送信受信機能を有するファクシミリ装置の
形態をとるものであっても良い。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録ヘ
ッドをキャリッジに対して回転自在に取り付ける取付部
材の両側に回転の軸となるボス部を設け、一方のボス部
をもう一方の所定形状のボス部が係合可能な穴を有した
形状としたため、記録ヘッドを取り付けるキャリッジの
幅寸法及び装置全体の幅寸法を大きくすることなく、記
録ヘッドを確実にキャリッジに取り付けることができ、
また信頼性の低下することのないキャリッジ移動装置お
よび記録装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による記録装置の構成を示
す正面図
【図2】 図1の記録装置の左側面図
【図3】 図1の記録装置の右側面断面図
【図4】 図1の記録装置の平面図
【図5】 一実施例のセットレバーの形状を示す説明図
【図6】 図5のセットレバーで記録ヘッドを取り付け
た状態を示す断面図
【図7】 本発明の他の実施例によるセットレバーの形
状を示す説明図
【図8】 記録装置の周辺構成を示すブロック図
【図9】 図8の各部の動作を示すタイミングチャート
【図10】 図8の各部の動作を示すタイミングチャー
【図11】 従来の取付部材であるセットレバーの形状
を示す説明図
【図12】 図11のセットレバーで記録ヘッドを取り
付けた状態を示す断面図
【図13】 図12の記録ヘッドを搭載したキャリッジ
の側面図
【符号の説明】
1 装置本体 2 DCモータ 5 双方向リードスクリュー 6 キャリッジ 7 記録ヘッド 8 記録ヘッド 11 セットレバー(取付部材) 11a ボス部 11b ボス部 11c 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドをキャリッジに対して回転自
    在に取り付ける取付部材を備え、該取付部材は両側に前
    記回転の軸となるボス部を有し、一方のボス部はもう一
    方の所定形状のボス部が係合可能な穴を有した形状であ
    ることを特徴とするキャリッジ移動装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドを回転自在にキャリッジに取
    り付けて移動させるキャリッジ移動装置を備え、前記記
    録ヘッドをキャリッジに取り付ける取付部材は両側に前
    記回転の軸となるボス部を有し、一方のボス部はもう一
    方の所定形状のボス部が係合可能な穴を有した形状であ
    ることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して
    インクを吐出するものであって、該熱エネルギーを発生
    するための電気熱変換体を備えていることを特徴とする
    請求項2記載の記録装置。
JP12943193A 1993-05-31 1993-05-31 キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置 Withdrawn JPH06340145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12943193A JPH06340145A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12943193A JPH06340145A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06340145A true JPH06340145A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15009325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12943193A Withdrawn JPH06340145A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06340145A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0630750B1 (en) Recording apparatus having deviation adjusting mechanism
EP0442470B1 (en) Ink jet recording apparatus
JP3241844B2 (ja) 記録装置及び記録方法
EP0570988B1 (en) Ink jet recording system
JP3391823B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH06340145A (ja) キャリッジ移動装置及びこれを備えた記録装置
JP2722289B2 (ja) インクジェット記録装置及び該記録装置用回復装置
JP3162536B2 (ja) 記録装置
JP2960215B2 (ja) キャリッジ移動装置及び記録装置及び読取装置
JP3332523B2 (ja) 記録装置
JPH0516472A (ja) 記録装置
JPH07101588A (ja) 記録装置
JPH05177829A (ja) 記録装置
JP2714346B2 (ja) インクジェット記録装置および情報処理装置
JPH11240181A (ja) 記録装置
JPH07323632A (ja) 記録装置
JPH05135753A (ja) バツテリーパツク装着手段および該手段を有する記録装置
JPH05338309A (ja) シリアル装置
JP3241756B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH06238912A (ja) 記録装置
JPH0781175A (ja) 記録装置および該装置を備えた情報処理システム
JPH0872351A (ja) 記録装置
JPH0524296A (ja) キヤリツジ移動装置及び記録装置
JPH0531989A (ja) キヤリツジ移動装置及び記録装置
JPH05124290A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000801